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【試験】ここだけ魔術のある世界 置きレス進行スレ【運用】
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非リアルタイムの絡み・イベント用スレです。
長期間の間がある置きレス(レスの書き置き)で進行してゆくスレです。
参加者同士で時間の都合が合わない場合や、イベントの長期化が予想される場合などに活用しましょう。
スレ立ては
>>900
>>950
>>980
>>1000
その他注意事項などは通常の本スレ参照。
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>>162-163
地面に着地したネクロ、そして動けなくなった魔機人たち
その面々を守るように上空からジンたちに矢の嵐が吹き荒んだ。
両者を分断するように飛来した矢、そしてゆっくりと上空からその矢を放った人物が舞い降りた。
「私の弟妹たちに…手を出さないでもらいたい」
覇道家の現メイドであり、ネクロから託された甲冑を身に纏った女が援護に駆けつけた。
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>>164
ジン「次から次に…こいつもハズレかぁ!?」
ローブの女はうなずく
エイプ「あ、姉御〜、タイミングかっこよすぎだぜ〜」
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>>132
ジェフ「う、ぐあぁぁぁぁぁ!
(なんつー力だよ! こんだけ喰らってなんともねーってのもキツイな、おい……)」
蹴りを受けたにも関わらず、傷のひとつはおろか、鼻血さえ流れない顔が苦痛に歪む。
リッキー「……ぼくにはこれ以上治せません。予想はしていたけど……。
でも、傷はもう大丈夫です」
ライタのおぼろげな視界は、黒い闇が覆っていた。
聞こえた声には大分前に聞いたことがあるような気が……。
リッキーとジェフ、二人の持つブレスレットが小さな点滅を始めた。
―ジェフが実体でいられる期限が迫っていると告げる点滅。
リッキーが、ライタの身体をそっと後方へ押しやった。
と、同時に闇が溶けて二人の姿が光を浴びる。
リッキー「……お待たせしました!」
ジェフが不審者を蹴り飛ばそうと両足を伸ばした。
受け止められるのは覚悟の上―いや、受け止められようとも問題はない。
ジェフ「おせーぞリッキー!」
リッキー「行きますよ、ジェフリーさん!!!」
その声に導かれるように輝く、二人の絆―デュアライザー。
―Dual Mode ... Ready
ジェフリーの姿が消えた。その瞬間、不審者の足は路面に落ち、締め上げていた両腕は虚しく空を切る。
リチャードの姿に金と銀で描かれたエンブレムが重なり、輝きを放つ。
そして―
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>>163>>164
「チッ…そこまで魔機人に精通してるってことは、そこのデカブツと合わせても間違いねぇな!!」
野菊の登場を確認すると、ジン達を指差す
「テメェ等ログスター一味の生き残りか何かだな!今さら出てきて何企んでやがる?!」
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>>165、>>167
「気を付けて…魔機人について詳しい」
甲冑姿から通常のメイド服に戻る。
「防御力の高い私が盾になる…攻撃の起点はあなた」
ネクロをちらっと見て、すぐに視線を正面に戻した。
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>>167>>168
???「ログスター…ドクターはなかなか面白かったですよ、お陰で私の復讐はまた一歩進みましたよ……」
ジン「こいつはこいつの目的がある……俺はこんな腐った世界で俺は暇を潰す…そうだな…世界を争いの炎で包んでみるかぁ!!楽しいぞぉ!!!あっははははははは!!!」
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>>168
「確かに堅く造ったけど、あんま過信してくれるなよ?あてにさせてもらうけどな
…無理するなって事だぜ、さて…」
>>169
「あんな奴のろくでもないやり口すら利用してたってわけか?確かクィーンとか言ったか?ぜんっぜん覚えてないけどな」
そしてジンに視線を向ける
「腐ってるのはテメェの頭の中だろうが?火種のつもりでどこぞの東方の悪党気どりか」
忌むべき者を見る眼で強くジンを睨むネクロ。
そんな炎は力ない人々の涙を生むだけ、ネクロにとってそんな理不尽は最も排除すべき害悪なのである。
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>>169-170
「甲冑もそうだけど、私自身も…人より頑丈。
問題ない」
ログスターの名前を聞いて目を細める。
「暇つぶしで、世界を争いで包める程…世界は簡単なものではない」
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>>170>>171
ジン「吠えるなよ、何も出来ねえお前らが口にするな」
ダルそうにしながらネクロ達を見るジン、ケタケタと笑いながら喋る
ジン「なんなら今お前らが俺を止めてみるかあ?」
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>>171-172
「何もできねぇだと?」
ギリッと奥歯を噛み締める。ネクロはもうジン達を「敵」としか見ていない。
こうなったら最後だ。ネクロは大甘な男ではあるが敵には一切の容赦はないのだ。
バルザイの偃月刀を構えるとヴーアの印を結び、術式を構築していく
足を止めての術式構成だが、野菊の援護があれば術は問題なく行使されるだろう。
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>>172-173
「見え透いた挑発…冷静に」
常にこのテンションの野菊がネクロへと注意を促す。
そして術式を構成し始めたネクロの前に立ち、箒を構えた。
「目標確認…これより迎撃に入ります」
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>>174
ジン「おお、来い来い!遊んでやるぞ奇術師!!俺はまだまだ本気すら出てはねえからよ、本気出せるよう気張れ!!」
何も持たないジン
完全に舐めている
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>>174
ネクロはチラっと野菊を見て軽く頷いた。
(分かってるさ、あんな奴相手にイラつくくらいならムニョスの阿呆相手に怒鳴る方がマシだ)
>>175
バルザイの偃月刀が再び数を増やし、ジンらを囲んでいく
「光満ちる世界に、汝ら邪悪蔓延る余地無し」
口上のような詠唱を紡ぎ、ネクロは眼の前の偃月刀を手に取る。
その次の瞬間だ、まず一斉にいくつものバルザイの偃月刀が弧を描き、回転鋸の如く円となってジンへと殺到した。
動かなければ当然身体は刻まれ、動いたとしてもその油断した行動で避けきれるとは思えない。
あらゆる角度、方向からの無慈悲とも言える同時斬撃はバルザイの偃月刀の切れ味と相まって驚異的な威力を発揮するだろう。
だがそれだけではない。
まだ宙空に浮くバルザイの偃月刀の切っ先がジンに向いていた
もしもジンが今の斬撃の嵐を受け切るか、あるいは耐えていたとしても
≪剣牢≫と化したバルザイの偃月刀の結界にその身を絡め取られて満足に動けないだろう。
「吼えず猛らず、塵となれ―――!!」
先ほどは回避されたエセリアル・バーストが、今度はほぼ確実な状態で放たれる
「これが魔刃結界二式、エセリアル・フル・ウェポンだ!!」
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>>175-176
「攻撃角度は完璧…回避の術はない」
ネクロの展開した術を見ての感想だ。
それ以外の結果が見えない。
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>>176
斬り刻まれ、焼き付くされるジン
腕の肉は薄皮一枚で繋がり最早動かすこともままならない
身体中には穴が出来て、立つ事すら危ういだろう
「……なあ、今…『見た』だろ?」
「見るっても目でじゃねえ……魂がだ……全ての力の根源は魂にある……魔力って奴も気力って奴も……無論俺達の様な魂を武器にする奴も全ては魂から力を得ている……この世で最も強いのは己が魂の揺らがない奴だ……」
「だからお前らは勝てんのだ」
ネクロの肩をポンと叩いたのは数分前のまんまのジンだ
ネクロも、野菊も、周りの者全てが彼の存在に気付かなかった
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>>115>>116
「だいじょーぶ、だいじょーぶ!」
やっぱり何も考えていないような顔だ
ゼリオスの言うとおり、保護者を呼んで保護してもらったほうが賢明かもしれない
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>>177-178
「……!」
眼を見開き心底から驚いた表情を浮かべている事だろう。
苛立ちに多少心が突き動かされたとは言え、ほぼ回避不可な間合いでの全方位攻撃だった。
いかなるからくりでこれを防いだのか、ジンの口から放たれる言葉同様に全て不可解だった。
「魂だぁ?何をわけのわからねぇ事を!!」
肩に置かれた手を鬱陶しげに払いのけると地面に突き刺さり残っていたバルザイの偃月刀の一本を呼び寄せて握り、野菊と合流するように後退した。
「野菊…見えたか、奴の動き」
そして野菊にそう問いをした。自分にはジンの動きが見えなかった。
魔術や幻術とは無縁そうな戦士系に見えたが、まさか何か術式を操れるのだろうか?
