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第一外典:魔法少女管理都市『瀬平戸』

105名無しさん:2019/07/24(水) 01:17:02

「……ごめん、な、さい……明花。ワタシ、上手に……笑えなく、って」



銃を向ける彼女へと笑い掛ける。歪でぎこちなく、形の悪いものであった。
これから先、藤宮明花という少女はきっと独り歩き続けることだろう、それは疑う余地のないものであった、きっと彼女ならば、達成してくれる。そう信じて、送り出す。
その隣に、自分が居られなかったことは、とても、とても……悲しいけれど。


「――――――――がんばって。応援、してるから」


その身体が、光となって消えていくのを、ゲームマスターは留める術を知らなかった。
ただ、その言葉が、届いてくれているように――――――――魔女にすら願いながら、"無色透明に、消えていくばかりであった"。


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