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安アパート兼宿屋『レナード・フェザー・ウエスト・コースト』
1
:
名無しの魔術師
:2006/12/07(木) 23:41:29 ID:???
格安で寝床を提供する、 『レナード・フェザー・ウエスト・コースト』!
年齢・性別・職業その他一切不問!
お金さえ払っていただければどんな方にも即座に部屋をお貸しいたします!
個室には浴室・トイレ完備!
ペット可!楽器相談可!
敷金礼金ともに0!
ある程度のコミュニケーション能力を保持しておられるなら、人外だってオッケー!
短期のご宿泊も受け付けており、一日の疲れを癒す宿屋としても使えます!
303
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 02:35:20 ID:NQMOmTz.
>>301
「香りといっても、肌で感じるものよ」
くすっと笑う。
「楽しめるならいいことね。人生何事も楽しまなきゃ」
>>302
「負担大きくしちゃうわね……。
でもきっとあの子達ペット呼ばわりされると怒るでしょうから、ごめんなさいね」
魔道書の精霊たちだからねぇ。熊だけど。
304
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 02:38:00 ID:???
>>302
「遠慮しておきます」
素早く、かつハッキリと断る。
「管理人さんが食べて、美味しかったら頂きます」
ニッコリ
>>303
「肌で香りですか?」
イマイチ分からないのか、首をひねる。
「ええ、ホント、ずっと笑っていたいですね」
305
:
安アパート管理人
:2008/08/24(日) 02:42:15 ID:???
>>303
「わかりました。では名簿作成時には彼らも加えておきます」
>>304
「私も怖いので鑑賞に留めておきましょう。
見るだけなら面白いですよ」
306
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 02:45:20 ID:NQMOmTz.
>>304
「ま、まぁ言い回しの一つよ。実際に軽く香ったりもするけど……ややこしいわね」
>>305
「ええ、お願いするわ」
「それにしても、何がどうなればこんな風になるのかしらね……」
そりゃあ、奇怪な色の野菜も気になりますとも。
307
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 02:48:02 ID:???
>>305
「確かに、それだけで十分価値がありますね」
買ってきたばかりの鉢植えと花壇を交互に見る。
交換しよう!とか言い出しそうだ。
>>306
「えと・・・とにかく、行ってみれば分かりますよね!」
きっとそうだ!
「帝都の次は、東方に行ってみます!」
308
:
安アパート管理人
:2008/08/24(日) 02:51:48 ID:???
>>306
「普通に育てたはずなのですが、本当にどうしてこうなってしまったのか」
>>307
「観葉植物として見れば中々の一品と呼べるかもしれません。珍しいですしね」
サザンカの目に気づく。
「……ひとつ、お譲りしましょうか?」
309
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 02:54:30 ID:NQMOmTz.
>>307
「ええ、百聞は一見にしかず、よ」
「長旅になるけど、その価値はあるって保障するわ」
>>308
「魔元素の影響を受けやすい品種もあるらしいけど……そういうわけでもなさそうよねぇ」
310
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 02:56:37 ID:???
>>308
「ええ、出す所に出せばかなり・・・」
ハッとし、目を逸らす。
「えー・・・ごめんなさい、ランタナに悪いし、遠慮しておきます」
>>309
「国に着くまでの行程も、旅の醍醐味ですしね」
微笑み、頭を下げる。
「良い事を聞きました。ありがとうございます」
311
:
安アパート管理人
:2008/08/24(日) 03:01:15 ID:???
>>309
「毒素を放ってるような気配もありませんし、害は無いので放置してる状況です」
>>310
「そうですか。わかりました。
……私の方もこの奇怪な植物たちに愛着が湧いておりましてね。ハハハ」
「さて、私はそろそろ管理人室の方へ戻らせていただきますね」
312
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 03:03:22 ID:NQMOmTz.
