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かってにリレードラマ

5名もなき股裂き人形:2003/08/09(土) 05:27 ID:Imf63UYY
「スティックっていうのは触媒…じゃなくて、そう、一種のアンテナみたいなものね。
 その人の持つ魔力を一点に集めて力を出しやすくしてくれるだけ。
 魔力の無い人はいくらスティックを使っても何も出来ないのよ。」
「…おねえちゃんのケチンボ!」
「毛チンボ? そうね、私が毛チンボと言えなくもないわね。」

ぼんっ

煙が立ちのぼるとお姉さんの姿が消え、かわりにそこには大きな男根がそそり立っていた。

「台無しですぅ。」

ぼんっ

「冗談よ、冗談。」
再び煙が立ちのぼると元のお姉さんが現れた。
「あんまり悪口言ってると魔法、教えてあげないわよ。」

〜〜〜〜〜〜〜

私はお姉さんと手をつなぎ、その見知らぬ大地を歩いていた。
大地は結晶質の透明〜白色の岩石で被われ、所々にガラスで出来た湖が点在していた。
草木の類いは全く見られない。
と、前方の岩の表面が青緑色にぼんやり光ってるのが目についた。
気をつけて周りを見るとそこかしこの岩が同じように光っている。
「苔?」
“光苔”ってどんなんだっけ、と思いを巡らしながら私は聞いた。
「ううん、鉱物。 …魔力の源を宿している石よ。」
お姉さんはマントの下から石ノミと金づち、それに何やら古めかしい化学の実験器具を手品のごとく取り出した。
「レトルト。これにその石を入れて乾留するの。」


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