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障害の多い恋

1名無しなメルモ:2007/06/12(火) 00:14:29
ぼくはやさしく介護してくれる美人な看護士さんに恋をした。
入院したばかりの頃はこんなところすぐに退院したいとばかり
思っていたのに、最近では朝の検温が待ち遠しいくらいだ。
そしてぼくの天使はやってきた。
木元裕実さん(26)だ。
美人で優しくて、おっぱいの大きな、まさにぼくの理想のタイプだ。
「徹くんだめよ。そんなことじゃまだまだ退院できないわ。」
時々叱られることもあったがそれがまたたまらなかった。
「何かあったらおねえさんに言ってね。」
とにかくいつも勇気を与えてくれる女性だった。
ぼくはいつまでもいっしょにいたいと思った。
退院しても家に帰っても、寝る時朝起きる時も
ぼくは彼女と結婚したいと本気で思うようになった。
でもぼくはまだ11歳。
彼女との歳の差は15もある。
普通に考えても無理に決まっていた。
また彼女がぼくが大きくなるまで待ってくれるはずがないのだ。
しかも何と、彼女は新任の内科医の小松先生の恋仲だった。
ぼくは信じていなかったが
中庭の木陰でで二人がキスしているところをぼくは偶然見てしまった。
ショックだった。
でも諦めきれなかった。
どうにかならないか本気で考えた。
今すぐ大人になりたいとぼくは思った。
でも今もしぼくが大人になっても小松先生に勝てる訳がないのだ。
中身が子供のぼくを裕実さんが相手にする訳がないのだ。
ぼくは遅れて生まれてきたことを悔しく思った。
彼女はぼくの気持ちも知らずに、明るい笑顔でぼくに接してきた。
ただそれはぼくにとって、返って辛かった。
「どうしたの元気ないわね?どこか痛むの?」
ぼくの脈を取りながら、彼女はぼくの顔色を心配そうに見つめた。
その何とも愁いを漂わせた瞳を見上げたぼくはさらなる感動を覚えた。
ああ、何て美しいんだろう。
手が届かないことがわかって、さらに欲しいという感情が湧きあがった。
ぼくの心臓は一瞬壊れたかと思うくらい激しく鼓動して、
その血流は怒とうのごとく血管を下り
ぼくの腕を掴んでいる裕実さんの手を通して
彼女の中に若い血液が流れていくような錯覚を覚えた。
錯覚はさらに幻想まで引き起こした。
裕実さんの白衣からはみ出した大きな胸が萎んでいくように見えた。
握っている手も少し細くなっているような感じがした。
こころなしか背も縮んでいる気がしたが彼女は平然と脈を取り続けた。
しかしやがて、それは幻想でないことがわかった。
裕実さんの26歳の美貌は明らかにあどけない表情に変っていた。
とても20代とは思えない可愛らしい顔だった。
裕実さんは若返っていた。
白衣はやがてぶかぶかになり、スカートがずり下がり
ナースキャップが床に落ちた。
「やだ。どうなってるの?」
裕実さんはようやく自分の異変に気づいて
ずり落ちそうなスカートを押さえながら叫んだ。
「私、子供になっちゃった。」
それはもう少女の声だった。
裕実さんはやがて6歳くらいの少女に戻った。
ぼくはすっかり幼くなった裕実さんを見て感動を覚えた。
「わあ、可愛い!!」
ぼくは思わずそれまでぼくの手を掴んでいた裕実さんの腕を逆に引っ張った。
「徹くん何するの?」
押さえていたスカートが床に落ちて、パンティが白衣の合間から見えた。
彼女は真っ赤になって拒もうとしたが
ぼくはそんなことはお構いなしに彼女を抱きしめた。
すっかり子供に戻った彼女にはすでに抵抗する力はなかった。
「徹くんやめなさい。おねえさん怒るわよ。」
子供の怒った声には何の迫力もなかった。
それよりも一時でも彼女との年齢の垣根がなくなったことが嬉しかった。
すぐに元に戻ったとしてもこの体験は一生忘れられないと思った。
しかし想像を越えた事態はそれからたった数分後にやってきた。
「徹おにいちゃんもう離してよ。」
ぼくはその発言に驚いて裕実さんを身体から離した。
そこには屈託のない少女の顔があった。
「おにいちゃんって?ぼくが?」
彼女はコクンと頷いた。
そして次の発言を訊いて、ぼくは新たな現実を突きつけられた。
「そんなことよりも徹おにいちゃん。裕実、おしっこしたくなっちゃった。」
「ええ!?」
「早くしないと漏れちゃうよ。」
彼女はもう大人の記憶や知性が薄れて、ほんとの子供に戻ったようだった。

2名無しなメルモ:2007/06/12(火) 16:29:57
おもしろいです。
ただ、1つのレスに書くには長いので
途中で空白の改行を入れればもっと読みやすくなると思います。
続き期待してます。

3どんさん:2007/06/12(火) 18:39:32
本当に面白かったです。
なんとなく、リバースワールドのbeebeetomさんの作品を思い出される語り口ですね…って、もしかして、ご本人でしょうか?

