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【東京ブリーチャーズ】那須野探偵事務所【避難所】
1
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2017/12/06(水) 18:34:21
都内某所、雑居ビルの昼なお薄暗い半地下に存在する私立探偵の事務所。
一見なんの変哲もないフロアーだが、そこは――
妖怪の溜まり場だったのだ!!
【伝奇TRPG『東京ブリーチャーズ』の避難所です。雑談、相談、おまけコーナー等にお使いください】
2
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/06(水) 23:36:35
祈 「避難所の移転おつかれさまー、っと」
祈 「それからwikiの管理者宛てにメール出しといたから確認よろしくね! それじゃ、また今度!」
3
:
ポチ
:2017/12/07(木) 15:07:54
ポチ「どこからメール送ればいいのか分かんなくて迷子になってたのは秘密さ」
髪さま「借り物のスマホをスライド操作しようとして爪で真っ二つにしたのはもっと秘密ゾナ」
ポチ「あっ、内緒にしといてって言ったのに!」
4
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2017/12/08(金) 22:33:06
ノエル「ナイトブリーチャーズ! 橘音くんは避難所移転お疲れ様!」
髪さま「今回本編短くないゾナ? 手抜きゾナ?」
ノエル「それな! 自分でも「あれ!? 今回短くない!?」と思ったんだけどいつも通りだよ!」
乃恵瑠「今回はいろいろとシーンが分かれておるからな。
祈殿がお助けキャラに攻略情報を教えてもらうところとか
ポチ殿と黒雄殿の会話シーンにいなかったゆえリアクション部分が少なくなったためと思われる」
みゆき「自分が大変な時にアホなことで大騒ぎするノエル(乃恵瑠)を真面目に心配する祈ちゃんの優しさに感激!」
髪さま「実際どうして普段起こらない現象が起こってるゾナ?」
みゆき「もちろん祈ちゃんを迎えに行くために適当にノリでむぐぐむぐむぐぐぐ」
乃恵瑠「おおかた辺りに瘴気が充満しているとかそんなところだろう
我々は人間のように普段の代謝で老廃物が発生することはないからな。
専ら外から入ってきた有害なものを効率的に排出するための機構だ」
みゆき「だから清浄な雪山にいる時は毒攻撃とか食らわない限り皆無だよね」
髪さま「なんで乃恵瑠のままゾナ?」
ノエル「いつ現れるか分からない強敵の出現に備えてリミッター解除したままにしておこうという心理が働いているんだよきっと」
NGシーン:もし妖怪ダンスフェスティバルの中に邪視の化け物がいたら
乃恵瑠「あの化け物に効くという液体(何かをツッコむのは厳禁)を散布するぞ!
クロちゃん、もしそれで駄目ならありのままの姿になってほしい!全裸じゃなくて裸ネクタイでいいんだ!
大丈夫、君は一人じゃない。僕も一緒に裸ストールになるから!(真顔)」
みゆき「いやいやいや、何一つ大丈夫じゃね―――――ッ!!」
髪さま「都市伝説系妖怪百鬼夜行とは別の意味で地獄絵図! 完全に放送事故ゾナ!」
深雪「しかしノエルじゃなく乃恵瑠なら若干の需要は無いか?」
髪さま「若干もねーよゾナ!!」
みゆき「邪視の化け物がいなくて本当に良かった……!」(ガクガクブルブル)
5
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/09(土) 01:14:19
祈 「御幸は番外編投下お疲れさま。さっそく読ませて貰って思ったことはと言えば……」
髪さま「思ったことはと言えば?」
祈 「ハクトって御幸のカレピッピだったのかよ! ってことだな!」
髪さま「!?!?!??! いやいやいや! ペット! ペットってちゃんと書いてあるからゾナ!」
祈 「やー、ハクトが出てきたときはどんな妖怪なんだろーなー、
どうして連れてきたんだろーなーとか思ってたけど、
カレシだったら連れてきちゃうのも頷ける話だよね」
髪さま「聞いて!? 一つも頷けないからゾナ!
ノエル(男)に彼氏って、女性向けの薄い本が厚くなる(?)だろゾナ!」
祈 「でも自分の命を差し出してでも助けようって、絶対これ愛でしょ!?」
髪さま「…………そうかもしれんゾナけども!!」
祈 「実際、御幸の姿形が変わってもこうやって慕ってついてきてくれてる訳でしょ?
御幸がそう思ってなくても、ハクトの方はどうかわかんないじゃん!
雪の女王相手に身分違いの恋しちゃってるかも……や、もしかしたらハクトだって実は月の玉兎界の王子さまかも!」
髪さま「!?!!!?!?!?」
祈 「なんでさっきからマガジンマークいっぱい出してんだよ……。
どっちかっつーと少女漫画っぽい話してるつもりなんだぞあたしは」
髪さま「!?」←マガジンマーク
祈 「ま、御幸のカレシってよりは乃恵瑠のカレシなのかな? って感じだし、今の御幸のことどう思ってんのかわかんないけど、
そういうの含めて、今後のハクトの活躍に注目していきたいとこだよね。って訳で、おやすみ!」
髪さま「そもそも彼氏とかでは……。とりあえずおやすみゾナ」
6
:
ポチ
:2017/12/12(火) 04:56:32
ポチ「やばい!今回は全然これっぽっちもまったく嫌ってほど間に合いそうにない!ごめんよ!なるべく急ぐからさ!」
髪さま「またギリギリになってそういう事言ってゾナ……」
7
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2017/12/17(日) 18:48:50
橘音「那須野橘音の!師走ブリーチャー!提供はこのボク!結局今回は一度も出番がなかった那須野橘音と!」
髪さま「おまえ、何やっとるゾナ!?まさか、中途半端にほっといてGMを降りる気ゾナ!?」
橘音「シナリオ上の演出です!!」
髪さま「あ、あぁ、ガチでやめる気はないんゾナね。一安心ゾナ」
橘音「こんな楽しいこと、やめられるものですか。まぁ、皆さんの進め方次第ではゲームオーバーもあるかもですが」
髪さま「不吉なこと言うなゾナ」
橘音「ともあれ!これで第伍話はおしまいです。皆さん、〆のレスを宜しくお願いします」
髪さま「え?これで終わり?祈ちゃんピックアップじゃなかったんゾナ?何も解決しとらんゾナ!」
橘音「気が変わりました」
髪さま「コラ――――――――――――――!!!??」
橘音「まぁ、言うなれば祈ちゃんピックアップの序、という感じでしょうか?序破急で言うところの」
髪さま「ということは、今後も祈ちゃんピックアップは続くということゾナ?」
橘音「祈ちゃんの過去に関しては、ボクとクロオさんの過去も絡み合ってくるので。一回では全部できないのです」
髪さま「なかなか難儀な……。ややこしい設定ばっかり考えるから……」
橘音「設定魔なものですからー。しかしそれが楽しい!」
髪さま「このままブリーチャーズは解散してしまうのか、橘音はどこへ行ったのか。陳腐な言い方ゾナが謎が謎を呼ぶ展開ゾナ!」
橘音「あ、そうそう。年の瀬からお正月は皆さんお忙しいでしょうから、状況を見てお休み期間を作ろうと思っています」
髪さま「年末年始は無理!とか、そういう人がいたら教えてほしいゾナゾナ」
橘音「ですね。ではまた次回!」
8
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2017/12/17(日) 22:15:13
ノエル「何という引き! ついに最近映画界で流行りのエ〇ァンゲリオン方式を取り入れたか――!」
みゆき「童達の戦いはこれからだ!」
髪さま「打ち切り最終回にするなゾナ!」
ノエル「そして 女だけ狙う怪異(※ただし変態は除く) がついに公式に!」
みゆき「だって変態だしノエルだし」
乃恵瑠「雪の女王=世界の雪妖のトップ説もついに公式になってしまったな――」
髪さま「曖昧なまま放置しとくからそうなるゾナ」
ノエル「年末年始は自分はいつも通りというよりむしろいつもよりがっつり暇なのでみんなに合わせるよ!」
髪さま「というかお前は常に暇なんじゃないゾナ?」
>祈「ハクトって御幸のカレピッピだったのかよ! ってことだな!」
ハクト(!?!?)
