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「のと」本編
113
:
shin
:2006/11/28(火) 13:14:05
「地勢上の問題だな。」
「ええ、日本がアジアの端にあり、大洋の向こうには米国が控えていると言う地理上の状況が変わりませんから、どうしてもかの国が拡張政策を取れば真っ先にぶつかります。」
「しかし、それは英国も同様ではないかな。」
「確かにそうです。しかしながら、英国は日本より遙に大国です。それ故、英国がその国力を急激に減少させない限り、条件は違います。」
「あるいは、日本が大国になるかだな。」
「ハイ、しかしその方法としての大陸進出は、早期に潰されます。」
「ふむ、良くそこまで分析したものだな。たいしたものだ。」
「ありがとうございます。」
「で、その結論が欧州での戦乱への早期介入に繋がる訳だな。」
さすがに、切れる。そこまで話してもいないのに、もう結論を言い当てていた。
「そうです。日英同盟の堅持と、欧州での戦乱の早期解決。それも米国が介入する以前に全て終らせる必要があります。」
「ふむ、その先はどうするのかな。」
「それは・・・まだ・・・」
実際には、その先もある程度検討はしているが、まだまだ話せる段階ではない。
「まあ、政治の問題ではあるな。そこから先は・・・」
「で、軍略ではどう考えているのかね。」
「どのタイミングで戦争が勃発するかは判りませんが、その為の準備として、このような軍団の整備を日英主導で実施します。」
ここまで、黙っていた山口が始めて口を挟んだ。
「帝国では、4軍の整備を目指しておりますが、当面の緊急即応部隊としては、二個軍、勿論それ用の輸送艦も同時に整備する予定です。」
「満州地区での停戦監視団で更に一個、ここまでは帝国が独自に整備する軍団と考えております。後は、英国でどの程度の整備が可能かとなります。」
「どの程度を要求するつもりかな。」
「ええ、この先は英国本国に到着してからの相談となるでしょうが、出来れば英国国内で一個、インド方面で一個、そして更にオーストラリア・ニュージーランドでもう一つ、併せて三個軍団の整備が望ましいと考えております。」
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