>>310
「いえいえどういたしまして。そんな礼儀正しくしてくれなくてもいいのに。
気楽にしてちょうだい?」
>>311
「まぁ、目を楽しませてくれるのだからむしろ益があるわね」
「はーい。お疲れ様です」
313
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 03:04:55 ID:???
>>311
「良いですね、植物(?)への愛情」
気の抜けた笑顔だ。
「はい、ではまた」
>>312
「いえいえ、感謝の気持ちは伝えなくては」
素で言っているようだ。
「性分なんです、これ」
314
:
安アパート管理人
:2008/08/24(日) 03:05:41 ID:???
「では、何かありましたら、どうぞお声をおかけ下さい」
そう言って、管理人室へ引っ込んだ。
315
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 03:08:05 ID:???
>>314
「お疲れさまです」
ヒラヒラ手を振り見送った。
「(そういえば管理人さんの名前聞いてないなあ)」
316
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 03:08:33 ID:NQMOmTz.
>>313
「でもとてもいいことだわ、素直に感謝を言えるなんて。
照れちゃうと誤解されてぶつかり合うこともあったりするのだから」
「それじゃあ、私もそろそろ戻るわね」
立てかけておいた箒を手に取る。
317
:
枯れないサザンカ
:2008/08/24(日) 03:10:45 ID:???
>>316
「そうですか?人って複雑なんですね」
よいしょ、と鉢植えを持ち上げる。
「はい、今日はありがとうございます」
ニコリと頭を下げ、自分も201号室へ向かう。
318
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/24(日) 03:12:32 ID:NQMOmTz.
>>317
「それじゃあねー」
2階へあがっていく後姿を見送ってから1階の突き当たりにある自分の部屋へ向かった。
319
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/25(月) 23:31:47 ID:aQrQ1JdE
--109号室--
「穢れるくらいなら滅びたほうがいいなんていうけど、それじゃあ本末転倒よねぇ……」
ほとんど独り言
320
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/26(火) 01:13:50 ID:aQrQ1JdE
バスルームの鏡で交信している。
「本当は私じゃなくて代表ご自身が出たいのでしょう?」
パイロープ「そうだ。だが、おれは君と違って彼らと面識が全くない」
「今の私もないようなものですわ。以前の姿にはなれないのだし」
パイロープ「とにかく合流してくれ。動き出した時には連絡を忘れるな。
おれたちはそれに呼応して裏口から殴りこむ」
「わかってるわ。それじゃ……」
パイロープ「ああ、それと。おれは、このオペレーションから身を引く」
「……なんだって!?」
321
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/26(火) 01:38:42 ID:aQrQ1JdE
「はぁ。」
バスルームからでてくるなりため息。
322
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/26(火) 02:05:59 ID:aQrQ1JdE
「また出かけましょうか……」
「あら、クマーは?」
323
:
ジェイン・ドゥ
:2008/08/26(火) 02:26:24 ID:aQrQ1JdE
「そういうわけだから留守は任せたわ」
お出かけ。
324
:
昨日・深夜の109号室
:2008/08/30(土) 01:58:22 ID:P1zgR37Y
「おじいちゃん、オレは今まで仇討ちなんてくだらねぇと思ってたんだぜ。
でもさ、真相を聞いてから……当事者になってからくだらねぇなんて思えなくなった」
空を見上げながら語りかけるようにつぶやいている。
「だからさ、オレ、せめてアーベントやジェフ、リッキー達にはそんな想いをさせないために戦う。
戦って、勝って、生きて帰る。そう天と地と風に、そしてオレ自身に誓ったんだ……」
そこにいるのはジェイン・ドゥではない。
死んだはずの男、フリッツ・ヴィンダルフ・デア=フォーゲルヴァイデだった。
一度静かに瞼を閉じ、ゆっくり開き、ジェインの姿になる。
そして、両手両足にそれぞれ細工が施された輪を填める。
すると周囲に漂っていた魔気が一気に薄くなり感じられなくなった。
325
:
ジェイン・ドゥ
:2008/09/01(月) 00:14:04 ID:uZPa7FMM
--109号室--
バスルームで最後の念信を送っている。
「こちらグロッシュラー。方舟は完成し、神は洪水を起こし給う。
繰り返す、方舟は完成し、神は洪水を起こし給う」
それを終えると、深呼吸して一度リビングに戻る。
そして、契約して間もない魔道書たちに声をかけた。
「またしばらく留守にするからよろしくね。いってきます」
そしてドアを開き、外へ歩んでいった。
326
:
ジェイン・ドゥ
:2008/09/01(月) 00:14:36 ID:uZPa7FMM
--109号室--
バスルームで最後の念信を送っている。
「こちらグロッシュラー。方舟は完成し、神は洪水を起こし給う。
繰り返す、方舟は完成し、神は洪水を起こし給う」
それを終えると、深呼吸して一度リビングに戻る。
そして、契約して間もない魔道書たちに声をかけた。
「またしばらく留守にするからよろしくね。いってきます」
そしてドアを開き、外へ歩んでいった。
327
:
枯れないサザンカ
:2008/09/05(金) 00:25:46 ID:???
