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日本大陸を考察・ネタスレ その153

1名無しさん:2019/08/02(金) 15:09:48 HOST:KD182251115244.au-net.ne.jp
日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。

尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。

投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していれば、どのようなネタでも自由です。
また既存のアニメーション作品、ゲーム作品等の創作物とクロスを取り扱ったネタについては
下記の日本大陸クロスネタスレご利用してください。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸クロスネタスレのみの設定であり、他スレへの持ち出しは厳禁です。


【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。

1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
 その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
 ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
 史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。

2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。

3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
 気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
 すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。

198透過の人:2019/08/11(日) 13:52:25 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>195
ミナス・ジュイラス級2隻とも沈めてますからね。
まあ、内戦後の粛清によってブラジル海軍がガタガタだったのもありますが
ちなみに艦名がシモン・ボリバルではなく、フランシスコ・ミランダなのは同盟国のコロンビアに遠慮したからですね。
>>196
ええ、パットン将軍の言動は全くの史実どおりだったのですが、夢幻会の文化侵略(笑)が進んでいた日墨では中2扱いされてしまいましたw

そして、タイトルに第二次世界大戦3とつけ忘れる痛恨のミス。こういうのってwiki転載時に修正してくれるのでしょうか?
だめならば投下し直しますが

199トゥ!ヘァ!:2019/08/11(日) 15:27:16 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

いきなり参戦国が増えましたねw

まさか最初に動く第三国がブラジルとはなぁ。

200クー&ミー:2019/08/11(日) 15:32:00 HOST:sp49-98-73-61.mse.spmode.ne.jp
パットン将軍のハンニバル発言って史実でもやっていたのか…
案外、本当に転生者だったりしてな(苦笑)

201New:2019/08/11(日) 15:46:14 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。中二ソウルなパットンw

202クー&ミー:2019/08/11(日) 15:59:33 HOST:sp49-98-73-61.mse.spmode.ne.jp
そう言えば、パーシバル将軍って史実ではシンガポールで山下将軍に降伏した御仁か。
一兵卒からの叩き上げで将軍になったから経験豊富だし、史実と違って精鋭部隊を預けられていたらパットン将軍との激戦を繰り広げるのだろうか?

203透過の人:2019/08/11(日) 17:03:09 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>199
ヴァルガス的にはベネズエラを併合して、南米発の列強入りを狙ってましたが、
イギリスからすると勝手すぎる行動に半ギレな感じですね。
なお、ドイツとアメリカはガチギレな模様
>>201
割と史実通りなんですよ。
>>202
>精鋭部隊
英語が通じず士気も低いスペイン植民地部隊。
とりあえず、連れてこられたインド兵とANZAC(互いに嫌悪)
フランスから旗見せ程度に送られた海兵隊
こんな感じです。

204クー&ミー:2019/08/11(日) 18:04:42 HOST:sp49-98-73-61.mse.spmode.ne.jp
あっ(察し)
これ、下手したらパットンに「Yes or No?」と聞かれて降伏するパターンになりそうですね。
史実のパットンを考えると違和感は無いな。

英軍戦車部隊は米陸軍歩兵のバズーカに食われるかな

205名無しさん:2019/08/11(日) 22:13:51 HOST:210-172-27-129.cust.bit-drive.ne.jp
乙です、でも実際大粛清は行わなきゃ軍の統制がままならない事態になったオチと

206クー&ミー:2019/08/11(日) 22:42:38 HOST:sp49-106-215-247.msf.spmode.ne.jp
何となく世界最大の銀鉱山を調べていたけど、史実の現役鉱山だとカニングトン鉱山の7087t+αになるのか。
同じサイトに載っていた年間生産量を考えると採掘された分を合わせたら11000〜12000tの銀が埋蔵されていると思われる。

ちなみに、ポトシのwikiでは45000tの銀を産出したと有る。
そうなると、過去の鉱山を含めるとポトシ銀山が世界最大の銀鉱山か…?

つまり、日本大陸の石見銀山はガチで世界最大の銀鉱山になるのか。
なお、日本大陸における銀埋蔵量を見ると…銀鉱山の埋蔵量世界トップ5が日本大陸(石見、豊羽、佐渡、神岡、生野)で占められる可能性も。

菱刈鉱山の最新の銀生産量が分かればいいんだけど、資料が無いなぁ。
取り敢えず、古い資料から仮の埋蔵量は出している模様。

207ハニワ一号:2019/08/11(日) 22:53:00 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
日墨のパットンをトミーが仲間を見る目で見ていそうw
パットンが戦後まで生き延びていたらトミーが日本に招待していそうw

208クー&ミー:2019/08/11(日) 23:29:12 HOST:sp49-106-215-247.msf.spmode.ne.jp
現時点では、世界に2人しか居ない邪気眼使い()だもんな…
トミーも共感を感じるなぁ。

…戦後に一部の人間がトミー×パットン本を書きそうな気がしてきた。

209クー&ミー:2019/08/12(月) 00:06:19 HOST:sp49-106-215-247.msf.spmode.ne.jp
ネットで資料を漁っていると、鉛も世界有数の埋蔵量が有るんじゃないかと思い始めた次第。
となれば、金、銀、亜鉛、鉛、タングステン、インジウムが世界レベルか。

後は、20世紀における採掘量をどれだけ抑えられるかだな。

20世紀に採掘を節約出来たら、レッド・ドッグ鉱山(アラスカ)やカニングトン鉱山(オーストラリア)も怖くない。

210透過の人:2019/08/12(月) 00:39:39 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>204
一応、インド兵とANZACはちゃんとした兵士ですし、フランス海兵隊は文字通りの少数精鋭ですから

携帯対戦車火器はイギリスも持ち込んでますね。
>>207>>208
本人的には大真面目なのも共通点ですね。

211クー&ミー:2019/08/12(月) 00:44:27 HOST:sp49-106-215-247.msf.spmode.ne.jp
>>210
つまり、将軍が各部隊を上手く御す事が出来れば何とかなると云う事ですね。
となると、インド兵とANZACの配置は一番考えないと…。

212クー&ミー:2019/08/12(月) 01:09:13 HOST:sp49-106-215-247.msf.spmode.ne.jp
表のPDF化完了。
投稿は、艦隊バトルでピンチとシャニマスのデイリーをやらないといけないので月曜に()

213ホワイトベアー:2019/08/12(月) 15:55:03 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 

1939年9月1日、ソ連赤軍のポーランド侵攻によって後に第二次世界大戦と呼ばれる戦争がおきる事になるが、このときにはそこまで大きな戦争になると想像した人間は極めて少なかった。

この時のポーランド軍はドイツとの国境付近に軍を集中させていたこともあって、ソ連赤軍は大した妨害もなくポーランド領に雪崩れ込むことに成功する。

これを受けたポーランド軍は急いで主力を東部に移動させよとするがドイツへの備えもあってすべての部隊を送る事は出来なかった。しかし、送られた部隊は一〇式中戦車が配備されている部隊であり、ソ連軍に対して比較的優位に戦えた。しかし、数が圧倒的なまでに足らず、一度はカーゾン線まで赤軍を押し返す事に成功したものの、戦線を維持する事は極めて困難であり、結果としてドイツ国境上にいたほぼすべての部隊が防衛線に配備されていった。

自国ではこれ以上もたせられないと考えたポーランドは同盟国であったイギリスやフランスに援軍を求めたが、両国はドイツがどう動くかわからない以上下手に動いて大戦をおこすことは避けたいと思い動くことができず、結果としてポーランドは自国のみで対処する必要に迫られた。

そんななかでポーランド国内でドイツ帝国はイグナツィ・モシチツキに現状、残っている領土を保証占領する事を提案する。彼は当初はこのふざけるな!!っとドイツの提案を拒否するが、日増しに悪化する戦況、一向に動こうとしない西部同盟国などの状況をかんがみて最終的にはこの提案を受け入れるしかなかった。

ポーランド正規軍のなかにはこれに反対する勢力も多くいたが、軍の大半が前線でソ連赤軍と対峙している状況で、これに反対してドイツ帝国に攻撃を加えてもポーランドの滅亡を早めるだけだとして渋々ながらこの決定を受諾。ドイツ軍の進駐が始まるのとあわせてソ連赤軍の行動も停止していったのでポーランド軍も武装を解除していった。