乃恵瑠「何をそなたまでマガジンマークを出しておるのだ。
人間界で言う彼氏がどのような存在なのかはよく分からぬが大切に思っておるぞ」(涼しい顔)
ハクト(ズザザザザッ、ザシュッ)
髪さま「自ら穴を掘って入ったゾナ――!」
ノエル「スパイとかペットとかいう言葉はそういえばあの時代は無かったな……」
みゆき「ノエルの辞書に時代考証という言葉は無かった!」
乃恵瑠「スパイは間者、あの時代はペットという概念自体が無いかもしれぬがせめて日本語にするなら愛玩動物だろうか」
深雪「愛でて玩ぶ動物だと――!? 具体的にどのように愛でて玩ぶのだ!」
みゆき「まさかの愛玩動物(意味深)!?」
乃恵瑠「具体的にか? 母上公認の元で同居して毎日作ってもらった餅を食べたり毎晩閨を共にしたり―――」
髪さま「ゾナ!?」
乃恵瑠「抱き枕にしてモフモフすることだが。髪さまは一体何を想像したのだ?」
髪さま「お前はそうやってワシを陥れて楽しいゾナ!?」
>祈「ま、御幸のカレシってよりは乃恵瑠のカレシなのかな? って感じだし、今の御幸のことどう思ってんのかわかんないけど、
みゆき「ノエルベースで統合されてしまった事をカミングアウトした時の反応とか番外編で小ネタがいろいろできそう!」
深雪「我が勢いでなんとなく言っただけの「実家で飼ってる兎」からここまで広がるとはな――」
9
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/21(木) 00:26:27
祈 「今日の18時半ぐらいが期限なんだけど、ごめん、ちょっとオーバーするかも。
でも今日中には投下する予定だから、そういうことでよろしく!」
10
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2017/12/24(日) 19:42:13
髪さま「全く……万が一ヤマノケが色仕掛けに乗ってきたらどうするつもりだったゾナ
東京ブリーチャーズ(R18)になって地上波で放送してもらえなくなるゾナよ!?」
ノエル「万が一にも乗ってこないから無問題!」みゆき「自分で言っちゃった!」
乃恵瑠「髪さまよ、風呂に入ろうか」髪さま「ぎゃああああああああ!!」
ノエル「と、掴みもバッチリということでメリークリスマス! ところで髪さま、明日(今夜)は何の日?」
髪さま「ついに洗濯機ダイブが掴みネタにされたゾナ――! えっ、クリスマスじゃないゾナ?」
ノエル(マイナンバーカードを取り出し生年月日欄をアピール)
乃恵瑠「1986年12月25日と書いてあるな」
ノエル「僕の誕生日パーティーをやるからアイスケーキ食べたい人はSnowWhiteに集まるように!」
ハクト(雪見だんご大量生産中)
髪さま「自分で招集しちゃったこの人! しかもそれ単なる人間界での偽造生年月日だから別に関係ないゾナよね!?」
ハクト「そんな寂しいこと言わないで。生きてるって凄いことなんだからお祝いすること自体に意味があるんだ」
髪さま「まさかのペットにマジレスされたゾナ! しかも番外編を鑑みると謎の説得力!」
みゆき「いつの間にか発生してたところを通りすがりのお姉ちゃんに見つけられたから
本当の誕生日はよく分からないんだ。そもそもあの時代は太陰暦?だったし」
カイ「御幸乃恵瑠(31)wwwアカンwww絶妙すぎる設定にじわじわくるwwww」
ゲルダ「いや実年齢は三桁だからwww大草原生やしたら駄目だってwwww」
深雪「サザエさん時空仕様で年齢は増えないのではないか?
大抵の妖怪にとってはサザエさん時空であろうがなかろうが関係ないようなものだが
橘音殿は高校生探偵にこだわりがあるみたいだからな――」
ノエル「というわけでプレゼントコーナー! 綺麗な長い髪の橘音くんにはリボン型髪飾りを――」
髪さま「お前はアホかゾナ!?」
ノエル「だって万が一ポチ君が《獣》の力を暴走させたとしても”橘音のリボン”を見せたら正気を取り戻せるでしょ?
それにリボンを付けると賢さが上がるんだよ」
髪さま「はいド〇クエ5ド〇クエ5」
ノエル「祈ちゃんにもリボン型髪飾りを――」
髪さま「まさかの同じネタ! 選ぶ手間省いたゾナ!?」
ノエル「当スレが誇る黒髪長髪Wヒロインだからね。こっちのリボンはステータス異常を回避できるお守りなんだ」
髪さま「はい某究極幻想究極幻想」
ノエル「ポチ君には犬小屋……」
髪さま「何その「ポチ」ってプレートのついた古典的なデザインの犬小屋! 喧嘩売ってるゾナ!?」
ノエル「ほら、帰る場所的な意味で。でもポチ君にはシロちゃんがいるんだったね――
というわけでもう一つ!」(「シロ」とプレートのついた犬小屋登場)
髪さま「そういう問題じゃないゾナ!」
ノエル「クロちゃんには入浴剤のセット」
髪さま「あれ? 割とまともな気がするゾナけどその心は?」
ノエル「鬼にカネ〇ウっていうじゃん」
髪さま「それ言うなら金棒だから!」
11
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2017/12/24(日) 23:27:21
橘音「メリークリスマス!那須野橘音のクリスマスイヴ・ブリーチャーのお時間ですよ〜!……ヒック!」
髪さま「ウップ!酒くさっ!橘音、おまえ酒呑んどるゾナ!?」
橘音「いや〜、ちょっと妖怪同士の付き合いで呑んできました!あ、髪さまこれおみやげです!」
髪さま「寿司の折り詰めゾナ……。こんな昭和のサラリーマンみたいなおみやげ、今どき存在するんゾナ!?」
橘音「はっはっは!細かいことは気にしない!では始めましょうか!……ヒック!」
>年末年始は自分はいつも通りというよりむしろいつもよりがっつり暇なのでみんなに合わせるよ!
橘音「ボクは暇でもなく忙しくもなくって感じですかね。つまりいつも通りってことです」
髪さま「というかおまえ、失踪したはずなのにこんなところで油売っててもいいんゾナ?」
橘音「劇中ではそうですが、まぁここはあくまで番外ってことで!固いこと言いっこなしですよ、それに――」
髪さま「それに?」
橘音「それに、劇中時間はまだ11月……。つまり、まだクリスマスではないということ!」
髪さま「つまり、リアルタイムであるところのココ(事務所)とは時間の流れが違うということゾナ……?」
橘音「まぁ、その辺り整合性とか辻褄とか考えるとキリがないですから、深く考えたら負けってことで!とにかくメリクリ!メリクリ!」
髪さま「メリクリと言いつつシャンパンをラッパ呑みするなゾナ!」
>全く……万が一ヤマノケが色仕掛けに乗ってきたらどうするつもりだったゾナ
橘音「こっちにだって選ぶ権利はある、とヤマノケが申しております」
髪さま「バケモンがそんなこと言い出すとは世も末ゾナ」
橘音「まぁそれは半ば冗談ですが、ノエルさんを狙わなかった理由があると言えばあります。後付けですがね」
髪さま「変態お断り以外にまともな理由があるんゾナ?」
橘音「ご存じの通り、ヤマノケは山の霊気が妖怪の形を取ったものであり、源流を同じくする雪女とは遠い親戚のようなものです」
髪さま「ヒグマとシロクマみたいなもんゾナね」
橘音「山気+冷気+霊気=雪女で、山気+瘴気+邪気=ヤマノケ、とでも言えばいいでしょうかね」
髪さま「まぁ、双方が関連深いということは理解したゾナ」
橘音「だからこそ、ヤマノケは一目でノエルさんが単なる雪女ではないということを看破したのです。普通の弱小な雪妖ではないと」
髪さま「よくわからんけど明らかに強そうな雪女を狙うより、一緒にいる弱そうな半妖の女を襲った方がいいと判断したんゾナね」
橘音「そういうことです。ということで、ヤマノケはただ単に変態をスルーしたわけではないのです。後付けですけど」
髪さま「なるほど、納得したゾナ。よかったゾナねノエル!後付けゾナけど!」
12
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2017/12/24(日) 23:30:48
>僕の誕生日パーティーをやるからアイスケーキ食べたい人はSnowWhiteに集まるように!
