提督たちの憂鬱×コードギアス　ネタSSスレその64

126：名無しさん：2018/02/23(金) 01:58:49: みのろう氏の日本国召喚と提督たちの憂鬱休日ギアスのクロス
日本国召喚の原作や原文沿いなのでみのろう氏、earth氏が問題ありと判断或いは要請があった、なされた場合は、お手数お掛けしますが容赦なく削除お願いします
続けられるのかは分かりません・・・

大日本帝国召喚3

ワイバーン＝飛竜でも追い付けない未確認騎と空を飛ぶ巨大軍船がクワ・トイネ公国経済中枢都市マイハークなは向かい飛んで来る
騎はその速度からすでに本土領空に到達しているだろう
第6飛竜隊基地全区画へ魔信による指令が流れる

『第6飛竜隊は全騎発信せよ。二つの未確認飛行体がマイハークへ接近中。我が国領空へ侵入したと見られる。発見次第撃墜せよ。繰り返す。発見次第撃墜せよ！』

第6飛竜隊基地滑走路より次々と竜騎士、ワイバーンが地上から空へと飛翔していく。その数12騎、第6飛竜隊の全力出撃である。彼らは雲ひとつない蒼空へ向かい、舞い上がっていった

第6飛竜隊は、運良く？それとも運悪く？未確認飛行体の正面に出て相対した。遠く点ほどにしか見えない未確認飛行体は次第に大きくなってくる。明らかに接近して来ていることが伺える事象であるが、その速さがあまりにも速い

「なんと面妖な！」

「空飛ぶ船だと？！」

「魔帝が甦ったとでもいうのか！！」

「一体なんだ！あれは？！」

「化け物か？」

隊員たちは、それぞれの感想を抱き驚愕していた

「速いな・・・あのように巨大な騎や船が空を・・・」

未確認飛行体との距離がぐんぐんと近づく。相手は文字通りの超高速飛行が可能なようだが、あまりもの巨体に皆驚くばかりであった

視力の良い隊員は彼の未確認騎を目測していた。それは全長50m、翼は胴体よりも更に長く優に50mを超えていた
そしてもうひとつの飛行体に至っては全長にして150mはあろうか？全幅でも70mはあるだろう細長く平らな物が前方へと突きだした巨大な船であった

混乱する第6飛竜隊。しかしながらいち早く正気を取り戻した飛竜隊長は魔信で隊全体へと的確な指示を行い始める

『導力火炎弾の一斉射撃を行う！相手は我が方の速度を遥かに凌駕していることはその目で確認済みだろう！故にすれ違う一瞬にしか迎撃のチャンスはない！各人日頃の訓練の成果を見せるときだ！』

隊長は魔信を切ると迫り来る巨竜と巨船を目に呟く

「あれは一体なんなのだ？」

答えるもののいない中、12騎のワイバーンは横一線に並び口を開ける。導力火炎弾の一斉射撃。当たれば、そうだ当たりさえすれば墜ちない飛竜など存在しない
並び連なる飛竜の口内で強力な火球が形作られていく
あとは発射のタイミングのみ
それを窺っていると二つの巨大飛行体が急上昇を始めた。ワイバーンの最大高度である4000mを飛翔していた彼らにとり想定外にもほどがある事態であった

取り乱す第6飛竜隊の面々を置き去りにして、二つの飛行体は凄まじき上昇能力を以て高度を上げていく。結果として第6飛竜隊は彼の二つの未確認飛行体を射程にすら捉えることなく引き離されしまう形となってしまった

『第6飛竜隊より司令部へ通達！我、未確認飛行体2騎を発見。攻撃体制に移行するも未確認飛行体は急上昇を開始し、超高高度を保ったままマイハーク方向へと進行した！繰り返す－－－－－－－』

クワ・トイネ公国経済都市マイハーク

ロデニウス大陸北東に位置するクワ・トイネ公国
大地の神に祝福されし土地は肥沃であるにもかかわらず雑草が生えにくく、食料となる草や穀物は手を入れずに放置しておいても勝手に生えてくる。食料自給率は常に100％を遥かに超えており、水と食料はただ。家畜でさえもうまい飯を食べられる国と言われている
そんな農業立国クワ・トイネの北東に位置する経済中枢都市マイハーク。古びた洋風建築物が立ち並ぶ市街地の中央を走るメイン通りは石畳で舗装され、馬車や陸鳥が行き交い活気に溢れていた

バタン

大きな音と共に開かれた扉より、20代半ばくらいの女性が血相を変えて飛び出してきた。女性は鎧を装着しており腰に帯剣し背中には弓を背負っていた
飛び出す女性の後ろには女性の部下と思われる鎧姿の者たちが後に続く
平和な町、これまで大きな戦争とは無縁であったマイハークでの異質な光景。飛び出してきた騎士たちの顔はただただ緊張に包まれていた

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