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【常春の】清明♥セツナの部屋【夫婦桜】
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>>11
（胸が重なると、鼓動が同じリズムで響きあう）
（体温と共に伝わる、その命の音に。表情を綻ばせて、唇を睦ませ）
ん……っ…こうして確かめ合うと、心が落ち着くのにドキドキもして。
なんだか、とても不思議な…だがとても良い気持ちになるな。
俺の欲張りが、セツナにもうつってしまっているのかもしれないぞ？
（冗談めかして明るく笑い、身体を軽く曲げ）
（セツナが寄り添いやすいように、体勢を整えて）
（こちらからも、静かに肩を寄せていく）
ココロに収めてくれて、大事な宝物にしてくれて…ありがとう。
セツナが喜ぶ顔が見られるのは、俺もとても嬉しいんだ。
お前の全てが、掛け替えの無い宝物だから。
（そっと触れ合う唇へ、愛しげに重なり）
ン…―――そう、待っている間も、二人の時間♥
（ふわりとハートを舞わせ、同じように寄り添わせて）
セツナを離したりしないからな、このまま…もっと、傍に。
大寒を迎えて、寒さや雪が本気をだしてきたもんな。
春へと移ろう前の、大きな季節の峠だ。
コタツにベッド、お風呂に鍋…あとは。ぎゅっと密着か、それは確かにするしかないな。
一つ変わらないのは、”セツナと一緒に”と云うコト。
セツナが傍に居てくれれば、それだけで。全てが幸せに彩られ、満たされるんだ。
俺も待つのは、全然平気で…大丈夫だから。
二人で歩調を合わせて、綴り易い速さでヨロシクだ。
キスも……想いのままに。いっぱい、めーいっぱいに…
（腕を絡めて包み抱き、唇を重ねあって微かに甘い吐息を漏らす）
（頬にキスが伝い、髪が流れて。やがてキスが耳元をくすぐると、ぎゅーっ♥と抱きしめ）
（銀の髪へとやわらかにキスを贈り、流れをゆったりと辿って）
セツナの初夢話、大いに興味があるし…大寒たまごも、話をしたい。
本当、話たいコトがいっぱいあるんだ。
日々を過ごす度に、想いが深まる度に、たくさん。
―――…セツナ。 最愛の想いも、二人一緒だ。
愛してる…ん、っ……ん♥
は…、♥ あ……んん、………セツナ…♥
（甘い声に理性は蕩け、口付けを深く求めていく）
（唇の鳴る音も、吸い返すキスも、最愛の微笑みも）
（何もかもが愛おしく、唇をうんと睦ませ―――）
どこまでも、一緒だ……セツナと。
愛してる……いつまでも、俺の全てで。
…と、この通り贈らずにいられなかったから。
受け取ってもらえれば、幸いだ。
俺もセツナの望むままに、いついつまでも。
お前を愛して…傍に居るからな。
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