橘音「メリークリスマス!あとハッピーバースデー、ノエルさん!ではクリスマスパーティーをやりましょうか!」
髪さま「シャンパンとかチキンとか、やたら用意してきたゾナね!?」
橘音「あとはクロオさんも料理を持ってきてくれるはずです。ささ、では皆さんグラスをどうぞ!ポチさんと祈ちゃんはシャンメリーで」
髪さま「ワシは?」
橘音「養命酒がありますよ」
髪さま「そんなジジイじゃないゾナよ!?いや、ブリーチャーズの中ではたぶん最年長と思うゾナが」
橘音「はっはっはっ!ではカンパ―――――――――イ!!」
髪さま「スルー!?」
橘音「さっそくですがプレゼント交換と行きましょう!ノエルさんにはこちらを。モノトーンの和柄マフラーです」
髪さま「渋めのチョイスゾナね」
橘音「KAITOさんと言えばマフラーですしね。ヘッドセットとかでもよかったんですが」
髪さま「それだとガチで歌を歌い出しそうゾナね」
橘音「とりあえず、ボクの中でノエルさんのイメージソングはFLOWER TAILってことになってるんですけど」
髪さま「少しは捻る努力をしろゾナ!」
橘音「あ、リボンはありがたく頂いておきますね!ボクはいつもはストレートなんですが、たまにはアップにしてみましょうか」
髪さま「括ってみるとだいぶ印象も変わるゾナね」
橘音「ツインテールとかにもしてみましょうか?ツインテ狐面探偵・那須野橘音!妖怪的にはトリプルテールですが」
髪さま「もう何本尾があるのかわからん有様ゾナ」
橘音「祈ちゃんにはイヤーマフとミトン型の手袋を用意しました。これからの時期、ないと寒いですからね」
髪さま「ウム。祈ちゃんはそれでなくとも走って風を受けるゾナし」
橘音「まぁ今は、ボクが真実を伝えることこそが祈ちゃんにとって何よりのプレゼントかもしれませんが……」
髪さま「それは本編でのお楽しみゾナね」
橘音「もう、ちゃんと筋道は考えてありますから。楽しみにしていてくだいね」
髪さま「メッチャニヤニヤしてるゾナ……」
橘音「次に、ポチさんへのプレゼントは……いや、随分悩んだんですよね。品物をあげてもあまり意味がないかなーって」
髪さま「じゃあ、ポチには何もなしゾナ?」
橘音「いえ、ですからサプライズゲストをお呼びしました。どうぞ!」
シロ「……こんばんは」
髪さま「GMにしかできない反則やっちゃったゾナ!?」
シロ「……ポチさん」
橘音「(ゴクリ)」
髪さま「(ゴクリ)」
シロ「富嶽翁の雲外鏡を用い、そちらのことは概ね把握しています。……頑張っているようですね」
髪さま「ダメ出しが来るかと思ったら、以外にも褒めてるゾナ……」
橘音「予想外の展開ですね……」
シロ「これからも、皆さんと力を合わせて困難を乗り越えていってください。貴方のご無事を、心からお祈りしています」
橘音「ということです、ポチさん」
シロ「……ああ、それと……」
髪さま「ゾナ?」
シロ「たまには、顔を見せにいらしてください。雲外鏡で姿を見られるとはいえ……やっぱり。傍で貴方を感じたいです、から」
橘音「……ノロケですかね?」
髪さま「このノロケは独身者にはいささかキツいゾナ……」
橘音「マーライオンばりに砂を吐けますね!じゃ、最後にクロオさんへのプレゼントですが――」
髪さま「また日本酒とか、無難なところゾナ?」
橘音「油すましのマッサージ店のクーポン券とか、新しい包丁とか、腰痛サポーターとか色々考えたんですけど、しっくりこなくて」
髪さま「なんの面白味もないチョイスゾナね」
橘音「ええ、なので、これ。金属バットにしました」
髪さま「なんで!?」
橘音「鬼に金棒って言うでしょ?でも今のご時世、トゲトゲのついたベタな金棒なんて売ってませんからねえ」
髪さま「まさかのノエルと同じ金棒オチゾナ!?」
橘音「鬼に金棒は諺になるくらい有名な言葉ですから、文字通り鬼族の武器としては最強なんですよ。ぜひ使ってください!」
髪さま「金属バット持って夜の都内を徘徊する葬儀屋……。めっちゃホラーゾナね」
橘音「はっはっは!ということで皆さん、よい聖夜を!」
13
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2017/12/25(月) 22:20:52
ポチ「メリークリスマス……でいいんだよね。狼の僕にはあんまり馴染みがないイベントだけど、
皆が楽しそうにしてるならそれでいいや。おいしいごはんも食べられるしね。
ポチ「それにしても皆、年末年始そんなに忙しくないんだね。いいなぁ。
僕はちょっと忙しいんだよね。今回もまた期限をオーバーしちゃうかも……って先に言っとくよ、ごめんね」
髪さま「やっぱり、仕事が理由ゾナ?」
ポチ「そうそう、犬のおまわりさんね」
髪さま「でもこないだやってる事は土地転がしとショバ代の徴収とか言ってたようなゾナ……」
ポチ「あんなの冗談に決まってるじゃん。ちゃんとパトロールしてるって。
道端で酔って寝ちゃったおじさんがいたら隅の方まで引っ張ってあげたり。
喧嘩が始まりそうだったら吠えて解散させたり、だから年末は忙しいのさ」
髪さま「あー、皆クリスマスから年末年始にかけて浮かれるからゾナか」
ポチ「そうそう、あと可愛い女の子が一人で夜道を歩いてたりしたら、やっぱりちゃんと帰れるか見届けてあげなきゃ」
髪さま「あっ……ゾナ」
ポチ「……?どうかしたの、髪さま?」
髪さま「あー、その……なんというか……
>富嶽翁の雲外鏡を用い、そちらのことは概ね把握しています。
髪さま「……こういう事ゾナ。もしかしたら、そのシーンとか、この会話も……ゾナ」
ポチ「……い、いやいやいや。可愛い女の子たって、人間だよ?
それに危ないのは事実でしょ。ほっとく訳にもいかないし……シ、シロちゃんだって分かってくれるよ……」
髪さま「とか言いつつ……ポチ、声が震えてるゾナ……」
ポチ「は、ははは。ちょ……ちょっとお散歩に行ってこよっかな。北の方まで。もしかしたら少し……いやかなり、長い散歩になるかも……」
14
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/25(月) 22:45:04
祈 「メリークリスマース!!」 クラッカーパァーン
髪さま「メリークリマース、ゾナ」
祈 「そんで御幸はハッピーバースデー!」 パパァーン!
髪さま「書類上の誕生日らしいゾナがね」
祈 「いいじゃん。クリスマスに誕生日ってダブルでおめでたい感じでさ。
実際の御幸の誕生日知らないから、こういう時しか祝ってあげらんないし」
髪さま「まぁ……本人も祝う側も楽しそうだしいいかゾナ」
祈 「そうそう。つー訳で、今日のナイトブリーチャーは特別に雑居ビルの一階、
御幸のお店であるSnowWhiteからお送りするから、ばっちりついてこいよな」
髪さま「ついてこいゾナ」
>御幸
祈 「てことで、御幸おめでとー。はいこれ」
髪さま「何渡したんゾナ?」
祈 「帽子と靴下! 帽子はサンタさんが被ってるみたいなやつね」
髪さま「マフラーに帽子に靴下。防寒具みたいなものが揃ってきたゾナね」
祈 「御幸の場合は体の冷気を逃さないようにしてるから防暖具ってとこなのかな?
これで防暖できるといいけど」
髪さま「ふむ。で、代わりに貰って来たのが、リボンゾナね」
祈 「うん。究極幻想がどうとかって話だったけどどういうこと?」
髪さま「ファイナル○ァンタジーゾナ。
状態異常無効化したり割と強いアイテムみたいゾナよ、リボン」
祈 「へー。じゃ、さっそく付けさせてもらおうかな。
髪の先っぽを束ねてくるくるーっと……どう? 強い?」
髪さま「強いって何ゾナ。普通似合うかどうか聞くだろゾナ」
祈 「ま、ちょっとは強くなったでしょ。ありがとね、御幸。
じゃあプレゼント交換もしたし……ご馳走タイムだ!」
髪さま「あ、雪見だんごやアイスケーキがあるゾナが、冷たいもの食べ過ぎてお腹こわさないようにするゾナよ」
祈 「あたしが今何の為にリボン装備したと思ってんだよ髪サマ?
いまのあたしのお腹は……めちゃ強だぜ!」
髪さま「さ、策士……!」
祈 「アイスケーキもお団子もんまーい!」
15
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/25(月) 22:48:06
>橘音
祈 「ゲームオーバーあるかもって言葉を見て、
『あ! 探さなきゃこれ橘音が死んでバッドエンドになる奴かな!?』って邪推して、
あたしは橘音を探すことにしてみたよ」
髪さま「邪推て。この子はまた余計な事し始めて……」
祈 「ま、こういうのは探したところで絶対見つからないとは思ってんだけどね。
探し回ったけど結局見つからなかったってことになって、
あっちこっち探し回ってようやく発見、でもそこには○○が……! みたいな。
なんとなく衝撃的な展開になりそうな予感がしてるよ」
髪さま「猿夢に囚われてきさらぎ駅に辿り着き、妖怪に追われてイザナギばりの脱出劇をして
祈ちゃんのお父さんと思しき人に会ったと思えば今度は橘音が消えて……
衝撃的な展開に定評のある橘音であるから
橘音を見つけるというそれだけでも何かヤバイことが起こりそうな予感はビシビシしておるゾナ」
祈 「今後が楽しみなような怖いようなだよなー。
……父さんっぽい人と会えたり、父さんが強い陰陽師っぽかったのとか割と衝撃的だったし嬉しかったな。
これが父さん側のじーちゃんばーちゃんの話に繋がって来るのかな?
ま、それは置いといて、はいこれ」
髪さま「今度は何渡したゾナ?」
祈 「アイマスクだよ。おおきめのやつ」
髪さま「……いるんゾナ? いつも狐面付けてるんだから要らんだろゾナ」
祈 「あたしさ。迷い家で橘音と一緒の部屋で寝たけど、
あのお面付けて寝るのってすごい邪魔そうって思ってたんだよね。寝返りうてなくない?」
髪さま「あー」
祈 「狐面に封印かなんかがしてあって、『くっ……狐面を外すと額の魔眼が疼いて仕方ねえぜ!』
とかそんな感じにならないんだったら、寝るときくらいこれに変えたらどうかなって。
顔見られる心配減るしさ」
髪さま「まぁそれはいいかもしれんゾナが、今のちょっと恥ずかしい台詞祈ちゃんが考えたんゾナ?」
祈 「……あ、いや、べ、別にいいだろなんでも! イヤーマフと手袋ありがと!
