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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその64
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桃色の節句は続く
クララにメダパニ
玉城は大人しくしていた
寒いから大人しくしていた
馬鹿でも寒いと元気をなくす
元気がないと無茶苦茶もできない
んな感じの彼の部屋に少女が一人遊びに来ていた
あるときはアッシュフォード学園高等部生徒
あるときは甘えん坊症候群発症患者
しかしてその実態はどこまでも残酷な殺しを実行可能な暗殺者にしてシークレットエージェント---クララ・ランフランクであった
但し普段は嫉妬深くて妄想癖ありで好きな人が離れたら自分の物だけにしたいと殺しかねない、ただの無害な女子高生である
無害な?
深く考えては駄目だ
彼女の愛は極めて純なる心から形作られている
自分の物だけにならないなら殺したくなるほど一途に思うピュアな心の持ち主なのだ
そんな純愛なる狂気を宿す少女に好かれている男こそ誰あろう、いい加減男の代表選手玉城真一郎であった
「元気ないねーお兄ちゃん」
「こんなさみーのに元気が出るかよ」
三月三日は桃の節句
春が近いのにまだ寒いと玉城は布団にくるまっていた
「遊ぼーよう」
「寒いから無理だな」
大体どこで遊ぶんだと彼は言ちる
「おまえ寒くねーのかよ」
クララは白いブラウスに黒のワンピースに黒ニーソ
一応ジャンパーこそ着ていたがこの寒いのにワンピースの下はスカートである
「慣れっこだからダイジョーV!」
「スゲーよ。俺なら風邪引くわ」
「お兄ちゃんだと変態さんになっちゃうよ?」
「そりゃそーだ」
玉城は改めてクララを見た
見て思った
「おまえ見てると雛人形っぽいイメージが沸いてくる」
「どうして?」
「髪の毛ピンクじゃんか。桃の節句だけに桃色」
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