「ほーら咲いたぁ」
ランタナに水遣り
328
:
ライオウ
:2008/09/09(火) 20:34:29 ID:.lrPCGJg
「さて、管理人さんに金も払った事だし…しばらくは此処を拠点にするかなぁっ!!」
異様にテンションの高い男が一人
329
:
安アパート管理人
:2008/09/10(水) 02:05:52 ID:uJZgzw02
>>328
管理人によって案内された部屋は『202号室』だった。
ちなみにその時、
「防音機能もしっかりしておりますので、ご安心を」
と意味ありげに言われた……テンションの高さをちょっぴり皮肉られちゃったのかもしれない。
330
:
ジェイン・ドゥ
:2008/11/08(土) 00:51:03 ID:loQfh0ys
いつの間に帰っていた? なんてつっこみは野暮だからね。
というわけで109号室。
ジェインは町中にばら撒かれたビラのことで鏡の向こうに映る者と会話中だった。
『フェキアや東方などでも確認されているが…そうか、帝都にも撒かれていたか』
「世界中かもしれませんわねぇ。となると、主催者は相当な名士なのかしら?」
『名士というレベルじゃない。
ビティア=ノア・マイアはドラゴンライダー族の長にしてアラゲイジアの支配者だからな』
「……えーと、つまりは国王レベルの存在なわけ、ですよね」
『そうなる。ただ、評判は芳しくないどころか人間達にとっては天災扱いというところさ』
「天災って……」
『父さんに聞いた話ではアルメリア王国に移った後、
数百年間人前に姿を見せていないらしいんだが……』
「調査します? なんなら私が行きますけど」
『いや、各国の許可が下りているとなれば、俺たちが出張っていくのもまずい』
「ひとまずは静観、ですわね。了解しました」
331
:
ジェイン・ドゥ
:2008/12/10(水) 04:32:00 ID:???
--109号室。ここの描写多いねなんて言っちゃあいけない--
「……本当の意味で、V.S.O.P.の歴史が終わったということかしら」
葬儀帰りらしい黒衣のまま、部屋で呟いた。
ほんのわずかな期間だけしかいなかった部隊だが、今になってなんとなくわかった気がする。
あの秘密部隊の真の構成員は、トップ二人だけだったのかもしれない、と。
332
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 02:08:08 ID:lMFpeKLE
「平和ですねぇ…」
雑草を刈っている。
引っこ抜く時に「ギョエエエ!」とかいう絶叫が聞こえたが無視。少し頭痛がする。
333
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 02:16:38 ID:IJlcFv0k
>>332
近くにきたらものすごい絶叫が聞こえたので
とっさに耳をふさぐ。
「きゃっ!
