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日本大陸を考察・ネタスレ その32
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日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していればクロス、オリジナル、共に自由です。
日本大陸の設定は日本大陸スレのみの設定であり他スレへの持ち出しは厳禁です。
>>2以下に公式想定および諸注意(転載)があります。ご参照ください。
ネタの書き込み25(204から日本大陸ネタが始まりました。)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1356692784/
その1
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1357902015/
(中略)
その14
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1387455107/
その15
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1388064845/
その16
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1388389926/
その17
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1388745600/
その18
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1389408421/
その19
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1390468126/
その20
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1391876759/
その21
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1392994354/
その22
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1394382623/
その23
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1395834917/
その24
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1397138911/
その25
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1397996595/
その26
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1398754703/
その28
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1399903401/
その29
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1400865194/
その30
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1401849586/
その31
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9191/1402926953/
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【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0 ――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」たとえば関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利するといった事象を妨げない限りにおいて日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの一回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする。(例・井伊直弼など)
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
4――【追記】
混乱を避けるため真面目な想定ではなくネタとして発議する際には「【ネタ】」印を添付する。
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>>1
スレ立て乙です
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スレ立て乙です!
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スレ立て乙です!!
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話題やらなんやらについていけていないけど、スレたて乙です。
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立て乙です。
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古くから夢幻会が存在して、アメリカとの激突を未然に防ぐぞ!ってことで日本人が北米大陸に入植。
アメリカ合衆国は欧州からではなく、日本大陸から独立・・・というルートはあったりするんですかね。
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人口数億同士の北米大陸日本勢力(仮に大和民国w)と日本大陸勢力のバトルとか世界が滅ぶレベルに・・
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夢幻会が主導で北米入植とかその場合独立する必要はあるんですかに?
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もちろん秀吉が日本と豪州と米大陸を天下統一して支那に雪崩れ込む
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>>11
支那は夢幻会居るなら攻めないで隔離か分裂工作じゃないか?
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夢幻会が日本大陸で各種啓蒙→何かの弾みで非夢幻会勢力が暴走→大陸を追われた夢幻会が大挙して北米入植(作戦名ダイナモ)→数世紀を経て奪還作戦が開始される
これならどうか
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分裂工作(物理)
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日本と豪州と米大陸の上層部が夢幻会だらけになって勝手に統一でいいんじゃまい?
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>>13
そして北米大陸に移住した夢幻会の子孫たちが何かの拍子で大陸日本と軍事衝突して滅ぼしてしまうと
それから自分たちが滅ぼしてしまった国の後継者であることを名乗り始めると?
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>>1
スレ建て乙です。
>>16
何そのアーヴ
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少し質問したいんですが、日露戦争から陸軍で使っていた列車砲だけどミサイルの発射機構やイージスシステム搭載して引き続き本土防衛用に使用するって可能なんですかね?
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>>18
列車砲は、基本的に、「ある程度の重量物を載せるのに適している」んだけど、
「線路から分離できない」長所と弱点があるんで、戦略弾道兵器ならともかく、
拠点防空システム以外の防空兵装や、対地火力投射には向いていない
んじゃないかと思う次第なのですよ。
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>> 18
列車砲に付きまとう問題点全てが諸に出るから向いていない。
だから現実で今現在存在していない。
現実に存在していないという事は淘汰されたという事で、それには歴とした理由があるからね。
余程の事がない限りその流れは変わらないだろうね。
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そういえば「陸上配備のイージスシステム」ってあんまり聞かないなあ
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イージス・アショアって呼ばれてるものがあります
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>>19
>>20
ありがとうございます。やはり難しいですか…。
何人かの作者様の作品の中に防衛拠点ないに線路を引き込むことによって拠点の対艦攻撃能力や列車砲を集めることによっての火力の集中を行えるような
趣旨の文章があったので戦後対艦や対空防御のためイージス艦的な能力を持った列車を配備すれば線路をそのまま利用できると思ったんですが・・・
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大陸日本の電波塔の平均的な高さはどうなるのかな。
日本大陸は広いから東京タワーと同じくらいの高さの電波塔が各地にたくさん建設されていそうだけど。
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地球の直径は大きく変わっていないのに、大陸日本は十倍の面積に広大化、つまり見通し距離はほぼ変わらずカバーしなければならない距離は三倍。
1000mクラスのタワー、建てられるかなぁ…
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地球の直径は大きく変わっていないのに、大陸日本は十倍の面積に広大化、つまり見通し距離はほぼ変わらずカバーしなければならない距離は三倍。
1000mクラスのタワー、建てられるかなぁ…
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今現在陸上のイージスシステムとなろうとしてるのは超電導コイルを使った日本の小口径対地対空レールガンですなー自走式でなおかつ電源部分が軽量化されたので航空機輸送が可能だとか
展開型対弾道弾レーダーを組み合わせてありとあらゆる場所で弾道弾迎撃を行うという半ばSFに足を突っ込んだ仕様となっております
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東京タワーが1000mなら、初代ゴジラは初代からして身長150m、VSシリーズは300mか・・・まさに怪獣王
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>>27
なにそれすごい。
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>>28
大陸日本の東京タワーが1000mの高さなら、それよりも高い東京スカイツリーの高さがとんでもない事になるな(汗)
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>>30
スカイツリーは確か東京タワーの約二倍くらいだから2000mくらいかな?
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更に今構想が練られているのは「軌道配備型MD」とかですね軌道配備型対地兵器「神の杖」の対となる代物です
普通に火薬砲という話もあり「上」から弾道弾を撃つので、あんまり初速要らないという利点も
弾道軌道の頂点の、一番「遅くなった」瞬間を上から狙撃するので。命中させる技術難度は低め。<問題はどうやって軌道上にレーダと砲を配備するかという部分ですが
途上国が核弾道弾でアメリカ様を脅したもんで、ブチ切れた日米が途上国が配備出来る程度の核弾道弾じゃ突破出来ない様なMDを実戦配備とかなっちゃったという現状です
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つまり「舐められっぱなしなのはムカつく」ってのが理由か(マテ
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「デコイ付きMIRV」対抗型MDとか既に開発中だからなー・・・現状で2020年頃に配備可能になるし・・・大陸日本なら大陸の周囲全体に対空レールガン(しかも輸送式自走可能)を全体に配備して
文字通りの大陸要塞日本とかにできますからなー・・・・この構想実現するとマジで弾道弾でも突破不可能に近くなる代物ですし・・・(現実世界の日本でもすでに構想が練られている現実的なもの)
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>>34
車両で自走式だと先制攻撃で潰すという方法がとれませんからね。
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もし発射シーンが目撃されるならマブラヴオルタTEにでてきた試製99型電磁投射砲の発射シーンに近いものが・・・
弾道弾迎撃に使われるならそれはもうすさまじい光景になるでしょうな・・・
沿岸部に配置されれば複数のレールガンが周囲一体を掃射するという光景に・・・
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大陸全土がストーンヘンジみたいな対空砲群になるのか(白目
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前の神武天皇時からチートで世界進出するとなるとヨーロッパに着くのは
どれくらいになるだろう?
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継ぎ接ぎルート。
1:20より投下します。
欧州戦線が進まない・・・
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チート全開ですと、ローマ末期にゲルマン人やゴート人の侵攻を食い止めていたり、下手をすればトラヤヌス帝時代にバビロン属州で握手しているかもしれませんね。
人類の未来を考えるならそちらの方がよいのかもしれませんが…
そのままいえば、我々は今頃、銀河中心核いて座A星への観光料金が高すぎると文句をいっている頃かもしれません。
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ローマ末期だとキリスト教に迫害された宗教やらキリスト教非三位一体論派閥とか色々と
流れてきそうだな。取りあえずアレクサンドリア図書館の中身を・・・。
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悲しいかな、電磁投射砲99式の如くあんな風に
連射する事は現代の科学では無理な訳で。
冷却系や銃身内部の劣化が普通の火器以上にシビアなんだよね、あれ。
CNT系素材の大規模量産が可能になってくれば
この辺も大分クリアされるんだろうけど
史実はこの研究費ケチっちゃったから全体的にモッサリ進行。
大陸世界でCNT系の大量量産や超長辺生成が可能になってくれば
並行して水素吸着素材や耐熱半導体、装甲材としての道も待ってるから
セットでにすればそれはもう楽しい事に・・・。
やったね、夢の水素エンジン戦車Withレールガンが実現するよ!!
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>>41
>アレクサンドリア図書館の中身
読みたい!
アリストテレス派やキリスト教単性説派の文書(ナグ・ハマディ文書の完全版)やマニ教文書の完全版、オルフェウス教団関連文書や、バァル神関連記録、さらにはササン朝ペルシャ関連文書も残っていたら…
不老不死であったのなら300年くらいは論文を発表し続ける自信があります。
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投下開始。
匪賊たちの宴
1915年12月2日。
白朗率いる青海派が乗っ取った中華民国国民政府から宣戦布告文を受け取った協商各国は、泥沼の大戦にまた一つ追加された面倒事に舌を打ち鳴らしはしたがさして混乱する事はなかった。
中華大陸では大所帯と言えると言っても所詮国民党の勢力は一地方政権のそれでしかなく、海から切り離された内陸部しか勢力下に収めていない現状では外部からの支援も受けられない。
今まで列強が支援していた周辺勢力、特に満鉄の支援を受けた北洋軍閥だけで十分に対処可能であると協商国側は予測し、事実その計算は完全に正しかった――純軍事的には。
12月10日。
国民政府の支配領域より全方位に国民党は出撃し、協商国の支援を受けた周辺軍閥に鎧袖一触で蹴散らされる。
予想されたよりも出撃してきた国民党の数は多かったものの、各地からもたらされる一方的な勝報の数々に北洋政府を率いる袁世凱は中華統一の好機であると快哉を叫び、中華皇帝登極への野望を燃やし始めたほどだ。
異常事態が確認されたのはその翌日、各軍が一斉に重慶へと侵攻して国民党に止めを刺そうと行軍の準備を始めた段階になってからだった。
「昨日敗北した国民党軍の残党と見られる武装勢力が、各地で無差別に略奪を行っている」
当初はよくある敗軍の略奪行為だと思われたが、被害報告が積み重なるにつれてようやくその規模と範囲が異常である事が判明する。
多くてもせいぜい100人程度の集団で集落を襲って焼き尽くし、銀行から現金を運びだし、田畑を荒らし、鉄道のレールを盗み出す。
軍や警察がやってくれば逃げ出して、他の場所に別の獲物を探しにいく。
前日各地で蹴散らされて蜘蛛の子のように逃げ出した国民党軍は最初からこれを目的として編成され、簡単な指示を与えられていた。
『奪い尽くせ、犯し尽くせ、燃やし尽くせ』
国民党政府を掌握してより10日足らず、白朗は食い詰め者や犯罪者を中心に数だけを集めて匪賊を組織し武器を与えて解き放ったのだ。
もとよりドイツの支援など白朗は期待しておらず、自分が手慣れた匪賊流の略奪戦闘で中華大陸を混乱させるつもりだった。
弱小とはいえ地方政権が大々的に組織した野盗集団という異常事態に周辺勢力が唖然とする中で年が明け、1916年1月1日に白朗率いる国民党軍の主力が重慶を出撃する。
一気呵成に武漢へ襲い掛かって丸一日劫掠し華北平原に侵入する素振りを見せると、慌てて迎撃に出た北洋軍閥の軍勢をあざ笑うかのように逃げ出して南昌・長沙を襲撃。そのまま一気に南周りで略奪して回りながら2月になる前に重慶へと遁走してしまった。
重慶に帰還した白朗は略奪した物資をばら撒いて国民政府勢力圏で熱狂的な支持を獲得し、鹵獲した銃器を使って更なる匪賊の編成を行い始める。
北洋軍閥は敵を取り逃がしたことを悔しがるものの、各都市の被害とそれによってさらに増えてしまった匪賊討伐に大慌てになる。
貧弱な銃器や刀剣類しかもたない匪賊との戦いは北洋軍閥の圧倒的としか言いようのない勝利の連続ではあったが、匪賊の集団はあまりにも広範囲に散らばって各地に潜伏しており、さらにその噂を聞きつけた無頼漢達が武器を手に入れて匪賊となる事で爆発的に数が増え、討伐は困難を極めた。
挙句の果てには匪賊討伐に向かった北洋軍閥の部隊が白朗配下を装って略奪を行い、殺害した犠牲者を匪賊として報告する始末であった。
己の勢力下の混乱と規律の崩壊を突き付けられた袁世凱は皇帝即位を諦めざるを得なくなり、歯噛みしながら自身の後援者である満鉄参加国に支援を要請する。
満州利権への混乱の波及を盾に軍の投入を求めたのだ。
袁世凱の厚かましい要求を、ドイツと血みどろの殴り合いの真っ最中である大英帝国・ロシア帝国は即座に拒絶。
1914年末に中国と太平洋上のドイツ勢力を排除し終わり比較的余裕のある大日本帝国も中華の泥沼に干渉するのを嫌い欧州派遣軍の編成と輸送準備を建前に拒絶し、欧州の中立国として大戦で暴利を稼いでいるオランダ王国も当然の如く拒否を突き付ける。
これに対しアメリカ合衆国が承諾の返答を返した事で満鉄参加国のみならず、列強各国が驚愕する。
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1911年の辛亥革命勃発以降、アメリカ合衆国は笑いが止まらない状況が続いていた。
満鉄に政府関連企業が出資して袁世凱を支援しそれ以外のアメリカ民間資本が対抗勢力を支援する事で、放っておいても商品の値段が吊り上り黙っていても向こうから利権が転がり込んでくる。
とある工場では二つある製造ラインの真ん中に壁を作り、左右で別の会社登録をして中華大陸に出荷するような事さえしていた。
調子に乗ったアメリカ民間資本がフランスと組んで華南自由連合を作っても、アメリカ政府が阻止できないほどの利益が上がっていたのだ。
その状況は1914年に欧州で大戦が勃発するとさらに加速していく。
イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、黙っていてもライバル達が勝手に血を流して衰弱していくというのに、膨大な国債まで流れ込んでくる。日英同盟を馬鹿正直に守って即時参戦した日本が欧州で血塗れになって困窮し始めるのも時間の問題だと思われた。
中立を守って利益を上げるオランダの選択こそ正しいのだ。
しかし一人のアメリカ市民が白朗の引き起こした中華の混乱を見て心痛の余り叫ぶと情勢は一変する。
「中華の自由を取り戻せ!」
実際には更なる中華利権の拡大を目指す民間資本が買収したイエロージャーナリズムの捏造に過ぎなかったが、この場合重要なのは存在しないアメリカ市民のこの言葉に同調した人間が大多数に上った事だった。
好調な経済で気が大きくなり欧州の戦乱に刺激されたアメリカ市民の熱狂に押されて華南自由連合への治安維持軍の派遣が議会を即日通過し、中華の大地に自由を取り戻すというウィルソン大統領の熱意に欠けた宣言はアメリカ市民の熱狂を持って迎えられる。
袁世凱の北洋政府から支援要請を受けて華南自由連合へ派兵するあたりアメリカの狙いは見え透いているのだが、アメリカの市民が納得している以上列強がどれほど顔を歪めていても問題は無かった。
その程度の国際感覚しか、当時のアメリカは持ち合わせていなかったのだ。
アメリカの貪欲な行動をしかめ面で見ていた米国以外の満鉄参加国は自軍の派遣の代替として一つの回答を実行し、中華の住人達を恐怖させる事になる。
1916年1月30日タシケント。
「反逆者どもめ!」
重慶で白朗が略奪した財宝を配下達にばら撒き、アメリカが中華派兵の熱狂に沸き立っている頃、ロシア領トルキスタン総督府総督フョードル・マルツォンは目の前に積み上げられた報告書の山に拳を叩き付けていた。
中華大陸と違い中央アジアでは無差別な集落の略奪行為には発展していないものの、反ロシアを掲げる武装集団にロシア軍の集積所が襲われて物資が略奪され、武器を供給された住民が暴動を起こして警察署が燃やされるなどロシア帝国の中央アジア統治から安定と平穏を奪い去りつつある。
無論ロシア側も無抵抗で反逆の狼煙を眺めているだけではなく、コサックの騎兵隊を中心に武装勢力の討伐隊を送り込んでいるのだが、騎馬民族同士の追いかけっこはその戦闘の余波を周囲に振りまきながらいつ決着が付くともしれないいたちごっこの様相を呈し始めていた。
その混乱の影響で中央アジアのロシア軍は泥沼化した欧州戦線への移動もままならず、内定している新しい総督の向かい入れがいつになるかさえ全く予定が立っていなかった。
「・・・ビシュケク、トゥシャンベの市役所が焼き討ちされ、ロシア人官吏の家族が襲撃されました。さらに警邏中の小部隊を中心に賊軍の被害が報告されております」
「もういい!何とかして匪賊どもを鎮圧して中央アジアの軍をヨーロッパへ送らなければ・・・」
怒声を上げて指示を出そうとしたマルツォンは、慌てて駆け込んできた部下からカスピ海横断鉄道の路線が爆破されたとの報告を受けると呆然自失として執務室の椅子に座りこんでしまった。
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「サマルカンド近郊で線路を爆破出来ました。陽動にトゥシャンベを襲ったのが上手くいったようです」
「これでしばらくイワン共の移動と増援を阻止できるな、復旧工事への襲撃と破壊工作を調整しよう」
荒野に作られた遊牧民式のテントに副官が持ってきた報告を受け、ヴィルヘルム・カナリスは祝杯代わりのコーヒーカップを掲げた。
実戦の指揮を執って襲撃に加わったりはしないものの、反ロシア武装勢力の襲撃の摺合せや奪った物資の秘匿や移動など、カナリスは忙しく案件を処理しており、アルコールを飲んでいる余裕など無かったのだ。
もっとも、補給の無いカナリス達にとってすでにコーヒーさえも貴重な嗜好品である事は間違いなかったが。
「なんで海兵の私がアジア大陸のど真ん中でこんな事を・・・」
「いやいや、大尉殿の指示は大したものですよ。一体どこで陸戦戦術の教育を受けたのですか?」
愚痴を漏らす上官を宥めながら、カナリスの副官は以前から気になっていた事を聞いてみた。
「ああ、日本海軍のサネユキ・アキヤマは知ってるな」
「ツシマ沖の参謀ですな」
「その人の兄のヨシフルが騎兵将校なんだが、日露戦争の時こんな戦い方をしていたらしい」
ツシマ海戦の勝利を描いた弟とコサック騎兵1000個中隊を打ち破った兄と言うインパクト溢れる兄弟は、お互いのエピソードと一緒に人種差別溢れる欧州ドイツの海軍士官にまで影響を与えていた。
「まあ、あとは我がドイツ海軍の通商破壊戦の応用だな」
「敵からも戦術を学びますか・・・我が参謀本部は珍しく良い仕事をしましたな」
「褒めても休ませてやれないぞ」
そう言いながらカナリスは副官にコーヒーを淹れてやり、地図の一点を指差して不敵に嗤う。
「次はタラスのトルキスタン・シベリア鉄道を狙おう、満鉄から支援が届いたら厄介だ。
中央アジアへ繋がるロシアの血管を全て切り離してやる」
広大な中央アジアの大地に送り込まれたドイツの海兵は、まるで勝手の判らない陸戦の指揮を騎馬遊牧民によるドイツ海軍流の通商破壊戦術として解釈し、見事に成功させつつあった。
1916年2月4日奉天。
トルキスタン・シベリア鉄道の破壊にロシア帝国政府とトルキスタン総督府の双方から悲鳴が上がったこの日、列強による新興の人造国家が動き出そうとしていた。
トルキスタン共和国へと侵攻した国民党青海派を排除するために満州鉄道が自社の警備部門として組織した満蒙騎馬義勇兵。
欧州での大戦勃発によりトルキスタンへの派遣は中止され、ただ地に伏せる狼のごとく訓練を重ねて日々を過ごしてきた彼らがついに動き出す時が来たのだ。
「見事なものだ。やはりあ奴は一角の将だな」
「はい、殿下・・・」
満鉄社旗を掲げて訓練に励む騎兵部隊の動きを評する満州王国宰相・愛新覚羅善耆の言葉に頷きながら、蒙古旗人・升允は不満そうであった。
「まだあ奴を迎え入れた事に納得しておらんのか?」
「王国に実戦経験のある将が必要なのはわかります。しかし奴にはドス黒い野心が見えます。
――張作霖と言う男は、権勢を望むだけに飽き足らず、王国に害を為すやもしれません」
日露戦争でロシアの傭兵馬賊として頭角を現し、戦争中に日本側へと転向した男。
大日本帝国と個人的なパイプを持ち、自分の勢力圏である奉天に満鉄の本社が置かれると真っ先に恭順の意思を示し、馬賊の配下共々満鉄警備部に組み込まれ、満州王国が出来ると王国へ忠誠を誓う。
そしていまや満州蒙古の志願兵で設立された騎馬兵団を率いる指揮官に収まっている。
利益と栄達の為に手段も面子も気にしないような男を信用する事は、誇りある蒙古旗人たる升允には到底できそうになかった。
「野心なら持たせてやれば良いではないか、欲望があるから人は努力する」
「そのような事態では済まぬかもしれませんぞ、殿下」
「升允」
不意に低められた主の声に思わず顔を凝視した。
満州王国の建国前から列強と宮廷貴族と地方豪族の間を駆けまわってきたその顔は紫禁城に居た時よりも肉が落ち、労苦に鍛えられて引き締まってきたように見える。
「どのような欲望であれ、利用していかねばならぬ。
富国強兵、臥薪嘗胆、大日本帝国はこの言葉を実現して列強の座に駆け上がった。
満州王国を、我らが祖国を再び栄光に輝かせる為に、我らは耐えねばならんのだ」
傲然と言ってのけるその姿に、升允は思わず目頭が熱くなった。
清朝皇族として生まれ落ちた彼の主君は、苦難にもまれて王国宰相に相応しい度量を備えつつある。
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「殿下・・・私が浅はかでした。張如き小物、殿下に御せぬはずがありませんな」
「ふ、王国が安定して発展していけば意外と張は忠臣になるかもしれんぞ」
侍従の言葉に笑いながら、善耆は目前の騎兵集団の動きに感嘆の吐息を漏らした。
一糸乱れぬ動きで旋回行動を行い、騎上からの一斉射で訓練標的をなぎ倒し、恐れ気も無く曲刀で突撃する。
満蒙の大地を食い荒らすだけに飽き足らず、そこに住む人間さえも売り物にしようという列強の傲慢さに腹も立てたが、そんな事はもうどうでもいい。
まさに騎馬民族、これぞ満蒙の誇り。
チンギス・ハーンもヌルハチも照覧あれ。
国を滅ぼしてしまった愚息たちは、それでも大地を駆ける術まで忘れてはいなかった。
唯一不満なのは彼らが掲げる旗がMの字に点検ハンマーと言う満鉄の社旗である事だが、それもこれから解決する。
「・・・諸君」
訓練を終えて整然と並んだ騎馬民族に、善耆は震える声で語りかけて気付く。
彼らに言葉は必要ない。
我らは多弁ではなく行動で語るのだ。
だから、南を指差す。
中華などと思い上がった漢人どもに鉄槌を下すために。
「――征け。
我らが父祖の如く、ただ風のように」
「「「応っ!」」」
人馬が奔流となって動き出す。
満鉄社旗が降ろされ、四色八種の旗が揚がる。
大地を揺らす馬蹄の響きが、声無き声で合唱する。
さあ、戦場に紅白黄藍の旗を起てよう。
我らの恐怖を思い出させてやろう。
かってユーラシアを制した民族の末裔が何者であるのか。
この草原の主が誰であるのか。
深紅の血文字で大地に刻んでやろう!
遠ざかる騎馬の嘶きに耳を傾けながら、満州の主従は己の騎馬民族としての血が騒ぎ続けるのを自覚していた。
「満蒙騎馬のつわもの・・・これ、まさしく八旗なり」
満州王国・モンゴル部族連合より集められ満州鉄道株式会社が編制した騎馬兵団は、満鉄参加国の代わりに中華大陸各地へと派遣されると次々に匪賊へと襲い掛かり、徹底的な討伐を開始する。
満鉄警備部として丸二年訓練された彼らにとって逃げ回る匪賊や犯罪者の捕捉はお手の物だった。
次々と匪賊が捕殺されるその光景に怯えていた漢民族は喝采を上げ、すぐに新たな恐怖で震えだす。
満蒙連合の騎馬兵団は満鉄の厳しい教育により匪賊や他の中華軍閥のような乱暴狼藉を働いたりはしなかったが、彼らの祖先の伝説を実演して見せるかの如くどこまでも苛烈な戦闘行動を行ったのだ。
降伏した匪賊の皆殺しは当たり前。
武器を捨てて街に逃げ込んでいた匪賊さえ探し出し、馬で引きずり回して殺し尽くし決して助ける事は無い。
賄賂も懐柔も受け入れる事無く、ただ戦う騎馬民族の笑みを見て中華の民は理解した。
彼らは漢民族の血を欲している!
中華を掲げて彼らを支配し、中華を掲げて彼らを裏切り、中華を掲げてその独立を侵そうとした。
満蒙から送り込まれた騎馬民族の群れは、その怒りを漢民族の匪賊を使って晴らそうとしている。
そこに匪賊と言う漢民族の獲物がいるから彼らはその血で我慢しているのだ。
だがもし匪賊が狩り尽くされたら?
狡兎死して走狗烹らる。
しかし彼らは黙って煮られるだろうか?
銃を持った狼の群れを、誰が鍋に入れるのだろうか?
中華の大地に枝一杯に匪賊の死体を吊り下げた大木が増える度、鉛のように重い恐怖に押し包まれながら漢民族達は囁き合った。
「満州八旗が帰ってきた」
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本日はこれまで。
ご意見ご感想お待ちしてます。
wiki転載OKです。
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乙です。
まさに御旗盾無…もといチンギス・ハーンや乾隆帝もご照覧あれ。
ユーラシアを駆け抜けた騎馬民族の血が帰ってきましたね。
中華という巨大な恵みにして毒を脱した満州の飛躍を期待したいですね。
あとカナリス氏もいい仕事をされているようで何より。
史実後世の某ブランデンブルク師団長殿もうらやまれるような冒険っぷりw
次も楽しみにしています。
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乙です
豚(匪賊)が居なくなったら狼か・・・
漢民族の安らぎはいつの日か
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乙です。何故かカナリスが陸軍に転向しそうな勢いw。
ヨーロッパや中華には悪夢なモンゴル軍団の恐怖再びですね。
カナリスは戦後に自分が馬に乗って前線で戦うような映画を見て
首をかしげていそう。
しかし国家規模で盗賊戦術とか列強は中華に深入りすることに二の足を踏み始めてそうだな。
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>>51
このカナリスさんには嶋田さんと同様のにおいがしますね(苦労人にして慣れない仕事もこなすにくいあんちくしょう的な意味で)w
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あかん、それ独帝國にもツジーン現わるなフラグや!
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>>53
世界がヤバいw
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乙です。
蘇った騎馬民族の帰還w
漢民族に騎馬民族の恐ろしさをたっぷりと教えてくれる事でしょうね。
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乙です。騎馬民族の恐ろしさは忘れてないな、中華の民よ?
>>52、どちらかというと南雲さん?
気づいたら海兵隊の人間と認識されなくなってそうな気がw
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カナリスさん達、戦犯扱いで処刑とか暗殺なフラグが立っていそう。
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>>57 「責任取れや(#゚Д゚)」と戦後に中央アジアの火消し役にされるとか。
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乙です
カナリスさん凄え!
満州は順調に力を蓄えていると。
中華の毒から抜け出せればあそこな下地的にいい感じの国ができそうなのは持ってはいますしね。
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おお!投下乙です!
白朗はなんか生き延びそうな気がするのは気のせいか?
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>>60
いや、知りすぎてるから用済みになり次第……ではないかな。
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>>43 紙と印刷技術を教える代わりに門外不出のモノを写本させてくれと
頼んでるかもな。
ローマ帝国はたとえゲルマンやゴートを防いでもヒャッハー気質な宗教が・・・
金や防衛の対価にブリテンとか辺境の土地を買っていそう。
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>>62
ミトラス教みたいな多神教をはやらせなければいけませんね。
ササン朝ペルシアのゾロアスター教は…不倶戴天の敵だから無理ですし。
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犬飼は自分らが支援した国民党の行為に悲嘆にくれてそうだな。
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犬飼の最後は中華を支援したことに憤慨した民衆に殺されそうだな。歴史的に散々殴りに来たんだから
犬飼「待て!話せば分かる!」
民衆「「「「「問答無用!!」」」」
こんな感じに
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いずれ中華支那子に大金を貢ぐ犬飼を真っ二つにする撫子とか出てきそうだな。
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>>65
流石にそこまでは無いにせよ、政治家としては死亡確定でしょうな
今後は国からの監視と国民からの白い目が死ぬまで続くんじゃね
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>>65
流石にそれを許したら民衆を逮捕せざるをえんな
取り締まらなかったら大問題だ
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これでアジア主義は日本を大陸という底なし沼に引き込もうとする危険思想として共産主義に準じた扱いになりそう
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まあ、日本だけだと心細いからアジア主義に走る気持ちは分からないでもない。
後、かつての不倶戴天の敵であっても窮鳥となったのであれば、
援助する雅量を持つ俺カッコいいという心理の存在は認めないでもない。
でもさ、実際の所犬養毅って中国、中華民族をどの様に理解してたんだろうな?
後、孫文という人物の到底許容できない面に対しても。
日本大陸世界だと恐るべき雄敵、だからこそ味方に出来れば百人力……とでも思ってたんかね?