結果としてポーランドは史実より早くわずか半月ちょっとで北部を除きカーゾン線で独ソに分割される事になった。

ソ連のポーランド侵攻とそれに呼応したドイツのポーランド進駐に対して国際社会は敏感に反応を示す。日米はソ連とドイツの動きを事実上の共謀したポーランド分割であると公然と非難して、ソ連との国交正常化交渉の打ち切りを発表。さらにイギリスやフランス、オーストリアがドイツ帝国と開戦した場合はこれを支援すると発表する。イギリスとフランスは予備役の動員を開始、仏独国境では緊張が高まっていき、ドイツも独仏国境付近にあるジークフリード線と独墺国境付近のルーデンドルフ線の部隊を増強するなど戦争の準備を始める。

そんななかで今後の方針を話し合うためにイギリスのチェンバレン首相とフランスのダラディエ首相、オーストリア・ハンガリー帝国のドルフース首相はロンドンで極秘裏の会議を開いた。

この会議では英仏墺三国はいまだに戦争の準備が万全ではなく、さらに世論もポーランドが自主的にドイツに進駐を依頼したこともあって参戦派がそこまでいないこともあって、ひとまずアメリカを仲介としてドイツ帝国との会談を開くことを決定、ドイツの事実上の同盟国であるイタリアのムッソリーニに仲介を打診する。

これを受けたムッソリーニは英仏墺の打診にイタリアの国際的なアピールとなるとして喜んでこれを受け入れ、イギリスのチェンバレン首相、フランスのダラディエ首相、オーストリアのドルフース首相、ドイツのヒトラー首相、そして自身が参加する国際会議を開くことをドイツ帝国に打診した。

214ホワイトベアー:2019/08/12(月) 15:56:41 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
ヒトラーもこの打診を応諾し、ポーランド進駐から開始からわずか4日後の1939年9月16日にミラノにて五カ国の首脳による会談が実施される。

ヒトラーはこの席にてポーランドへの進駐は共産主義勢力の勢力拡大を防ぐためにポーランド側の要請を承けて行ったことであり、ドイツ帝国には一片の領土的野心は存在しないと宣言、さらに適切な時期がくればポーランドを独立させることをイギリスやフランス、オーストリア、さらにオブザーバーとして参加していたモシチツキに約束し、実際にポーランドの行政はイグナツィ・モシチツキ率いる旧ポーランド政府に一任されているなどの現状からイギリスとフランスはドイツの言い分を受け入れる事になった。

この背景には国民が平和を望んでいた事や戦争の準備が整っていないこと、ドイツ帝国を共産主義への楯にしたいと言う考え以上にこれ以上日米の欧州での影響力拡大を防ぎたいと言う共通の意思があり、結果として、ポーランド第二共和国の実質的な分割は国際的にも承認される事になった。日米の首脳は英仏墺の弱腰な姿勢に苦虫を噛んだかの表情になるが、両国の国民のほとんどはこの一連の事態に対して興味を持っておらず、さらに具体的なアクションをおこす前にポーランド全土がドイツとソ連の手に落ちてしまったことから、これを受け入れるしかなかった。

しかし、ただ受け入れるだけではドイツ帝国を増長させなねないとして、日本はドイツ帝国に圧力を加える為に、第一次世界大戦終結後に駆逐艇8隻、航空機60機(戦闘機20機、哨戒機18機、早期警戒機4機、救難ヘリコプター8機、輸送機6機、空中給油機2機、飛行艇2機)、陸上部隊1,200名にまで縮小していたアイスランド駐留部隊の増強を決定、その一環として現役復帰した長門型3隻と瑞鶴型航空母艦2隻を中核とした第六艦隊(※1)を臨時に編成し、巡防艦(フリゲート)6隻からなる第6海上護衛隊(※2)と第1潜水艦隊第6潜水戦隊(※3)とともにアイスランドに向けて出発する。また、海軍海兵隊から第3陸戦師団および第6陸戦師団を陸軍から第1山岳師団、第36歩兵師団をアイスランドに派遣することも決定する。

一方、欧州では、この会議によって戦争の危機は一時的にであるが下がり、英仏墺の国民はこの会議に参加した首脳たちを褒め称え、世界大戦は無事に回避され、平和が訪れたという喜びに包まれる事になる。

会議の立役者であったチェンバレン首相や平和の使者となったムッソリーニは讃えられることになり、チェンバレンやムッソリーニにの名前を関する町がフランスやイギリスにて見られるようになる。

西欧で資本主義諸国がこうした交渉を行っているなかでソ連はバルト三国に圧力を加えていき、これらの国々の領土内にソ連軍基地の設置を認める自動延長の相互援助条約を強制的に結ばさせ、東欧における足場を固めると、次の獲物としてフィンランドに圧力を加え始める。

もともと、ソビエト政権にとって、革命発祥の地であり、ソ連第2の大都市であるレニングラードと近すぎるフィンランド国境は、重要な安全保障上の課題であり、1938年よりフィンランド政府と非公式ながら国境の再設定の為の交渉を始めていた。この交渉はスターリンにしては非常に大きく譲歩する事になるが、しかし、フィンランドはほとんど妥協せず、1939年には交渉自体が暗礁に乗り上げてしまう。

215ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:00:12 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
そうして最終的にソ連は史実と同様に1939年11月30日に宣戦布告なしに23個師団45万名の将兵を以って、フィンランド国境全域に対しての侵攻を開始する。

この世界でのソ連は日米のせいで領土も人口も工業力も史実より劣ってはいたが、それでも世界有数の大国であり、陸軍国であった。対するフィンランドは総人口370万人であり、ソ連の一年間の自然人口増加数(おおよそ300万)と対して変わらない小国であった。

軍備もソ連赤軍は現役師団のみで130個師団を抱えているのに対してフィンランド軍は9個師団と4個旅団、それにいくつかの独立部隊しか有していなかった。

それほどまでに国力・軍事力の桁が違う国家が本気を出して攻めてきたのである。欧州各国はもちろん、世界中の国家、フィンランドやソ連含めて、がソ連の短期間での勝利を確信していた。しかし、その予想はソ連が侵攻を開始した当日中に覆されることになる。

それはなぜか、理由は極めて簡単であった。大日本帝国とアメリカ合衆国と言うソ連に匹敵しうる2つの大国がフィンランドへの6個師団規模の義勇軍の派遣から始まり、無償・有償での物資支援、莫大な資金援助などを表明したからだ。そして、日本はアイスランドに向かっていた第6艦隊から第12航空打撃戦隊と第13駆逐隊、第14潜水戦隊を除く部隊と4個師団を中心に遣欧軍を編成し、アイスランド駐留軍司令官に内定していた今村 均大将を指揮官としてフィンランドに向かわせる。

この表明はイギリスやフランス、ドイツなどの中立国や戦争を仕掛けたソ連はもちろん、援助を受ける事になったフィンランド自身も仰天することになる。

各国では勝ち目など本来はあるはずもないフィンランドに両国が肩入れするのかを混乱するものや、本来なら小国であるはずのフィンランドが大国のソ連にほとんど妥協せずにいたのは日米との密約があったからこそではないかといぶかしむ者など様々な反応を見せる。

しかし、なぜ、日米がフィンランドに援軍を出したのか。それは極めて簡単な理由であった。この頃の日米は「独ソ不可侵条約」とポーランドの併合によって後顧の憂いをたったソ連が極東ロシア帝国に大挙攻め込んでくる可能性に怯えたからだ。特にアメリカはその可能性に大いに震え上がり、アジアの兵力の増強を開始していた。しかし、現状のなんの準備も出来ていない状態で攻められると最終的には勝てるが、極東ロシア帝国に甚大な被害を出しかねない。そこで日米は自らの準備が最低限整うまでソ連の目を欧州に釘付けにしたかったのだ。

一方、日米の支援を知ったソ連であるが、彼らは比較的この事を重要視ししなかった。無論、ドイツや北欧諸国に中立を保ち日本軍の船団を通さないように打診するが、それも形式的なものであった。彼らからしたらフィンランド戦など長くても二週間、早ければ一週間で終わらすことができると考えていたのだ。