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>>180
「いえ、見えませんでした。私の予測では回避は不可能だったはず。
恐らく幻術の類ではないかと思われます。どの段階で術を発動されたのかは分かりませんが」
野菊は動きは見えなかったようだ。
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>>180>>181
「俺は言ったはずだぜぇ?お前の魂が俺を見ていた…が、お前が見ていたのは幻術の俺…いや、正しくは魂の炎で作られたもうひとりの俺だな……お前らは魂の炎が小さくなった俺を感知出来ずに逆に魂の炎がさっきと同じままの幻影に気を取られていたのさ、例えるなら虎と蟻だな…虎が目の前にいて蟻なんか気付かないみたいなだ」
へらへらとくっちゃっべる
依然として余裕な態度を取るジン
だが無闇に攻める事も出来ない事がさっきのではっきりしただろう
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>>181
「幻術か…確かに発動する素振りは見えなかった」
構える事も前準備もなく発動出来るタイプのものなのだろうか?だとしたら厄介過ぎる。
やみくもに攻撃してもこちらが消費するだけと言う事になってしまう。
>>182
「わけのわからねぇ事をペラペラと、電波かテメェは!!」
「これで俺の攻撃の手を封じたと思ったら大間違いだぜっ!」
喰らえ、とネクロは手をかざして白光する魔弾を一発ジンに向かってお見舞いした。ジンに向かって一直線に向かっていく。
魔弾の大きさ、速度から防ぐことも回避する事も難しくはなさそうだ。
魔弾をブラフに手にしたバルザイの偃月刀で斬りかかろうと言うのだろうか?
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>>183
「吠えるだけなら誰でも出来るし、無闇に撃つのは馬鹿か雑魚のする事だ、てめえはどこかのチンピラを相手していると思ってるみてえだがその考えは捨てちまえ!」
魔弾はジンの目の前で左右に別れていく
右手に持つのは炎刀
禍々しい青い炎が刃を纏う
「せっかく抜いたんだ、死ぬなよ奇術師……」
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>>182-183
「確かに彼の言っていることは意味が不明です。
重要なのは魂ということなのでしょうけど、いまいち言っていることが理解できません」
「そもそも魂で見るとはなんなのでしょう。私には理解の出来ないことですね」
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>>185
「奇術に頼り、己の力の本質を忘れたお前には無縁な話だなぁ……」
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>>184-186
魔弾は左右に分かれた瞬間、硝子が割れるような音と共に砕け散った。ネクロは焦る素振りも見せない。
「テメェでしか分からない言葉使って優越感に浸ってんじゃねぇよ、イカレ野郎」
「あと何度も言わせんな、俺は奇術師じゃねぇ!マギウス(魔術師)だ!!力の本質なんて難しい言葉、良く知ってるじゃねぇか?だけど自分の尺で一方的に語るお前じゃ重みが全くないね!!」
そう言うとネクロは再び身構えた。
(炎刀…もう使い手は殆どいなくなったって聞いたけど、まだいやがったのか…)
ネクロは野菊に視線を向けると彼女にだけ聞こえるように小さく語りかけた
「野菊、奴が幻術を使う瞬間が必ずあるはずだ…俺がまた仕掛けるからなんとか使う瞬間を見極めてほしい…出来るか?」
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>>186
「奇術…とは、私の存在の事でしょうか?確かに奇術と言えるでしょうね。
ただ、己の力の本質とは…どういうことでしょうか?忘れるも何も、心当たりがないのですが」
>>187
「あなたがそう言うのなら…見極めてみましょう」
ネクロへとそう返すと、その瞬間を見逃さない為に
ただ一点、あいてを見つめた。
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>>187>>188
「もうお前らに使う気はねえよ、第一俺は幻術には長けてねえんでな」
片手に炎刀を持ち構えを取る
「まずは小さいの、てめえ邪魔だなぁ……」
野菊に刃を向け狙いをつける
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>>189
「ならば……お相手しましょう」
箒を縦に構え、静かに呟いた
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>>189-190
「決闘してるわけじゃねぇんだ、「まずは」なんて言っても俺は黙ってないぜ」
野菊の前に立ったネクロは両手に重々しい銃を握り、その銃口をジンへと向けた。
これによりジンは野菊よりも先にネクロを相手にしなくてはならない。
もしもなんらかの手段でネクロを抜き去っても、ネクロの後ろにいる野菊はジンから死角になっているので奇襲をかける事も出来るはずだ。
ネクロの両手の銃はそれぞれが紅と青の輝きを放っている。後は引き金を弾くだけだ。
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>>190>>191
「姫を守る騎士様気取りかぁおいぃ!!別にまとめても全然かまわんぜぇぇええええ!!!!」
炎刀を引きずりながら走ってネクロ達に向かう
引きずられた炎刀で地面から火花が散る
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>>191-192
(…私が盾になると言ったこと、すっかり忘れているようですね。
私が戦っている隙に攻撃をすれば効率的なのですが)
「仕方ありません」
ネクロの後ろで待機した
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>>192-193
「姫ぇ?野菊はそんなかよわいタマじゃないぜ!!吼えろクトゥグアッ!!叫べ、イタクァッ!!」
五つに分裂した氷の魔弾がジンの両手両足頭部を、そして例えるならバスケッドボール程の大玉の灼熱魔弾がジンへと迫った。
引き金を引いた瞬間、ネクロは右横に地を蹴り移動する
ジンは魔弾への対処で足を止めるか、飛びのくか、それとも全て手にした炎刀で弾くか…どちらにせよすぐに野菊やネクロに攻撃に移れるとは思えない
「野菊!!思い切り矢を引け!フルパワーの魔矢は俺の魔弾なんか眼じゃねぇぜ!(自分で言ってて悲しいぜ畜生!)」
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>>193>>194
地面を引きずっていた炎刀を勢い良く振り上げる
それにより炎と同時に衝撃波が放たれる
炎はイタクァの弾丸を反らし、衝撃波は火の玉にぶつかり爆発を起こす
さらにそのせいでネクロ達の視界は土煙で遮られてしまう
最悪な状態をネクロは作り上げてしまったのだ
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>>194-195
「了解、出力最大…」
発射する寸前、視界が土煙で覆われる。