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トルコ大復活で中華はもうどうでも良くなる
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すでに満州あるじゃない
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>>70
アジア主義への信奉が宗教の域にまでなって、都合の悪いものは見ないor見えないようになってたとか
史実では首相も務めた人だから、そこまで視野狭窄ではないと思いたいけど
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さらにはとても演説がうまい人物だったそうですからねぇ。
史実日本の大アジア主義がどのような結末を迎えたかを考えると手放しで喜べないのですが、美しい正論は(実施する人間がいかなるものかはともかくとして)人を引き付けるでしょう。
裏で体制派と結託して世論の暴走をおさえるなんてことができそうなあたり、彼も妖怪じみています。
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能力はあるけれど自分の理想に正直でもあるから危険人物だったんだか
要点さえ守ればアジアでシマ持つのも悪くないって分るしね
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まあいいタイミングではあったよ。
もう未来だと、輸出で得た泡銭で気が大きくなった一部の人々が大陸に投資し、一番おいしいタイミングで内紛が発生して投資が一瞬であっという間に紙屑に、という可能性もあったし。なお実際の投資資金は、現地の有力者が美味しくポッケナイナイ以下略
史実では、西原借款で長門型戦艦にして三隻強の銭を瞬時に溶かしてた。
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>>65
あれも美談化するためのネタでしょ
この世界の場合は、美談化じゃなくて酷評されるからそれはなさそう。
それこそ演説得意=意見の押しつけ得意なんてレッテルが貼られしまって
「お前は人の意見は聞いたのか!」って返されてしまったエピソードになってしまうとか
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>>77
裁判で証言したって色々な所で書いてあるけれどアレ根拠ないの!?
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カナリスが中央アジアのロレンスになっているな
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朝鮮が満州に飲まれて結局無かった事にされそう
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個人的に白朗はイイ感じなピカレスクになってる気が。
>アジア主義
結果を知るものから見れば愚かしいイデオロギーだが、日本単独では西欧に対抗できない、心許ないというのも分かるし、
脱亜入欧といっても日本人はあくまでアジア人なわけだし、西欧文明というか白人に対する反感もあったんでしょ、当時は。
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有色人種で生き残りは自分達とトルコ、タイしかいないしな・・・
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耳障りの良い言葉で大衆を煽動するのはそういうアジア主偽者の得意技ですからね
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当時の世界情勢からアジアに夢を見て失敗するのは初回だから、仕方ない側面もあるでしょうが、
二度目の事は唯の間抜けでしかない
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憂鬱本編で、ヨーロッパ駐在時に黄色人種であることを理由に差別された外務官僚が、大東亜共栄圏構想ぶちあげてなかった?
本人たちは「中国人を使い潰す」気だが、夢幻会からは「中国人に利用されやがって」と批判されてたやつ。
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本編では言ってたね
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欧州凋落ルートでルクセンブルクのみ特になしってあったが
不公平だ!って声は上がらないのかな?
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>>87
余りに領土が小さ過ぎるから、分割とかしようがないのが現状だと思う
まぁ、その分賠償金とかで負担が増してそうだが
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1プロヴィだけの国家ですからね(HOI脳)
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というか、日本大陸は引きこもり民族だから、中華を手助けしようとか思わん
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隣国というのはそれだけで仮想敵国だしね
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史実だとルクセンブルクはまともな軍隊もないから
特に何かできるわけでもないしやってもいないし
大公家も国家からの歳入に頼ってないしね
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中華は日本圏じゃないもの。手助けなんかしないのは当然。内政干渉はしませんよー(棒)
せいぜい、資源と地雷や小火器類の物々交換とか、その程度の関係でしょう。
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孫文先生は偉大なる中華の都合だけ考えて現状を自分勝手に嘆いてそうだなあ
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そんな孫文先生を大陸日本が自分たちの都合だけを考えて見捨てても、文句を言われる筋合いじゃないと思う。
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見捨てるもなにも敵だし仕方ないね
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孫文「なんでや!あんたらヨユーあるんだから助けてくれたってえーやないか!
困ってるモン助けるンはヨユーあるもんのギムやろが!」
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助けるかどうか決めるのは助ける側で、助けてもらう側じゃないよね
そりゃあ昔助けてもらったなら多少無理してでも助けるだろうけど
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いずれ貸しを返してくれるなら少しばかりは考慮しないでもないが、あんたら余裕できたらもっとよこせ全部よこせと殴りかかってくるじゃないか
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キム「さあ助けろほら助けろ今すぐ助けろ際限なく助けろ永遠に助けろ」
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あの時代では自力で独立や国の維持・発展できないものこそ悪ですから
文句あるのなら自力で国を富ませてみろってね。
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アジア主義は早すぎたんだよな
今だって行うには早いけどw
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アジア主義には「虐げられたアジアがなぜ今も虐げられ続けるのか」という
視点が抜けてたんだろうな。
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当時では中華辺りは虐げられ始めたって感じでは?
東南辺りは結構昔からだけれど
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アジア主義は、とりあえず特定のとある国家から奴隷根性と被害者意識が抜け落ちてからです
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>>105
それは永遠に不可能っていうのと同義語じゃないかw
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とりあえず、転生して感謝という言葉を覚えてからです
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しかしアメリカのそんな中華に対する幻想はどこから始まっているんだろうな?
市場として魅力を感じるのはまあ、理解出来るんだが……
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清潔は正義、清潔は常識、と遺伝子レベルで刻み込んだ上で、政府批判を隣国批判にすり替えて国内安定を謀ったり拡大政策をしながら堂々と侵略の歴史はないとか主張したり、自国に不利な国際条約をガン無視せたりしなくなって自重と常識を身につけ、著作権と特許と知的財産権について骨の髄まで常識として叩き込み、経済格差を市場として価値がある程度にまで是正して治安をせめて欧州の中堅レベルまで引き上げて力をつけたらその力をコッチに向けようって意図をせめてこっちが気づかない程度に隠せるようになったら考える価値もあったかもね
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>>108
「ちょーすげー俺は慈悲深いんでいろいろとショボいチャイナにお慈悲をくれてやるぜ」
てな感じじゃないかな
「あの程度なら俺に逆らったり噛み付いたりしないだろうし」
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>>108
他の欧州列強のように勢力圏を持つほど深入りしていなかったから、
東洋の神秘やらのあこがれが傷つかずそのまま残ってしまったんだろう
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日本大陸があるから米国では中華幻想ではなく日本幻想が存在していそうだ。
そして中華の実態を知ってますます日本幻想が強くなっていそうな気がする。
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日本は英蘭の製品しか買わないから・・・
アメリカ製を買ってくれる中華にこだわるのは必然
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買わないというよりアメリカ製にほしい物が無いってとこだろうね
日本してみれば「買って欲しいならこっちのほしい物を持ってこい」と
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第一次世界大戦が終わったら大量の"ショーシャ"が中華に残らずやって来るのが容易に想像がつく
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韓国「(日本に)愛されないくらいなら、憎まれる方がいい」
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大陸日本なら道も広いだろうしメリケン車も走れるだろうが……
でもまあ燃費だの何だのの影響で買わないでしょうねw
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アジア主義は共産主義と同じ。
理念は耳に優しいので、頭でっかちはかぶれやすいけど、所詮は机上の空論。
地に足をつけて現実を見据えると、ナンセンスであることが分かる。
でも、自分の見たいものしか見ようとしないお花畑は現実を見る事が出来ないからなぁ。
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>>115
資源を対価に地雷や小火器、特殊鎮痛薬を売りまくるんですね。わかります。
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米帝様も喜んで余った武器弾薬を売りにきそうw
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>>108
・(表面上は)知的で洗練されており
・(対外的には)古代から連綿として続く伝統を背負った
・(表向きは)キリスト教徒
なエリート中国人とつきあうと、歴史が短いが故の劣等感と、白色人種故の優越感がプラスされてころっといくのです。当時のアメリカ人はパワーエリートでも世間知らずです。(極論)
さらにごく少数の人間を見て母集団までそれと同一視するくらい頭がお花畑集団だったとか…
>>110
実際、中国にいたアメリカ人宣教師らが「哀れな中国人と傲慢な日本人」的な報告をばりばりしてましたね。
日本人は、当時の中国人と違って「異教徒なのに困窮してないから気にくわない」というにが根底にあったようで。
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そういえば、大陸世界だと対米戦争は今のとこる正面から殴り合って決着がついている場合が多いけど、これが英国狂乱ルートの欧州のような科学兵器や
宣戦布告前の首都奇襲みたいな非人道的な手段を大量にとって米国が負けた場合、戦後統治ってどうなるんだろうな。
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本編と同じようになるな
ただしイギリスの取り分が多い
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本編のIFルートでそんな支援SSがあったね
大陸世界だと報復で工業地帯や東西沿岸都市は更地になってる可能性が高いな
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>>122
もう二度と大陸から世界に出ようなんて考えないようにしてやる、と言わんばかりに裁断されるだろうな…
後、衝号が無いから東海岸は英国が植民地に戻してそう
そして反抗的な人間は内陸に追いやられて、モザイクアメリカ諸国が生まれる
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チャーチルはかつての大英帝国を復活させた英雄になるのか・・・
しかも今回は同盟国にも恵まれている分凶悪になっとる
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>>126
多分そのルートでは大英帝国は再編に成功して崩壊していないので、
ブリティッシュ・コロンビアを再建した英雄、ということになるのではないでしょうか。
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カナダとかも幾らか土地を取っていけそう?
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5大湖周辺丸ごとカナダ行きかもね。
もしくは西海岸が広くなるか。
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それだとナイアガラの滝はすべてカナダにいくのかね。
アメリカ滝の名前はどうすべきか。
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ssが完成したので一つ20:10から投稿してみたいと思います。
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お待ちしています
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日独伊同盟で戦争
米国首脳部は戦争開始にあたり、経済力、軍事力ともに自国を上回る日本をどう打ち破るのかを模索していた。その際、出された方法が日本の孤立化だった。幸いにも現在日本は、第一次世界大戦での英国の勝手な行いの影響で英国との関係が悪化しており、
ドイツこそ欧州の赤化を防いだおかげで関係修復を行うことができているがそれ以外の欧州諸国とは険悪よくて中立と言う状態であった。特にフランスからは、祖国防衛の際には活躍せず、ソ連戦の際には敵であったドイツと組戦った役立たずの裏切り者と認識されていた。
これに目をつけた合衆国は英国にやフランスに工作員を送り黄禍論や白人至上主義の勢力煽ることにより日英同盟を解消させることに成功しさらに仏英米の三国同盟を結ぶ。この一連の事態に対し日本は、友好関係にあるドイツと旧型兵器の輸出を条件にイタリアを引き込み同盟を行う。
かくして日独伊同盟と仏英米同盟の緊張はアメリカの輸送船が沈没したことを日本の攻撃として、アメリカが東京に対して奇襲攻撃をかけることにより、戦争に発展していくこととなる。
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以上です。流れとしてはライスラインさんの英国狂乱ルートとひゅうがさんのパクス・ジャングロアクシズ系の中間でアメリカとの戦争の際イギリスが憂鬱や史実のようにアメリカ側に立ったら、と言う想定で書いてみたかったのですが
実力が足りず中途半端な短編となってしまい申し訳ありませんでした。
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乙です。ですがやはり大陸化した日本を英国が放置というのは考えにくい・・・。
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乙です。
黄禍論を考えるとこれが成立する可能性もあるのが怖いですね。
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憂鬱本編ではジェット機として疾風をとりあえず配備してましたが
こっちだと余力が有り余ってるから陸上機も作ってそう
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継ぎ接ぎルート・欧州大戦。
22:30より投下します。
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投下開始。
ヴェルダンの侍
1916年2月21日。
午前7時15分、1000を超えるドイツ軍の砲門が一斉に火を噴き、ドイツ軍20個師団が攻勢を開始する事でヴェルダン要塞攻略戦が開始される。
不平を漏らしながら陸を泳ぎ回る海兵のおかげで中央アジアの兵力をヨーロッパに送り込めなくなったロシア帝国は東部戦線における積極性を完全に喪失しており、ドイツは西部戦線へと兵力を引く抜くことが可能になっていた。
停滞した東部戦線に睨み合えるだけの戦力を残し、西部戦線で攻勢に出る事でフランスの消耗を誘い、戦争からの脱落を図る。
ドイツ軍参謀総長エーリッヒ・フォン・ファルケンハインが消耗戦として計画し、皇太子ヴィルヘルムがシェリーフェンプランの延長線上にある要塞攻略として実行したこの戦いは、計画者と実行者の認識の齟齬により悲劇的な損害を双方に与えていく。
ヴィルヘルム皇太子の積極的な指揮もありドイツ軍は一日目にフランス軍防衛線の第1陣の重要拠点を奪取、一気に第2陣へと襲い掛かりその一部を突破する。
その翌日にはさらに占領域を拡大し第3陣の一部の永久堡塁、ヴェルダン付近の最高所であるドォーモン堡塁を占領。
フランス軍のフィリップ・ペタン将軍は逐次新規部隊を投入してドイツ軍に抵抗していたが、東部戦線より引き抜いた戦力で任意に交代して戦闘に参加する余裕を得たドイツ軍は停止する事無く攻撃を続け、3月の終わりにはヴェルダン要塞全域の占領を成し遂げてしまう。
しかしヴィルヘルム皇太子はなおもヴェルダン要塞攻撃命令を下し続ける。
要塞と共に失われた膨大な戦力にフランス軍が顔を青くして戦線の補充と再編に走り回り、ファルケンハインが自軍の損害に嫌気が差し始めた4月になっても皇太子の要塞攻撃命令は止まらなかった。
「あの忌々しい太陽の旗を、早く引き摺り下ろせ!」
大日本帝国欧州派遣軍。
その先遣隊である薩摩会津の二個師団40000名が籠る堡塁が未だに陥落していなかったからだ。
指揮官は帝国陸軍大将・柴五郎。
北京籠城戦の伝説を築き上げた男が、完勝へと伸ばすドイツ軍の指先を傲然と払い退けていた。
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4月12日重慶。
白朗率いる青海派により占拠された国民党の根拠地は、今や列強への不満の捌け口を略奪と言う形で晴らさんとする餓狼の群れが集う現代の梁山泊と化していた。
満州鉄道警備部特別騎馬警備隊――列強の打算と王国宰相の根回しによって甦った満州八旗の手による苛烈な匪賊討伐は大多数の人間を恐怖で震え上がらせたのだが、その恐怖により殺戮を行う騎馬民族とそれを操る列強への敵愾心を掻き立てられた漢民族も確かに存在したのである。
『偉大なる中華を取り戻すため、愚劣な蛮夷の討伐を行い漢民族の誇りを取り戻す!』
発言者当人も信じていない檄文と惜しげもなくばら撒かれる金銭に惹かれ、列強とその支援を受ける中華勢力に不満を抱いた漢民族達は各地からこの地へと終結し簡単な武装を受け取って訓練を受ける。
北洋政府勢力圏から匪賊が排除されるのを上回る勢いと量で国民党=白朗党への参加を志願する人間が重慶へと流れ込み、白朗党戦力は確実に増大を続けていた。
「満族の驕慢は目に余ります!一刻も早い反撃の開始を!」
「――諸君らの意見は良くわかった。反撃の時は近い。
それまで身体を休めて英気を養ってくれ」
満蒙の騎兵連合に追い散らされて命からがら重慶へと逃げ帰ってきた匪賊達の報告を聞き終えると、自称「扶漢討夷司令大都督」白朗は彼らの勇戦をねぎらう言葉をかけて酒と女を用意した宿へと送り出してやった。
「・・・満州八旗だと?」
「倭人どもめ、本当に碌なことをしない」
「美国も華南に兵を出してくるぞ、これからどうする?」
深刻な顔で不安を漏らす幹部達の言葉をあざ笑いながら、白朗はそれでも真面目ぶった顔で思索に耽る振りをしていた。
これからどうするだって?
コイツらは何も判っていない。
満州八旗の復活?日本の策動?美国の出兵?
それがどうした。
一体コイツらは何を心配しているんだ?
動乱の時代に産まれた男子たる者、混乱と混沌を利用してのし上がっていくしかないじゃないか。
「・・・都督閣下のお考えを伺いたい」
北洋軍閥に反乱を起こして白朗党に合流してきた王生岐が不審そうに尋ねてきたので、白朗は仕方なく幹部達の前に机の上に地図を広げて現在の状況と対応を説明し始めた。
「露国は中央アジアで立ち往生だ。英国仏国は欧州の大戦でこちらまで手は回るまい。
日本はそもそも我々に興味が無いだろう。満州八旗は放っておけ」
「放っておくのですか?華南に送り込まれる美国の軍や北洋の連中と手を組まれたら厄介ですぞ」
王生岐の疑念を白朗は内心で鼻を鳴らして無視し、表面上は不敵に笑いながら地図の一点を指差した。
「ここを攻める」
白朗の指先は中華大陸を越えてさらに南、フランス領インドシナを示していた。
4月20日。
重慶を出撃した白朗軍は大量の匪賊を各地に派遣しながら南下を開始する。
未だ本格的にアメリカ軍が派遣されていない華南自由連合を苦も無く突破するとそのまま仏印の国境を越えてフランス植民地軍に襲い掛かった。
すでに欧州へとその主力が移動し最低限の警備戦力しか置かれていなかったフランス軍は敗退を重ねてハノイの劫掠を許し、白朗は鹵獲した武器を手渡してインドシナ住民を扇動する。
「独立せよ!独立せよ!独立せよ!」
慌てたインドシナ総督府が現地住民への監視を強めて軍の動きを鈍らせると、白朗軍はその隙を突いて元来た道を駆け戻り封鎖に出てきた華南自由連合を蹴散らしてそのまま重慶へと帰還してしまう。
残されたのは灰燼と化したハノイの街並みと、再び増殖した匪賊の群れだった。
「列強の一角に鉄槌を下してやったぞ!」
略奪品をばら撒きながらそう叫ぶ白朗に勢力下の住民は喝采を浴びせ、匪賊と騎馬民族に怯える漢民族は羨望の眼差しを向けた。
白朗軍によって流し込まれた武器と匪賊によって一気に治安が悪化した仏印総督府は、苦渋の決断としてアメリカ合衆国に治安維持を依頼。
アメリカは嬉々としてアジアに送り込む兵力を増やしていく。
-
4月26日ヴェルダン。
日本欧州派遣軍先遣隊による籠城戦が開始されて2週間余り。
一時的に砲火の止んだ堡塁は奇妙な静寂に満たされていた。
分厚いベトンを通して戦場に生きる男達の押し殺した息遣いが聞こえてくるようだ。
「――参謀総長殿が軍使とは、驚いたな」
「北京の勇者に対する礼儀だよ」
呆れた響きのある柴五郎の声に奇襲の成功を感じ取ったファルケンハインは満足げに笑って見せる。
参謀総長たるファルケンハインが最前線の堡塁までやってきたのには理由がある。
ドイツ軍の重包囲下にあってなお堡塁に籠る日本軍の士気は高く、押し寄せる独軍の攻勢を幾度も跳ね返していた。
堡塁もろとも粉砕せんと加えられるドイツ軍の砲撃に耐えて肉弾戦を押し返し、あまつさえ大規模な夜襲を発起して前線に切り込みドイツ軍に消耗を強いる。
開戦前に聞いた話ではイシンの内乱でサツマとアイヅは犬猿の仲だと言われていたのに、戦場で轡を並べた途端100年来の戦友のように動き出すなどまるでイギリス人のペテンに引っかかったようだった。
攻める薩摩を会津が守る。
因果な皮肉に日本軍の将兵達は笑い合い、決してドイツ軍に堡塁を明け渡すまいと気勢を上げる。
戦場でかっての憎悪を乗り越えて一致団結する兵隊たち。
実に美しい話だが、一致団結されて立ち向かわれる側からすれば堪ったものではない。
だからわざわざファルケンハインが降伏勧告の軍使を務める為に参謀本部からやってきた。
勝利が確定した戦場でこれ以上味方の損害を増やしたくないと思わせるほど柴率いる日本軍はドイツ軍に損耗を与えていたし、義和団事件で知り合いになった実直な男を消耗戦などと言う無感情な計画で死なせたくはなかった。
「柴、君たちは十分に戦った。もう良いのではないだろうか?
戦場に出た勇者たちが皆死なねばならない理由など、私には思いつかない。
君たちのカイザーもそんな事は望んでいないだろう」
「北京と同じだ、降伏は出来ない」
頑迷な柴の言葉にファルケンハインは首を振って慨嘆する。
「ここで降ったからと言って誰が君たちを辱めるだろう。君は二度も伝説を作り上げた。
私たちは義和団の連中とは違う。君たちに勇者としての待遇を約束する」
「何を言われても同じことだよ」
何が同じなのかと問いかけるファルケンハインの視線に、会津の侍は当然の如く言い放った。
「ヴェルダン防衛の任は撤回されていない」
-
この発言に協商各国の将兵の士気は膨れ上がったが、同時に各国の上層部は大いに慌てた。
英雄の玉砕はさらに士気を上げるかも知れないが、極東より来た援軍を黙って死なせては政府の信頼に関わる。
つまり救援の為の兵力をドイツ占領下にあるヴェルダンに送り込まねばならず、その兵力を敗北したばかりのフランス軍が即座に抽出する事は不可能。
ソンムで攻勢準備中の英軍だけでは兵力が足りない。日本からはどれほど急いでも間に合わない。
イタリア?何してるんだあいつら?
一時は日本の帝都でやんどころなき方が漏らした心配の言葉により史上二度目の『開城勅使』の派遣さえ検討された。
しかしながらそのどれよりも早く、ファルケンハインから日本軍降伏拒絶の報告を受けたヴィルヘルム皇太子が堡塁の包囲を解き休戦を宣言する。
「貴官が望むままに行動されたし」
フランス側の戦線へと一方的に開けられた包囲の輪は、明確に堡塁からの撤退を促していた。
義和団事件において顔見知りになったファルケンハインが必死に説得したからだとも、皇太子が柴の武士道精神に感動したからだとも言われるが、実際は覚悟を決めた英仏軍による反攻が行われるのを恐れて後方に残った厄介者を取り除きたかっただけであり、皇太子の命令には極東の将軍の意地への称賛より呆れの方が強かったという。
この状況になってもまだ柴は堡塁を動こうとはしなかったが、協商国司令部・日本本国より撤退の厳命が伝えられるとようやく行動を開始する。
勝者が如く軍旗を掲げて堡塁を出た日本欧州派遣軍先遣隊、その数8000名足らず。
ドイツ皇太子に姿が見えぬ他の将兵の去就を尋ねられ、柴は悲しそうに笑ってただ一言だけを返した。
「靖国へ」
総兵力の5分の4を完全喪失してなお戦い続けようとしていたという衝撃にヴィルヘルム皇太子は慄然とし、ドイツ全軍は皇太子を筆頭に行進する日本軍へと敬礼を捧げた。
5月1日。
日本軍の撤退によりヴェルダン要塞最後の堡塁が陥落。
その一か月後、フランス軍はなけなしの戦力を掻き集めて奪還を挑むが、攻守の立場を変えて要塞に籠ったドイツ軍を打ち破る事が出来ず将兵の死体を無為に積み上げて戦線をマルヌ川まで後退させる。
日仏軍30万人独軍15万人。
敵に倍する損害を出して敗北したという事実にフランス人が憤慨する中、洋上において鋼鉄の海獣たちが激突しようとしていた。
1916年5月31日。
ユトランド沖海戦が発生する。
-
本日はここまで。
wiki転載はOKです。
戦闘描写難しい・・・散漫な出来になってしまいました。
ご意見ご感想お待ちしております。
-
>>139-143
乙です。
最後の「靖国へ」の一言で私も慄然となりました。
この様子、たぶん某上等兵閣下も見てたんだろうなぁと妄想してしまうほどに劇的な光景です。
-
これは後世間違いなく映画になりますな。
-
乙です。中国では大匪賊が暴れ回って漢民族が歓喜してますがいつまで続くことやら・・・。
ドイツを呆れさせるほどの防衛線お疲れ様です( `-´)>
-
白朗、大戦が終わったら真っ先に潰されるか?
-
>大規模な夜襲を発起して前線に切り込みドイツ軍に消耗を強いる
ドイツ兵の遺体は袈裟懸けに斬られたり、唐竹割りにされたのが多そうだな。
-
乙です
コレを映画にしないで何を映画にしろとってかんじですね、ほんと
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戦後ドイツでは「クビオイテケ」という悪夢にうなされる兵士が続出してそう
-
「ヴェルダン防衛の任は撤回されていない」
格好良いな、おい
あとイタリアw
何してるんだっけ?
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>>149
近衛を初めとした有志が本気を出し、それを見たゲッベルスが悔しがると
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>>133
乙です。
東京を奇襲攻撃とはロングも無茶なことを…無謀だと諫める海軍上層部を更迭してでも黙らせたのでしょうか。
「こんな作戦が成功するなら誰も苦労しない」とぼやきながら出撃した奇襲艦隊が、
連合艦隊と陸軍航空隊の熱烈な歓迎でボコボコにされる様が目に浮かぶ…
ドイツと組んでソ連と戦っているということは、ポーランドやバルト三国はドイツ勢力下で、
旧二重帝国領もドナウ連邦として日独伊陣営でしょうか。
となると東欧諸国やドナウ連邦をソ連への備えとし、
アメリカ軍が欧州に押し寄せる前に史実同様速攻でフランスを落とすのを目指すのですかね。
まあソ連が日独陣営にどの程度脅威になるかは分かりませんが。
憂鬱世界でも内実はズタボロだったのに大陸世界ではさらに酷くなっているでしょうし。
史実アメリカが陸軍を欧州に、海軍を太平洋にと分けていたように、
大陸日本もしばらく陸軍戦力に余裕があるでしょうから、
ただでさえ西に陸軍大国ドイツがいるのに東から大陸日本陸軍が殴ってきたらソ連としてはヤバ過ぎるw
イギリスは何とも言えませんが、とりあえず憂鬱世界でも兵器の質で圧倒されてたのに、
数も多い大陸日本海軍相手にアジア艦隊・太平洋艦隊と東洋艦隊が壊滅して大英帝国終了のお知らせですかね。
>>139-143
乙です。
これだけ派手に動くと国民党は戦後どうなることやら…
そして次はユトランド血戦…連合艦隊の命運は…
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>>152
日本大陸だと土地はあるし、陸軍も諸手をあげて協力しそうだなぁ
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対日開戦すればオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、インドが早々に
陥落しかねないことはイギリス本国も理解できないはずは無いと思うんだがなぁ
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ドイツ海軍へのテコ入れも行われてたら、電探元帥の負担も少しは減るかね
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>>139-143
乙です。
やんどころなき(よんどころなき):拠所無き
やんごとなき:止む事無き
混同されておられるようです。
No-Way様じゃなくてEternal様です。
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乙でした
大日本帝国陸軍は欧州でも伝説を作りましたね
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198さん乙です。
日独伊同盟で戦争の続きが出来たので0:55ころ投下したいと思います。
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日独伊同盟で戦争続き
戦争当初こそ東京に対する奇襲攻撃を行い戦争を優位に進めていこうとしたアメリカだったが、負傷した近衛の変わりに嶋田が首相となりさらに陸海軍の総帥の地位に着き強権を振るうことによって統制を取り戻すことによって加速度的に悪くなっていった。
太平洋のトラック沖やミッドウェー海戦では長門を中心とした艦隊に戦艦や空母をまとめて沈められ護衛についていた。戦闘機部隊も敵の激しい対空砲火や自軍とは次元の違う性能を持つ戦闘機疾風の前にはスコアを計上する的にしかならなかった。
そのころ、欧州では日本側から提供された戦闘機や巡洋艦などを使い地中海と大西洋における戦いを優位にイタリアが進めドイツは戦争開始当初ソ連を警戒していたが日本とドイツから挟撃されることを恐れたソ連はドイツ、日本に対し不可侵条約を締結した。
このことによりドイツは戦力を対フランスに集中させドイツとイタリア二つの陸軍から攻められたフランスは前大戦の傷から立ち直っていない事もあり開戦後一年経たないうちに降伏を余儀なくされることになる。
イギリスは本土こそ無傷であったが、イタリアにシーレーンをずたずたにされ加えて、アメリカも太平洋にほとんどの艦隊を回してようやく日本と戦っている状態であり支援は期待できずフランスが降伏した後は一国でドイツとイタリアを相手取ることになっていった。
イギリスが窮地を迎える中、日本はアメリカ本土を攻撃するため、アラスカに艦隊を向ける。太平洋艦隊を文字道理海の藻屑にされ艦隊の侵攻を阻めずアラスカ防衛用の部隊もも陸軍の有する戦車部隊を前にし降伏以外の選択肢は出せなかった。
ここに来てアメリカは自軍本土を攻撃されることを恐れ一つの決断をするそれは、残った太平洋艦隊と大西洋艦隊から引き抜けるだけ抜いてきた艦艇を使用し日本の本土に化学兵器を使用すると言うものだった。負けが続いていた海軍にこれを拒否できるだけの
発言力はすでになく参謀本部も止めたが、黄色い猿をつぶすという国民の強い意見や大統領の命令には逆らいきれずこの作戦は実行された。
しかしこの作戦はすでに日本側に察知されており、出発した艦隊は日本本土どころかハワイすら目にすることなく大和を旗艦とした新造艦隊粉砕されることになる。
この海戦によってアメリカ太平洋艦隊所属の艦艇で航行可能なものはすべて失われアメリカは太平洋に出る術を失った。
アメリカ海軍が沈黙した頃、日本本土では反米反英機運が最高潮を迎えていた何しろ宣戦布告前の奇襲だけでなく民間や軍人関係なく対象にした無差別攻撃が行われかけたのだ
むしろ起こらないほうがおかしい。
しかし、それ以上に国民が怒っていたことはそれだけではなかった「ワシントン宣言」ワシントンで大統領より出されたこの宣言は日本に対しての降伏条件を示したものだった。内容は現在の内閣の即時解散、長門をはじめとした戦艦の解体、
軍事技術の機密を含めた開示など明らかにこちらを植民地に変えようとしているものばかりでありどう考えても飲めないものばかりであった。ここに来て日本はアメリカを完全に解体する方針に切り替えていくことになる。
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以上です。やっぱり他の作者様と比べると短い限りです。ですが、書き始めた以上最後まで製作したいと思います。
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>>138-143
乙です
なんとも凄まじい欧州戦線(汗
後に幾つもの映画にされそうです。
>>133-134 >>159-161
乙です
アメリカの太平洋艦隊がボロボロですね
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ハルゼー「オデノカンタイハボドボドダァ」
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>>163
これだけ徹底的に叩かれたらハルゼーも生き残ってるかどうか
艦艇以上に人材の消耗も凄まじいことになってそうだな
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歴戦の観戦勤務下士官と水兵が大量に水漬く屍になってしまいましたからなぁ
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後世においてルーズベルトに盛大に罵声が飛ばされる暴挙だなぁw
間違いなく亡国の大統領だもんw
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これでアメリカ政府上層部をかなり追い込めたんじゃないかな
・アラスカ占領されたことで本土防衛のために一定の戦力を貼り付けざるを得ない
・しかし負け続けの状態だから政権維持の為になにかしらの戦果は必須な政治状況
・ただし海軍は壊滅状態で現在再建中
これで西海岸への通商破壊でさらに圧力掛けて、焦った米政府が戦力の逐次投入をしてくれればいいんだけど
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史実通りの日独伊同盟ルートで対米開戦展開なら、降下猟兵と空の神兵が一緒になって、
「ニューヨークだ!ニューヨークの灯だ!」とか言いながら、エアボーンするんですかね……
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流石にニューヨークでお食事(HELLSING風味)はしないでしょうけれどね
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挿入歌は悪魔巣取金愚ですね!w
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>お食事
葉隠四郎 「戦術鬼を投入しよう(提案)」
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エクゾスカルですかw
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流れをきって申し訳ないけど、欧州落日で一つ質問
史実ヘタリアポジなギリシャだけど、後世軍オタから何と呼ばれるのだろうか
・・・愚リシャとか(アカン)
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ギリッ死嫌……、ねーな
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>ギリシャ軍
全兵士が蟹座
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星座カーストとかまた懐かしいネタをw
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元のギリシア神話からしてヒュドラのオマケ、それも気づかない内に踏み潰されるとかいうオチだからしゃーない。
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>>175
兵士達が蟹座なら、士官から上は全員魚座かw
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899です。日独伊同盟で戦争のアメリカ決着まで書き終えたので22:50ころ投下したいと思います。
また、現在は899を名乗っている自分ですが、作品での戦争の決着付き区切りがいいので他のサイトで名乗らせてもらっているナイ神父Mk-2と言う名前に切り替えさせていただきたいと思います。
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日独伊同盟で戦争続3
太平洋側のアメリカ海軍を完全に沈黙させた日本艦隊は次の目標を英国植民地と定めた。割り振られた戦力は比較的旧式が多いがそれでも植民地の防衛についていた英国の艦隊を壊滅させるには十分な数だった。
こうしてイギリスはインドを初めとした植民地を失い戦後はただの小さな島国として見られるようになるこうして各植民地の英国海軍が悲鳴を上げている頃、本土ではさらに悲惨な状況となっていた。
本土では現在ドイツによる爆撃の真っ最中であった、連日連夜ロンドンには爆撃機が飛び、空爆がない日は港や航空基地にV2(日本との技術提携により命中精度と飛距離が上昇) が飛ぶと言う状態で、爆撃機を迎撃しようにも飛行場や空母が
V2 により使用不能になっていた。その中で英国議会は混乱を極めていた、当初日本を引き受けるはずだった米国の太平洋艦隊は早々に叩き潰され太平洋は日本の庭となりさらにインドを初めとする植民地はすでに解放された。
本土を守るロイヤルネイビーもイタリアが手に入れた金剛を初めとした日本製の艦隊に敗北し、さらに航空隊はドイツの持ち出した迎撃不可能な新兵器により基地ごと破壊され文字どうりイギリスは丸裸にされることになる。
イギリスの本土防衛能力が著しく低下した現状とチャンスと見たドイツはイタリアと共同である作戦を実行に移す、対英上陸作戦通称「ゼーレーヴェ」である。航空機と艦艇のほとんどを失った英国は
陸軍のみでこれを迎え撃つ羽目になりゼーレーヴェ発動の3週間後、首都ロンドンを落とされ降伏することになる。
フランス、イギリスが降伏し一国で戦うことになったアメリカもまた、日本による爆撃を受けることになる。アラスカから飛来する三式弾道弾と富嶽はアメリカ全土を攻撃可能であり、実際に五大湖周辺やアメリカ各地にある都市を瓦礫の山に変えていった。
このことに対しアメリカは日本に対し批判を行ったが、先に無差別攻撃を実行しようとしたのはそっちだと返されすでにアメリカ協力する国もなく何の効力も示すことはなかった。
アメリカが各州に迎撃用の航空隊先戦力が分散し東海岸の防衛能力が低下する隙を狙って日本は陸海の主力を東海岸に集中させ、アメリカ本土上陸に成功する。
上陸が成功しカリフォルニアを制圧した時点で日本は、アメリカに対し無条件降伏を迫るがこれを拒否し徹底抗戦を主張する。
これに対し日本は核兵器の使用を決定、この年の8月15日にニューヨークとシカゴに爆撃機搭載型の原爆が投下され翌8月16日にアメリカ政府は日本からの無条件降伏を受け入れた。
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以上です。やはり短いです。こうして書いていて、やはりearthさんをはじめとする他の作者さんはすごいと感じます。
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米英仏敗北ですね。
英国はただの島国に転落してアメリカも日独伊でバラッバラに解体されるんでしょうなあ
英国も日本に味方すりゃ米を再び植民地に出来たのに哀れな……w
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ソ連「あれ?知らぬ間に世界大戦が終わったし」
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日独「勝手な真似したらわかってるよな?」
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この後にソ連孤立化の危機が訪れそうだな。
もっとも下手な真似するならスターリンに退場してもらうだろうけど。
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夢幻会無しで史実通りに枢軸側で参戦した大陸日本。
ソ連を東西から血祭りにした後、日本の支援を受けたドイツがイギリス本土をボコボコ。
植民地割譲とカナダ&オーストラリアを売っぱらうことと引き換えに、日本に講和仲介を懇願するイギリス。
英独講和後、史実イタリアの如くちゃっかりと枢軸側としてイギリスがアメリカに宣戦布告。
「蝙蝠野郎のジョンブルが!」と怒り狂ってイギリス兵を殺しまくる米軍。
という、不毛なネタは考えたことがあるが・・・
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乙です。
今頃ソ連ガクブルだろうな。
とち狂ってドイツに侵攻してソ連解体戦争が起きる可能性もありますがw
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>>180
投稿乙です。
>日本は陸海の主力を東海岸に集中させ、アメリカ本土上陸に成功する。
西海岸では?