しかし、それが甘い考えであったことに気づくためにソ連赤軍は高い授業料を払うことになる。

まず始めにそのことを気づかされたのはソ連空軍であった。彼らは開戦当初、国境地帯の他、ヘルシンキ、ヴィープリなど数都市を空爆するために航空部隊をフィンランド領に送り込む。しかし、これらの部隊はフィンランド空軍による熱烈な歓迎を受ける事になり、大損害を被る事になる。無論、数を活かして、迎撃機を振り切れる幸運な機体もいるにはいたが、それらの機体はフィンランド陸軍の高射砲によって有効な爆撃ができなかった。

216ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:00:53 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
特にフィンランド首都であるヘルシンキでは徹底した防空体制が引かれており、同市を爆撃するために飛行していた爆撃機部隊は、彼らの頭上から襲いかかってきたフィンランド空軍第21戦闘機戦隊によって文字通り全滅させられてしまう。

なぜ、フィンランド空軍がここまでソ連空軍を圧倒できたか。それは運用している航空機の性能に圧倒的な差があったからである。

この頃のソ連空軍はHe112のライセンス機であるYak-1や日米の高高度爆撃機を迎撃するために開発されたMig-1(※4)、I-16などの単葉機やドイツ帝国と共同で開発したI-22(※5)といったロケット戦闘機の配備も進めていたが、これらの新型機は日本による本土爆撃を警戒してウクライナなどソ連本土の要所に配備されるか、ロシア帝国による侵攻を警戒してシベリアに配備されており、フィンランドに投入されたのはI-15(※6)やSBなどの旧式機がメインであった。

対するフィンランド空軍は日本やアメリカから購入した一五式艦上戦闘機五四型(※7)やP-48G(※8)と言ったプロペラ機としては高性能な機体を運用しており、空では圧倒的なキルレートを誇っていた。

空でソ連空軍が蹴散らされている一方、ソ連赤軍地上部隊は圧倒的な砲兵の支援のもとで第7軍と第8軍がカレリアへの侵攻を開始、パニックをおこしたフィンランド軍の一部を蹴散らしながら進撃していた。幸いこれらの地域の住民たちは事前に避難をしており、民間人の被害こそ出なかったが。

これに対してフィンランド軍はタルヴェラ大佐に1個歩兵連隊と3個野戦補充大隊を与えて独立作戦集団を編成、カレリアへの援軍にむかわせる。

また、それ以外の方面でも予定より早く戦線の縮小を余儀なくされ、少ない予備兵力はこれらの戦線に回されていくなど、空とは違い陸ではフィンランドは押されていた。

その後も赤軍は順調に攻勢を進めていき、12月1日までにはテリヲキを占領して、傀儡たるフィンランド人民政府を設置していた。さらにフィンランドを南北に分断するためスオムッサルミの攻略を目指していた第9軍は先鋒の第163狙撃師団が国境から30km進出し、ラーテ街道を西進していた。

しかし、フィンランド軍が混乱を続け後退している最中に、コッラ周辺に展開していた第34連隊が混乱からいち早く立ち直り反撃に移るなど、フィンランド軍の混乱は次第に回復していった。そして、フィンランド軍は当初の計画通り占領されそうな集落はことごとく焼き払い、撤退していたため、ソ連赤軍は集落を占領してもろくに暖をとることは不可能であった。さらに野外で暖をとるために火をおこせば狙撃され、フィンランド軍のスキー部隊は昼夜を問わずに奇襲を仕掛けてくるので、警戒を解くことはできない。さらに有線通信網はズタズタで、無線もフィンランド軍によって偽の命令や情報、救難要請が飛び交って混乱中という有様であり、そんな戦況によってソ連赤軍の士気は次第に下がっていき、侵攻スピードは目に見えて低下していった。

217ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:02:16 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
さらに、フィンランドの自然もソ連赤軍に猛威を振るっていく。

これにはモスクワのソ連上層部も次第に焦りを見せていく。そして北欧諸国やドイツに圧力を加えて日米の義勇軍や支援物資を満載した輸送船団をフィンランドに到着させないように動き始める。実際にこの圧力を受けたノルウェーやデンマークは日本の船団の領海通過を拒否するが、日米がイギリスやフランスに圧力をかけてノルウェーやデンマークへの石油や石炭などの輸出を渋らせるなど外交圧力を加えると領海の通過を認める事になった。

そして、ソ連赤軍が一向にフィンランドを制圧する事ができない状態で日米連合軍の増援の第一陣が到着する。この時、到着したのは日本の。部隊であり、海軍海兵隊の第6陸戦師団を除いてアラスカや北海道などに配備されていた部隊でもあった。そのため充実した防寒装備やスノーモービルなどの冬季装備を有しており、早々にフィンランドの環境に適応、アラスカを管轄としていた第1山岳師団はシーラスヴオ大佐指揮下のフィンランド軍第9師団と共同でスオムッサルミ方面に進出、同じくアラスカを管轄としていた陸軍第13歩兵師団は4個の混成旅団に分割されコッラを含めたカレリア軍の増援として前線に配備された。

海兵隊の2個師団はフィンランドでは貴重な機械化された部隊(機甲師団と機械化師団)と言うこともあって予備戦力として後方で待機する事になる。なお、この時には第二陣としてウォルター・クルーガー中将を指揮官としたアメリカ軍2個師団が膨大な物資とともに大西洋を航行中であり、一週間と少しでフィンランドに到着する予定であった。

無論、日本軍も多くの装備をフィンランドに供与しており、重装備こそ少ないものの対戦車兵器として和製カールグスタフと言うべき一八式携帯型無反動砲が1,000基近くが供与され、さらに六式半自動小銃の発展改良型である二四式狙撃銃や和製UZIである二〇式機関拳銃など多くの装備が供与された。

これらの装備はフィンランド軍に広く配備され、ソ連赤軍に地獄を見せる事になる。

こうした理由によって当初の作戦予定から大幅に遅れをとっていたソ連赤軍はこの戦況を変えるために南部北部のフィンランド部隊を分断可能なコッラ川に突破口を作る事を決定する。しかし、この時のソ連赤軍は大粛清の影響であり、どの師団もまともな訓練を受けたのは多くて五割、少ないと二割という有り様であり、高度な、いや、通常の作戦行動をとる事は不可能であった。そこでソ連赤軍は極めて簡単でバカでも行える戦法をとる。そう、歩兵の数と火力の力で押し潰すと言うものだ。

218ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:08:12 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
ソ連軍第8軍は司令官のイヴァン・ハバロフは56師団および75師団にコッラを越えるように厳命、そして第8軍軍砲兵、56師団、75師団師団砲兵による一斉砲撃が開始され、フィンランド軍陣地に雨霰と砲弾を叩き込む。しかし、第一次世界大戦でも同じような光景が見られるが、塹壕陣地に籠る部隊に砲兵の攻撃は大した効果はなく、コッラを防衛していたフィンランド軍第13連隊および日本義勇軍第13歩兵師団第1混成旅団には大した損害は出なかった。そして砲撃がやむと密集隊形で氷上をひたすら直進的に進軍してくるソ連赤軍に対して防衛陣地から九一式重機関銃や二四式狙撃銃などで次々と銃弾を浴びせていき、さらに洋上に展開していた日本海軍の第11航空打撃戦隊所属の攻撃機隊(※9)による優先的な航空支援もあって、ソ連赤軍に大きな損害を与え続ける。しかし、ソ連赤軍は自軍の損害を気にせず攻撃を続けていき、一部部隊は防衛陣地にとりつく事に成功した。しかし、これらの部隊はフィンランド側の増援が到着すると防衛陣地から叩き出されていき、結果として2個師団を動員してもコッラを越えることはできなかった。その後、コッラ方面では膠着状態に持ち込む事に成功する。

一方、カレリア地峡戦線では日米独三カ国の支援のもとで建設されたフィンランド軍の要塞線であるマンネルハイム線を巡ってソ連赤軍第7軍とフィンランド軍カレリア地峡防衛軍の間で激しい戦いが行われていたが、フィンランド側の決死の戦いぶりから第7軍は撃退し続けられていた。そこでソ連赤軍はKV-1を主力とした戦車部隊を投入、陣地ごと戦車で踏み潰さんとする。