ジンを見失ってしまうが、先程確認された場所に狙いをすまし
「貫け…!!」
射撃した。恐らくその場にいる程ジンもマヌケではないだろう。
攻撃は外れるはずだ。ならば次に出る行動はこの視界の中、死角からの攻撃
幸い今の武装なら空を飛べる。
少しのラグの後、ネクロを担いで空へと昇った。
「ここからなら、良く見える…どこにいるかも時期分かるでしょう」
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>>121
驚愕に顔を歪める間も無く、風に身を裂かれる。
攻撃に備えてはいたが最低限でしかなく、先に負傷していた大百足に近い損傷を負う事となった。
バランスを崩しそうになるが、慌ててその場に踏み止まる。
(何やってんだ、俺は)
自身の、呆れ返る程の馬鹿さ加減に思わず笑いそうになる。
しかしそれも痛みに阻まれて、愉快さと不快さとが混じり合って、不思議と冷静になる事が出来た。
――損傷は激しいが、放っておけば良い。気にしても気にしなくとも嫌でも勝手に塞がる。
――蠢く穴から噴射された液体の性質、確信は出来ないが予想は出来る。触れてはいけない。
『穴』が蠢くと同時に、無意識に身体は回避に移っていた。
『肉塊』から見て左方向へと駆け出す事で、結果的に液体……『消化液』の範囲からは外れるだろう。
もちろん、噴出量があまりに多ければ回避の保証は無い。
「投影、開始」
『肉塊』の動向から目を逸らさず呪文を口にする。
言葉が紡がれると同時に、エミヤの手中には一対の双剣『干将・莫耶』が収まっていた。
ナイフを用いず敢えて新たに投影を行ったのには理由がある。
一つは、戦力の補強。もう一つは、強力な武装を投影する事による“影響”の確認である。
干将・莫耶は通常の武装を遥かに上回る名剣だ。
しかしエミヤにとっては非常に慣れ親しんだ剣でもあり、投影の際に消費する魔力は通常より僅かに増すだけで、負担も同様であった。
『少女』の魔術(超能力?)の影響下での投影は、如何な事になるのか……
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>>196
「……我流……乱れ花吹雪!!!」
煙の中から無数の炎の刃が数発、いや数十発放たれる
野菊のみなら見てからでも回避は出来るだろう
しかし、野菊は今ネクロを担いで飛んでいる
そうするといくら機動力のある野菊とはいえ回避は難しいだろうし回避を行えば少なからずネクロにもダメージを受けかねない
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>>196>>198
「チッ!!」
まさか自分を野菊が担いでくるとは思わなかった
野菊の放った攻撃は最大出力で放たれたチャウグナル・ファングの模倣品。
威力は広範囲(少なくとも着弾点から半径3m)に及んでいるがジンは範囲外だろうか?
だとしたら眼隠しの煙から飛び出しているはずなので姿は見えているはずだ。
ネクロの左手首の術衣が解けて記述が露になる。
「ニトクリスの鏡!!」
術者の声に応じるように6枚の鏡が出現し、サイコロのように野菊とネクロを包み込んだ
放たれた数十発に及ぶジンの攻撃に鏡では盾になりきらないはずだが
ジンの後ろで硝子の破片のようなものが煌めきを放ったが気付けるだろうか?
気付けなくともジンの同行者は気付くか?
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>>198-199
「こちらからは向こうが見えないのに、なぜあちらからはこちらが分かるのでしょうか?」
空を飛びながら疑問が生まれる。
「当てずっぽうで攻撃するならそのまま先程いた私たちの場所を狙うはず。
どちらにせよ…あの数の攻撃を避けるのは不可能と判断します」
ネクロを庇うように体を丸め背中を向けた、ところで鏡に包まれる
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>>199>>200
炎の斬撃破は鏡を砕き、野菊の放った矢は煙の中で爆発する
その衝撃で視界は晴れる
「ちぃ……一張羅が台無しじゃねえか!!!」
上半身が露出し所々出血したジンが現れる
ジンの回りには炎が出ており予測するとこの炎で爆発のダメージは防げたのだろう
ただし貫通したであろう左の掌は穴が空いている
クイーン「後ろです!!!」
ジン「ああん?」
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>>114-116 >>118 >>120
「俺もゼリオスの意見に賛成だ。
ただ、まだ保護者の元へ帰すべきじゃないと思う。巻き込んでしまう可能性が高いからな」
アイクの考えはゼリオスと殆ど一致している。
事情を把握してもらった上で、ライナスにはアラゲイジア国の保護下に居てもらうべきだろう、と。
「――で、これからどう動くにせよ情報が必要だな。
どのような人物が襲撃または接触してきたのか。敵の戦力、特徴はどのような物なのか。
各自が知り得る限りの情報を、改めて纏めてみないか?」
(一応)これからの目的が定まった所で、一同に提案を持ち掛けた。
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>>116,118,120,179,202
「……分かりました。ライナス選手の処遇に関しては、改めて検討したいと思います。
また後でお話ししましょう。」
申し訳なさそうにライナスに微笑む。
「ご決断ありがとうございます、レノ選手。
ジュード選手も、無理のない答えをお待ちしていますね」
「……そうですね。
アイク選手の言うとおり、どう動くにせよ、まずは情報の統合が必要ですね。
我々の方で入手した情報もありあすので、それと併せて――」
ようやく話が纏まるかに思えたその時、室内に警笛のような音と、女性の声が響き渡った。
『――警告、建物周囲に結界の展開を確認。外界と隔絶されました。敵襲に備えてください』
それらは部屋の隅に置かれた水晶から発せられたようだ。
今までオブジェ然としていたものが、真っ赤に輝き警告を促している。
声が途絶え、アセリアが言葉を発そう口を開いた瞬間、今度は轟音と石片が全員を襲う。
外に面した壁の一部が吹き飛ばされたのだ。
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>>203
「できるだけ早くお返事させていただきます。
ご用件は以上で―」
退室の可否を問おうとしたその時、警報が響き渡った。
《結界じゃと? ……ふうむ、事態は選択の余地をわしらに与える気はないようじゃな》
さらに押し寄せる轟音。
そして石片。
光景の始まりの一瞬を視界に捉えた瞬間、ジュードは動いていた。
最も幼いであろうライナスを庇うよう一歩を踏み出し、
「ハァァァ……ハァッ!」
気合一声、掌打、肘打、蹴りを連続させた動きで自身とライナスに向かう破片を叩き落した。
十分な内力―ある大陸では剄と呼ばれる―を込めた一連の動きは舞うが如く。
「どうやら私たちに選択権はないようですね」
構えを取り、吹き飛ばされた壁の先を見据える。
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>>203
「何だっ!?」
破片を正面から身体で受け止めて周囲にいる者の盾となるゼリオス。
眼など脆い部分を庇っている
(早速奴らから押し寄せてきたのか?都合の良い話だぜ!!)
