[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
『東京時間強盗レポート』
1
:
beebeetomxxx
:2013/05/04(土) 15:23:13
「来週、うちでパーティを開くのよ。
ちょっとこのネックレス見せてもらえるかしら?」
下北沢にあるジュエリーショップ『キュアラ』の
常連客の桐山瑠美子(36)が店員に声をかけた。
高級ブランドで着飾った彼女は見るからに
典型的なブルジョア婦人という雰囲気だった。
「いつもありがとうございます。少々お待ちくださいませ。」
中年の店員がそう言ってガラスケースから取り出したのは
3つのダイヤモンドをあしらった
いかにも高級そうなネックレスだった。
瑠美子は大きな胸元に下げて品定めを始めた。
「どうかしら、私にはちょっと派手かしら?」
「いえいえ、そんなことは・・・・」
店員が言いかけた時、彼女の後ろからで横やりが入った。
「おばさん、そんなのあんたには似合わないよ。」
「なんですって?」
瑠美子は突然の野次に顔色を変えて振り返った。
そこには場違いな20代の若い男ジーンズ姿が立っていた。
「あなたは誰?」
しかし男は返事を返すかわりに
ポケットから変わった形のデジカメを取り出して
ダイアルを回してから美紗に向けてシャッターを切った。
カシャ・・・。
瑠美子は訳もなく写真を撮られたと思った。
「一体どういうつもり?」
ただそれはただのカメラではなかった。
相手の生きてきた時間を吸い取るカメラだった。
瑠美子は年齢を吸い取られて、すぐに若返り始めた。
「あーん。」
活性化していく肉体は彼女の神経を刺激した。
30代から20代、瑠美子はさらに美しく輝き出した。
「ああああん。」
多少垂れ始めていた乳房やお尻もきゅっと引き締まって
さらに瑠美子を悶えさせた。
しかし若返りは留まることを知らず着ていた高級ブランドの衣服はゆるゆるになり始め
表情にも美しさや若さに幼さが混じった。
もはや女の熟成期から二時成長期に差し掛かっていた。
ティーンエイジをさらに通り越して子供に戻った瑠美子の顔に恐怖が滲んでいた。
そしてさらに身長も縮ませた瑠美子は
やがてガラスケースの下に姿を消した。
茫然としていた店員が慌てて身を乗り出して覗き込んだ。
「桐山さま!?」
そこには幼児化した瑠美子が床にごろんと寝転んだところだった。
シャャリリン・・・
するとさっき瑠美子が首にかけていたダイヤのネックレスが
床を滑り落ちる音がした。
「わー!?」
慌てた店員は瑠美子の傍らに走り寄ってネックレスを回収した。
確かめたがどうやら傷ついてはいないようだった。
瑠美子はその時にはもう赤ん坊になっていた。
その時突然、自動ドアの開く音を店員は聞いた。
若い男がちょうど店を出て行くところだった。
「ちょっと待て!」
店員は思わず叫んだ。
するとその声に驚いた瑠美子が泣き出した。
「おぎゃーおぎゃー。」
若い男は振り向きもせずに去っていった。
店員は即座に追いかけることもできず
ただ産声をあげる瑠美子を見守るしかなかった。
とても彼女が優良企業の課長婦人だった女性とは思えないほど
あどけない赤ん坊だった。
179
:
名無しなメルモ
:2014/09/22(月) 23:32:55
>>178
beebeetomさんいつも楽しませて頂きありがとうございます!
これはまた近親相姦の予感がしてきましたね、もしくはおじさまがロリコンになるかも(笑)
あと鷹大の美女赤ちゃん化コレクションも楽しみにしてます!
180
:
beebeetomxxx
:2014/09/25(木) 05:20:04
しかし円香には最初から今村との恋愛のステップは考えていなかった。
あまり深い関係になって母親の京香との親子関係に
大きなシコリが残ってしまい
これからの人生の大いなる障害になることは
頭の良い円香には容易に想像できた。
鷹大と違って円香には分別をわきまえるだけの理性があった。
今村を少年にして、彼との恋愛感情を育てる気などなかった。
ただこれから先、母親の結婚で姉弟ができるかもしれない
という期待と不安を払しょくするための予行練習として
赤ちゃんに戻った今村とのスキンシップは意味があった。
鷹大からカメラを借りるのにはそうした目的があったのだ。
ただそうは言っても円香はいろんなことに好奇心いっぱいの
少女である。
鷹大に告げた嘘の告白も成り行き次第でどう転ぶのか
完全には把握し切れていなかった。
赤ちゃんの今村との触れ合いにひと段落ついた時
彼を少年にまで成長させたらどうなるのか、ふと知りたくなったのは
当然の好奇心だった。
円香は赤ちゃんに向けてカメラを構え、ダイヤルを『10・08』に合わせて
シャッターを切った。
赤ん坊はみるみる成長してすぐに円香と同じ10歳の少年になった。
まだ皮はかぶっていたが彼のおちんちんも大きくなっていた。
「あれ?ぼくどうなってるんだ。」
赤ん坊から少年になった今村は叫んだ。
円香は少年の全裸姿を見て顔を赤らめた。
「ねえ、とにかくそれを着て。」
彼は訳が分からないまま、床に落ちていた服を着ようとしたが
大人の服はぶかぶかで下着以外がどうにもならなかった
円香は仕方なく自分の箪笥から体育用の赤いジャージの上下を
持ってきて彼に貸し与えた。
これでようやく最悪の状況を脱した。
「ありがとう。ところで君は誰?ぼくは今村伸介。」
落ち着いたところで二人は自己紹介することとなった。
「いやだ。あたしのこと忘れちゃったの?
あたし円香よ、島崎円香。同じ小学校の同級生じゃない。」
「円香ちゃんごめん。でもぼくよく覚えていないだ。」
恥ずかしそうに頭をかいている今村を見て、円香の胸はキュンとなった。
これまで優しく接してくれたおじさまの顔と少年の顔が
オーバーラップした。
さらにさっき赤ん坊の彼とキスしたことを思い出して、
円香の顔はもう真っ赤だった。
「どうしたの?円香ちゃん。」
「何でもないわ。」
「円香ちゃん、熱でもあるんじゃないの?顔が真っ赤だよ。」
彼のデリカシーの無さはさらに円香の胸を熱くさせた。
さあ、これからという時だった。
突然、玄関のドアが開く音が聞こえた。
それは母親の京香の突然の帰宅だった。
時計を見るといつもより2時間以上も早かった。
「円香もう帰ってる?今村さんいらっしゃってるのでしょ。」
京香は奥に向かって声をかけた。
円香は狼狽えた。
「誰か来たよ。君のお母さん?」
円香は今村をすぐに大人に戻すにしても彼の赤いジャージ姿に
このまま、母と今村を合わせる訳にはいかないと思った。
「今村くん、ちょっとそこに座って待ってて。」
円香は今村を居間のソファアに座らせ、玄関に向かった。
「ママどうしたの?今日は随分早いのね。」
「だって今村さんが家に行ったって事務長から聞かされたもんだから
早退きしてきたのよ。
もういらっしゃってるんでしょ?今村さん。」
「来てるけど・・・・。」
「どうしたの円香?とにかくそこをどいて。」
京香はすぐにでも居間に向かおうとしていた。
円香にはもう母親を留めて置く方法が他に見つからなかった。
自分を押しのけて居間に向かう京香に円香はカメラを向けた。
『36・05』それが京香の現在の年齢だった。
円香はダイヤルを回して急いでシャッターを切った。
ただ京香には娘の行為の意味を正す余裕はなかった。
今村が結婚前に自分の自宅を訪問する理由が最優先だった。
京香の身体はたった数mの廊下を進むうちにどんどん若返り
30代から20代、20代から10代に戻るのもわずか数秒だった。
円香から見た後ろ姿もみるみる小さくなり
居間に入る手前でスカートに足を取られて尻もちをついた。
彼女には何が起きたのか理解できなかった。
しかもすぐに理解するだけの知能そのものも薄れ
ただお尻の痛さだけが心を支配した。
「ママ!」
母の後を追ってきた円香の目の前には紺のスーツに身を包んだ赤ん坊が
仰向けになって泣いていた。
「おぎゃー、おぎゃー。」
とてもかわいい女の赤ちゃんだった。
「ママごめんね。」
円香は泣いている赤ん坊に声をかけた。
181
:
名無しなメルモ
:2014/09/25(木) 23:55:11
beebeetomさんいつも更新ありがとうございます。
京香の赤ちゃん化きましたね!多分生後5ヶ月の赤ちゃんってとこですか?
娘から赤ちゃんに戻されてしまった京香に激しく興奮しました!!
今までえっちしまくってた京香の割れ目も激しく縮んでるんでしょうね!
円香からオナニーを教わってオナニー小娘の京香ちゃんにしてほしいですね
182
:
beebeetomxxx
:2014/09/27(土) 23:56:11
母親である京香の若返りは円香にとって想定外のことであった。
彼女が帰宅する前に今村を元に戻すことで
表向きは何もなかったことにするつもりだった。
今村を少年にしたのもほんの気まぐれで
義理の父親になる予定の彼の気持ちを
本気で変えて結婚を阻止したいとまでは思っていなかった。
しかし現実は思わぬ方向にどんどん向かい、
結果として苦し紛れの選択が京香の若返りだった。
しかし気絶しそうなほど可愛らしい赤ん坊の姿を目にした時
円香の抑えきれない感情が彼女の母性本能に火をつけた。
「うわあ、可愛い!!」
紺のスーツの中から抱き上げた生後6か月の赤ん坊は
天使のように可愛いらしかった。
さっきスキンシップをした赤ん坊の今村とは
レベルの違う愛らしさで、
このまま育てていきたいと本気で思わせるオーラが
赤ん坊の全身から漂ってきて円香をがっちりと包みこんだ。
もう円香にはこれまで一人で育ててくれた母親への
感謝の気持ちや恩返しがしたいという義理などの問題ではなく
この赤ん坊が母親であったこと自体がどうでもよく思えてきて
純粋に愛情を注ぎたいという想いだった。
それは逆転ではあるが母親が娘に対する愛情に近いものだった。
「京香ちゃん、これからあたしママになってあなたを育ててあげる。」
円香はしっかりと赤ん坊を抱きしめながら呟いた。
それは異常な光景だった。
「円香ちゃん、どうしたの?」
ようやく騒ぎに気づいた今村少年が居間のドアを開けて円香たちの前に現れた。
183
:
名無しなメルモ
:2014/09/28(日) 08:00:29
>>182
beebeetomさんいつも更新ありがとうございます!
