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かってにリレードラマ
1
:
名もなき股裂き人形
:2003/07/07(月) 01:46 ID:7JQhhcB2
私は羽美、裏山放火の罪に問われ、重要参考人としてここにいた。
「しかし、あれは偶然で樹木全体が乾燥していたからでは?」
「だが、これらの事件全てを自然災害で済ますには不明な点が多すぎるのだよ。」
そんな話、どうでもいい。
早くお家にかえらなきゃプリサミが始まっちゃうよ…
「何者だ!」
と、そこへ表れたのは黒マントの…女性?
「ほら、お嬢ちゃん、早く私の手につかまって!」
私はその外はねのおねーちゃんの手をきゅっと握ると不思議な安堵感に包まれていた。
ただ、深い闇の中を…これから、どこへ行くのかも解らずに…
お約束は
・かってに改蔵のキャラが出てくる事。
・原作の雰囲気をなるだけ損なわない。
・各自1行から30行まで自由に書いて良い。
・そのしりぬぐいは次にレスをつける人が…(汗
・コテハンを名乗る、名のらないは自由です。
2
:
名もなき股裂き人形
:2003/07/08(火) 05:36 ID:.ef9LTpM
「ほら、目を覚まして。」
お姉さんの優しい声で私は目を覚ました。
私はお姉さんの暖かいマントの中にいた。
後ろから抱かれる格好で首までマントに包まれて
私は見知らぬ大地に立っていた。
そのまま顔を真上に上げるとそこにお姉さんの顔があった。
「夜?」
お姉さんは何も言わず優しく微笑んだだけだった。
無音の静寂に包まれて青白い夜の空の下には
無機質な世界が広がっていた。
3
:
名もなき股裂き人形
:2003/07/28(月) 04:32 ID:WO7zyHZg
「羽美ちゃん…、よね?」
なんでこのお姉さんは私の名前を知ってるんだろう。
不思議に思いながらもコクッと私はうなずいた。
「お姉さんは?」
私はお姉さんの名前を聞こうと思ったんだけど
やっぱりお姉さんは何も返事をせずニコッと笑っただけだった。
「ちょっと寒いかな?」
お姉さんは私を包んでいたマントの前をはだけた。
ひんやりした外の空気に触れてぶるっと私は身震いした。
「じゃあ…」
お姉さんは左手を軽く上げた。
ポンッと音がして閃光がひらめいたかと思うと次の瞬間には
お姉さんの手にスティックが握られていた。
「魔法のスティック!?」
「そうよ。」
お姉さんは珍しく返事をしてくれた。
「お姉さん魔法使いなの?」
お姉さんはことさらうれしそうに微笑んだ。
返事は無かったけど答えはイエスに決まってる。
「じゃ、ちょっと動かないでね。」
お姉さんは二、三歩後ろに下がると
「えいっ」とスティックを一振りした。
スティックの先から細かい閃光がキラキラとこぼれ 綺麗な軌跡を描いた。
と思うと私は黒いマントを羽織っていた。
お姉さんとお揃いだ。
頭にはこれまたお姉さんとお揃いの三角帽子を被っていた。
4
:
名もなき股裂き人形
:2003/08/04(月) 23:56 ID:dazQDJWs
「私が、魔法使いになってる!?」
私は感嘆の声を上げずにはいられなかった。
「そうね、魔法使いと言えない事もないわね。」
外はねのおねーさんは、何か「しれっ」とした
少し引っ掛かるような口調で答えた。
が、今はそんな事が気になるどころではなかった。
「魔法よ 魔法よ 生まれておいで、マハリクマハリタ、パイパイポ〜ンポイ、
テクマクマヤコン、ティラクルラミカル、ピ〜リカピリララ、エトワール☆」
ありったけの「魔女の呪文」ってやつを唱えてみる。
…でも、何も起きない。
「そうだ、お姉さん。私には魔法のスティックはないの?」
5
:
名もなき股裂き人形
:2003/08/09(土) 05:27 ID:Imf63UYY
「スティックっていうのは触媒…じゃなくて、そう、一種のアンテナみたいなものね。
その人の持つ魔力を一点に集めて力を出しやすくしてくれるだけ。
魔力の無い人はいくらスティックを使っても何も出来ないのよ。」
「…おねえちゃんのケチンボ!」
「毛チンボ? そうね、私が毛チンボと言えなくもないわね。」
ぼんっ
煙が立ちのぼるとお姉さんの姿が消え、かわりにそこには大きな男根がそそり立っていた。
「台無しですぅ。」
ぼんっ
「冗談よ、冗談。」
再び煙が立ちのぼると元のお姉さんが現れた。
「あんまり悪口言ってると魔法、教えてあげないわよ。」
〜〜〜〜〜〜〜
私はお姉さんと手をつなぎ、その見知らぬ大地を歩いていた。
大地は結晶質の透明〜白色の岩石で被われ、所々にガラスで出来た湖が点在していた。
草木の類いは全く見られない。
と、前方の岩の表面が青緑色にぼんやり光ってるのが目についた。
気をつけて周りを見るとそこかしこの岩が同じように光っている。
「苔?」
“光苔”ってどんなんだっけ、と思いを巡らしながら私は聞いた。
「ううん、鉱物。 …魔力の源を宿している石よ。」
お姉さんはマントの下から石ノミと金づち、それに何やら古めかしい化学の実験器具を手品のごとく取り出した。
「レトルト。これにその石を入れて乾留するの。」
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