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>>203
難しい話なのか、頭に?マークが乗っている
「えーっと、えーっと…」
何か話そうとしていたその時、警報が鳴り響く
「きゃ!なに?なんなの!?」
困惑している間にガレキが迫るが、何とかジュードの手により無事に済みそうだ
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>>203
「改めて話し合ってる暇なんかなさそうだな!」
向かってくる数々の破片に両手を合わせると、柔らかいエネルギーの波紋が空中で破片の威力を中和し、それらを地面に落とした。
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>>203
水晶からの警告を聞くと直ぐに、背負っていた剣を引き抜き構える。
そして、自身へ襲い掛かってきた石片を一刀の元に纏めて両断し、叩き落とした。
「さっそく向こうから出向いて来てくれたか。有り難い話だ」
咄嗟の事で他者を庇う余裕はなかったが、場に居る者達に怪我は無いようだ。
それを確認した上で、吹き飛ばされた壁の向こう側へと視線を向ける。
「アセリア、あんたは戦えるのか?」
今までにそれらしい話を聞いた覚えは無い(筈)。
まだ余裕がある内に、彼女の戦闘技術の有無について聞いておく事にした。
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>>204-208
ジュードの内力を込めた打撃、ゼリオスの鋼の肉体により、
ライナスに向かった石片は全て弾き落とされた。
レノとアイクも、常人離れした反応により無傷で済んだ。
「よーお、コソコソと話し合いか?気に食わんな、そういう姑息なのはよ」
崩れた壁から侵入してくる、筋骨隆々の男。
白を基調とした聖職者のような服に身を包んでいる。
間違いなく、聖果隊のメンバーだ。
「俺の名はオブリビオン・オブ・オブライアン、聖果隊第四小隊長だ。よろしく」
口角を上げ、凶悪な笑みを浮かべる。
この面子だと、レノが一度遭遇しているはずだ。名乗ってはいなかったが。
アセリア「……はい、足手纏いにならない程度には」
オブリビオンの口上の合間に、アイクの問いに答えるアセリア。
いつの間にか細見の剣を握っている。
オブリ「まあ、お前らも色々と言いたいことや訊きたいことがあろうよ」
喋るオブリビオンの背後から、更に4人の男が侵入してくる。
全員聖果隊の衣装を着こみ、狂気を孕んだ目で一同を睨む。
オブリ「まあ、話なら首から上があれば聞けるだろ?とりあえず死んでくれや」
床が軋み、5人の刺客が動く。
鎌を持った男がジュードに飛び蹴りを放ち。
オブリビオンがゼリオスに殴りかかり。
剣の使い手がライナスに肉薄し。
全身に風を纏った男がレノにタックルを試み。
男の握ったダガーがアイクに襲いかかる。
それぞれの速度は常人の比ではない。
生半可な実力では、反撃することもままならないだろう。
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>>209
(速い――――!!)
身構えるも、反撃を行う隙がないと見るや、
足に全力を込め、右に跳び逃げた。
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>>210
「アセリア!!ガキをフォローしろ!!」
叫び、対応するように前進し、ヘッドバットをするように頭を動かしてオブリビオンの拳を真正面から受け止めた。
頭を殴ったとは思えないような重鈍な音が二人の間から押し出るように響く
オブリビオンがこれまでで殴った物の中で最も硬かっただろう。
そして殴られたゼリオスは表情を歪めながらも正気を保ちピンピンしてる
「俺はキメラだが流石に首だけになって話は聴けんな…貴様らを達磨にしてでも目的は話してもらうがなぁっ!!」
背中に背負ったバスタードソードを抜かずに、その頭部と同じ堅さを誇る拳をオブリビオンの顎目がけて思い切り振りあげた。
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>>200-201
動く事をしなかったならば無数の硝子…否、『硝子の破片』から自分の放った攻撃がまるで無数の細いレーザーのように背後から襲い掛かってくる
そして空中にいるネクロ達は自分達を取り囲む鏡が砕け散って粒子のように消えると再び姿を現した
「理屈は分からねぇが炎を壁にしてやがるのか?」
ジンが背後からの攻撃を回避したか防いだか、どちらにしてもネクロは行動を起こす
「降ろせ野菊っ!!」
自分を掴んでくれた野菊に指示を出し、ネクロは空中に投げだされるとアル・アジフを用いて術衣形態に変身する。
「喰らえぇっ!!」
ジンが背後からの攻撃を回避したのなら追撃で、直撃しているのなら追い打ちで空中から両方の魔銃を向け連射していく
これは魔弾ではなく実弾だ。
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>>209
《なかなか面白い名前じゃなあ》
他人に聞こえないのをいいことに呟く"もう一人のジュード"。
(先生……)
内心、苦笑はするが、鋭い目つきは変わらない。
むしろそのつぶやきによって余計な力が抜けたジュードは、
身体の向きを変え、左足を下げて迫る飛び蹴りの軌道から横に逸れた。
その間に、左手首の腕輪に触れて九節鞭を取り出すことも忘れない。
一連の動作を、風に舞う羽のようにやってのけると、
鞭を構えて相手の出方を伺う。
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>>212
クイーン「マリオン!!!」
クイーンに呼ばれた人形の魔機はジンの背後に回り鏡のレーザーを全身で受け止める
ジン「ちゃっちいことばっかしやがってぇぇよおおぉぉぉぉぉぉおお!!!!!」
後ろにいるマリオンの腕を掴むや否や、ネクロに向かって投げ飛ばす
弾のいくつかはマリオンが受けてしまう
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>>212、>>214
ネクロを降ろし、投げ飛ばされたマリオンを今度は野菊が刀で受け止めた。
