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2012 全国大会 立論
9
:
山本和輝
:2012/08/10(金) 20:29:48
OBの山本です。
否定側立論(今日載せていただいたもの)を読ませていただきましたので、若干のコメントを付けさせていただきます。
なお、前にも述べましたが、どう立論を構成するかは、あなた方次第だと思いますので、参考になるところだけ参考にしていただければ幸いです。
見たところ、発生過程と深刻性は、作成途中のような印象でしたので、現状分析にだけ、コメントを付けさせていただきます。
まず、現状分析Aですが、三原さんの資料は、本当に必要ですか?
そもそも、話している内容も「また、……」以降とかぶっている(と思われる)ので、省いてしまっても問題ないのではないでしょうか。
すなわち、ここにいう心理的に犯罪が抑止されることと、身体が拒否反応を起こすことに違いがないのではないかという疑問です。
仮に、被っていないにしても、この引用では、資料価値が低いと判断されるので、別の資料に差し替えることをお勧めします。
次に、現状分析Bですが、平成23年の犯罪白書はいいとして、やはり平成15年の犯罪白書は古くないですかというのが、一点。
それから、殺人の再犯は死刑になるのが相場であると述べたのが気になりました。
否定側で述べられていた証拠資料が言及している射程範囲は、要するに、再犯で殺人を犯せば、死刑になる場合がある。特に、前科が重大犯罪であれば、死刑になる確率が高くなるというものだったと思います。
そして、そうであるとすれば、この証拠資料から、どうして殺人の再犯は死刑になるのが相場、ひいては、殺人犯が再び殺人に手を染めると死刑になるということになるのでしょうか(ちなみに、私は、死刑になるのが相場と、殺人犯が殺人をすれば死刑という文章の間で、話している内容がいつの間にかすり替わっている印象を受けました)
一応、ミクロ的には、こんなところが気になりました。
なお、マクロな話をしますと、これは肯定側、否定側に共通して言えることだとは思うのですが、全体的に論証がぶつ切りになっている印象があります。
おそらく、その原因は、その章立ての中で説明しなければならない内容に、異なる内容が混ざりこんでいること、同じ内容を言い換えたに過ぎない内容がだらだらと続いていることが挙げられると思います。
あえて、より根源的な苦言を呈させていただけば、何を論証したいのか、しなければならないのかというところを自覚できていないのではないでしょうか。
僕自身も当時は、間違いなくできていなかったので、あまり強くは申し上げることができないのですが、全国大会で上を目指そうと志されるのであれば、もう少し、何をどのような順番に論証すればよいのかをリンクマップに書いてみるなどして、考え直してみることをお勧めいたします。
どんなに素晴らしい論理に基づいた文章であっても、その論証がぶつぶつしている印象を審判に与えてしまえば、それだけで、その論理は、説得力に欠くと思われてしまいます。
みなさんが考えられていること自体は、決して悪いものではないのですから、それをなるべく審判に伝わりやすいものにしていただければと思います。
残り期間は短いとは思いますが、最後まで頑張ってください。
応援しています。
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