東海岸に囮を出してカリフォルニアに奇襲上陸したのかな?
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感想ありがとうございます。いくつか返信させていただきますが、これはあくまで自分の想定です。
>>185
>>187
ソ連はこのミサイルと核の開発に躍起になり三国同盟と冷戦になると考えています。
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乙です。この世界と史実がゲートで繋がったら憂鬱世界に繋がった時よりも呆然とする羽目になるなw
完全に第二次大戦の勝者と敗者が入れ替わってるし
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なにげに金剛がイタリアに譲渡されとるw
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>>188
すいません。西と東の海岸の位置を間違えて覚えていました。前提としては正面から防衛している部隊を破ってカリフォルニアに上陸した前提です。
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>>177
あの蟹は友人のヒドラを助けるために自分よりもずっと強大なヘラクレスに立ち向かった立派な蟹なんですよ。
その崇高な行いが讃えられて星座になったんです。
あの蟹は蟹だけど漢の中の漢です。
蟹座の蟹を馬鹿にすることは許さないですよ。
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>>193
英国無双ならぬ蟹界無双ですね。あらためてちょっと感動しました。
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ふと、地中海産で『蟹』ってイメージが湧かないのはなぜだろう
冬の北陸や北海道ならバッチコイなんだけど・・・
あぁ、大陸日本だと某フロリダ産のおっきい爪持ちのような蟹も食えるんだろうなぁ
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>>151
イタリアは第一次世界大戦じゃ何やってたの?扱いだけど
オーストリアを降伏させたのはイタリアなんだぞ(泣)
第一次世界大戦のイタリアは早期に総司令官を
ルイージ大将からアルマンド大将に変えてたら今頃ヘタリアなんて呼ばれずに済んだかもしれないのに…
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>>195
おそらく北方の大きな蟹を連想されているからでは…
神話の蟹さんは浜辺のアイドル的な子だったのでしょうね。だからそんなに小さな体でヘラクレスに立ち向かうというのはとてつもない勇気がいったことでしょう。
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>化け蟹カルキノスは、最初はヘラクレスとヒュドラの戦いを見ていた。
>次第に同じ沼に住んでいる友人であり異父兄弟でもあるヒュドラが形勢不利になったため、
>飛び出してヘラクレスの足を挟んだ。しかし、ヘラクレスは振り払い踏みつぶした。
浜辺のアイドルっていうか兄思いの弟らしいですよ
つまり現代風に萌擬人化したら大好きなお姉ちゃんの前で見知らぬマッチョに踏みつけられる妹
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山歩きが嫌だからって山殴り飛ばしてジブラルタル作った化け物に立ち向かうって凄い蟹だな
12星座の他の連中
おひつじ座 メディアさんの金皮の羊
おうし座 ギリシャの種馬のナンパ姿
ふたご座 不死を分ける仲のいい(自称)双子
かに座 上記 なお、正座に上げたのはヘラ神、元凶である
しし座 被害者は鈍器で殴打され、そのあと絞殺
おとめ座 仕事人間が恋をして兄弟の種馬によりによって相談、YOU攫っちゃいなYO! の被害者説
てんびん座 正義の女神様の持ち物。この女神様がおとめ座説も
さそり座 こいつアサシンでいいんじゃね? 説
いて座 ヘラクレスの先生、被害者でもある
やぎ座 上半身羊、下半身鯉だけど神様。テュポーンの子供とかじゃないよ
みずがめ座 ひっくり返った水瓶。はっきりとした話なし
うお座 アプロディーテーとエロスの親子が変身して逃げてる姿
蟹座って他の連中と比べるとむしろ上位の逸話だなw
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オリオンをその毒針で殺したのがさそり座のさそりでしたね。
そしてその命を出したのは又しても女神ヘラ(白目)
てか改めて見ると正座の人々?は碌な目にあってないやつばっかなのねw
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可哀想すぎるので弔いに星座にしてあげよう、とかそういうケースが多いしな
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>>200
オリオンは蠍に殺されたのではなく、蠍に襲われて海に逃げ出したところをアルテミスの矢で射殺されたんですけどね。
ついでにオリオン殺害事件の黒幕はアルテミスの兄のアポロンだったはずです。
殺害された当時、オリオンとアルテミスは恋人関係にありました。
オリオンが気に入らないアポロンがオリオンを殺害するために仕組んだ事件です。
殺害の実行を恋人のアルテミスにやらせるところが性格悪いですよね。
ちなみに事件の流れはこういう感じです。
アポロンがオリオンを蠍に襲わせる。
蠍に襲われたオリオンが海に逃げる。
アポロンがアルテミスに弓の腕を見せてくれるように頼む。
その時の的として海に居たオリオンを指定する。
アルテミスは的の正体を知らないでオリオンを射る。
アルテミスの矢が当たったオリオンが死亡する。
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目薬ンギモチィイ!
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誤爆…… orz
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>>202、ああ、そういう話だったのか
恋人に弓で射殺された話とサソリに刺された話と二つ聞いたことがあるからどういうことかと思ってたんだ
そういう風に繋がってたのか、成る程
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>>202
そのまま兄に対して矢を放てばいいのに
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だってギリシャだし
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>>202
ほうほう。
ためになります
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>>202
Wikipediaだと英雄オリオンの傲慢さに怒った女神ヘラがさそりを送り込みその毒針でオリオンを殺したって書いてあるけど直接の死因は違うの?
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>>209
ギリシャ神話は色んなパターンの話があるよ
伝えられていた地域や時代によって微妙に細部が違う
大陸スレの各種ルートみたいなもんさ
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世界各地の神話とかはそういうの多いですよね>>色々な仮説があったりする
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そもそもギリシア神話は様々な民族の神話が混ざっていますからね。
大神ゼウスもインド系ですし。
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>>199
みずがめ座:種馬が「うほっ! やらないか?」でかっさらってきた美少年が
持ってた物でテュポーン(台風の語源説の一つ)から逃げ出す時に落っこと
した物だとか。
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ギガントマキアとかもそうね
発生時期が異なる伝承があるようで…
まだ人間が生まれていない時代?なのに、ガイア率いるギガースと戦う為にヘラクレス作ったりしてるしw
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色々と違う伝承とかあって面白いw
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共通するのは神々がアレだということくらいでは。
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>>213
みずがめ座の少年を攫って来たのはゼウスじゃなくて曙の女神エオスだっていう説もありますけどね。
ゼウスはみずがめ座の少年を宴会で酒の酌をする役にしたらしいです。
みずがめ座の少年が持っている水瓶は正確には酒瓶なんですね。
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みずがめ座の少年を攫ったのがゼウスだと勘違いしたのも当然でして。
同じ人間を元ネタにした名前の付いた木星の衛星があったりします。
木星と言えばゼウスの星なのは有名ですよね。
その衛星と一緒に発見された他の衛星にはゼウスの愛人(と書いて被害者と読む)の名前が付いているんですね。
だから同じ衛星の名前になっている彼もゼウスの被害者だと勘違いされるんですね。
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ところで、これまでの流れは日本大陸スレにどれ程の関連性があるのかね?
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大陸スレの話題じゃなくなってきてるぞ
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>>214
アトラス関係の神話なんか時間軸が矛盾しまくっていますからね。
アトラスは罰として天空を担ぐことを命じられた巨人なのですが。
天空を担ぐ苦痛から解放されるためにペルセウスに頼んでメドゥーサの首の力で石に変えてもらったという話があるんですね。
そしてヘラクレスは12の試練の一つである黄金の林檎の探索の際にアトラスの助力を得るために一時的に天空を担ぐのを交代したという話があるんです。
この2つの話の時間軸の矛盾とは何か。
それはヘラクレスはペルセウスの子孫だということです。
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でば話題転換
大陸世界では土地が増えている分、地方新聞などの数も増えているのでしょうかね?
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大手は夢幻会の影響でないにしても地方新聞は増えそうですね
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「新須賀新報」とか「神坂新聞」とか「海南島日報」とか増えてそう
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他にも県以下の地域ローカル新聞も増えていそうです
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>>225
州や道単位の新聞で普通に中規模国家の大新聞クラスだからねえ。
県規模の新聞社は山ほどあるかと。
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全国紙、ブロック紙が都道府県を超えて売られていることが多い新聞
それ以下だと県紙・第一地方紙、一部地域で発行されている地域紙(震災時の壁新聞で有名になった石巻日日新聞とか)なんかがありますから、特に地方紙・地域紙の新聞社が増えそう
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>>227
県のさらに上の上位地方行政単位毎の新聞社もあるでしょうな。
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>>228
それがブロック紙(中日新聞、西日本新聞など)だそうです
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県の上の地方行政単位一つで現実のブロック紙クラスの新聞社になるんだろうねえ。
更にその上の東北地方等の地方紙ともなれば現実日本の全国紙クラスの新聞社になるぞ。
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河北新報大勝利w
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特に人口が多い南関東、東海、畿内、北九州、等の地方新聞ともなると確実だな。
大陸全体での新聞社はあるかもしれんけど影響力は逆に落ちるかもしれんねえ。
地方紙でも人気があるところの記事等が引用されたりするだろうし。
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そして独り我が道を行く日経新聞
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>>233
ウォールストリートジャーナル同様に経済新聞はわが道を行くから。
ある種の全国紙ともいえる。
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そして何処に行きたいのかさっぱり分からない東京スポーツwww
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経済新聞社は東京と大阪、名古屋のが特に強そうだね。
その中でも特に強いのは政府が存在する帝都東京の経済新聞になるのだろうけど。
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東スポは逆に分かりやすいじゃないか
誰もいないとこへor日本版サン
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>>東スポはどこに向かう
お約束の場所じゃないですかねw
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もう出たネタかもしれないけど、大陸になったからといって建物とか道路の大きさが極端に変わるわけじゃないだろうし、各地の迷路化が凄そうだね。新宿駅で京王線が見つからずに迷子になった俺からすれば地獄だw
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>>239
大きな町以上は元々城塞都市ですから都市構造は結構違う可能性がありますな。
といっても駅舎や地下道等の迷路化は待ったなしになりそうですが(汗
そういえば昔東京駅で迷子になったなあw
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現実のでも十分迷うのに更に迷うようになるのか(汗
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大人しく短距離飛行機使えませんかねぇ(汗)
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城塞といえば、大陸日本のお城これくしょん(艦これのお城版、らしい)だと江戸城が自己紹介で
今も日本を守ってますとか言うのかしらw
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>>243
城塞都市としての一部機能も生きているしね。
大半は史跡になったり公園になったりしてしまって軍事機能は無くなっているわけですが。
他の城(内部城塞あり城塞都市)も城塞都市も殆どは史跡や市民の大切な財産として以外は軍事機能を失っていますしねえ。
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新宿は大久保や代々木巻き込んで南北に分けられるんじゃないか、さすがに。
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距離的に環状新幹線なるものができそうだね。
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流石に新幹線とまではいかないだろう。
急行と特急が常時走る路線は出てくるだろうけどね。
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大陸日本の列車や車って国内の量産効果もあるから同じ製品でも相当安くなりそう
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そこは『新快速』の出番ですよ。広軌のおかげでさらに高速化します。
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山手線が方向別複々線になって、外側を快速と特急、内側を鈍行とかになってるのかな。
もちろん、山手貨物線は別計算ってことで。
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ルートによっては江戸時代くらいから大鉄道網ができているのが恐ろしい
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継ぎ接ぎルート・ユトランド海戦。
22:30分より投下します。
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投下開始。
ユトランド沖の弔砲
大日本帝国は欧州で大戦が勃発すると改定された日英同盟に従いドイツ帝国に宣戦を布告。
1914年中に青島を始めとするアジア太平洋からドイツ勢力を排除する事に成功し、その後は主に海軍を中心に欧州へ戦力を進めて地中海や大西洋でドイツ軍Uボートとの攻防を繰り広げていた。
1915年5月にはアメリカ船籍のルシタニア号を攻撃しようとしていたU-20を直前で撃沈する戦果を挙げて日本の海上護衛戦力の高さを示し、英国海軍との船団護衛戦術の技術交流も始まった。
さらに香取型準弩級戦艦4隻を海上護衛戦力として派遣して洋上の安全を確保し、出雲型戦艦・伊吹型巡洋戦艦が就役すると広瀬武夫中将指揮の下に遣欧艦隊を編成し金剛型巡洋戦艦4隻・扶桑型超弩級戦艦4隻を北海へと送り込んでドイツ大洋艦隊へと対抗する。
日本海軍の要望により英国設計らしからぬ重装甲の巡洋戦艦として完成した金剛型と、砲口径こそクイーン・エリザベス級に負けるものの砲門数で凌駕し走攻守のバランスが取れた扶桑型の北海派遣は英国海軍を大いに喜ばせ強大な高速艦隊の増加はドイツ大洋艦隊への圧力となり続けていた。
そして1916年5月30日。
英国海軍は通信傍受によりラインハルト・シェーア中将率いるドイツ大洋艦隊によるイギリス南部の都市サンダーランド攻撃を察知。
日英共同の情報解析によりドイツ艦隊の行程を予測した日英連合艦隊は大洋艦隊を壊滅させる事で制海権を確保する計画を立案する。
21時30分"サイレント・ジャック"ジョン・ジェリコー提督揮下の弩級戦艦28隻と巡洋戦艦9隻を中核とする英国グランドフリートがドイツ大洋艦隊迎撃のためにスカパ・フローから出港。
翌日早朝には4隻の弩級戦艦と6隻の巡洋戦艦からなるデイビッド・ビーティ中将の巡洋戦艦艦隊及び、日本遣欧艦隊がフォース河口を出撃する。
ジェリコーのグランドフリートは北回りに南下、ビーティの巡洋艦隊は東へと直進、そして広瀬の遣欧艦隊は南寄りの曲線を描いてユトランド沖合の戦場を目指す。
接敵予測海域はスカゲラク海峡の西方145km。
速度に勝る二つの艦隊で敵を拘束・誘導し、英国グランドフリートの大艦隊をもってドイツ大洋艦隊を包囲殲滅する。
ネルソンの後継者たる英国海軍が日本海海戦に劣らぬ圧倒的な勝利を!
そう意気込む英国海軍の計画は、皮肉な事にその伝説を打ち立てた日本海軍によってあっさりと破綻してしまう。
-
5月31日11時25分。
南回りで進む日本遣欧艦隊をシェーアが事前に展開させていたUボートが捕捉し、英国設計の金剛型・日英共同設計の扶桑型が主力を務める遣欧艦隊を英国艦隊と誤認。
『英国巡洋戦艦部隊発見』とシェーアの本隊に通報してしまう。
Uボートに気付いた遣欧艦隊は対潜戦闘を開始し2隻のUボートを撃沈破するも、次々と集まってくるUボートに航行速度を大幅に遅らせざるを得ず、通報を受けた大洋艦隊は日本遣欧艦隊を英国グランドフリートの前衛艦隊だと判断し、北上中だったその進路を遣欧艦隊攻撃の為に南西へと変更する。
15時32分。洋上に立ち込める霧の中でビーティ率いる英国巡洋戦艦艦隊は左前方より南下してくる艦隊を視認。
霧の中の同士討ちを恐れて所属の確認を急ぐ中、南下してきた艦隊は一気に速度を上げる。
相手が巡洋戦艦5隻からなるドイツ艦隊だと英国艦隊が気付いた時にはフランツ・フォン・ヒッパー中将の偵察艦隊はビーティ艦隊の進路に割って入りT字を描こうとしていた。
同士討ちをする味方がいる優勢とその心配が無い劣勢が、英独提督の判断速度に差を付けたのだ。
互いの巡洋戦艦部隊から報告を受けたジェリコーとシェーアは戦場へと急行。
ビーティは急ぎ艦隊を北に旋回させて反航戦を行いながらヒッパーをグランドフリートへと誘導しようと図るも、編入されたばかりのクイーン・エリザベス級4隻からなる第5戦艦戦隊が回頭信号を見逃し戦線から外れてしまう。
15時48分。後にユトランド沖海戦と呼称される海戦の最初の砲弾が放たれる。
回頭中のビーティ艦隊に降り注ぐドイツ製砲弾は次々と英国巡洋戦艦群を痛打し、わずか数分のうちにタイガー、プリンセス・ロイヤルが大破して戦線を離脱。ビーティの旗艦ライオンもヒッパーのリュッツオウに主砲塔を撃ち抜かれてしまう。
そして弾薬庫への注水でライオンが誘爆の危機を脱したとビーティが報告を受けた直後、ザイドリッツとデアフリンガーの一斉射を受けてインディファティガブルとクイーン・メリーが轟沈する。
「・・・血塗れになった今日の我が艦隊は、何かがおかしいんじゃないか?」
呆然と呟くビーティを尻目にヒッパー艦隊も北へ進路を変え、戦列復帰にもたつく英国第5戦艦戦隊を横目にビーティの後方から左手に回り込んで同航戦を開始する。
左後方より飛来する大仰角弾に英国巡洋戦艦ニュージーランドが艦尾を破砕されて戦線を離脱するに及びビーティは砲撃戦を諦めてヒッパー艦隊の味方艦隊への誘導に専念し始め、英国の艦隊行動を見たヒッパーはシェーアの大洋艦隊本隊へと合流すべく霧の中に姿を消してしまった。
18時30分。
ビーティ揮下の軽巡洋艦サザンプトンがヒッパーと合流したシェーアの大洋艦隊本隊を発見、英国巡洋戦艦艦隊はドイツ艦隊をグランドフリート本隊へと誘い出すべく再び接敵するが、誘導時にまたしても情報伝達に失敗し第5戦艦戦隊の回頭が遅れてヒッパーとシェーアの艦隊から乱打を浴びてしまう。
第5戦艦戦隊は一時単独でドイツ艦隊と渡り合う事になり、戦隊を構成するクイーン・エリザベス級各艦は次々と被害を受けていったが日本の設計思想も取り入れた対38cm砲防御の重装甲は格下のドイツ砲弾に十二分に耐え、ドイツ艦隊に打撃を与えてザイドリッツの戦闘力を喪失させることに成功する。
水雷戦隊の報告により英国艦隊接近の報を得たシェーアは戦闘を中断し南南東へと進路を取る。
ビーティは追撃を試みたが英国巡洋戦艦艦隊は舵を損傷したウォースパイトを筆頭に戦力を低下させており、接触を保ちつつジェリコーへと敵艦隊の位置を通報する。
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19時30分。
ジェリコー率いる英国グランドフリートが戦場に到着。弩級戦艦16隻巡洋戦艦5隻前弩級戦艦6隻からなるシェーアの本隊にT字を取る形で戦闘を開始するとドイツ艦隊は瞬く間に損害を積み上げていく。
ドイツ大洋艦隊の先頭にいた弩級戦艦ケーニッヒはジェリコーの旗艦アイアン・デュークから数発の直撃弾を受け、ヴェストファーレンは艦橋を粉砕されて大破してしまう。
ヒッパーの偵察艦隊ではリュッツオウ、フォン・デア・タンが主砲塔を1基破壊され、デアフリンガーが中破、無傷なのはモルトケのみとなってしまった。
英国艦隊への反撃に放たれたデアフリンガーの主砲弾がインヴィンシブルの主砲塔を貫通、インヴィンシブルは砲弾の誘爆に船体を真っ二つに裂かれて轟沈する。
インヴィンシブル撃沈に口角を上げながらも、不利を悟ったシェーアは退却を開始。
ジェリコーは雷撃戦を嫌いドイツ艦隊を追跡せずに南への針路をとり、ドイツ艦隊を西方に捕捉し続けようとする。
20時13分。
シェーアはジェリコー艦隊の位置を予測し、日暮れを利用してその後方をすり抜けようと東へ回頭するが、偵察部隊の誤報により南下してくるグランドフリートと遭遇してしまう。
ドイツ大洋艦隊壊滅の危機にシェーアはヒッパーにT字を描きつつある英国艦隊への突入を命令。
北海の遅い夕闇の中、ヒッパーのリュッツオウを先頭にドイツ巡洋戦艦艦隊による「死の騎行」が開始される。
降り注ぐイギリス砲弾への突撃という無謀はインフレキシブル、インドミタブルの英国巡洋戦艦2隻爆沈という成果で報いられ、その混乱に乗じてシェーアの本隊が敵前大回頭を成功させる時間を稼ぎ出すのみならず、ヒッパーの偵察艦隊による英国艦隊突破さえも可能にする。
その代償にドイツ偵察艦隊の各艦は軒並み艦上構造物を屑鉄へと作り替えられていたが、ドイツ大洋艦隊はただの1隻も脱落する事無く戦場からの離脱を成功させた。
前方から飛来する36㎝砲弾がドイツ艦隊の行く手に水柱を立ち上げるまで。
落陽の残照にはためくのは旭日旗――大日本帝国海軍遣欧艦隊が戦場に到着したのだ。
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1916年6月1日4時30分リュッツオウ艦橋。
北海の短くも激しい夜を駆け抜けたドイツ偵察艦隊司令部をヒッパーは奇妙なほど清々しい気分で見回した。
日本遣欧艦隊の到着により退路を断たれたドイツ大洋艦隊は決死の抵抗を開始する。
圧倒的な劣勢下にあって自らと共に海底へ沈む同行者を求め続けた結果ドイツ艦隊は戦艦7隻、巡洋戦艦6隻、前弩級戦艦6隻を喪失。
英艦隊に戦艦5隻、巡洋戦艦2隻の犠牲を強いて夜の闇へと逃走したが、一体何隻の艦がドイツへと辿り着けるのか。
フォン・デア・タン、デアフリンガー、モルトケ、ザイドリッツ。
T字戦法を突破するという無謀を成し遂げたドイツ偵察艦隊にはもはやリュッツオウしか残されていない。
「――それでは司令。お世話になりました」
「・・・うむ、ドイツ海軍をよろしく頼む」
苦渋に顔を歪めるエーリッヒ・レーダー主任参謀を敬礼で送り出し、朝日が上る水平線へと目を向けた。
リュッツオウの右手には彼の奮戦を打ち砕いた日本遣欧艦隊8隻が、呆れるほどの几帳面さで整列している。
根性曲りのライミー共が精々はしゃぐであろう『栄光の6月1日』。
その一日に自分の名前が敗者として刻まれる事を忌々しく想像し、ほんの少しの誇らしさを抱いて胸を張る。
フランツ・フォン・ヒッパーはドイツ巡洋戦艦5隻を指揮し世界最大の海戦の最初から最後まで戦い続けた。
指揮下の艦隊で合計5隻の英国巡洋戦艦を轟沈させ、T字戦法を食い破り、味方の撤退を支援しながら一番最後に戦場から離脱した。
なんだ、結構素晴らしい戦果ではないか。
「・・・どうせなら日本の戦艦も一隻ぐらい沈めてやるべきだったな」
砕けた艦橋の窓から見える日本艦隊に対して敬礼を送り、その砲塔がこちらに動き出すのを見てヒッパーは笑みを浮かべた。
ドイツ巡洋戦艦リュッツオウは僚艦が全て離脱するまでドイツ海軍の殿軍を務め、その後夜間戦闘の混乱に乗じて日英艦隊の包囲網から離脱する。
被弾した艦首から大量の海水を飲み込みながらドイツへの帰還を目指すも、艦首へと侵入した海水の重みで艦尾が持ち上がってしまいスクリューが海面上に露出して航行を停止。日英艦隊による鹵獲を恐れたヒッパーにより自沈処理が行われるが、戦闘により破損したリュッツオウはキングストン弁を爆破しても完全に沈む事は無かった。
そこにリュッツオウを追跡してきた日本遣欧艦隊が到着。司令の広瀬武夫中将は事情を確認すると戦艦による砲撃処分を提案する。
「ドイツの騎士を晒し者には出来ぬ、介錯仕る」
この広瀬の提案にヒッパーは愉快そうに笑い総員退艦を命じる。
退艦を勧める参謀達にヒッパーは短く否と答え、ただ一人乗組員達を敬礼で見送ったという。
日本遣欧艦隊の戦艦・巡洋戦艦はリュッツオウに最敬礼を行った広瀬の指示で全艦一斉に射撃。
全80発の36cm砲弾のうち21発が命中し、奔騰する水柱が収まると共にリュッツオウはその姿を海面から消していた。
命中率16.8パーセント。
高貴な無駄弾とイギリス人さえ褒め称える、誇り高き敵手への弔砲であった。
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投下終了。
wiki転載はOKです。
ご意見ご感想お待ちしております。
金剛4姉妹の奮戦を書くはずだったのに、何故かヒッパー無双になってしまった・・・解せぬ。
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乙です。ヒッパーがヒャッハーに見えてしまう・・・。
ドイツ海軍も英国海軍も後方が泣いてるよな。
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>>253-257
乙です!
