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提督たちの憂鬱×コードギアス ネタSSスレその63

103名無しさん:2018/01/10(水) 17:24:26





とある新伯爵領開拓の一幕





ゴゴゴ、ガコン、ガガガガ

鳴り響く重機の音

ガチン。キュイイイイー

続いて鳴り響いたのは甲高いモーター音

ここは神聖ブリタニア帝国領カンザスにある辺境の未開地

中心部は未開地ではなく新たに封ぜられた中央官僚の子爵、現在は下位の伯爵となった人物が領主となって治めている
この新伯爵領は以前に中心地のみを領地として治めていたとある男爵家の当主が無能なばかりか馬鹿の極みであった

馬鹿の男爵家当主はあろうことかクルシェフスキー侯爵家の次代当主にして現皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの騎士が一人

ナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキー

続きヴェルガモン上位伯爵家次代当主リーライナ・ヴェルガモン

以上二人をそうとは知らずに罵声を浴びせて公然の場にて不敬を働いたのだ

ブリタニアという国は絶対なる階級社会
当然主家を侮辱されたと受けとる西海岸諸侯と五大湖諸侯からの経済制裁を受け、男爵家は財政破綻の憂き目に合う

男爵家は先代当主が爵位の返上と謝罪行脚に回る日々を送る事となってしまった
だが土地には家臣がおり領民もいる

天領として召し上げる事も考えた時の皇帝シャルルはしかし、中央省庁に勤めるある有能な子爵に目をつけて、子爵を下位の伯爵とし、旧男爵家領と周囲の天領の計約100平方キロメートルほどの地を下賜し治めるようにと命じたのだ

ゆえに周囲の天領を含む地を領主として下賜された新たな伯爵領主はまず旧男爵家領地域の建て直しに奔走する事となり、辺境ゆえの人手不足もあって自領となった旧天領にまで手が回らない状況に置かれていた

旧天領であった土地には手付かずの場所もある
そのために切り開くべき土地は切り開かなければならない
しかし伯爵領としてはまだ発足したばかりで正確には伯爵はまだ代官の身であった

人は足りない、物は足りない、旧男爵家の一族への対処に、旧男爵家当主の残した負の遺産の処置
また旧男爵家と敵対関係となったクルシェフスキー侯爵家と西海岸諸侯への対処
ヴェルガモン伯爵家と五大湖諸侯への対処
シュタットフェルト辺境伯家とソレイシィ辺境伯家への対処等々で伯爵はいっぱいいっぱい




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