受け止められるような重量ではなさそうなので、そのままマリオンごと押される形になるだろうが
マリオンがネクロへ到達することはない。
軌道もズレ、野菊によって威力も抑えられたマリオンはネクロへ届く前にネクロが次の行動に移ることだろう
「言ったはずです。私が守ると」
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>>214-215
「―――バルザイの偃月刀ッ!!」
野菊のフォローでマリオンがネクロに向かう事はなかった。
マリオンと呼ばれた人形はレーザーを受けたなら身体中が焼け焦げるか、強度次第では穴だらけになっているはずだ。
ネクロは予定通りジンへ飛びかかりバルザイの偃月刀を渾身の一撃で振り下ろした。
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>>215>>216
焼け焦げたマリオンは野菊のアシストでネクロには届かなかった
マリオンもダメージからみて動く事はもう無いだろう
渾身の一撃を決めようとネクロが迫る
が、ジンは不敵な笑みを浮かべ炎刀を構えた
ジン「てめえはバカだよ…遠距離から攻めてりゃまだ殺れただろうな!!」
ネクロが近づく直前、ジンはネクロのやや手前で炎刀を振り下ろし、片手を炎刀の刃に当て防御の構えをとる
何も仕掛けなければネクロは右胸から斜めに焼けた痕がつくだろう
しかし、その火傷は熱いのではなく寒いのだ
正しく言うなら斬られた瞬間、身体から熱を奪われ寒気が襲ってくる
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>>209
「よし、ならライナスの援護を頼む。無理をしない程度で時間を稼いでくれ」
アセリアとライナスの二人で対する相手を倒すのがベストだが、恐らくは困難だろう。
ならば、選手の誰かが援護に入るまで粘ってもらうしかあるまい。
――そして、襲撃者の一人がダガーを構え此方へ向かってくるのを確認する。
「――」
短刀に対し長剣、間合いでは圧倒的に勝るが機動力では劣る。
男の狙いは『間合いを詰め、懐へ潜り込む事』だろう。
そう予測した上で、男が剣の間合いに入ると同時に剣を振るう。
アイクから見て、左下から右上を通過する逆袈裟の高速一閃である。
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>>209
「ふ、ふぇっ…!」
反応できず、なんとか反応しようとして足でももつれたのか前につんのめる
だがこれがかえってよかったのかもしれない
迫ってきた剣士と密着するような形になる もし相手が短剣など副武装でも持っていない限り、剣を振っても死角になるだろう
ほんの一瞬だが隙ができたのだ
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>>216-217
「追撃します」
マリオンを放り投げ、遅れて野菊が攻撃に回った。
スカートの中からいくつかの小刀を指に挟み、ジンの顔・肩・腕目掛け投擲した
-
>>220
クイーン「王牙!!」
名を呼ばれた巨人はジンを背にし、投げられた小刀を身体で受け止める
小刀は身体に刺さらず鈍い音を響かせて弾く
王牙は庇うと同時に拳を野菊に向けて文字通り飛ばしてきた
-
>>221
「…ッ!!」
飛んでくる拳が野菊に直撃する。
虚を突いた攻撃手段に加えて、予想外の速さで迫る拳に反応が遅れたのだ。
腹部に直撃し、そのまま家屋に激突する。
「まだ…」
人間よりも頑丈に出来ている体
そして覇道家の対戦闘用メイド服によるお陰で
戦闘不能に追い込まれることはなかった。
-
>>210
風「チッ」
男のタックルはレノを捉えることなく、背後の机を粉砕するに留まる。
しかし、纏っていた風の圧でレノの体勢を崩すことぐらいは出来るかもしれない。
風「諦めよ」
走り抜けた先でブレーキをかけ、再び床を破壊しながらレノへと向かう。
>>211
アセリア「はいっ!」
元気な返事だ。
オブリ「おお?」
異常な打撃音が響く中、オブリビオンが声を上げる。
それは驚きや痛みから来るものではなく、感心によって出たもののようだ。
オブリ「硬いとは聞いていたが、俺の拳で無傷とはな。
首だけにするのは難しそうだが・・・ッ!!」
鋼鉄のようなゼリオスの拳をモロに受け、頭を仰け反らせて宙に舞った。
が、綺麗に一回転し、天井を蹴って床に降り立つ。
どうやらただの筋肉野郎ではないようだ。
オブリ「いいモン持ってるじゃねえの。ちょーっと脚にきたぞ!」
今度は左足で前蹴りを放ってくる。
泥仕合になりそうだ。
>>213
もちろんその呟きに反応する者は居ない。
鎌を持つ男は真っ直ぐ向かってきたが、ジュードが九節鞭を取り出した際、一瞬だけ動きが強張った。
しかし、動きを止めることは無い。
鎌を振り上げ、踏み込み、ジュードの脳天に刃を振り下ろす。
鎌「主の敵には鈍き光を」
通常なら届きそうもない距離からの動作だが、男の異常な脚力で攻撃範囲を延ばしているようだ。
-
>>218
アセリア「お任せを!」
やはり元気な返事が聞こえる。
向かい来る男の顔は、少しばかり強張っているが、動きに躊躇いは無い。
アイクの剣の間合いに足を踏み入れた。
と思いきや、ギリギリで行進を止め、上体を反らして間合いから逃れる。
アイクの動きを見てからの反応にしては早すぎるため、初めから予期していた行動なのだろう。
ダガー「覚悟せよ」
男の手に握られたダガー。アイクに切っ先を向けたそれが、滑るように飛び出した。
魔力の推進によってナイフを射出したのだ。速度は普通にナイフを投げた程度だろう。
発射直後、男はアイクの剣の衝撃で床にひっくり返った。
>>219
剣「うっ・・・?」
相手が子供ということで、多少なりとも油断していたのだろう。
ライナスが懐にぶつかり、小さく呻く。
剣を振ることもできないので、空いた左手でライナスを押しのけようとするが、
アセリア「失礼します!」
駆けつけてきたアセリアの蹴りにより、男の方が吹き飛ばされた。
アセリア「ライナス選手、お怪我は?」
ライナスと男の間に立ち、剣を抜きつつ訪ねる。
-
>>223
直撃は避けたが、風圧によって体勢を持っていかれ、不安定な体勢で着地をすることになってしまった。
(間に合わねえ――!!)
