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リレ抜粋 227その後 氾×朱ss

58名無しさん:2004/10/15(金) 03:11
 ため息をついて朱衡が起き上がろうとすると、ふとその頭に氾王の手が乗せられた。
そのまま、まるで幼子にするように撫でられる。
「……氾王?」
「何、お前はよくやっているよ」
 囁くように言われ、眉をひそめる。
「よくやっている。……良き官であるし、良き漢よ」
「……」
「馬鹿なことをせずともあの猿はお前を手放すまいし、私がお前を殺めたならば、
何を捨てても私の首を取りに来るであろうよ。安心おし」
「……何を」
「憂うでない。あれにとってはお前も、かけがえのなき者であることに変わりはないのだからね」


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