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ネタの書きこみ その146

473635:2021/02/28(日) 08:35:48 HOST:119-171-231-231.rev.home.ne.jp



「うむ最後の締めは余らか…。」


大鳳の艦上で赤いドレスを来た女性と巫女服を纏うナヨクァラグヤ、艦娘の最上とアルテミスが歩み出る。


「始めましょうか。」

「僕も行けるよ!」

「ディアナよ!準備は良いな!!」

「ふぅ、私は神霊アルテミス本人ではないのですが。」


その四人を見てメルは驚く。


「お姉ちゃん!神様まだ呼ぶの!?」

「いやメル、そこではないだろ?」


驚くメルにそんなことより神が降臨する時点でおかしいとサスアは突っ込みを入れる。
天穴の使徒イゼイラという例もあるがあれは最初から肉体を持った生物だ。
赤いドレスを纏う女性、ローマのの末たる女は舞台で演ずるが如く、扇動するが如く高らかに謳う。


「さあ呼べ月の女帝(ナヨクァラグヤ)、月神を奉ずる艦の娘(最上)よ、余を触媒として!
我が叔父上に祝福を与え給うた女神を、月女神の名を持つ娘(アルテミス)へと、
オリュンポスでもディー・コンセンテスでもなく、この国の、豊葦原瑞穂の国を守りし八百万の神が一柱として!!
些か余と関係も薄い御方であるが…それでも必ず呼んでみせようぞ!『歩み続ける子ら(ローマ)』の為に!!」


彼女らの前にあるのは素木で作られた月女神の為の簡素な神社(かむやしろ)。
遠きポダールの月(イゼイラ)の女帝(ナヨクァラグヤ)、そして月神(月夜見命)を奉じる娘(最上)は榊を持ち祝詞を奏上する。
月女神に八百万の神として降りることを、艦娘アルテミスへの神降ろしを。


「「掛けまくも畏き 月女神神社(かむやしろ)の 大前を拝み奉りて

恐み恐も白さく 大神等の 広き厚き御恵を 辱み奉り

高き尊き 神教のまにまに 天皇を 仰ぎ奉り

直き正しき真心もちて 誠の道に 違ふことなく

負ひ持つ業に 励ましめ給ひ 家門高く 身健に

世のため 人のために 尽さしめ給へと 恐み恐も白す!! 」」


ローマ皇帝、人の姿を持つ舟、愛する者と別れた月の女帝、
そして彼の月女神の写し身。



この因果を以て写し身に月女神は降臨する…「ちょ!?なんで俺まで一緒なんだ!?」筈…。


「ダーリン!世界を超えてまで一緒になんて素敵!!」

「いや呼ばれたのお前だけの筈だろ!?」


艦娘アルテミスに月女神が降りた筈なのだがしゃべる熊?のヌイグルミのまで一緒だった。
しかも月女神はエラいハイテンションであった。
意を決し最上は話しかける。


「あ、あのー。」

「あら?私を呼び出した子ね?」


柏木に話しかけられると月女神は真面目な顔をし一礼する。


「此度は八百万の神の一柱、月神として召喚に応じました。貴方達の力となりましょう…。」

「ありがとうございます、アルテミス様!」

「なん…だと…こいつが真面目?明日は槍が降るどころか世界が滅ぶんじゃ?」

「ダーリン酷い!?」


ギャースカと言い合う一柱を一匹?を他所に降りた者達は集結する。




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