偉大なる敵手に敬礼。
史実以上に華々しく戦って散ってしまいましたが、この世界でドイツ海軍がニ流などと侮るものはいないでしょうね。
「介錯仕る」のくだりも後世語り継がれることになるでしょうね。
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乙です。
戦場に武士道や騎士道がまだ生きていた時代の挿話として語り継がれるでしょうね。
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乙であります
ドイツ国民も海軍に関しては名誉ある戦いで最期まで義務を果たしきったと認識するでしょうね
対日感情もそんなに悪くはならないかな?
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問題は「介錯仕る」をどう英訳/独訳するかのような?
ともあれ投下乙です。
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多分普通には「さらし者にはできない」までで意味が通るんじゃないかな
原文見て介錯ってなんだろうと思った人が調べていくうちに武士道に触れたりしていくとか
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乙です
この海戦も後の世で映画にされそうですね。
そして案の定ボロボロにされた英国艦隊・・・ウォースパイトは変わらず舵を損傷するのかw
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上で大陸日本の地方新聞について語っていたが大陸日本の地方テレビ局も規模が大きくなったり数が増えたりしそうですね。
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ラジオもあるし、ということは電波塔が増える?
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戦後編が出来ましたので、0:40頃投稿したいと思います。
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日独伊同盟で戦争 戦後編
戦争後敗戦国であるアメリカ、イギリス、フランスの処分を決めるべく、大日本帝国、ドイツ第二帝国、イタリア王国の首脳たちが現在日本の占領下にあるサンフランシスコにて集まり会談を行った。
特に無差別攻撃を行おうとしたアメリカとイギリスには厳しい条件がつけられていた。
アメリカに対しては
カリフォルニア、ワシントン、オレゴン、アラスカを日本へ割譲し、ドイツに五大湖を初めとした東側北部(憂鬱における感染隔離地域を)をイタリアがフロリダの周辺の州(憂鬱における英国米南地域)をそれぞれ割譲すろ
国境警備や治安維持などの一部例外を除いての軍備保有の禁止
日本側が鹵獲したユナイテッド・ステーツ及びアルバコアの譲渡
大西洋艦隊の残存艦艇のドイツへの譲渡
イギリスに対しては
インドを初めとした各植民地の独立の承認
独立した植民地地域への資金援助
艦艇の保有制限とアメリカと同じく一部例外を除いた軍備保有の禁止
フランスにはアルザス、ロレーヌ地方とイギリス海峡に面する地域をドイツへ割譲し地中海側に接する地域をイタリアへと割譲する
ドイツ、イタリアへの賠償金の支払い
こうして戦後敗戦国は厳しい状況の中何とか国としての形だけは保つことが出来たが苦難はこれからだった。
カリフォルニアを初めとした西海岸側の州は当初日本に移民を募りその力を使い復興するつもりで居たが、それが間違いだった。初めの十年ほどは日本から資金が入り順調に復興して言ったが、
日本人が増えるに従い徐々に文化を吸収されながら同化されていき本人たちが気が付いた頃にはそこには親がアメリカ国籍な日本人しか居なくなっていた。なおこれを見た夢幻会の一部人間は某シリコン生命体を思い浮かべたと言う。
東海岸側は各国主導の下復興が行われていきその過程で徹底的に合衆国は悪だと言う教育を行いながら自分たちの文化でその地域を染め上げて言った。(なおドイツの某宰相は放射能の影響のなくなったニューヨークや首都であるベルリンを自分の夢見た世界的都市に改造すべく積極的に動き周りを困らせた)
占領された各地域が復興していく状況に対し、敗戦国に残された領土では遅々として復興が進まず戦後樹立した政権に対するデモが連日行われることになった。
戦勝国が国力を増していくことにソ連は危機感を募らせていたただでさえ戦勝国二つにはさまれており、おまけに二国とも防御不可能な兵器を持っているのだ。
スターリンは部下にV2 や三式弾頭弾の解析とこれに対抗しうる兵器の開発を命令し、これに危機感を覚えた日本やドイツがソ連との対立を深め世界は徐々に冷戦の様相を呈していく。
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以上です。これにて自分の製作した日独伊同盟で戦争を終わりたいと思います
法律や条約に弱いのでこれで厳しい条件になっているかは不安ですが…
WIKIへの転載はOKです。
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乙です。日本人が西海岸に同化w。
ソ連は「逆に考えるんだ!ミサイル打てば日独纏めて(以下略)」と頭トリップしていきそうだな。
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アルバコア鹵獲したのか
よく鹵獲で済んだなぁ(モヒ艦的に考えて
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それでも変わらないただ一つのテレ東
いや、規模が大きくなる分アニメ、教養、旅と3つの部門に分かれるかもw
需要によって見るchがはっきり分かれる分視聴者にも易しい構成になりそうな
教養chが大陸日本の自然をディスカバリー並みにやってくれたらずっと見るぞw
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>>268
乙です。
日独とソ連の冷戦はソ連が史実よりも早く崩壊して冷戦が終わりそうだ。
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乙です
西海岸が日系国家に!w
欧州の方もドイツとイタリアが睨み聞かせている分、
史実よりもソ連は厳しい環境にさらされそうですね。
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>>272
大陸日本のNHKも大陸日本の人口が6億人以上いますからその分NHK受信料による収入が増加して豊富な資金力や日本のどこでも見られる全国放送として圧倒的な影響力と規模を持つ超巨大メディアになっているでしょうね。
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大陸日本のNHKは広大な国土全体に放送インフラを整備し終えたら、
受診料なしの放送局と、国費での技術開発研究所に分割してほしいね。
いくらなんでも受信料ありのまま巨大化は弊害が大きすぎる。
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大陸日本版NHK・・・
やべぇ、技術研究所の予算規模に胸がときめいちゃう。
しかもこの手の技術開発先行もひどい事になってそうだし
かなり早い段階(下手すりゃ80年代)でFHDクラス解像度+デジテル保存に移行しかねない・・・。
そういやNHKアーカイブスが初期納入分で2TB16発筐体云百台って
メーカーの営業から聞いたけど、初っ端から足りなくて
4kや8kの本格運用でそろそろエクサに手が届くかもとか・・・。
大陸日本版だといきなりエクサバイト級の、それこそフロア面積だけで
サッカーグラウンド1面越えするんじゃないかと考えちゃう。
地球シミュレータも真っ青な受信料製データセンター・・・。
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>>277
但し、その放送を行うための設備の維持管理から設置費用まで考えるとそちらも莫大な金額が必要。
研究開発費ばかりにかけるわけにはいかんのよねえ。
予算は莫大で開発も進むだろうけどそこまで進むかというと微妙かなあ。
ましてや広大な領土と複雑な地形、厳しい気象条件などを考えるとコストが史実と比較にならない程跳ね上がっているだろうしなあ。
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そういえば、NHKは明確に国営放送になってるんでしょうね。
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>278
ケーブルテレビ化するかもしれないな。
そして気が付いたらネット業界を支配していたNHKの姿か。
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>>276
BBCも受信料制度をとってますが、当のBBCはこれを政府や企業からの中立性を維持するためとしています。
運営費をすべて国庫から支出した場合、表向きの中立性担保を説明できなくなりますので、それはそれで面倒なんですよね。
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>>280
それネット業界の支配をめぐってNTTと激突する事にならないか・・・。
NTTも大陸日本世界では超巨大企業になっている可能性が高いんだよな。
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>>282
>それネット業界の支配をめぐってNTTと激突する
・・・電力周波数競合よろしく、日本の管区毎位の単位で
通信インフラベースがわかれるんですねわかります。
現代でもNTT東西で網の仕様が全く別物なせいで色々と問題があったりしますし。
史実のNTTが立ててた本来の計画通りなら
80年代のINS網確立
90年代INS網の光化+デジタル交換機化完了
90年代末2000年代頭のB-ISDN投入+基幹ATM網化
2000年代半ばにATMベースFTTH網リリース
B-ISDNがコケなきゃ回線距離に依存するADSLに悩む必要も無かったんだけどなぁ・・・
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>>276
むしろ中立を維持するためにも受信料は必須。
政府から出されているのでは中立性を主張し難くなってしまうからね。
これは公営の放送機関に付きまとう問題だから受信料はBBCを見る限り必要になる。
>>282
ぶつかるかもしれんねえ。
NTTとNHKが激しく争う事態になるかもね。
互いに切磋琢磨してくれる分には利用者にとっては良い事なんだろうけど。
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本土で3億から最大6億。
外郭地(樺太、神坂、台湾、海南島、太平洋諸島、アラスカ、もしかしたらハワイ)で数千万から最大数億。
東南アジアに割り込めれば合計で10億人を越える視聴者をもつようになるNHK……。
これで事実性を担保できない報道したら悪の結社と言われてもしかたないね!
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そういや人口増えている分視聴率とかも数%取るのも史実より大変になるのかな?
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家族形成の推移次第では億に及ぶ契約者ができ、それらから月々1500円取れば、
NHKは年商1億を超えるギガ会社にwww
……まぁ一月150円くらいに下がるんでしょうけど。
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>年商1億
じゃなくて1兆でした。
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>>285
アメリカと関係が良ければアメリカ領ハワイでも放送できるかもしれませんし、
日ソ蜜月ならソ連領内、特にシベリア等での放送も限定的ながら可能になりますなあ。
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>>284
構造的に如何あがいても報道が偏向せざるを得ないマスコミに中立宣言なんかさせないほうがいいんじゃないか。
情報源、取材先、スポンサー、煩い市民団体と偏向するに足りる要素こそあれ、中立性の確保なんて夢幻と同じようなものだろ。
受信料とって影響を軽減できるのはスポンサー位のもので他の偏向要素に対しては対処できてないんだから。
むしろ立ち位置の明確化と偏向を前提としたシステムにしておいた方がいいと思うが。
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>>290
それは民間テレビ局の話だな。
アメリカでさえ公営放送局は中立を明言している程だ。
少なくともスポンサーの意向を阻止できることや政府の直接的介入を否定することでそちらからの介入を受けない中立は確保できている。
また、あのアメリカであっても公営放送は中立性が高いと評価されている。
夢幻と同じものだから要らない、という事はにはならないという前提が物事にはある。
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立ち位置の明確化を行っている国であっても公営放送は中立である、というのが原則。
むしろ立ち位置を明確化させている国であればある程、公営放送の中立性の維持は最重要視されているんだよ。
政府にも企業にも圧力団体にもよらない意見も判断するためには必要だからな。
自らが良く見るTV局と公営放送の情報を合せてみることで冷静な判断が可能になると言うのも大きい。
民間と公営では同列に語ることはないのが大前提という事を忘れてはいけない。
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日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日などの大陸日本の民間のテレビ局はどうなるんだろうか。
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>>293
競争が厳しくなるだろうからねえ。
全国区のTV局よりも九州とか山陰山陽とか東海とかそういう単位でのTV局が強いかもね。
それらだけでも欧州の大国並の基盤を持てますし。
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現実よりも大きくなりつつも全ての範囲を網羅はできないので単純に数が増えるだけかも?
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TV局の数が相当数増えるでしょうな。
それも其々の地域で活動するTV局も複数あるでしょうからなあ。
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関西、特に大阪のマスコミでは熱心に阪神タイガースを応援して阪神タイガース信者を増やしているんだろうな。
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電波使用料には営業収益額を反映させたいところだね。
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広島ではカープ 横浜ではベイスターズの・・・
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ナベ○ネ「日本すべてが巨人を応援してこそ日本はよくなる」
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「真っ当に勉強して真っ当な社会に出ないとこんなアホを国中に晒す羽目になるので注意するように!」
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>>300
大陸化して地域性が現実と比較にならない程ある中でそれ言ったら総すかんどころやないで。
まあ読売新聞も最大で関東圏の新聞にすぎないわけだけどね。
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>>297
近鉄バッファローズと南海ホークスの立場って一体(汗)。
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>>303
九州・東北の各自治体「いつでもウェルカム!」
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>>296
既に我が道爆走中の中日新聞・・・
ここ一週間一面の四分の一潰して政治コラムとか、ねぇ
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九州や東北にも史実南海レベルの規模の私鉄が(西鉄の他に)あったりするのかなあ…いやある、絶対にあるな
さすがに史実近鉄レベルまでいけるかはわからないけど(西鉄以外で)
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>>304
県より上の地方行政単位でも招致してくれるかもしれませんね。
但しその後更にその下の県で奪い合いになりますが。
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国内開発計画が予算との戦いすぎて胸が熱くなる。
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広大且つ複雑な地形もあるが肥沃な土地と数多の種類と埋蔵量を誇る資源地帯に恵まれた国土ですからなあ。
無理をせずとも開発すればするほど将来のリターンが期待できるわけですが、その為の投資は半端ない規模が必要っすよね。
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資源もそうだけど六億もいるのに皆政府の言う事を聞いて同じ方向を見てるのが怖すぎる
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>>310
あくまでも最大で六億。まあ大体五億程度だろうねえ。
それでも十分多いわけだが。
そこらへんの恐ろしさは民族性だろうね。ただ地域毎の地域性も現実よりもかなり強いだろうからそこらへんの注意が政府に求められるだろうねえ。
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坂の上の雲ではちゃんと"まことに小さな国"と書いてもらえるのか心配になって来た
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数も怖いが質も怖い。
伝統的に教育を重視していて大多数の一般庶民が読み書き計算ができるわけで・・・
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地域性を考慮した結果が県よりも大きな地方行政組織を政府管理、それ以下の県等は地方自治体として地方自治、
という方向性なんだろうなあ。
>>313
五億いかなくとも四億程度でもそれが善意に読み書き算盤ができる時点で普通は頭おかしいよねえw
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史実の一億二千万総識字者の時点で世界的にはおかしいんだから何をか言わんや
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しかも近代化以前の開国したばかりの時点で7割強だからねぇ・・・。
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大陸を統治する国家がこれって他国にしてみれば反則も良いところだよなあ。
こういう国と上手く付き合って貿易を続けられたルートでのオランダは余程上手く付き合ったんだろうね。
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>>317
実際、付き合い方間違えた各国は大体物理的か経済的か後外はあれど破滅してるからね。最大の被害者はアメリカ、中華ついで英国その後に欧州各国が続いていく形かな?
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トルコは棚ぼたすぎる
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オランダが反日に走るのは不思議だなー(棒)
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>>319
トルコはそうでもないルートもあるからねえ。
微妙なところ。
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>>320
それ以上に全てのルートで日本に飽く感情を持たれるか黙殺されるベルギー。
まあ彼の国が滅茶苦茶な植民地政策をやりまくるのが原因で事項自得なんですけどね。
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paradoxゲーが開発されたら間違いなく「何だよこのチート国家!?」って日本人含め世界中のプレイヤーが言うなあw
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>>313
国土が広く人口が多いと、その分だけ流通過程でのコストが増え、総人口に比して多くの商人・書記が必要になる。
多分、大陸日本を分裂させずに統治し続けるための必然だったんだろう、教育の充実は。
あとまぁ、知恵の回る人間が多くなれば、経済全体に占める職業犯罪の割合も増える。
そうなれば当然、政治腐敗が深刻な問題になるだろうし、苛烈な取り締まりも行われるだろう。
大陸日本での「切捨御免」は「身分定かならぬやくざ者は斬り殺しても罪にならぬ」の意かもしれない。
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>>310
多分地方自治体は結構自由にやってるとは思うよ。
でないと管理できないからね。で、ある程度自由に移住していればねぇ?
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ネタ書いたヨー、推敲あんまりしてないヨー
【日本国内閣総理大臣の憂鬱(カオス大陸日本ゲート)】
「……もう一度言ってくれ」
「はい、向こう側の地球では日本の国土が約10倍と大陸規模になっており、更に大日本帝国が存続しています」
官僚の台詞にキリキリと痛む腹を抑えながら資料に目を通していく。
向こう側、異世界の世界地図を見ると、確かに日本列島に似た形をした大陸がある。
というか国境も色々とおかしい。アラスカが日本領土になっているなんて序の口。アメリカが4分割。中国5分割。ロシアの西側がソ連で東側がロシア帝國。フランスがアフリカの国になっているなんてジョークとしか思えない。
腹の痛みどころか頭痛までしてきた彼は資料から顔をあげるが、そこにいる官僚の顔も危ない。
「キミ、ちょっと休んだ方が良いと思うんだが……」
「結構です、この一年は十年より重いとハッパをかけたのは総理ではないですか」
血走った目をした官僚はそのまま報告を続ける。
日本の人口、科学力、経済、宗教……神道、仏教はわかる。日本基督教、拝火教も納得は出来る、マニ教はそもそも何だったか思い出せない。
「軍事も凄いな、大日本帝国はこっちのアメリカと戦争が出来そうだ」
「WW2で向こうのアメリカに勝ってますからね……まぁ、ゲートなんて謎しかないようなところを通って戦争なんてどちらもやりたくないでしょう」
WW2もカオスだった。ドイツ・イタリア対フランス他欧州各国、イギリスは中立を保っていた状況から、アメリカがフランス側で参戦。
アメリカがファシストと貿易をする日英を声高に批判(中立なのでどちらの陣営とも取引を行っていた)。それどころかイギリスの商船を沈めてしまい、イギリスが独伊側で参戦。
この状況でドイツがソ連を攻撃、独伊英VS仏米ソのアメリカ側優勢かと思いきや、ロシア帝国と大日本帝国が独伊英側で参戦。
戦争の結果は世界地図が物語っている。
「それにしても、賢人政治とは……民主主義が機能不全を起こしかけているが、賢人政治も長く続くと思えないのだが」
「総理。マスコミに聞かれたら事ですよ」
官僚の言葉に総理は深い溜息をついた。
この総理大臣のバックについている官僚達は優秀ではあるが、これから先を考えるとどうしても憂鬱になる。
向こうの世界の夢幻会なる数世紀も日本を導いていける賢人集団のような、優秀なシンクタンクが欲しいと総理が思ってしまうのはしょうがないと言えた。
今後の事を考え、総理は再度ため息をついた。彼は憂鬱だった。
「--ハックシュン!」
「嶋田さん、風邪ですか? ゲートなんてもののせいで忙しいんですから、体調を崩さないよう十分気をつけて下さい」
「……労る気持ちがあるのなら休ませてくれ」
死んだと思ったら孫に転生をはたした夢幻会の面々。今生は悠々自適の生活をと夢見たが、辻の魔の手から逃げられる筈もなく……
日本の総理大臣はどちらの世界でも憂鬱だった。
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>>325
県よりも上の地方行政区画の行政庁は政府の管理下でしょうけど県以下の地方行政単位は府尾率に従う限り自由でしょうからのう
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府尾率×
法律と政令/省令の基準等○
間違えたー。
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おつおつ。日本国やアメリカのトップに比べたら大陸日本の嶋田さんはまだましだろうなぁw
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乙です
とても愉快な歴史を辿った世界のようでw
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乙です。米中露が悲鳴あげてそうだな。
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一番悲鳴上げたいのはフランスだろうなあw
悲惨過ぎるw
ゲート向こうから米ソ中仏が連合軍組んでやってきかねんw
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>>313 >>316
さらに大陸すべてが方言はあれど基本的に日本語という統一言語。これだけで植民地支配を目論んでた欧州勢は心が圧し折られる
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>>332
4chでフランス人はアフリカンとして扱われるようになると思うw
イギリス人「○○の話は欧州の問題だからフランスは関係ないよ」
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乙です。
ゲートの向こうの大陸日本を見て中国や韓国が発狂するなw
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>>332
日英露独伊連合軍「歓迎しよう、盛大にな!」
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そういや欧州に残っている元フランスの国土はどうなってんだろこの世界?
やっぱ何か別の傀儡政府でも建てられているのかね?
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>>337
英独伊に分割されてるとか
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恨みを分散させるためにも分割統治でしょうねえ。
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一番悲鳴上げたいのは妻のお腹の中の子に憑依された息子夫婦だろう
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悲鳴を上げたいどころか腹の子供を流しかねんな。
既に殺された様なものだからなあ。
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それは本人はそのこと話さなければ気づかれないのでは?
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良い気分とは言い難いな。
家族としても厳しいものがある。
平常心で接するのは正直困難だ。
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それに関しては本編の転生者の親からして悲劇だから考えない方が良いと思う
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転生ものや憑依ものの前提だからねぇ。
それを取り上げて作る話じゃない限りスルー推奨。
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赤の他人なら仏教的に輪廻転生で済むかもしれんが、本人の息子夫婦ではなぁ
産まれてきたのが実の父って発狂物だろう、妻の体を穢されたとすら感じるかもしれん。
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でも発狂するのはそのことを両親に言わん限り本人のみなんだがね。
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話を変えて現代の大陸日本と史実の現代米国の軍事技術格差は大陸日本の方が20年以上は進んでいそうですね。
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本人も正直精神が耐えきれんよ。
生まれて間もなく生きる気力を維持できずに死ぬ可能性が高い。
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>>348
何年代の話かにもよりますけど、少なくとも軍備で後れを取ることはなさそうですね
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>>348
流石に二十年は行き過ぎだと思うぞ。
冷戦中のアメリカの進化速度も異常と言えるものだったからなあ。
総合的には十年が良いところ。
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同年代だったらゲート向こうの国々が発狂しかねんw
コンピューター格差も20年とかもうどんだけ広がってることやらw
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10年進んでいるだけでも十分凄いですねw
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妻妊娠中に夫死亡
産まれる子供に記憶保持して転生する話がアフター0にあった
あの親子(夫婦)はほのぼのしてていい感じだった
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日本大陸世界観での、俺の妹をある意味見てみたいw
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チハは史実のが一番かわいいよ
大陸だからいいわけじゃ無いよ
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史実米国よりも上の超大国である大陸日本に向かって史実韓国が謝罪と賠償をと出張してそうだw
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>>353
分野によっては五年程度だったりもするだろうしねえ。
>>352
まあ二十年はないからそこまでひどくはない。
とはいっても十年いや五年でも結構差が開いているよねえ(汗
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>>326
乙です。正確な時代は判りませんけどけど、少なくとも孫世代が政治家になれるなら現代とほぼ変わらないくらいの時代なんですよね。
少なくとも現代で実験中の兵器も実用化して配備してそうだな
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数年空くだけでもかなり進歩する分野もありますものね
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孫じゃなくて憑依前の人(の大陸世界における同位体)に戻る?形で転生するのは駄目だろうか
この場合、大陸日本の首相は「嶋田3世総理」ではなく「神崎総理」になるわけだが
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ss書いて投下するのだ
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F-35から大陸日本のステルス機に浮気するぉ
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孫論争が起きていますが、元の自分に生まれ変わったや
名前が同じ別人に生まれ変わった等に変更して頂いても一向に構いません、あまり深く考えず孫転生にしてましたんでw
なんか同じ世界観を掘り進んでくれるなら大歓迎! 一応wikiもOKです
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>>361
そっちなら論争が起きる事もないし問題ないんじゃないかな
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>>363
信じて送り出した(ry
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ヘリ空母に乗ってF-15やF-22を圧倒できる安〜いステルス機があったらどう考えても浮気すると思う
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>>362
孫に転生したりしたら親子揃って悲劇だろうという論争から
361の方式ならある意味元サヤなので比較的心中平和でいられるのでは、という発想が出ただけなので…
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>>367
それは流石に半世紀位技術差がないと無理っすよ。
どう足掻いても機体の出力や余分な部分の問題から正規空母に搭載する艦載機や陸上機には勝てません。
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私も考えを否定したわけじゃないですよ(汗
ただ作者さんの意図が不明のままで勝手に決めるのはどうかと思ったので
それならss書いた方が別途で納得できるかと思いまして。
言葉足らずで申し訳ない
そんなこと思っていたら>>364で色々と許可が出ましたがw
-
どっかであったが
憑依と転生は区別がつかんと思うよ
前世を思い出した時、性格や知識が前世基準(或いは後世の知識欠落)になったら本人的には「憑依」だろうし
性格や知識が後世基準(或いは前世の知識の欠落)なら「転生」と判断するだろうし
おまけに、輪廻転生が存在する前提なら、全ての人に「前世」はあるわけで
その記憶を思い出すか出さんかの違いしかないような
-
>>371
思い出したショックで完璧に乖離してる多重人格とかなっちまったら
本当は転生だけれど本人にとっては憑依とか訳のわからない事になりますからね
赤ん坊とか物心つく前の頃からの転生とかどう判断していいのかわからん。
(真っ当に転生したのに初期状態から人格がインストールされてるので憑依と変わりない)
-
嶋田さんたちって孫どころか曾孫の顔を見るくらいまで生きられそうな気がするなあ。
死んだ瞬間、可愛がっていた孫を上書きする形で憑依転生したら発狂するかも?
-
生きてる奴に入ったら間違いなく憑依だな
-
もうやめましょうよ
某妹のように不毛にしか見えませんよ
-
大陸スレ関係ない領域になってるしね。
-
全く関係ないけど日本大陸って沿岸警備大変そうね
不審船とかちゃんと水際防御できるんだろうか
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>>377
大陸の配置を見る限り不審船として侵入に使われるであろう規模の船が侵入できる経路は現実以上に限定されているのよ。
対馬海峡、間宮海峡、宗谷海峡、台湾〜与那国島の間とかね。
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ふと、思った
日本大陸は自走式フロート大陸だったなら?
と
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>>377
基本的に日本海という荒れる海が更に広くなっていたりと不審船が侵入できる航路が海峡部分しかないのですよ。
ですので、侵入経路が限定され更に人口が多いことから警備力・警察力が高い海域を通るしか手はなく、守りやすいのです。
-
>>379
突飛すぎ
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学園艦を大陸にした感じにしか見えねえ
-
某惑星ハルケギニア上なら違和感はないと思う>>379
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某軍国と同じ世界に日本大陸が存在したら。
-
>>384
通常より3年早く出世する某少佐と大学時代に知り合う。
-
唐突日本と一緒に移転したら・・・
唐突「連中をミナゴロシニ!」
大陸「まぁ落ち着けや。とりあえず核でも落とせば静かになるだろう、それからでも遅くない」
あわわわわわわわわ
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>>386
会話が893のみなさんじゃないですかwww
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唐突は郷に入っては郷に従えで基地ピー世界に対応するためにああなる必要があったとも言えるのがまた……
まあ、大陸日本と一緒に転移とかでも多分帝國の首都を真っ先に潰すくらいはやりそうだけど……
-
でも幾らか頼れる国家がいたのなら多少は穏便になるかも?
帝國の首都やエルフが殲滅するだろうけど
-
訂正
敵帝國の首都やエルフの連中は構わず殲滅するだろうけど
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禿同。エルフとそれにけしかけられたドラゴンと王国と帝国、それに強制メガ○テ発動石の製造法や流通ルートを割り出して消滅させないと
それとゾンビやゾンビロードが発生する原因の割り出しと対処方法の構築も
-
>>386
大陸日本「一緒に引きこもらない?」
唐突日本「おk」
にもなりそうです。
-
>>391
いや、それ以前にこれ以上の被害国を出さない為にも
[召還魔法]を物理的に根源から消去しないと。
結果的に、[神殺し]が必要になるかもしれませんけどね。
仕方がないですよね?必要ですから。
-
○3エルフ「この魔獣を連中の都市に解き放とう」
893「図書館の本を高値で買い取る?小遣い稼ぎだヒャッホウ!」
マスゴミ「政府は海外がどのような状態なのか国民に知らせる義務が(ry」
唐突「その前にちょっと(この世界を)掃除しましょうか」
大陸「せやな」
-
神にだって従わない
-
そういやあの世界の諸悪の根源がいたな。神殺し……、まずその方法の割り出しからか
-
何、DOD世界の神よりは有情さ
-
三種の神器とか何か使えるかしら?
-
嶋田さんか辻ーんに神殺し属性が付くのか・・・
-
あの世界の伝承を調べて神殺しの伝説についての調査が必要になるかもしれんね
-
>>397
「何なのだ、これは!どうすればいいのだ?! 」
-
>>401
けしかけられた奴等を防衛の為に倒すと世界が滅ぶ鬼畜仕様ですよね
-
新宿EDは勘弁(白目)
あの世界の神も大概酷いですよね
-
その続編がニーアだったか
ストーリーと設定にツッコミ所が少なければ評価した
-
まぁ、人間にとって都合の悪い神は殺すなり封印するなり属性反転させるなり対処するのが普通だよね。
-
とりあえず、神社を作って、お供えを奉納したら、神様を味方にしてくれますかね?
-
神によるかな、完璧な悪神も世界にはおるし
-
日本の善神でも、荒神・祟り神もあるけどね
それを防ぐためにお供えや祭りをするんですよね
-
まああ祀ってダメなら滅ぼす方向で(あの性悪神が祀られて大人しくなるが想像できないけど…(汗)
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薄い本やサブカルチャーでもプレゼントする
全力で萌えに染め上げる
-
幻想郷に連行すべし
-
ヨグ=ソトース サン=ニ ソーダン ダ!
-
世界が危ない!
-
とりあえず真尋くんを生贄にささげてみよう
-
世界では日本の奴らと違って善性の欠片もない神もいるからなぁ
善い神様でも祭ろうが供えようがわがままで迷惑かけるのがいるし
-
絶対究極善性な四ン文字が、「自分の権威を見せつけるため」って理由で
エジプトの無垢な赤ん坊三千人を殺してるんだよね
-
YHVH「嫉妬する神とは名乗ったが善良とは言ってないよ?」
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正にシット!な神
-
旧約聖書(=ユダヤ教)では四文字は「罰を与える神」でしかなかったそうだからな。
新約聖書(=キリスト教)でようやく「愛を与える神」になったそうな。
-
グレザール帝国への全面核攻撃はまだですか?
-
大陸日本の国力が活かせるほのぼのとした世界は無いものか・・・
あまりにも殺伐としすぎている
-
国力が活かせるほのぼのした世界・・・メタルマックスとか、Falloutとか?
あとはマヴラブ世界?
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日本以外全部沈没世界
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三千世界はオリジンに転移してもらおう、もう一つ日本が増えてもへーきだろう(わかりづらいネタ
-
421
鋼鉄の咆哮2WG:ほのぼの艦隊決戦+超兵器
恋姫無双:ほのぼの非文明国侵略&恋姫ゲットだぜ
自衛隊、彼の地にて:ほのぼの汚物消毒
英本土と位置チェンジ:ほのぼの欧州侵略
どうでしょうか?