気に入らなかったら黒いマフラーもあるから良ければ使って!」
髪さま「あっ、逃げたゾナ」
16
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/25(月) 22:52:46
>尾弐のおっさん
祈 「本編中では一番怪我しまくってる尾弐のおっさんにはこれ!」
髪さま「お、次は何ゾナ……ってこれは!」
祈 「鬼に金棒お守りー」
髪さま「鬼に金棒シリーズまだ続いてたのかゾナ!」
祈 「流れには乗っておかねーとなー。
ちなみに鬼鎮神社っていう鬼を祀ってる神社のお守り(700円)だから、
尾弐のおっさんが持ってても平気なんじゃないかな?」
髪さま「あー、尾弐はあの神社に訪れた時もダメージ負ってたというか力の制限をされてた感じゾナが、
これならばあるいは……」
祈 「これでもダメだったら、遠慮なく捨てちゃってね。次はお酒でも買ってくるから。
いつもボロボロになるまで戦ってくれてありがとうね。尾弐のおっさん。でも無理しないでよ?」
髪さま「普段の尾弐を見てると不安になる気持ちはわからんでもないゾナが。
ちなみにこのお守りのご利益なんゾナ? 恐らくは健康祈願」
祈 「えーと、必勝祈願だって」
髪さま「駄目じゃないゾナ!?」
祈 「へっ。死神にだって勝てば死なねーからな。尾弐のおっさんならいけるって」
髪さま「この謎の信頼感……」
>ポチ
祈 「メイン回が誰かを当てたポチには、お皿におっきなチキンをプラスしてプレゼント!」
髪さま「そう言えば当ててたゾナねぇ。メイン回が誰か。
他にも橘音があの男をイケメン騎士Rと呼んでいたことに違和感を抱いたり、何気に鋭いゾナよね。
ワンコだから鼻が利くんゾナかね」
祈 「おっと髪サマ。いまのポチは獣(ベート)の力受け継いでるんだから、
ワンコとか言ってナメてたら髪サマなんてこう、ブチッ、だぜ?」
髪さま「いや別に舐めてる訳では……。
そう言う祈ちゃんこそ、プレゼントが犬用のお皿とかがっつり犬扱いしてるゾナ」
祈 「だって狼用のお皿とか売ってないじゃん!
でもいつも紙皿とかでごはん出してるし。
ポチだって事務所で使うお皿があった方が良いだろうと思ってたし!」
髪さま「まぁ実用的ではあるのかもしれんがゾナ」
祈 「御幸も犬小屋っぽいの持ってきちゃったし、ある意味丁度いいかなー」
髪さま「いや、今は人間っぽい形態にもなれるんだからほとんど不要なのでは……と思わなくもないゾナね」
祈 「じゃあ来年はお箸とお椀かな? 頑張って練習しような!」
髪さま「そうきたかゾナ」
17
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2017/12/25(月) 22:59:06
祈 「とりあえずシャンメリーでかんぱーい」
髪さま「ワシは養命酒でかんぱーいゾナ……マジで用意してあるのはなんなんゾナ……」
祈 「んっ、これほんとにお酒だ!」
髪さま「0.4%だか、香りづけに微量のアルコールが入っておるようゾナね。ほとんどジュースゾナが」
祈 「へー! 面白い味! ところであたし、この時期には気になる事あんだよね」
髪さま「何ゾナ」
祈 「まずさ、サンタさんって実在するじゃん?」
髪さま「…………んん?」
祈 「だからあ、サンタさんっているでしょ!」
髪さま「……あっ、あー、うん! いるゾナよね! いるいる」
祈 「なんだその『夢壊さないようにとりあえず肯定しておくか』みたいな反応は!
あたしがバカだから信じてるとかそういうんじゃねーから!
バックベアードとかベア子とか天使や神がいるくらいだし、
この世界観は『そうあれかし』でなんでも叶うんだから、絶ーっ対いるんだってサンタさんは!」
髪さま「あー……まぁ、確かに妖怪としてのサンタクロースならいてもおかしくないゾナね。見た事ないゾナが」
祈 「でっしょ!? 絶対いるでしょ!?」
髪さま「妖怪なら飛んでてもおかしくないゾナし、一晩で世界中の子ども達にプレゼント配れるのも納得ゾナ。
で、それの何が気になるんゾナ」
祈 「あたしんちってボロアパートだし煙突ないのにどうやって入ってきてんのかなって。
でもちゃんとプレゼント置いてあるんだよ。枕元に」
髪さま「……サンタクロース程名の知られた妖怪であれば、
窓や壁をすり抜けたり姿を消す奇跡起こすくらい朝飯前なんじゃないのかゾナ?」
祈 「なるほどー!」
髪さま(これ、プレゼント置いてるのはオババなんだろうかゾナ)
祈 「ところではいこれ」
髪さま「それは?」
祈 「コラーゲンとか色々はいってて、保湿効果のあるシャンプー! この時期乾燥するでしょ?」
髪さま「おお……ワシにもあるとは。ありがたいゾナ」
祈 「髪サマもメリークリスマス! みんなも良い夜をね! たくさん話したいことはあるけど、また今度!
今日は御幸の店、SnowWhiteから特別にお送りしました!」
髪さま「メリークリスマス、そしてまたゾナ」
18
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2017/12/30(土) 18:59:55
橘音「那須野橘音の!晦日ブリーチャー!」
髪さま「提供はワシと家出人でお送りするゾナ」
橘音「置き手紙は残しましたが『探さないで下さい』って文言は入れませんでしたよ!?」
髪さま「探して欲しかったんゾナ?」
橘音「そりゃまあ……探して頂けなかったら、話終わっちゃいますし……。東京ブリーチャーズ解散!完!!みたいな」
髪さま「まだまだ続くというのに、そんな打ちきりマンガみたいな最後はまっぴらゾナ!ワシもまだ出てないのに!」
橘音「ボクたちはまだ、のぼり始めたばかりですからね……このブリーチャーズ坂を……。あとどっちにしても髪さまは出ません」
髪さま「終わってしまえゾナ!」
橘音「……ということで皆さん、お疲れさまでした。これにて第伍話は終了です」
髪さま「結局、謎が増えただけでな〜んにも解決しなかったゾナね」
橘音「これからですよ、これから!皆さんが素敵なレスをして下さったお陰で、次のシナリオが随分やりやすくなりました」
髪さま「ちょっと、あの世ではノエルとポチが置いてきぼり気味だったゾナが、今後挽回するので期待していてほしいゾナ」
橘音「無意識のこととは思うのですが、なんの打ち合わせもしていないのに、クロオさんがすごくボクのアシストをして下さっています」
髪さま「これからそれの説明しようと思ってたのに、代わりに尾弐が全部やっちゃった!?とビックリしたゾナね」
橘音「そして、それに繋げるポチさんの話の振り方もお見事でした。いつもながら皆さんのチームワークには驚かされますね!」
髪さま「そういえば、結局あの駅員は何だったんだゾナ?ホントに祈ちゃんの父親だったんゾナ?」
橘音「さあ?誰のことを言ってるのかわかりませんねえ」
髪さま「白々しいゾナ……」
橘音「逆に、これで何の関係もない赤の他人だったらビックリですよね!いや、知りませんけど!はっはっはっ!」
髪さま「あそこまでいいリアクションしてくれた祈ちゃんと尾弐の立場がなくなるから、それはやめろゾナ」
橘音「ノエルさんに関しても、ここまでずっと空振りが続いていますが、来年はきっとモフモフできると思います」
髪さま「おっ!それはつまり――」
橘音「髪さまのことを」
髪さま「最近ワシ、あやつには風呂という名の洗濯機にしか入れられてないゾナよ!?」
橘音「ということで、無事に年内に第伍話を終わらせることができました。これも皆さんのおかげです」
髪さま「感謝感激ゾナゾナ」
橘音「さて、続く第陸話ですが、少しお時間を頂いて年明け4〜5日辺りに新スレを立てて投下しようと思います」
髪さま「新年を迎えて、心機一転ということゾナね」
橘音「ストーリー的には間髪入れずの続き物ですけどね。ですので、少々お待ちください」
髪さま「本当に、今年はみんなの世話になったゾナ。このバカが余計なことをしたお陰で、大変迷惑をかけたゾナ」
橘音「至らないGMですが、どうか来年もよろしくお付き合いください!では、皆さん――」
橘音「よいお年を!」
髪さま「ゾナ!」
19
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/01(月) 18:40:07
祈 「あけましておめでとーっ! そんで、今年もよろしく! 皆、良いお正月をね」
20
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/01(月) 22:32:01
ノエル&乃恵瑠&みゆき&深雪「あけましておめでとう!」
ノエル「年始につき実家の雪山からお送りしております。今年の抱負はモフモフすること!」
髪さま「うわ、雪山ゾナ!? しかもみんな羽織袴とか振袖とか豪勢な服着てるし……
と思いきやこの前貰った帽子と手袋とマフラーはしっかり装備してるゾナ」
ノエル「すごく温かい……じゃなくて涼しいよ! 二人ともありがとう!」
乃恵瑠「ちなみに妾や祈殿は装備品を変えるとそれが画面上に反映される仕様のようだが橘音殿や黒雄殿はそうなっていないのはどうしてだろうか」
髪さま(それは仕様の違いではなく常に見た目が同じのを着てるからゾナ――)
深雪「全く……我は服など要らぬというのに豪勢な服はいつもに増して落ち着かぬわ! そろそろ脱いでも良いか?」
雪の女王「カメラ回ってる間ぐらい我慢しなさい! 全くもう、隙あらば脱ごうとする困った子で……
いつもノエルがお世話になっております。つまらないものですがこれ……」
髪さま「お年玉ゾナ!? スタイリング剤スーパーハード……?」
みゆき「犬耳スタイルにしてあげるね!」(わしゃわしゃ)
髪さま@犬耳セット「嬉しいのか嬉しくないのか微妙ゾナ」
ノエル「というわけで今年はポチ君の年なわけだけど……」
髪さま「うん!狼年ゾナね!」
ノエル「狼は山の神の使いだからヤマノケとは相性が悪いってあったじゃん。
逆に味方だったら相性がいいってことだよね」
髪さま「そしてヤマノケと雪女は同じ源流……あっ(察し)」
ノエル「災厄の魔物の発想がもともと堕ちた神の怒り、みたいなところから来てるからねぇ」
乃恵瑠「ポチ君!君に決めた――! つまりこういうことか」
髪さま「ポ〇モンやめろゾナ」
深雪「ということは……我と獣《ベート》殿が組んだら最強だな!」
髪さま「スレが崩壊するからお前は出て来るなゾナ!」
>橘音「KAITOさんと言えばマフラーですしね。ヘッドセットとかでもよかったんですが」
髪さま「モデルがVOCALOIDということはやっぱりノエルも歌はうまいゾナ?」
ノエル「うーん、どうだろうね。上手いか下手かのどっちかの気がするんだけど……
例によってご想像にお任せしますということで」
みゆき「ちなみに名前の元ネタはSound Horizonのヴァニシング・スターライト……」
髪さま「下手したら誰も分からなさそうな上にもはや銀髪美形しか共通点がないゾナ!」
>祈「あたしんちってボロアパートだし煙突ないのにどうやって入ってきてんのかなって。
でもちゃんとプレゼント置いてあるんだよ。枕元に」
ノエル「サンタさんは実在するよ! 僕も今回はプレゼント置いてあった!」
髪さま「えっ!? 何が置いてあったゾナ!?」
ノエル「段ボール箱に入ったにんじんとかレタスの詰め合わせ。
いっつも氷やアイスばっかり食べてるから心配されたのかな?」
髪さま「なんか兎が好きそうなものゾナねぇ……あっ――」
ハクト(ザシュッ)←穴の中に入った
ノエル「まあ世の中いろいろ不思議なことが起こるよね。
最近wikiにネタで2〜3行書いた記事がいつの間にか立派な記事になっているという怪現象が起こるんだ――」
髪さま「それは多分(狐の)妖怪の仕業だと思うゾナ」
ノエル「それで変化の項を見て思ったんだけど……
原型(本当の姿)と変化態(見せかけの姿)って割とはっきり区別されてるみたいじゃん」
髪さま「普通そうじゃないゾナ? ……あっ(察し) ノエルは全部本当の姿っぽいゾナ!