風の男が急停止後、こちらに向かって来た時、レノはかろうじて立ち上がったところであり、回避行動に移るには間が足りなかった。
そこで、攻撃は最大の防御と判断し、右手を銃の形にし、魔弾を2発放った。
落ち着いた発射動作で、狙いは確実だ。
-
>>224
如何に筋力が優れていようとも、ダガーのような軽装備で長剣による剣撃を真っ向から受け止めるなど不可能も同然だ。
剣撃の軌道を逸らすにしても、それによるリスクが大きい上にリターンは殆ど見込めない。
故に、こちらの迎撃に対し、回避を試みる事をアイクは予想していた。
ただ、魔力による刃の射出――其処までは流石に予想も出来なかったらしい。
「っ!」
即座に、篭手を装着した左腕を掲げる事で迫る刃を弾こうと試みる。
一般的に普及された武器程度の攻撃ならば、無傷で防ぐ程だ。
無論、それ以上の威力を持つのなら装甲は削がれ、威力の程によっては貫通されてしまう。
仮に装甲が無傷だとしても、恐らくは、弾かれた刃がアイクの身体を浅くも切り裂くだろう。
不意の一撃に対し、刃を床へと叩き落すまでには至らなかったのが原因である。
(剣圧で相手の体勢を大きく崩せたのが幸い、か)
刃が迫る光景の奥に、見事にひっくり返ったダガー男の姿を見る。
どう動くにせよ、まずは毒物が刃に塗り込まれていないことを祈るしかあるまい。
-
>>223
(速いッ)
敵手の着地点と武器、自身の位置と武器を鑑みて、
こちらへ向かい来るタイミングと合わせて距離を置けるかと思ったが、そうはさせてくれないらしい。
味方との間隔は必要最低限確保してあるが、九節鞭を自在に振るうにはまだ空間が欲しいのだ。
左腕から跳ね上がるように、鞭が回転を始める。
鎌を持つ敵手の手を打ち上げられればよかったのだが、間合いが足りぬ。
腕を打ちはしたが、一瞬動きを留めるだけの効果しかもたらさずに弾かれた。
ただ、その一瞬で直撃は免れる。
顔に赤い筋が刻まれ、視界左方に赤が差す。
-
>>224
「えっと…あ、うん!だいじょうぶ!」
蹴り飛ばされた男とは対照的に元気そうだ
自分の持っていた袋から爪の武器を取り出し、それをはめる
ただリーチで圧倒的に劣るため、アセリアは何か別の方法を考えてもいいだろう
-
>>216>>217>>222
アーカムシティに現れたジンとノア残党
突如暴れだしたジンの前にネクロと野菊が駆けつける
ジンの人間離れした戦闘力に度肝を抜かされるもネクロの魔術で戦況は有利に事が運ばれる
しかし、ジンはほんの隙を狙い一太刀を浴びせるがその一太刀は火傷を受けた筈に対して何故か体が冷えるほど寒いのだった
一方野菊もネクロのアシストをしていたがプロト王牙の一撃を受けてしまう
果たして彼らの運命は……
-
>>225
風「ふんっ・・・ッ!?」
レノが放った1発目の魔弾は、男の纏う風の膜にぶつかり、相殺した。
風の鎧を失い、突進の威力が殺され静止したところに、2発目の魔弾を受ける。
男は2mほど後ろに押し出され、木机と椅子にぶつかり、色々巻き込んで仰向けに倒れてしまった。
>>226
ダガーは甲高い音と共に篭手に弾かれ、アイクの二の腕に赤い線を残して飛んで行った。
結論から言うと、刃に毒物は塗られていなかったが、アイクがそれを確信するのはもう少し後だろう。
倒れた男は立ち上がろうと上半身を起こしかけているが、受けた衝撃と背中を床に打ち付けたダメージから、
思うように体が動かないようだ。
-
>>227
鎌「クッ!」
腕を打たれたことで鎌の軌道が逸れ、刃はジュードの顔に浅い傷を残すに留まった。
男はそのままジュードの足元に着地する。
相手の脳天に刃を打ち込み、一撃で屠るのを想定した攻撃であったため、その動作の直後は隙が大きい。
膝を曲げて着地した状態から、全体重を前方にかけ、ジュードにぶちかましを行おうとするが、
果たして間に合うだろうか・・・?
>>228
アセリア「(剣を相手に爪では厳しいですね)」
ちっこいライナスでは尚更だろう。
アセリア「ライナス選手、ここは私にお任せを。
中距離以上の攻撃手段をお持ちでしたら、援護をお願いします」
そう言い残し、立ち上がったばかりの男に切りかかって行った。
驚異的な速度で放たれた剣撃だったが、男も素早く対応し、剣と剣がぶつかる不協和音が響く。
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>>223
「チッ!!」
前蹴りを喰らいながら、脇と腕でオブライアンの足を掴み取る。
蹴った手ごたえはまるで大理石を裸足で蹴ったようだっただろう。
「ここは狭い…場所を変えるぞ!!」
そのままゼリオスはオブライアンの足を掴んだまま力任せに聖果隊達が空けた大穴に向けて突っ込んでいく
外に出て個別に叩くつもりのようだ。
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>>231
(視界が狭まった。が、この程度ならば支障はないッ)
腕を打った後、鞭は弾かれた勢いを借りて逆さに回りだした。
先端に飾られた緑の絹布が空気を裂き奏でる音が、鞭の加速を知らせている。
ジュードの足元を通過、背中側を経由させ、九節鞭を男の上方から叩きつける。
男の運動能力ならば、かわすか、あるいは受けられる可能性もあるが―
-
>>230
(この程度の風なら、大したことは無いか……?)
レノがこの短い間の戦闘で気付いたことは、
まず、相手の速度は自分の反応以上に速いこと。
しかし、速さゆえに動きが直線的過ぎること。
そして、相手が纏っている風の鎧も、看破できること。
そうした分析から、レノは敢えて余計な追撃は行わず、様子を見ることにした。
-
>>229
「うぐ……!?」
なぜか凍てつくほどに冷える身体に驚き、ネクロはジンから距離を取ると片膝をついた。
「な、何が起った……?」
身体の異常に戸惑いながら、ジンを睨みつける
-
>>229、>>235
ぐぐっと家屋のがれきの中から起き上がる野菊
負傷しながらもまだ戦闘するには問題がなさそうだ。
「まさか腕が飛んでくるとは」
そしてネクロの前へと立ち、ジンを見据えた。
「次は私が相手です」
-
>>235>>236
ジン「奇術師ぃ〜あんたもやっぱ人の子かあおいぃ?」
ネクロの体に傷以外に僅かな違和感があった
それは急な体の気だるさに似た感覚
体がさっきよりも重く感じ疲れもさっきよりも強く感じるだろう
たった一撃、たった一撃でそこまで疲労するものなのか?