4ぷりま:2007/06/13(水) 07:43:01
幼くなっても大人の振る舞いをしようとしているところとか、
最後に完全に子供に戻っちゃうなど、
おもしろかったです。

5名無しなメルモ:2007/06/13(水) 23:45:42
「徹おにいちゃんの意地悪!」
裕実さんはぼくの腰にしがみついていつまでも泣いていた。
床にできた水溜りやぐっしょりと濡れたパンティが悪夢を物語っていた。
トイレに連れて行く前にぶかぶかの白衣は脱がせるべきだったとぼくは後悔した。
6歳の女の子が下着姿で歩いていても誰も変には思わないことはわかっていた。
ただそれができなかったのは、万一すぐに元に戻った時
大人の裸を他人に曝してパニックになることだけは避けたかったからだ。
26歳の美女が突然6歳の幼女に若返った。
なぜそうなったのか理解できないのに、すぐに元に戻らないという保証が
ないのも事実。
しかも6歳といえば、おもらしする可能性はそれほど高くない。
子供に戻ったとはいえ我慢できる年齢だと思ったのだ。
まさかトイレの手前で白衣のスカートの裾を踏みつけて
転ぶことなど予想していなかったのだ。
「あ!」
ぼくが慌てて裕実さんを抱き起こした時、すべては終わっていた。
裕実さんの瞳にはやがて悔し涙が溢れてきた。
「徹おにいちゃんの意地悪!」
それはたぶん恋人の小松先生にすら見せたことのない恥ずかしい姿を
ぼくが見てしまったために、自然に口から出た無意識の本音に違いない。
ああ、しかしなんて可愛いんだろう。
ぼくは思わずもう一度彼女を抱きしめた。

ぼくは彼女にぼくの着替え用の下着を着させることにした。
男ものでちょっと変ではあるが、とりあえず濡れたパンツのままでは可哀想だと
思ったからだ。
彼女はぼくを男として意識することなく、裸にされても大人しくしていた。
反対にぼくは幼児体型とはいえ、憧れの女性の裸体を拝めるとは
思わなかったので手がぶるぶると震えた。
だからパンツを引き上げる時に手が滑って彼女の臀部に触れたのも
わざとではなかった。
「あ、ごめん。そんなつもりじゃ・・・?!」
ぼくは罪の意識を感じ、心臓が破裂するほどの鼓動を鳴らした時、
再び奇跡は起こった。
ぼくが手を引っ込める間もなく裕実さんは大きくなり始めたのだ。
身長がぐんぐんと伸びて
思わず立ち上がったぼくの身長に追いついたあたりから
平らだった胸板に膨らみが現われ、
お尻も丸みを帯びて、腰のラインもくびれて、
あどけなかった顔立ちは少女からティーンエイジを通り越して
みるみる元の美貌を取り戻していった。
ぼくは何が起こったのか、理解できないまま彼女の成長を見守った。
裕実さんはやがてキツキツのぼくのパンツだけを身につけた
グラマラスな26歳の大人の女性に戻った。
ぼくは彼女のおおきなオッパイを目の前にして少しの間呆然としていたが、
彼女が正気を取り戻して悲鳴をあげる前に
なんとか自分のベットの上の毛布を彼女にかけることができた
のが唯一の救いだった。
しかしその後はどうなるのか、ぼくにはまったく想像できなかった。

6beebeetom:2007/06/15(金) 05:41:54
どんさん、お久しぶりです。
やはりワンパターンな作風なのでバレてしまいましたね。

7どんさん:2007/06/15(金) 21:09:06
ご無沙汰しています。
お元気でしたか?
語り口がすごく特徴があったから、なんとなく、そうかな?と思ったんです。
リバースワールドの物書きさんがどんどん戻ってきて、この掲示板の物書きさんといろんな作品で競い合って行ければいいですね。
どんさんも早く何か書きたいと思います。
アイデアはあるのですが、なかなか、言葉としてまとまらないんです…がんばらないとね!