それに比較的難易度高めらしい性転換がしれっと出来る割りに簡単そうなスリーサイズの調整は出来ない……」
乃恵瑠「\髪さま、アウトー!/」(デデーン) 髪さま「ぎゃあああああああああ!」(洗濯機ダイブ)
ノエル「だから僕の場合人間っぽくカラーリングを変えてるのが変化で
四姉妹交代は実は変化とは別の何かなんじゃないかと思うんだけど……」
乃恵瑠「妖術の一種としての変化ではなく本質的に複数の姿を持っているというわけだな」
髪さま「変化じゃなかったら何ゾナ?」
ノエル「そこでこれを変態と呼んで区別するのはどうだろう」(キリッ)
深雪「なるほど……一般的な意味の変態と間違われたとしてもどっちにしろ変態だから問題無いな!」
みゆき「だって変態だしノエルだし」
髪さま「お前らただ変態という言葉を言いたいだけだろゾナ!」
みゆき「新章は4〜5日から開始だって!」
ノエル「楽しみだね! レス順はこのまま継続でいいのかな?」
雪の女王「不束な子ですが今年もよろしくお願いします」
髪さま「不束とかいう次元じゃないゾナ!」
21
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/05(金) 19:03:07
橘音「那須野橘音のニューイヤー・ブリーチャー!司会はボク、封印刑喰らって400年間サヨウナラ!の那須野橘音と――」
髪さま「おまえ新年から何とんでもないことやらかしてるゾナ!?ブリーチャーズ脱落ってことゾナ!?」
橘音「はっはっはっ!それはまだわかりませんねえ、おいおい解き明かされるんじゃないですか?」
髪さま「まるで他人事ゾナね……ま、まぁ、今年も宜しくお願いするゾナ」
橘音「はい、皆さん今年も東京ブリーチャーズを宜しくお願いしますね!」
橘音「今回は新年第一弾かつ第陸話のとっかかりということで、ちょっと話を大きく動かしてみました」
髪さま「第陸話は日本明王連合が舞台ってことゾナね」
橘音「はい。ということで、皆さんには例によって今後の行動指針を考えて頂きたいなと」
髪さま「祈ちゃんが得た情報をみんなに伝えて、どう動くか全員で考えてもらうってことでいいんゾナ?」
橘音「その通り!ということで、祈ちゃんがお話ししなければ始まりませんので。順番はこのままということにしておきましょう」
髪さま「祈ちゃんはちょっと負担が大きいと思うゾナが、許して欲しいゾナ」
橘音「ここから中盤戦です、皆さんの発奮に期待していますよ!」
髪さま「中盤戦!?何気に前言ってた前半戦-後半戦に追加されちゃってるゾナ!?」
橘音「いや〜、シナリオを考えていたら、どう考えても前半後半では終わらなくなっちゃって……」
髪さま「ま、まぁ、中だるみしたり『ここのシナリオ要らなかったよね』と言われないよう頑張れゾナ」
橘音「という感じで、全員今のうちご自分の行動を考えておいてくださいね!ボクは寝ます!」
髪さま「無責任にも程があるゾナ!?」
22
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/09(火) 18:19:12
祈 「ごめん、ギリギリ間に合うと思ったけど間に合いそうにないから報告しとくね!
今日中には何とか……なると思う! 多分!」
23
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/01/20(土) 00:13:58
面目ねぇが、時間が取れなくてギリギリどころじゃなく間に合わねぇ
今日の夜中か、もしくは日付少し跨いでの投稿になっちまうが、許してくれ
24
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/20(土) 08:29:54
大丈夫ですよ、クロオさん……。
ボクも実は、思いっきり風邪引いちゃいましてね……。今のうちから絶対に期日には間に合いそうになく……。
『オバケにゃ病気もなんにもない』な〜んて言ったのはどこの誰でしたっけねぇ……フフ……(倒)
25
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/01/21(日) 03:28:50
那須野橘音の捕捉に関し、尾弐が思いつく限りの手掛かりをホワイトボードへと記したその時
>「……御免下さい」
事務所の扉が開く音と共に、聞き覚えのある声が耳に届いた。
鈴の鳴るような。という言葉が相応しく思えるその声の主は
「……笑か。迷い家に向かう手間が省けた――――と言いてぇ所だが、生憎用が有るのは富嶽の御老体だ。
後でこっちから邪魔しに行くから今は引き取ってくれねぇか」
先の狼王ロボに係る事件において、東京ブリーチャーズの一同が滞在した旅館である『迷い家』
その女将である、倩兮女の笑であった。
あまり遠出をしない性質であると思っていた女との思いも寄らぬ邂逅に片眉を動かす尾弐であったが、
されどその事情に踏み込むつもりが無いのか……或いはその余裕がないのか、視線を逸らしつつ
何時もよりも低い不機嫌な声で応対を行う。
>「三ちゃんを探すおつもりですね。……おやめなさい、それは三ちゃんの望みではありません」
だが、笑はそんな尾弐の態度を気にする様子も無く……いや、敢えて無視して語りだした。
那須野を追うなと。手紙の通りにする様にと。
その義務的な応答は明らかに『何か』を知っている物であり、違和感に気付いた尾弐はここでようやく視線を笑へと向け、問いかける。
>「笑さん……何か知ってるんだね」
「『那須野に頼まれれ匿いに来た』って事は、少なくともお前さんは那須野の居場所を知ってる……って事でいいんだな?」
祈の気付きと時を同じくして放たれた尾弐の言葉。
語尾こそ疑問符を孕んでいるものの、半ば確信を込めての発言であり、込められている感情は決して虚偽や誤魔化しを許さない事を雄弁に語る。
そんな尾弐の言葉に思う事が有ったか、或いは元々言うつもりであったのか。
笑は暫しの逡巡の後に再度口を開き語り出す。
残された手紙の背景に有る、那須野の犯した罪と、押し付けられた断罪の顛末を。
>「貴方がた四人にも、現世騒擾の嫌疑がかけられています。妖怪に見つかれば、きっとただでは済みません」
>「三ちゃんの想いを汲むのなら、黙って迷い家へおいでください。迷い家なら、貴方たちを匿って差し上げられます」
>「本当は、今すぐ着の身着のままでお願いしたいのですが。皆さまにも都合がおありでしょうし、そうもいかないでしょう……」
>「わたしは外でお待ちしていますので、用意ができたらお声がけくださいな。では――」
>「……くれぐれも。『おかしな気は起こされませんよう』……」
>「罪ってそれ!? なんかおかしくない!?」
「……そういう訳かい。生死の境界への侵犯行為……成程な。それなら捕縛されるのは理解出来るぜ。ああ仕方ねぇ、仕方ねぇ」
笑の語る顛末を腕を組みつつ聞き終えた尾弐は、目を瞑りつつ静かに口を開く。
激昂するノエルとは対照的に声色は平坦で、一見して落ち着いている様に見える。
だが。その右手は、握りつぶした水性ペンから滴るインクで黒く濡れていた。
『クソ坊主、私は、私は、こんな姿になって……ごめんなさい』
那須野の残した手紙の文面と共に、遠い過去の記憶の一部が脳裏を過る。
理不尽に抗った事を悪とされ、弾劾され断罪される。
どこまでも救いようのない、取り返しのつかない記憶。
かつてと今。状況の類似点は、尾弐の胸に澱の様に積もった黒い感情を増大させる。
貯め込み澱んだその感情を暴力の様な形で解き放てば、尾弐の心は多少は晴れるのかもしれないが。
だが、そう出来る程に尾弐は純粋ではなく……そうする資格も有してはいなかった。
ただただ、沸き立つ感情に蓋をしたまま立ち去る笑を見送る尾弐であったが……そこで笑が懐から1枚の紙を落とすのを目撃した。
26
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/01/21(日) 03:37:50
夜通し書いてみたんだが、ここに誤爆するくらい頭が回ってねぇ。
続きは今日の夜に書かせてくれ。約束を反故にしちまって悪ぃんだが……。
後、那須野は無理せず温かくして栄養のあるモン食って寝とけよ?