……今のはマンドラゴラかしら……。
もう少し近かったら危なかったわ」
そして雑草を刈る人影に声をかけた。
「あの、すみません」
334
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 02:23:08 ID:lMFpeKLE
>>333
しなびた朝鮮人参のようなものが転がっている。
絶叫を聞いた管理人もピンピンしているし、きっと成長しきっていなかったのだろう。
「はい? ああ、如何なさいましたか?」
土いじりを中断し、振り向いた。
335
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 02:29:00 ID:IJlcFv0k
>>334
振り返った先には黒髪の女性。
管理人はその人が109号室の住人だと認識するだろう。
が、
「レナード・フェザー・ウエスト・コーストはこちらでよろしかったかしら?」
山吹色のストールを纏う彼女はそう問いかけた。
336
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 02:43:16 ID:lMFpeKLE
>>335
「……?」
当然ながら、女性の発した言葉を聞き、怪訝な表情を作る。
「ええ。もちろんそうですよ。
しかし名前も忘れられてしまうとは。流石に長すぎですかね?」
“109号室の住人”はここに来てしばらく経っている。
ジョークだろうか? しかし、それにしては……
「まるで初めてここに来たかのような言い方ですね」
337
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 02:51:05 ID:IJlcFv0k
>>336
(確かに長い名称ね)
「ええ、初めてですもの」
冗談を言っているようには聞こえない。
「申し遅れましたわね。私はジェイン=ドゥ。
ここに、私そっくりな女性がいると聞いて来てみましたの」
そっくりさんらしい。
が、それにしても似すぎだ。
しかも名乗る名前は同じ……。
338
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 03:02:10 ID:lMFpeKLE
>>337
「はい?」
女性の話にさらに眉をひそめる。
彼女は誤解を解こうとしたようだが、管理人は「益々わけがわからない」と言いたげだ。
「ここに来るのは初めて…? そっくりな方…?
おかしいですね。確かに109号室にはあなたそっくりの方がいらっしゃいますが……名前もちゃんとジェイン・ドゥですよ」
「双子でも名前は違うでしょう。
こんな言い方は失礼ですが、記憶喪失を疑われた方がいいのでは?」
管理人の方も嘘を言っているようには思えない。
むしろ本心から心配している様子だ。
339
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 03:12:14 ID:IJlcFv0k
>>338
「まあ! 名前まで同じなの?」
非常に驚いた様子だ。
(Jane Doe、身元不明の女性を表す符丁の一……。
その人も訳ありかしら?
それともこんな本名の人?)
「記憶喪失だなんて……。
そんなことありませんわ」
などと言っていると別の足音が向かってきた。
340
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 03:17:23 ID:lMFpeKLE
>>339
「……どうやら、本当に別人のようですね。
しかし顔も名前も同じとなると、他に可能性はドッペルゲンガーくらいしかありませんよ?」
「とりあえず、本人にお遭いしてみるのが賢明でしょうね。
あちらは何か知っているかもしれませんし…」
言いつつ、向かってくる足音の方向へ目を向ける。
341
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 03:23:55 ID:IJlcFv0k
>>340
「あら、本当にドッペルゲンガーだったらどうします?」
つられて足音の方をみる。
その先には……
ジェイン@109号
「ただいま、管理人さん」
噂の109号の住人が、クマたちを荷物持ちに帰ってきた。
342
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 03:27:39 ID:lMFpeKLE
>>341
「……噂をすれば、ですね。おかえりなさい」
ふたりのジェインを見比べている。
自分に見分けが付くだろうか。
343
:
ジェイン=ドゥ
:2009/02/21(土) 03:34:48 ID:IJlcFv0k
「よく言ったものですわね、噂をすればって……」
ジェイン@109号
「ま、私の噂なんかしてたの?
あら、お客さんかし……」
二人のジェイン
「わ、私……!?」
山吹のストールを羽織った来訪者にとっても想定外なほどに似ていたようだ。
「ほんとうにそっくり……」
ジェイン@109号
「管理人さん、こんなところに鏡なんてありませんよねぇ?」
344
:
安アパート管理人
:2009/02/21(土) 03:37:51 ID:lMFpeKLE
>>343
「残念ですが、鏡でも手品でもなく本物ですよ。
心当たりはありませんか? 双子とか」
クマー「見れば見るほどそっくりだな」
345
:
ジェイン@紛らわしいので括弧変えます。
:2009/02/21(土) 03:53:45 ID:IJlcFv0k
>>344
ジェイン@109号
『……双子どころか姉妹もいないわよん?