ロン毛さん達とは一味違う本物の母娘逆転がきましたね!
娘から赤ちゃんに戻されて育て直される母親というのはかなり興奮します!
京香はこのまま赤ちゃんから人生やり直しが確定ですね、続きが楽しみで仕方ありません!
184
:
beebeetomxxx
:2014/09/29(月) 20:51:26
次の日、円香は学校を休んだ。
何があったのか心配になった鷹大は放課後、円香の住むアパートを訪ねた。
ドアフォンを鳴らしてしばらく経ってから、入口のドアが静かに開いた。
しかし現れたのは円香ではなく、20代の大人の女性だった。
ただ円香の母親にしては若すぎる、すっぴんの美人だった。
「たかだ・・・・鷹大くんだったわよね。円香から話は聞いているわ。」
鷹大は驚いた。初対面のはずの女性はなぜか自分の名前を知っていた。
「これ円香から預かっていたの。」
それは紛れもなく鷹大のカメラだった。
鷹大はホッとした。
「ほんとは今日返すはずだったのに・・・ごめんなさいね。」
「円香ちゃんはどうしたんですか?」
「実は・・・・。」
彼女の話によると円香の母親の再婚に関わる突発的な事情で
今日から学校を休むことになり、もしかするとこのまま転校ことになる
かもしれないというものだった。
あまりに急な話でとても信じられるものではなかったが
カメラを返してもらえる以上、
鷹大がさらに関わる状況ではなかったので
とりあえずそれ以上の質問もしないことにした。
女は笑顔で鷹大にカメラを返した。
その時である。
奥の方から若い男の声がした。
「ねえ、まだかい?」
女はたちまち顔色を変えた。
鷹大は何かを言おうとしたが、女はそれを許さなかった。
「とにかく近いうちに円香に連絡させるわ。ほんとに今日はごめんなさいね。」
彼女は頭を下げるとまだ鷹大が玄関前に立っているうちにドアを閉めた。
「ダメじゃない、声を出しちゃ・・・。」
そんな声がドアの向こうから聞こえた。
鷹大は何が何だか分からないまま、仕方なく円香のアパートを後にした。
185
:
beebeetomxxx
:2014/10/02(木) 04:56:10
鷹大が帰るのを見届けることもなく、彼女は寝室に向かった。
ベッドの上には24歳の若い裸の男が待っていた。
「もう我慢できないよ。早くおいでよ。」
女は呆れ顔でつぶやいた。
「伸介ったら、とてもあの紳士なおじさまとは思えないくらい
せっかちなのね。」
「円香がいけないんじゃないか。
ぼくをこんなに夢中にさせちゃったんだから・・・・。」
女はたちまち嬉しそうな顔になり、服を脱ぎ捨てて男の待つベッドに向かった。
伸介と同じ24歳になった円香の裸はそれはもう見事で
彼が夢中になるのも頷ける胸もお尻も立派なサイズに膨らんでいた。
邪魔者が去った後、二人は再びお互いの若い裸体をからめ合って
愛情を確かめ合った。
ただコンドームだけはこの先の問題の拡散を防ぐために渋々つけさせられた。
「どうしてカメラ返しちゃったんだ?」
夕食後、哺乳瓶で赤ん坊になった京香にミルクを与えている円香に今村は尋ねた。
円香は元気にミルクを飲む赤ん坊を優しく見つめながら答えた。
「もうこの子は手放す気はないの。
あなたとの結婚がダメになったのは申し訳ないと思ってるけど
この子をママに戻すなんて、もう考えられないわ。」
「ほんとにいいんだね。」
「もちろんよ。」
「ぼくもこのままでいられる方がずっと幸せだよ。」
「伸介、ありがとう。」
ふたりは赤ん坊を挟んでもう一度熱い口づけを交わした。
2人はもう立派な夫婦だった。
186
:
名無しなメルモ
:2014/10/02(木) 12:31:26
円香ちゃんを40歳くらいにして欲しいです。
187
:
beebeetomxxx
:2014/10/03(金) 20:42:49
鷹大はモヤモヤした思いで帰路についていた。
カメラがどう使われたのか、何も訊けなかったが不満だった。
そして何より円香に直接返してもらえなかったことが
訳の分からない不安を増徴させていた。
もしかしたら、本物のカメラを持って円香がどこかに行ってしまい
このカメラが偽物とすり替えられているかもしれない
という猜疑心まで生まれてきた。
早く誰かで試してみたいという欲求が突然ふつふつと湧いてきた。
鷹大はとりあえず家に向かう住宅地の細い路地に入らず
そのまま、駅東の飲食街に向かった。
5時近くなって、開店の準備を始めた人々が次々と
お店の外に出てきた。
そして一軒の小料理屋の前で鷹大は思わず立ち止まった。
30代半ばくらいの和服の美女が暖簾を持って店から現れた。
割烹『秋葉亭』の女将、奥山千秋(34)
それが今回のターゲットとなった。
鷹大の心臓がドキンドキンと激しい鼓動を打った。
カメラを千秋に向けてファインダーを覗いた。
美しい美女の画像の右下に『34・04』という数字が浮かんだ。
鷹大はカメラが本物であることをさらに確かめるため
ダイヤルを回して『01・04』に変えたところで
シャッターを押した。
鷹大は息を飲んだ。
和服の美人はみるみる若返り、千秋は美少女を通り越して
さらに小さくなり、着物の重さに耐え切れなくなって
地面に仰向けに寝そべった。
結っていた頭髪も産毛に変わり、とうとう千秋は赤ん坊に戻った。
「やっぱり本物だ・・・・。」
カメラと赤ん坊を交互に見て、鷹大はようやく胸を撫でおろした。
「おぎゃー。」
千秋は訳がわからないまま産声をあげた。
鷹大は他の店の人たちが集まってくる前に
すぐに赤ん坊に向けて再びシャッターを切った。
しかしすぐにまた成長し始め、
元の大人に戻った千秋にとってはさらなる悲劇が待っていた。
34歳に戻った千秋は
立ち上がった足元に着物がそっくり脱げ落ちて
自分が全裸であることにすぐに気づいた。
「いやん・・・・」
彼女は顔を真っ赤にして落ちていた着物で前を隠して店の中に逃げ込んだ。
鷹大は茫然とその様子を見送った。
「着物の人ってほんとにパンツ履いてないんだ。」
鷹大は美女の全裸を見た喜びよりも
妙なことに気づいて感心しながら、やっと安心して家路を急いだ。
188
:
名無しなメルモ
:2014/10/03(金) 22:48:15
>>187
和服美人の千秋の赤ちゃん化と成長ショーに激しく興奮しました!
千秋にしてみれば訳もわからずに赤ちゃんに戻されたり全裸を晒したりで恥ずかしいでしょうけど、
元に戻してもらえただけでも運が良かったと思わなければいけませんよね。
いろんな女性をイタズラで星恵みたいに半けつ状態で恥ずかしがらせながら走らせたりしてほしいでね。
189
:
名無しなメルモ
:2014/10/04(土) 14:22:29
看護師や調理師など様々な職業の女性を赤ちゃんにしてお持ち帰りというのはいかがでしょうか?