この時のフィンランド軍主力戦車は日本製の軽戦車である一二式軽戦車で、この戦車では重装甲なKV-1に対抗することは極めて難しく、それを理解していたからこそ投入したのだ。

この判断はある意味で正しく、また、ある意味で間違えであった。確かに一二式軽戦車の主砲である40口径75mm戦車砲では正面からKV-1の撃破は難しかった。しかし、側面や後方からは撃破することはできなくはない。さらに歩兵部隊にはKV-1を正面から撃破可能な一八式携帯型無反動砲が配備されていた。

さらにモスクワからの強い要求によって戦力の逐次投入をおこない、随伴歩兵もつけていないなど、ソ連赤軍側の戦術ミスの助けもあって、この戦車を投入したソ連赤軍の攻勢は失敗してしまう。

そして、投入したKV-1はそのほとんどがフィンランド戦車部隊に半包囲され、側面からの砲撃によって側面を食い破られ、撃破されてしまう。その後もカレリア地峡で一進一退の攻防戦が行われるが、フィンランド軍はソ連空軍を撃破し続けた。

そして、フィンランド軍と日本軍は初の本格的な反抗を計画、第139狙撃師団と第163狙撃師団の包囲殲滅を行うために動き出す。

ソ連の圧勝を誰もが予想した戦争はその予想を覆し、フィンランドはかつて巨人ゴリアゲに挑んだダビデの様にソ連に向かっていた。

219ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:09:08 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
(※1)
第6艦隊 編成
第9戦隊
長門型戦艦《駿河》《近江》《紀伊》

第11航空打撃戦隊
瑞鶴型航空母艦《龍鶴》
蒼龍型航空母艦《白龍》
最上型ミサイル巡洋艦 1隻
秋月型ミサイル駆逐艦 4隻

第12航空打撃戦隊
瑞鶴型航空母艦《雲鶴》
蒼龍型航空母艦《翔龍》
最上型ミサイル巡洋艦 1隻
秋月型ミサイル駆逐艦 4隻

第15巡洋戦隊
改鞍馬型ミサイル巡洋艦《黒姫》《蓬莱》

第46駆逐隊
島風型艦隊型駆逐艦  4隻

第14潜水戦隊
呂-二六〇型攻撃型原子力潜水艦 4隻

第8遠征打撃戦隊
秋津州型強襲揚陸艦    1隻
頼成型ドック型揚陸艦   3隻
足羽型ドック型輸送揚陸艦 1隻

(※2)
第6海上護衛隊
石垣型巡防艦 3隻
名蔵型巡防艦 3隻

(※3)
第1潜水艦隊第6潜水戦隊編成
大野型潜水艦救難艦       1隻
伊-三〇〇型戦略型原子力潜水艦 2隻

(※4)史実 Mig-3 相当

(※5)史実 Me263 相当

(※6)史実 I-153 相当

(※7) 史実 F4U-5相当の機体

(※8) 史実 仮称紫電性能向上型 相当の機体。

(※9) 史実 A-6C 相当の機体である三三式艦上戦闘機一二型で構成された部隊。

おまけ
艦艇紹介
最上型ミサイル巡洋艦
排水量:5,700t、速力:33kt、兵装:
54口径127mm単装速射砲2基、連装ミサイル発射機2基、8連装ミサイル発射機1基、8連装対潜ミサイル発射機1基、三連装魚雷発射管2基

改鞍馬型ミサイル巡洋艦
排水量:13,600t、速力:33kt、兵装:55口径20.3cm三連装砲2基、38口径12.7cm連装砲5基、50口径7.6cm連装砲4基、連装ミサイル発射機2基

石垣型巡防艦
排水量:2,640t、速力、27kt、兵装:62口径7.6cm単装速射砲1基、8連装対潜ミサイル発射機1基、8連装ミサイル発射機1基、連装短魚雷発射管2基

名蔵型巡防艦
排水量:2,100t、速力:27kt、兵装:62口径7.6cm単装速射砲2基、8連装対潜ミサイル発射機1基、三連装装魚雷発射管2基

秋津州型強襲揚陸艦
排水量:25,300t、最大速力:24kt、兵装:50口径76mm連装砲4基、搭載兵員:1,900名、搭載航空機数:大型回転翼輸送機26機、搭載艇:汎用輸送艇2隻、積載量能力:多数

足羽(あすわ)型ドック型輸送揚陸艦
排水量:9,201t、最大速力:17.2kt、兵装:30mm連装機関砲6基、搭載兵員:930名、搭載航空機数:大型回転翼輸送機6機、搭載艇:戦車輸送艇1隻or汎用揚陸艇9隻

頼成(らいじょう)型ドック型揚陸艦
排水量:6,800t、最大速力:22kt、兵装:30mm連装機関砲6基、搭載兵員:歩兵330名、搭載能力:多数、搭載艇:汎用揚陸艇8隻

伊-三〇〇型戦略型原子力潜水艦
排水量:6,000t、最大速力:25kt、兵装:533mm水圧式魚雷発射管6門、垂直式潜水艦発射型弾道ミサイル発射管16門

220ホワイトベアー:2019/08/12(月) 16:10:00 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。wikiへの転載はOKです。

221New:2019/08/12(月) 16:27:00 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙ドイツは開戦を踏みとどまったけどソ連はフィンランドに凸か・・・
日米が総力挙げてよく肝練ったムーミン助けてるせいでソ連兵士
の屍の山が順調に築き上げられていく

222クー&ミー:2019/08/12(月) 16:30:24 HOST:sp49-96-41-231.mse.spmode.ne.jp
乙です。
欧州は平常運転ですかね。

ソ連は、相手が悪すぎたな(定型文)

フィンランド政府「(そのうち来るかもしれない支援物資代金の取り立てが心配です)」

223透過の人:2019/08/12(月) 16:47:41 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
ホワイトベアー氏乙です。
ムッソリーニが大活躍ですね。実際多言語に堪能なので史実ミュンヘン会談でも活躍したそうですが
そして、赤軍は高い授業料を払いましたね…

224ホワイトベアー:2019/08/12(月) 17:23:47 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
>>221
フィンランドの国境は冗談抜きにソ連にとっては国防の危機ですからね。レーニングラードを守るためには攻めにいくしかありませんでした。

>>222
日米「国内に航空基地とロケット打ち上げ施設に必要な土地を貸してくれれて、全種類の航空機と持ち込んだロケット(意味深)を持ち込む事を許可してくれるのならば免除してあげるよ(ゲス顔)」

>>232
ムッソリーニ「ようやく我が世の春キタ━(゚∀゚)━!」

ヒトラー、チェンバレン、ダラディエ、ドルフース(コイツUZEEEEEEEE)

>>赤軍は高い授業料を払いましたね
赤軍「ぼったや、ぼったくや」

フィンランド「お客様、まだ入学金しか払っておりませんw」

225クー&ミー:2019/08/12(月) 18:03:53 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
フィンランド政府「鬼!悪魔!ちh…日米!」

226トゥ!ヘァ!:2019/08/12(月) 18:21:07 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

ドイツは今のところ史実より上手く立ち回っていますね。

ソ連は安定のフィンランド侵攻。しかし史実以上のフィンランドの奮戦と日米による義勇軍派遣で大分痛い目みてますねw

227クー&ミー:2019/08/12(月) 19:25:53 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
資源考察の改訂が終わりましたので投稿しておきます。

鉱物資源考察の方は各解説文も変更しました。
石油資源考察の方は八橋油田の累計生産量を変更しただけな模様。

鉱物資源考察
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1919479.pdf

石油資源考察
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1919480.pdf


まとめwikiへの掲載は自分で行おうと思います。

228透過の人:2019/08/12(月) 19:26:51 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>225
なんでや最近ちっひ、石くれたり(モバマス)、無料ガシャ開催してくれたやろ(デレステ)

日墨ルート新作投下します。

229クー&ミー:2019/08/12(月) 19:28:08 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
多分、誤植はないはず。

230透過の人:2019/08/12(月) 19:30:44 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート 第二次世界大戦4