貴女、お名前は?』
「ジェイン=ドゥですわ」
『……名前まで同じ?
(偶然、この偽名と同じ本名の人と出くわしたってこと?)』
「……貴女、まさか私のドッペルゲンガー?」
『貴女こそ……。
みんなはどう思う?』
クマたちに尋ねてみる。
魔道書の精霊なら、来訪者が人間以外の何者でもないことはわかるだろう。
346
:
『プーさんの謎の七書』
:2009/02/21(土) 03:59:38 ID:lMFpeKLE
>>345
熊田「いや、人間だと思うがね。少なくともドッペルゲンガーではなさそうだ」
クマー「よっぽど上手く偽装してれば話は別だけどな」
347
:
二人のジェイン
:2009/02/21(土) 04:10:41 ID:IJlcFv0k
>>346
『そうみたいね……。
うまく偽装していてこれなら私のことを知らないことになるもの』
小声でクマ達に返答する。
彼らのマスターは、彼らに自身が人間ではないことを既に告げている。
「……本当にそっくりさんのようね?
同じ顔をした人は世界に3人いるって話
……」
来訪者のジェインがふと、自分の左手に目をやった。
348
:
『プーさんの謎の七書』
:2009/02/21(土) 04:16:24 ID:lMFpeKLE
>>347
クマー「人外が人を化かすのは良くあるけど、人が人外を化かすなんて聞いたことねえしなぁ」
念のため、声を潜めて。
管理人「名前も同じそっくりさんとは、珍しいですね」
彼はジェイン・ドゥという名前の意味を知らない。
なんとなく、つられて来訪者の左手に目をやる。
349
:
二人のジェイン
:2009/02/21(土) 04:26:49 ID:IJlcFv0k
>>348
『……本当にあるのね、こんなこと。
(もしかして、この姿のモデルは彼女?
でも初対面のはず……)』
来訪者の左薬指には指輪。
シンプルな紺の台を金の薔薇が取り巻く凝ったデザインだ。
それが、かすかに輝いているように見える。
「……(まさか……)」
それを複雑な心境で見る来訪者。
『……っ!?
(この感じ……一体!?)』
つられ見て、急に頭を押さえる住人。
350
:
二人のジェイン
:2009/02/21(土) 04:44:01 ID:IJlcFv0k
>>349
『……ごめんなさい、ちょっと頭痛が……。
風邪でも引いたのかしらん』
「あら、ごめんなさい。
立ち話させちゃって……」
『……また今度、改めてお話しませんか?
(どうして?
初対面のはずなのにどこか懐かしい……)』
「……ええ、よろこんで。
これも何かの縁ですもの、大切にしたいわ。
(この指輪は彼の――。
それが反応しているということは……)」
二人は再会を約束すると、それぞれの方向へ去った。
山吹色のストールはひとりアパートの外へ。
浅黄色のストールはクマ達と109号室へ。
それぞれに、管理人へ挨拶をして去っていった。
351
:
ジェイン・ドゥ
:2009/02/21(土) 22:14:24 ID:IJlcFv0k
--109号--
「昨日のあれは……」
まだ具合が悪そうにしている。
「あの指輪、私を呼んでいたわ……なぜ?」
「それに彼女、やっぱり見覚えがある……」
「……"金薔薇"
……っ!」
何かを思い出しそうなのに、
思いだそうとすると激しい頭痛が止まらない。
「彼女は、本当は誰?」
352
:
枯れないサザンカ
:2009/11/01(日) 23:23:03 ID:???
「今日は部屋でゴロゴロしておきましょ」
陽だまりでごろ寝
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