千鶴ちゃんの提案で調理師や看護師を持ち帰りしてたまに元に戻せば鷹大達の役に立つはずです。
まあ赤ちゃん用品の店員だった星恵か保育士を持ち帰りして千鶴ぐらいの年齢にすればかなり育児の役に立つでしょうね。
鷹大と千鶴を補導しようとした婦人警官とかも仲間に入れてハーレムを作ってほしいです。
190
:
beebeetomxxx
:2014/10/06(月) 07:46:31
14歳の千鶴の作った食事はとても斬新ではあったが
お世辞にも美味しいと呼べるものではなかった。
家事をする時だけは彼女を元のお母さんに戻すべきなのかと、
そこは悩むところではあるが、
彼女も中学生に戻った幼い頭で真剣に取り組んでいるし
失敗を素直に謝る素直さはとても微笑ましくて
勉強のこととかいつも口うるさく鷹大を叱っていたお母さんとの
大きなギャップも捨てられなくて
まずい料理も散らかっている部屋も我慢できてしまう
鷹大自身の複雑な思いとなった。
そして何よりも千鶴の幼児化に対する反応のすばらしさが
彼女を14歳のままにさせていた。
また赤ちゃんの佐和子先生のことだが
しばらくは彼女の息子の和真を14歳にして面倒を見させることにした。
そして一度酷い目にあったことを覚えているお父さんは
この異常な家庭状況を何も訊かずに傍観することにしたらしく、
朝もパンとコーヒーをさっさと胃に流し込むと『行ってきます』
の一言だけで家を飛び出して行くようになり
帰りも寝静まってからの午前様が多くなった。
こうして横島家の奇妙な生活は一応の安定期に入り、
鷹大のさらなる好奇心に対する障害はなくなった。
「さあ、次は誰にしようかな・・・・。」
191
:
beebeetomxxx
:2014/10/06(月) 20:43:17
どうやらこのカメラに特別な機能がついていることに
鷹大は今日ようやく気がついた。
大井町子供広場に出かけた鷹大はそこの芝生で戯れる
美人な母親、渡邊弘子(27)と娘の彩夢(3)を見かけ
今日第一のターゲットに定めた。
カメラを向けると画像の右下には『27・06』と表示されたので
ダイヤルを回して『04・06』にして
いつも通りにシャッターを切ろうとしたが
どうしてもシャッタースイッチが押せなかった。
慌ててファインダーを覗くと、
さっきの数字は『04・10』と微妙に変わっていた。
だがそれは決してダイヤルがずれたのではなく
弘子といっしょに映っている彩夢の年齢だとしばらくして気づいた。
「そうか、そういうことか。」
鷹大はダイヤルをもう一度回して『27・10』に変えてから
シャッターを押して直した。
「カシャ、カシャ」
カメラから連続するシャッターの音が響いた。
二人は何も気づかずに戯れ続けた。
そして弘子はみるみる若返り、縮んでぶかぶか衣服の幼児になり
逆に幼かった彩夢はみるみる大きくなっての大人の女になって
子供用の衣服からはみ出した豊満な乳房やお尻を晒した。
「あ!?彩夢ちゃんが大きくなっちゃった。」
自分のことよりも娘の大人化に驚く弘子だったが
自分の甲高い幼い声にようやく自分自身の変化にも気づいて
ぶかぶかの袖を左右に振り回した。
「これ、どうなってるの?」
「わあ凄い。ママが子供になっちゃってる!」
幼い母親を見た彩夢は艶めかしい声で叫んだ。
「どうしよう。服がぶかぶかだわ。」
「私の服はきつくて今にも破れそうだわ。」
この惨めな状況を一刻も早く打開したいと願う二人は
離れたところから鷹大が見ているのも気づかないまま
お互いの衣服を交換するため、それぞれの衣服を脱ぎ捨てた。
二人の全裸を鷹大は息を飲んで見つめた。
彩夢は母親の下着や衣服を身に着け、
弘子は彩夢の子供服を着るつもりでいたが
もうひとりでは着られなくなって
彩夢に手伝ってもらってやっと着ることができた。
「これで一安心ね。」
「一安心だなんて、あたしこのままじゃ嫌・・・。」
事態に耐えきれず、ついに泣きだした弘子があまりに惨めだったため、
彩夢は膝をついてそっと弘子を抱きしめた。
「ママ泣かないで!いざという時は私がついてるわ。」
ただその姿は逆ではあるもののまさに本物の母娘だった。
鷹大はこのまま立ち去ってもいいかなとも思ったが
もう一度カメラの機能を確かめたくて
二人を元に戻すことにした。
連続シャッター音が鳴って、彩夢は若返り、弘子は急成長を始め
すぐに親子の立場は元に戻った。
大人に戻った弘子はしばらくして正気を取り戻して
目の前で小さくなった彩夢を抱き上げた。
「彩夢ちゃんってほんとに優しい子なのね。ママうれしいわ。」
彼女はそう言ってさらに強く娘を抱きしめた。
「ママ、顔!」
彩夢に言われてようやく弘子は目の周りから頬にかけて
化粧がすっかり崩れているのに気付いた。
「やだ、さっきの涙で化粧が落ちちゃったんだわ。」
弘子は彩夢を抱いたまま慌てて公衆トイレへ全力で走って行った。
ただ鷹大は化粧のことより気になった、
子供用スカートは破れ果て、パンツもお尻に食い込んでいる弘子の
まばゆい後ろ姿をただ茫然と見送った。
192
:
名無しなメルモ
:2014/10/06(月) 22:26:25
>>191
beebeetomさんいつも更新ありがとうございます。
27歳の母親をいとも簡単に4歳の幼児に戻してしまうなんて、本当にカメラの力は凄いですよね。
あと中学生の健気な千鶴が可愛くてたまりません、父親は千鶴が思春期娘になってしまってるのは気付いてるはずですが、
要らぬ詮索をすればまた包茎に戻されて酷い目に遇わされるのが分かってるだけに黙認してるんでしょうね。
あと星恵は今も千鶴のおもちゃにされてるはずです、あのデカパイのお姉さんがこんなになるなんて、
と感心しながら乳首を押したり引っ張ったりする千鶴に激しく興奮しました。
千鶴の要望でたまに大人に戻して、歯向かおうとしたらすぐにボインが萎み始めるショーを繰り返されるのもお願いしますね。
星恵もベビー用品店の店員から一転して赤ちゃんに逆戻りさせられ、中学生の小娘から弄られるなんて屈辱でしょうね
193
:
beebeetomxxx
:2014/10/07(火) 21:28:39
「横島鷹大くん。F室にどうぞ。」
名前を呼ばれてドアを開けると、そこには白衣を着た
美しい女性がパソコンを前に座っていた。
村山香澄(28)小児内科の女医である。
鷹大は1年前、この高輪記念病院に風邪をこじらせて入院したことがあり
その時、この香澄に世話になったのである。
「横島くん、今日はどうしたの?また風邪?」
「いいえ違います。今日はあの時お世話になったお礼がしたくて・・・。」
「どういうこと?先生忙しいのよ。病気でないなら早くお帰りなさい。」
香澄は少し困った顔をして諭すような口調で鷹大に命令を下した。
その怒った顔がまた凛々しくて鷹大の思いはさらに高まった。
鷹大としては隣に立っている看護士もいっしょにやるつもりでいたが
急な呼び出しがあって、その看護士は診察室を出て行った。
「さあ鷹大くん、お礼なんていいから・・・・え?それは?」
鷹大は素早くカメラを取り出して香澄に向けた。
『28・10』
鷹大はダイヤルを回してシャッターを切った。
香澄はなぜ写真を撮られたのか理解できないまま固まっていた。
白衣の聡明な女医は椅子に座ったまま若返り始め
看護士たちが他の仕事に追われて、彼女の状況に気づく前に
鷹大が期待した通りの姿に変化した。
「あたち、どうちたったの?」
白衣に顔半分を埋もれながら、舌足らずなしゃべり方しかできない
2歳10か月の香澄先生はこの上なく愛らしかった。
しかも鷹大が白衣ごと彼女の肩を掴んで持ち上げると
中に着ていたものは下着を含めて、すべて床に脱げ落ちて
乳幼児の未成長な裸体のすべてを鷹大の前に晒した。
「たかひろくん、おろちなちゃい。」
ただ2歳に戻してもすぐに大人の意識が失わないところは
さすが優秀な知能の持ち主であると鷹大を驚かせた。
しかし脚をばたつかせる彼女の抵抗をものともせず
お尻に手を当てがい、今度はしっかりと抱きあげると
香澄はまるで観念したかのように
抱いている鷹大を見上げて大人しくなった。
羽織っていた白衣が床に落ち、まるっきり全裸になった香澄の
意識は完全に2歳児に戻った。
「おにいたん。たかいたかいして。」
今度は甘えるような笑顔で香澄はそうつぶやいた。
鷹大は思わずグッと胸を熱くした。
彼はここに来たことが大正解であることを確信した。
「あら?誰もいないわ。先生どこにいったのかしら?」
さっき出て行った看護士が急いで戻ってきたが
Fの診察室には誰もいなかった。
ただ椅子の下に香澄の私物のペンライトが転がっていた。
194
:
名無しなメルモ
:2014/10/08(水) 08:02:02
beebeetomさん更新ありがとうございます!
気丈な女医の香澄の仲間入りに興奮が治まりません!
やはり星恵みたいな気丈で強気な女性を無力化するのはたまりませんね!
乳幼児になってもしばらくは大人の意識で気丈に命令するところがさらに興奮しました!!
195
:
名無しなメルモ
:2014/10/09(木) 07:25:25
>>193
香澄も是非ショーをやってほしいですね。
全裸で強気に鷹大を注意する姿や、子供に戻ってもしばらく上から目線な姿を見てみたいです。
あと、香澄は女医なので他の女性が大人になったり赤ちゃんになったりする姿を見て、
どんな反応をするのからも気になりますね、あとどんな仲間が加わるかが楽しみでしかたありません。
196
:
名無しなメルモ
:2014/10/10(金) 07:15:55
女教師、女医、超ボインとタイプの違う女性が赤ちゃんにされてコレクションに…最高ですね!!
スリムで美人なジムトレーナーで若返れば若返るほどすごいおデブになる女性も仲間にしてほしいですね。
あと仲間にするなら女医の次はコックや音楽家や整備士とかも仲間にしてほしいです(笑)
197
:
beebeetomxxx
:2014/10/13(月) 22:39:46
「おにいたん、おしっこ!」
「え!?」
家に連れ帰ろ途中、手を引いていた香澄のとんでもない告白に
鷹大は当然のごとく心乱れた。
彼女は顔を赤くしてもじもじしながら鷹大を見上げていた。
昔3つ年下の従妹のを手伝った経験があるとはいえ
相手が元は28歳の聡明で美形の女医。
その緊張と興奮はここ数日間を通してみても
トップクラスの過激なシチエーションだった。
それにしてもたった2歳でおしっこが言えるなんて
おもらししてしまった浅海先生でも3歳だったことを考えても
躾が行き届いた子供だったのだと感心した。
「香澄ちゃん、おしっこが言えるなんて立派だね。」
鷹大は思わず香澄を誉めた。
ただ今は感心している場合ではなかった。
彼女が衣服を汚す前に、きちんとおしっこさせることが
何よりも家に帰るまでの負担を最小限に抑える必要条件だった。
さっき香澄に被せた青いブラウスをめくり
履き直させたぶかぶかのパンティを降ろした。
未成熟な割れ目がまず目に飛び込んできた。
年齢から考えても依然は頻繁に男との性行為に
熱くなっていただろうに、今はただのおしっこの出口である。
しかももう彼女は『見ないで』という羞恥心もなかった。
鷹大はまず彼女の後ろに回って両腕で彼女の両足を抱えた。
ただこのままではおしっこはどこに飛ぶのか分からない。
鷹大は香澄の股をできる限り大きく広げて、
さらに尻の部分だけを深くに沈めた。
「こんなだったよな・・・・あ!」
準備ができた直後に香澄の放尿がいきなり始まった。
相当我慢していたのかと納得した。
それにしても凛々しかった女医がぼくの腕に抱かれておしっこをしている。
こんな体験はなかなかできるものではない。
鷹大は感動のあまり腕が震えた。
「おにいたん、こわいわ!」
「あ、ごめん。」
香澄は不安な声をあげた後、残った尿をそれでも最後まで出し切った。
コンクリートの上に泡立った小さな池ができた。
香澄はようやく幸せそうな笑顔になって
さらに偉そうにつぶやいた。
「おにいたんもういいわ、降ろちなちゃい。」
どうやら彼女はお姫様のように育てられたことが
その言動ではっきりした。
198
:
名無しなメルモ
:2014/10/16(木) 06:54:40
beebeetomさんいつも更新ありがとうございます。
あの真面目で気の強い香澄がこんな姿にされてしまうなんて感激です。
どんな職業の才女でも2歳にまで戻されてしまってはおしっこも一人で出来ない状態になりますよね。
香澄は星恵の時みたいに元に戻っても子供の時の記憶があったほうが反応が面白そうです。
他にも弁護士や警察官といったお堅い職業の美女を無力な幼児や赤ちゃんに戻して仲間にしてほしいですね。
199
:
beebeetomxxx
:2014/10/17(金) 00:17:07
「だめじゃない、そんなところでおしっこさせちゃ。」
香澄の排尿の手伝いが済んでパンティを履き直しているところで
後ろから突然声をかけられた。
振り向くとそこにはグレイのスーツ姿のスタイル抜群の女が
怖い顔で立っていた。
高輪東署所属の女刑事、山賀鈴芽(27)だった。
どうやら高輪公園で別の事件の捜査中だったようだ。
鷹大は立小便もりっぱな犯罪になることは
父親のエロ本を通して知っていた。
このままでは補導されてしまう。
普通ならビクビクするところである。
ところが鷹大には相手が刑事だろうが女子レスラーであろうが
胸をワクワクさせるターゲットとしか映っていなかった。
「ちょっと待ってください。」
鷹大は上半身裸の香澄に上着を羽織らせた。
そして振り向いた彼の手にはカメラが握られていた。
不審そうな顔の女の画像の右下に『27・10』という数字。
その艶やかな表情に鷹大はニヤリとした。
「まさか!?」
鈴芽は東京都内で起きているという連続幼児化事件について
極秘情報ではあるがカメラが使われているという噂を
先輩刑事から訊されていた。
そして幼女が羽織っている衣服が大人用であることから
その噂が現実に目の前にあることを証明しているようだった。
しかし犯人がまさかこんな少年だとは・・・・。
ただ疑っている余裕が鈴芽には残されていなかった。
「やめなさい。」
静止も訊かずに鷹大は嬉しそうにシャッターを切った。
鈴芽は絶望的な顔でその場に立ち尽くした。
やがてかっちりしたグレイのスーツはぶかぶかになり
27歳のナイスボディの女はたちまち
4歳のやせっぽちの幼児に戻った。
凛々しい顔とあどけない顔のギャップは
鷹大を大いに楽しませた。
ただ彼女は自分が子供に戻ったことに戸惑いながらも
刑事としてのスタンスだけは保っていた。
「やっぱり坊やが犯人だったのね。」
とても信じられないと言わんばかりの表情で
今は自分より年上になった鷹大に向かって鈴芽は上から目線で尋問した。
「犯人って何のこと?」
鷹大は鈴芽の言葉が理解できなかった。
もちろん鷹大はカメラの元の持ち主のことは知らなかった。
「とにかく早く私を大人に戻しなさい。
さもないと子供だろうと本気で逮捕するわよ。」
鈴芽はそう言って鷹大を脅した。
しかしそれは精一杯の虚勢だった。
彼女の意識が完全に子供に戻るまで
さほど時間はかからなかった。
「あれ?何だか変な気持ちになってきた。
このままじゃ私ほんとの子供になっちゃうわ。」
意識まで子供に戻ってしまう恐怖と不安。
もうそれこそが精神の幼さだということが
彼女に気づく余裕もなかった。
そして女刑事としての逞しかった精神も一気に崩壊した。
さっき見た排尿を手伝ってもらっている幼児は
妄想する夢の中で自分にすり替わっていた。
それはあまりにリアルで恥ずかしい姿だった。
我に返ると目の前には鷹大が香澄と並んでいた。
「こっち来ないで!