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島戦争なら最初の十年はゆっくりできる・・・
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ガンパレードな世界とか?
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パラレルワールド大戦争で天皇が世界を統べる世界と入れ替わるとかほのぼの
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ウルフェンシュタイン のナチスとチェンジ
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男塾で猫を放し飼いでほのぼのできるよ
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松尾か田沢が頭から猫に襲われてる図柄が思い浮かんだ
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ほのぼのとはいったい…うごご!
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らっこかな(すっとぼけ
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塾長もゼロ戦じゃ無くて疾風を持ってそうだよね
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>>433
しまっちゃうよ〜*
しまっちゃうよ〜〜〜*
しまっちゃうよ〜〜〜〜〜*
/\ヽ //\
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( ヽ__ __ノ )
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/ミ(_人_)ミ\
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`(o゚<\ />゚。)
\゚\) (/゚/
((_/ ヽ_))
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ほのぼのだと日本大陸が12個位集まって土星位の大きさの星へ転移とか。
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惑星日本か。
戦国時代のが混じってると修羅の国になるな。
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昔、リングワールドに日本だけ転移っての読んだなぁ
リングから宇宙空間に離脱させるだけで猛烈な初期速度得られるとか便利すぎる
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>>436
やめて!重力が大きくなりすぎて生きていけないの。
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>>439
その場合、日本人がサイヤ人化してたりしてw
-
22:05過ぎから短編を一つ投下したいと思います。
-
大陸世界のクトゥルフ神話事情
「どうしてこうも転生してくる奴らは頭の螺子をまとめてどこかに置いてきたような奴ばかりなんだ…」
「まあ、文字通り線で吹っ切れたって所ですかね」
そう辻に返されて嶋田は頭痛と胃痛を感じながらこう思った(だからってこれはないだろう…)と
そう思った原因は、他の転生者が見つけてきた怪奇現象や伝説を調べていく一つの番組だ、それだけ見ればなんでもないものだがそのタイトルが問題だった
「とある港町に残る九頭竜伝説を追う」それは、オドロオドロしいBGMやナレーションと共に四国亜大陸にある港町に伝わる九頭竜と呼ばれる土着の神とそれに伴う恐ろしい伝説を追うと言う内容だった。
その伝説として語られる神や逸話の内容は舞台や人種は違えど間違いなくアメリカで作られ後にシェアワールドとして世界に広まったクトゥルフ神話、その中の架空の神格であるクトゥルフにまつわる話であった。
当然、この神話の元となる話を作った小説家はまだ小説を書いておらず、件の港町の誰かが作ったにしては話が似すぎている、となると考えられる原因は転生者である。
実際弥生時代の遺跡などから明らかに現代の感覚で作られたと思われる土偶や中には大きめの石にシュメール語や象形文字、果てはラテン語やアニメに登場したデジ文字、リント文字で文章が書かれた石版が出土した例もあるためだ。
その為またなのかと思いながら夢幻会の考古学者メンバーが調べていくと、世界各地から漆黒に塗られた顔のない仏像やらアメリカのとある部族に人を空へ連れ去る風の精の話や、太平洋沖に巨大な石柱都市が沈んでいるなどに多様な話が
数多く出てきたのだ。
この報告を聞いた嶋田は胃薬を飲みながら辻と今後の対応をどうするのかを話していた。
「何とか隠蔽することは出来ないか?」
「不可能ですね。ここまで世界各地広まってしまうと下手に隠蔽しようとすれば世界各国にまた、日本が何か企んでると痛くない腹を探られますよ」
「そうなると放置しかないか…」
「そうなりますね」
「薬を飲んだばかりなのにまた胃が痛くなってきた」
「この忙しい中倒れるのはやめてくださいね」
「くそ、人事だと思って」
「しかしクトゥフ神話ですか…ますね」
「何かいったか?」
「いえ、何もでは、私はこれで」
「まったく」
嶋田は言ううだけ言って、さっさと出て行ってしまった辻にため息を吐きながら渡された資料を片つけようとしてとある考察に目が行った。
それは実際に現地に行った転生者の報告だったその転生者が言うには、伝承の伝わった時代がばらばらで、しかもものによっては数億年前の石を使用し作られた物もあったということだ。
また、話が伝わっている地域が広く海外にも一部広がっているため、通信手段のない時代にあのように広域に話を広めることは難しいのではないかというものだった。
これを聞いた嶋田は、背に薄ら寒いものを感じた。これではまるで各地に自然に伝承が生まれたようではないか、と。
そして嶋田は扉を閉める際にちらりと見えた辻の顔が不自然だったこと思い出した。
(あの時見えた辻の顔暗くて見えなかったが燃えるような目が額にも付いていたような、そして出る直前に言ったあの言葉、あれではまるで…)
ここまで考えて、嶋田は考えを消し山積み担った書類を片付けるために、仕事に没頭したまるで先ほどの考えを振り払うかのように。
その時嶋田の耳に狂ったフルートの音色が聞こえた気がした。
-
乙辻ww
-
以上です。憂鬱世界を経験した人なら衝号作戦でクトゥルフ神話が出ない可能性もあるんじゃないかと考えてファンの人は残そうと考えるんじゃな以下と思い
書いてみました。
WIKIへの転載は自由です
-
乙。
ああっ窓に、窓に、
-
乙。
何だ、つじーんが本性を現しただけか・・・
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乙です
まあ転生者がいるんだし多少はね…w
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ウルトラマンティガがいるな。クトゥル神話が存在するならば
そして、木像で初音ミクを作っていたら、ふくで
-
乙です。
まあ、辻だからそういう存在でも不思議はないなw
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赤貧ガチペドロリコン探偵探さないとw
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辻「皆さんは私を何だと思っているのでしょうね?私はただの官僚ですよ」
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>>451
嘘を言うなっ!
-
>>451
ただの(クトゥルフ的)官僚?
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上のSSをみて思ったんですが縄文時代や弥生時代に転生した転生者は未来知識で活躍して神様とか王様とかに祭り上げられていそうですね。
-
ただし当時の技術では再現できない、若しくは忘れ去られてしまいますからねえ。
突拍子もない事を云っていた事も含めて神権政治時代の王扱いかと。
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>>454
経口補塩水と止瀉薬、嘔吐止め、後殺菌用にヨードチンキ
と消毒用アルコール、簡易浄水キットを開発・運用できるだけでも
他の勢力との比較で凄い技術になるでしょうしね。
今の発展途上国を見るだけでも、安心できる飲料水と、
脱水症状の予防は、乳児死亡率の低下に効果がありますし、
文明がある程度発展する迄は、ある意味[人口は力]でもありますしで。
短粒米と言うかジャポニカ米の、選別と改良、
現代の米栽培法の普及、圃場整備と肥料の作成、
腐葉土の活用だけでも人口の増大が期待出来そうです。
もっとも、そうすると縄文・弥生時代の転生者が、
存命中は大君扱いされ、没後は
稲荷神と習合されるか、神農扱いされるかもしれませんな。
-
>>456
転生者なしでも大丈夫なようにするために文字を教えて転生者の知識を記録する事を教えるでしょうね。
そして残した記録を参考にして進歩しますから文明が発展するスピードが速まりそうですね。
-
>>457
結局のところ、農業も含めて、「継続は力」だったりするので、
技術と知識の継承手段として、記録の蓄積は大事。
なんで、口伝による蓄積・継承と平行で、文字による記述・記録の
開発と運用・伝播と教育もあると大変力強いのでしょうな。
最初の記憶媒体は多分持ち運び重視で石版になるのかも
しれませんが。
紀元前に、日局クレオソートのレシピがあったらすごい事になりそう。
もっとも、後世の歴代の夢幻会の中の人たちは、慢性的な頭痛と胃痛に
悩まされるかもしれませんけど。
-
簡易的な便所と簡単な濾過装置に炭焼き、衛生の概念、怪我をした時の基本対処法を教えておくだけでも違うでしょうな
-
さすがに縄文弥生なんて時代に飛ばしやがって!と神様(笑)に対していい感情は
ないだろうから別の神様の像勝手に作って信仰させたりしてな。
-
大陸世界だと縄文とかに生まれちゃったら日本が大陸だって分からないから下手に史実の地図を書いちゃって後世面白いことになったりな。
-
当人の手先の不器用さによって名状し難き像になったりしてw
-
サイズ以外はほぼ正確な形ですがw
-
完全に偽物かオーパーツ扱いだな
-
>>462 モノリス様なら不器用も関係ないねw。
-
モノリス大明神…w
-
未だに増殖中の八百万の神々w
-
外国の神話や神々を紹介する書物でエジプトは色々増えてそう
あとインドのマーラ様はあのデザインになるんかな?
-
これ、ものすごく深読みすると弥生時代あたりからずっと続く秘密結社が日本にあるみたいな感じになるのか……w
-
そういえばスターウォーズも神話だったな・・・
-
>>467
転生者によるチート神や萌え萌えな女神様など僕の考えたオリジナルな神様が日本大陸にたくさん誕生しそうですねw
-
>>471
いや、転生者がどうこうしなくても、「史上初のストリップをやった女神様」
なんてのがフツーにいるのが日本神話(w。アマノウズメノミコト様ですね。
-
ヤマトタケルも女装して熊襲の長を討ち取った男の娘な英雄でしたね。
-
>>461
伊能忠敬の日本地図が完成したら
比べてみて形が同じなので縮尺も同じと勘違いするんですね
日本は小さいと勘違いしてる大陸日本……
-
熊襲が敗れたのは男の娘に萌えたせいかw。
-
>>475
逆に考えよう。熊襲が転生者だったんだと。
-
>>476
熊襲が古代のアキバか有明と言われるようになるのか・・・。
-
蟹は甲羅に似せて穴を掘り、矮小化しようとすればなんでも下種に解釈出来る物だ
-
陵墓や遺跡から腐った本(石板、竹など)が発見されました。
-
>>479
大抵割れていたり(生物学的に)腐っていて全く読めんから安心しろ。
後、文字にしても実際のところ読めん。
-
>>480
絵にすればおk
-
そこまでして後世に黒歴史を残そうとした転生者の執念恐るべし
-
>>481
絵にしても変わらないな。
キトラ古墳を見ればわかると思うが。
-
まあ年月なめんなということっす。
どう足掻こうが自然現象によりかなり打撃を受けます。
それがマシで済むのは本当に大豪族や王家の陵墓級の物じゃないと無理。
考察するととうしようもならんわな。
-
現代知識を発展に役立てて大豪族に気に入られて、そうした作品を陵墓や古墳に一緒に埋葬してもらおうと思わせるくらい気に入らせれば良い訳か
何故そこまでして後世に痛いもんを残さねばならんのか
-
自分が生きた証を後世に遺すためと格好良さげに言ってみる。
-
>>485
大豪族といっても大陸世界だと王といっていいからな。
事実上不可能と言える。
>>486
ふとした気分で首が飛ぶ様な立場にまでなってそんな事をしようとは普通考えないな。
首が飛んだら何もかも残らん。
-
大陸世界基準の大豪族ではそうかもしれんが、史実基準で大豪族と言える規模の陵墓や古墳なら良いんだろう
>>484で言われてる規模は史実基準のはずだから
事実上不可能とはいえ、どうせ死んだら同じという考えを元にやる奴がいないとは言い切れないが、まあ、>>487氏の言うとおりだろうねぇ
-
それでも残したいなら石板に彫りこむか、焼き物にするか。
その執念でまともなもん作って残せよ。
-
>>489、禿同。
しかし、平安時代くらいまで時代が下がるとその手の作品が散見され出すという……
-
まともな物を残した方が確実に歴史に何かを残せるしねえ。
どういうタイプの人間であってもまともな物を造って残す方を選ぶわ。
だからこそ価値があるまともな物が残るわけだしね。
-
平安時代から悪人は皆モヒカンにトゲパット
-
当時の様子を詳しく書いた物を何とかして残してくれれば非常に助かるんだがな
-
>>490
平安時代の王朝文化の頃ともなると余裕が王朝貴族の中流以上には出てくるからねえ。
逆に言うとそれ以前では無理だ、そして残すとしたらまともなもの、となるんだろうね。
-
>>493
詳細に残せないのが苦しいところ。
詳細に残せるようになってくるのは時代の風化を免れてなおかつ残せる場所と道具が出て来たからですしなあ。
だからこそ物にして理解できる様に残すしかないのでしょうな。
それでも勘違いされそうだけど(汗
-
とりあえず石板に掘って古墳の側に目印の石碑を立てて埋めとくか
運が良ければ残るかもしれん…… こりゃ無理だわ
-
飛鳥時代直前辺りの人が木簡に記して残せば辛うじて残るかもしれませんな(汗
古墳時代と飛鳥時代の間の時期なら古墳について何か残せるかも……?という感じです。
ただ、これは運でしょうねえ。保存環境が良ければ残ってくれるとは思うんですが。
-
うーん、転生者が資料を保存し守る組織を作って継承することができれば史料がまず残らない程昔の様子も文にして記録できるかもしれないなぁとしか言えない。
-
>>498
写本を繰り返して残すしかないですからねえ。
でもそれを出来るだけの組織を作れるか?というと情報伝達が地方に行けばいくほど無理な時代では無理なんでしょうなあ。
-
>>499
大陸日本ならなおさらでしょうな
-
グンマーとかどうしようもねぇ
-
ヒヤッハ−!!
-
転生者が仲間を見つけるために『ぬるぽ』と書いた問を掲げてたネト小説がありましたね。エタったけど。
そういう符合的なもので転生者を見つける試みはされるかもしれません。
-
枇杷持って現代の歌を演奏しながら各地を回るという方法もあるな鎌倉時代以降くらいなら
-
>>503
記憶違いでなければ、特殊アイテムの保管場所の質問と設問が、
尽くコミケ関連の、おそらく設問の設定者が腐女子であろう
物だった、なろうのアレですか?
は兎も角、技術と経験と知識の継承は、体験・体感の部分もある
ので厳しそうですな。
史実だと、蕨手刀の製法も、平安時代には既に生産資源の枯渇で
失われたとする説があって、それの代替手段が現在にまで伝わる永代蹈鞴
を初めとした製鉄法を基本に据えた、鍛鉄法と、太刀・刀の打ち刀の作刀法
と日本刀の存在になるのだとか。
しかも、蹈鞴製鉄は理論じゃなくって、伝承・体験・体感で作る方法ですし。
技術の継承をどうすれば、と。
茸や和漢方の伝承もそういう部分がありますしな。
-
キノコは雑談板でも何度か恐ろしさが語られてましたな
-
>>489
転生者「板状に陶器を作ってそれに鏡文字で掘れば簡易印刷出来ね?」
転生者「お、いけるか?」
転生者「よし、本を作るんだー」
という結末が見えた
>>494
転生者「猫の飼育法を書くんだー」
-
運よく、本当に運よく複数の転生者が集まれたならワンチャンあるかもね。
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>>507
時代によってはその本は風化で無くなります。
時代によっては維持管理がd系無くなり矢張り駄目になってしまいます。
こんな感じですから中々引き継げない物なのですよ。
写本を延々と繰り返されるものだけが生き延びれるのですから相当大ヒットで写本ラッシュが無い限り無理っぽい(白目
>>508
それでもそれをあとに残すことが著しく困難(汗
-
>>509
猫の飼育方法とかでもないと無理ぽいですなぁ>大陸日本
-
地震もあれば台風もある、四季があるんで風土も一定しないと結構きついなぁ
洞窟に彫って崩れないのを祈るくらいなのかしら
-
>>511
あくまで運がいい前提なら現代まで残る洞窟とかを覚えていてさらにそれが近くにあるならワンチャン位かな?
-
まあ、ネタとして考えるなら残ってしまった場合の、転生者達のはっちゃけぶりや夢幻会の
頭の抱える様子や世界のオカルトファンの反応を考えるのも楽しいですなw
-
>>512
大陸化しているんでどこが残るかというのが記憶と当てはまらないんですよ(汗
-
>>511
大量に書物が保存されたりし始めるのは平安後期、更に本格的になるのは鎌倉時代位からになりそうですからのう。
まあ重要な書物に関しては平安時代から写本などを複数作り保存すると言う方法がとられるとは思うのですが…それが王朝時代末期に全てについて出来るかどうか(汗
ただ、地方に関する物などであれば隆盛し始めた都市の有力市民や有力武家等が写本を造り温存を始めるでしょうから鎌倉時代以降に引き継がれていくと思われます。
-
>>514
それでも日本と歴史の内容が変わらないなら歴史に残るような有名なものなら位置は変わらないんじゃないか?無事にたどり着けるかはともかくとして
-
>>516
歴史の内容が変わらないといは言っても大体の地域が同じ、というだけで全く同じでは無いですから。
しかも山岳地帯の面積が減っている以上は、現実の知識ではあくまでもおおよその地域しか認識でないでしょう。
しかも以前投稿があった地図の様に日本自体もかなり現実よりも弓なりになっていますから史実の感覚で行くと大幅にずれた地点に来ます。
その位、違いますから大体地域が同じであっても我々が現在実際に見ているのとは似ても似つかない地形になっているかと。
-
つまり大陸化により山岳面積の比率が減少+地形も大陸の形状が日本列島に比べ弓なり。
ですので、似たような地域で史実と似たような歴史的事実が起こりますから山地は山地でしょうしかし山地ではあっても地形が同じというわけではない、という状況になるのですよ。
史実の記憶ではたどり着けるかも問題ですがそれ以上に史実の記憶と当てはまらない地形を見てそこが残ると判断できるか?出来ないでしょうな。
今の様に開拓される以前の姿であっても特定は難しいと考えられるところを更に事なった地形になってしまえば著しく困難となります。
-
たぶん一番残りやすい場所は正倉院くらいだろうねえ。
-
しかも大きな街以上は城の本丸並に堅固な市壁を持つ城塞都市ですからのう。
余程の大規模な戦乱にでもまきこまれ都市が陥落でもしない限りは無事でしょうからな。
特に南都ともなれば城壁も平安京遷都後も小さくなったとはいえ寺院からの寄付で堅固なままでしょうし。
-
洞窟の壁画に残る萌絵と最古の四コマ漫画を前に頭を抱える考古学者。
土偶と埴輪が何処となくオーパーツらしきものを装備。
-
>>519
洞窟も殆ど無理でしょうな。
人が全く入り込まず一切気候も変わらず何も変化しない事が求められますが、それは人の手で行ける範囲では無理そうですからね。
まあ、そういう風に残せない時代の人たちはまともな物を造って将来に残そうとするでしょうけどねえ。
-
>>521
そんなに細かく書けない。
欧州の様に変化が無い環境じゃないと洞窟内部でも無理。
埴輪は全損かな。だからおかしな部分はミスだろうと無視される可能性大。
まあ洞窟に絵を描く時代にそんな事はしないだろうけどね。そんな余裕が無いから。
-
余裕云々以前に仮にできたとしても細かい部分から崩れて判別不可能になります、そんなもん
-
今現存している洞窟も奇跡みたいなものの積み重ねの上で残った代物ですものね
長い歴史の間で地震や噴火、台風や山崩れが幾らの洞窟が埋もれるのか想像もできない(汗
-
今残っている洞窟も殆どが誕生当時の形ではありませんからね。
崩れたり水に削られたり風化したりしている。
洞窟で残せるなんて無理なことです。
-
口伝が一番やな(本末転倒
-
個人的には何でもいいので何かしら残ってくれていると面白いので嬉しいですがw
鎌倉や平安辺りに転生した人達ならまだ何かしら残せるのかしら?
-
つまりそんな太古の昔じゃ無理だけど、時代を経て寺院の倉庫か(神社も?)、
銀河連合日本の最新話みたいにどこぞの宮家の倉なら残る可能性は高いと。
戦乱に巻き込まれて消失のリスクはあるが。
-
平安後期から地方豪族や大陸世界では城塞都市内部の豪族と言える有力市民が出てくるでしょうから彼らが以前あった様に書庫などでの保存を始めるでしょうからなあ。
彼らも書庫だけではなく写本を造るのを認めたりして更に残存の可能性を高めていくでしょうし、そういう風潮の流れに乗れば有り得るかもしれませんな。
特に商業が発展している地域や武家等豪族が力を持ち且つインテリな豪族なり神官が要る地域であれば有望でしょう。
-
大工が休憩時に屋根裏の梁に漫画を落書き寺社建て替え時に発見なら確かあった気がする。
-
>>529
後、大陸世界では書物の重要性が認識されるという話が以前あった様に鎌倉以降なら確実に各地の有力氏族や、
城塞都市の有力者達が書庫や文庫を造って保存及び写本の製作をやってくれるようになるので彼らの書庫で残る可能性もなくはないかと。
-
焼物製の型打ちねんどろいど大量生産なんてされたら一体どうなる事やら。
ご神体製造関連に潜り込んで萌えフュギアのノリで
大量生産でもされたら一体ぐらいは残りかねんぞ・・・。
類似だと調合系釉薬やチャイナボーン他磁器系焼き物の知識持ちが居たら目も当てられなくなる。
破片でも古代の遺跡から発掘されると確実にオーパーツ化するだろうし。
-
ボーンチャイナは大陸日本だと難しくないしねぇ
-
>>533
上の方でも言われているまともな物を残そうとして努力した結果チャイナボーンモドキが出てくるかの性が無いとは言えないのが何とも(汗
まあ、似たような試行錯誤が行われていた、とでも結論付けてお茶を濁すしかないだろうねえ(白目)
-
>>534
多分、まともな物を残していきたい、と思った元専門家が頑張ってしまう可能性があるよね(汗
まあ失伝はしてしまうだろうけどそういう試行錯誤が古代にも行われていた、と結論付けられる分マシかな。
-
>>536
下手すると残って延々と作り続けられる可能性が
-
黄金で作った飛行機そっくりなものとか古代の乾電池とか地球儀そっくりな何かとか精密な世界地図とかが見つかるんですね。
-
奈良平安辺りから文字が残せるようになって、比較的戦乱に巻き込まれにくいであろう都の寺社とかに
こぞって転生者が趣味の品を残したりなんかして……
ダメだ、夢幻会が頭抱えた挙句焼き討ちでもしかねんw
-
ギリシャ、ローマよろしく技術が断絶した扱いかな、アンティキティラ島の機械みたいリアルオーパーツもあるし
ネタ的ロマン求めるなら転生者の家族氏族が焼き物の職能集団になって現代まで生き残るとかは面白いかもだけどw
-
昔ハイランダーという映画で紀元前に今と同じ製法の日本刀があった。
理由は無い。あるんだからそれで良いと理屈も付けない開き直り映画。
そんな世界になりそう。
-
>>539
早々受け入れてもらえばないぞ。
相手も選ぶ権利がある。だから甲冑や刀剣類等の神と関係のある物を奉納するのだし。
>>538
あのさ、受け入れる先にも意思があるんだけどね?
彼らが受け入れるのは刀剣類や甲冑とかそういう物とか。
ボーンチャイナは奉納される可能性は十分あるがその例のは拒否される。
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>>537
それはそれでありなんじゃないかな。
日本もボーンチャイナの発祥の国の一つになるだけだし。
ただ、そうそう受け継げるかというとかなり難しいのが現実なのよ。
-
仮に残っても、いつ発掘されるかは定かではない、って問題がありますからね。
-
正倉院分館、別名萌えの一号、ネタの二号が出来るんですね。
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>>531
仏像の中に痛巻物を仕込む仏師コースが!
どう考えても「罰当たりだ」と周りに止められるでしょうね。
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>>544
時代によっては破棄されてしまうでしょうしな。
まあ殆ど残らないというのはそういうことですわ。
>>545
受け入れられないだろうな。
あそこそういう物を入れる場所じゃないから。
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>>545
あり得ません。
あれは皇室の物を収める場所です。勅使がいなければあけたりできない場所なんですよ?
東大寺が本気で拒絶しますよ。
下手したら僧兵でOSHIOKIされるでしょうね。
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>>546
袋叩き決定コースじゃないですか〜
いやマジで彼らは宗教心で作っていますからそんなことしようとしたら破門どころの問題じゃないです。
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>>542
いや、いっそネタなので実力者になった転生者が創作の神様やら何やらをでっち上げたり
書や像の出来を図るコンテストを開いたりで収める理由を作ったり目新しい物を集めて同好の士を広げていったり
――とまあ、何とか残せないものかなと
ええ、ネタなのです。転生者が昔にいて何も残りませんでしたじゃ寂しいのでw
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最悪のケースを忘れては困る。
諸兄等は本編で『フシミン』が生まれてしまったことを忘れてはいまいか。
つまり、皇族を『汚染』してしまえばこっちのものという事を
・・・アカン、マジで嶋田さんが泣いちゃう。
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神武天皇ルートなら、文献が古代から残っているんだがな
-
やめてくださいお願いします(土下座
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>>552
正式な歴史だから写本の繰り返しだよ。
原本なんぞ残っていない。
そのルートなら古代から文献が残っている、じゃない。
王朝が古代から文献を維持し続けるために写本を造り続けて繋いできたんだよ。
基本的に文書そのものが残ることなんてないから。
王将が守護する必要性がある文書以外は平安後期以降なのは変わらんよ。
-
正倉院は全ての皇族の物を入れるんじゃないんだよなあ。
数人の皇族(より正確には陛下)の物がおさめられているだけ。その為に造られた場所ともいえる。
>>551
皇族を汚染しても進化がマジで止めるから無理。
実際、やってはいけない事などを遥か昔から管理してきた貴族もいる。
-
まあ、真面目な考察としては残そうとしてもまともな物を残す。
そして残ることは破片として発掘されたりはするが殆ど残るまい。
ということですな。
そして文書は平安末から鎌倉あたりから保存開始。
神武天皇ルートでも王朝政府が写本を繰り返し残す王朝の歴史書以外は同様。
-
>>543
あれってイギリスが発祥の地で確か19世紀あたりからなのよねぇ。
まあ成分の関係でなんだけど。
なんでその場合ボーンジャパンとかそっち系列の名称になる。
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源氏物語だってとさに当時の萌えの産物なのに、不謹慎とかありえないとかは逆にありえないんじゃないかな?
我々がまじめな顔して評価してるものも当時ではアングラカルチャーな代物が後世に残されて時代の重みがついたものですよ?
ちなみに仏像の中には『住職さえ知らなかった』ギミックが施されたものがあります。ミニサイズ仏像マトリョーシカとか。
前に否定されたけど(今このスレで懸命に否定して転生者の足跡残さないよう力説してる自治タイムパトロールな人と同じかもしれない)、
歌舞伎や浄瑠璃の内容だって転生者がそのトップの血筋に生まれれば、転生者の趣味が反映されてもおかしくないわけで。
願望器を巡り古今の英雄を式鬼とする陰陽師たちの物語があってもおかしくない。
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婆娑羅や歌舞伎も当初はアウトローな文化でしたしね
-
権力者に都合の悪いものじゃなかったら、転生者の持ち込む文化も婆娑羅の一種とみなされるかもしれませんね
鳥獣戯画だって当時じゃ風変わりでしたし、そもそも日本画ってリアルというよりデフォルメされてる絵ですしね。
-
OLブログ『枕草子』の対抗馬は生まれるのだろうかとか
(清少納言と同程度の身分の女官は意外と居たようで)
変態文学と名高い『源氏物語』は初っ端から萌絵の挿絵付
(史実の絵巻はかなり後年)が世に出てしまうのだろうかとか
史実でも最近平安末期から鎌倉期の地方の地主とか代官とかの日記(という名の愚痴)
や覚書が蔵の奥から見つかったりとかしてるし、
史実でこの様子じゃ平安期以後でも十二分に何気無しに残されてしまった地雷が
大量に埋められていそうで困る。
だが、衆道共、お前らはアカン・・・。
腐った絵巻は残しちゃいかんのや・・・。
けど古くは平安期のショタ萌え貴族様に端を発してるらしいしなぁ・・・業が深すぎるぞ日本人。
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>>555
> 実際、やってはいけない事などを遥か昔から管理してきた貴族もいる。
やらないといけないことになる恐怖の世界をあなたはまだ知らない
俺も知りたくない
-
文書や文献・各種武具や祭器・珍しい物品
こういったものは、朝家や公家衆・寺社仏閣教会・地方の有力豪族等に
受け入れられてりゃ、ある程度は残るでしょう
まあ、単に他人にわかりズラいとこに置いといたら、保管場所が保存に適していたので残ったとかあるだろうし
あと、王朝の文献(日本書紀・古事記等)以外にも、有力豪族の口伝を文書化したのとかも残ってるかね?
風土記とかも大分残ってて古史古伝は華やかでしょうなw
-
古事記って神話に見せかけた、日本統一と権力闘争の軌跡ですからねぇ・・・
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>>555
オタクとか萌とか良く解らないのだけど、源氏物語はオタクで萌ということで確定で良いのか?
