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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその67
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「暑いですわ」
リーライナ・ヴェルガモンは山本五十六の肩に頭をのせながら呟いた
「暑いですわいっくん」
暑いなら頭をどければどうかとは言わない
山本は自身の最愛の女性がそうするなら、されるがままでも良いと考えていたからだ
「暑い暑いと思うから暑いのだ。心頭滅却すれば火もまた涼し。俺の身体を水か氷だとでも考えればいい。それより、俺にはその言葉遣いの方が気になるのだがな」
「あら。わたくしは由緒正しいヴェルガモン家の者ですもの」
「だから、普段通りに喋ればいいだろう」
「うふふ、いっくんの反応を楽しんでおりますの」
リーライナはその美貌に妖しげな笑みを浮かべて顔をあげ、山本を見る
エメラルドの瞳に射ぬかれた山本は、特に動じることもない
動じることもなく最愛の女性を見てひとこと
「いつものリーラが一番だな」
どこにでもいる女性、といった普段の彼女をこそ山本はもっとも彼女らしいと感じている
お嬢様然とした、その実、貴族階級のお嬢様なのだが
「淑やかな淑女はお嫌いですの?」
そんな彼女リーライナ・ヴェルガモンに山本は
「リーライナ・ヴェルガモンという淑女ならばまあ、どのような顔を見せても問題はないがな」
とだけ伝え、彼女の肩を抱いて、唇を奪った
それは暑く蒸した夏の午後
山本五十六とリーライナ・ヴェルガモンの間に交わされた、熱い熱い口づけであった
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