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446黒騎士:2015/03/04(水) 22:42:24 ID:DHAPWD46
>>441-442
光が止み、その中から姿を現したのは、先ほどの処刑人の男ではなかった。
身体の大きさは一回りも二回りも大きくなり、
青い肌と大きな牙を持った、魔人と言うに相応しい影だった。
唯一、それが処刑人であったと証明できるのは、男が纏っていた処刑人服をその魔人も身に付けているという事のみである。

処刑人「ククク……感じる、感じるぞ!!これが"かの伝説"の力か……!」

拳を握りしめ、湧き上がる力を確かめる処刑人。

処刑人「そう吠えるな人間。騎士はまず、戦いの前に礼をするだろう。」

そう言って、巨大な体躯を曲げて礼をする。

処刑人(メテオラ)「我が名は魔人メテオラ。精々遊び相手にでもなってもらおうか」

魔人メテオラが手を伸ばすと、先ほど手放した剣が吸い付くように、宙を舞って手の内に収まる。

>>443
メテオラ「ところで、許可もなく突然紛れ込んだ外野がいるようだが、自殺志願者かね?」

447レーナ:2015/03/05(木) 23:18:06 ID:???
>>446
「あ、どうも…」

なんとなく連れられてお辞儀をしてしまう。

「じゃなくって…魔人なんて久々に見たわ…」

448虚ろな騎士:2015/03/07(土) 21:22:29 ID:???
>>444-447
殺意が篭った騎士の剣は絶えずその場の生き物全てに向けられている。

「ふうん、魔人ね…」

騎士が初めて発した言葉は外見には似付かない若い女性の声だった。

「でも都合はいいかも…騎士は魔人に殺されました。いいストーリーね」

騎士の殺意はメテオラに向けられた。相変わらず単調な剣撃だが、躊躇ない攻撃は少々面倒なものだ。

449絶対正義のクリシュターナ:2015/03/07(土) 23:32:26 ID:???
>>446-448
「あっははははは!悪党がただの化け物になりやがった!!
 化け物を帝都に放し飼いにするわけにはいかないな!!」

単調の攻撃を仕掛けてくる虚ろな騎士の一人から剣を奪い取り
騎士をメテオラの方へ蹴り飛ばした。

「自分の姿を見てみろ!それにもとからお前は騎士ではないだろうが!!」

レーナや騎士へは脇目も振らず、そのままメテオラへと接近を試み
足元へと剣を振り下ろした。

450黒騎士:2015/03/13(金) 20:15:35 ID:DHAPWD46
>>447-449
メテオラは右手に持った剣で騎士の剣を受け止める。
同時に、振り下ろされるクリシュターナの剣を左の掌で受け止める。
手ごたえが無ければ、出血の様子も全く無い。

メテオラ「哀れだな……いくら強い言葉を吐いても、貴様らの剣は俺の身体に傷一つ付ける事ができない」

メテオラは両手が塞がったまま不気味な笑みを浮かべ、詠唱を始める。
すると、徐々に大きく地面が揺れ出し、次第に立っているのも難しい程の揺れとなる。

451レーナ:2015/03/14(土) 12:33:44 ID:???
>>450
「わ!わ!わ!うわっ!」

地面の揺れを感じて翼を広げる。

「フー、びっくりした…」

上空を旋回しながら様子を伺う。

452絶対正義のクリシュターナ:2015/03/15(日) 03:26:28 ID:???
>>450-451
「ちっ…!」

地面の揺れに立っていられず、片膝をついた。
揺れがどれくらい続くかは分からないが、レーナのような手段を持たないため
収まらない間は行動不能だ。

453虚ろな騎士:2015/03/15(日) 06:59:57 ID:???
>>450
クリシュターナと同様に回避手段を持たない彼らは糸が切れた人形のように揺れに身を任せている

454黒騎士(メテオラ):2015/03/21(土) 22:33:43 ID:OOscKGSA
>>451
「成程、君はただの人間ではないのか。むしろ、我々に近いのかな?
ならば、こんな技も珍しくないだろう」

メテオラは地面に足を付けている者の中では唯一、安定して直立している。
左の掌を開くと、掌が明るく輝き始める。

>>452-453
「それでは、君たちの正義や勇敢さがどのくらいの物なのか、実験してみよう」

左手の輝きは電気。
小さな稲妻が激しくなったところで、その電撃を3人に向かって放つ。

当たったところで死にはしないが、気を失うか失わないかの苦痛が全身を奔る威力だ。

455絶対正義のクリシュターナ:2015/03/22(日) 01:47:07 ID:???
>>454
依然揺れている状態の地面で避けられるはずもなく
迸る電撃がクリシュターナの体を駆け巡る。

「ぐぅ…っく……正義はこれしきで屈しない!!」

動けぬまま、視線だけをメテオラに向けた。
そして手に持つ短剣を地面に突き刺し
アースの変わりにして、体に流れる電撃を逃がそうと試みた。

456レーナ:2015/03/22(日) 02:06:49 ID:???
>>454
「ふふん、空を飛べさえすればそんなモノ…」

宙返りをして電撃を避ける。

「遅い!遅い!」

レーナの周りに光の玉が7つ浮かび
短剣のような形となってメテオラに向かう。

457虚ろな騎士:2015/03/24(火) 22:43:28 ID:YDpBFB2Q
>>454
身体に電気が流れて騎士の動きが鈍った。やがて、身体が痙攣を始め動かなくなった。

「あんまり使えなかった。魂の意思がなければ能力の半分も出せないわね」

声の主は騎士から入り口に立つローブ姿の女性に変わった。

「貴方は随分強そうだけど、魂は強いのかしら?」

手足には拘束具がつけられ動きが制限されているのだろう、歩みはかなり遅い

458黒騎士(メテオラ):2015/04/01(水) 22:29:31 ID:OOscKGSA
>>455
「少しは粘るようだな。さて、電撃の次は……火あぶりかな?」

歪んだ笑みを浮かべ、醜悪な心を露わにするメテオラ。
生身の人間をいたぶる事を心底楽しんでいるようだ。
否、生身であり、強い人間をいたぶる事に楽しみを覚えている。

>>456
「!!」

宙返りにより、メテオラの背後に回り込んだレーナが放つ短剣は、メテオラの背中に直撃する。
普通の生物と同様に、朱い血が流れる。

「貴様……弱者の礼儀を知らぬようだな。弱者はただ強者の前に頭を垂れ、死んでいればいいのだよ!!」

レーナとは対照的に、魔元素で形成された黒く淀んだ刃をレーナに3本放つ。
狙いはレーナの左右の翼と、心臓。

>>457
「貴様も、騎士の礼儀を知らぬ奴だと思ったら、魔術師……か。ならば、同じく死んでいろ」

ローブの女性にもレーナ同様、暗黒の刃を3本放つ。
3本の狙いは纏まっており、全て胴体部を狙っている。

459レーナ:2015/04/02(木) 20:11:45 ID:???
>>458
「あれ?効いちゃった…?」

先ほどの剣戟は、素手で受け止めたにもかかわらず
背中に向けて放った光の短剣は、深々と刺さっている。

「ってちょっと!翼はやめて!」

慌てて翼を仕舞うが、そのまま落下してしまう。
当然、攻撃は外れるが…

「アイタタ…二回も尻餅ついちゃった…」

460バートリ:2015/04/02(木) 21:32:20 ID:???
「騎士の礼…そんなものありましたね」

迫り来る刃に物怖じする事なく会話を続け軽く手を振り上げた。
手の動きに合わせ倒れていた騎士が起き上がり三本の刃を全て身体を使い受け止め、そのまま頭を垂らした。

「えっと、何か二つ名があった筈でしたね…あ、そう疾風。疾風のモルモンだったわね」

「そして私はバートリ。魔術師と呼ばれる程落ちぶれてはいないよ」

もう片方の手を振り上げ、

「代償は…利き腕にしましょうか」

モルモンと呼ばれた騎士の腕が捥げ、錆色をした刃となりメテオラに向けて放たれた。意趣返しなのだろうこちらも同じく3本だ。

461絶対正義のクリシュターナ:2015/04/05(日) 19:14:26 ID:???
>>458
「化け物風情が調子に乗るなよ」

レーナへと振り返ったであろうメテオラの背中からその巨体を登り
片目に向け短剣を降り下ろし、そう良い放った。
無論、メテオラが回避行動や反撃をしてくれば効果的な攻撃にはならないだろう。