第二次世界大戦初頭に置いてドイツ南部国境地帯は余りに平穏だった。
ここではドイツとドナウ連邦の間では双方による爆撃と空中戦が行われる程度であり、ルール地方の血で血を洗う戦場に比べればのどかなものだった。
公には国境地帯に両国が築いた要塞線が理由とされていたが、先の大戦を経ても未だに失われていない大ドイツ主義的な民族意識が背景にあるのは明らかだった。
もちろんこの状況を英仏はまやかし戦争、とよんで批難し、今すぐドイツ南部に兵をすすめるように求めたのだが、開戦とともに活発化しつつあるイタリア民族主義者の活動を抑えるために動かすことは出来無い。と言われれば、何もできなかった。
英仏としてもただでさえ忙しいこの状況で、イタリア人に背後から刺されることは避けたかったからだ。

そんなドナウ連邦を変心させるべく、1942年7月9日、連合国軍によるルール地域のドルトムントを目標にした夏季攻勢がはじまった。
イギリス軍はカヴェナンター、クルセイダー(注)、ラムといった巡航戦車に加え、バレンタイン(注2)歩兵戦車を装備していた。
フランス軍もシャールG1bis、シャール3C(注3)をはじめとする従来通りの戦車を装備していた。
これに対してドイツ軍はパンター、レーヴェといった新型戦車を投入するとともに、ディッカーマックス、シュトゥーレエミールといった重対戦車自走砲まで投入し抵抗した。
また、この攻勢では連合国軍の新兵器も投入された。グロースターサンダーボルトとバーニーガンだ。
両方ともイギリス製で前者は連合国軍初となるジェット戦闘機、後者は携帯型の対戦車無反動砲だった。
連日の1000機爆撃は連合国軍の焦りの裏返しであり、彼らは余力を失いつつあると考えていたドイツ参謀本部の分析が全否定された瞬間だった。
連合国は未だに余力を残していたのだ(注4)。

注1 史実チャレンジャー
注2 史実チャーチルMK7
注3 フランス、ドナウ共同開発戦車で、史実ポルシェティーガーから電気駆動を廃し、主砲にフランス製90mm としたもの。
注4 ただし、国債の乱発が続いたため英仏の大蔵官僚たちは悲鳴を上げていた。

231透過の人:2019/08/12(月) 19:31:40 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。

232トゥ!ヘァ!:2019/08/12(月) 19:44:35 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

連合も遂に本気を出してきましたね。

オーストリアことドナウはなんやかんやいってドイツとは現状本気でぶつかり合っていない状態ですか。

233New:2019/08/12(月) 20:01:18 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。国債乱発してる時点で戦後没落確定じゃ無いか

234クー&ミー:2019/08/12(月) 20:11:29 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
乙です。
戦争に勝っても、戦後は借金苦で大変になりそうだ。

235クー&ミー:2019/08/12(月) 21:26:02 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
>>228
自分がプロデューサーをやっているのは283プロだけなので(汗)

236クー&ミー:2019/08/12(月) 21:53:13 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
まとめwikiへの資源考察投稿完了

237トゥ!ヘァ!:2019/08/12(月) 21:57:26 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

まあ資源にもよりますが史実日本よりかはずっと余裕が持てますわな。

238透過の人:2019/08/12(月) 22:21:32 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>232
実はドイツとドナウの大ドイツ主義者の間にはズレがあり、
ドイツ側は先の大戦の責任をハプスブルク家に押し付け、異民族の排除を狙ってますが
ドナウは逆で大戦の責任をヴィルヘルム2世に、異民族とは協調路線です。
>>233>>234
イギリス「19世紀のときも国債発行率ヤバかったけど小さな政府で乗り切ったからヘーキヘーキ」
フランス「とりあえず、植民地や自治領との連帯強化かな」
>>235
それは失礼しました。
私はシャニマスはやってないので…なんというかイルミネーションスターズぐらいしかピンと来なかったというか
まあ、一番大きな理由としてはやろうか迷っていたときにそれまででもアイドルだけで181人もいたのに、さらに7人の新アイドルが来て新しい担当アイドルを見つけてしまったからですが

239トゥ!ヘァ!:2019/08/12(月) 22:26:02 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
そうなるとドイツとドナウは同床異夢って感じですねえ。

240名無しさん:2019/08/12(月) 22:53:56 HOST:i210-164-165-203.s42.a038.ap.plala.or.jp
日本「戦時国債ならどんどん持ってこい。担保はとりあえずブリカスは中東の石油利権、カエルは仏印でいいや」

241クー&ミー:2019/08/12(月) 23:02:42 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
>>237
一部は世界最大規模の埋蔵量を誇っていますからね。
それこそ、採掘開始時期によっては他所の資源採掘会社を潰せます。
鉱山稼働時期を調整すれば先物相場で儲ける事も可能でしょう。

まぁ、夢幻会は自国の資源を温存しつつ他国の資源埋蔵量を徐々に減らす方針でしょうけど。
未来においての資源開発で諸外国に経済的圧力を掛けられますし。
石油も、平時は産油国から一定量を輸入して自国の資源を温存するでしょう。

考察には書いていませんが石炭は輸入せずにやって行けそうです。
石炭の考察は作っていた途中に色々と言われて製作を止めましたけど。

途中まで計算して出ていたのが以下の通り
石狩炭田(夕張・空知の合計)
埋蔵量…69.8億t→2207.076億t
釧路炭田
埋蔵量…25億t→790.5億t
天北炭田
埋蔵量…10億t→316.2億t
筑豊炭田
埋蔵量…24.9億t→787.388億t
常磐炭田
埋蔵量…11億t→347.82億t
三池炭田
埋蔵量…16.8億t→531.216億t

これらの合計埋蔵量は4980.2億tとなります。
累計生産量はこれより下がりますが、規模が拡大しているので現代以降も採掘が可能でしょう。

>>238
まぁ、あれだけアイドルが居たら担当も多くなりますからね…

242New:2019/08/12(月) 23:28:53 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
大ドイツ主義という名前だけでほぼほぼ別物ですねこれ

243透過の人:2019/08/12(月) 23:30:44 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>239
まあ、そんな感じですね。
>>240
>中東の石油利権
日墨英国が持ってるのはイランの石油利権を除くとバクーでのテュルク・アラブとの共同利権ぐらいですね。
あと売れる利権は南アフリカとオージーかな?
日墨だと仏印はコーチシナ以外は自治領なんでそこまで旨味があるかどうか
>>241
遅ればせながらクー&ミー氏、資源地図乙です。
なるほど石炭は自給可能ですか

私にとってモバマス、デレステの新規アイドル追加はホント絶妙な時期でした。

244透過の人:2019/08/12(月) 23:32:40 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>242
基本的に大ドイツ主義は領域の問題であって、政策の問題ではないですから

245クー&ミー:2019/08/12(月) 23:46:24 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
>>243
他にも小規模な炭田は有りますし、これらを全て31.62倍にしたら石炭の埋蔵量は6000億tに到達するんじゃないかと考えています。
最も、>>241の炭田以外は計算していないので分かりませんけどね(苦笑)

246蓬莱人形:2019/08/13(火) 00:03:58 HOST:KD182251243033.au-net.ne.jp
石炭については埋蔵量は体積じゃなくて面積に比例する10倍計算になりそうな気が(個人の感想です)
石炭鉱脈の元になる古代の植物遺体の単位時間あたり供給量は面積(正確には日照量)に比例するはずなので

247トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 00:06:59 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
そうなると後は石炭の質が問題となりますかね。

無煙石炭レベルとなれれば一時期は最重要戦略物資として一儲けできますし。

まあ時代が過ぎれば後は火力発電の燃料となっていきますが。

248トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 00:13:28 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
>>246
日本では地方が複雑なため石炭が地下深部に埋まっているのが多いらしいですからね。

そのため露天掘りで掘れる炭鉱が少なく、コストの問題で海外産の方が関税差し引いても安かったのだとか。

ただ現代のように機械化が進めば、むしろ深く幅広くそして厚い日本の石炭層は機械化採掘を行う条件としては最適だそうです。
なので大陸化による地層の変化と機械化技術がどれほど進歩するかによって大分コストも変わって着そうでありますね。

249トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 00:23:22 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
失礼。>>248は関係ない話でしたね(汗