なにか我田引水と言うか無理矢理な気がするんだけど
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内容を並べ立てると当時のラノベといわれてもおかしくない内容なのは間違いない。
オタクとか萌えとかはそんな型にはめる意味はないな。
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我田引水とか言わんでも、深く考えん方がいいとしか言えないな
色々知らない方がいいこともあるのさ(遠い目
-
意訳すると「上司ウゼェ」って内容になるような話も書かれてるしな
-
源氏物語はエロゲ
古事記はサスペンス
枕草子はブログ
土佐日記はネカマのツイート集
だと思ってる
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嶋田さんや辻ーん辺りが回顧録執筆したら売れそうw
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大陸日本の伝説級の大宰相や金庫番の回顧録……むしろ売れないほうがおかしい題材ですなw
日本のみならず世界中でw
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>>570
嶋田 2割は辻の愚痴
辻 MMJの活動をぼかしながら書いて、後世でも謎の組織で暗躍と恐れられる
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千年以上適切に機能し続けた賢人政治機関か・・・
村中さんもますますやる気が出ますな
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学者「あんまりだ…私の人生をかけて解読した古文書、それが、それが…BL小説だったなんて…」
あまりにアレだとこんな被害者が出てくるかもw
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>>574
被害者とかじゃ無くて
当時はそんな文化があったって判明するだけでもいいことだと思うがな
歴史ってそんなもんだろ
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まあBL物をまじめに翻訳せざるを得なかった研究者はSAN値がりがりだろうが、まあ無茶しやがって、ですませるしかないな。
あれは理解できない世界だからなあ…(遠い目)
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実際にBLものの古文書はあるから
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現在の価値観で過去のことを判断したらダメだよ
-
継ぎ接ぎルート投下します。
12:00から
-
投下開始。
風が吹けば
1916年5月31日から6月1日にかけて行われたユトランド沖海戦の勝利にイギリス国民は熱狂した。
英国グランドフリートは戦艦5隻・巡洋戦艦7隻を失い、ドイツ大洋艦隊は戦艦7隻・巡洋戦艦7隻・前弩級戦艦6隻を喪失。
日本海海戦に勝る圧倒的な勝利を求めた英国海軍の目論見は挫折したものの、英国海軍はドイツ大洋艦隊から制海権を奪い取る事に成功した。
かって英国海峡艦隊がフランス艦隊に勝利してから122年。
偉大なる海軍の後継者達は今度はドイツ人の艦隊を打ち破って大英帝国の歴史に新たな栄光を書き加えたのだ。
グランドフリートも被害を受けたが問題無い。
元々ドイツ人よりも自分達の方が戦艦の数は多いのだし、何より大英帝国には日本と言う心強い友人がいる。
停滞した戦争の鬱屈を吹き飛ばす勝利にイギリス国民は歓喜の声を上げながら英雄と戦友を称えて祝杯を掲げ、イギリス海軍上層部はその勝利の苦さに顔を顰めた。
海戦に参加した艦艇のうち戦艦5隻・巡洋戦艦7隻が沈没、大破・戦線離脱した艦は9隻に上りそのうち2隻は修復するより解体する方が早い有様。
小破中破は数えたくない、というより損害の無い戦艦を数えた方が早い。
何より上層部が問題視したのは巡洋戦艦の損害だった。
沈没した7隻中5隻が同じドイツの巡洋戦艦と撃ち合って一方的に轟沈。
いくら英国の巡洋戦艦が強行偵察用の大型装甲巡洋艦だからと言っても、仮にも戦闘艦艇が戦闘中にポップコーンのようにバカバカ爆発して沈んでしまうなど冗談ではない。
ドイツの巡洋戦艦も同じ数だけ沈んでいるが大人しく轟沈してくれる愁傷な艦はいなかった。
英国巡洋戦艦を元にイギリスが設計建造した日本海軍の金剛が同じように戦って最大でも中破、簡単な修理で全力戦闘が可能なのを見ればイギリスの巡洋戦艦設計に不審を抱かざるを得ない。
つまり『栄光の6月1日』の勝利は、かってリチャード・ハウ提督が指揮した戦いのように英国海軍へ自己の問題点を突き付けたのだ。
まったくもって皮肉好きな英国紳士に相応しい顛末と言えるだろう。
このままフィッシャー提督の設計思想で突き進んで大丈夫か?
この英国海軍の不安感はやがて日英海軍による建艦技術の共同研究として帰結していくことになる。
-
そして同じユトランドの敗北にドイツ国民は慨嘆し大洋艦隊の壊滅に衝撃を受けはしたが、イギリス国民ほど激しく感情を動かしたりはしなかった。
マルヌ・タンネンベルク・ヴェルダン、基本的にドイツ軍は陸の上で優勢に戦争を続けており何よりも海の敗北を忘れさせる情報が東から届けられたからだ。
1916年6月4日。ロシア軍南西正面軍司令官アレクセイ・ブルシーロフ大将は苦労して抽出した歩兵30個師団と騎兵9個師団からなる3個軍を投入し、オーストリア領ガリツィヤ地方への攻勢を開始する。
ロシア軍は短いが正確な大規模砲撃を行ってからオーストリア軍の戦線の綻びを目指して突撃する新戦術を実行し――ドイツ軍が構築した頑強な塹壕陣地に遭遇する。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世のオーストリア救援の厳命に従い送り込まれたタンネンブルクの英雄。
パウル・フォン・ヒンデンブルク元帥とエーリッヒ・ルーテンドルフ中将の二人組が、再びロシア軍の前に立ち塞がったのだ。
1915年にオーストリア救援を皇帝に命じられた時、西部戦線を重視する参謀総長ファルケンハインはオーストリア救援に乗り気ではなかった。
中央アジアの泥沼で動きを鈍化させているロシアの事などこちらに攻め込んで来ない程度に放っておきたかったし、オーストリア=ハンガリー帝国が不甲斐無いと言っても所詮他の国だったからだ。
しかしながら唯一の同盟国に離脱される事が問題だという事はファルケンハインにも理解でき、何より東部戦線から兵力を引き抜く度に不満の声を上げる東部戦線重視派のタンネンベルクの英雄二人も煩わしかった。
最終的にファルケンハインは新編したばかりの兵力を中心に30万名をオーストリアに送り込んで独墺連合軍の指揮を英雄コンビに任せる事でドイツ軍内部の諸問題を解決する。
皇帝の政治的要求と唯一の同盟国への誠意を満たして邪魔な政敵を遠ざけ、おまけに新兵の練成まで行える。
政治的な意図が透けて見えるファルケンハインの命令にヒンデンブルクとルーデンドルフは歯噛みしながらオーストリアに着任し、新兵と弱兵の混成部隊を指揮してイタリア・ロシアと戦う事になった自分達の兵力の質を塹壕によって底上げするべく、5重に上る塹壕線をガリツィヤ地方に張り巡らせていった。
かくしてブルシーロフのロシア軍は独墺軍の頑強な防衛線に突撃してしまい、兵力不足もあって浸透戦術という新戦術も満足に生かせないまま損害を積み重ね、ロシア政府が下した悲鳴のような命令によって後退を余儀なくされる。
6月10日。
中央アジアのロシア帝国保護国であったヒヴァ・ハン国がロシアからの独立と奪われた領土の奪還を宣言、同じくロシアの保護国であったブハラ・アミール国も独立を宣言する。
これらの宣言を受けて反ロシア武装勢力は当然の如く連携を開始し、ロシア帝国に徴兵された中央アジア出身の兵士が次々と独立勢力へ合流。
蜂起した独立勢力にヒヴァ・ハン国の首都ヒヴァからロシア軍が駆逐されるに至って武装勢力による襲撃と暴動は中央アジア全域の独立戦争へと変化してしまう。
ドイツ帝国海軍最大の戦果は中央アジアの陸の上で産みだされようとしていた。
-
6月11日ヒヴァ。
中央アジアにチンギス・ハーンの末裔が築き上げたヒヴァ・ハン国の首都は熱狂に包まれていた。
偉大なるハーンがついに横暴なロシア帝国からの独立と領土の奪還を宣言したのだから、中央アジアの遊牧民達の歓喜の声も一際高まろうというのものである。
「日和見の王様が良く決心したもんですね」
カナリスの副官はヒヴァ政府に割り当てられたホテルの窓から歓声の沸く街並みを意外そうに眺めていた。
自分達の権威と贅沢が維持されるなら後ろ盾が何者であろうと気にしない、ある意味現実主義な中央アジアのハーン達が自分達のような弱小勢力の提案に乗って実際に行動を開始するとは思ってもいなかった。
ふと思い立って上官に尋ねてみる。
「大尉殿、ヒヴァの政府に何かしたんですか?」
「ああ、我々に協力していた事がロシアにバレたからやけくそになったんだろう」
「なるほどね・・・『協力していた』?」
カナリスの言葉に頷きかけて、そのまま首を傾げる。
彼が知る限りヒヴァ・ハンの政府やその関係者からカナリス達が支援を受けた事はなかったはずだ。
ヒヴァ・ハン国がロシアからの独立を宣言したから自分達はここに来て支援を受けていられるのであって、ヒヴァ・ハン国の支援を受けていたからここにいる訳ではない。反ロシア活動がバレたから独立戦争を始めるという説明は矛盾しているではないか。
怪訝そうな副官にカナリスはコーヒーを淹れながら上機嫌に説明してくれた。
「ヒヴァ・ハン国は極秘のうちにドイツに協力して反ロシア運動を支援していた。
と、いう口実でロシア政府はヒヴァ・ハン国を解体するつもりだ、とヒヴァの政府に教えてやったんだよ」
「・・・酷いですね」
それはつまり嘘八百でヒヴァ・ハン国を躍らせたという事ではないか。
「同じ事をブハラ・アミール国にも伝えたが上手くいったようだ。
まあ――ちゃんと独立できたらそれほど酷い話でもないだろう」
ドイツ海軍大尉は悪びれもせずそう言って美味そうにコーヒーを飲み干した。
カナリスが上機嫌なのは久しぶりに残りの量を気にする事無くコーヒーが飲めるからか、それとも大規模な謀略を成功させたからなのか――副官には何故か前者のような気がして妙な不安に襲われた。
-
保護国による明確な造反に激怒したロシア帝国政府は中央アジア鎮圧の為に欧州からさらに兵力を引き抜く事を考え始め、ブルシーロフのドイツ・オーストリアへの攻勢を中止させる。
これに慌てたのはソンム・ヴェルダンでの攻勢を開始していた日英仏伊の協商国である。
ロシアの攻勢とタイミングを合わせてドイツ・オーストリアを東西から攻撃するはずが、このままではまたしてもフリーハンドのドイツ軍と西側だけで殴り合わねばならないからだ。
本当なら東西からドイツを挟撃できているというのに、ロシアは開戦初期のタンネンべルクで躓いて以降ドイツの扇動による中央アジアの泥沼に嵌ってまともに動くことが出来ず、英仏の新聞に『欧州の戦争を気にせず冬眠する熊』や『中央アジアで砂遊びに興じる熊』といった風刺画が載せられる始末であった。
ロシア政府としてはドイツ軍を相手にするよりも自国の崩壊を阻止しようという当然の選択をしたのだが、これによって相対的に強化されるドイツ軍と戦う羽目になった西側協商国には堪ったものではない。
ソンム・ヴェルダンで血塗れになりながら慌ててロシアにドイツへの攻勢を要求するも、逆にロシアから東部戦線への戦力派兵を求められるに至ってようやく事態の深刻さに気が付いた。
ダメだこの熊、早く何とかしないと。
西側協商各国は欧州に到着した日本軍50万名を加えて必死に攻勢を続けながらロシア救援の為に走り回る事になる。
11月20日。
戦車と言う新兵器が投入されたソンム・ヴェルダンの攻勢が血泥の中で双方合計100万人以上の損害を出して引き分けに終わり、英仏は北の熊の不甲斐無さを血圧を上げて罵ったが、この時すでにロシア帝国は半分以上戦争から脱落しつつあった。
満鉄=シベリア鉄道を通じた潤沢な後方支援も塹壕戦と内乱という二つの泥沼に飲み込まれ、ロシアは国内体制の維持が精一杯になっていたのだ。
英仏はドイツに対する東の重しをなんとか繋ぎ留めて置く為に兵站線の不安に派兵を渋る日本を宥め透かし、西部戦線向けに日本本土で編成されていた日本軍の一部を東部戦線に送り込む事を決定する。
指揮官は秋山好古大将。先遣隊として騎兵3個師団。
満州の大地にコッサク騎兵1000個中隊を葬った男が救援にやってくるという朗報はロシア軍の士気を大いに高めたが、日本軍の本隊が本格的にロシアへ送り込まれる前に事態はあっけなく破局を迎えてしまった。
1917年2月23日。
ロシア革命の勃発である。
-
投下終わり。
wiki転載OKです。
ご意見ご感想お待ちしてます。
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投下乙です
本当にクマーはgdgdだなw
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乙です。秋山兄が肩すかしですかw。
カナリスは戦後もロシア人から命を狙われそうだ。
-
乙です
あっさりとブルシーロフ攻勢失敗してるけど
これオーストリア=ハンガリー生存フラグか?
-
騎兵3個師団って随分と張り込んだな大陸日本(東部戦線で役に立つとは言っていない)。という注釈がつきそうですがw
-
投下乙です。
ロシア良い所無く脱落。秋山兄はこのまま居残るのか去るのか?
-
皇帝や皇女を守るという、重大な任務をやるんじゃない?
-
乙です
ロシアいいとこなしのまま革命勃発・・・
もうダメかもしれんね
カナリス大尉は変わらず頑張っているようで何よりw
-
戦車が初めて登場したけど、日本の戦車はどうなっているのかな?
ドテラ撫子さんだと、日露戦争で痛い子な転生者が輜重車の荷台を改造したテクニカル馬車が切欠だけど…
-
乙です。ロシア、もっと頑張れよ!
どうして諦めんだよそk(ry
いや、逆に(ロシアを虐めるのを)もっとやったげてよぉ!というのもありかも知らんが
-
ドイツ帝国海軍最大の戦果が陸の上ってどういうことなの?
-
それはキャッチ22です。憲兵に捕まりますよ(え
-
狂気な同僚に囲まれて・・・
-
乙です。
カナリス大尉はその活躍ぶりから後にロシア帝国を滅ぼした男と言われそうw
-
台風が来るらしいが日本大陸の台風事情はどうなっているんだろうか。
日本列島のときとあまり変わらないのかな。
-
そしてそれでも香川徳島は通らないとか言う落ちが付きそうな予感が・・・
-
乾燥帯も出来ていよいよ存在しない気候が無くなってくるな
-
>>600
(乾燥帯……チリ硝石……ううっあの時の悪夢がっ)
あ、それとなんか言いそびれたままだったのでここで表明しておきます。
初期のスレで日本鰐SSを投下したのは私です。
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熱帯と寒帯くらいか>存在しない気候。
アラスカ領有ルートなら寒帯はあるけど。
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>>600>>602
たしか乾燥帯はないはず。
以前の議論で地形や位置などの観点から基本的に自然環境は日本と同一(北方や南方の端は別)になるから。
乾燥帯もない気候になる。
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>>599
大陸化するから四国の中央山脈地帯に降った雨が大きな川になって緩やかな流れで香川徳島を通るから非常に水は豊になるよ。
むしろ台風が通らないなら気象条件は安定し水も豊富という結構良い土地になるかもね。
-
日本大陸の香川もあまり変わってない、というSSが10スレ目にあります
-
史実の香川は浸透水が地上に出るの地下水の状態で海に流れ出てる
よって、面積が増えた日本大陸では、浸透水が地上に噴出する余裕があるから
史実より水問題はましになる可能性が高いんだっけ
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>>602
現実日本にも熱帯地域はある 沖ノ鳥島
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>>605
ネタではなく考察するなら大陸化により面積が広がったことにより地下水が地上に噴出する。
それができる面積が確保される。
よって現実の様に地下水が地表に出ずに海に出てしまう事が無いから史実よりか水事情が改善される可能性が非常に高い。
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>>602>>607
寒帯と乾燥帯くらい。大陸日本にない気候は。
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大陸日本にはないな。
ただ夢幻会が皇紀元年に転生とかだと話は違ってくる。
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乾燥帯になりえない位置というのもあるよなあ。
まあ大陸化すると面積に余裕ができる分地下水が地表に出てこれるようになって水資源が増えるからね。
国土の中心に骨格の様に山岳地帯があるのは変わらないのだから地下水資源が豊富なのも確かだし。
-
豊富な水資源が凶悪な生態系を支えているw
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>>612
(ネタでは無い)議論では結局人間により追いやられ人間が開拓しない保護区などで生き延びる伸びになっていくから。
その凶悪な生態系以上に人類は恐ろしいってことだよ。
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>>613
ただし(ネタではない)議論でも文明がある程度進まない時は人類は大陸日本じゃ最底辺近く何だよな
ひょっとしたらだが文明が進まないとかその前に絶滅とかは有り得るか?
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特に日本大陸の住民は欧米並みに技術力を取り入れて急速に開拓していくから凶悪な生態系にしても時代が進めば蹂躙対象になっていくのよ。
以前も議論があった様にコストとリターンが見合わない奥地以外は開発されるだろうから凶悪な生態系の更に天敵が大陸日本の住人という(白目)
-
>>614
位置的にそれは相当確率が低いよ。
どうやっても大陸から文明を抱えて流入してくるからね。
なにせお隣の大陸が王朝が変わるたびに民族殲滅とかやっているからそれを逃れようと大挙して文明がやってくる。
-
あの国でもそう言う事は役に立つな
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だから、以前ネタだったかであった様にネタとして人がいなかったら?と考えざるを得ないのよね。
そうでもない限りは日本大陸の位置条件から複数の有力な民族集団が纏まって何波かにわかれて移住してくるから。
しかも灌漑等のインフラや城塞等の建築技術を山ほど抱えてやってくる。
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>>617
逃れてきた民族集団や文明が混然一体となったのが大陸日本の文明・文化だろうからねえ。
その結果文明化もかなり早くから促進されるので3500年くらいは大陸日本の歴史は科学的にさかのぼれるという事にw
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こんだけ様々な宗教が入り乱れているなら、うしとらの白面戦では光覇明宗(仏教)だけでなく、いろんな宗教・宗派の戦力がそろうな。
-
>>620
宗教間の調停、宗教問答の開催及びジャッジ役、その記録役及び記録保管役の神祇院も出てきそうだね。
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>>621
以前のスレでは、マニ教徒が同じような役目を果たしていたと記憶しておりますが……。
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>>622
いや、神祇院の話も出ていたよ。
マニ教もあくまでもその当事者だからね。
当事者では中立的な役割を果たせないという事。
宗教の当事者が仲裁なんて出来ゲーム扱いされても文句を言えないから。
-
但し神祇○○ではあったが院だったかは記憶が定かじゃないなあ。
ただマニ教も宗教討論の自らも参加者だからね。参加者が仲裁役は出来ない。
-
>>584
乙です!
ブルシーロフ攻勢失敗ってことは、突撃部隊が採用されなくなる可能性が高いので
フーチェル戦術、引いては電撃戦がドイツから消えてなくなるかもしれないですね
-
宮内省特務局第十三課とかありそうだなw
他にも、やたらと人体改造や怨霊にこだわる「葉隠瞬殺無音部隊」とか、堂島だの中禅寺だの美馬坂だのがいる「陸軍第十二特別研究施設」とか。
ゲテモノなオカルト組織が沢山存在する大陸日本。
しかし、宗像教授と稗田教授は苦労するだろうなあ・・・
-
>>626
ネタとしてはありでしょうな。
-
ただ、かなり統制されているとは思いますよ。
王朝が3500年続いているという事はそれだけ統制が厳しいとぴう事ですから。
それに逆らえば朝敵として裏世界で殲滅されるのは確実でしょうしね。そうでもなければ数千年もの間に秩序は維持できない。
-
>朝敵
開催された日本大陸縦断レース。しかし、その裏には『神の遺骨』をめぐる陰謀があった。
将門公よりも遥かな昔、朝廷に……否、高天原に弓を引いた後、恭順したと言われる『神』。
その神を復活させ、国家転覆を図る秘密結社。それを防がんとする夢幻会。恐るべき呪術合戦が始まろうとしていた……
なんていう「狂骨」+「SBR」なネタを思いついたぞ。
そういや「タンキー」って漫画には神道系秘密結社が存在してたな。
-
黄金の回転?
-
以前に東京タワー1000m説を唱えたものです。
ふと思ったのですが、日本大陸では富士山を始めとして山々の高さは?
単純に三倍にすると日本アルプスはヒマラヤ以上になってしまいますし、はて……
-
>>631
いつかは忘れたけど高さはそんなに変わらないという話だったよ
-
数が増えて富士山脈になるという説を推したいw
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>>631
残念。高さは変わらないという話になった。
>>633
これも残念。山地の比率は現実よりもかなり少なくなる。
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基本的に標高は変わらない。
大陸化する以上は山地の比率も大きく低下する。
こういったところですな。
-
>>631
以前のスレで「高さはあまり変化無し、ただ裾野は拡がってる可能性は高い」という意見があった
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>>636
幅広になる可能性はあるんでしたっけ。
山地の面積上占める割合は低下しますが。
火山口やカルデラも大きさ現実通りという結論でしたな。
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裾野が広がると鉄棒ぬらぬら先生が描く富岳三十六景も別物になるんだろうな。
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そして海女さんにたかる蛸が十匹を超えている、と
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蛸のサイズを十分の一にするか海女さんを十人に増やすかしないと、大蛸が十匹からみあってるだけになるなw
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巨人な海女×タコとか
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触手に加えて巨大娘と巨大獣というジャンルに……(白目
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大陸日本ではミカベルが推す前から巨女ジャンルがあるのかw
……ありそうだな。
人口が増えた分特殊な性癖こじらせる人も増えるし。
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ダイダラボッチをダイダラボッチ娘にするとか
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八尺様を広めよう
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スク水着た加藤保則(女)「みんな、壊しちゃいますよ?」
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なるほど、大陸日本ならば「リアルサイズ艦娘×巨大蛸」というジャンルで壁サークルが…(違
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日本人の業はホンマ奥深いわー
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>>647、今ですら艦娘=リアル艦と同じ身長説を押す派閥がない訳でもないしな
しかし、巨大蛸ってまさかクトゥルフだかダゴンだかの親戚……
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デカい蛸ってならたこ焼きにすれば何人前分くらいになるだろうとは考える
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タッコングがいるな
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大王イカの例もあるし、アンモニア臭をまずどうにかすればイケるか?
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ニャル子さんが酢味噌仕込んで包丁研ぎ始めた姿しか思い付かない……
にげてー、ダゴンにげてー(棒
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401の晴嵐格納庫にダイオウイカが突っ込むとか
水泳部の旧スク縁魚雷発射管に巣食う巨大タコとかですね、わかります。
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>>649
実際に薄い本があるしな。非18禁のガチバトル物だけど
市販のアンソロ本でも同じ作者が作品描いてるし
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>>649 >>655
それだけ懐の深い世界といえばそれまでですが…
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通常は人間サイズの身長で、
戦闘時は艦の全長と同じ身長にも変化出来ると言うのならどこぞの投稿小説で見かけたなあ。
米軍と演習をやって、(身長百数十メートルの状態で海上をとんだりはねたりするので)パンツを見られていたけど。
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あー、大和用の試作3連装砲を長門が試射してぎっくり腰起こしたアレか
アノ作品のアメリカ海兵もいい空気すってましたよね、ほんと
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主にタイトルkwsk
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艦魂の時点で兵器擬人化はやめてほしいと思ってたのに、艦コレのせいでこういうのが広まってしまった
艦魂物は架空戦記を読む層から忌み嫌われていたのになぜこうなった・・・
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そこらはただ単に個人の好みなんじゃ・・・
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九十九神思想は昔からあったんだけどねえ
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匿名希望「つくもんを、つくもんを否定しないでおくれよぉ」
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くまもんなら知ってる(違)
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>>660
そりゃミリオタよりも萌え豚釣った方が楽だしそもそも数が多いからな・・・
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しかたないさ。
そこに需要があるなら企業は出版するし何度も見てると好きじゃない人も慣れてくる。
それに艦コレの所為じゃないと思うぞ。
元々そういう下地が日本人はそこそこあったのだろうから、こんなに増えたんだろうし艦コレは切片であって何時かはこうなってた。
遅かれ早かれ艦艇の擬人化が日本中に広がってたさ。諦めろ。
それに嫌なら見なければいい。俺もギアススレの方は好きじゃないので見てない。好きじゃないコメントなどがあるなら流し読みして、観賞に浸らなければいい。
少し大陸スレからずれてるな。御免。
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>>660、自分はどちらも好きだが、兵器擬人化と仮想戦記を同じジャンルで扱うなというのは激しく同意する。
なろうで火葬戦記とか最強系主人公ってレベルじゃねーぞってチーレム(艦魂含む)主人公物見てからは特にそう思うようになった。
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人によってそこら線引き違うから難しいのよね…
住み分け重点
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すみ分け大事だな。お互いに嫌な思いしたくないし
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んだんだ
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兵器擬人化と仮想戦記は似て非なる物だしね
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どっちも好きですが同居には疑問を呈さざるを得ないのが何とも…
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なお、くれんされたきふじんがたはしじつのものくろしゃしんでかけざんができるのだった・・・。
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そのくらいでおどろくようではまだまだあまい
あのかたがたはこんせんととぷらぐでせめうけをぎろんする
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>日本大陸の山
たしか議論だと、高さは大して変わらずで
裾野は大きくなってるか、前衛峰っていうか丘陵地帯or小山脈のどっちかだっけ?
まあ、裾野が広がってる=丘陵地帯があるかもしれんけど
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艦魂と艦これもまた別の擬人化ジャンルなのよな
艦魂では擬人化はオマケだが艦これは擬人化がメインだし
なろうの艦魂は戦記にイチャイチャ要素をねじ込みたくて流行ったみたいなもん
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>>675
山地そのものの面積での割合が現実より大きく減っているので丘陵地帯等が殆どなのかもしれませんね。
>>671
どちらも基本的に違う物ですしそれを好む層もまた別ですからな。
下手に同居させようとすると反発も大きい。
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艦これ・擬人化が萌え目的で完結してるのに対して
艦魂入り仮想戦記は、これ艦魂いるか?ってのが多い気がする
まあ仮想戦記にラブコメ入ってるヤツも、それストーリーに必要か?ってレベルのラブコメだと何か嫌
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提督の憂鬱をラブコメ仮想戦記に・・・・・
うん、なんか違うな。オタクのはギリギリよいとして、ラブコメは違うんだな
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基本、男ばっかりだからラブコメにするならTSかBLのどっちかになってしまうわw
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ただ若い奴等の外伝なら有りかもね。
ラブコメっつーより甘酸っぱい青春ものになるだろうが
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夢幻会女子部とかあるんだろうか?
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あるんじゃないかな?
……「夢幻会腐女子部」が。
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>>682
女性の社会進出関係で辻と日夜抗争を繰り広げてそうだな
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腐女子を秘密理に生み出す、秘腐生(ひふう)倶楽部なる転生者腐女子の組織が現れたりして
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ある漫画によると、腐女子はそれなりに成長し、一定のステージに到達すると
より上位の存在『貴腐人』ニステップアップするらしい
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>>686
貴腐ワインというのが実在するだけに憂鬱社交界の御腐人方がサロンでヴィンテージ物の掛け算やスラッシュを嗜んでいるという妄想ががが
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貴腐人にレベルアップした者だけがエッフェル塔と東京タワーのどっちか受けかで
会話できるような無機物を掛け算できるような存在へと昇華するのだろうか
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某掲示板の某数字板への転属希望者がこんなに…
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なお、どうでもいいがやおいの命令形は『やおりなさい』らしい
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>>684
辻のやってることはあえて悪く言うと男に都合の良い女作りだもの、そりゃ転生者に女がいたら反発必至よ
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大陸スレの話題からズレて来てるぞ
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何か別の話題を上げなければ…
大陸世界になった場合、ツチコノなどの日本のUMAも何か変わるのでしょうか?
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>>693
変わるとすれば大きさ関係じゃないか?
単に大きい魚のUMAも居たはずだからそういった既存の生物を大きくしたようなものは実際に
その地域の固有種として存在していそうだな
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河童の飼い方のように日常的に河童がいるとか
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全長10mの大台に乗る蛇も見つかるかな?
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猫を食べる蛇も出てくるでしょう
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ネッシーやモケーレ・ムベンベみたいなのが日本大陸で目撃されるとか。
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5mものの大きさの白狼が目撃されるとか
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デカくなるのか
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じょうじ・・・
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日本大陸は広いから、奥地に未発見の動物とかいそうですよね。
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>>699
見間違えでも大きく見てしまうと言う事はあるからそういうUMAも言われそうではあるよね。
剣牙虎や蝦夷象という大型種を見ている分、大型の者には慣れているだろうから。
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肉食魚も結構種類がいそうだな
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>>704
肉食魚といっても南米の様なのは日本の位置では増えないよ〜
精々魚類のヒエラルキーで上位に位置する魚が増えるくらいだねえ。
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>>701
火星か妖食界にお帰り下さいw
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カピバラのような生き物「・・・・・・ぬぼ〜〜〜〜・・・・・」
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>>707
確か実際に欧州でバカでかいネズミが増えているみたいだね
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今現実で問題になっている方はヌートリアでしたっけ?
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水木しげる先生の妖怪図鑑関係は軽く十倍以上になりそうな予感。
柳田國男の遠野物語とかもどれぐらい分厚くなるんだろうか?
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そういや妖怪の数も増えてそうですねw
遠野の里みたいな伝説が増えるかも?
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>>708
そういやスレの初期の方に外国に出すとヤバい日本大陸原産のシロネズミ(白鼠)が投稿されていたな。
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ゆっくり もいたな。AA付きの解説だったっけ
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転生者のおかげで妖怪の一部は美少女化が進む。
そう言えば今日マックスバリュー近くの住宅地でいたち?おこじょ?が道を横切るのを目撃したよ。
この間は地区の自治会から「アライグマが出没して外に出した靴を持ッてゆくので放置しないよう」警告されたな。
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猛禽類が増えてたら伝書鳩が使い難くなってしまうな
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>>711
人の数だけ神や妖怪の数や物語も増えるでしょうね。
遠野の里みたいなのが各地にあって妖怪に関する書物が分厚くなりそうですね。
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都市伝説なんかも増えそう?
本格的そういったもの専門の学科なども増えてくれると個人的には嬉しい
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妖怪ウォッチのコンプ難易度上昇不可避
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妖怪だらけーだー ヨーカーイーザー
ヨーカイザーを覚えておられる方はどれだけいるのだろう……
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昔ゲゲゲの鬼太郎で日本妖怪と西洋妖怪で戦ってた映画があったが
大陸に本番だと普通に返り討ちにしそうなのが怖いw
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中国妖怪とも戦ったことありましたね
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>>720
話としては盛り上がらんから西洋側は西欧、中欧、東欧てんこ盛りでいこう、作画班が大変そうだがイケルイケル(無責任
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7不思議が10倍の70不思議か5倍の35不思議のどちらかになったりしてw
それともその70不思議か35不思議の上の存在として7大不思議があったりして。
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>>723
増えることはないだろうな。
あくまでも其の侭だろう。
規模が大きくなれば倍になるっていいだしたら三大○○とかいうのも世界規模になったら倍にならないといけなくなる。
それにきりが良い数字とかそういうことで呼ばれているのだから倍にしたら意味が無いでしょうが。
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日本大陸なら蟲師みたく山にホントにヌシがいそうだw
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こっちだとサンカと言われた人とかかなりの集団になってそうだな。
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>>726
あの集団に関しては結構微妙だからな。
まあ地域性が外見に色濃く出てくるから他国からすると多民族国家に見えるのが日本大陸なんだろうなあ。
特に白匈奴の血統が上流階級に入り込む東北以北の大陸四割を占める地域ではねえ。
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妖怪?