462黒騎士(メテオラ):2015/04/06(月) 23:14:35 ID:OOscKGSA
>>459-461
「貴様達が何人集まろうと……!」

モルモンから放たれた腕(刃)を、再び技で返そうとした時、
背中を登るクリシュターナに気付く。
しかし、気付いた時には短剣が片目に深々と刺さる。

「ぐあああああッ!?」

クリシュターナを振り払い、地面を転げまわる。
レーナが付けた傷からは勿論、モルモンの刃もメテオラの身体に傷を負わせたため、
ほぼ全身から流血している。

しかし、何よりも目への一撃が効いているのは明白だ。

463レーナ:2015/04/06(月) 23:36:29 ID:???
>>462
「おー、結構効いてる。」

転げまわるメテオラを眺めつつ立ち上がる。

「それじゃあ…二回も尻餅ついちゃったお礼を…」

再び翼を広げて、舞い上がるレーナ。
魔力を貯めた光の弓矢を継がえ、眉間に狙いを済まして…

「受け取ってねッ!」

引き絞った弓から光の矢が放たれる。

464バートリ:2015/04/07(火) 18:06:25 ID:zDDwkTYI
>>462-463
「フィナーレにはまだ早い…役者を使い切れてませんので」

モルモンではない騎士…名はキースだがバートリの口から語られる事はないだろう。

そのキースがレーナが放った矢の射線を遮った。が、構えを見てからの動きゆえ間に合うかどうかはわからない。

「おいで…最後の役目よ」

再び騎士二人が室内へ乱入した。
一人は兜ごと頭部を潰されもう一人は頭が逆を向いている。

「賑やかな方が楽しいものね」

更に充満する血の香りに対し少女の様に無邪気な笑みを浮かべた。

465絶対正義のクリシュターナ:2015/04/07(火) 21:05:08 ID:???
>>462-464
「あっはははは、もっと苦しみもがけ悪党!!」

レーナに続き、メテオラに向けて追撃をかけようと走る。
そしてバートリがレーナの攻撃の射線上へ入ったのを目撃し

「お前も悪党か魔術師!」

乱入してきた頭部を潰された兵士目掛け、その潰された頭部へと更に短剣を突き刺した。

466レーナ:2015/04/07(火) 21:32:01 ID:???
>>464
「うぇっ!?ちょっと!」

突然射線に現れた騎士に驚くが…
>>465の叫びを聞いて

「こ、このまま串刺しになっちゃえ!」

さらに魔力を込めて貫通力を高めて、騎士もろともメテオラを貫こうと試みる。

467黒騎士(メテオラ):2015/04/08(水) 00:02:30 ID:OOscKGSA
>>463-466
「あぁ、その通り。まだ誰も終了の合図など出してはいない」

もがき苦しむメテオラの動きがぴたりと止まり、起き上がる。
眉間に向かって飛んできた魔力の矢が、宙に描かれた謎の円の中を通り、
メテオラの背後の壁に突き刺さる。
これは、テレンスが腕を切断された際にも現れた物と同一である。

良く見ると、クリシュターナから受けた目の傷、そして
モルモンの刃やレーナの攻撃によって受けた傷も癒えていく。

「どさくさに紛れて退散しようと思ったが、油断も隙もないな。貴様達は」

そう言うと、手のひらに複数の魔弾を蓄え始める。

「ちなみに、これ以上の野次馬の入場を許した覚えはない。そこまでにしておくがいい」

練り上げた魔弾を、宙に浮かぶ円に向けて放つ。
魔弾が円を通過した直後、新たに乱入した騎士は『既に魔弾を受け、部屋の外に吹っ飛ばされていた』。
無論、クリシュターナの攻撃は空振りとなってしまう。

468バートリ:2015/04/08(水) 00:20:56 ID:zDDwkTYI
>>465
「悪党…魔術師…わたしはそんな小さな存在じゃないわ」

「それにしても、正義なんて不安定な物を魂の礎にしているの? もっと素直にならないといつか魂に食われるよ」

「あなたは壊したいのでしょう? それに正義なんて理由をつける必要はあるの?」

469バートリ:2015/04/08(水) 01:03:30 ID:zDDwkTYI
>>467
「あら嬉しい。まだまだ続くのね。でも意外と人見知りなのね」

モルモンの胸が爆ぜ心臓が飛び出した。

「止まった心臓は媒体としては不十分なのだけど」

『第14…調和する力』

心臓は小さな魔弾となりメテオラに近づく。威力こそあまり高くはないがいかなる防壁も調和し無力化するだろう。

470レーナ:2015/04/08(水) 19:50:25 ID:???
>>467
「あ!」

光の矢がすり抜けたことに驚く。

(どういうこと?障壁に当たった感触はなかったし…)

471絶対正義のクリシュターナ:2015/04/10(金) 23:52:41 ID:???
>>467-470
「決め手に欠けるな。まさか傷が癒えるなんて」

メテオラの傷の修復でこれまでの攻撃が無駄になってしまった。
今のところ突破口が見えず、これではじり貧だ。

(化け物に弱点はないのか?)

>>468
「破壊したいだけ?お前は何も分かっていないな魔術師!
 我々は民の平和を脅かす悪党共の殲滅だ!それが全て」

472レーナ:2015/04/14(火) 21:24:32 ID:???
>>471
「あのー…さっきみてたんだけど…」

クリシュナータにおずおずと意見を述べる。

「あの円ってさ、一個しか出てなくない?」
「鎖とダガーで、いろんな方向から攻撃したときも円じゃなくて、普通に通っちゃったし…」
「あとさ、なんか攻撃がもっさり気味?落っこちちゃった時も、ほかの人たちに構ってばっかだったし…」

473黒騎士(メテオラ):2015/04/15(水) 20:49:34 ID:R27FeYcg
>>469
「死霊使いの類か?何、君の事をもっと詳しく知りたいだけさ」

握った剣で魔弾を真二つに切り裂く。

「もっと私と死の舞踏を楽しもうではないか?……と、言いたいところなのだがね」

円が消失すると、続いて魔人メテオラも、人間の姿に戻っていく。

>>470-471
「どうした?せっかく私を追い詰めたのに、まるで勢いが失せてしまったな?」

癪に障るような笑みを浮かべながらゆっくりと一歩、二歩と歩き始める。

「先ほどの攻撃、無駄であったわけではない。君たちが私に与えた痛みは憎悪となり、私の心にしっかりと刻まれたよ。ククク……。
戦いとは、互いに痛み、憎しみを積み重ねていき、勝者にはそれに耐えきれなくなり崩れていく敗者の姿を見る権利が与えられる。
私は、そうして君たちが崩れていく時の表情を見てみたいよ」

