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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその67
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お兄ちゃん暑いね
桜の季節ではないのに桜色
そんなピンクのまっすぐな長髪の少女が、無精髭のような顎髭を蓄えた目付きの悪い青年に話しかけていた
「あちいな…」
元気なさげにぼやく青年こと玉城真一郎は、ピンク髪の少女クララ・ランフランクに引っ付かれながら、半ば諦めたように項垂れていた
暑いですわね兄様
すると、今度は玉城真一郎の逆隣に座る、紅色の長髪をした女性が、クララと同じ感想を差し挟んできた
「あちいな…」
紅色の髪の女性、マリーベル・ランペルージ、こと、マリーベル・メル・ブリタニアに引っ付かれながら、青年、玉城真一郎は、またもや諦めたように項垂れていた
「あのよー、お前らさぁ、暑いんだよ…、引っ付いてくんなよ…、離れろよ、頼むから離れてくれよ、俺、熱中症で死んじまうわ…」
項垂れていた玉城は、左のクララ、右のマリーベル、双方に言い聞かせるようにして付きはなそうと足掻いた
「俺もお前らも汗っだくじゃんか…、まじ馬鹿だろ…」
しかし、それは無駄な足掻きでしかない
髪から汗を滴らせながらも、クララ、マリーベルは、玉城から離れようとしないのだから
「クララが兄様から離れれば、わたくしも離れますわ」
ぽたぽた
分けた前髪からマリーベルの汗が地面に落ちた
「マリーお姉ちゃんがお兄ちゃんを離したらクララも離れるよ?」
ぽたぽた
ぱっつん切り揃えられたクララの前髪から汗が地面に落ち染みになる
「いい加減にしろてめぇら! こんなあっちいのに何で三人揃って引っ付き虫にならにゃならねんだ!」
頭を振るい、逆立つ髪から汗を飛ばさせながら、玉城は怒る
三人は今日も色んな意味で熱かった
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