パソコンも体に悪いから、治るまで触るのは必要最小限するんだぞ
風邪には安静が一番だからな。
27
:
ノエル達
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/21(日) 12:28:34
ノエル(ニヤニヤ)
髪さま「うわっ、暇人が禄でもない笑みを浮かべながら現れた!」
乃恵瑠「確か妖怪は約束を守らないとダメージを受けるのだったな……」
みゆき「――ハッ、まさかきっちゃんのために時間を稼いでいる……!?」(ごろごろ)
深雪「なんだと……!? 流石は橘音殿の公式嫁!」
髪さま「やかましいゾナ! 要するに茶化しにしゃしゃり出てきただけかゾナ!」
ノエル「と冗談はさておき二人とも慌てなくていいからね! 橘音くんはお大事に! 本当は添い寝してモフモフしてあげたいんだけど……」
髪さま「変態だし寒くて風邪が悪化するしであらゆる意味で駄目ゾナ! ノエルは色んな意味で風邪引かないゾナね(棒)」
ノエル「”色んな意味で”かどうかはともかく種族特性上風邪ひかないよ」
乃恵瑠「では妾の血を飲ませたら風邪が治るのではないか?」
髪さま「やめろゾナ! 何が起こるか分からんゾナ!」
ノエル「安心しろ、最悪の場合でも死ぬことはない。ただ性格がノエライズされるだけだ!」
髪さま「最悪の事態ゾナ……! つーかそれやっぱバカは風邪引かない理論じゃないかゾナ!」(ガクガクブルブル)
28
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/21(日) 19:20:20
祈 「尾弐のおっさん無茶しすぎ!
そんなになるまで頑張らなくても、ゆっくりで大丈夫だよ。
一週間だって待つよ、あたしは」
祈 「橘音もお大事に。
橘音も無理せず、たまにはゆっくり書いたらいいよ。風邪が悪化したら大変だし。
あとで事務所に風邪薬持ってってあげんね」
祈 「にしても妖怪って風邪引くんだな……。あたし風邪引いたことないから、
妖怪って病気にならないもんだって思ってた。
ちなみにおばけは死なない、病気も何にもない。その歌詞で有名な鬼太○だけど、
4月から新しいのがやるんだって! 皆で見よう!」
髪さま「なんゾナこの流れるような宣伝……」
29
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/01/22(月) 19:34:45
ポチ「あらら、最近寒いからなぁ。お大事にね。
狼だからって訳じゃないけど、待つのは全然へっちゃらさ」
髪さま「本編だとむしろ我慢が利かない事の方が多いけどゾナ」
ポチ「……そこはほら、僕って基本、野良暮らしだし。待てってちゃんと反復練習しないと覚えらんないから」
ポチ「……まっ、とにかく、みんな言ってるけど無理しちゃ駄目だよ。
それに雪も降ってるし、まだまだ寒さは深まるかもしれないから、みんなも気をつけてね」
30
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/22(月) 19:42:31
橘音「ちょっとノエルさーん!ボクが封印刑になって悔しいのはわかりますが、都内はおろか全国雪で閉ざすのはご遠慮くださーい!」
髪さま「え!?この大雪、ノエルの仕業だったんゾナ!?」
橘音「消去法でそう断定しました」
髪さま「とんだポンコツ探偵ゾナ!」
橘音「ということで、普段なら事務所まで40分で帰ってこられるところ、1時間半も掛かりましたよ!」
髪さま「他の雪害に遭った人間並びに妖怪もお気の毒アンドご苦労さまゾナ」
橘音「ボクの風邪に関しては、お蔭さまで快方に向かっています。祈ちゃん風邪薬ありがとう!」
髪さま「よくなってきてるとはいえ、まだ完治してないんだからまだ大人しくしてろゾナ」
橘音「そうします。えへへ、クロオさ〜ん!ボク、クロオさんの作った鍋焼きうどんが食べたいな〜」
髪さま「ここぞとばかりに病人の特権を行使し始めたゾナ!?」
橘音「ポチさん、今日は一緒に寝ましょう!抱き枕抱き枕!や〜、モフモフしてて気持ちいいなあ……」
髪さま「ノエルが添い寝してやりたいって言ってるゾナけど、ポチでいいんゾナ?」
橘音「ノエルさんはノーサンキューです(キッパリ)」
橘音「あ、お話ですが、たぶん24くらいには書けるんじゃないかと……。出来なかった場合はボクは死んだと思ってください」
髪さま「死んだとか封印されたとか、不在の多いヤツゾナね」
橘音「シナリオ自体はもう決まってるんですが、書く体力が……。面目ないことです」
髪さま「今回はまさか尾弐が山里宗玄を持ってくるとは思わなかったゾナね」
橘音「ですね!でも、これで展開にちょっぴり無理があったところをスムーズに改良することができました。クロオさんに感謝です!」
髪さま「はたして祈ちゃんはガンコジジイを改心させられるのか!?ゾナ!」
橘音「今のままですと、全員明王連に行った瞬間調伏されて終わりますけど」
髪さま「全員全速力で逃げるゾナ――――!!!」
橘音「では皆さん、少々お待ちを!皆さんも体調にはお気をつけ下さいね!」
31
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/22(月) 22:00:39
深雪「呼んだ?」(ガタッ)
髪さま「お前は出て来るなゾナ! つーかやっぱ犯人お前だったゾナ!?」
深雪「犯人も何もそもそも我はそういう概念だからな。
しかしノエルが読む鈍器で撲殺されないように言っておくと本編内でノエルに宿っている我ではないぞ」
髪さま「ちょっと何言ってるのか分からないけど考えたら負けゾナ」
深雪「東京はたかだか10cmの雪で交通機関が乱れるなど腑抜けておるぞ!
我が国の首都としての自覚を持ち常日頃より対策をとってほしいものだ」
髪さま「なんでこいつに説教されちゃってんの東京都!」
ノエル「折角だから裏話をすると例の大霊災は実際にあの年豪雪だったのを元ネタにしてるんだけど……」
髪さま「平成26年2月ゾナね」
ノエル「あの時2週連続で積もったんだけど三回目が来るかも!
三回目が来たらマジで東京終わるぞ!って噂されてて結局大丈夫だったんだよね。
この展開って何者かに阻止された感半端なくない!?」
髪さま「確かに元ネタにしたくなるの分かる気がするゾナ……!」
ノエル「みんな足元には気をつけてね。
雪が積もってる状態よりも中途半端に溶けてから凍った時が一番危ないからね」
乃恵瑠「ノエルが突然来なくなったら滑って転んで入院したと思ってくれ」
髪さま「えっ猿も木から落ちる的な!?」
みゆき「もしくは雪が降ってるからって思わず開放的になってありのままの姿で外に出て逮捕されたかだね」
髪さま「シャレにならんゾナ!」
>髪さま「今回はまさか尾弐が山里宗玄を持ってくるとは思わなかったゾナね」
ノエル「やっぱりクロちゃんはアンカーが天職の気がするよね」
乃恵瑠「最初は勢いだけのアホが何でもいいから案を出して知恵者が改良していく……作戦会議の基本だな」
髪さま「改良どころかどう考えても不可能で瞬時に却下されてるゾナよ!?」
ノエル「最初のアホがいきなりまともな案を出すと後の人の出る幕がなくなるのでそれは仕様です」(震え声)
髪さま「絶対素だったゾナこいつ!」
みゆき「それにしても今の順番は起承転結的にうまくはまってる気がするよね。
一番機動力があって主人公タイプの祈ちゃんが起点でノエルがそれを受けてとりあえず発展させて
ポチ君が少し別の方向からネタを出してまとめ役のクロちゃんでフィニッシュみたいな」
髪さま「もしノエルがアンカーになったらどうなるゾナ?」
ノエル「”なんでこいつが締めてるんだろう”って感じになります(キリッ」
髪さま「自分で言うなゾナ!」
32
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/25(木) 20:44:34
みゆき「きっちゃーん!きっちゃーん!」
乃恵瑠「そうやって急かすでない! 大丈夫生きておる、24”くらい”だから!」
ノエル「ぐっ……みんなオレから離れろ!」(左手の甲を押さえながら)
髪さま「なんか変な電波受信しちゃってるゾナ!!」
深雪「呼んだ?」
乃恵瑠「ああっ、日本海側が大雪に!」
33
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/25(木) 23:32:34
うぐぐ……面目ないです、3レスほど書いたのですが体力が……。
土曜日には上げますので、少々お時間頂ければ。すみません。
34
:
ノエル
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/26(金) 19:23:40
生きてるなら(・∀・)イインダヨ!