474レーナ:2015/04/16(木) 19:51:01 ID:???
>>473
「うぇ、悪趣味…」
「ふんだ、今までのはただの小手調べなんだからね!」

虚勢でもないよりかはマシだろう、再び翼を広げて
光の槍を出現させる。

475バートリ:2015/04/18(土) 19:51:15 ID:???
>>471
「理由をつけた破壊に過ぎない…承認欲求は満たされるけど」

「もっと自由に純粋に壊せないのかしら」

>>473
「ネクロマンシーなんかと一緒にしないでほしいわ。私は翻訳者よ。忌避すべき原典の翻訳者。同時に創造者でもあるけど」

変身を解いたメテオラに対し、

「あら、さっきの方がステキだったのに残念ね」

476絶対正義のクリシュターナ:2015/04/19(日) 03:45:25 ID:???
>>472
「何?それは本当ですか。全然気付きませんでした。
 それが突破口になり得るかもしれませんね」

小声でレーナにそう答える。

(多方面からの同時攻撃か……)

>>473
「どうした化け物。私に倒される覚悟が出来たか?」

>>475
「壊すことが目的ではないからな。悪党以外を巻き込む必要はない」

477黒騎士(メテオラ):2015/04/20(月) 22:44:16 ID:R27FeYcg
>>474
「そうだったのか。それなら、今度こそ君の実力を私にぶつけてみたまえ」

心なしか、人間の形態になった途端に口調がやや、おとなしくなったような気がする。

「さあ」

レーナに向かって一歩、二歩とゆっくり歩み始める。

>>475
「翻訳者?原典?わからないな。こう見えても私はスラム出身でね。もっと私にもわかりやすくしてくれたまえ」

視線と身体はレーナに向けたまま、バートリにも話しかけている。

「ただ、知らない事への知的好奇心は高いと自負しているからね。君には俄然興味が湧いた」

>>476
「そう見えるなら、攻撃してみてはどうか?あいにく、他用を思い出してね。早急に帰る必要があるが、
一撃くらいならチャンスをあげても良い。

ヒントをあげるとすると、多方面からの攻撃に対応できないというのは正解だよ。私にも腕は2本、
目は2つしかないからね」

478レーナ:2015/04/20(月) 22:53:08 ID:???
>>477
「それじゃ…たっぷり…見せてあげるッ!」

光の槍を地面に思いっきり突き刺す。
次の瞬間に、メテオラの足元と頭上に魔法陣が展開されて
上下から槍が3本ずつ飛び出す。

479バートリ:2015/04/23(木) 00:10:20 ID:Lu/V3kok
>>476
「貴方の魂は破壊を求めてるように思えたけど…」



>>477
「そのままの意味よ。原典を翻訳し力としているの」

「魂の扉。その先にあるものが原典なの」

両手を広げ踊る様に回り始めた。

「ああ、素晴らしい、なんて素晴らしいんだろう!」

どちらかというと狂人の類かもしれない。

480絶対正義のクリシュターナ:2015/04/25(土) 19:35:03 ID:???
>>477-478
レーナの上下から攻撃のタイミングに合わせ、短剣を握り直す。

「この短剣の柄まで通してやるぞ!!!」

体勢を低く、そして一気に踏み込んで加速した。
宣言の通り、その勢いはメテオラの身体を刺し貫かんばかりに正面からの突撃を仕掛けた。

>>479
「悪党の破壊、という一点であれば間違いではないがな!」

そう答えメテオラへと攻撃を仕掛けた。

481黒騎士(メテオラ):2015/04/29(水) 22:10:51 ID:R27FeYcg
>>478-480
レーナが光の槍を地に突き刺し、現れた魔方陣にメテオラの表情がおぼろげに照らされる。
その表情は、不気味に笑っていた。

メテオラは、現れた槍を避けることも無く、あっさりと串刺しになった。
当然、大量の血が流れ出す。

「ぶっ……!」

更にはクリシュターナの短剣も、あっけなくメテオラの胸に深々と突き刺さる。
確実に『殺した』手ごたえがある。

しかし、それでもメテオラの不気味な笑みは消えなかった。

「もしかして今、『殺った!』とでも思ったかね?ククク、カカカカカカ……!」

クリシュターナの手首を握り、強引に短剣を身体から引き抜くと、一歩、二歩と後ろに下がる。

「さて、そろそろわかってもらえたかな。君たちのちょっとした信念や工夫程度じゃ、私の身体にはちっとも響かないということが」

482レーナ:2015/04/29(水) 23:31:04 ID:???
「に、人間じゃない…」

たじろぐレーナだが、奇妙なデジャヴを感じる。
(ずっと前にもこんなことが…たしか…)

483絶対正義のクリシュターナ:2015/04/30(木) 01:44:53 ID:???
>>481-482
数歩下がったメテオラに、さらに深々と短剣を突き刺す。
メテオラに回避する術がなければ、同じ個所を貫通したはずだ。

「言ったろう!柄まで通すと!!
 攻撃が通じるまで何度でも滅ぼしてやるよ!」

484バートリ:2015/04/30(木) 23:08:11 ID:???
>>481-483

「不死者の類…ではなさそうね。耐性を会得しているようには見えないから」

「原理が分からないから分かるまで殺すって考えよはステキね。私も加勢するわ」

もはや肉塊と化したモルモンを鷲掴みし、

「第11…破壊」

禍々しい槌となった。

「脳みそ潰れてピザソースになるまでいっくよー」

敏捷な動きで距離を詰め槌を振り下ろした。バートリの体格からすればたいした威力ではないだろう。
しかし、槌はまともではない。槌の力で並外れた威力になっているだろう。

485黒騎士(メテオラ):2015/05/08(金) 00:09:04 ID:R27FeYcg
>>482
「ようやく、私の正体に気付き始めてくれたかね。とはいえ、数年前までは私もタダの人間だった。
そう気味悪がられると傷つくね」

魔人と名乗ったのは、どうやら虚勢ではないらしい。
メテオラの胸には怪しい光の元……黒い宝石のペンダントがちらつく。

>>483
「聞いていなかったか?一撃と言ったろう」

その声は、クリシュターナの背後から聞こえた。
短剣で突こうとした頃には、メテオラはクリシュターナの背後に移動していた。
否……クリシュターナが感覚で理解したのは
メテオラが移動したのではなく、自分が移動させられたのだ。ということだ。
そして、それを目の前にしたバートリ、レーナも同じ事を理解する。

>>484
「それも正解。私はゾンビの様な存在とは違う。君たちは、察しが良いんだな。だから……」

突然活発に動き出すと、前方へ飛び込み槌を寸前で回避する。

「挽肉になるのは勘弁だ」

狙いは槌の回避は無論の事、クリシュターナ、レーナと少しでも距離を放す事。
更に、手に持った剣をとにかく力一杯バートリに投げる。

486レーナ:2015/05/08(金) 18:46:22 ID:???
>>485
「そんなこと言うなら、人間のままでいればいいのに」

クリシュターナが突っ込んで、移動させられた様子を見る。

「やっぱ正攻法じゃ埒が空かないのね。どうしよう。」

487絶対正義のクリシュターナ:2015/05/09(土) 00:33:33 ID:???
>>484-486
「ちっ……!同じ手を何度も!!」

ペンダントが光に反射して鈍く煌めいた。
それを見てふとメテオラが魔人になる瞬間を思い返した。

(奴は魔人になる時に胸から眩い光が出していたが…)

レーナの光の矢でどうにかあれを貫いてみることは出来ないかと思案する。
或いはバートリがそれに気付いて攻撃する可能性もある。

488バートリ:2015/05/09(土) 00:47:11 ID:???
>>485-486
「でも今までみたいに余裕かまさずに反撃してきたから、少しは効果あるかも?」