ニヤつくジン、気づけばジンの傷が僅かながら塞がっている
ネクロの猛攻でボロボロの服で解りずらいだろうが確かに傷が塞がっているのだ
ジン「あんたらがいくら攻めようと俺には勝てない絶対的な理由があんだよぉぉ!!」
ジンが構え次に狙うは野菊
その時、ジンの手前で雷を帯びた魔弾が数発、上空から放たれた
-
叩き起こされたストーカー達。
ミュータントの襲撃でもあったのか
寝ぼけ眼のストーカーたちは困惑している。
ニ「まずいことになった。マーセナリーの奴らがこの村を乗っ取ろうとしているようだ。」
「日の出までに荷物をまとめて出て行けだと。」
「なんだと?」「くそったれめ!」「先制攻撃で潰そう!」
血気にはやる新米ストーカーとは対照的にベテランたちは浮かない顔だ。
「武器も少ない。」「なによりアイツらはプロだ。」「なぶり殺しになる。」
ざわめく廃村。だがニンビィが皆を諌める。
「いいか、相手がどこにいるかわからないのに出ていくのは無謀だ。」
「それに満点の闇夜だ。暗視を持っていたら返り討ちになるぞ。」
新米が大声を出す
「ビビったのかよ!」
「話は最後まで聞け!逃げ出すなんてのは論外だ。ミュータントに食われるのが落ちだ。」
「そこで、俺たちはこの村で待ち伏せして一気に叩く。」
「こっちにあるのは地の利だけだ。それを最大限に活かす。」
ベテラン「それしかないようだな・・・」
「アイバー、スマンがあんたにも協力してもらうぞ。無論金は出す。」
-
>>237
「当然です。彼は人であってそれ以外の何者でもないと
私は判断します。ですから彼のこともまた、守らなければならないのです」
箒をすっと前に突き出し、構えた。
そしてジンを見据える。
「……傷が先程より回復しています。
あれこそまさしく奇術です。あなたこそ、奇術師なのですね」
ジンの傷の塞がりを確認した野菊はそう淡々と言い放った。
そして踏みこもうとした瞬間に
上空からの魔弾に足を止められた。
-
>>238
「たがだか学生武芸者の俺が何処まで役に立てるか分からんが…」
此処までの任務で薄汚れた防護服を着ながら、話に加わる。
「俺も村の外で汚染獣やミュータントの餌になるのはゴメンだ、故郷の防衛部隊に入る夢が台無しになる」
「ニンビィ、マークドワンから聞いてると思うが俺が使えるのは身体能力強化の剄と剣術だけだ、俺は何をすれば良い?」
-
>>237>>239
何故斬られた?奴は防御の構えだったはず…そしてこのけだるさ…まるで呪いか何かだ。
(東方人との相性はほとほと悪いみたいだな、俺)
ふらつきながらも立ちあがり、状況を再確認する。
野菊が自分を庇ってくれている。
「こんな状態じゃ俺が野菊の援護に回るべきだろうな…くそ」
そして動こうとした時、上空からまたも魔弾が飛来した。
「新手か!?」
-
>>240
「・・・よし、俺たちは村の広場を取り囲むようにして待ち伏せる。」
「マーセナリーが広場に誘い込まれたら、一斉射撃で片を付ける。」
「アイバーは取りこぼしの始末を頼む。」
「それまでは、武器を持っていないルーキーの面倒を見てくれ。」
ひと通り作戦を説明する。
「射撃武器の経験のある奴らは、屋根の上に登って待ちぶせだ。」
「それ以外の奴らは、地下の物置に避難しろ。」
-
>>239>>241
エイプ「遅かったじゃんよ!!」
上空に現れたのは杖状の魔機を構えた少年
ネクロも野菊もよく知る人物だ
ディッセ「すいません!メンテナンスで出動が遅れました!!」
赤髪の少年は背中に飛行用魔機【フライングユニット】を装着し、ジンに威嚇射撃を行ったのだ
ディッセ「みんな!!早く一斉攻撃を!!!」
メイ「出来たらやってるわよ!!!」
ジュン「野菊さんとネクロさん以外はみんな身動きがとれないんだ」
ジン「……おい、あいつかぁ?あいつであってんだな?」
クイーン「はい……彼です」
ニヤつくジン、野菊達に背を向けてディッセンバーをじっくり観察する
-
>>241、>>243
ジンが背中を向けたことを確認し
野菊は勢い良く飛び出した。
箒という鞘を抜き放ち、刀が光に反射し煌めく
そしてジンの背中目掛け刀を投擲して突き刺すと
更に自分もジン目掛け飛び、片脚を背中に押し付けて刀を上下に動かし傷を広げた。
「他所見をするのはあなたが奇術師だからですか?
それともアホだからでしょうか。私は後者だと判断します」
-
>>243-244
「!!」
野菊の行動に合わせ、ネクロ左へと飛びクトゥグアの大経口の銃口をジンの頭部へと向けた。
すぐさま狙いをつけジンの左こめかみに向けて銃弾が放たれる。
工房地下での延々とやった射撃訓練の成果か、飛び出してから引き金を引くまで一切無駄がない。
背中を狙った野菊に対し左に位置するので彼女への誤射の心配はないだろう。心配すらする必要はないが。
-
>>242
「了解だ、せいぜい生き残って後で会おうぜ」
そういって持ち場につく事にしたアイバー。装備には問題ない。
「…なあ、汚染が始まって以来デューティーやストーカー、バンデットに関しては良く理解したつもりだがマーセナリーってのはどういう立ち位置なんだ?」
「他国の無法者なのか?」
と、近くにいたストーカー等に聞いてみた。
-
>>244>>245
ジン「暇潰しは御仕舞いだ、ここからはビジネス、交渉の時間だからもう構わなくて良いぜ」
野菊もネクロもジンを仕留めた感触があった
だがジンの声は既に動きを止められた魔機人達の方から聞こえた
…なら、このジンは誰なのか?
