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日本大陸を考察・ネタスレ その152

17名無しさん:2019/06/16(日) 14:06:06 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
>>9
1年が360日だとわかりやすくていいですね。
>>15
ホワイトベアー氏乙です。
やっぱり20世紀初頭の戦争じゃないな、これ。
講和の仲介先はフランスか、日米的には英国が良かったのかもしれないけど
というか、日墨ルートでも講和会議場所をマルセイユと考えていたので驚きました。

さてこちらもなんか続いてしまった日墨同君連合ネタを投下せねば…

1905年 アカプルコ沖
米国の奇襲によって始まった北米戦線は、あらかじめ要塞戦を整備していたメキシコによってこれを阻まれる事になってしまった。
もちろん、米国も要塞攻略用の重砲などを配備していたが日墨の用意した要塞線はそれ以上で有り、逆に混乱する米軍の隙をついたかたちでのフランシコ・ビリャ率いる突撃部隊による攻撃で大混乱のすえ前線視察中であった司令官のアーサーマッカーサー将軍が戦死するという事態まで引き起こしてしまった。
一方この陸軍の損害を知った海軍ではある作戦が立てられた。当時実用化されて間もない(日本を除く)潜水艦による攻撃を日本人やメキシコ人の庭である太平洋で行う、というものだった。
「潜望鏡をしまえ、ジャップだ」
「アイ、サー。このところはイギリス人かフランス人ばかりでしたからな」
艦長の言葉に副長は答えた。日本と戦っている中で英仏を敵に回すのはまずかった。第二帝政の外交政策によって英仏関係は熾烈な百年戦争を戦ったとは思えないほど、友好的で強固だった。
「そうだ、ようやく我ら本来の任務を遂行できる。港を貸してくれたコロンビアはメキシコの圧力を受けている。これが最後の出撃だが神は我らを見捨てなかったらしい。」
「全くですな。…お父君の仇もこれで…」
「言うな。そのことは…戦死したのは私の父だけではないのだ。この艦のクルーの家族にもいるだろう?」
副長は何も答えなかった。だが、この若くとも優秀な艦長をこの艦のクルーは慕っていた、だからこそ彼が大嫌いな陸軍軍人の息子であっても従おうと考えていた。もちろん戦死した彼の父親の仇をとりたいとも考えていた。せっかくの最新鋭艦なのだから…。
副長がそう考えている内に、1904年に就役したばかりのプランジャー級の『8番艦』アルバコアの艦長、アーサー・マッカーサー三世は雷撃を命じた。

「信濃丸より信号、ワレニカマウナ、です。」
「くそ、一体何がどうなっているんだ。」
船団護衛をしていた日本側護衛部隊は大混乱だった。この時代では過剰と言える第一次大戦レベルの対潜護衛を施してなおすり抜けてくる敵潜とは一体何者なのか…転生者であった指揮官は頭をひねったが、すぐに頭を切り替え、さらなる対潜警戒を命じた。信濃丸雷撃と沈没は日本海軍に大きな衝撃を与えることになる。
一方、プランジャー級潜水艦アルバコアは、この戦争で唯一のプランジャー級の生き残りにして日本船団に痛打を与えた艦として、長く語り継がれることになる。




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