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【尚六】ケータイSS【広達etc.】

1名無しさん:2008/01/02(水) 21:36:54
幾つかネタが溜まったので、改めてスレを立てさせて頂きました。
ケータイからの投下に付、一回の投稿字数制限上、必然的に使用レス数が
多くなり読み辛いですが、お付き合い頂ければ幸いです。

《時系列》
①「夏日」書き逃げ>>418-430
②「春信」同上>>407-416
③「冬星」同上>>453-466/「北垂・南冥」同上>>472-491
④「秋思」同上>>437-452

尚六と利広×利達をメインに原作重視のオムニバス方式で、マイナーカプも
積極的に書いて行く予定。シチュ萌えがメインなので、エロは殆どありません。
素人の拙文ですが、どうぞ宜しくです。

492「獲麟」1/6:2008/12/21(日) 13:11:04
何とか安闔日に間に合いましたw
ラストは「初めてのチュウ 小松編」
蓬莱での尚六邂逅エピです

  *   *   *

 彼は独り、浜風に当たりながら未明の渚を歩いていた。
 別段、浜辺に出る用事があった訳では無い。前泊した城下の女の許からの帰
途、少しばかり過ぎた酔いを醒ます為、懐から取り出した肉桂皮の欠片を奥歯
で噛み絞めつつ、入り江を見下ろす高台にある己の屋形へと、遠回りで向かっ
ているところだった。
 今日は当地の領主である彼の父親の主催で、聞き香の会が開かれる。彼は、
ふとその事を思い出し、長く深い溜息を吐いた。風雅な物事を好む父とは対照
的に粗削りな性格の持ち主である彼は、昔からその手の催しが、とにかく苦手
の一辺倒なのだ。
 加えて、前述の通り酷い宿酔の上、鼻腔の奥には昨夜の相手が全身に塗りた
くっていた白粉の匂いが、未だこびり付く様に残っている。こんな調子では伽
羅やら沈香やらの繊細な薫りの差異など嗅ぎ分けられよう筈も無いし、何より
今日の香道の会では、婚礼の日以来、陸に顔を合わせて話した事すら無い正妻
や側室達とも同席しなければならないのだ。面倒事が嫌いな彼にとっては、か
なり由々しきそれらの事態が先刻来、帰途の足取りを余計に重々しいものへと
変えているのだった。
 急病を騙って出席を免れようかとも考えたが、その手は過去に何度も使用済
みだ。流石に今回ばかりは、嫌々乍でも顔を出さぬ訳にはいかないだろう──
鈍く痛む頭を一つ振り、観念の意を込めて再度深く嘆息した時、彼は突如、誰
かに呼ばれた様な気がして、礑とその歩みを止めた。
「…………?」
 訝りつつ辺りを見渡したが、未だ明け初めて間の無い汀には当然、人の気配
など微塵も無い。あと四半刻も経てば、早朝の漁から戻った男達の姿もぽつり
ぽつりと見受けられる様になる筈だが、そんな見慣れた朝の光景にも現在の時
刻では若干、早過ぎる様だった。
 暫しの間、辺りを窺う様にぐるりと見廻した後、彼は引き潮になり掛けたば
かりで未だ柔らかな波打ち際の白砂に踏み込むと、普段は滅多に足を向ける事
の無い岬の岩場目指して、徐に歩き出した。