あたし、おにいちゃんの世話になんてならないわ。」
鷹大はその言葉を聞いて何だかうれしくなった。
「いいよ。でも独りぼっちになって
それでおもらししてもぼく知らないよ。」
鈴芽は鷹大のおもらしという言葉に過剰に反応して
まだ尿意があるわけでもないのにパニックに陥って
その場にしゃがみ込んでとうとう泣き出した。
「おもらしだなんて、おにいちゃんの意地悪!
うぇーん、うぇーん。」
ぽろぽろと涙を溢し、鼻水を垂らしながら
鈴芽は泣きじゃくった。
彼女はとっくに4歳の幼児だった。
鷹大はあまりに可哀想な彼女の様子を見て後悔した。
「ごめん、ぼくが悪かった。だからもう泣かないで!」
鷹大はそういって鈴芽に近づいて手を差し伸べた。
すると鈴芽も優しさに触れて思わず彼の胸に飛び込んだ。
鷹大の胸元は涙と鼻水で大きな染みを作ったが
嫌な気持ちにはならなかった。
隣でニコニコしているお茶目な香澄も可愛いと思ったが
鈴芽もそれに劣らないくらい一途で可愛いと思った。
鷹大は二人を連れて家に帰った。
200
:
beebeetomxxx
:2014/10/17(金) 00:25:10
正直、何度も挫折しそうになりましたが何とか200レスに到達しました。
これも皆さんのおかげです。
この先、どう展開させるかはまったく未定ですが
ぼちぼち書いていく所存です。
もうしばらくお付き合いよろしくお願いします。
201
:
名無しなメルモ
:2014/10/17(金) 07:17:15
>>199
beebeetomさん200レスおめでとうございます。
beebeetomさんのARに対する真っ直ぐな姿勢と努力の賜物だと思います。
これからも応援しますので300、400と発展していくよう頑張って下さいね。
感想ですが、凛々しい成人女性を幼児や赤ちゃんに戻して放置や、知り合いの目に晒させるのも有りですが、
やはり私の場合も美女や才女をコレクションにしたいという願望の方が強いです。
どの女性も本来の姿なら決して鷹大に負けるはずがなかったのに無力化されてコレクションにされてしまう、
というシチュエーションには本当に激しく興奮してしまいます。
特に母親の千鶴は厳格で口うるさく、本来なら今の状況なんかは絶対に許さず阻止してくる性格だったのに、
カメラの力でえっちな思春期娘にされてしまい、逆に進んで鷹大に協力してしまっているところが面白くてたまりません。
大人の女性が幼児や赤ちゃんに戻る現象やギャップに興味津々みたいですので、
新たに成人女性を仲間にしたのは大歓迎のはずです、ショーで元の姿を見せてギャップを楽しませてあげてほしいですね。
202
:
beebeetomxxx
:2014/10/20(月) 07:11:12
「だめじゃない。そんなところでおしっこさせちゃ。」
それは山賀鈴芽(27)が鷹大にかけた言葉である。
しかし4歳になった彼女はその数日後、
彼の家の近くの歩道の脇でしゃがんでおしっこをしていた。
おもらしを回避しつつ、彼の手伝いを拒んだ信念は立派だが
その行為は幼児だから許される特権のようなもので
27歳の大人でしかも警察官だった彼女から考えると
意識のギャップはただ面白がるしかないしかなかった。
「鈴芽ちゃん、もう済んだ?」
「うん。」
彼女は大きく頷いた。
鷹大は立ち上がった彼女のそばにいって、濡れたお○んこを
そっとティッシュで拭いてあげた。
少年にあそこを見せたり触られたりすることに抵抗はないようで
彼女の羞恥心はどうやらもう少し大きくなってから芽生えたようだ。
「星恵ちゃんはだいじょうぶ?」
「さっきおうちでしてきた。」
「そう。じゃあ行こうか?」
「うん。」
鷹大は幼児に成長させて連れてきた山口星恵(4)と鈴芽の3人で
近くの大井町子供広場に向かってまた歩きだした。
3人で手を繋いで歩く姿は仲の良い兄妹のようで
傍から見ても微笑ましいものだった。
203
:
名無しなメルモ
:2014/10/20(月) 07:47:11
あの凛々しく最後まで大人の意識を保ちながら「早く私を大人に戻しなさい」と言っていた鈴芽と、
今やすっかり幼児に逆戻りしておしっこしてる姿とのギャップがたまらなく興奮します!
超ボインデカ尻姿で「お姉さん怒るわよ」と言いながら赤ちゃんに逆戻りした星恵もたまりませんでした!
全裸でデカパイとデカ尻がみるみる萎んでいる状況を晒しながら必死に鷹大と戦う姿に激しく興奮しましたね。
またたまに星恵のショーとバトルを楽しませてほしいです。
鈴芽のショーもかなり面白い事になるはずですよ、凛々しい全裸の大人の姿で抵抗しながら幼児に逆戻りさせられ、
大人の意識を保ちながらおまんまんから噴き出すおしっことかかなり興奮しますね!
beebeetomさん続きが楽しみでしかたないですよ!
