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新九郎奔る!-歴史系漫画雑談、漫画ネタと豆知識

3紋章官:2019/03/16(土) 16:49:25
新九郎奔る!で武家が生業を持つ話が出てくるのでしょうか?先に書きましたように伊勢家は礼儀作法と馬具作り、後藤家は彫金、
狩野家は画業と「芸」を身につけ、その家業とします。まさに「芸」は身を助ける。
狩野家は画業で将軍家や大名家に召抱えられ、伊勢家も遅れて同様、そして礼儀作法の家元で稼ぐ。面白いのは後藤家。
彫金で貴金属の扱いに長けていたことを評価されてか、織田信長と豊臣秀吉に召抱えられた後、新しい仕事を担います。
それが造幣官僚の顔。安土城天守や石垣山城の金具作りにかかわったことが記録されていますが、同時に大判と分銅(度量衡)役を
まかされます。そのことで大判や分銅金、また全国の度量衡の基準になる分銅の製作と持ち込まれた大判の鑑定や分銅の計量確認を
行って、その手数料も重要な収入源としました。
江戸時代、後藤家は先祖の作品の鑑定「極め」折り紙を評価額を記載して発行しましたが、後藤家の経済官僚の役目から現在の手形と
同じ機能をはたして流通したことがしられます。そのため後藤家の折り紙に、後代のものに問題があるのは知られるところ。
まあ、専門愛好家の問題なので、この際はおいておきます。あれ、結局、後藤家の話になってしまうのは刀装具愛好家のさがか・・・
それでは


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