妖怪………!
そうだ!
「エノケンの孫悟空」が某宮様のてこ入れで超大作になりそう!!
そ〜ら飛び〜♪ つち潜り〜♪ み〜ずを潜ぅぐれるのは〜♪
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ヨーカイザーとか懐かしい。
おはスタで短編やってたな。
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>>655
kwsk
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妖怪・・・・・・・・
♪ランボルギーニのお兄さん おいらとレースをしてみるかい
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>>730
>巨女
たぶん、「田村本」とかいう寄生獣のエロ同人の人と同じ人。
あと、ヤマメちゃんがお気に入りで、陰陽鉄(東方陰陽鉄のこと)の漫画も書いてたかな?
え〜っと、つ、つかもと、なんとか?
あと、長門がぎっくり腰になった艦これ小説は、
「ドラえもん のび太とスーパーロボット大戦」とかいう小説の人の別作品だった覚えがあります。
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ああ、あの人ですか<大艦巨娘主義
-
世の中には登場艦魂全てが男性という短編もあるんだよな
まあ当時はまだ艦これなかったけど
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結局その設定をどう生かしてどう味付けしてどう表現するかだよね。
おもしろいが正義。
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>>732
ありがとうございます。
日本大陸なら寄生獣みたいな生物や山岸二佐みたいな存在も居るのかな?
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幾らなんでもそれは無い
精々化物じみた寿命の山のヌシ、川のヌシ、沼のヌシがいたりするくらいじゃない
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現実オーストラリアとかアメリカにそんな生物は存在しないことから考えたら、ないでしょう
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>>736
そんなものは居ない。
日本が大陸化している以外では現実世界だと言う事を忘れていないか?
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>>737
ごく稀に世界でも見つかりますしな。
ま、その程度ですよねえ。
例えば象とかは歴史的に見ても人類が文明を成立させた頃には北東アジアにもいましたし、
また気象条件的に問題が無いものですからなあ。
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日米戦において、アメリカ側に「日本の捕虜にされたら虐待される」とか「生きたまま剣牙虎のエサにされる」とかのデマが流れて、
史実日本のように追い詰められた米軍部隊が玉砕したり、女子供を始めとする民間人が集団自決したりする可能性はあるのけ?
日本が「国際的」になろうとオープンになって、自国の文化や社会を喧伝したら、そういった誤解による悲劇は発生しないだろうが……
大陸日本は資源が国内で賄えるためか史実より引きこもり志向で、情報だけでなく人間自身による交流を積極的にやってないイメージなんだが。
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>>741
ルートによりますね、第一次大戦で欧州の戦いに参加してたらその印象は薄くなるでしょうし
引きこもる為に世界に影響力を持って人材交流してる世界線も沢山ありますから
基本的に「自国内で賄えるが特なら他国から輸入する」って路線が多いし
-
余程昔に改編したルート以外ではオープンに貿易していますし観光客も受け入れていますからな。
大鎖国等のルートを除けばそういう事はあまりないと思われます。
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>>741
資源があるから取引しないなんてことはない。
切り札になり得る自国の資源を消費するだけで自殺行為だからね。
ひきこもるからこそ周辺を安定化すべく他国から輸入できる資源は輸入しているのが多くのルート。
外交的にも経済的にも上手く立ち回らなければ引きこもりなんて出来やしないですから……
-
大陸日本の引き篭りは国外の面倒事には極力関わらないだから、人や物の出入りは普通にあるでしょ
関わらないといけないような面倒事を起こさせない努力はすると思うぞ
-
安定した引きこもりを行うには周辺地域に問題が発生しないように外交なども行わないといけないからなあ。
人やモノの出入りは当然あるし、外交や軍事を通じた各種交流や交渉は普通に行われるよね。
何もせずひきこもるのは自殺行為になってしまう。
-
書物など情報だけではなく生身の、それも多くの人間による「日本人像」が直接伝わっていれば、デマゴギーは発生しないか……
それにしても日本大陸は人が少ないのか多いのか。
前者なら満州や南北アメリカに行く日本人移民はいないだろうが、逆に日本に移民がくる場合もあり得るのかね。
いや、今のところそういった話は見受けられないみたいだけど。
それに日本文化になじまないというか、「日本人化」しないやつは排斥されちゃうし。
-
ドテラ「誰とも関わりを持たず引きこもりするのにコミュ能力が必要てそれなんてアンビバレンツ」
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当時から1/3が貧困層で、国際的に無知なアメリカ人が多い中、そういうデマが発生しないとは言い切れない気がする
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>>747
良大陸日本は確か同化圧力が半端ないという話だった。
じゃないと現実よりも強い地域性が民族性(民族)になってしまいかねないからなんだけどね。
だから同化圧力を受け入れられないのはいられないし来ないだろうね。
知識人は東方にローマ帝国が残っていたようなものだから研究等の為に押し寄せて一部学者は永住権くらい取りそうだけどw
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まぁ大陸日本は人は多いがちゃんと食わせられる、けれど移民で増やされると流石に困るって感じですかね?
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>>751
人口増えすぎは困るからね。
五億程度が限界点かな。
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一番お気楽なのは日ソルートだろうな・・・
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>>753
No2としてのんびりやっているからねえ。No3にはオランダ連邦もいるし。
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大鎖国ルートは……アレはアレで盟主としては苦労してそうだけど
日本単独で世界とも相手出来るくらいだからまあなんとかなるかw
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思えばオランダさんは上手いこといい地位に落ち着きましたね
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たいていどのルートでもオランダさんはいい位置に居ますよね。
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上手く渡っていますよね
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鎖国の頃からの数少ないお友達ですからな……どんな関係の友達かは置くとして
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オランダさんに比べてロシア帝国はたいていのルートで時報のごとく第一次世界大戦で滅びるのであった・・・。
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ソビエトと筆髭の仲間たちがいないと盛り上がらないしw
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ソ連の設立を阻止したいなら、レーニンとトロツキーに【転校】してもらえばいいだけですがw
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ヨシフおじさんがいないとイベントがゴリっと減っちゃうでしょw
いや本当、おじさんいないと正直ネタに困るんや……
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たしかにソ連ないと戦記として盛り上がらんわな。
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レーニンとトロツキーが【転校】されてケレンスキー政権が続いたロシアってソ連のような強国になれるイメージがないんだよな。
むしろ戦争と革命の混乱が続いてロシアが列強の草刈り場になりそうだ。
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というかお前ら酷いなw
ロシア帝国が可哀そうだと思わないのか(笑)
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歴史的必然ですから(スットボケ)
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全然ww
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救うにしてもあんまり過ぎる国情なんで・・・。
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でもロマノフ家の財産は頂きますw
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ロシアの変わりはソ連がいるし…
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ソ連以上にきっつい半島国家があると言う噂が
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半島国家はほんっと〜に始末に困る位置にいるからなあ
なお欧州の半島国家は(
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>>766、なら極東ロシア帝国と中央ソビエト連邦とウラル連合共和国の三つに分裂させて存続させましょう(ぐるぐる目
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存続してるふりして滅んでますよねそれ・・・。
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ロシア帝国が自力で立ち直ってドイツを殴りまくるだけの割と(ちょび髭さんにとって)凄惨な未来とか
……いやうん、存続してたらあの熊基本的にどう動くんだろう?
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たしか帝国大海戦ってソ連&ナチスドイツの両者が出てこない架空戦記があったな
伍長は一応出てくるけど、本人の志望通り画家をやっているというけっこう珍しい作品だった
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>>772
存続できてるだけでも不思議なくらいだからなあ。
大陸日本と中華帝国に挟まれた半島国家は。
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ちょっとマジメに考えてみますか?
帝政ロシアが存続するために必要な事は
1:日露戦争回避or勝利による国力消耗の回避
2:ラスプーチン排除による皇室権威の低下阻止
3:国内制度の近代化による国力増大
4:WW1不参戦
かな?
4が実現するとWW1が発生しないかもしれないな……
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大陸日本がちょっと殴り合えないなあ……少なくとも確実に勝てるわけじゃなさそうだと
思えるくらい強ければ日露戦争って発生しない?
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不凍港を得るチャンスだと南進を行うロシアと、西欧列強を以て日本を叩きのめそうとする清を変えないと無理じゃね?
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そういえば大鎖国ルートだと結果的にウラル辺りまでとることになるし
アレクサンドル2世あたりでロシア帝国崩壊するんじゃ・・・。
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>>782
ウラル山脈以東を失ってもロシア帝国にとっては辺境だからロシア帝国が崩壊する事はないんじゃないかな。
まあモスクワとかサンクトペテルブルクが日本の手によって陥落すればさすがにロシア帝国は滅亡すると思いますが。
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満韓交換論が通ればどうかな?
この場合イギリスとは敵対することになりそうだけど
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交換したあと、おとなしくロシアが止まる未来が見えないんですが。
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>>782
コルシカにチビ伍長がロシアに遠征したら詰みじゃないですかね?
逃げる場所がもう無い上に、ウラル以東を警戒して戦力の抽出が思うようにできないと思うし
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日露戦争止めるには南下政策止めないといけないし・・・。
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>>南下ロシア
中華大陸で思う存分暴れて最終的に叩き出されそう
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朱い帝國のように日露戦争前に国土ごと異世界に召喚(日露戦争時代の技術力でも充分やっていけるような世界)されれば異世界でロシア帝国存続ワンちゃんあるかもしれんでよ
完全にスレチになるからネタにも出来ないが
-
>>783 即崩壊はないにしろ寿命は縮まりそうだな。多分史実より近代化に熱を入れそうだし。
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>>784
それやったらむしろ加速する。
ああ言う大陸国に譲歩でどうにかするっていうのが一番まずい。
何処かで一回衝撃を与えて停止させないと安心して話も出来ないからねえ。
-
>>787
南下政策を止めるには一回打ん殴る以外の方法が無いのが何とも。
英国とすらぶつかっているからな白クマ。
-
グレートゲームやね
一応日本もかかわっているというか英国の切った中で一番わけのわからない結果を出した札が日本だがw
-
まさしく当時の欧米にとって日本はJOKERだったんですね。
-
史実(ネタより)
英国さん「熊がうっとしいから近代化したばかりのそれなりにつかえそうな有色人種の国取り込んでおくかー」(葉巻プカー
そして日露戦争
日本「ヨッシャー、革命の火種広げて陸海で勝ってなんとか判定勝ち拾えたぜー」(ボロボロ
英国さん「マジかよ」
大陸日本(ネタより)
英国さん「熊がうっとしいから自力で近代化しかけてた有色人種の単一民族で構成された大陸国家国取り込まなきゃ」(必死
そして日露戦争
日本「ヨッシャー、革命の火種広げて陸海で完勝したぜー」(キラキラ
英国さん「まぁ、知ってた」
-
>>795
ネーデルさん「ねぇ熊鍋まだー?」(こたつにinしてお玉とあくとり皿を手にしている)
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とりあえず、神武天皇ネタの日本開国が見てみたいな
どれだけ、近代化した街でペリーに大歓迎しているかだ
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>>797、装甲フリゲートで領海侵犯を警告した上で港にまで誘導してスペンサーライフルとガトリング砲を大量に用意して出迎えてあげられれば絶頂モノですが、こりゃ無理だな(ぐるぐる目
-
夢幻会が歴史の裏側についての歴史改変ルートですかね。歴史厳守組は激怒しそうなネタだが……。
ありえそうな歴史改変大陸日本の対海外ネタ
・中華が朝貢外交を要求、日本側は「フーン」と関心示さず。仏教伝来も内容は「知ってた」。物部氏滅ばず。
・防人とは巨大化した対馬島の任地。元寇も対馬にて艦隊戦で食い止められる。半島人「だから止めたのに」
・16世紀に種子島にポルトガル人が漂着した時点で日本人がカラシニコフベースのアサルトライフル所有、
驚愕したポルトガル人が何とか持ち出そうとして首置いてけされる。
-
カラシニコフはさすがにw
ライフリングが施されたレバーアクションのウインチェスターライフルM1873(装弾数14)でもオーパーツですしw
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>>799
それだけ進んでたら他の列強と戦争になる前に南方の資源地帯確保してるな
大陸日本でもゴムとか一部は手に入らないだろうし、国内の資源も出来るだけ温存しておきたいだろうし
南方確保してたらオランダ人とか来る前にスペインとかイギリスとかと接触しそうだなw
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一応ゴムも無くはないハズよ
輸入した方がお得なダケで
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やばいタンポポがあったようま・・・
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持ってくるかなにかすればゴムの木は南の方で栽培できそう?
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ブライ「部下に船乗っ取られました パンの木買うてください」
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>>800 連射は無理でも機構さえ知ってれば単発でも・・・何せスコップ曲げて作ってたし。
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>>799
カラシニコフはどう足掻いても無理っす。
短発式銃(後装式はどうかなあ冶金術次第だなあ)が限界かと。
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んまー技術の停滞がないまま発展速度を維持したら・・・?
ってのは考えちゃいますよね、欧州と中華はリセットがなければどうなってたんだろって思うし。
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ゴムって台湾でも作れる?
作れるなら大陸日本の南限は大体台湾辺りだから自給自足できるよ。
コスパは良くないだろうけど。
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>>808
ただ、どうやってもどこかで中断してしまうんですよね。
そこが歴史の面白いところであり怖いところでもありますが。
ただまあローマ帝国からの断絶などは実際は軍拡等色々な理由があって一概に退化したとか暗黒時代だったわけではない、
というのが今の一般的な中世欧州ですが。
-
ウガヤフキアエズ朝はどうなってんだろう?
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>>811
実在していないと考えるのが妥当な線。
大陸世界では神武天皇が東征やっているから尚の事存在する余地が無くなっているのよね。
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東日流外三郡誌と言い竹内と言い、戦前日本は偽書で溢れているなぁ・・
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維新後、西洋から大陸日本に史実よりはるかに多くの知識人がやってくるけど
大陸日本に失望してほとんどが母国に帰っちゃうんだろうな
置いてかれる日本人妻はかわいそうだけど
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>>813
大陸だと平安時代後半から文献資料の保存が本格化しだすから偽物かどうかも認識し易いだろうねえ。
正式な国の文書で保存が義務付けられている者はもっと前から写本に写本を重ねて文書の中身そのものは残っているでしょうし。
そういうののお陰で偽物がわかりやすくなってい入るでしょうな。
ましてや平安時代後半以降ともなれば豪族や有力都市商人達の文庫が出てきますからそちらの方でも資料が必ず複数残りますし。
-
沢山残ってくれているのはありがたいですね
あと史実では存在しなかった書物とかもあると嬉しい
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史実でさえ解読しきれてない量の資料があるのに
大陸日本+昔に転生者とか一体どれだけ莫大な量になるんだ……(戦慄
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銀英伝みたいな宇宙が戦場の戦記物が出てきそうな
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解読をする考古学者の数も増えているだろうから(震え声)
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>>817
大丈夫。
転生者のは平安後期に紫式部並のベストヒットしないと殆ど残らないから(汗
史実でも二次創作作品含めたら大量に有ったはずなんだけどその殆どが消えてしまったしね。
重要な書物の場合には転生者も何も関係なく重要だから写本されたりして残されるでしょうしねえ。
-
>>818
認識できんからヒットせずに消えていく仲間入りやで。
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源氏物語の二次とかどこかの蔵から数点それっぽいものが時たま出てくるくらいしか聞きませんものね(汗
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何がウケるかは実際にやってみないとわからんで
仮に流行らせるのに成功してたらスゲー困るけど
-
よほどの文才持ちがそんなもん書いてられる階層に生まれない限り
埋没以前の問題だからなあw
-
>>823
その場合は恐らく天界の話とかになっているから普通にああ神話を元ネタにした話ね、となる。
-
>>824
まあねw
上級貴族か皇后に使えられるだけの身分を持った貴族でもない限り残せない。
今と違ってそんなもの書ける階層は決まっているからなあ。
まあ平安末期ともなれば大陸世界では豪族だけではなく都市貴族的な都市豪族も出てくるだろうから多少マシだけど。
そういうのは実利優先だから実利になる書物をかき集めているだろうし物語は矢張りまだ貴族階級の物。
-
江戸時代辺りからなのでしょうかね。
そういったものが割かし多く残せるようになるのは。
-
江戸時代から傑作が大量に生えてくる事は避けられぬ・・・
バッタ人間が怪人と戦う話が流行るとか
-
>>824
明治あたりの文豪の転生者「よし、やるか・・・。」
-
江戸時代までくればねー
文学関係ないけど数独とか流行りそう
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包装紙代わりに欧州に渡って変な誤解を現地生産されたら困るんですが。
-
悪の妖術使いに操られる妖怪と混ぜ合わされた侍
悪の教団の主が吹く笛に呼び起こされる悪心に敗れそうになる、毎回毎回
「わが金目教にて生まれたものは金目教にかえれぇ」
しかし!心を飲み込まれる直前に友人である貧乏旗本の三男坊が見せる
「三つ葉葵の紋章」を見て正義の心を毎回毎回取り戻し
悪の人妖怪と戦うのであった・・・・・・・
-
>>828
TRPGネタがあったね。
まあ実際に受け入れられるだろうねえ、と盛り上がったネタだったw
本と仲間がいれば楽しめる物だから、流行ってもおかしくはないwww
-
豊臣残党「なんとなく我々がナチ残党並みに使い回されそうな気がする……
-
>>832
三つ葉葵の部分は恐らくぼかすと思われ。
じゃないとお上の介入を受ける
-
史実でも江戸時代では盤双六などが遊ばれていたようですしねw
-
>>832
(児雷也とか傾城水滸伝を見るに普通にありそうなあたりが困る)
-
>>837
(>>832程度だったら普通にうけそうなんだよなあ(汗))
-
>>834
あえて完全につぶす理由もないんだけどねぇ
-
豊臣残党・・・その目的は今生の世に豊臣秀吉を甦らせ、その力での徳川幕府の転覆である
君らは幕府直轄の御庭番、流浪の浪人、旗本に使える武士、戦乱の予感を察知した山伏、京都に住む陰陽師などになり奴らの野望を阻止するのだ!
-
関ヶ原で鳴らした俺たち特攻部隊は、
濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが地下牢を脱出した。
しかし、暗闇でくすぶっている様な俺たちじゃあない。
筋さえ通れば金次第で何でもやってのける命知らず。
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、
俺たち、特攻野郎伊チーム!
将軍様だって殴ってみせらぁ でもナマコだけはカンベンな
-
天草四郎はサムスピのアレにされる・・・
-
>>841
将軍様殴ったらまずい(汗
身分制社会だと言う事で自重しないと命にかかわる(白目
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隻眼剣士「将軍を稽古でぶちのめしたけど生きてます」
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>>844
普通に考えれば将軍の剣術師範と一緒なわけが無いでしょう?
-
「あなたにはこの後七人の女たちを鍛えて森宗意軒の手下と戦った挙句に
忍者が天下を取った世界を滅ぼしてから死なないといけないんです ほら時間がありませんよ」
-
医学や農業等について書かれた書物は幕府と小人さんで独占できるね
これの流出はやばい
-
医学は早くから腑分けとかOKになるんだろうか。アレの許可が降りたの江戸の後期位だったと思うけど
-
医学や農業は知識一つで大きく変わるものもありますものね(汗
それに資本力と組織力が伴うのなら尚更。
-
>>848
大陸世界でも多分江戸時代後期じゃないかな。
それまでは信仰心なども含めて様々な面から難しい。
-
ドイツ医師クルムス
「日本より『カイタイシンショ』なる本を入手した
あの国の優れた医術を手に入れるため、この本をドイツ語に翻訳しようと思う」
-
解体新書が日本産になるのかあw
-
ターヘルアナトミアの逆輸出www
-
血液循環説と体性・液性免疫機構なんて下手に書いたら異端審問にかけられるかもしれませんんしねw
18世紀ですと顕微鏡の発明とともに次々に証明がなされていき…
まるで史実中世のアラビア語化された古代ギリシア書物のようですw
-
仁みたいな医者が転生したら、書くかもしれませんねえ。
正しい医学知識が有れば沢山の人を救えますから。
-
>>811
神武以前の王朝か
それに擬されるのなら、長髄彦(神武の近畿上陸を妨げた武将)が所属してただろう国あたりかね?
まあ、皇紀が2600年余確定ですけど
初代から16代までがあらかた、在位50年越えの長寿ぶりですけど(つうか寿命倍はある神話の人物だな)
ある程度常識的な在位年にする為に人数ふやすか、全体的に在位年数を増やすかして辻褄あわすかねぇ
-
仁みたいな医者の集団を幕府が囲って来るべき日(維新)に備えている・・・
-
>>856
人数を増やしてつじつまを合わせるしかないでしょうな。
-
欠史八代の時代は、例えば137年生きていたとされる考安天皇は、次の天皇に代替わりするまでの間、複数の人間が「考安天皇」を継いでいた。と言われる事もあるそうで
-
>>859
まさに襲名ですねぇ。
卑弥呼が死んだあとに弟が代役として死を隠したなんて話もありますし、死を忌むべきものとした古代日本の思考からするとそういうこともあったのでしょうね。
(例:流し雛という「穢れを流す」行為と、皇室の「御舟入り」の構造の類似)
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欧米は日本大陸との貿易で苦労しそうだな。
日本大陸に工業製品を売るはずが逆に自国よりも質が良い工業製品が日本大陸から流れ込んで欧米の市場を席巻しそうだ。
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>>861
イギリス「ぴこーん。資源を売ればいいじゃん。」
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イギリス「おぅ、あいはばあいすあいでーあ! 日本にアヘンを売ればいいじゃん。」
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>>861
イギリス「アヘンの出番だな!
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>>982
資源とかは他国から輸入できるものは輸入するからね。
上手くマッチすると思うよ。
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>>858
というと、16代+神功皇后のぶんでとりあえず15代は人数ふえるかね?
余裕見たら20代ほど増えるかもしれんけどw
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>>864
日本「(にっこりと微笑みながら)いりませんが?」
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>>867
イギリス「うちではタバコみたいなものだから気にしてはいけない
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イギリス「ならば我が国の伝統料理で」
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大陸日本に資源を輸出するだけで納得するのかな。当時の欧米列強は。
貿易摩擦に発展して大陸日本に圧力をかけてきて戦争になっていそうだ。
戦争は大陸日本の勝利に終わるだろうけど。
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貿易摩擦が起きるほどの技術が進んだ大陸日本とやりあうなら……
欧州連合を組まないと無理だな……w
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そもそも距離の暴力のせいでアメリカ以外補給がカツカツになりそうw
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手薬煉引いて待ち構えているSAMURAIに撃滅されそうなんですがw
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「と、いうワケであの東の果ての蛮族と渡り合うために」
「過去の遺恨一切を捨て互いを尊重し合い」
「この度ヨーロッパ経済連合を結成することと」
「あいなりました」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!
「うむ、めでたいめでたい」
「我等が、強大な敵に立ち向かうためとはいえ手を取り合い力を合わせるなどきわめて珍しい」
「まったくです これほどの国々が協力し合えばいかなる相手もひれ伏しましょう」
「そういうワケでこれからも我がフランスの指示に従い、皆二心なく力を合わせよう」
「あ”?」
「何を言ってるんだお前は」
「ヨーロッパ連合ってならローマ帝国の末裔たる我がイタリアがトップに立つのが当然だろう」
「お前は阿呆か 工業力その他、もう我がドイツ以外のどこが主導するというのだ」
「品格が足りませんね イギリスの足元にひれ伏しやり直しなさい」
「「「「「「「「「なーんがもんが!どんちゃきくらわすぞぬしどまぁ!」」」」」」」」」
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やっぱ連合はダメだこりゃw
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大陸日本の脅威があるのに内輪もめするなんてマブラヴの人類みたいだw
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欧州内での戦後をにらんで対日秘密外交くらいしかねない国がちらほら。
分が悪くなったらイギリスを売る国が確実に一つ。
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WW2と冷戦で柵色々ナイナイにして何とか作った欧州連合が今現在既に分裂待った無しだもんなぁ。
分裂すると世界レベルで経済アボンするからドイツがババ引いてる状態って何?
もっと踏み込んだ同盟を20世紀初頭のあの面々で出来る訳が無いよねぇ・・・。
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大陸日本だと
大宰府と鎮西府(鎮西将軍)は九州探題の雛形
陸奥国府と鎮守府(鎮守府将軍(鎮狄将軍))は奥州探題の雛形かねぇ
特に、探題職への官職として鎮西将軍や鎮守府将軍とか箔付けになりそう
史実では鎌倉幕府成立で消滅したわけだけどね
まあ、あとは征東将軍の関東管領とか
四道将軍が原型の、吉備(山陽地方)・丹波(山陽地方)・越(北陸)・東海地方の将軍職とか
室町だけど、吉備殿の赤松氏やら丹波殿の山名氏とか東海殿の今川氏とか越殿の朝倉氏とか
名称だけでも楽しいなw
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纏まって足ひぱって崩れるのは十字軍以来の伝統なんでw
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日本史専攻している学生には軽い嫌がらせになりますがwww
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匿名希望
「他の国はともかく、わが国は内乱など望んでいない
まったく私利私欲など無く、ただただ純粋にヨーロッパの向上を望んでいるのだ!
なのにあやつらときたらそこんところをまったくわきまえず自分たちが主導権を握る事に固執しやがって
そんな輩が連合のトップに立ってしまえば自分の気に入るものを優遇し
自分に媚びへつらわない気骨あるものは使い捨てにするだろう
まったく救いがたい欲深め
そんなことを許してはならない
あいつらに立ち向かうのは正義だ
暫定的にわが国がトップに立ち、連合の覇権を握る
しばしたち、連合の『流れ』が正しいものとなったならわが国は潔くトップの座から降りよう
そんな謙虚で正しいわが国こそ一時的とはいえ欧州連合の覇者となるべき、否なることこそ正義なのだ!」
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それは匿名希望(たち)でしょw
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>>881
皇紀2600年が確定で
国家建設の筋道でさらに数百年(1000年?)は遡れる国の
歴史の学徒の宿命ですわw
これだけ広大だと、複数の国を統括する部署が常設されたままになってもおかしくないですし
中央では官庁が有名無実化しても、地方の現地官庁は半ば土着化して生き残ってるでしょう
それを飲み込めば、容易く他の武家より上に立てるから、それが官庁の名称継続をさらに後押しするはずw
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冗談抜きで日本史ABCD位作られそうなんですが(汗
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風土記編纂関連の役人だけは奈良時代から中央地方問わず
アンタッチャブルになるとか考えるとときめいちゃうなぁ。
まぁ、いつぞやの小ネタで上がったインフラ屋の話も絡んで
キチガイじみた利権と合わせて壮大な話になりかねないけど。
そうなったらそうなったで、日本人は話集めて文書に
起こすの大好きですからねぇ。
『公(皇)の公(皇)による公(皇)の為の情報集約機関(世襲アリ)』
なんて超現代的組織が生まれるかも?
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>>877
オランダ「インドネシアに国土を移転しようか真面目に考えている。海抜が低いところに住むよりもインドネシアのほうが自然じゃあねぇ?」
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>『公(皇)の公(皇)による公(皇)の為の情報集約機関(世襲アリ)』
中務省の図書寮が強化されるとそういった機関になりそうですな
国家の蔵書を管理・宗教文書や仏像なども管理していた部署ですし
朝廷の文書を管理する内記・外記、その二つを飲み込んだ蔵人から天皇家と朝廷の文書を
それと地方の国司等の地方行政府から定期的に文書の写本を取り寄せられれば完璧かな?