204
:
beebeetomxxx
:2014/10/20(月) 15:07:34
大井町子供広場についた鷹大は子供たちを自由に遊ばせていたが
星恵が三輪車で奇声をあげているのに気をとられた隙に
鈴芽があわや連れ去られるところだった。
「あ、鈴芽ちゃんが・・・・!」
星恵の声に振り返ると、砂場で遊んでいた鈴芽が
見知らぬ女に手を引っ張られていた。
「こらうちの子に何をするんだ!」
鷹大は慌てて叫んだが、それですぐ諦める誘拐犯ではなかった。
女は抵抗する鈴芽の脇に右手を差し入れ、抱きかかえて走り出そうとした。
このままでは間違いなくさらわれてしまう。
かといって10歳の鷹大にはどうすることもできない。
鷹大は急いでカメラを取り出し、泣き叫ぶ鈴芽に向けて
シャッターを切った。
4歳の鈴芽はみるみる成長を始め、
誘拐犯の女は幼児の急激な重さの抵抗に
思わずバランスを崩して地面に突っ伏した。
「おばさん、どういうつもり?」
女が顔をあげると目の前には鷹大が腕組みをして立っていた。
また彼女のすぐ脇には幼児服から手足を大きくはみ出し
おへそ丸出しの13歳の少女が同じく怖い顔で女を見下ろしていた。
女はそれを見て観念した様子だった。
神田川博子(30)シングルマザーの彼女は2週間前に
愛するわが子を彼女の不注意による事故で失っていた。
4歳になるその娘とよくこの広場に遊びに来ていたそうだ。
そして未練に駆られて立ち寄ったところ、
死んだ娘によく似た鈴芽を見つけて衝動にかられたというのが
真相だった。
「子供なんてまた作ればいいじゃない。」
すっかり13歳の生意気な娘になった鈴芽にそう言われても
博子はうなだれるだけだった。
「あの子を産んだ時、
もう次の子供が産めない身体になってしまったわ。」
博子は諦めきった表情で答えた。
鷹大も鈴芽も博子のそんな表情に思わず同情した。
「そうだ、家に帰って香澄ちゃんに聞いてみよう。
もしかしたら、どうにかなるかもしれない。」
博子は鷹大の言葉に思わず顔をあげた。
彼女の顔には驚きの表情を浮かべていた。
「え?何で?」
一方、鈴芽は香澄の幼い顔を思い浮かべて不思議そうに尋ねた。
「だって香澄ちゃん、元々は立派なお医者さんなんだもん。」
鈴芽はそれを訊いて納得した。
こうして鷹大は博子もいっしょに家に帰ることにした。
もちろん奇抜な姿の鈴芽をまた4歳に戻したのはいうまでもない。
博子は彼女を見て、また胸が熱くしたがもう誘拐したいという
衝動は起こらなかった。
「あら?今度は大人を子供にしないでそのまま連れてきたの?」
博子を見て、千鶴が驚くのももっともだった。
205
:
名無しなメルモ
:2014/10/21(火) 00:45:22
>>204
星恵と鈴芽はもうすっかり人生を変えられてしまってますね。
カメラで若返らされた時点で相手の思うがままに育てられてしまうのですから本当にカメラの力は凄いです。
鈴芽もまさか4歳の幼児や13歳のおっぱい膨らみ始めにされたりと身体を弄ばれるとは思いもしてなかったでしょうね。
あと香澄が元は女医だったというのを知ったら、他の女の子や自分が元は何だったかと興味は持ったはずです。
まさか星恵が超デカパイだったと知ったらさらにびっくりするでしょうね
206
:
名無しなメルモ
:2014/10/21(火) 12:56:45
医者の香澄は仲間に入れて大正解ですね、これで誰が病気になっても心配ないはずです。
刑事の鈴芽は犯罪者や警察の動きが直感で分かったり武術とかは優れてるはずですのでボディーガードには最適ですね。
幼児への教育は教師の佐和子がいますので一般教養は心配いりませんし、唯一母乳が出せる存在も大きいです。
星恵は超デカパイと超デカ尻なのでショー担当と、千鶴や皆からのいじられ役でいいはず。
あとは料理人と保育士、家政婦あたりは確実に仲間にほしいところですね。
それと千鶴がガキんちょになった事でエロ本大好きなむっつりスケベな父親が余りある溜まった性処理の為に、
風俗嬢にハマるとかも面白そうですよね、その若い20台前半の今風のギャル系風俗嬢を幼児にして仲間に入れるのもご検討ください。
207
:
beebeetomxxx
:2014/10/25(土) 23:52:25
「本当に私、また子供が産めるようになるの?」
「理論的には可能だけど・・・だけど。」
「それ本当?本当ならうれしいわ。」
「でもそれには大変な危険も伴うわ。もしかしたら命を落とすかもしれない。
とても勧められないわ。」
「あの子が死んだ時、私は一度死んだの。
どうかお願いします。」
「本気で言っての?」
「もちろん。」
「あなたの気持ちはわかったわ。とにかく最善を尽くしましょう。」
「先生、ありがとうございます。」
博子は丸裸になって緑色のポリバケツに両足を入れたまま
恥ずかしそうに立っていた。
「ほんとにこんなことで子供を産めるようになるの?」
疑うのも無理ない惨めで意味不明の姿だった。
バケツの中にはくるぶしを浸す程度のぬるま湯が入っていた。
「じゃあ鷹大くんお願い。」
香澄の言葉に従って鷹大はカメラを構えた。
ファインダーの博子の全裸画像の右下には『30・03』の数字が浮かんでいた。
鷹大はダイヤルを慎重に回した。
数字はやがてオール0を通り越して赤いランプが点り
マイナス表示になった。
「鷹大くん、『−00・08』になったら
そこで止めてシャッターを切って。」
鷹大は不安を押し殺して香澄の指示通りしてカメラのシャッターを切り
博子の変化をじっくりと見つめた。
やがて博子は若返り始め、乳房は萎み、股間の陰毛も消えて
すっかり子供の裸体に変わり
彼女の意志とは無関係にどんどん縮んで
小さな赤ん坊になってポリバケツの中に頭まで隠れた。
香澄はポリバケツの中を覗き込み、納得して
中のぬるま湯をゆっくりとタライに注ぎこんだ。
しかし博子はそこにはいなかった。
「おばさん、消えてなくなっちゃった。」
「違うわ。ただ見えないくらい小さくなっただけよ。」
博子は実際に肉眼では見えないほど小さな受精卵になってタライに
に浮かんでいた
香澄の理論が正しければ
博子の子宮は肉体の部位に形成される以前に戻って
次の成長によって作り替えができるというものだった。
ただ受精卵まで戻ったことで生命はとても危険な状態にあり
ほんの僅かな外的な要因によっても
奇形や後遺障害など、予想もつかない異常が起こりうる
のも事実であった。
香澄は鷹大にカメラを操作させて、タライの水に向けて
もう一度カメラのシャッターを切らせた。
鷹大は香澄と一緒にタライの水を凝視した。
生命の成長の神秘が二人が見守る中、繰り広げられた。
視覚に確認できるようになった魚のような胎児は
やがて背中を丸めた人間の形に変化して
すぐに赤ん坊になって産声をあげた。
博子がタライから抱き上げてバスタオルの上で寝かせた赤ん坊は
すぐに幼児になって、さらに大きくなって少女になり
すぐに胸もお尻も膨らみ始め
思春期からやがて20代、そして30歳の豊満な肉体の博子に戻った。
大人になっても肉体的な問題は起きてないようだった。
「博子さん、気分はどう?」
少しの間は茫然としていたがすぐに正気を取り戻し
意識や知能にも産まれ直しの悪影響は認められなかった。
「ちょっと頭がぼんやりしているだけです。
ところで私どうしたんですか?」
精密検査の結果、彼女の傷んだ生殖機能はすっかり回復していた。
ただそれどころか子供を産んだ形跡はおろか
処女膜もしっかり健在という、まさに処女の肉体に再生されていた。
「別にそこまで望んでいなかったのに・・・。」
博子は香澄の診察に戸惑いを隠すことができなかった。
ただ内心はまた子供を産める喜びで胸がいっぱいだった。
「先生ところで・・・・・え!?」
脱衣所にあった衣服を着終えて、またいくつか尋ねたいことがあって
リビングに戻ってきた博子の前には
2歳10か月の幼児に戻った香澄が白衣に埋もれて微笑んでいた。
「香澄ちゃん、ご苦労様。」
鷹大が幼児に向かって労いの言葉をかけた。
博子は驚きのあまり声も出なかった。
208
:
beebeetomxxx
:2014/11/01(土) 05:26:11
神田川博子(30)の精神状態に異常が現れたのはそれから2日後のことだった。
ただ子供が産める喜びに有頂天になっているだけなのか思われたが、
やがての子供が欲しいという欲情だけとは到底思えない
常軌を逸した行動に走り始め、
鈴芽を誘拐しようとした行為以上の危険な人物に変貌していった。
「何してるの?」
夜中。千鶴が物音に気づいて寝室を覗くと
博子が裸のまま、及川和真(14)の上に
馬乗りになって、嫌がる彼のパンツを脱がせようとしていた。
「わあ、博子さんやめて!」
千鶴は悲鳴に近い声で叫んだ。
博子はなぜ邪魔されるのか理解できないといった顔をした。
「だって彼、カッコイイ男の子じゃない。
彼の子供なら産んでもいいかなって思って。」
博子はあっけらかんと常識を越えた言動を口にした。
しかもその次の日にはあろうことか鷹大の父の崇史にその触手を伸ばしていた。
夜中帰宅してきた崇史をトイレに押し込んでズボンを降ろして強姦しようとしたのだ。
「だってお父さま、しばらくやってなさそうな
欲求不満な顔をしていらっしゃったから・・・・・。」
博子の言訳はやはり異常だった。
もしかしたら彼女の性に関するモラルが
受精卵に戻った時の外的要因の影響か何かで
壊れてしまったのか
または30歳にして処女膜を取り戻したことで
脳内に異変を起しているのか、とにかく原因が掴めなかった。
「刺激を最小限にするためにぬるま湯の中での再生だったけど
やっぱり羊水でなかったのがいけなかったのかしら?」
のちに大人に戻った香澄のコメントが
若返りという非常識な事例における医学的論理の限界を物語っていた。
当然のことながら、そんな危険人物をそのまま放置することはできず
かといって赤ん坊に戻しても世話をする人手が足りないので
8歳という性欲が現れる直前の年齢に戻して観察処分にすることになった。
「博子ちゃん、私のお手伝いをしてね。」
千鶴は鷹大が学校に行っている間も博子に育児や家事の手伝いをさせながら
他の子たちとの違いを観察した。
209
:
名無しなメルモ
:2014/11/04(火) 02:26:38
トラブル再発防止のため、何処かから羊水または培養液そして、子宮の役目や受精卵の保存に使う機材を調達する展開を、
織り込んでみてはいかがでしょうか?