493「獲麟」2/6:2008/12/21(日) 13:12:27
 彼は不可思議な胸騒ぎを感じていた。其処に行けば、何かが──誰かが自分
を待っているのではないか……そんな確信めいた予感に突き動かされつつ歩を
速め、果たして岩場の陰に力無く横たわる人影を見付けたのだった。
 ──子供……?
 軽く瞠目しつつ、倒れている小柄な人影に近寄った。十歳前後の少年らしい
その子供の傍らに膝を突き細い首筋に指先を宛行えば、弱々しくも確かに脈が
ある。彼は小さく安堵の息を吐いてから、しかし直ぐにその表情を険しいもの
へと変えた。
 凡そ十年前、都で起こった大乱の戦火はその後各地に飛び火し、今ではこの
瀬戸内の小国にまで及ぼうとしている。実際にここ最近、戦禍を逃れた難民達
が隣国から相次いで流れ込んで来ていた。彼等の多くは負傷し、また飢餓に苦
しみながら国境を越え、この海辺の小領地へと逃げ延びて来ており、中には逃
走の過程で命を落とす者も少なからず居た為、この少年は此処まで生きて辿り
着く事が出来ただけでも幸運だったと言えよう。
 怪我は無いかと全身を検分すれば、粗末な衣から伸びる煤と砂泥に汚れた手
足は、大きな傷こそ負ってはいなかったが酷く痩せ細り、少しでも乱暴に触れ
ようものなら、直ぐに折れてしまいそうな程に華奢だった。
「──おい、しっかりしろ……お前、一人か。此処が何処か分かるか?」
 そっと上体を抱き起こし、軽く頬を叩きつつ声を掛ける。少年は不意の刺激
に一瞬だけ眉を顰めた後、瞼を閉じたまま、ほんの微かにその唇を開いた。
「……み、ず……」
 殆ど吐息に紛れたその言葉に一つ頷くと、彼は腰から下げた竹筒を取り、飲
み口の栓を前歯で銜え引き抜いた。
「ほら、水だ。──飲めるか?」
 そう問い掛けつつ、少年の口許にそっと竹筒を宛行う。しかし水を飲むだけ
の体力すら残っていないのか、筒の先からは透明な雫が、少年の顎を伝って薄
汚れた衣の胸元へと、次々に零れ落ちるだけだった。
 彼はその様子に低く舌打ちをすると、噛んでいた肉桂の皮を吐き出し、代わ
りに竹筒の水を口に含んだ。次いで少年の頤をそっと摘み、それ以上仰向いて
しまわない様に固定すると、僅かに開いた小さな唇を自分のそれでゆっくりと
優しく覆った。

494「獲麟」3/6:2008/12/21(日) 13:13:53
「──ん、……っ」
 直後、口を塞がれた事への拒絶を示す様に少年の細い眉根が僅かに寄せられ
身体の脇に垂らされたままの両腕がぴくりと動く。しかし次の瞬間、己の口腔
に流れ込んで来たものの正体に気付いたのか、小さな抵抗は瞬く間に止んだ。
 彼は少年が咳込んでしまわない様、含んだ水を少量ずつ、ゆっくりと相手の
口内に流し込む。長い時間を掛けて水を飲ませながら、その切れ長の眼を薄く
開け、間近にある小作りな顔を見るとも無しに見つめていた。
 今は煤と海砂に汚れてしまっている窶れた頬は、良く見れば肌のきめが細か
く、色も透き通る様に白い。彼の知る城下の子供達は皆、男女を問わず真っ黒
に日焼けしていたから、やはりこの少年は近隣の住民では無いのだろう、と彼
は改めて思った。
 ──戦火を逃れる途中で、親とはぐれたか……。
 遣り切れない思いに軽く眉根を寄せた時、彼の眼前で固く閉じられたままの
瞼を縁取る長い睫毛が、微かに震えた。
 いつの間にか、口に含んだ水を凡て飲ませ終えていた事に其処でやっと気付
き、慌てて顔を離す。
「……おい坊主、大丈夫か。もっと水を飲むか──?」
 少年を腕の中に抱いたまま、その耳許へと囁く様に尋ねるも、反応は無い。
一瞬、悪い予感が脳裏を過ったが、次の瞬間微かに聞こえて来た穏やかな寝息
に、彼は目許を和ませ、今度はほっと小さく溜息を吐いた。どうやら喉の乾き
が収まった事への安堵から、急な眠気に襲われたらしい。
 その、邪気の欠片すら感じられない寝顔に軽く微笑んでから、彼は丸めた己
の羽織を枕に、少年を岩陰の僅かな砂地の上に横たえると、次いで懐から手拭
いを取り出し、竹筒の中に残った水でそれを十分に湿らせた。
 砂上に片膝立ちで坐り込み、濡らした手巾で少年の頬の汚れを優しく拭って
やりながら、彼は先刻来の自分の行動に思わず微苦笑を漏らしていた。
 過去にも流民の世話を焼く事は度々あったし、子供の相手をするのが嫌いな
訳でも無かったが、初めて出逢った名も知らぬ少年の面倒をここまで見てやる
事など、終ぞ経験が無かったからだ。
 ──まったく、我乍ら何とも人の好い事だ……。
 ぼんやりとそう思いながら少年の口許を拭っていた時、ふとその唇に小さな
傷がある事に気付いた。