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歴史は年表でさわりを追った後で重要な部分をピンポイントで学んで後は専門に分かれてく感じかな。
地方史まで含めたらヨーロッパ史を細かく見てくのとレベルが一緒だし。
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日本「ヒロポンとのバーターで(マジキチスマイル)」
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ああ、上のは>>864へのレスです。
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しかし、今、上野寛永寺の元境内だった敷地にある、
国立科学博物館
で開かれている「太古の哺乳類展」も、
大陸世界では相当違いが出てくるんでしょうな。
ひょっとしたら、化石と現存種を並べて比較展示したりして。
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おぉ、それはわかりやすそうで良いね
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>>884
しかもそれらの官庁が存在する都市を掌握した物への権威がつくような状態になっているでしょうしね。
名ばかりではあれど使われ続けそうですよね。
しかし大崎氏は伊達家(婚姻政策)の支配する多賀を握れない。
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大陸日本の場合大きな街以上は城で言えば本丸並の防御施設を備えた城壁持ちですから。
史実以上に歴史ある都市が同じ場所に(多少は天災での再建でずれる可能性あり)有り続けますから都市としての権威も維持されるんで都市そのものの重要性も高まります。
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産業革命期のイギリスならヒロポンは飛ぶように売れそうですなあ。
注射器の回しも頻発しそうですが。
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>>879
北東北や北海道(道央・道南)では○○宣慰使や○○宣撫司という官位が同じような役割になるかもですね。
若しくは○○鎮憮使、○○押領使とか。
勿論、官庁所在地は固定で。
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>>864
イギリス「日本にアヘンを輸出したら、本国に『白い粉(精製ヘロイン) 』を
輸出されていた。何を言っていr」
大陸日本「加工貿易って素晴らしいね!!」
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>>898
先を越された(w。そんでは続きを……。
イギリス「アカン、『日本製白い粉』で国富が流出してしまう。何とか歯止めを……」
日本「えーコ〇インいかがっすかー古代インカの秘伝の薬使えば疲れも吹っ飛んで
気分爽快シャーロッ〇・ホー〇ズもご愛用の品ですよー注射はイヤという方には
炭酸割りのシロップもご用意してますーモル〇ネヘ〇インを止めたいという方にも
おすすめですー」
サラ・ベルナール「買いましょう。ダース単位で。これこそ芸術的創造力の源です!」
ジグムント・フロイト「なんとすばらしい薬効! これはぜひ友人にも勧めねば」
イギリス「」
……ああ、日本人は目の前にあるものを改良せねば気がすまないHENTAI民族なのだ!(w
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>>899はネタですが、史実を見るに日本がコ〇イン売りさばくというのはやっぱり無理があったり。
現実現代におけるコカ〇ンの最大の消費地がアメリカであるのは、何よりも「コカイ〇の生産地に
近いから」という事があります。生産地から消費地まで距離があれば、どうしたって輸送コストが
上乗せされます。しかも違法薬物の場合、摘発されるリスクも高まるという二重苦状態に……。
イギリスがアヘン貿易で用いた手のように「海外で生産・輸出→儲けは本国に」とする場合でも、
大陸日本が中南米に確固たる足場を有さない限り、生産と輸出は不安定なものにならざるを得ない
でしょう。イギリスが現地政府に鼻薬を嗅がせて「本日よりコ〇インの製造も輸出も販売も禁止!」
とやられたら、それまでですから……。
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やはり薄い本やらこたつで蜜柑、畳でゴロゴロ、麻薬的に美味しい缶詰めなど合法的な物で勝負するべきでは無いだろうか。
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静かなる文化侵略……ある日パブに行ったら、
ウナギのゼリー寄せがメニューから無くなって、
かわりに「KABAYAKI」なるものが……とか?(w
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ハギスが缶詰めの牛肉の大和煮になったり、缶詰めカレーのチェーン店が出来たり、日本人が作るフィッシュ&チップスに老舗店が潰されたりするのか。
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>>899 最終形態としてデソモルヒネが・・・・
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継ぎ接ぎルート。
13:00より投下します。
無駄に長くなってる気がする・・・
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コテ外れてたorz
投下開始。
跳梁跋扈
1917年、ロシアのユリウス暦で2月23日、グレゴリオ暦の3月8日に始まった革命は瞬く間にロシア帝国全土に拡散し、皇帝ニコライ2世が退位させられる事態へと発展する。
日露戦争による国力疲弊、トルキスタン・中央アジアの混乱と独立運動、そしてドイツとの総力戦がもたらす現代戦の浪費に300年続いたロマノフ王朝は耐え切れなくなったのだ。
アレクサンドル・ケレンスキーを首相としてロシア臨時政府が設立され、メンシェビキに扇動された労働者と兵士達はペトログラード・ソヴィエトを結成。
ともにドイツとの戦争継続を決定するが、方向性の異なる二者によるこの二重権力構造は更なる混乱をロシアの大地に生み出していく。
1917年3月22日ロンドン。
「北の熊がこんなに愚かだとは思わなかったね、クラウツに良いように狩られる訳だよ」
呆れた声でそう言ってダウニング街10番地の主――大英帝国首相デイビット・ロイド・ジョージはロシアから届けられた革命の報告書を執務机に放り出した。
戦争指導の為の利害調整、各方面の意見の摺り合わせに最終決定と多忙を極める宰相に新たな面倒事が告げられたのだから、英国紳士らしからぬ乱雑な所作も仕方のない事であろう。
「熊を狩場に追い立てた猟犬はワイマラナーだけではないようです、閣下」
そんな首相に同情しつつ、英国海軍大臣ウィンストン・チャーチルは更なる問題を告げねばならなかった。
「赤いボルゾイが、ロシアの平原を走り回っているそうですよ」
その暗喩にロイド・ジョージは不快げに眉を顰めた。
「『革命的祖国敗北主義』の愚か者か・・・」
政府への非協力を行って祖国を敗戦に導き、その混乱と政府の弱体化に乗じて革命を起こし政権を掌握する――この大戦が始まってからボリシェヴィキのウラジミール・レーニンが唱え始めた馬鹿げたスローガン。
『帝国主義戦争を内乱へ転化せよ』
社会主義という己の理想の為に祖国の敗北と君主制の滅亡を望み、祖国より思想を重視した挙句の果てに敵国へ協力するなどとても正気とは思えない。
思想の為に国家国民があるのではなく、国家国民の為に思想があるのだと何故狂信者達には理解できないのか。
「シベリア鉄道経由で満鉄調査部が調べていたそうですが、中央アジアの混乱をドイツと一緒に煽っていた節があります。
もっとも、両者は特に連携している訳ではなく互いに利用しているだけのようですが」
「中央アジア出身のロシア軍兵士を独立側に参加させたのはロシア軍内部の左派どもかな?」
「おそらくは。いくらドイツでもロシア軍内部にまで離反工作は仕掛けられないでしょう」
今の国家は気に入らないから叩き壊せ、という子供じみた思想集団の行動力にロイド・ジョージは唖然とするも、同時に中央アジアの混乱がドイツ単独で引き起こされた訳ではない事に安堵もする。
大英帝国の各植民地がドイツに扇動されて独立運動を始めるという事態だけは、こちらの努力次第で避けられるからだ。
もっともこの大戦による英国の疲弊と中央アジアの独立騒ぎはインドを中心にして確実に英国植民地へと影響を与えており、遠からぬ将来に大英帝国はその体制の刷新を余儀なくされるのは間違いない。
権威と栄光を保ったまま大英帝国を存続させ、帝国の体制の変化を更なる成長へと繋げる。その道筋を開くのが彼の戦後の役割となる事は容易に想像がついた。
そして帝国の再編を完遂するには――目の前の歩く傲岸不遜が役に立つだろう。
-
「そういえばロシア皇族の方々の亡命はいつ頃になりそうですか?」
「ああ、それだがね・・・」
チャーチルの問いかけに、逃避気味に戦後へと思考を巡らせていたロイド・ジョージは歯切れ悪く返す。
「残念ながら我が国への亡命は受け入れられそうにない」
「・・・ニコライ2世は国王陛下の血縁に当たられるお方ですよ、その亡命を受け入れないと?」
「だからこそ、と言えるかもしれないね」
革命によって退位させられたロマノフ皇室は皇族の身の安全を確保するために大英帝国への亡命を打診していた。
革命の結果がどう帰結するかはまだ判らないが、王政復古した際の関係強化や内政干渉の駒として皇室のイギリス亡命は歓迎すべき事柄ではあった。
しかしながらイギリス国内にも存在する、社会主義とロシア革命に対して好意的な労働者や知識階級がどのように騒ぎ出すか予想もつかず、イギリスにロマノフ皇室を受け入れる事は出来そうにない。
今知った中央アジアの混乱への関与と言い、改めて君主制の打破を目指す陰謀者達の地下茎が意外な長さを持っていることに驚かされる。
ましてや開戦以来良い所が無い、しかも英国王室と血の繋がりのある同盟国の皇帝が国を追われて落ち延びてくるという事実は長期の戦争を戦い続けているイギリス国民にまで厭戦感情を引き起こしかねなかった。
「陛下やロマノフの方々には申し訳ないが、ひとまず日本に行ってもらおうと思う」
「日本ですか、シベリア鉄道を使って?」
「うん。満鉄を使って特別列車を手配する。
ペトログラード近郊にはあの秋山将軍もいるからね、ソヴィエトとやらが騒いでも黙らせられるだろう。
彼らはいつも必要な時、必要な場所に居る――まったく、大した国だよ日本は」
意味ありげに低めたロイド・ジョージの声に、チャーチルが驚く。
「閣下はロシアの革命騒ぎに日本が関わっているとお考えですか」
「流石にそこまでは無いと思うが、いささか都合が良すぎる。さっきの情報を持ってきた満鉄調査部も日本の色が濃い。
だいたいロマノフの支配体制へ最初にヒビを入れたのは日露戦争の時の日本陸軍情報部じゃないか、私たちが知らない事を日本が知る事が出来たとしても不思議ではないよ」
ロマノフ皇室の滞在が一時的なものになるか長期的なものになるかは判らないが、どうにもお人好しが過ぎる日本の国民はロマノフ皇室を邪険に扱ったりはしないだろう。
それに日本の諺では追い詰められた鳥は猟師さえ撃ってはいけないらしいし、以前読んだ日本の『ドージンシ』とやらではかつての敵と助け合うのは『萌える』展開らしい・・・いや『燃える』だったか?
「なるほど、それで日本軍のロシア派遣を推したのですか」
「それだけが理由ではないがね・・・植民地人どもがここまで信用できないとは思わなかったよ」
机から新たな書類を取り出し、大英帝国宰相は忌々しそうにそう言った。
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4月6日。
アメリカ合衆国がドイツ帝国及びオーストリア=ハンガリー二重帝国への宣戦を布告。
開戦理由はドイツの無制限潜水艦作戦の再開とツィンメルマン電報事件によるアメリカへの敵対行動とされた・・・が、世界の誰もそんな建前は信用していなかった。
1916年半ば頃から中華大陸とフランス領インドシナへ派遣された10万名に上るアメリカの『治安維持軍』は白朗党が送り出す匪賊を苦労しながら討伐し、華南自由連合の勢力圏と仏印に一応の安定を作り出していたが、アメリカ軍はそれ以上に積極的な行動を起こそうとはせず中華民国国内における自国の権益の確保と維持に軍事行動の比重を傾けていた。
仏印から大人しく撤退する事でフランスとの無用な軋轢を避け、列強不在の混乱する中華では堂々と利権を漁るアメリカの行動は実に合理的だったが、当然ながら欧州列強の反発を買いアメリカの対独参戦に白けた視線を向けさせた。
ロシアの革命によって協商国が混乱したタイミングで参戦し、疲弊した欧州列強に対する戦後の主導権を握って利益を拡大する。
そんなアメリカの意図は最初から欧州列強に見透かされていたと言っても良いだろう。
自国の参戦に対する欧州の冷ややかな空気に半ば気付きながら、それでもアメリカは中華大陸向けに編制されていた戦力を元にして欧州へ向けた兵力の本格動員を開始する。
強引ともいえる兵力の移動計画は味方であるはずの協商国さえ鼻白ませるほどに性急だった。
たとえそこに戦争の大義が無くとも、欧州の大地がアメリカの若者の血で溺れようとも構わない。
第28代アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソンは実に現実的な理想家ではあったが、そんな大統領を支持・支援するアメリカの資本家達は、この時すでに血に酔っていたのだ。
より正確には彼らの投資で作られた軍需物資が産み出す富に。
辛亥革命・中華動乱に対する満鉄を使った二重投資、中立を利用した欧州列強への物資供給。
戦乱と混乱への投資がアメリカ資本家に富をもたらし、彼らの財産は血塗れになって増殖を続けている。
投資事業としての戦争行為とそれを利用した自己の繁栄――ウィルソンを支援する資本家達にとっては、もはや祖国アメリカの流血さえも忌避すべき事柄ではなくなっていた。
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6月7日重慶。
敵対勢力から『大匪賊』『餓狼』の異称で呼ばれる国民党扶漢討夷司令大都督・白朗は実に上機嫌であった。
孫文が使っていた執務机の上に腰掛け、先ほど届いたばかりの報告書に機嫌良く笑いかける。
「ああ、ようやくこの時が来たな」
「笑い事ではありませんぞ、都督閣下」
他人事のような呑気さで笑う白朗を王生岐は苛立たしげに睨みつけた。
白朗が手にする報告書は配下が北洋政府に勝利を収めたという勝報でもなく、華南自由連合からアメリカ軍が撤退したという朗報でもない。
華南に駐留するアメリカ軍がついに重慶を目指して進撃を始めた、という前線からの緊急電なのだ。
欧州へ本格参戦する前の肩慣らしに国民党を叩き潰して中華の権益を増やしておこうというアメリカの腹積もりは明らかだった。
利権確保と匪賊討伐に送り込まれたアメリカ治安維持軍とやらはそれほど重武装でも精鋭ぞろいでもないが、これを迎撃する為に国民党は全力で当たらねばならないだろう。
例え欧州参戦の景気付けに行われる攻勢であったとしても、列強とそれ以下の国の軍隊にはそれほどの開きがあるのだ。
「一刻も早く迎撃しなければ、連中はあっという間にここまで攻め込んできますぞ」
「判っているさ、出し惜しみせず全軍を美国の迎撃に向かわせる」
急かす王生岐に白朗は鷹揚に頷きながら笑い、落ち着くように身振りで示す。
「連中は水運を使って兵站を維持する為に長江を遡って来るだろう。
巫山で美国軍を食い止めて、『義兵』を南下させて貴陽に向かわせよう」
「それが良いでしょうな」
上官の指示に王生岐は不快そうな表情も隠さずに頷く。
白朗が言った『義兵』とは今まで使ってきた匪賊のなれの果てだ。
満州八旗とアメリカ軍に各地から追い返されてきた敗残兵に酒と阿片を与えて編制したが、もはや十分な武器も持っていない。
それでも略奪を行う事ぐらいはできるし、まともな規律も判断も無い集団を戦場に送り込んで苦労するよりはアメリカの勢力圏に送り出して少しでも混乱を煽った方が良いだろう。
アメリカが勢力圏の混乱に躓いている間にロシアが革命の影響で欧州の戦争から脱落してしまえば、ドイツが勝利して国民党が生き残る可能性が出てくるかもしれない。
「・・・それでは、兵達に進軍の準備をさせてきます」
「よろしく頼む」
細々とした打ち合わせを終えて立ち去る王生岐の後姿を見送り、白朗は満足げな笑みを浮かべた。
6月10日。
四川盆地の東、巫山において防衛線を構築した国民党軍は侵攻してきたアメリカ・華南連合軍と激突。
貴陽へと向かった匪賊部隊はこれを予期して展開していた華南自由連合の防衛線に絡め捕られて混乱を引き起こす事なく壊滅するも、欧州の戦訓を無視して銃剣突撃に拘ったアメリカ軍は巫山の山岳地帯に塹壕を掘って防衛に徹する国民党軍相手に損害を積み重ねて後退する羽目になる。
大方の予想を裏切る戦勝に国民党軍は歓声を上げるが、その歓喜は重慶から届いた連絡によりすぐに混乱へと変わった。
孫文、重慶を脱出。
貴陽の華南自由連合及びアメリカ軍に合流した孫文は白朗の国民党支配の正当性を否定し、前線で戦う国民党主流派に自分の指揮下へと復帰するよう命令する。
人質である孫文が自由になった事を知った国民党主流派の部隊は即座に白朗派部隊へ襲い掛かり、巫山の防衛線を崩壊させてしまう。
この混乱に呼応して進軍を開始したアメリカ・華南連合軍を阻むものは最早存在していなかった。
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投下終了。
wiki転載OKです。
ご意見ご感想お待ちしてます。
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>>874
フランス「日本に対抗するための連合だったのに一瞬で瓦解してしまった」
ドイツ「どうしてこんなことに・・・」
イタリア「これも日本の陰謀か」
イギリス「謀略でカエル食い達だけならまだしも我が国すら負けるとは、おのれ日本め!」
「「「「あの国はなんて悪辣な国なんだ!!!」」」」
日本「何もしてないんですけど・・・」
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乙です
やはり赤は潰さねば(使命感)
アメリカも強引に参戦したようでいやはや欧州の大地には様々な人々の血が流れる事態となっていますな。
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四国(南海道)を管轄する良い役職が無いなw
まあ、陸奥国府と同じような四国国府と鎮南将軍でも配置すれば良いのだけれど
>>897
○○鎮憮使、○○押領使(追捕使)あたりが国司・郡司と兼任可で配置されてそうですね
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>>913
大陸世界では早期に王朝の影響下にはいる北東北や道央・道南にも官位が置かれそうですよね。
特に、鎮憮使辺りが朝廷に帰順した有力豪族達に当該豪族領土を単位にしておかれるかも。
大陸化した分、地方官の官職も増えその権威も中央から遥かに離れている分強いでしょうから戦国時代までは生き延びるでしょうなあ。
江戸幕府はどう対応するのでしょうかね。大陸日本では鎌倉幕府ですら尊重したわけですが。
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>>914
たぶん、既存の地方官職を自分のトコの同等の役職に改変・吸収して
古代からの官職=江戸幕府の役職同等にするんじゃないかな?
例えば、大宰府と鎮西将軍を引き継いだ室町の九州探題をさらに吸収して
九州総奉行として再編とか
-
>>915
従来の官庁が置かれていた都市が天領では無い場合には近隣の天領都市に奉行所は置くのでしょうな。
例えば九州総奉行なら長崎に設置するとか。
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乙です秋山が堂々と皇帝一行を護衛してる姿が絵に描かれそうですね。
中華では米国深入り&孫文脱出・・でも大匪賊閣下がナニカスルヨウダw。
アメリカ軍は思いっきり中華ナイズされたせいで略奪&銃剣突撃で欧州で玉砕してそうな予感・・・。
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>>913
大陸日本では上級武官は以下みたいになるのかな。
全て地方に下り任期中は在地が求められる武官で軍権に加え平安後期には司法権も有する事になるのでしょうから在地化権威しますなあ。
臨時任官/令下官
・征夷大将軍
常設(上位将軍)
・鎮狄将軍(別名鎮守府将軍):東北(多賀城)
・征東将軍:関八州(古河、鎌倉?)
・征西将軍:西海道(大宰府、博多)
・鎮南将軍:南海道(勝瑞?)
・鎮北将軍:北海道+北東北(十三湊、函館(箱館)?)
常設(中位将軍)
・吉備将軍:山陽道
・丹波将軍:山陰道
・越将軍:北陸道
・東海将軍:東海道
常設(下位)
・律令国:鎮憮使
・郡:押領使又は追捕使
-
しかしどこの世界線でもおフランスはつかえない・・・
イタリアのようなネタ性も少ないし・・・
-
戦国時代だけでなく、源平から元寇、南北朝時代まで、それぞで1本シミュレーションが作れるな……
納得の光栄価格で……
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>>919
それに他の国と違ってどの大陸ルートでも悲惨なことになってますしね。
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>>920
其々の地方毎に獲得する必要があるタイトルも明確に存在していますからなあ。
しかも朝廷の承認が必要で自称が難しいというのも大きい。
CK2等の様な欧州系のストラテジーゲームと同じシステムでやることができますな。
-
DQ3で日本が数マスということも無くなるな
-
>>923
HOIシリーズが現実よりか重くなる原因が日本大陸の存在だろうなあ。
確実にプロビの数が激増する。
-
>>921
皆そんなにフランスが嫌いなのか!?w
とも思ったが、足を引っ張らなかったり余計なことをしないフランスの姿が思い浮かばないのがね……
満州・中華・ロシアと違って大陸日本が近くに居ないし……w
>>924
とりあえずparadoxシリーズでの初心者向けの常連になりそうですね、日本w
内乱しているうちに占領しようと思ったらイベントで一致団結して襲いかかってくるとか有ったりして
-
>>925
内乱を起こしていても異文化国家が侵略しようとすると一斉に連合を組んでくるんですねw
ヴィクトリアとかだと天皇家の存在をそういう風に表すしか方法が無いっすよねえ。
クルセイダーキングスならローマ教皇やカリフの権限を圧倒的に強化したと考えればいいわけですが。
-
いやはや、白朗は結構な英傑ですねw
戦後ピカレスクロマン映画にされそうな活躍ぶりですわ
-
文字通りのトリックスターと化してますね白朗は。
-
アメリカと同じでゲーム内だと修正を受ける国に…w
アメリカと並んで初心者向けになりそう
-
修正受けてても明治維新はとんでもねえイベントになりそうだなぁw
そしてVictoriaとHoIシリーズは各ルート毎のを見比べると楽しそう
-
あれ現実のでもチートイベントと呼ばれていますものねw
-
日本大陸がある世界では日本大陸が一挙に近代国家に生まれ変わってしまうんですからたまったものじゃないですよね。
江戸幕府自体も大陸を統一し外洋海軍も有するそれなりにチートな国家なのに。
それが今度は一挙に近代化ですから。
-
大陸日本がこう一気に近代化しちゃうと、その他の大国になりそうなポテンシャルを秘めた国は欧米から相当締め付けられるだろうなあ
インドに中華にトルコに……
-
ただでさえ知らない間にかなり持って行かれてたとかよくある話なのに・・・
大陸日本だと気が付かないわけがないほど一気に持っていくし止まらない
みたいな感じになりそうで怖い
バランス調整待ったなし
-
バランス調整しなきゃね(震え声)
-
きっとマゾゲーマーの中ではMOD入れて史実通りの戦力差でプレイする猛者も現れるんだろうなあw
-
地味にロイド・ジョージが汚染されてる件
-
息子さん達にも何らかの影響が出るのだろうか…
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>>936
AIがひきこもり思考捨ててるとマゾゲーというか苦行になりかねないのですがそれは
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>>939
ほら、そこはPCが他の国で外交に奔走して対日本連合をですね……
まあ中華の軍閥や挑戦やソ連なんかは難易度マジキチになりそうですけど……w
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大陸日本チート過ぎますからね。バランス調整は仕方ないでしょうな。
例えば「疾風」がアメリカ並みの生産力で量産されていたら米帝を含めて他国をプレイするプレイヤーとって悪夢でしょうな。
-
疾風、核弾頭、対空ミサイルが40年代末に間に合ってしまう・・・
-
他に隔絶している性能を持っているのは……潜水艦かな?w
WW2初期からⅩⅩⅠ相当とかしばらくすりゃ原潜出てくるとか泣きたくなるw
戦車も勿論強力だし……単純な歩兵としての練度も高く
そもそも識字率からして高いしマンパワーもとんでもないし、人材は夢幻会や企業含め有能すぎるし……
バランス調整必須だわw
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BF1942の米軍が辛すぎぃ
ガーランドでAK-74とやりあうとか酷い
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HOIシリーズの大陸日本のデータが知りたくなってきたw
本編だとこそこそウランを集めてたけど、大陸日本だとそんな今年なくていい上に開発予算もたくさんある。
夢幻会の登場時期しだいでは、下手すると三十年代スタートですでに弾道弾と核もってそうw
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「富嶽」と一緒に迎撃不可能な三式弾道弾も量産されて敵国に叩きつけられますしね。
・・・どうすれば大陸日本に勝てるのかゲーム開発者に聞きたいです・・・。
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日米両大陸におびえながらの世界征服を目指す、
ハワイ王国の野望とかあったのならそれはそれは大変なマゾゲーに…
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>>946
1900年くらいからスタートというのはどうだろうか?
それなら夢幻会皇紀元年から繰り返し転生ルート以外ならうまくいけば勝てそう。
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>>947
チベット「こちらに都合が悪くなったら呪殺してしまえば問題ない(HoI並感)」
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>>944
レシプロ機でジェット機と戦わせられる空軍よりはマシだと考えるんだ!
……BFの太平洋戦争で米軍が制空権取れるのかこれ……
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>>948
1800年からスタートなら余裕で勝てそう
開国させる前に全部占領しとけばイケるし
1900年だと・・・手を出そうとするタイミングに気を付けないと持ってかれるw
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>>951
1800年スタートだとVicでよくないかと言ってはいけないんですねw
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>>922
ゲーム的には、該当地方統一+朝廷への貢献(献金w)か
実際には、該当地方で最有力+伝統的な在所(鎮守府将軍なら多賀)を押さえるて
朝廷や幕府に任官運動でもするんでしょうが
前任の武家は在所を落とされたにしろ、譲ったにしろ
当主家族の生き残りは、ソコソコの少領与えられて寺社仏閣に在住
一門衆・家臣団は新領主に使えるなり、土豪化するなりするだろうしね
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>>951
無理じゃね?
1800年だと欧州が当時用意できる兵力じゃとてもじゃないが勝ち目が・・・
ある程度は侵攻できても押し返されるのが関の山だと思う。
それに距離が遠すぎる。
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>>951
無理だよ。
1800年では派遣できる兵力が少なすぎるし距離が遠すぎて兵站が持たない。
更に、大陸世界では外洋艦隊を大陸日本も有しているし大砲や銃器等の火器の改良はロシアとの武力衝突などのお陰で行われている。
これではどう足掻いても勝ち目が無い。
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それと植民地防衛ならできるけど、植民地は他の地域への進出拠点にするのは結構厳しい。
最新装備を送るのは結局本国からでその移動距離がとんでもなく長い。
兵站があまりにも長すぎて当時の技術で維持するのは至難の業だったからね。
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あくまでもゲームの話だからシステムの不備やら抜け穴次第では何とかなると思うよ1800年スタートなら。
信長の野望1582年スタートの河野家で天下統一出来るし。
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ゲームでもある程度のリアリティを求めるタイプなら動力船+補給拠点多数がそろうまでは無理ゲーかな。
日本大陸に着いたころには戦闘力ガタ落ちになっちゃうか、そもそもたどり着けない。
リアリティ無視タイプならいけるんじゃね(適当)
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それでもTAS提督ならやってくれるはず
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夢幻会皇紀元年から繰り返し転生ルートのHOIシリーズ日本データはどうなるんだろう。
TAS使っても初期中国共産党(IC5)スタートで勝てるのか?
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>>950
基本的なルートなら国内開発の方が予算を大量にとっていますからそこまで差は開いていないかと。
互いに戦争初期はレプシロ機どうしで戦うでしょう。
後半になると大量生産を行ってため込んできたジェット戦闘機部隊が一挙に出てきてレプシロ機に置き換えられますが(白目
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嫌がらせか畜生!と叫びたくなる仕様になるな、それ
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>>962
レプシロ機でも堅い、速い、(火力が)強いと厳しいのに後半に入った瞬間に一挙にジェット戦闘機ばかりとか涙目。
しかも後期(終盤?)になるとジェット攻撃機の和製A-4の登場(白目)
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>>930
S2TWもETWとかNTWの規模になるから中々面白いだろうね。
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>>963
戦争が伸びるとジェットエンジン積んだ富嶽が大挙して飛んでくるよやったぜ
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戦車も酷いよ!シャーマンと和製パンツァーや和製T-34辺りと戦うことになったりしてw
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大丈夫、1940年代後半なら他国でもジェット機を実用化は出来る(性能差が開いていないとは言ってない)
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そこら辺全部やり過ぎない様に調整されるから大丈夫だと思うんだが…
実際現実のHOIでもアメリカは中身NPCだったらプレイヤー入りの史実日本やナチスドイツでも
どうにかできるゲームだし。
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ドイツでプレイしていたら日本とアメリカが手を組みやがった・・・
とかあるんだろうな
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HOIは中に人は入っていない限り大体当時の所属していた陣営に入っていくな
日本なら枢軸、アメリカなら連合にって感じで。
日本大陸のは世界線ごとで所属がマチマチだからその世界ごとだと思うが。
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>>968
現実でも日本・アメリカの国力を史実並みにしたドマゾMODで遊んでいる強者もいるからなぁw
国力・技術力・兵器の性能差を再現したMOD入れたらどうなるんだろうw
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HOIでも史実に近いバランスのDHだと、アメリカのICは500(ソ200、独150、英120、日90)
人的資源がシビアだけどね
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世界線次第ではトルコがオスマンのままでICが60近くになりかねない
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DHは確かにアメリカヤバかったなあ
通常版のやつでも修正受けているくせに戦時下に入ると補正消えてぶっ飛んだICになるってのに。
>>971
あのMODをプレイしている奴らはマゾなのは確かだが大抵の場合ゲームの腕も確かと言う連中だからなあwww
あれで勝つやつが少なからず出て来るんだから恐ろしいもんだw
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まあ、HoI2何かは調整ができるんでいいですが
現実の戦力差を忠実に再現しようとするボードゲームファンとかゲーム製作者は間違いなく頭抱えるw
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現実でもそういった人達はアメリカのブッチギリっぷりに頭抱えてるからな
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以前まとめにあったヨーロッパのなんかの国のシナリオで
アメリカが日本にいいようにボコボコにされていたのもあったな
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架空戦記の世界だと割かしボコられていますよね
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AI同士だと海軍ドクトリンの研究の進展の差のせいでアメリカ海軍が日本海軍に一方的にやられるのが比較的よく見れる
日本AIにはハワイ攻略が設定されていないし、アメリカも島嶼に積み上げられたスタックタワーに手を焼いて永遠に戦い続けるというのもよくあるw
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放っておくと膨大な量の艦船を生産してきますよねw
そして欧州に上陸しては叩きだされるイギリス軍・・・
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踏んでしまったので次スレ建ててきます……
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立て乙。
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>>975
日米が膨大な金と莫大な人的資源を総動員してド派手な殴り合いしてる
端っこで欧州が地味で貧乏で堅実な突っつきあいみたいになりかねないな
というか陸軍メインと海軍メインだとどうしても海軍の方が派手だからな・・・
欧州戦線は余計に華がなく地味に見えそうだw
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建て乙
やはりトゥ!ヘァ!氏はスレ建て職人だな
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艦船はお高いですものね。
欧州の方は独ソ戦があるし(震え声)
そういや大陸世界であれほどの泥沼兼大規模な戦いが欧州で起きるだろうか…
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お財布の規模の差で
ヤンキーの抗争(欧州大戦)してる時に地球の裏側で
893の出入り(太平洋戦争)してる感じだと
頭の中一週回って冷静になるかもなw
何もかも全部貧乏が悪いんだ!とw
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貧乏は辛い…
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ガーランド、シャーマン、ムスタング(国産エンジン)は三大ネタ装備にされてしまう・・・
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史実じゃアメリカの優秀処だったのにw
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>>985
三帝同盟だと東欧に建設された対ソ防衛陣地とそれを利用した戦車機甲部隊の機動戦闘がメインですからなあ。
泥沼の戦いではなくソ連が一方的に戦力を消耗し続ける戦いになるのか(汗
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そういえば日本大陸って物量チートでもあったよなこれ、仮にどこかの勢力でプレイして海を必死で越えた先に待ち構えているのがソ連並みの物量とか
どういう悪夢だこれ?
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補給が悲鳴をあげる!
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悪夢:藪蛇 というタイトルで風刺画を
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素直に考えると、シナを征服してそこに充分な戦力をデポしてから攻略なんだろうけど、
シナで泥沼に足を取られそう。
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>>994
それまでにアメリカかソ連が持ちこたえていたらだろうなhoIだと確か同盟国が宣戦布告すると
自動的に自軍も戦争することになるから世界線によってはアメリカあたりが仕掛けて気が付いた時には
アメリカ東海岸まで日本に食われてるとかありうるぞ
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>>983
普通の国なら海軍が全滅するくらいの損害が発生する海戦が複数回行われそうだからねえ
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割かしソ連ボコしているドイツや欧州真っ赤に染め上げたソ連とかでてきますものね>>HOI
ただゲームのシステム状、補給が持たず、日本も進め無さそう。
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兵站が壊滅状態になって前線崩壊は良くあるパターンw
相手の兵站を潰して大軍を壊滅させるのも良くやる戦術w
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戦略爆撃機やロケット兵器にインフラやられて補給届かず前線部隊壊滅はHOIではよくあること(震え声)
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