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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその64

311名無しさん:2018/03/09(金) 23:42:14
wiki掲載オケです
嶋田モニカのイチャラブ言うか寝てるだけ




眠たいの





その日、書類仕事も激務であると改めて思い知らされた日

疲れを隠さずに駐日ブリタニア大使館を退館したモニカ・クルシェフスキーは、帰宅後間も置かず、嶋田分の補給を行っていた

「嶋田さん…」

すり付ける頬
なすり付ける自分の匂い

モニカは大日本帝国赴任後から、自分がとても我が儘で独占欲の深い人間になったと考える
人は誰かを愛するとき、どこまでも強く、どこまでも弱くなれると彼女はこの国で学んだ

それが嶋田繁太郎を愛した自分の事だとよく自覚していた

嶋田繁太郎とは、モニカ・クルシェフスキーが恋慕の情を寄せ、自身の愛に応えてくれた老紳士の事であった
平均寿命120年のいま、彼とは60年ほど連れ添える
愛しき人、民を愛し、国を支える為に在るべき貴族騎士としてナイトオブトゥエルブとなったモニカ・クルシェフスキーではなく
実も録も無きモニカ・クルシェフスキーという個人として剣を捧げた人

激務の為に遅くなる

仕事上の問題や気疲れ

溜まる疲労を回復する時、モニカは嶋田繁太郎から採取できる嶋田分の補給を必ず行う

「モニカさん、仕事疲れた?」
「疲れました」

疲れたからこうして抱き着き頬擦りするのだ
60を越えても瑞々しい嶋田の肌に、モニカはすりすりを続け、別の要望も出す

「嶋田さん、私の頭を撫でてください。髪を撫でてください。背中を撫でてください」

厚かましくも頼み事ばかりだ
嶋田分の補給は満タンでも足りないくらいに減少中なので頼まざるを得ない
でもモニカは彼がこの要望を断らないと知っていた

「わかったわかった。よーしよし、モニカさん、いい子いい子」
「んふー♪」

右手が体を抱き止め
左手が頭から髪を撫でる

気持ちいい

一日の疲れが彼の手に吸い込まれていくように消えていく

「にゅ〜です」
「にゅ〜ってなに?」

時々口走る彼女の寝言だが、まさかもう寝るのかと嶋田は焦る

「眠たいですぅ」

頬擦り、抱き着き、抱きしめ返され、頭撫でられ、髪撫で透かれ
これでは嶋田分の過剰摂取だ

過剰摂取はモニカの体に優しい
彼女の体に優しいから眠たくなる

「眠たいって」

嶋田は蛍光灯に照らされて輝く、真っ直ぐに臀部まで伸びる黄金色の長い髪を撫で下ろしながら当惑
モニカは帰宅したばかりで夕飯もまだ食べてない
日課の嶋田分補給とか話して抱き着いてきたと思えば、頬をすり付けながら眠い眠いと呟くのだから困ったものだ

「騎士服もマントも着替えなきゃダメじゃないか。皺になるよ」
「眠たいです〜」
「お〜いモニカさん起きてるか〜い?」
「寝てますぅ〜」

起きてるじゃないか

といってもこれはもう半分寝ているようなもの
条件反射で応えているだけで寝てるも同然だった




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