35
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/27(土) 00:33:28
髪さま「書く……! 書くが……今回、まだその時と場所の指定まではしていない。
そのことをどうか諸君らも思い出して頂きたいゾナ」
祈 「え? 場所はともかく、時間は24くらいってはっきり……ああっ!」
髪さま「お気づきになられたようゾナね……24くらいとは曖昧な書き方であり、
もっと言えば日付ですらない。
24時か、24日後か、24年後か……いくらでも解釈が可能……!
仮に24日だとしても、何年何月の24日かまでは指定されていない。
つまり……我々がその気になれば次回の投下は10年20年後の24日ということも可能だろう……ということゾナ……!」
祈 「ざわ……ざわ……」
祈 「ってことかと思ってた。24くらいってのがミスリードみたいな」
髪さま「いやいや。というかどこのギャンブル漫画ゾナ」
祈 「死んだと思って下さいとか急に命賭けてくるから……なんかそういうネタかなーって。
とりあえず生きてて良かったけど、無理しないでいいよ?
尾弐のおっさんにも言った事だけど、1週間だろうと2週間だろうとあたしは待つし。
ていうかこれだけ長いと風邪じゃなくてインフルかもしれないし。安静にしとくんだぞ」
髪さま「今回、色々と処理が難しそうでもあるゾナからね。
悪化させぬよう、あまり頭を使わず休むと良いゾナ」
36
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/27(土) 20:42:15
橘音「お待たせ致しまして申し訳ございません……とりあえず投下完了しました」
髪さま「猛省しろゾナ」
橘音「今回はちょっとトリッキーな進行になりそうですので、はい。ということで、皆さんには犯人探しをして頂こうと思います」
髪さま「なんかメンドクサそうゾナね」
橘音「そんなことはありませんよ、今までと同じように、やりたいことをやって頂ければそれで」
髪さま「聞き込みがしたい場合は、どうすればいいゾナ?」
橘音「こちらの避難所に、皆さんが聞き込みしたい人と内容を記入して頂ければ、ボクも避難所でそれをすぐにお返事します」
髪さま「その聞き込みの結果をレスに反映させればいいってことゾナ?」
橘音「そうです、そうです。まあ、めんどくさい!と思ったら今まで通りのやりかたでも構いませんし、そこはもし聞き込みしたい場合は、ということで」
髪さま「こんな探偵の出番以外の何物でもないところで不在とか、ホント使えんヤツゾナ」
橘音「ボクが謎を解き明かしちゃったら面白くもなんともないでしょ。ということで、よろしくお願いします!」
髪さま「あ、聞き込み対象は本編に出てきた人間以外でもいいゾナよ。こんな人がいるはず!というのがあればどんどん言ってほしいゾナ」
37
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/28(日) 18:15:08
ノエル「よーし、聞き込みしちゃうぞー!」
髪さま「誰にゾナ?」
ノエル「下っ端モブ巫女達に」
髪さま「その心は?」
乃恵瑠「読者も参加者も書いている本人すら普段は忘れているがノエルには超絶イケメンという設定があるからな……!」
みゆき「そこまで組織に忠誠を誓ってない下っ端相手の聞き込みなら+補正を得られるはず!」
髪さま「それ単なるフレーバーだけかと思いきやゲームの判定上影響する設定だったのかゾナ!?
まあいいけど何を聞くゾナ?」
ノエル「芦屋易子さんの人となり(日本以外の術に関する造詣はあるのか等)と最近変わった動きは無かったかと……
その中でちょっと昔のことを知ってそうなベテランっぽいのを捕まえてズバリ易子さんは祈ちゃんのお父さんのことが好きだったのか!」
髪さま「……普通に考えて家同士の政略結婚か本人が希望したとしたら権力目当てのどっちかだと思うゾナよ。
そもそもそれ犯人探しに関係ないゾナよね!?」
ノエル「何を言う、何が事件解決の役に立つか分からないすみません興味本位です(キリッ
優秀な探偵助手二人と警察犬がいるから一人ぐらい役立たずがいても大丈夫!」
髪さま「開き直ったゾナ!」
ノエル「ところで単独行動しちゃいけないってことはさ……」
髪さま「ゾナ?」
ノエル「刑事ものみたいに二人一組になるのかな?
それともみんな祈ちゃんの式神という設定だから全員一緒に行動?」
髪さま「イロモノの集団を連れて歩く女子中学生って一体……。
ムジナを見るに式神といっても必ずしも連れて歩かなくていいみたいゾナよ?」
38
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/01/28(日) 23:51:00
ポチ「投下おつかれさまー。体調はもう大丈夫?
治りかけに無理すると変に引きずるから気をつけてね。
聞き込みは……僕も芦屋易子さんが気になるかな。
・白狐は安倍家の守護獣だって山里の奴が言ってたけど、さっきあんた達の祈祷で出て行っちゃったって本当?
・それって大丈夫なの?爺さんの体も……あなたの立場も。
・犬の手で良ければ力を貸そうか?見返りは求めるけど。式神なんて窮屈だ。あの子にムカついてるのはあんたも一緒じゃない?
もしコンタクトが取れて、話を振るとしたら、こんな感じかな」
髪さま「また随分と急接近を図るゾナね。大丈夫ゾナ?」
ポチ「いやぁ、どうだろうね……とりあえず突っ込んだ話して反応を見てみたいんだけど……。
まっ、まさか殺されやしないでしょ!
それに案外、犬の手でも借りたいって思ってくれる可能性もあるんじゃないかなと思ってるよ」
髪さま「ほう、というとゾナ?」
ポチ「……」
髪さま「……ポチ?どうかしたゾナ?」
ポチ「……それをここで書いちゃうと次のターンに本スレに書く事がなくなっちゃうでしょ」
髪さま「あっ……それもそうゾナね」
39
:
ノエル
◆4fQkd8JTfc
:2018/01/29(月) 21:02:57
ノエル「それはポチ君まさかの本人に突撃取材ってことかな!?」
髪さま「でも確かにポチなら気付かれずに接近できそうだから本人に突撃するのは適任かもゾナ」
40
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/29(月) 22:23:26
祈 「橘音は具合悪い中、投下お疲れ様! もう治ってっかな? 治ってると良いけど。
今回の犯人探し、楽しんでやらせて貰ってるよ。
だけどあたし頭使うの苦手だから、色々考えてるうちに今の段階で既に遅れそうになってんのは報告しておくね。
や、ごめんねマジで……」
祈 「聞き込みの方は、誰に何聞けばいいか全然わかんなくて、考え中。
あたしも芦屋さんが怪しい気はしてるけど、初対面の人と話しても嘘とかハッタリとか見破れるかどうかわかんないし、
ミk……ミッシェルに色々聞いて、晴朧じいちゃんを呪うのにはこんな道具や条件(呪術書とか悪魔との契約書とか?)が必要って答えが貰えたら
それを探した方が手っ取り早いのかなーみたいなことも考えててさ。うーん……閃いたら聞きに来るね」
祈 「とりあえず遅れそうってことと、聞き込みの方は考え中ってことの報告しにきただけだから、それじゃまた今度!」
41
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/01/30(火) 01:13:41
尾弐「色々返事できなくて悪ぃが、取り急ぎ自分の方向性だけは書いとかねぇとな」
尾弐「んでもって聞き込む相手だが……難しい所だな。下手を打つと敵に首を差し出す様な事態になっちまう」
尾弐「――――そうだな。ここはある種の第三者に聞き込みをするか」
尾弐「デカい組織の権力争いとなりゃあ、大体の人間は派閥に属するが……それが出来ない不器用な連中ってのは、どうしても出てきちまうもんだ」
尾弐「今回のケースで言うなら、どちらの派閥にとっても得が無い『安倍晴朧の解呪の研究をしていた連中』がそれだな」
尾弐「某映画の台詞で言う、出世に無縁なはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、陰陽道の異端児」
尾弐「……そういった連中視点の情報には、たまに見落としている何かが落ちてるモンだ」
尾弐「まあ、虎穴に入って得る情報に比べたら地味なんだが……無駄にはならねぇだろ」
尾弐「とりあえず、基本は祈の嬢ちゃんに箔を付ける為に式神の振りをしつつ、合間に地道に聞き込むとするかね」
42
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/01/30(火) 21:07:28
えー業務連絡ー、業務連絡ー。
お蔭さまでだいぶよくなりました。まだ洟は出ますが、概ね復調です。
皆さんにはご心配をお掛けしてしまいました。温かなお言葉が身に沁みました……。
皆さんもどうか、お風邪やインフルエンザなど召されませんように。
ということで、祈ちゃんはどうぞごゆっくりお考え下さい。
ミカエ……ミッシェルのネタが必要でしたらお出しします。他にも思いつかれましたら仰ってください。
とりあえず、皆さんの聞き込み内容に関しては各々の順番が来たときに順次提示しようと思いますので、少々お待ち頂ければ。
ということで!
