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提督たちの憂鬱 設定スレ その34

976攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2017/06/03(土) 22:29:54
3.
甲1型海防艦 条約外制限艦 (攻龍 私案①)
基準排水量:1200t(計画) 1300t(竣工時)
全長:90m 全幅:11m
ディーゼル電気推進(発動機×4、発電機×4、電動機×4(並列串型)、1軸推進)
機関出力:6,000馬力
最大速力:20ノット
航続距離:14ノットで5,000浬
武装
・127mm単装両用砲 2基【前後各1基】
・40mm連装機関砲 1基【中央部1基】
・20mm単装機関砲 10基(出師準備工事で2基、対空強化で4基追加)
・爆雷 200発 片舷投射機12基および爆雷投下軌条2条(出師準備工事でヘッジホッグ1基と144発、後期艦はリンボー1基)

<解説>
・概要
昭和12年度計画艦として、先の第13号型掃海艇の運用成果を反映し、対空・対潜により特化した護衛艦として計画された。
対艦戦闘は二の次とされたほか、占守型として北洋任務向けに仕様変更された型も存在する。
艦型がかなり大型化したが、コレにより史実海防艦を遥かに凌ぐ戦闘力を手に入れた。
・船体
基本的に長船首楼型で居住性・凌波性に優れた船体を持つ。
海防艦(護衛艦)のため鋼材は普通鋼で、量産に適した構造を持つが軍艦構造のブロック建造対応艦である。
防御力向上のため、船体はほぼ二重底とされた。
北洋任務向けの占守型は、蒸気暖房(解氷)設備を充実するほか上部構造物や設備、兵装が密閉構造となるなど仕様変更された。
・機関
第13号型掃海艇の運用成果から4型のディーゼル電気推進方式を採用する。
速力こそ20ノットと条約制限外艦艇の枠に収まったものの、静粛性、速度調整の自由度などは良好なものとなった。
・武装
主砲は127mm単装両用砲と、同時代の駆逐艦の単装仕様である。
これは対潜・対艦・対空戦闘全面で76mmより射程・威力共に強力なため、駆逐艦に準じた戦闘力を期待されたためである。
40mmは竣工時からボフォースが導入され、電子兵装や射撃管制装置も簡易型とは言え最新のものが搭載された。
対潜能力は艦隊最強と言っても良く、探信儀と聴音機の両方を持つほか爆雷投射能力と搭載数は随一を誇る。
・総括
史実海防艦より大型だが、戦闘力は高い甲型海防艦。
電子・水測兵器の充実により、積極的に潜水艦狩りを行うことも可能になりました。
ただ、新兵器の実装には小型・低速のため大戦終結後間もなく海軍からは姿を消し、一部は海上保安庁等で細々と活動を続けたのでした。
(戦力的には甲1型は米護衛駆逐艦エヴァーツ級(武装はラッデロウ級)に相当します)

甲2型海防艦  (攻龍 私案①)
基準排水量:1400t(計画) 1450t(竣工時)
全長:95m 全幅:11.5m
蒸気電気推進(缶×2、発電機×2、電動機×2(並列)、1軸推進)
機関出力:12,000馬力
最大速力:24ノット
航続距離:14ノットで4,500浬
武装
甲1型に準ずる(以下変更点)
・40mm連装機関砲 1基、40mm単装機関砲 2基
・20mm単装機関砲 12基(対空強化で4基追加)

<解説>
・概要
甲1型海防艦はその戦闘力の高さから重宝したが、速力の低さが欠点と指摘された。
ただ、ディーゼル主機ではコレ以上の高速化は難しく、燃費の悪さを承知の上で蒸気タービン搭載が求められた。
しかし電気推進艦のメリットは非常に大きく、蒸気電気推進艦(ターボ・エレクトリック)が計画された。
・船体
基本的には甲1型の船体延長型であるが、重心位置の調整と航続力確保のため二重底の幅を広くとり、燃料庫として用いた。
・機関
第13号型掃海艇2型の拡大強化型が搭載される。
燃料搭載量を増加(船体延長部および二重底内に搭載)した結果、航続力は甲1型にやや劣る程度に収めた。
燃料の自由度が高くなり、補給艦を探して右往左往…ということがなくなったのが数値に出ない利点である。
・武装
基本的に甲1型に準ずる。
ただ、船体延長部(機関室上部)に40mm機銃座2基を設置し対空火力強化を図った。
(なお、40mm機関砲の代わりに533mm3連装魚雷発射管1基を設置したものもあり、これは2等駆逐艦"鴻型"と呼ばれた)
・総括
甲1型に4ノット優れる速度を活かし、潜水艦の積極的掃討(ハンター・キラー戦)を可能とした意味は大きい。
また、武装変更型(鴻型駆逐艦)という派生版を生み、実戦力向上を果たしたのもその意義は高かった。
ま…艦隊型とは隔絶した低性能のため使いみちは要注意だったが、その貢献は大きなものであった。
なお、戦後は高速潜水艦に対抗すべく対潜装備を更新し、新世代対潜艦登場までの繋ぎを果たした。




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