250名無しさん:2019/08/13(火) 00:35:35 HOST:i210-164-165-203.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>243
仏印は大陸日本でも自活できない生ゴムとボーキサイトの確保ですな
特にベトナムのボーキサイトは埋蔵量世界第3位ですから
ただボーキに関してはオージーから採掘権を確保できればこちらで問題ないですが

251トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 00:41:39 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
オーストラリアに大概の資源は揃っていますからなぁ。

ボーキサイトってならアジアなら他はインドネシアとインドとマレーシアで取れますな。

他だとこの当時は仏植民地であるアフリカのギニアが有望。

252クー&ミー:2019/08/13(火) 01:08:25 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
石炭で有っても困らないのは瀝青炭ですね。
瀝青炭はコークスの原料としては最適な物となりますし。

瀝青炭については石狩炭田に推定で32億t有るようです。

>>246
石炭は10倍計算になる可能性も有りますか。
となると…主要炭鉱の石炭埋蔵量の合計は1575億tになりますね。

石狩炭田(夕張・空知の合計)
埋蔵量…69.8億t→698億t(うち瀝青炭320億t)
釧路炭田
埋蔵量…25億t→250億t
天北炭田
埋蔵量…10億t→100億t
筑豊炭田
埋蔵量…24.9億t→249億t
常磐炭田
埋蔵量…11億t→110億t
三池炭田
埋蔵量…16.8億t→168億t


無煙炭の産地だと大嶺炭田の埋蔵量は4500万t(10倍計算で4.5億t)、糟屋炭田で2.7億t(無煙炭の比率は不明)(10倍計算で27億t)。
後は、天草炭田にも900万t(9000万t)程度の無煙炭が埋蔵されているみたいです(石炭全体は最大7400万t→7.4億t)

253クー&ミー:2019/08/13(火) 01:14:33 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
やっぱり、石炭埋蔵量考察を作るのは難しいな…。

254トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 01:17:44 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
そうなると石炭時代で運用していく分には十分な数になりそうですね>>無煙炭

少なくとも火力発電の減量として不足することはなさそうですわ。

255名無しさん:2019/08/13(火) 04:26:18 HOST:KD124215180046.ppp-bb.dion.ne.jp
石炭が自給できると史実イギリスみたいに有事を考えて鉄道の電化が遅れて蒸気機関車の時代が伸びる可能性も
新幹線が弾丸列車になってしまう

256透過の人:2019/08/13(火) 08:08:39 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>250
一応、距離的にはオージより近いですね>仏印産ボーキサイト
>>251
なるほど、ギニアだったらメキシコ経由で運べますね。
>>255
夢幻会の技術チートでACE3000みたいな蒸気機関車が…

257ホワイトベアー:2019/08/13(火) 08:27:19 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
乙です

>>230
イギリスも遂にジェット機の配備に成功しましたか。性能的にはミーティアレベルですかね?

そして国債の乱発は……
イギリスはインド利権を日墨に売り渡せばなんとかなるのか(白目)

>>225
ちっひわ我々プロデューサーの心強い味方、いや女神様ばのです(御目グルグル)

そして、遅ればせながら資源地図乙です

石炭が最大で6,000億越えですか、自給するだけではなくて19世紀後半から20世紀にかけては一儲けできそうですね。

>>226
西部戦線日米相手に戦ったヒトラーの頭のなかでは日米の干渉=敗北の方程式が出来上がっているのでと、比較的穏健な皇帝がブレーキ役になっていますからね。

それとこちらの世界ではヒトラーはあくまでも政府の首相兼与党党首でしかないので史実の様に強健を連発出来ないのも大きいです。

>>大分痛い目みてますねw
わりと真面目にヤバイと感じたペンネーム鋼鉄の人が大粛清でシベリア送りにした将兵を(監視つきながら)呼び戻すほど痛い目をみてますw

258ハニワ一号:2019/08/13(火) 09:09:29 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
ホワイトベアーさん乙です。
日米の支援によってソ連軍に大被害を与えていきますね。
フィンランドは憂鬱以上に有利な条件で冬戦争を終わらせられるかな。

透過の人さん乙です。
ドイツの方も国債の乱発でドイツの大蔵官僚たちも悲鳴を上げていそうですね。

259名無しさん:2019/08/13(火) 09:51:21 HOST:sp49-97-101-214.msc.spmode.ne.jp
グロースター・サンダーボルトはミーティアの元の名前ですから、おおむねそのままでしょうね。(史実では英軍も使っているP-47とかぶるので改名)

260クー&ミー:2019/08/13(火) 12:28:18 HOST:sp49-106-209-227.msf.spmode.ne.jp
>>255
まぁ、石油資源もそこそこ有りますから何とかなる筈。
八橋油田は32億バレル有りますしね。

それに、英国の場合は本土に多量の埋蔵量が有る資源が石炭だけなのも有るでしょうしね。


一時期、英本土の国土を大きくするネタが有ったなぁ…。
なお…。


>>257
>>246にある埋蔵量パターンだと1575〜1700億tに留まる可能性も有りますね。

261透過の人:2019/08/13(火) 12:37:55 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>257
インド利権の切り売りはちょっと…というのも、英国債をインドの財閥が多数買ってるので、彼らの地盤を崩すようなことはできません。
オージーも問題起こしまくりなんですが戦争には貢献してますし、カナダは切り売りなんて論外。
とはいえ何もしないわけにも行かないのでケインズにバンコールでも作らせようと思います。
>>258
多分、ドイツもヤバいと思います。
>>259
どちらかというと史実ミーティアの単発案ですね。

262名無しさん:2019/08/13(火) 13:10:10 HOST:i223-216-54-168.s42.a038.ap.plala.or.jp
インドがイギリスの本体なのは日本も承知してるから要求もしないでしょうし切り売りはさすがに無いでしょうな
国債償還の対価なら貿易で〇〇年間、価格面の優遇措置を設けさせるというのはどうだろ?
期限付きとはいえポーキやプラチナをお友達価格で購入できるのはおいしいですし

263クー&ミー:2019/08/13(火) 16:35:48 HOST:sp49-104-40-162.msf.spmode.ne.jp
…この際、日英加or日英豪の共同出資で資源開発会社でも作ります?
そして、この会社で出た利益の一部は国債償還に回す…と。

無論、目的はオーストラリアのカニングトン鉱山とアラスカ(日墨カナダ)のレッド・ドッグ鉱山を日墨主導で見付けて一定の影響力を持つ事です。
他にも、有望な未発見鉱山が有れば狙えるだろうか?
英豪加も権益は得られますし、内心不満でも表立っては文句は言えないはず。
何しろ、ここから得られる資源は復興に必要な資金源になりますしね。

贅沢を言えば、ブラジルのカラジャス鉱山にも影響力を持ちたいですけどね。
此方は、ブラジル次第ですけど。

264トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 18:48:27 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
オーストラリアやインドが手を出しにくいのならやはりここはインドネシアやマレーシア利権の方を…
幾つかの希少金属から天然ゴムに石油まで色々取れるのでお得です。

265クー&ミー:2019/08/13(火) 19:26:22 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
マレーシアも意外と石油が埋蔵されているのね。
最大で60億バレル辺りか。
後は、ブルネイも石油が埋蔵されていますね。
(ブルネイは憂鬱日本も権益を獲得して本編初期から採掘を行っていた模様)

266ハニワ一号:2019/08/13(火) 19:47:01 HOST:124-141-195-196.rev.home.ne.jp
>>261
ドイツもヤバいとなると中途半場にドイツが生き残ってしまったら英仏同様に戦後は借金生活で大変だろうなw

267トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 19:49:30 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
中々どうしてインドネシア周りの国々は資源豊富なのです。

そりゃ史実日本軍もまっしぐらですわ。

268クー&ミー:2019/08/13(火) 20:22:07 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
逆に、日本大陸は数多の鉱物資源が豊富だから周囲の国がまっしぐらですね(苦笑)
なお、日本大陸に手を出した国の末路

269トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 20:39:35 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
とは言え大陸化した日本に喧嘩売れるレベルの周辺の国って割と自前で鉱物揃えられるところ多いですからなぁ。
ロシア然り、中国然り、アメリカ然り。

そうなると喧嘩売る理由としては歴史レベルの因縁か、太平洋に出るために邪魔だからか、単純に遠い地域に本国を持つ国が植民地としてほしがるかですね。

270クー&ミー:2019/08/13(火) 20:42:18 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
追伸
鉱物資源考察の再改訂を行います。

主に銅・亜鉛・鉛鉱山の数が増える予定です。
少なくとも、銅の埋蔵量は最低でも500万t増えるのは確定。

ちなみに、ネットで発見した資料が1965年までの生産量を示したデータなので、そこから生産量の多いものを再検索して最終的な累計生産量を決める模様。

271クー&ミー:2019/08/13(火) 21:04:36 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
>>269
植民地として狙ってきそうなのが大航海時代のスペイン辺りしか居ませんね。
最も、アジアに辿り着いた時には戦える状態じゃないですけどね(笑)

272蓬莱人形:2019/08/13(火) 21:08:03 HOST:KD182251243047.au-net.ne.jp
史実で19世紀に列島日本を狙ってたのはベルギーだっけ?

273トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 21:10:13 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
>>271
更に言うとよくある戦国時代の時に云々って史実通りなら遠からずイングランドとの戦争が始まってアルマダ海戦で無敵艦隊沈むころ合いですしねw

確か1588年の出来事なので同じ時期に史実日本だと秀吉による刀狩り令が出された頃ですね。

九州征伐が87年。本能寺の変が82年だったはず。

274クー&ミー:2019/08/13(火) 21:17:56 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
そして、スペインの財政自体が火の車である…と。
フェリペ2世の時に何回破産したんだっけな?

そもそもスエズ運河が無い時代に数十万の兵力を持つ日本大陸と戦えるだけの戦力を輸送する事自体が無理ゲーと云う。

275弥次郎@外部:2019/08/13(火) 21:21:10 HOST:p380005-ipngn200303sasajima.aichi.ocn.ne.jp
>>274
たしか5回だか6回だか…>破産
絶頂期であると同時に没落に向けた最終加速が入ったのが当時のスペインですからな

276弥次郎:2019/08/13(火) 21:23:44 HOST:p380005-ipngn200303sasajima.aichi.ocn.ne.jp
まあ、当時の技術レベルを考えれば地球の反対側に行くというのはほぼ死にに行くようなものですし…

277名無しさん:2019/08/13(火) 21:28:57 HOST:i114-187-22-65.s42.a038.ap.plala.or.jp
>>267
日墨世界ではオランダとの関係が悪くなる要素が無いので
インドネシアからは普通に輸入すればいいだけかと

278トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 21:33:25 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
アフリカ大陸回ってインド洋を通り、東南アジアを抜けてようやく日本周辺にやってこれますからなぁ。

>>275
確か4回だったかと。

因みに踏み倒さずに支払い停止に留まっており、後に財源が確保された際にはきちんと支払いなおしている律儀な人ではある。
(あの時代の王様なのに踏み倒さないのは珍しい。逆を言えば踏み倒せるほどの強権をスペイン王家は持っていなかったとも取れる)

279クー&ミー:2019/08/13(火) 21:38:33 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
フッガー家なんかは銀価格の暴落と借金を踏み倒されて金融機関として終わりましたしね。

280トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 21:40:04 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
>>277
いや。イギリスからの担保って話。
イギリスも東南アジアに領土を持っていたので。

詳しく言うとボルネオ島の北部とマレーシアだね。

281クー&ミー:2019/08/13(火) 21:52:56 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
まぁ、植民地でインドネシアって言うと蘭印を思い浮かべるのは仕方ないかと。

282透過の人:2019/08/13(火) 22:01:45 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>262>>263
なるほど、資源面での優遇措置に共同開発ですか
フランスも同じかな?

考えて見れば、日墨が自らの経済的優位を失わせかねないバンコール構想を受け入れるとは思えませんしね。
>>264
マレーシアならば問題無いと思います。インドネシアはオランダですね。

283トゥ!ヘァ!:2019/08/13(火) 22:18:13 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
失礼。詳しくはボルネオ島の北部の現マレーシア地域とブルネイ地域と言えばよかったですね(汗
重ねて言葉足らずだったことを謝罪いたします。

284クー&ミー:2019/08/13(火) 22:31:54 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
改訂版の埋蔵量の多い鉱山を集計中だけど、金銀の埋蔵量も増えそうだ。
数十もの鉱山の生産量を記載してい有るから(自分のやる気が続けば)どんどん考察の埋蔵量が増えていくわ。

PDFのページを2ページ構成から3ページ構成に変えるか。

285クー&ミー:2019/08/13(火) 23:52:10 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
銀鉱山の記載数がかなり増えた件(汗)
累計生産量変更が2鉱山、そして新規で16鉱山追加(これらの銀埋蔵量は3193t→100962.66t)

世界の銀相場が更に下がるな


さて、金鉱山の集計に取り掛かるか…

286透過の人:2019/08/14(水) 01:06:51 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート第二次世界大戦5
1942年9月7日 スペイン領キューバ サンタ・マリア・デル・プエルト・プリンシベ郊外
ハバナから移転してきたキューバ総督府兼連合軍カリブ方面司令部所在地のこの街にイギリス軍と思われる車列が近づいていた。
「止まれ」歩哨が呼び止めた。
「ああ、済まない。実はアメリカ軍の攻撃に備えて急に配置転換になってね。連絡は入ってないかね?」
中佐の軍服を着た男がきれいなイギリス英語でそういう。
だが、歩哨は彼の言葉に何処か違和感を覚えた。それに、彼の後ろに立っている長身の軍曹にも。
「中佐殿、確認が終わりました。確かにそのようですね。」
「ああ、ありがとう。では、行こうか軍曹」
「ところで、軍曹殿は出身はどちらですか?自分はロンドンです。」
軍曹が歩みを止めていった。
「なるほど、それでそんなふうにイギリス英語が上手なのか、私は…」
嘘だ。歩哨は直感した。ロンドンの人間は一般的に上流階級を除けばコックニーという方言を話す。
まして、自分のウェールズ訛りがきれいなイギリス英語に聞こえるはずがない。
歩哨は警報を作動させると同時に銃撃によって死亡した。
「クソ、困ったことをしてくれたな『アメリカ人』?」
「申し訳ありません。しかし…」
「弁解はいい。突入だ。行くぞ。目標は総督府だ。」
この部隊唯一の純粋なアメリカ人にそういうと襲撃を開始した。彼らは『アメリカ人』を除いてみなボーア人によって構成されたコマンドだった。
そんな彼らの一人に突如として矢が命中し、続いて銃撃にみまわれた。
「先に行ってくださいここは自分が」『アメリカ人』がそういうとイギリス軍部隊を足止めし始めた。

それからどれくらい立ったのか、銃身が焼き付くまで軽機関銃を撃った『アメリカ人』の前に異様な男が現れた。
大剣にクロスボウ、バグパイプ…どう見てもまともではなかった。
「仲間においていかれて寂しいのかヤンキー?何なら俺が一曲吹いてやってもいいが?」男が言った。
「ヤンキーじゃない。ケリー、チャールズ・ケリーだ。」『アメリカ人』が言った。
「口だけは達者なようだな。俺の名はジャック・チャーチル、楽しい戦争にしようじゃないかヤンキー」
2人の死闘が始まろうとしていた(注)。

1942年9月、1942年7月から行われた連合国の夏季攻勢がまたも失敗に終わり、
なんとかしのぎきったドイツでは安堵が広がった。
しかし、それは第一次世界大戦と同様な戦線の膠着を意味していたため、
決定的な勝利を求めて各国は新兵器の開発を進めることになる。
一方カリブ海では依然として英米の死闘が続いていた。
キューバ近海は双方の潜水艦がうろつき絶えず輸送船団を襲撃した。
陸ではパットンが力押しに終始したため、パーシバル率いる連合国軍により手痛い損害を負っていた。
特に圧倒的に優位と思われていた米軍戦車が、イギリス軍が投入した新型簡易対戦車火器(注2)によって撃破されたことは衝撃だった。
一方、連合軍のレシプロ機に対して、ギャローテッドエアクラフト社製のアメリカ初のジェット戦闘機が飛来する様になったことはイギリスにとって衝撃だった。
アメリカの航空技術が連合軍のそれに対して決して遅れをとっていない事を証明したからだった。