メテオラの放った剣は寸前でかわした様だが、左手首は切り落とされてしまったようだ。

だが、血は吹き出さず止まっている。魔術で一時的に止血しているのだろう。

「痛覚遮断しても、見るだけで痛いや…くっつくかな…」

切り落とされた手首を拾い傷口を合わせている。

489黒騎士(メテオラ):2015/05/09(土) 18:36:41 ID:R27FeYcg
>>486-488
「さてと……」

一仕事を終えたかのように深呼吸し、壁に手を突く。

「本音を言うと、ここに来たのは、私が会いたい人が居ると聞いたからなのだが、どうも居ないらしい。
それに、中々楽しませてもらったしね……そろそろ失礼するとしよう」

言い終えると、壁に見慣れた円が描かれる。
同時に、胸にかけた石のペンダントをつまむ。

「もしこれについて気になっているのなら、知って良そうな人や、文献でも調べてみるのがよかろう。
そこに記されていることが嘘か真かは、君たちなら判断できよう」

メテオラが壁の円に近づくと、円に触れた部分から先が壁の向こう側に消えていく。

「ただ、これだけは断言しておこう。君たちが何を調べ、どこまで理解したとしても、
この"大きな流れ"を君たちに止める術はない。最後に勝つのは私たちということだ」

そう言い捨てると、メテオラは円の中に消え、気配はしなくなった。

490バートリ:2015/05/09(土) 19:56:56 ID:PWXIUtt.
>>489
「流れは自分で作らない限り流されているだけよ…あの人が言った流れが他者が作ったものじゃなければいいけど」

腕を縫合しながら治癒魔術をかけている。くっつきはするだろうが、機能は著しく低下するだろう。

「さて…騎士も死んで自由になったけど…あなた方は口が堅いかしら?」

レーナとクリシュターナに黙っていろと言っているのだろ。

491レーナ:2015/05/09(土) 20:53:13 ID:???
〉〉489
「捨て台詞は負ける人が言う言葉なんだからね!」

べーっと舌を出す。

〉〉490
「はーい、せんせー。こういう時に黙りはいけないと思いまーす。」
「知っていることは共有するべきだと思いまーす。」

藪をつつくような発言をする。

492絶対正義のクリシュターナ:2015/05/10(日) 10:44:15 ID:???
>>489
「逃げる気か!」

短剣をメテオラに向け投擲したが
既にそこに本人はおらず、壁に突き刺さるだけだった。

「くそおおおお!!」

>>490
「次はそちらか?悪党なら断罪あるのみ」

バートリへと向き直り腕を組む。
何も黙るつもりはないようだ。

>>491
「レーナさんは私の後ろへ隠れていてください」

493一般騎士:2015/05/10(日) 23:16:03 ID:R27FeYcg
>>490-492
「そこで何をしているんだ!」

睨み合う双方の間に聞こえてきたのは、一般騎士の声だ。
まもなく、室内に一般騎士が駆け込んできた。

「一体何をしている!この荒れ様は、何かあったのだな?」

事情の説明を求める騎士の横には、エメラルド色の髪が特徴の少女が立っている。
まだ世の中で起きている事の殆どを知らないである筈なのに、何か悟った様な瞳をしている。
彼女こそ、海底都市から見つかったとされる少女本人だ。

更に言えば、彼女の胸にはあのメテオラが下げていた石のペンダントと似たような物が輝いている。
違うのは、その石が髪の色と同じ、優しいエメラルド色をしている事だ。

494バートリ:2015/05/11(月) 00:08:17 ID:???
>>491-493
「そう、取引には応じないのね」

乱暴に縫合された腕は一応くっついたようだ。

「なら好きに話すといいわ。どうせ騎士に追われるのだから、多少誤魔化した所で大差ないし」


「でもやりたいなら本気でやりましょうか! その方が楽しいですし」

左手の手首より先がドリルになった。

「螺旋力…? やっぱり自身を使うと何が出てくるか予測できないわね」

魔元素が渦を巻きながら左手に集まっていくが、騎士と少女の乱入により一時的に止まった。


「楽しく遊んでいるだけよ? 無粋なうえにロリコンとは最悪な騎士ね」

495絶対正義のクリシュターナ:2015/05/11(月) 00:51:07 ID:???
>>493
「賊が入り込みこました。既に逃亡してしまっていますが
 それと、そこの魔術師は騎士に追われているようなので
 断罪する必要があります」

と説明しつつ、少女が気になった。

「そこの少女は一体?見たところ騎士ではないようですが」

(良く似たペンダント…偶然?)

>>494
「やはり悪党は私が裁かなければな!
 絶対正義の名の下に!!」

すぐにでも食らいつきそうな表情でバートリへ視線を移す。

496レーナ:2015/05/11(月) 05:53:46 ID:???
>>492
「今はそっちに構っているよりも…」

>>493
「あ、ちょうど良かったー。」
「あの人は騎士を殺した現行犯でーす。」

>>494
「この大変なときに…」

戦闘になりそうなのでクリシュターナの後ろに控える。

497一般騎士:2015/05/11(月) 23:05:26 ID:R27FeYcg
>>494
「貴様……!」

怒りのまま、バートリに掴みかかろうとした時、別の騎士が一般騎士の肩を押さえた。

騎士T「ここで何があったのかは存じないが、一旦落ち着きたまえ」

奥からやってきた中年から初老の騎士はゆっくりとした口調で対話を図る。

騎士T「もう、すぐ外には大勢の騎士が帰ってきている。君を無力化し、退屈なまま長い間拘束することも容易い。
そうなりたくなければ、ひとまず落ち着いてほしい」

>>495
騎士T「君もそうだ。報告の内容は正しいのかもしれないが、悪党を君が一方的に裁くという考えは、傲慢に他ならないぞ。
まずは、その殺気を心の中に収めなさい」

始めこそ厳しい口調で叱るも、最後は優しい口調で締める。

一般騎士「この少女は、親を探して彷徨っていたのだ。だが、親の手掛かりが分からなければ放置するわけにもいかんでな……」

なだめるように少女の頭を撫でるが、少女は表情一つ変えることは無い。

>>496
一般騎士「君は、ここで起きた事件に巻き込まれたのか?
……申し訳ないが、後程事情を聴かせて頂きたいが……」

巻き込まれた割に、楽観的なレーナの態度に多少戸惑っているようだ。

498バートリ:2015/05/12(火) 00:36:10 ID:C3p5Y85I
>>495-498
「騎士を殺したのは魔人の雷撃よ? 死体は愚弄したのは事実ですかもしれないけど」

「ただ、私を長時間拘束するには充分な理由かもね」

ドリルは収縮し元の腕に戻った。

「無限の荒野に立ち竦む物に私は裁けないわ。帝国法に従って生きる物にはね。者じゃなくて物よ」

「ただ、その少女は別ね。一人で歩く力を持っていそう

499レーナ:2015/05/12(火) 06:43:30 ID:???
>>497-498
「あら〜可愛い〜」

騎士やバートリーをガン無視して、少女に駆け寄る。

「何処からきたの〜?」

500絶対正義のクリシュターナ:2015/05/13(水) 21:51:19 ID:???
>>497
「私たちは騎士です。悪党を断罪するのに配慮などいらないですよ」

笑顔を繕ってはいるが、殺気自体はまだ抑えられていないようだ。

「そうですか。まだ悪に染まる前の純粋な子供は良いですね。
 そのまま真っ直ぐに育つんだよ」

同じく頭を撫でた。

>>498
(暴れもせずに大人しく捕まるなんて
 私が断罪したいところだったが、まあ良しとしましょう)