210
:
beebeetomxxx
:2014/11/04(火) 06:23:52
鷹大たちは手狭になった大井町のマンションから
広尾にある香澄の一戸建ての住居に引っ越すことにした。
行ってみて驚いたことだが彼女の家はとんでもない豪邸であった。
「何このでっかい家!!」
門の前で全員が唖然とするほどのものだった。
リビングやキッチンの広さはもちろんのこと
一階二階にそれぞれバス、トイレが設置してあり
7つある様々なスペースの寝室は
親類や友人たちが長期滞在しても満足できるよう
装飾を含め贅を尽くされていた。
「香澄ちゃん、ほんとにこんな家に一人で住んでたの?」
千鶴が疑問に思うのも無理ないほどその家は庭を含めて広大だった。
「あんまり覚えてないわ。」
3歳にもならない香澄には
去年出て行った名医と謳われた夫との夫婦生活はもちろんのこと
彼女に群がる男たちを連れ込んで人生を謳歌していた記憶なども
ほとんど残っていなかった。
ただ鷹大たちの興味はすでに別のところにあった。
場所柄もあって近所には立派な豪邸が建ち並んでいて
きっと資産家と品のある奥様たちや有名人が住んでいるはずで
そういう成功者たちの人生をこのカメラで弄ぶ愉快さを
想像すると鷹大も千鶴も興奮せずにはいられなかった。
211
:
beebeetomxxx
:2014/11/07(金) 22:52:05
香澄の家の斜向かいのさらなる豪邸の住人
大手ゼネコンの東建設の社長夫人である東小路茜(39)が
犬の散歩のために門から出てきた。
大きくて派手な白い帽子にサングラス
大粒の黒真珠のネックレスを身に着け
着ている衣服はもちろん、靴や鞄に至るまで
すべてが高級ブランド品ばかり
また連れているトイプードルにも純金の首輪と
これまた特注のブランドデザインのウェアを着せていた。
小太りのそのふてぶてしい顔はまさに成金そのものであり
ターゲットにふさわしい出で立ちだと思った。
「あんなおばさんにも贅沢に興味がなかった時代があったなんて
人間って面白いね。」
「鷹大もそう思う?ほんと私もそう思うわ。」
鷹大も千鶴も顔を見合わせて、笑いそうになるのをじっと堪えた。
カメラの表示は『01・08』になっていた。
茜は鷹大がシャッターを押した直後に立ち止まって二人に顔を向けた。
サングラスで表情は読めなかったが突然の撮影に怒っている様子だった。
しかし怒りはすぐに驚きに変わり、そしてぶかぶかの衣服に埋もれ
帽子の下に隠れた。
「まんんま・・・。」
赤ん坊の声が聞こえた。
千鶴が近づいて、服の上に乗っていた大きな帽子をどけると
そこにはサングラスを斜にかけた1歳8か月の女の赤ん坊が顔を見せた。
「わあ、思ったより可愛い!」
千鶴は感嘆した。
鷹大も千鶴と同意見だった。
乳児に戻った茜はとにかく想像していた以上にあどけなくて可愛かった。
茜は何も分からずただ笑顔を振りまいた。
しかしその直後、茜は急に泣き出した。
そばにいたトイプードルが突然茜に近づいて臭いを嗅いだ後
ほっぺたを舐めたのだ。
鷹大も千鶴もそれを見てもう笑わずにはいられなくなった。
212
:
beebeetomxxx
:2014/11/10(月) 22:58:26
東小路茜、1歳8か月。
高価な宝石や腕時計、高級ブランド品で身を固めていた女は
今、千鶴の腕の中で耳のルビーのピアス以外はぜいたく品を
脱ぎ捨てた純真無垢な全裸の赤ん坊に戻っていた。
彼女にはもう金銭欲も性欲も何もが真っ新な状態に戻っていた。
だから鷹大の彼女の持ち物を物色しても
何の関心も示さなかった。
鷹大は茜の所持品を物珍しそうに手に取ってみた。
そしてブランドのハンドバックを開けて、
中のものをその場に開けるとスマホや口紅と一緒に
鰐皮の高級そうな財布が出てきた。
鷹大はどのくらい入っているのか
興味津々で財布を開いた。
「鷹大、相手が赤ちゃんに戻ったからって
人の財布に手を出しちゃいけないわ。」
「でもお金全然入ってないよ。」
財布には数枚の金色のクレジットカードだけで
お金は千円札2枚しか入っていなかった。
「カードしか使わないから現金を持ち歩かないんだわ。
本当のお金持ちってそういうもんなのよ。」
千鶴は知った顔で鷹大に説明した。
「ふーん、そうなんだ。」
鷹大は感心した様子で財布を元の鞄の中に戻した。
「ところでこの赤ちゃん、どうしよう?
もう元に戻す?」
千鶴は鷹大に茜の今後について尋ねた。
「えー!ただ大人に戻すなんて面白くないよ。」
「じゃあどうするの?」
鷹大はしばらく考えたあとぼそっとつぶやいた。
「すぐそこの赤ちゃんポストに届けるのはどう?」
鷹大が言ってるの品川駅近くの警察の養護施設『明日葉』にある
訳有り孤児の受け入れシステムのことである。
つまり彼には何の関係もない裕福だった茜に
孤児として厳しい人生をやり直させたいということなのか・・・・。
千鶴は鷹大の残酷な発想に背筋が寒くなるのを感じた。
213
:
beebeetomxxx
:2014/11/16(日) 23:49:31
東小路茜(39)
大手ゼネコンの東建設、東雄一郎(49)の社長夫人。
前妻の息子の隼人(17)と実子の長女の明歩(10)と
次男の伸人(8)の3人の母親でもある。
16年前に東社長の秘書だった茜は前社長夫人が急死した後
女の武器を最大限に生かして社長夫人の座を勝ち取った
シンデレラガールである
ただし、後妻に入った彼女は東家にとって良き妻、良き母親という訳ではなく
その後忙しくなった雄一郎の目を盗んで、
社長の第二秘書の小暮竜樹(30)ともう2年近くも不倫関係にあり、
子供たちの世話も家政婦に任せきれきりであった。
しかも都合がいいことに社長の行動を把握しながらも社長と直接同行するのは
第一秘書の高木雅夫(45)であるため
小暮にとって茜との不倫は何の心配する必要のない堂々としたものだった。
「雄一郎と違ってあなたビンビンね。」
「奥さまこそ、いつまでもバラ色で負けそうですよ。」
「やあね、私も来年40よ。そろそろ潮時考えてるんだから・・・。」
「え?そんな・・・・。」
「冗談よ。竜樹ったらすぐ本気にするんだから・・・。」
「奥様酷いじゃないっですか、ぼく本気にしましたよ。」
「ところで今日は雄一郎、ほんとに家に帰ってこないのよね。」
「今日は横須賀のホテルで東京オリンピック関連の会合があってお泊りですから
心配いりませよ。」
「でもこれからラウナちゃんの散歩に行かなくちゃいけないから
続きは夕食の後でしましょう。」
「やはり奥様の若者並みの元気には負けます。」
しかし犬と散歩にでかけた茜は帰ってこなかった。
いつものように小暮は得意のフランス料理の腕を振るい、
彼女お気に入りのボルドーワインを冷やしながら
彼女の帰りを待っていたというのに・・・。
まさかその彼女が家を出た直後に惨めな姿になって
しかもその日のうちに赤ちゃんポストに
入れられるなど想像もできなかった。
そう思わせるほど茜は見た目はもちろんのこと、まさに絶倫だった。
214
:
beebeetomxxx
:2014/11/17(月) 06:27:19
「え?彼女を赤ちゃんポストに入れちゃうの?
それって酷くない?」
「だってこれ以上たくさんの赤ちゃんをうちで面倒をみることになったら
忙しくて手がいくらあっても足りなくなるよ。」
「だったら元に戻せばいいじゃない。
関心のある人を子供に戻すのは楽しいし
私も大いに賛成だけど、
見ず知らずの人まで赤ちゃんに戻して、
そのままポストに届けておしまいだなんて
単純で面白くないだけし第一可哀想よ。」
「でもさっきテレビで偉い人が
これから子供の数がどんどん少なくなって
将来の日が危なくなるって言ってたから
やり方はとにかく赤ちゃんを増やした方が
日本のためだよ。」
「あんた、随分凄いこと考えてるのね。」
「ぼくは日本の救世主になるんだ。」
「わかったわ。そういうことならあたしも協力するわ。」
「そうこなくっちゃ。」
品川駅西口を出て線路沿いを田町方面に300mほど行って
さらに東側の並木通りを150m進んだ奥にその建物は建っていた。
東京都立特別養護施設『明日葉』
犯罪や刑事事件に絡む特殊なケースで保護された孤児を
おもに収容して保育する施設である。
したがって国内にある多くの孤児院とは意味合いが違うものではあるが
なぜかこの施設に隣接する緑色のドーム状の建物は別もので
『コウノトリの緑の巣』と呼ばれていて
正面入り口から3mほど入った暗がりの部屋の奥に
縦横40cm奥行き80cmの赤ちゃんポストが設置されており
月に10人以上の赤ん坊を無条件で受け入れていた。
だから身元不明の赤ん坊ばかりでなく、
子育てに悩んだ親たちの最後の手段として
ここに来たとしても追い返されることはなかった。
ただポストの上には『赤ちゃんを見て、もう一度よく考えて』という
太い字の張り紙だけが受け入れを拒絶するかのように貼られていた。
鷹大は千鶴が息を飲んで見守る中、
扉を開けると自動的に飛び出す仕組みのテーブルの上の固定式ゆりかごに
眠っている茜を入れて扉を閉めた。
ポストの横には確認ボタンがついており、鷹大はそれを押した。
赤い点滅がしばらくして緑になって
それが受け入れたことを確認するサインのようだった。
ポストの奥で誰かに泣き上げられた際に目が覚めてしまったのか
茜の泣き声が聞こえた。
鷹大と千鶴はすぐにその場を離れた。
ただ嵩大はとにかく千鶴には多少の罪悪感が残って、
思わず後ろを振り向いた。
しかし誰も追いかけて来る様子はなく、ただ閑散としていた。
「赤ちゃんを捨てるってこんなもんなのね。」
千鶴は独り言のようにつぶやいた。
215
:
<削除しました>
:<削除しました>
<削除しました>
216
:
名無しのメルモ
:2014/11/20(木) 05:31:03
千鶴や鷹大自身の赤ちゃん姿もみてみたいです。
217
:
beebeetomxxx
:2014/11/28(金) 00:40:21
「どうやら時間強盗の被害者に間違いないようですね。」
品川にある養護施設『明日葉』からの通報で駆けつけた諸星刑事は
保護されていた1歳8か月の女の赤ん坊を見て即断した。
毛布以外は丸裸で身元が分かるようなものは何もつけておらず
一般人には普通の赤ん坊にしか見えなかったが
何人もの被害者と対面してきた諸星刑事にとっては
複数の相違点を見つけるのは難しいことではなかった。。