注 2人とも無事に生き延び、互いを終生のライバルとして認めあった。
注2 バーニーガンが主に欧州に送られたため現地で急造されたPIAT

287透過の人:2019/08/14(水) 01:08:12 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。

288クー&ミー:2019/08/14(水) 02:21:57 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
乙です。
しれっと、人外チートの戦いが行われていますね。

海上は互角、陸は英国有利、空はジェット戦闘機を投入した米国が有利になりつつある感じですかね。

289クー&ミー:2019/08/14(水) 02:27:50 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
一先ず、考察の金鉱山と銀鉱山の纏めが漸く終わった…。
最終的に、表に記載した金鉱山は16、銀鉱山は18増えた模様。

次は、更に増える銅鉱山の集計だ()
資料を見ると、各地で鉱山開発されていたかが分かるわ…。
(資料に載っている銅鉱山は54)

290700:2019/08/14(水) 08:39:56 HOST:KD119105029058.ppp-bb.dion.ne.jp
>>289
乙です。
もし集計に表計算ソフトをお使いであれば、小数点以下の桁数を揃えていただけると見やすいかと。
大概のソフトでセルの書式機能の中に数値の書式指定があります。
#あとこちらは好みになりますが、桁区切りもオンにしていただけると見やすいかと。

291クー&ミー:2019/08/14(水) 10:29:26 HOST:sp49-106-217-241.msf.spmode.ne.jp
桁区切りを入れるとエクセルの書式設定に入れている「t」が消えるのが…。

292New:2019/08/14(水) 10:44:13 HOST:softbank060128001160.bbtec.net
乙。チート人材の決闘か

293トゥ!ヘァ!:2019/08/14(水) 11:39:16 HOST:FL1-122-131-248-133.kng.mesh.ad.jp
乙です

陸海空の正面で派手な戦いが繰り広げられている一方で、裏ではコマンド部隊同士による秘密工作とその対応合戦となっていますな。

294名無しさん:2019/08/14(水) 16:48:58 HOST:sp49-98-171-146.msd.spmode.ne.jp
>>291
ユーザ定義書式で「#,##0t」もしくは「#,##0.0t」などとすればどうでしょうか。
小数点以下の桁数は、後ろの0の数で指定となります。

295ホワイトベアー:2019/08/14(水) 22:33:00 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
乙です

世界的に見れば連合と米独は膠着状態に陥りましたか。これはどちらが先に核兵器を有するかが、中立国の動きと同じくらいに今後の鍵となりますかね。

そして、カリブ海では米英のチート軍人の夢のコラボがおきましたか。ここに追加としてオットー・スコルツェニと舩坂もぶつけてみたいw

296ホワイトベアー:2019/08/14(水) 22:34:07 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
日米枢軸ルート 第38話

一連の攻防戦で当初の予想を上覆す戦果を見せ
ていたフィンランドに国際社会では同情が高まっていき、国際連盟はこの問題に対応するために緊急理事会を開いていた。この会議ではソ連に対しての非難決議を全会一致で可決、さらに日米の提案もあって経済制裁決議に向けて動き出しつつあった。無論、ソ連と近い北欧諸国やイラン、アフガニスタンらやソ連から軍事的な援助を受けていたラトビアや中国はソ連への経済制裁反対するが、そもそも国連憲章によって侵略措置への制裁は理事会の選任事項(※1)とされており、こうした反対はたいした意味はなかった。

国際社会から少しずつ支持を集めていたフィンランドであったが、しかし、その対価は極めて大きく、フィンランド軍単体での予備兵力はそこを尽き、砲弾に至ってはわずか二週間もたたずに備蓄していたものの1/3を消費してしまっていた

予備兵力については全体で見れば日本軍の2個師団がおり、さらにアメリカ軍2個師団が一週間以内に到着することから大した問題ではなかったが、砲弾についての問題は日米の砲弾と規格が違うため、極めて重大であった。そんななかでフィンランド軍は少しでも時間を稼ぐために攻勢にでる事を決定する。

12月16日にはラドガ湖北ヒルヴァスヤルビィで日本軍第13歩兵師団第2混成旅団とタルヴェラ戦闘団がソ連赤軍第139狙撃師団と決戦を開始、第2混成旅団が第139狙撃師団の足を止めている間にタルヴェラ戦闘団がスキーやスノーモービルを使って後方と側面に回り込み、第139狙撃師団を包囲する。当然、第139狙撃師団は包囲を食い破るために第364狙撃連隊と予備兵力であった第609狙撃連隊とを使い全面の第13歩兵師団第2混成旅団に攻勢を仕掛ける。だが、これらの部隊は練度不足から密集して突撃したこともあって日本軍が持ち込んでいた二四式自走高射機関砲6両や日本軍の機関銃による激しい抵抗を受けた。

この二四式式自走高射機関砲は二三式軽戦車の車体を利用して新造された車体上部、全周回転可能な砲塔を載せ、毎分400発を放てる40mm機関砲を連装で装備しており、それが歩兵部隊に配備されていた二七式汎用機関銃や九一式重機関銃とともに運用された結果、第139狙撃師団が行ったこの攻撃は死体の山を築くだけで終わった。

297ホワイトベアー:2019/08/14(水) 22:35:28 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
第139狙撃師団師団長のベルヤエフは近くに展開していた75師団からの援軍を期待するも、このときの75師団はフィンランドのスキー部隊と焦土化作戦、さらに日本軍の航空阻止によって完全に足を止められており、とてもではないが増援駆けつけるのは不可能であった。

それを知った第139狙撃師団はついに撤退を決意、後方のフィンランド軍の兵力が少ないことから包囲網の突破に成功し、75師団との合流を目指して後退を開始した。

無事に75師団との合流に成功した第139狙撃師団はそこで追撃部隊を迎え撃つつもりであったが、75師団は航空阻止の効果もあって戦力が低下しており、最終的にはアイアット川まで撤退する事になる。

ヒルヴァスヤルビィで日本軍第13歩兵師団第2混成旅団とタルヴェラ戦闘団がソ連赤軍第139狙撃師団を相手に戦闘を繰り広げているのとほぼ時を同じくして、スオムッサルミではフィンランド軍第2師団と日本軍第1山岳師団による作戦が開始され、第2師団の隷下におかれていたスシ戦闘団がソ連赤軍163狙撃師団所属の662狙撃連隊を撃破し、第163狙撃師団は退路を絶たれる事になった。これよって第163狙撃師団はスオムッサルミにて完全に完全に包囲される事になる。

ソ連赤軍は精鋭の機械化師団である第44機械化狙撃師団に第163狙撃師団の救援に向かわせるが、気温氷点下40度と言う規格外の寒さに第44機械化狙撃師団は完全に足をとられてしまい、そこを第1山岳師団が強襲、第44機械化狙撃師団も包囲されてしまう。

そして、ソ連赤軍第163狙撃師団の包囲を磐石とした第2師団はスオムッサルミに籠る第163狙撃師団に対して砲撃を行う。この時、使われたのは日本軍も正式に配備している一二式一五糎半榴弾砲とアメリカ軍が開発したM13自多連装ロケット砲であり、弾の心配もなかったことから第2師団は激しい砲撃を実施する。

この砲撃戦は第163狙撃師団の確保していたスオムッサルミ村は完全に焼失、補給線を守っていた第662狙撃連隊が撃破され、補給が途切れた事も合わさり第163狙撃師団の士気は大幅に低下し、さらに頼みの綱である第44機械化狙撃師団は日本軍第1山岳師団によって完全に包囲され、救援に来ることは不可能と言う事態に遂に一時的なスオムッサルミの放棄を決意、12月20日より第44機械化狙撃師団と合流するためにラーテ街道方面にて包囲を破るために攻勢を開始する。また、この時には天候が回復していた事もあってソ連空軍もこれの援護を実施するために動き出していたが、当然、フィンランド陣営の航空機も動いており、スオムッサルミ方面の空域では一方にソ連空軍が落とされていき、第2師団は日本軍の新型攻撃機である二九式回転翼攻撃機による充実した近接航空支援の下に突破を仕掛けてきた第163狙撃師団は師団の5割を喪失して突破には失敗してしまう。それどころかこの攻勢の失敗によって包囲網は一気に狭まり、極めて狭い範囲に閉じ込められる事になった。




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