495「獲麟」4/6:2008/12/21(日) 13:17:29
 少年の珊瑚色をした薄い口唇は、脱水症状と潮焼けの為にかさつき、ささく
れ立ってしまっている。水を飲ませている時には気付かなかったが、少年自身
が無意識の内に噛み締め傷付けてしまったのか、下唇の端にうっすらと鮮血を
滲ませている傷口が見えた。
「…………」
 暫時、無言でその紅い色を見下ろしていた彼は、徐に少年の上へと屈み込ん
だ。その緩やかな動作によって、襟足の位置で簡単に括られただけの長い黒髪
が彼の広い肩の上を流れ、少年の痩せた胸元にさらりと音を立てて落ちる。彼
はそれに構わず再度少年に顔を近付けると、今度は歯列の間から僅かに覗かせ
た舌先で、小さな傷口をそっと舐め上げた。
 乾燥しかさついた唇は、それでも驚くほど柔らかな感触で、近頃では殆ど相
手にする事も無くなった年若い生娘のそれを思い起こさせた。そして、ゆっく
りと動かす舌先にほんの微かに感じた血潮の味に、彼は突如、理由も無く背筋
を戦かせた。
「────っ……!?」
 思わず勢い良く身体を離し、肩で大きく息をする。彼のそんな動揺など露程
も知らず、規則正しい寝息を立てて熟睡している少年の安らかな寝顔を見下ろ
し長い前髪をぞんざいに掻き上げると、彼はその精悍な眉の上の額を、大きな
掌でぴしゃりと叩く様に覆った。
 ──こんな餓鬼相手に一体、何をやっているんだか……。
 再度、深く嘆息しつつ仰向くと、頭上に廂の如く張り出した巨岩越しの空の
色は、気付かぬ内に随分とその明るさを増していた。
 季節は未だ夏の初めだが、元来海辺は陽射しが強く、また砂地の照り返しも
あって、日中はかなりの暑さになる。今はまだ夜明けの涼気が残っているもの
の、陽が昇れば程無くして、此処も蒸し風呂の様になってしまうだろう事は明
白だった。
 ──浜の漁師小屋にでも運んでやるか。
 砂浜を戻った先にある粗末な漁師小屋は、漁を終えた男達が休んだり破れた
網や仕掛けを修繕したりする場所だが、小さな囲炉裏で簡単な煮炊きも出来る
上に、沖の番屋も兼ねている為、確か布団の用意もあった筈だ。自分が事情を
話せば小さな子供の一人くらい、小上がりの片隅にでも寝かせて貰う事は可能
だろう──そう考えを一巡りさせると、彼は依然として深く眠り続けたままの
少年を起こしてしまわない様、その細い身体をそっと抱き上げた。