と考えたところで、バートリがまた難しいことを話してきた。

「裁けるかどうか、今ここで試してもいいんだぞ」

自然と口角と目が吊り上った。

>>499
「レーナさん、あまりあちこち行かないでくださいね?」

501一般騎士:2015/05/13(水) 22:56:33 ID:R27FeYcg
>>498
騎士T「まずは得物を収めてくれた事に感謝する……が、無論、事情については別途聞かせてもらおう」

バートリの腕が元に戻ったからと言って、突然取り押さえるような事はせず、
あくまで冷静に事を進める。

騎士T「ひとつ、誤解をしているのでは……と思ったので言っておくがね。
確かに、我々は法を盾にする組織ではある……が、元を辿れば、弱き者の為に秩序を守りたいだけだ。
だが、現実的に考えてそれを個人で行うことは困難で、ただの驕りとも言える。だから私たちは法を使い、
ここに集い、悪と闘っているのだ。あまり袖にしないでほしい」

騎士然とした面持ちでハッキリと言い切る。
一般騎士は何も言えず、騎士Tの様子を見ている。

>>499
少女「……」

少女はその場で起きているやり取りを一切意に介さず、声をかけたレーナにすら顔を向けず、
ただ無表情で対面の壁を見つめている。

ただ、暫くの間を置いて、小さく口を開き、呟いた。
「地獄よ……。」

>>500
騎士T「配慮とはまた違う。ただ暴力で相手を叩きのめすのは、そこいらのごろつきでもできる。
だが、我々には法を行使する力がある。それがごろつきとの違いであり、我々の強みだ。
後はその使い方と、法を以って敵と闘う信念があれば、何にも屈する事は無い。君なら容易い筈だ」

バートリ同様、強く言い切る。

騎士T「……ということで、二人には別室で事情を聞きたい。一体ここで何が起きたのかについて、
担当の者に洗いざらい話してほしい。
そして、クリシュターナさん。貴方には別件で話がある。彼女らは別の者に任せ、同行願いたいが……」

502バートリ:2015/05/14(木) 00:59:04 ID:PWXIUtt.
>>500-501

「死をもって贖罪とするならば、今この場で裁いてみてはいかが?」

自信に満ちた態度/露骨た挑発。

「あなた方が崇拝/依存する帝国法を遵守するならば、裁判を受け死刑執行官に首をはねられるべきだと思いますけどね」

「ただ、貴女は別ですよ? 少しは見込みがあります。この場で貴女の信念を持って首をはねなさい。そうすれば帝国法の物にはなりませんよ?」

言い切った後に軽く笑った後、クリシュターナに背を向け、エメラルド色の少女に目を向けた。

「そのペンダントは何処で手に入れたの? ステキなデザインだから私も欲しくなったわ」

503レーナ:2015/05/14(木) 05:39:56 ID:???
>>500
「う…わかった。」

口角を吊り上げた表情にびびる。

>>501
「地獄って…誰かに酷いことされたの?これに書いてある人のこと?」

ネ〇ロの手配書を見せる。

504絶対正義のクリシュターナ:2015/05/16(土) 12:48:58 ID:???
>>501
「一度悪に染まった者は、改心などしないものです。
 法の下、我々が断罪する他ないんですよ」

と持論を言う。

「私に話ですか?それは構いませんが」

>>502
「純粋な子供がいなければ、即刻首を刎ねていたところだ。
 正義を執行するのは後でにしておいてやる。そして子供に近づくな。
 純粋な白は汚れやすい」

>>503
「レーナさん、面倒だとは思いますが騎士にご協力ください」

事情聴取のことを言っているのだろう。

「先ほどの化け物のことで何か気付いたことがあれば私にも教えてくださいね」

505一般騎士:2015/05/22(金) 23:41:37 ID:R27FeYcg
>>502-504
騎士Tは腕を組み、それきり下を向いてしまう。
そして小さな声で一言

「そうか……」とだけ呟いた。

その場を行きかう言葉を遮るように、少女が口を開く。

少女「どうでもいい……!」

その言葉は、この場にいる者すべてに向けられている。

少女「法とか、正義とか、そんなくだらない物はどうでもいい。私、パパに会いたい。さっきも、
パパの匂いがした……。でも、パパいない……」

大事そうに胸のペンダントを握る。
この胸のペンダントが"パパ"との大切な絆である事を思わせながらも、
やはりメテオラとの奇妙な関係を連想せざるを得ない。

506バートリ:2015/05/23(土) 17:35:03 ID:???
>>505
「あらあら、あれが父だとするとちょっと同情したくなるわね」

「さて、騎士様はどうするのでしょう?」

「あの化け物を殺せば、この娘が悲しむかもね」

507レーナ:2015/05/23(土) 18:48:02 ID:???
>>505
「パパ?そう…」

少女の発言を聞き、大体の推測をたてる。

「どんな人?私も探してみるから、
教えてほしいな。」

508絶対正義のクリシュターナ:2015/05/27(水) 21:18:29 ID:???
>>505-507
(パパ…?ペンダントは似ているが
 まさかメテオラの娘か?)

「ねえ君、お父さんはどんな人なのかな?」

(メテオラが父親だとしたら、この子供も悪で決まりだ。
 判明した瞬間に正義執行してやる…ふふふふ)

あくまでも判断を間違えないように質問をする。

「そのペンダントに似たものを持っている人がさっきまでいたんだけど。
 お父さんの名前とか特徴は分かるかな?」

509一般騎士:2015/05/30(土) 19:36:48 ID:R27FeYcg
>>506-508
騎士たちは少女に気を遣い、暫く様子を見るようだ。

少女「……パパを見たことが無いから、特徴は分からない」

その発言だけでも不可解ではあるが、少女は更に不可解な発言を続ける。

少女「でも、パパは私を"造ってくれた"人。近くに居ればパパの事はパパってわかる。
ここに残された気配は、なんとなくパパじゃない気がする……でも、パパの事を知っている人だと思う……。
このペンダントは、パパからの誕生日プレゼント」

残念ながら、彼女の証言だけでは、パパという人物について詳しく探ることは出来ない。
しかし、少女曰く、メテオラはパパではない、らしい。

騎士T「……との事だが、この後はそれぞれ解散という事になると思う。強制はしないが、
各自この子の父親について何かわかったら、情報提供をお願いしたい」

510レーナ:2015/05/30(土) 21:51:10 ID:???
>>504
「そういえば、思い出したけど…」
「あんな風に再生するモンスターが居たのよ。」
「あのときも処刑人とか言うのがいたような気が…」

>>509
「へぇー。じゃ私と同じだね。」
「私もパパってみたことがないの。」

511絶対正義のクリシュターナ:2015/06/06(土) 09:44:23 ID:???
>>509
少女を射抜くような視線で見つめていたが
やがて

「そう、あなたのお父さん見つかるといいですね」

そう言って少女の頭を撫でた。

>>510
「処刑人……?
 レーナさん、それはどこで見ましたか?」

顔が近い

512バートリ:2015/06/07(日) 18:02:49 ID:???
>>509
「親探しね。ま、それらしい人を見かけたら通報ぐらいはしてあげるわ」

そのまま踵を返し部屋を後にしようとする。

513一般騎士:2015/06/14(日) 21:28:33 ID:R27FeYcg
>>510
少女「パパは見たことないけど、魂を感じることは出来る……。確かに、この世界に居るって。
……貴方もパパと会えるといいね」