次に眼を向けたとき、そこにはあの戦闘不能となったマリオンの骸が頭部が吹き飛び、体には刀が貫かれていた
-
>>246
「そうだな、カネ次第でどんな仕事でも引き受けるプロってとこだな。」
「はじめは、派閥間の抗争の助っ人なんかをやっていたんだ。」
「今はZONEの外の奴らが、マーセナリーの雇い主だ。」
「そのことが、また問題をややこしくする。」
-
>>248
「面倒な連中だな…俺達みたいなこの土地生まれの人間には迷惑なだけだぜ」
南大陸のが汚染された事をすぐにでも解決したいと思っているのは、その土地で生まれ住んでいる者たちである。
「『俺達』にとっては汚染された事で生まれた技術や理論は決して嬉しい物じゃない、」
「仕方ない事と言えばそれまでなんだろうが、外の奴らがそれを食い物にしたり問題化させるのは面白くないぜ」
術式兵装の剣を一瞥した後、村の外を睨みつけるアイバー。見えるわけがないのだが、怒りの感情を静かにマーセナリー達に向けていた。
アイバーは何時でも動ける。
-
>>249
「おいおい、はやるのはいいが、いま出ていくなよ?」
ベテランのストーカーが止める
「こっちの勝てる手段は、おびき寄せて奇襲ぐらいしかないんだからな。」
話していると、草を踏むブーツの音が聞こえてきた。
「おいでなすったな。」
-
>>245、>>247
「また…ですか」
ゆっくりと刀をマリオンから抜き、飛沫を払う。
そこには何の感情もない
そしてゆっくりとジンの方へと振り返った。
「あなたは会話が出来ないのですね。
先程からまったく会話が噛み合わないので……正直交渉も何もないと
私は考えます。会話が出来ない相手とは交渉も出来ないです」
-
>>250
「はやってるわけじゃない、ただムカっ腹が立ってるだけさ」
「…さて、生き残るとするか…!」
姿勢を低くし、飛び出す機会を伺うアイバー。
-
>>252
足音は次第に広場の方に向かってくる。
1つ、2つ・・・・5つ・・・
月に雲がかかり、濃い闇に包まれつつ
草を踏む音は次第に近づき、ついに広場に入る。
その時である!
「薄汚い傭兵ども、よく聞け!俺の名はジェリコ・・・魔術を極めし者だ!!」
あろうことか新人のストーカーが、建物から飛び出て勇ましく名乗りを揚げた。
あっ気に取られるストーカーたちだが、すぐさま手はず通りに一斉に攻撃を開始する。
ボウガン、魔導銃、火炎瓶が広場に集中して5人の人影を飲み込む。
「ふ、他愛もない・・・」
格好をつけているジェリコに対して他のストーカーの目は冷ややかだ。
-
>>253
待ち伏せ、間合いに入った敵を斬り伏せる為飛び出そうとした時だった。
突然…確か新人のストーカー達の中にいた男が大層な名乗りを上げた。
これには味方も敵も唖然としただろう。だがそれが良かったのかマーセナリーの連中はすぐさま駆除されてしまった。
そして自分も周りのストーカー同様にジェリコと名乗った男に白けた視線を向けた。
「…奴は囮でも買って出てるのか?」
-
>>254
「いや、こんな事になるとは予想してなかった・・・」
待ち伏せを解いて外に出てきたニンビィ。
あわせて隠れていたストーカーたちも外に出てくる。
「勝ったから良かったが、二度とあんな真似はするな!」
ジェリコを叱責するニンビィだが、彼の言葉は届いていないようだ。
「嫉妬は見苦しいぞ?これでこのキャンプの顔役は俺様だ!」
「老いぼれたあんたらにでかい顔はさせないぜ。」
気まずい空気が流れるキャンプ。
だが隠れていた月が顔をのぞかせた時、勝利の喜びが恐怖へと変わる。
「こいつらマーセナリーじゃねえ!!!」
マーセナリーに囚われていたストーカーが声を上げる。
待ち伏せをして仕留めたと思っていた者は、マーセナリーではなく
手を縛られ、口を塞がれたバンデットとストーカーの捕虜だった。
「全員隠れろ!今すぐにだ!」
その刹那、月が爆発したかのような閃光がきらめく。
-
>>255
マズイと思った瞬間、アイバーは近くにいた新人ストーカーを引っ張って自分と共に物影に倒れ込んだ
眩しい光と共に爆発が起る
「トラップか!してやられた!!」
-
>>256
先ほどの閃光はほとんどのストーカーの目を潰した。
そして四方からの射撃。
完全にパニックを起こしたストーカー達は闇雲に攻撃を開始する。
「バカのおかげで助かった。囲いを狭めろ。皆殺しにしてやれ。」
「ズール了解。」
「キロ了解。」
「ゴルフ、歯ごたえがないな。」
ストーカー達は見誤った。マーセナリーは対人戦闘に特化したZONEの住人であることを。
-
>>257
「連中の方が一枚二枚上手だったって事か…!」
ここまで統率され、かつ能力の高い戦闘能力を持つ者が都市国の武芸者以外にいる事を驚くアイバー。
飛び込んだ物影で息をひそめる、自分の獲物は剣、距離を取られたら圧倒的に不利だ。
射線は4つ、声も4つ、全員男…今動ける味方は殆どいないだろう。自分が助けた新人ストーカーにもきっと荷が重い。
「やれるか…俺に?」
両足に強化剄を流し、一番近くにいる者に斬りかかる為狙いを向ける。
-
>>258
「やめろ、後詰がいる・・・一人に手を出したら、残りに袋叩きにされる。」
恐慌状態の新人ストーカーが走りだしたが、遠距離からの攻撃で倒れてのた打ち回る。
「イテえよ!!イテエよ!!助けて!!!」
「スナイパーだ・・・」
アイバーの一緒の仲間はニンビィと新人ストーカー、それとジェリコである。
「姿勢を低くして、あそこの廃屋に向かうんだ。」
ニンビィは30m程先にある廃屋を指さす。
「あそこが一番頑丈な建物だ。」
-
>>259
「チッ…馬鹿が!」
飛び出したストーカーの末路に憐れみを向けながら、ニンビィの話に頷く
「素早く動けない奴は俺におぶされ、強化剄で一気にあそこまで飛びこむ」
-
>>260
「ジェリコ、お前はアイバーに連れていってもらえ。」
「は?意味ワカンネー・・・俺に任せりゃあんな奴ら・・・」
「ションベン漏らしといてよく言うぜ。アイバー頼むぞ。駄々こねたらぶん殴ってもいい。」
懐から煙幕弾を取り出すニンビィ。
「良し、行け!!!」
煙幕を展開して、逃走を援護する。
-
>>259
「分かった…おい、行くぞジェリコ」
頭を一度はたいて無理矢理にもジェリコを背負うと、合図と共に一気に駆け上がる
-
>>262
ジェリコを担いで走るアイバー。
煙幕のお陰で敵の狙いもでたらめになっているため、このまま廃屋に入れるはずだった・・・
「ジェリコ!」
流れ弾がかすめ、ジェリコは地面に投げ出される。
「アイバー!走れ!廃屋まで立ち止まるな!」
廃屋に入るアイバーとニンビィ。
そこにはファニティックを始めとするベテランストーカーと傷を負った新人ストーカーが寝かされていた。
「ファニティック、情況!」
「最悪だ、完全に包囲された。新人は皆恐慌状態だ・・・」
「くそ、立てこもってもジリ貧か・・・」
新人の一人が窓を指さす。
「ジェリコのクソッタレ、新人が隠れている地下室に逃げ込んだぞ!」
「なんだと?マーセナリーが気づかなきゃいいが・・・」
「ファニティック、こっちに引き寄せるぞ!手投げ弾一発で皆死んじまう!」
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