496「獲麟」5/6:2008/12/21(日) 13:19:32
「──これは若、お早うございます……おや、その子はどうなすったんで?」
 少年を腕に抱いたまま汀の白砂を踏み締め小屋に向かっていると、運良く朝
の漁から戻った男達の集団と搗ち合った。その逞しい肩に大きな網や沢山の魚
が入った籠を担いだ漁師達の表情は、一様に明るい。どうやら、今朝も大漁だ
ったらしい。
 彼は親しげに挨拶をして来る男達に微笑って頷き返しながら、先程声を掛け
て来た初老の漁師に、事情を手短に説明した。
「……ああ、そうでしたか。そりゃ気の毒な事だ──ええ、勿論その子の面倒
は、おれ達が責任を持って見させて頂きますよ」
 他ならぬ若の頼み事ですからな、と言って彼が幼い頃からの知己である男は
人好きのする笑顔を見せた。
「……そうか、すまんな」
 彼も笑ってそれに応えると、男は舟を砂浜に上げ終え、小屋に向かって傍近
くを歩いていた若い漁師達の内、最年少らしき一人を呼び止めた。
「おい、この子を番屋まで運んでやってくれ」
 年長の頭の言葉に急ぎ彼の許へと駆け付けた若者は、その腕から少年を受け
取ろうとし、一瞬後に少し困った様な表情で自分より大分高い位置にある彼の
貌を見上げた。
「──どうした?」
 僅かに訝りつつ尋ねると、如何にも気の良さそうな若者は苦笑混じりに彼の
胸元を指差す。一体何事だろうと下ろした視線の先には、彼の着物の合わせを
きつく握り締めている、少年の小さく華奢な拳があった。
「おや、この坊主と来たら、よほど若の事が気に入ったらしい」
 若は女子だけで無く幼子にもお持てになるんですなぁ、と横合いから揶揄す
る男に軽く苦笑し、その手を解こうと指先を伸ばし掛けたが、しかし彼は直ぐ
にそれを止めた。
「──若?」
 不思議そうな顔で再度見上げて来る若者に、彼は微笑んで首を振った。
「いや、構わん……小屋までは大した距離でも無いからな。俺が運ぼう」
 そう言うと、軽く呆気に取られたままの二人の男をその場に残し、彼は再び
柔らかな白砂の上を歩き出した。

497「獲麟」6/6:2008/12/21(日) 13:20:39
 漁師小屋に向かって歩を進めながら、彼は再度、己の胸元に視線を落とす。
 一国の城主の継嗣にしては些か粗末に過ぎた感のある浅葱色の夏着の衿は、
細い指先がその色を蒼白く変えてしまう程、強い力で握り締められていた。そ
れは恰も『絶対、お前の傍を離れない』と云う決意の表れであるかの様に。
 不思議な子供だ、と彼は思った。整ってはいるが至って平凡な造りの顔立ち
も、折れてしまいそうなほど細く頼りない四肢も、何故か己の視線と心を強く
惹き付け、捕えて離さない……。
 彼は不意に歩みを止め、その腕の中で安心しきった様に眠る少年の、現在は
瞼の下に隠されている両目を覗き込んだ。
「おい……お前は、どんな眼をしている?どんな声で話すんだ……?」
 囁く様に問い掛けると、少年はまるでそれに応えるかの如く、彼の厚い胸板
にそっと頬を擦り寄せて来た。
 ──俺は、お前の笑った顔が見てみたい……。
 小さな身体を抱く腕に力を込めつつ彼はもう一度、その唇でゆっくりと言葉
を紡いだ。
「……だから、早く目を覚ませ──……」
 その途端、少年の黒髪が眩いばかりの金色に光り輝いた。一瞬、驚愕の表情
を浮かべて瞠目した彼は、しかし直ぐにその理由を覚り、小さく笑う。遥か水
平線の先に、黄金色の朝日が丁度その姿を現したところだったのだ。
 思わず目眩む程の朝暉を反射して、未だきらきらと煌めく少年の髪に暫しの
間、無言で見蕩れていた彼は、軈て思い出した様に新たな一歩を踏み出した。

 彼等の頭上には、払暁の紫に染まった昊天が高く広がっている。今日もまた
良く晴れた一日になりそうだった。

 《了》

  *   *   *

・「獲麟」…麒麟を得る事/転じて“絶筆”の意(孔子「春秋」)