>>511
少女「……ありがとう」

目線だけクリシュターナに向ける。
どことなく、信用を置けない様子だ。

>>512
少女「ありがとう」

騎士T「……ということだ。ひとまず、ここの後片付けは我々でやっておく。
後は、先ほど言った通り取調べに少し協力頂いた後、自由に解散としてくれ」

そう言って、騎士Tと少女はその部屋を後にした。

(以後、自由解散)

514レーナ:2015/06/20(土) 22:00:38 ID:???
>>511
「ちょ、近いって…」
「騎士さんと話すから落ち着いてよ…」

>>513
「じゃあまた今度ね。」
「次はどこかで遊ぼ!」

そのあと騎士とクリシュターナに海底遺跡で起こったことをはなした。

515絶対正義のクリシュターナ:2015/09/06(日) 02:10:46 ID:???
-帝都・スラム街-

盗賊A「今日の稼ぎは上々だな、へっへっへ」
盗賊B「俺の方が多く稼いだか?」
盗賊C「おい、騎士がうろついている。そろそろ行くぞ」

スラム街では常日頃このような犯罪が横行している。
騎士団の目を盗んだ行為は後を絶たない。
彼らも自分の生活のために仕方なく窃盗をする者から
私利私欲のために犯罪行為に及ぶ者もいる。

「貴様らが行ったことは悪だ!
 よって、私の手によりこれより正義を執行する!!」

腕を組み、仁王立ちをした少女
その眼光は狂気に満ち満ちている。
そして滑らかな手つきから一突き、盗賊の胸を貫く一撃を放つ。

盗賊A「え……?」

盗賊は貫かれたことすら気付くことなく絶命し、その場に倒れた。

盗賊B「こ、こいつ騎士なのか!?」
盗賊C「逃げろー!!!」

-ウィンドバードの森-

「逃がすと思うのか悪党共?」

盗賊B「ま、待て…待ってくれ!俺たちは生活のため仕方なくだnry」
盗賊C「改心した!これからは真っ当に生きる!だかry」

「生活?改心?ふふふ…悪は断罪する!それだけなんだよ!!」

盗賊を真っ二つにし、その返り血で染まった顔は喜びに満ちていた。
嬉々とした表情を浮かべ後から追いついてきた騎士へと振り返る。

一般騎士「クリシュターナ殿!相手の命を奪うのはやりすぎです!
     連行して牢に入れ、然る後適正に裁かれるのが道理です」

「やりすぎ?どうしてですか?」

純粋な表情で騎士にそう問いかける。
他意があるわけではなく、単純な疑問からクリシュターナはそう言ったのだ。

一般騎士「彼らは窃盗をしただけ。重犯罪者ではありませんでした」

「……ふふ、ふっふふふふ、あっはははははは!
 犯罪に重いも軽いもありませんよ!悪は断罪する!!
 私は正義を執行した!!!」

一般騎士「クリシュターナ殿……」

「あるのはただ、正義が悪を裁く。
 それ以上でもなくそれ以下でもありません。
 それでは帰りましょう。これでまた帝都も平和に一歩近づきました」

その清々しい笑顔を見て
一般騎士はそれ以上何も口から出てこなかった。
ただ一つ感じたことは、狂っている。それだけだった。

516黒騎士(テレンス):2015/09/06(日) 20:17:19 ID:R27FeYcg
騎士団・小会議室

一般騎士「テレンス、お前の所の騎士が問題を起こしたようだな。報告が来ている」

4〜5人ほどが入れる会議室で、2人の騎士が話している。
1人は黒騎士テレンス。椅子に座ってもう一人の騎士の話を聞いている。
以前切断された右腕は元通り治っている……否、
鋼鉄製の義手をはめ、あたかも治っているように見えるだけだ。
もう1人は一般騎士。テレンスの横に立ち、説教をするように話している。

テレンス「問題?私の耳には、盗賊達を3人始末したと届いていますが、何か?」

一般騎士「無抵抗の盗賊を問答無用で、しかもやり方も非常に残忍なやり方だったそうだ……。
それが世に広まれば、騎士の信頼は一気に失墜するぞ。わかっているのか!?」

一般騎士は強くテーブルを叩くが、テレンスは動じない。

テレンス「それは申し訳ありませんなぁ。後で"彼女"にはキツく、言っておきますよ」

一般騎士「二度と繰り返されたら……」

と、一般騎士が何かを言いかけたところでテレンスが遮る。

テレンス「結果を出さずに、"飾りの様に存在しているだけの騎士"というのもどうなんですかねぇ。
お言葉ですが、騎士の信頼はとっくの昔に失墜していますよ。
だから帝都から悪は消えず、抑止力となるハンター達は増える。ハンターの中には、最初こそ善であれ
悪に堕ちていく方も居るでしょう。それに対して、今までの騎士は何か対応できたんですかね?」

不意に顔をあげ、横に立つ騎士の顔を見上げる。
一般騎士にはその顔がなんら悪びれていないように見えた。

一般騎士「き、貴様……今自分が何を言ったのかわかっているのか?」

テレンス「ええ。ですから、クリシュターナの件は本人にも言っておきますよ。
ただ、彼女のした仕事は、今までの貴方方より何倍も良い仕事だった、という事ですよ」

テレンスはそう言うと、再び顔を伏せる。

一般騎士「……貴様がそういう考えなら、今の貴様の発言ごと上に報告させてもらう……!」

一般騎士は小会議室の扉を強く閉め、立ち去って行った。

伏せたテレンスの顔は、僅かに笑っていた。

517絶対正義のクリシュターナ:2016/01/31(日) 00:06:26 ID:???
死傷者12名
内訳:盗賊8名
商人:4名

概要
盗賊に襲われていた商隊をクリシュターナが発見
盗賊を切り捨てるが、商人たちも違法な取引をしている人物たちと判明
その場で切り捨てた。
クリシュターナは同伴していた別の騎士たちに拘束されるが
自分の何が原因で拘束されたのかを理解していなかった。

-独房-

騎士「反省はしたか?出ろ」

暗闇で俯く女に話しかける。

「……」

独房から出て一言

「次の悪はどこですか?断罪しましょう」

518絶対正義のクリシュターナ:2016/03/26(土) 01:07:47 ID:???
「たまの休日だけど何もやることないなぁ。
 休むくらいなら悪を滅したいけど、適度に休暇を取らないと怒られるし」

特に何をやるでもなく街に出向いたクリシュターナ。
普段は黒い鎧を纏っている異質な隊に所属をしているが
休日は普通の若い女性然としている。

「武器、でも何か見てみようかな。
 あの連中に対抗できるような武器があれば一番良いんだけど」

519絶対正義のクリシュターナ:2016/04/06(水) 01:10:16 ID:???
メインの通りをのんびりと歩く。
相変わらず活気に溢れた街並みだ。

「すいませーん!リンゴ一つください」

恰幅の良いおばちゃんが元気よく受け答えする。
リンゴを一齧りして再び進む。
しばらく歩くと目的の武具屋へとたどり着いた。
なぜか上半身裸の店主がいたが、見ないふりをして店内を見回す。
一般的なロングソードからウインドバードの森の木で作られた弓、
見た目の派手な剣や無骨な斧、はたまた槍など様々だ。

「どれも有効になりそうな武器はないなぁ」

店主「何かお探しかい?」

(結構なバリトンボイスで声を掛けられたけど
 聞こえないフリをしておきましょう。危険です)