まず目についたのは耳についたピアス痕だった。
赤ん坊がピアスをするなどまず考えられないことであり
しかも穴を開けてからかなり経っている点でも
異常でしかなかった。
また濃い煌びやかな口紅や厚化粧の痕は生々しく
また腕時計の痕やネックレス痕はもちろん
ブラジャーやパンティでできた素肌の境界線など
彼女が数時間前まで大人の装いをしていたことは
紛れもない事実であり、そんなことを赤ん坊にさせる理由はなく
考えられることは一つ、大人だった女が突然赤ん坊に戻って
ここに置き去りにされたということである。
「このケバい化粧や口紅の色合いからして元は40歳前後ってところか。」
諸星刑事は見事、東小路茜の元の年齢まで言い当てた。
「しかし挑発的だった奴の犯行とはどこか違う気がする。
それに子供たちがこの事件にどう関わっているのかも気になるな。」
ポスト後方の防犯カメラがとらえた少年と少女の映像をじっくり見ながら
諸星刑事は頭をかしげ、そしておもむろに立ち上がった。
「とにかくこの子たちの身元を洗い出すのがまず先決だな。」
諸星刑事は施設の係り員に赤ん坊の茜の養護を改めて頼んでから
すぐに『明日葉』を後にした。
218
:
beebeetomxxx
:2014/12/07(日) 03:13:37
「ねえ鷹大、カメラを私に貸してくれる?」
「どうするの?」
「ちょっと子供に戻したい人がいるのよ。」
「誰?戻したい人って?」
「それは秘密よ。」
鷹大はそれ以上の詮索を止めて
とりあえずカメラを千鶴に手渡した。
最近、カメラを見知らぬ人に使うことに批判的だった千鶴が
自らターゲットとなる人物の存在を明かしたことに
鷹大は大いに興味をそそられた。
そしてその人物を実際に子供に戻して連れて来た時、
鷹大は千鶴を自分の母親でありながら、
純情で可愛いなと思った。
小笠原優斗(28)
RRテレビの『朝イチショット』のニュースキャスターである。
近所の広尾グリーンパークでジョギング姿を目撃して以来
千鶴にとって憧れの存在になったらしく、
彼の出演する番組を欠かさず見るようになったくらいの
イケメン有名人である。
「どうせ若返らせるなら、もっと感激する相手を選ぶべきよ。」
千鶴の発言もどうやら彼を思ってのことだったらしい。
鷹大にしても一番興奮したのが実は
憧れの存在だった佐和子先生の若返りだったことを
思い出して納得した。
目の前の小笠原優斗はテレビで見るよりさらにイケメンで
長身長だった。
彼の身長は1m81cmなので千鶴から見ればそれもそのはずだった。
「いつもニュース見ています。記念に写真撮ってもいいですか?」
「うれしいな。君みたいな若い娘に
朝から硬いニュースを見てもらえてたなんて。」
優斗は気軽に被写体になることを了承した。
『28・10』の数字を『3・10』に変更して
千鶴はシャッターを切った。
紺のジョギングウエアはみるみるゆるゆるになり
優斗のがっしりした身体はすぐに幼児体型に変化した。
またオレンジのショートパンツはブリーフごと脱げ落ちたが
すでに紺のウエアが膝元まで隠れしていた。
「あれ?ぼく子供になったった。」
さっきまでのニュースキャスターらしい聞き取り安い低音ボイスは
すっかりトーンの高い舌足らずの幼児声に変わっていた。
「わあ、優斗さんちっちゃい!」
目の前の身長1mにも満たない3歳児を見下ろして、
千鶴は喜びの歓声を上げた。
もちろん彼女はさらに興奮したくて
膝まで隠していた紺のジョギングウエアのまくし上げた。
「わお。」
可愛らしい皮かぶりのおちんちんが顔を出した時
千鶴の興奮は最高潮に達した。
優斗は恥ずかしさのあまり泣き出した。
ついさっきまで大人だったとは思えないあどけない泣き顔だった。
千鶴はあまりの可愛らしさに感動して彼を抱きしめた。
219
:
beebeetomxxx
:2014/12/11(木) 06:41:47
小笠原優斗3歳10か月。いたずら盛り。
目の前に不思議な物があれば、いじってみたくなるのは当然のことである。
しかも彼のお守り役の千鶴がやんちゃな彼の相手をするのに疲れて
ソファアで居眠りを始めてしまっては
新たな遊び道具を求めて、あちこち物色するのは仕方ないことである。
ただ運悪く、まだ鷹大に返していないあのカメラを見つけ出してしまって
いたずら好きの彼にとっては格好のおもちゃとなった。
ただこのカメラ、生命体以外を被写体にしたところでシャッターは切れない。
しかも相手を特定してファインダーに数字が浮かび上がっても
ダイヤルで数字を変えなければ、何の変哲もないカメラでしかないのである。
しかし好奇心旺盛なな優斗のカメラに対する探究心は
寝ている千鶴に向けてシャッターを切った後
ダイヤルで数字を変えてもう一度シャッターを切るという
あり得ない行為をするに至って、とんでもない奇跡を目撃することとなった。
14歳の千鶴はみるみる成長して、26歳の大人の女に成長をとげて
あまりに胸元や腰が膨らんだせいで、窮屈さのあまり目を覚ました。
「痛い・・・。あれ?私どうなってるの?」
少女の衣服にそぐわないグラマーな姿でソファアから起き上がった千鶴を見て
優斗はきゃきゃと喜んだ。
220
:
名無しのメルモ
:2014/12/12(金) 23:41:57
グラマーな大人の美女に成長した千鶴が今度は生まれたての赤ちゃんに逆戻りしておぎゃあおぎゃあ産声をあげてほしいです。
221
:
beebeetomxxx
:2014/12/22(月) 16:59:05
鷹大の1歳の頃の母親の写真がある。
普段から眉間に皺を寄せている35歳の彼女とは明らかに違う
初々しくてどこか頼りない新米ママだった時代の彼女。
それが今、14歳の少女の衣服を慌てて脱ぎ捨て、
幼児の前で全裸を晒している26歳の千鶴であった。
貫録がついてすっかり中年太りのおばさんとも
ついさっきまでの思春期の中学生とも違う
グラマラスでありながら均整のとれたプロポーションは
今の旦那が見たら間違いなく惚れ直すほど素晴らしいものだった。
しかしその様子を見ているのが元はジャーナリストだったとは言え
3歳児だけとは皮肉なものである。
千鶴は箪笥の奥から引っ張り出してきた昔の衣服に着替えて
やっと一段落ついたところで
今だにカメラをいろいろな角度から覗いたり、周りの物に向けて
ファインダーを覗き込んでいる幼児の前にもう一度立った。
「坊や、そのカメラをよこしなさい。」
好奇心に胸躍った14歳の時とは違い、26歳の分別を持った千鶴には
そのカメラの危険性は十分把握できるようになっていて
これから対峙する悪戯好きな鷹大との問題解決はもちろんだが
とにかく3歳児のさらなる悪戯によって状況の悪化を阻止することが
今は重要であると認識していた。
「やだ、これおもしろいんだもん。」
「いいから渡しなさい。」
しかし幼児からカメラを取り上げるところまで詰め寄った時
もっとも恐れていた悪夢がまるで想定通りと言わんばかりに
千鶴に襲いかかった。
「ぱしゃ。」
カメラを優斗から取り上げたところで千鶴は固まった。
レンズは間違いなく千鶴に向けられていた。
しかもシャッターを押す直前、優斗はダイヤルを左に回していた。
「今度は私どうなるの?」
もちろんカメラを裏返してファインダーを覗いたところで
答えは見つからなかった。
しかし不安は残念ながら的中し、グラマラスな肉体は萎んで
昔の衣服でさえぶかぶかになり始め
スカートは抑える暇もなく足元にずり下がり、
今度は14歳をも通り越して身長は急激に縮んでいった。
そしていよいよ見下ろしていた目の前の3歳児の目線に近づいたところで
両手で持っていたカメラの重さのあまり千鶴は尻もちをついた。
「わー、おもいよ。」
落として壊してはいけないという義務感と重さにう耐えきれない恐怖感の板挟みに
千鶴はとうとう泣き出した。
しかし千鶴を助けてくれたのはなんと目の前の優斗だった。
「ぼくが持ってあげる。」
優斗は千鶴が抱えていたカメラを再び取り上げた。
千鶴はホッとしたが、状況が最悪であることに変わりなかった。
「あたち、もちかちて・・・・。」
彼女だったが恐る恐る立ち上がってみたが
予想通り身長は優斗とほとんど変わらなくなっていた。
「やっぱりこどもになったった。」
千鶴もまた3歳前後の幼児に戻っていた。
「わあ、すごーい。おねえたん今度はぼくと同じ子供だ。」
優斗は千鶴を見つめてキラキラと目を輝かせた。
一方、千鶴のせっかく取り戻した大人の記憶はやがて霞んでいった。
222
:
beebeetomxxx
:2014/12/27(土) 04:30:46
学校から帰った鷹大は部屋で泣いている幼児を見て茫然とした。
さすがの鷹大も自分の母親の幼少期の姿を目の当りにしては
平常心ではいられなかった。
なぜ千鶴が3歳児に戻ったのか、原因は分からなかったが
床に落ちている大人用のパンティからは独特の異臭を放っていて
トイレが間に合わなかったことを物語っていた。
「どうしてこんなことになっちゃったの?」
鷹大は泣いている半裸の千鶴に問いかけたが
一向に応える様子もなく、ただ惨めさに泣いているばかりだった。
鷹大はとりあえず台所からウェットティッシュを持ってきて
千鶴の汚れたお尻を拭いてあげた。
赤ん坊になった憧れの先生やデカパイだった女のオムツ替えにも
好奇心いっぱいで取り組んだ鷹大だったが
自分の母親のお尻をきれいに拭き取るという作業は
汚いと感じる以上に複雑な思いに囚われた。
最初にカメラを手にした時、両親そろって赤ちゃんにしたいと
思っていたのが嘘のように
好奇心は現実にぶつかってすっかり萎えいだ。
早く千鶴を元に戻したい。
鷹大は泣いている彼女を見て本気でそう思った。
しかもいっしょにARを楽しんだ14歳ではなく
がみがみ煩かった35歳の大人に戻したいと鷹大は本気で思った。
それほどに柔らかい千鶴のお尻に触れる
感触は気持ち良すぎて逆に後ろめたかった。
「ママ、すぐに元に戻してあげるからもう泣かないで・・・。」
鷹大は初めて大人を幼児に変える罪悪感に心が痛んだ。
すべての人々を元に戻すことをその時決めた。
一方、張本人の小笠原優斗はカメラを持ったまま姿を消していたが
鷹大はまだそれには気づいていなかった。
223
:
beebeetomxxx
:2014/12/28(日) 22:30:10
「坊や、どこから来たの?パパやママは?」
好奇心旺盛な優斗はカメラを持ったまま家の外に飛び出していた。