498書き手:2008/12/21(日) 13:23:57
 ◆◇◆後書き◆◇◆

…と云う訳で、約一年間に渡って続けさせて頂いた、携帯電話からの読み辛い
SS投下は、今回でひとまず最後になります。
(後半は家人の入院と云うアクシデントに見舞われ、随分と投下ペースが落ち
てしまいましたが…)

物書き初心者の自分が、誤字誤用文章崩壊等の数え切れない赤恥を掻きつつも
投下を続けて来られたのは、偏にこんな駄文を読んで下さる方や「面白かった」
「次も楽しみ」とレスを下さる方がいらした事に尽きます。
皆様、本当に有難う御座居ました。

まだまだ「十二国記」801ネタは山ほどあるのですが、この先、更にマイナーcp
路線を突き進んで行きそうな勢いである事から、今後は他の書き手さん達の邪
魔にならない様、掲示板では無く、別処にてコソーリ&マターリ続けて行きたいと思っ
ております。

加えて、僭越ながら次レスに目次の完全版を置いておきます。cp別検索にお役
立て頂ければ幸いです。

最後になりましたが、一年間の永きに渡り拙スレにお付き合い下さった方々へ
再度心より御礼を申し上げます。
そして、存続が危ぶまれている当板と、過疎化が進む一方の801スレに一日も
早く明るいニュース(新作&新刊)が訪れる事を祈念して『ケータイSS』スレの
締めの御挨拶とさせて頂きます。

499index(改訂/完全版):2008/12/21(日) 13:26:20
《原作時系列準拠SS》◆…尚六 ※…利広→利達 ◎…桓タイ×浩瀚
※「夏日」(-610年)書き逃げスレ>>418-430
◆「獲麟」(-500)>>492-497
◆「流光」(-490)>>244-250
 「秘玩」(-480)朱衡→帷湍 >>71-74
◆「春信」(-480)書き逃げスレ>>407-416
 「菊色」(-390)帷湍×朱衡 >>274-280
 「紅山茶」(-380)成笙→尚隆 >>16-33
※「寒月」(-350)>>251-260
◆「候鳥」(-350)尚隆×利広 >>81-96>>99-153
◆「孤光」(-350)>>154-162
※「竹声」(-300)>>340-344
※「槐安夢」(-300)>>459-476
 「淫藥」(-220)尚隆×利広 >>360-364
◆「残花」(-200)>>282-289>>293-303>>308-331
◆「胡蝶夢」(-200)>>477-482
 「朝陽」(-200) 毛旋→成笙 >>373-391
 「冬星」(-100)尚隆→利広 書き逃げスレ>>453-466
◆※「北垂・南冥」(-100)書き逃げスレ>>472-491
 「蒼蓮華」(-90)阿選→驍宗 >>163-183
 「秋思」(-80)正頼→英章 書き逃げスレ>>437-452
※「登途」(-70) >>483-490
 「蘭容」(-40)英章×正頼 >>268-273
◎「青眼」(-9)>>420-449
◎「白水仙」(-7)>>35-52
◎「梅香」(-6)>>345-350
 「蒿矢」(-2)鳴賢→楽俊 >>2-12
◎「時雨」(-2)>>187-242
◎「夕陰」(-2)>>401-419
 「宵瞬」(-2)青江→丕緒 >>334-339
◆「悲風」(0)>>57-70

《尚六ほのぼのSS》
 「夢見ル富士額」>>75-76
 「甘イ生活。」>>263-265
 「雨ノチ晴レ」>>351-356
 「星ノ棲ム川」>>366-370
 「真夏ノ夜ノ夢」>>392-397
 「月ノ舟」>>451-458

500名無しさん:2009/01/14(水) 23:58:58
姐さん乙!!
いろんなカプの話が読めて楽しかった。
今後に期待!

501名無しさん:2010/08/13(金) 19:22:31
尚六やマイナーCPへの愛が溢れる姐さんの作品大好きです

502名無しさん:2014/01/25(土) 02:24:45
てす


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