レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその67
-
ハロウィン考え中
「ハロウィンが近付いて参りましたね」
一人ごちるモニカは自身の緑のマントを見ていた。
「ハロウィンと言えばお化け。お化けと言えば魔女?」
マントから連想する魔女のイメージを彼女は思い浮かべようとする。
しかしながら彼女のマントは黄緑色で騎士用の意匠。
ラウンズとしての正装であってお化けこと魔女用ではない。
「魔女・・・・嶋田さんは喜ぶ・・・いいえ驚かせることは可能なのでしょうか・・・」
嶋田は言っても老成した人物だ。
それは初老の紳士だから当たり前と言えば当たり前。
ましてや大日本帝国の元宰相閣下である。
並大抵のことで驚くような細い神経などしてはいないだろう。
ではどうすれば彼を驚かせることが出来るのか?
それを考えても思い当たらない彼女は苦悩する。
そうしてあれやこれやと考えながら彼女は一つの答えに至った。
「騎士の正装にカボチャのお面でも付けたらギャップから驚かせることが出来るかも知れませんね」
白い騎士服に裏地が紫の黄緑色のマント姿に頭はカボチャ。
それもハロウィン仕様のカボチャとなればギャップとしては確かに不気味である。
「ジャック・オー・ランタンのマスクを用意してみましょう」
妙なことを考え出したナイトオブトゥエルブにして嶋田の騎士モニカ・クルシェフスキーは一人「ふふふ」と不気味な含み笑いを浮かべていた。
ハロウィンの魔女だけに。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板