もちろん3歳の幼児が一人で歩いているのを不審に思わない大人は
いなかった。
母性豊かな女性なら尚更だった。
しかし優斗に声をかけた子連れの主婦、宮里才加(28)が
最初の被害者となった。
優斗は男の赤ん坊を抱いたまま、自分に近づいてきた才加に向けて
シャッターを切った。
瞬く間に優実は若返り、やがて抱き切れなくなって息子をアスファルトの上に降ろした後
脱げ落ちた衣服の上のお尻をついて寝転んだ。
才加は息子の志津馬(2)よりさらに幼い1歳9か月の赤ん坊に戻って
目をぱちくりとさせた。
「ばぶぶ・・・・ぶ?!」
起き上がろうとしたが起き上がれず
驚きを声に出してみたがもうそれは言葉にはならなかった。
しかも彼女の知能はその間もどんどん低下して、すぐに現状の理解も難しくなった。
そして息子の志津馬が目の前の母親の異変に驚いて泣き出すと
それに攣られるように才加も大きな産声を上げた。
「おぎゃー、おぎゃー」
二人はまるで本当の兄妹のように泣き顔も声もそっくりだった。
「やった!ぼくよりちったな赤たんになった。」
優斗は勝ち誇った表情で才加を見下ろして、自分の新に授かった力に興奮した。
224
:
beebeetomxxx
:2014/12/30(火) 11:25:35
広尾の高級住宅街から六本木方面に抜けたところに
夫婦で切り盛りするイタリア風のオープンカフェ『べネッ茶館』がある。
そこのオーナー兼ウェートレスの児島夏妃(32)が
最初に異変に気づいたのは店に隣接するバルコニーのテーブル席に
長く居座っている中年のビジネスマンらしい男性客に
やっとモカ・ブレンドのおかわりの注文を受けて
席に運んでから数分後のことだった。
子供の大きな泣き声がそのバルコニーの方から聞こえてきた。
もしかして下の通りの方からかとも思ったが
声の出どころは間違いなくバルコニーからだった。
ただそこにはさっきの男性客しかおらず、
まして新しい子連れの客が店の中を通らずに席に着くなど
あり得ないことだった。
夏妃は確かめるためにバルコニーに出た。
そしてテーブルを見て茫然とした。
モカ・ブレンドがまだ湯気を立てているテーブルには
さっきの40代後半の薄毛の中年客はおらず、
代わりにぶかぶかの背広に埋もれた
3歳くらいの男の子が椅子に足を浮かせて泣いていた。
床下には脱げ落ちた左右の革靴が転がっていた。
「どういうこと?」
どう見ても、この数分間のうちに奇跡が起きて
一人の45歳過ぎの中年男性が幼児に逆戻りしたとしか思えない状況だった。
しかし立ち尽くしている夏妃がバルコニーのすぐ下の通りで
こちらを見上げて笑っている、もう一人の幼児に気づいた時
別の形で疑問が解かれることとなった。
彼は幼児には不似合いなカメラを手に持っていたが
それを夏妃に向けてファインダーを覗き込んだ。
夏妃は不吉な予感を感じて、とりあえず屋内に入ろうとしたが
微かなシャッター音が後ろから聞こえた。
夏妃は何も起こらないことを祈りながらカウンターに向かって
夫に助けを求めた。
「あなた、大変よ!・・・・・?!」
カウンターの中でガスオーブンのグラタンが焼けるのを待っていた夫の康彦は
事件の報告にやってきた夏妃を見て違和感を感じたが
近づくにしたがって妻の異変が勘違いでないことに気づいて驚いた。
「おまえ!?」
驚いている夫の目の前で夏妃は30代の熟成した女から
20代の目元の小じわもない若々しさを取り戻し、
さらに若返って豊かだったバストもヒップも萎ませ、
お気に入りのエプロンも衣服もぶかぶかの少女になった。
そして学生時代から付き合ってきた康彦も
アルバムの写真でしか見たことにない小学生時代に肉体を遡らせて
ついには5歳くらいの可愛らしい幼稚園児時代の夏妃に戻った。
ただ彼女はまだ自分が子供に戻った実感がまだないようだった。
その証拠に夏妃の夫への報告は手遅れに近いものだった。
「バルコニーのお客さん、子供に戻っちゃった!」
夫を見上げながら甲高い声で叫ぶ幼い彼女に
康彦は何と声をかけていいのか分からなかった。
「・・・・チン」
出来上がりを知らせるオ―ブンレンジのタイマーが間の悪い音を響かせた。
225
:
beebeetomxxx
:2015/01/01(木) 05:08:56
小笠原優斗、3歳10か月。
史上最年少のARマニア。
ジャーナリストとしての探究心と行動力はこんな幼い時代から
生まれ持っていた、まさに天才児。
そう言えば言えなくもないが、
ただ人の年齢の変えるという奇跡の起こし方を
カメラをいじりながら偶然見つけて覚えてしまったというのが
現実である。
『カメラを相手に向ける』
『ファインダーに浮かんだ二けたの数字を
ダイヤルを左に回して一桁のゼロに近い数字にする』
『シャッターを切る』
すると目の前の大人は小さくなってすぐに幼児に戻る。
それは実に単純極まりないワンパターンでしかないのである。
あの連続時間強盗の犯人である青年ように
最初から趣味で選んだ大人たちを子供や赤ん坊に戻したのと違って
優斗はただ一度子供に戻した大人を元に戻したり
普通に子供を大人にする方法を知らないだけなのである。
しかしあの犯人との歴然とした違いは
場所や相手を選ばずに、カメラを目にした相手に向けて
シャッターを切り続けたことである。
通報を受けた諸星刑事が六本木の繁華街に到着した時
被害者は歩行者を含めて40人以上に上っており
あちらこちらでぶかぶかの大人の服に埋もれた
幼児や赤ん坊の泣き声や産声が響いていた。
「これはいったい・・・・・。」
諸星刑事は現場のあまりの惨状を見て茫然と立ち尽くした。
226
:
beebeetomxxx
:2015/01/04(日) 23:57:17
ぶかぶかの大人の衣服に包まった幼児や赤ん坊で
広尾から六本木に通じるメインストリートである
テレビあさひ通りはパニックになっていた。
ただ諸星刑事は六本木署の応援や
被害者たちの保護よりも先に犯人をお追いかけることにした。
明らかに時間強盗のこれまでの手口とは違うが
少なくともこのどこまでも続く犯行現場の途切れた先に
犯人はいるはずだと睨んだ。
そう確信した諸星刑事が通りをまず北東に向かった。
しかし点在する犯行の流れはすぐにその足取りを消した。
「え!?」
10人目の被害者を目視してその横を通り過ぎようとした時
突然、産声をあげていた赤ん坊が成長を始めたのだ。
足を止めた諸星刑事の目の前で
生後8か月くらいだった赤ちゃんはみるみる大きくなって
幼児から少女を経て、瞬く間に30歳くらいの婦人に成長を遂げた。
「私どうしたのかしら・・・?」
少しの間を置いて意識を取り戻した彼女はすぐに衣服の乱れと
乳房が露出しているのに気づいて思わず悲鳴をあげた。
「キャー、見ないで!」
「失礼。」
諸星刑事が慌てて後ろを向くともっと凄い光景が目に飛び込んできた。
さっき路上におしっこをしていた幼児が
しゃがんだまま成長して27歳くらいの妙齢の美女になっていた。
女性の顔はすぐに真っ赤になった。
「あ、これまた失礼。」
諸星は目が合ったしゃがんだ彼女にもただ謝るしかなかった。
またそのすぐ隣でも背広に包まって泣いていたはずの乳児が
40代に恰幅のいい中年の姿に戻って
汚れたパンツを丸出しにして立っていた。
もはやどこにも目のやり場もない状態だった。
そして通りのあちこちで被害者だった幼児や赤ん坊が
次々と急成長して元に戻って今度は大人の悲鳴をあげていた。
これまで被害者が元に戻るケースに遭遇しなかった諸星刑事ではあったが
今回に限っては犯人に繋がる糸を突然切られたことにすぐに悔しさが湧いてきた。
「やり方はまるで違うがこれもやはりあいつの挑発行為に違いない・・・」
時間強盗にまたコケにされたと思って
諸星刑事のプライドは酷く傷つき
悔しさはすぐに怒りへと変わっていった。
227
:
beebeetomxxx
:2015/01/05(月) 17:01:37
「これはぼくのカメラなので返してもらうよ。」
時間強盗の青年はやっと失くした自分のカメラを取り戻して
ホッとため息をついた。
「しかしどういう経緯で坊やの手に渡ったか知らないけど
随分派手にやらかしてくれたね。
このままじゃすぐ諸星刑事のご登場になって
鉢合わせしかねないので、
とりあえずここから離れよう。」
青年はおもちゃを奪われて泣いている小笠原優斗を
まず道路に横づけした車の助手席に乗せて
すぐに出発した。
そして片手でハンドルを握りながら
もう片手でカメラの裏のボタンを操作しようとした。
「86枚目?!ぼくが撮った倍以上も撮ってくれたようだね。」
泣き顔の幼児を横目で見た後、さっそく最新画像から順に
『消去』と『OK』と次ボタンを連打した。
画像が消えると同時にさっきの場所で写真を撮られて幼児たちは
急成長を始めてすぐに元の年齢に戻っていった。
中には青年の好みに合う美貌の女性も含まれていたが
証拠を消すためには画像を消去せざるを得なかった。
ただ43枚目の眠っている女性の画像が室内での撮影だったため
そこでいったん画像の消去を止めることにして
カメラの電源をオフにした。
車はすでに六本木から離れて東京タワーが
まじかに見られる神谷町界隈まで進んでいた。
後ろからつけて来る覆面パトカーも当然いなかった。
「まったくハラハラさせてくれるよ。」
青年は泣き疲れて眠りについた隣の幼児を見てつぶやいた。
228
:
beebeetomxxx
:2015/01/11(日) 05:57:15
『東京時間強盗レポート』は未解決のまま
警察庁の特殊情報課に保管されることとなった。
諸星刑事も連続時間強盗事件の捜査担当から外れ
今は特殊犯罪専門チームの一員として活動している。
六本木の大事件から5年。
その後、新たな被害者の報告もないまま、
事件はついにお蔵入りとなったのである。
諸星刑事は悔しさを滲ませながら
これまで書きためた時間強盗のレポートを提出した。
「人生を狂わされた被害者たちのためにも
ぼくは独自で捜査を続けるつもりです。」
たくさんの手がかりを残しながら、
犯人に結びつく決定打となる証拠のなかったこの事件は
彼の決意とは裏腹についに捜査の対象から外れた。
実行犯の青年が今も東京のどこかで新なターゲットを求めて
さまよい歩いているかもしれないというのに・・・・。
おわり
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板