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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその64
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さてと。と、V.V.はもたれていた欄干より反動をつけながら身を起こす
「どうされるのですか?」
「クララにはもうこれ以上先走らないように釘打つんだよ」
と電話した
『なにパパ。クララいまお仕事で忙しいんだけどー?』
「それは悪かったね。でもねクララ。もうその話は付いたからいまのを謳わせたら残りは特高に大人しく引き渡すんだ。ギアスまで使って、君のやってることは独断専行の越権行為なんだよ」
『・・・・・・だからなぁに? この人たちお兄ちゃんを傷付けようとしたのに殺しちゃ駄目なの?』
「駄目だ。これはお願いじゃないんだよ? ギアス嚮団嚮主としての僕の命令なんだ。君のお仕事はもう終わり。終業時間はとっくに過ぎてる。残業も認めない。わかったらいま捕まえてる事件の関係者を特高に引き渡して帰ってきなさい。いいね?」
『・・・・・・はーい』
不満そうな娘の声に、V.V.はサービスだとばかりに話した
「シンイチロウが君に会いたいって言ってるよ。面会時間も限られてるんだから特高との連携を確認した後はもう早く帰っておいで。こっちも」
辻を見ると積もる雪をまた払いながらね帽子をあげてにこりと笑っていた
「話は終わったから。それじゃシンイチロウの病室で落ち合おープツン」
「どうでした?」
「納得してないけど納得したみたいな感じだ。たぶん現場はお掃除が必要かも」
「掃除くらいは構いませんが、あまりオルゴールを壊されると情報の引き出しができなくて困るのですが」
「そこはごめん"社長として"謝罪するよ」
「ま、良いですよ。長年一緒にお仕事をしてきた我々の関係ですしね。クララさんはどうなさると?」
「シンイチロウの話を出した途端に電話切っちゃったよ・・・まったく困った娘だ」
「ふふ、なら業務終了ですか。しかし本当に玉城くんはクララさんにマリーベル殿下にと、悪運の女神に愛されてますねえ」
「その暴走超特急娘の調整してる僕としては気苦労が多くて疲れるよ・・・」
「社長なら仕方ないでしょう?」
「マリーベルはうちの従業員じゃないんだけど」
雪はまだ降り積もる
終わりがないほどのボタン雪が次々と落ちてくる
落ちくる大粒の雪を見つめながら辻も何処かへ連絡をしたあと、V.V.と二人、玉城の病室へと戻っていった
"わりぃ看護婦さん手がすべ"
"お兄ちゃ〜〜〜んっ!お兄ちゃんの愛しいクララちゃんが会いに来、ああ〜〜〜っっ!?"
白衣の天使に手が滑ったと言い訳しながらボディタッチしている玉城
と、その玉城を見て塊るクララ
そんな二人を生暖かい目で見やりながらまた辻は呟いた
「とことん悪運の女神に愛されてますねえ〜」
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