レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ここだけ魔術のある世界堕天録
-
>>594
レーナを抱いて上階のベッドルームまで運ぶ。
多少なりとも時間を稼ぐつもりのようだ。
「ゲームセットってか?まだ手はあるはずだ…」
鎮痛剤のおかげで穏やかな寝息を立てているレーナの手を握る。
(本当だったら飛んで逃げるつもりだったんだがな…いや、あともう少し…)
思案にふけり始めた時に、すべての音が唐突に消えて月が大きく見えた。
いわゆる台風の目というやつだ。
「ザー…とうしろ、応答しろ。アモルフ…」
「こちらアモルフ!待ちかねたぞ!ユーリー!」
「この天気の中ハインド飛ばすとか正気を疑ったぞ!よく、台風の目の到達時間がわかったな?」
「ここは魔法の国だ、方法はいくらでもある。水門にロケット弾を撃ち込んでくれ。水責めにされている!」
「後でおごれよ?」
月を背景にスズメバチのようなヘリコプターが旋回して迫る。
水門の位置を確認すると、両翼のロケットを発射する。
「bravo!命中だ!」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板