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架空戦記系ネタの書き込み その86

165yukikaze:2017/04/14(金) 23:11:33
>>150
三菱の設計体制みるともうこれは仕方がない。
三菱『以外』は、基礎設計と詳細設計と、設計を二段に分けて処理していたのに
対して、三菱は基礎設計と詳細設計を分離しなかったことで、海軍小型機担当の
第二課(堀越が課長)がしわ寄せ食らって地獄を見ている。

三菱が何でここら辺の分離に遅れていたのかは浅学にして回答を持っていないんだが、
コンスタントに新型機を出せた中島と違って、三菱の開発速度の低下は、この設計体制の
違いとも言えるんだよねえ。

>>152
通常ならば、他社の設計した飛行機の改修なんて絶対に認められないでしょうねえ。
ただこの事例においてはかなり特殊でして

・ そもそも雷電の基本概念を作り上げたのは倉崎と、彼がドイツから持ってきたデータ。
・ 海軍としても三菱一社だけに戦闘機を任せるのは不安になっていた。(設計能力が悪いのではなく、堀越こけた事での混乱を重要視した)
・ 川西は「海軍管理工場」「元海軍航空技術廠長だった前原謙治中将を副社長に招聘」など海軍と関係が深い。
・ 『可能な限り雷電の設計を弄らないように』とすることで、戦闘機製造経験の乏しい川西に対する保険にした
・ 川西にとっても戦闘機市場に食い込めるチャンスだったので、渡りに船であった。

まあ海軍にとっても川西にとっても「ローリスクでリターンが狙える」中身だったんですわ。
ただ、『胴体設計とか弄るな』とか言われたお蔭で、逆にプロペラ後流による抵抗等が発生したお蔭で
当初海軍が望んでいた『650km越え』は達成することができず、性能もあまり変わらない状況。
しかも、中島では疾風が、三菱でも土星エンジンに換装した雷電改が、650km越えは出来ませんでしたが
640kmと、海軍最速を叩き込んだこと、更に言えば、『だから言ったんだ』と、倉崎と菊原がブーたれながら
胴体を再設計しなおした紫電改が、速度こそ630kmであったのに対し、空戦能力は雷電改を上回り
陸軍最強と言われた疾風とも互角以上に戦えたことから、当初海軍が予定していた『最小限での改修での
雷電の誉搭載計画』はバーストすることになりましたが・・・

>>153
ある意味一番動かしやすいキャラでもあります。
ついでにいえば技術の積み重ねによる経験値が半端ではないので、ほんと
『化物クラスの天才技術者』になっていますし。

まあ当人が一番ご満悦だったのは、軍用機開発よりも民間航空機開発
(日の丸ジェット旅客機)だったのですが。




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