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ティラノちゃん
12
:
名無しの作家さん
:2018/01/19(金) 19:59:01 ID:sHJhqcqc
それから数日が経った週末、ティラノちゃんの日。
いつもと違うことは妻が先にシャワーを浴びて寝室で俺を待つということ。
特に理由はないが全身タイツで布団の中に居たいというよく分からないものだった。
妻が寝室にタオルを巻いて現れたのと入れ替わりに俺はシャワーへと向かう。
シャワーを終えて浴室から出るといつもとは違う展開が待ち受けていた。
妻が準備してくれたバスタオルと一緒に黒いモノがある。
手に取り広げてみると、それは全身タイツだった。
それは妻が持っているような黒で光沢のあるものだった。
妻が置き忘れたのかとも思ったが、大きさ的に妻のものでないのは明らかだった。
広げて眺めていたが、全身タイツがどんなものなのか興味もあったので着てみることにした。
生地の伸縮性はよく全身タイツの中へ足は入っていく。
腕も通して顔まで一気に全身タイツに包まれる。
背中のファスナーにもなんとか手が届き閉めることができた。
肌の露出が一切なくなると同時に包まれる安心感もでてきた。
なかなかいい感じと思いながら鏡を見る。
顔全体を覆われているので自分の姿ははっきりと見えないものの、黒いマネキンが立ったいるのは、何となく分かる。
全身タイツの中からだとこんな感じに見えるのかと感心しながら顔や体を触ってみる。
ゾクゾクする!
自分で触っているのに他人に触られているような不思議な感覚。
布に覆われているのに、感度が増している。
なんとも変な感じにアソコも熱く硬くなっていることに気づいた。
試しに触ってみる。
ん!
なんとも言えない衝撃が体を走る。
触り続けていると、射精してしまいそうなで必死に自分を抑え、全身タイツから頭だけ出した。
妻がシャワーの後、なかなか寝室に来なかった理由もなんとなく頷けた。
そして、全身タイツを着て布団で待つ意味も。
妻が全身タイツで抱き合うことを望んでいると察した俺は寝室へと向かう。
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