520ジャビス:2016/05/03(火) 14:55:54 ID:???
「空が青いぜ……」

公園で1人何をするでもなく時間を過ごす。
以前、洞窟で人の顔を持つ魔物を討伐して以来、あまり気力も起きず、
このように何もしないか、必要最小限のギャラを稼げる簡単な仕事のみをこなすという日々を過ごしていた。

「(案外人生ってのは、何にも関わらずぼーっとしていたほうが一番幸せなのかもな)」

視界の端で、主婦達がこちらを見て何か陰口を話しているのが見える。
昼間からバトルアックスを背負った大男が虚ろな目で棒立ちしていれば陰口の一つや二つは当然の事。ジャビスも普段なら食って掛かるところだが、
今はそんな気力さえなく、ただ時間を過ごす。

521ショウ&エメ:2016/08/11(木) 22:58:22 ID:awAfx0uU
海水浴場

ショウ「エメ君と言ったかね。エメ君よ、男にとって最も重要なものは何か、分かるかね?」

エメ「飯?」

ショウ「そう!じゃない違う!!男にとって最も重要なもの、それは女だ!!男は力があるが、剣にも鞘があるように、男を包み込んでくれる女性はマジ、ホンットーに重要なのだ(あ、あの娘のお尻好き)」

エメ「そ、そうなの」

くだらない話で(ショウが1人だけ)盛り上がっていると、知らない女性組がエメに話しかけた。

女1「すごーい!見てー超細マッチョ!!」

エメ「え?」

女2「エルフ?耳が尖っててカワイイー!!」
一瞬でエメを取り囲む女性組。

ショウ「くっ、ナイスバデーな女の子に囲まれてチョー羨ましいッ!!俺もこんな女の子たちと●●●で●●●な●●●してェーーッッ!!(こらそこのキミ達、不用意に他人を触ったりしてはいかん。ここはいろんな人達が遊びに来てるんだ。ちゃんとわきまえなさい)」

女3「え……何?……」

女1「このジジイ超キモいんですけど……」

女2「あっち行こっ!」

エメ「ちょ、引っ張るなし!耳!耳ィー!」

ショウ、ひとりその場に取り残される。

ショウ「……世界滅びればいい」

522レーナ:2016/08/12(金) 22:46:50 ID:???
>>521
「てゐッ!」

ショウ迫る剛速球のビーチボール。
ナムサン!ビーチバレーをしていた堕天使からの悪意なきアンブッシュだ!

523セファルワイム市民:2016/08/12(金) 23:08:28 ID:awAfx0uU
サンキューアモルフ!

たまには置きレスでもみんなでワイワイやらんかねー

524ショウ:2016/08/12(金) 23:19:14 ID:awAfx0uU
>>522-523
「あ゛っ!!」

豪速球のビーチボールが鼻に直撃し、ショウは仰向けに倒れ、被っていたオシャレ帽子も飛んでいく。

「何だこの野郎ッ!テメーコンチキショー!!アモルフって誰だクソボケがーッ!」

起き上がると、すぐ近くを偶然通りかかった>>523に掴みかかる。

セファルワイム市民「ヒッ!あの僕は違いまイテ、何すんあ゛っ、やめ、アッー!!」

ショウは何かの腹いせに通りがかりの市民に暴行し始めた。

525レーナ:2016/08/13(土) 00:02:42 ID:???
>>524
「あー…すみまんせん、大丈夫ですかー?」

ドン引きしつつも謝罪する堕天使。
ちなみにブラジル水着だ。

526ピエロ:2016/08/13(土) 18:38:06 ID:???
>>524-525
「アモルフとは古代東方に存在した体術。甘流布のことよ。
 甘い言葉を広め、近づいてきた者から一撃必殺の鳩尾抉り込みパンチを繰り出すの!」

色々と溢れそうな水着で登場
その堂々たるや、もはや誰も違和感に思わない。

527ショウ:2016/08/14(日) 20:54:30 ID:cmBlrlsQ
>>525-526
ショウの体は、顔を上げてコンマ0〜1秒で反応し、蛇口の水のように鼻血を垂らす。いや流す。

セファルワイム市民「ぶえ、ぼえぇぇぇッ!」

マウントポジションを取られていた市民は、汚れた血を余すことなく顔面で受け止めることになった。あまりにも哀れな為、触れないであげたい。

ショウ「けっけしからん!けしからん過ぎる!名乗るのが遅れたが、私は秘密結社G・A・L・B(ギャルビー)の頭取である!
この私に手を出したからには、無事には済まさんぞぉ!」

ショウはそう言うと、腰から拳銃のようなものを引き抜き、構える。
しかし、その拳銃のボディはプラスチックのように透き通っており、軽い見た目だ。
ショウが引き金を引くと、絶妙に緩い勢いで水が飛び出す。どうやら、いい歳こいて若いギャルといちゃいちゃ遊びたいらしい。

528レーナ:2016/08/14(日) 21:13:53 ID:???
>>526
「なんだこのおっぱい!」

同性でも驚くサイズと形!
「お、大きさだけじゃないし!重要なのはバランスだし!」
とりあえず張り合う。負けられない戦いがそこにある。

>>527
「なんだこのおっさん!」
そこに浴びせられる水鉄砲に驚く。

529ピエロ:2016/08/17(水) 19:14:28 ID:???
>>527
「なるほど、、夏を満喫したいようね!」

白いYシャツを持ってきてそして着込んだ。
そして水がシャツに当たり良い感じに透ける。

「これが美!」

>>528
「そうこれが夢の詰まった最高の武器よ!」

レーナへと振り向いた拍子にすごい勢いの乳ビンタが顔に直撃した。
乳圧が凄まじい。

530レーナ:2016/08/17(水) 22:40:43 ID:???
>>529
まともに乳ビンタが顎に入る。

「こ、これが伝説の…」

薄れゆく意識の中に浮かぶのは二つのおっぱい。
質量を持ちながらも上下左右に震えるおっぱい…

「わ、私は…これを超えるんだー!」

遮二無二腕を伸ばし、おっぱいを鷲掴みにする。

531ショウ:2016/08/17(水) 23:33:51 ID:awAfx0uU
>>529
ショウ「何ッ!!」

ショウの中では
きゃー何するの!変態ッ!!恥ずかしいー!的な転換を想定していただけに、
逆に自分の意図を見透かされていた事に驚きを隠せない。

「おぬし、ただ者ではないな……」

なんと、ショウは魔元素とか技とかそういうシリアス要素ではなく、ただの変態根性でピエロが少なくともただ者ではない事に気づいた。
張り詰めた表情で唾を飲み込む。

>>530
ショウ「誰しも、相手が格上だとわかっていても自分の信念を貫く為、時には立ち上がり牙を剥かねばならん。決して楽な道ではないが、それでも争いの道を歩むか……」

変態過ぎて、へんな奴になった。

532ピエロ:2016/08/17(水) 23:51:11 ID:???
>>530
「あなたが掴んだそれは質量を持った残像よ!」

レーナの背後に回ったピエロが、胸の谷間にレーナの顔を挟みながら告げた。

>>531
「ふふ…あなたこそ、ね」

お互いに視線で何か通じ合ったようだ。

533レーナ:2016/08/18(木) 00:05:45 ID:???
>>532
「そ、そんな…わ、私は…」
「貴方に…勝ちたい…」

ピエロの胸に顔をうずめる。
意識の底で思うことは
「こんなの狐じゃなくて牝牛じゃん!」

どーでもよかった

534ショウ:2016/08/18(木) 00:55:42 ID:awAfx0uU
>>532
「……」

ショウは感じた。
そうは言うものの、ピエロは自分では手の届かない、否、人類が手を取り合っても尚届かないかもしれない遥かなる高みから、
神が人の過ちを許すかの如き微笑みを自分に向けているのでは、と。
そう思うと、自然とショウの目からは涙が溢れた。

