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架空戦記系ネタの書き込み その109
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そうなの?
私がこれまで読んだ記録では32型の翼幅切詰めの理由付けは
- 急降下中の空中分解事故の対策としてバランスタブを除去、
- それにより横転速度の不足が再度顕在化したため対策として翼幅切詰め
なんですが。(先程書庫を漁ったら空技廠関係者の回想が出典の模様)
ついでに翼端切詰めによる抵抗削減は20mm機銃の100発入り弾倉を使用するためのバルジの抵抗分を
相殺する程度と言うのが計画時の想定だった。
52型に関しては武装強化が主な改良目的で2号銃4型と胴体銃の13mm機銃への変更が想定されているが、
同時期に32型で横転性能が21/22型に比べて格段に向上しているという報告があり、製造工数を削減
できることもあり22型の主翼をベースに翼幅11m丸端にしたものが採用されている。(※)
同時期に21型の武装強化案として進められていたのが仮称41型で21型ベースに2号銃4型。
少なくともこの時点では中島零戦と三菱零戦は別個の機体として扱われ、生産計画としては
艦載機は中島21型、陸上機は三菱52型とされ、これは両機の後継機として生産指定された機種が
各々烈風と雷電だったことと符合する。
実際の生産は計画通りではなく、41型は仮称で終わり、雷電と烈風は迷走し、
中島は21型を止めて52型を、三菱は雷電の代わりに52型を生産している。
21型の供給が減る昭和19年以降は52型しか代替機は無いので、
艦載部隊としても52型系を使うことになる。
※22型の翼端折畳みを無くし、11型のような固定丸型にした機体が12型ではないかとされ、
生産されていたとされる時期(22型の末期)において1割程度生産数が増えている。
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