8名無しなメルモ:2007/06/25(月) 00:24:35
裕実さんは大人の意識を取り戻したらしく顔を真っ赤にして
毛布を羽織ったまま病室を出て行った。
ぼくは後ろめたい気持ちいっぱいで彼女を見送ることもなく顔を枕に埋めた。
好きな女性のプライドを傷つけて、もう合わせる顔がないと思った。
だから午後の回診の時も主治医の先生といっしょに現われた彼女と
意識的に目を合わせないようにした。
彼女も戸惑いを感じたのか何も話かけることもなく、先生を後を追って
すぐに隣りの病室へ去っていった。
ぼくの恋は奇跡を持ってしても敵わないのだと自覚した。
しかしそうではなかった。
消灯の時間を過ぎて病棟が静まり返った頃、
ぼくの傍らに誰かが立っているのに気づいた。
ぼくは電気スタンドの小さいスイッチを入れた。
そこに立っていたのはなんと裕実さんだった。
彼女は持っていった毛布をぼくの足元にかけながら話かけてきた。
「徹くん、夜遅くごめんね。」
ぼくは首を振った。
彼女はぼくの枕元にそっと顔を近づけて囁いた。
「ねえ教えて。朝あったことって現実よね。」
ぼくは戸惑いながらゆっくりと頷いた。
そこでぼくと彼女の目と目がようやく合った。
なぜなら僅か15cmほどのところに彼女の顔があった。
その潤んだ瞳は相変わらずとても綺麗だった。
「じゃあ、徹くんに恥ずかしいところ見られちゃったの本当なのね。」
ぼくは申し訳ない気持ちでぼそぼそと応えた。
「ごめんなさい。」
しかしそれに対する彼女の反応は意外だった。
「謝らないで。そしたら頼みにくいじゃない。」
ぼくは彼女の言っている意味がよく理解できなかった。
そしてぼくは彼女の次の一言を聞いて思わずベットから起き上がった。
「徹くん、私をもう一度子供に戻して!」
ぼくは開けた口を塞ぐことができなかった。

9名無しなメルモ:2007/06/25(月) 09:47:28
お、なんだか良い展開に…!

10名無しなメルモ:2007/06/26(火) 04:25:03
憧れの年上の女性に子供に戻りたいと告白されてぼくはドキドキした。
理由を訊ねたら身も心も軽くなれて嬉しかったからだと言う。
確かに看護士のお仕事は大変そうだし、大人は何かと不自由だ。
また見るからに大きなオッパイや突き出たお尻は重そうだし
おもらしのような恥ずかしい出来事だって大人なら一大事だが
子供なら許されるというのも妙に頷けた。
できることなら彼女の願いを叶えてあげたいと思った。
それにそうすればぼくは裕実さんを独占できる。
ぼくと彼女の絆をさらに強固なものにできるし
誰にも邪魔されずに済むのだ。
でもぼくには方法がわからなかった。
裕実さんは今朝と同様にぼくの手を握って
再現を待ったが何も起こらなかった。
「ぼくの心臓はあの時すごく大きく波打ったんだ。そしたら・・・」
ぼくが事情を説明している最中に
裕実さんは握っていたぼくの手を離して
今度はぼくのパジャマのズボンに手を入れてきた。
「え!?」
ぼくは生まれて初めて他人におちんちんを握られた。
ぼくは訳がわからず興奮した。
そしてぼくの心臓は再び激しい動悸に見舞われた。
あの時以上の熱い血流がぼくのおちんちんを握っている裕実さんに
流れた感じがした。
裕実さんは再び若返り始めた。
彼女はうれしそうに縮んでいく自分の身体を見て微笑んだ。
大きなオッパイはみるみる萎み、白衣もすぐにぶかぶかになった。
裕実さんは自分の身体をぼくに預けてきた。
最初は重かったがやがてやすやすと抱く事ができるようになった。
裕実さんはぼくの腕の中で今朝よりも幼い4歳くらいの幼児まで戻った。
彼女はうれしさのあまり、ぼくのほっぺたにキスをしてきた。
「徹おにいちゃん、裕実をもっと強く抱きしめて。」
ぼくには彼女が大人の意識のまま言ったのか、子供の意識で言ったのか
判断できないまま、とにかくさらに強く抱きしめた。
ただ間違いなくぼくはとても幸せだった。

11名無しなメルモ:2007/06/27(水) 23:18:33
「裕実、大きくなったら徹おにいちゃんのお嫁さんになってあげる。」
彼女はまたいつの間にか大人だったことを忘れていた。
大人の意識はおよそ5分から10分ほどで消えてしまうらしい。
もう彼女は26歳の大人の裕実さんではなくなっていた。
だぶだぶの白衣を着ている理由も
もう彼女にはまるで解らなくなっていた。
肉体年齢、精神年齢とも4歳。それが今の彼女なのだ。
だからどんな言動も大人に戻るとともに意味を持たなくなるのだ。
それでもこんな大胆な発言を訊かされると本気だと思いたくなった。
「ほんとに!?」
「うん。」
訊ねてみたところで何にもならないことは
ぼくに向けるこのあどけない笑顔を見れば
納得せざるを得なかった。
でもぼくは諦めない。
せっかく神様がくれたこういう時間を大切にして
大人になった裕実さんが本気でぼくを愛してくれるまで
辛抱強く関わっていくつもりだ。
ぼくたちは夜の小児病棟を抜け出して
防音設備の整った無人の面会ルームに入りこんだ。


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