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【常春の】清明♥セツナの部屋【夫婦桜】
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>>45
―――おかえりッ！！ 清め―――…
（普段の声より高めの、元気な少年の声）
（口調と勢いもそのままに、無事帰宅した愛しいその姿を見ると目を丸くして）
―――せーめい………？
（くるっと回ったその髪は黒く、長く。スカート状の水干の裾と一緒にたおやかに揺れ）
（一目で清明―――せーめーと分かったものの、思わず指さし確認して）
ぁ、ぁ、ぁ、 あああ、あ………！！！
せ、せーめい……せーめーの、節分決戦仕様、だと―――！
（開いた口が微妙に塞がらないのだが、なんとか声を出し）
あざといって言うか――― ぁう。 あざとい―――…な。
（どやッと問われれば、素直に頷くしかなく）
（さらりと伸びた髪の長さは幼さも相まって、性別を曖昧にさせていて）
うん……ビックリすぎる。
ホントに。
へへっ …節分で払うのは、悪いトコだけだもんなっ。
愛しい清明も、鬼も。追い払ったりなんかしないぜっ
オレは一生大事にするって、もーずっと前から決めてるからな。
ううん、大丈夫っ！
清明が結んでもじゅーぶんにカワイイって、オレが保証するっ♪
んッ、ん…！？ んッ……！！
（ふいに抱きつかれると、驚いたように両肩を竦ませて）
（唇が重なり、持っていた升と恵方ロールをあわや落としそうになる）
（身体がびくっと強ばって、それでも落とすことは何とかしのぐとその甘い睦みに目を細め、声を漏らし）
ッ…ん♥ んん、んッ…♥ ん……っ
ん、ふ……っ …ン……っ
は…… ぁ……っ
…はぁ…… あぅ……っ ん…。
（熱っぽい息を零しながら清明に言われると、何だか気恥ずかしくなって）
（頷きつつも、視線をそらすように横を向き）
お、オレも…… …愛してるし……っ
……ん♥
ん、ん…っ ん……ッ♥ 好き…清明―――…
（向きなおして唇に触れ返すと、表面をくすぐるように数回触れ合わせ）
（ちゅッちゅッ、と音を弾ませながらタイムスタンプのゾロ目のキスを睦ませて）
んむ… ん…ん……っ
（キスをしながらツインテールの清明をじぃ…っと見つめ）
【あとちょっとが……スゴい欲ばってる orz】
【お待たせ、清明っ！】
【こっちも長ーくなってるから好きな感じに縮めても、大丈夫だからなー？】
【55言目…っ♪ おめでとーのありがとーだぜっ♥】
【(ぎゅーっと抱きしめながら、唇に甘いキスを贈り)】
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