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緊急投下用スレ

922SEAVEN:2009/03/19(木) 18:09:18 ID:F37oKBs2
「結菱って警察署の設計もしたはずだよな?
 署内の見取り図と、手に入るのであれば、警官の制服と手帳」
「確かに設計もしたはずですが、探すのはちと時間食いそうです。
 制服は手に入ると思うですが、多分手帳は無理です。他に道具は何か必要じゃないですか?」
「道具は……、スタンガンかな。拳銃は調達出来ると思うし。やっぱり手帳は無理か……。
 なら、警察署のパソコンにハッキング出来ないかな? 今から言う交番のシフト表が欲しいんだ」
「スタンガン……。取り寄せられると思うですけど、多分直接買いに行った方が早いですよ。
 あと、ハッキングですか……。ジュンは知識あるですか? 一応、機材的にはいいのがあるですけど」
「多少なら出来ると思う。知識もあるし、何度か試したこともある。……暇人だったからね」
翠星石は笑った。
「こりゃあいいです! 元自殺志願者と、元犯罪者の暇人タッグですか!」
ジュンもつられて笑う。確かにそうだ。
ひとしきり笑った後、ジュンはもう一つ尋ねた。
「あと、この緩衝材の性能についても聞きたいんだ。どこまでの衝撃を抑えられるかって……」



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頭の中でジュンはもう一度これからの予定を整理した。
交番の奥のトイレに気絶した警官は制服を奪われ、縛られて放置されている。
もう一人が返ってくるまでが勝負だ。戻ってきたら、全ての署に連絡が行きわたり、この手帳は使えなくなってしまう。
制服は一度試着してみたが、ぴったりと合っていた。問題ない。ただ、腰についた拳銃が落ち着かない。
もう遊びではないのだ、と言い聞かせる。
そう。これから彼は大きな罪を犯すのだ、と。




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