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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその64
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オデュッセウス陛下からラウンズとして引き抜きたいとのお言葉も頂戴してはおりますが なまじお母様と瓜二つなだけに比較されて辛いのです。
母は偉大です 偉大な母の後を継ぐ私は何かと比較対象にされてしまいます。
いつの日かあの大きな背中に追い付けるよう 私も鋭意日々の鍛錬を怠らないようにしなければなりませんね。
ん?
服のポケットに入れていた携帯電話がブルブル震えています。
「ひッ!」
な なんでしょういまの寒気は。
「どっ どうしたんだよ姉さん」
「お 悪寒が走りました」
「おいおいやめてくれよなそういうの 姉さんの悪い予感はかなりの頻度で当たるんだから」
当たります。
よく当たるのです。
私の悪寒は悪い事の知らせのように。
「一繁 私の胸ポケットの携帯を取って見てくださいませんか?」
この悪い予感は携帯電話から伝わってくるのです。
見てはいけない予感と 見なければ死ぬ強迫観念が私を襲います。
「なんだ自分で見ればいいじゃん」
一繁の手が私の胸ポケットから携帯電話を引き抜きます。
「んーとなに ああ忍姉さんからだ」
「忍から?」
なんでしょう。
「……」
「し 忍はなんと言っているのです」
「姉さん逃げて……だって」
……逃げて? 私に?
「うッ も もう一通来たこれメール……」
「つ 次のはなんと?」
「に……」
「に?」
「逃げたらわかってますね――だって」
ごしごしごしごし目をこすります。
「……」
もう一度目をこすります。
「……:-)」
分かりました 目をこするの止めましょう。
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