「おお、神よ……数々の愚行を重ねてきた私をも、赦してくださるのか……」

一体こいつはなにをいっているのか。

>>533
「君は、負けてなどいない……いや、勝ち負けすら存在しないのだ……おっぱいよりも大きなこの世界を見守る、さらなる大きな存在によって

535ショウ(上の続き):2016/08/18(木) 00:56:50 ID:awAfx0uU
ただ生きることを許されたのだ…」

などと申しており、動機は不明。

536ミーナ:2016/09/12(月) 00:04:45 ID:???
事務系騎士「ミーナさん、お手紙が届いてます」

女騎士ミーナ。女でありながら男に混じり騎士の業務を全うしているという事が大方の者の認識であり、あまり彼女の出自等については語られる事はない。

彼女も元辺境の村娘の1人であり、親戚にも官職や武芸の縁者は居ない。
彼女をこの道に駆り立てたのは、年頃の頃に芽生えた"誰かがやらねば"という雲のような使命感であった。

村を出るに当たっては当然、家族の反対があり、半ば強行した結果、今は帝都の騎士に所属している。

そんな彼女宛に、珍しく実家からの手紙が届いた。

ーー
前略、ミーナ様。

元気にしているか。
お父さん、お母さんは元気だから心配するな。

この間、お前と幼い頃仲が良かったジョバンニ君が、釣り果の大王鰯と共に半年ぶりに漁から戻った。いつの間にやら頼もしい男に成長したと感心した。

そちらは辛くないか。
仕事は覚えたか。いじめられていないか。
都会で良い男は見つけられたか。女らしく料理の一つや二つ、身に付けたか。
そろそろ辛いだろう。
帰って来たければ、連絡よこせ。
無理せず体調には気をつけるように。

父より
ーー

何を伝えたいのかわからない、不器用な手紙。
ただ、あれだけ揉めたのに今なら父親の気持ちも少しはわかる。心の中で謝罪と感謝の言葉を贈る。
今度の休暇には、一度帰省するのも良い。

537人型スライム:2016/11/21(月) 21:38:48 ID:???
「完全に人に化けるのは難しいナ」

うねうねと姿を人型に変形させてみるが、なかなか難しいらしい。
安定しているとは言い難い。

538レーナ:2016/11/23(水) 19:12:31 ID:???
「えゐ!てぃ!」

夏の屈辱を晴らすべく乳ビンタの体得に余念がない堕天使。

539絶対正義のクリシュターナ:2016/11/27(日) 02:34:27 ID:???
ーある日のお外ー

「んん〜どこかに良い武器を繕ってくれる武器屋はないかな」

休日に武器探しをするクリシュターナ

沙耶(何やら困った顔をしている活発そうな女の子がいる。
   ふむ、上から80、60、83くらい。)

そんな道行くおにゃのこを観察している沙耶

540名無しの魔術師:2016/11/29(火) 14:13:20 ID:4icmyV8o
ttps://is.gd/SJNUkw

FF15おもしろい?

541レーナ:2016/12/06(火) 22:55:53 ID:???
「むふーっ、ようやく手に入れたわぁ…」

新しく手に入れたツインセイバーをもってうっとり。
オモチャを新しく買ったときはテンションが上がるものである。そして…

「たのもー!」

よりにもよって騎士団の鍛錬場に乗り込む。
勝てればハクがつくし、負けても言い訳できる上に、死にはしないということなんだろう…

542レーナ:2016/12/16(金) 23:55:12 ID:???
大体の予測はこうだろう。
調子に乗って騎士団に挑戦してボコされたか
漫才戦闘でグダグダのぐずぐずにおわるはずであった…

「フッフーン…5人抜きぃ!」

…まさかの連勝である。
理由はツインセイバーというか光線剣の特性である。
刀身の重量が0であるため、力や振り方による剣術より
関節の柔らかさや可動範囲を、最大限に活かす技術が求められる。

543レーナ:2017/01/22(日) 18:52:29 ID:???
「イエェェェェェェェェイ!」

レーナ「うわッ!」

「空前絶後のぉ〜↑超絶孤高の騎士!」
「剣を愛し 剣に愛された男ぉ!」

「快刀乱麻!地獄絵図!」
「天上天下唯我独尊!」
「剣のグラディエーター!」

レーナ「えっと?」

「そう、我こそはぁ〜!」
「たとえこの身が朽ち果てようと」
「戦いを求めて命を燃やし」
「燃えた炎は星となり」
「見る者すべてを恐怖に変える!」

レーナ「あの〜?」

「みんなご存知!そうこの俺こそは」
「最強無敵の騎士ぃ〜!」

「あまりのポテンシャルの高さに」
「帝国、ドラグノフ、黒騎士から」
「命を狙われている男!」

レーナ「〜…」

「そう俺こそは」
「身長173cm、体重63kg、」
「長所 明るいところ」
「短所 コミュニケーション能力の欠如!」

「戦場に舞い降りた」
「キングオブ人見知り!」

「そう、この俺は」
「サンシャイン」レーナ「てぃ!(金的)」「袋の近くで」
「普段アルバイトしてます!」

レーナ「耐えたっ!?」

「時給1240円」
「貯金残高84800円」
「暗証番号8931!」

「もう1度言います!8931!」

「ハクサイって覚えてくださーい!」

「そう全てをさらけ出したこの俺は〜」
「一富士、二鷹、サンシャイーン!」
「いーけ!」レーナ「長い!(金的2発目)」ボコォ!「ざーき!」
「イエエェェー!!」ドサア…

レーナ「6人目でいいのかな…?」

544レーナ:2017/02/04(土) 00:01:30 ID:???
「へ〜?」
奇抜だがやたらセンスがいい服装の男がふらっと出てくる。

レーナ「え、どなた?」

「キミかあ〜?ちょっと騒ぎになっているのはー?」
「どんくらいつよいの?珍しいフォームだけど…」

カツカツと近づく

レーナ(よゆーじゃん、隙だらけだし〜あれ?)

ふと自分の体に違和感を感じる。

レーナ(体が…ゆっくりとしか動かない!?)

目前に迫る男

レーナ「あ」

風を感じた瞬間に吹き飛ばされた。
魔術や抜き打ちではない、男は完全に静止している。

「ほー。タイミングを無意識にずらしたか〜意識はまだあるな〜」

レーナ「あ、あ…」

「無理しない方がいいぞ〜、神経が完全にパニックになっているからなー」
「あたらしい黒騎士を見に来たんだが…この小娘を鍛えるのも面白そうだな〜ぼくちゃんワクワクしてきた!」
「俺は黒騎士、デレク。デレク・ワイズマン。どう?強くなってみたい?」

顔を近づけてニタリと笑う。

545ソフィー:2017/02/09(木) 22:47:08 ID:???
「外出るか。」

ソフィーはこの頃主婦の仕事をしながらも、
主婦の仕事に嫌気がさしていた。
型にはまった生活はいくら大人になっても耐え難いものだ。

家(レストランの裏)の扉を開け、一歩外へ出る。

「寒っ」

冬の風に吹かれたソフィーは
あっと言う間に家の扉を閉め、それから一日中暖かい暖炉の前のロッキングチェアで読書を嗜む。
冬の寒さもまた、耐え難いものだった。
因みに本のタイトルは、「働かずに億万長者」ウサンク・セーナ著。

ソフィーの一日、完!!

次のソフィー先生の一日にご期待ください!


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