43
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/01/31(水) 22:52:03
祈 「あたしの聞きたいことは決まったよ」
祈 「ミッシェルに、まず
・晴朧じーちゃんに掛けられた呪いって、呪いを掛けた人が“言っちゃいけない言葉”や“できないこと”ってある?
万が一にも言っちゃったら呪いが解除されちゃうとか、やっちゃうと呪いが自分に跳ね返っちゃうとか、
呪いをかけた側としてはできればやりたくない、って感じのやつ
って聞くよ」
祈 「もしそんなのがあって、その言葉や行動を教えて貰えたら、
それを犯人候補の芦屋さんとか晴空おじさんに唱えたり、やるように迫ってみるかな。
唱えたりしてじーちゃんの呪いが解けたりしたら勿論その人が犯人だし、
変に拒否するようならその人はめちゃくちゃ怪しい! ってわかるみたいな」
祈 「そんなのないってミッシェルに言われたら……
・じゃあ必要な道具とかは? 髑髏とか水晶とか、悪魔との契約書とか本とか。
そういうのがあれば教えてよ
って、次はこう聞いてみる。
それを手掛かりに、ポチが芦屋さんを引き付けてるうちに芦屋さんの部屋を漁ってみる……とか?
あんまり気は進まないけど」
44
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/01(木) 15:22:58
>>祈ちゃん
>晴朧じーちゃんに掛けられた呪いって、呪いを掛けた人が“言っちゃいけない言葉”や“できないこと”ってある?
>万が一にも言っちゃったら呪いが解除されちゃうとか、やっちゃうと呪いが自分に跳ね返っちゃうとか、
>呪いをかけた側としてはできればやりたくない、って感じのやつ
「呪詛返しか。なくもないが、それが汝にできるとは思えぬ」
「憑物祓いとは、とどのつまり綱引きであると考えよ。憑いた者と祓う者の力の優劣が、勝敗を決める」
「憑いた者は、対象への憎悪や怒り、自らの妖力。祓う者は神仏への信仰心や霊力を拠り所として判定を行う」
「結果、力の弱い方が負ける。それだけの話だ。――つまり、何が言いたいかと言うと――」
「此度のような状況で重要なのは、定められた文言や触媒ではない。それを扱う者の力次第ということなのだ」
和室できちんと背筋を伸ばし、端坐しながらミッシェルがお茶を啜る。
>じゃあ必要な道具とかは? 髑髏とか水晶とか、悪魔との契約書とか本とか。
>そういうのがあれば教えてよ
「俗に言う聖句や呪文は、それ自体が何らかの力を秘めているというわけではない」
「それを唱えることにより、自分は神仏の加護を得ている。力を増幅している。そう自らに暗示し、力を増しているに過ぎぬ」
「汝の申した髑髏や水晶にしても同様。それらの触媒を使うことで、正しい儀式を踏まえている。自分は祝福されている――」
「そう自らに言い聞かせ、思い込んでいるだけなのだ」
「しかし、その想いの力こそが力となる。この世において、想いの力に勝るものはなきゆえに」
「自らを神の使徒と信じて疑わぬ聖職者が『邪悪なる者よ、去れ』と告げたならば、それは力ある言葉として効果を発揮しよう」
「娘よ、汝は神を信じるか?自ら献身を以て仕える存在はあるか?それらの信仰心が在らば、文言は何でもよい」
「ただ、安倍晴朧から出てゆけと申すだけで、憑き物は逃散するであろう」
「しかし、それは生中な信仰心では成せぬ。ヴァチカンの聖職者でも、憑物祓いができる者はごく僅か」
「疑わしき者の前で迂闊に然様な文言を告げれば、万一失敗した際の反動も大きい――ということは、ゆめ忘るるなかれ」
「――先程、憑物祓いは綱引きと申したが、呪詛にも同じことが言える」
「誰かを呪殺しようと欲するならば、相手が死ぬまで二十四時間、常に弛まず綱を引き続けなくてはならぬ。つまり――」
「……おっと。我はただ、呪縛を解きに来ただけであった。過ぎたる助力は我が本意にあらず、後は皆で考えるが善かろう」
そう告げると、ミッシェルは座卓の上を軽く見遣り、軽く眉を顰めて、
「ところで、茶請けも出んのか?ここんちは」
と言った。
45
:
ノエル達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/01(木) 19:44:32
みゆき「きっちゃーん!元気になってよかった!」(だきっ)
髪さま「ノエルのくせにどさくさに紛れて抱き付くなゾナ!」
ノエル「ところで祈ちゃんが言ってるのは呪いを解く側が行う対抗手段じゃなくて呪いをかける側の禁止事項じゃないかな?
例えば「断酒するのであいつ呪ってください!」って言って呪ったらお酒飲んだら呪いが解けちゃう的な」
乃恵瑠「とはいえそんな都合のいい事項は無いという大勢は変わらなさそうだな……」
46
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/01(木) 22:43:09
祈 「そうそう、あたしが言いたかったのは、御幸が言ってるようなやつね」
髪さま「その呪いの性質上、術者は酒を断たねばならない……というような決まり事があれば
犯人候補に酒を勧めてみる。
唱えてしまうと呪いが中断される呪文としてアブラカタブラ、というようなものがあれば
犯人候補にアブラカタブラと言ってみて、と迫る……。
やりたいことは踏み絵みたいな感じゾナね」
祈 「そうそう。あたしの質問の仕方が悪かったっつーか、わかりづらかったっつーか」
髪さま「反省するゾナ」
祈 「ごめん……。あ、でもミッシェルの答えで
これはそういうのじゃないんだなってのはわかったから、その辺は大丈夫!」
髪さま「大丈夫かどうか不安ゾナが」
祈 「それから進……しん、ちょく? なんだけど、全体の流れはできたんだけど
忙しいのとかが重なってて、明日の夜ぐらいまでかかりそう。マジごめんだけど待っててね」
47
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/02(金) 06:55:29
橘音「ああ……そういうことでしたか。完全に読み違えていました、面目ない」
髪さま「まだ風邪が治ってないんじゃないのかゾナ」
橘音「だるさとかはないんですが、まだ復調してないんですかねぇ。それはともかく、失礼しました。今晩改訂版を書きますから、お待ち願えれば!」
髪さま「あんまりみんなを待たせるんじゃないゾナよ」
橘音「それはもう重々……。あとみゆきさんは冷たいので離れてください しんでしまいます」
48
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/02(金) 20:47:22
※改訂版
>晴朧じーちゃんに掛けられた呪いって、呪いを掛けた人が“言っちゃいけない言葉”や“できないこと”ってある?
>万が一にも言っちゃったら呪いが解除されちゃうとか、やっちゃうと呪いが自分に跳ね返っちゃうとか、
>呪いをかけた側としてはできればやりたくない、って感じのやつ
「呪詛の種類によってはそういった誓願を頼りにするものもあるが、今回の呪詛にはそういった気配は感じられぬ」
「此度の呪詛はとにかく、力技だ。小細工を弄さず、ただただ安倍晴朧を殺したい、という強力な意思が働いておる」
「犯人はよほど安倍晴朧を亡き者にしたいようだな……。それが何ゆえかは分からぬが」
>じゃあ必要な道具とかは? 髑髏とか水晶とか、悪魔との契約書とか本とか。
>そういうのがあれば教えてよ
「俗に言う聖句や呪文は、それ自体が何らかの力を秘めているというわけではない」
「それを唱えることにより、自分は神仏の加護を得ている。力を増幅している。そう自らに暗示し、力を増しているに過ぎぬ」
「汝の申した髑髏や水晶にしても同様。それらの触媒を使うことで、正しい儀式を踏まえている。自分は祝福されている――」
「そう自らに言い聞かせ、思い込んでいるだけなのだ」
「しかし、その想いの力こそが力となる。この世において、想いの力に勝るものはなきゆえに」
和室できちんと背筋を伸ばし、端坐しながらミッシェルがお茶を啜る。
「憑物祓いとは、とどのつまり綱引きであると考えよ。憑いた者と祓う者の力の優劣が、勝敗を決める」
「憑いた者は、対象への憎悪や怒り、自らの妖力。祓う者は神仏への信仰心や霊力を拠り所として判定を行う」
「結果、力の弱い方が負ける。それだけの話だ。――つまり、何が言いたいかと言うと――」
「此度のような状況で重要なのは、定められた文言や触媒ではない。それを扱う者の力次第ということなのだ」
「――先程、憑物祓いは綱引きと申したが、呪詛にも同じことが言える」
「誰かを呪殺しようと欲するならば、相手が死ぬまで二十四時間、常に弛まず綱を引き続けなくてはならぬ。つまり――」
「……おっと。我はただ、呪縛を解きに来ただけであった。過ぎたる助力は我が本意にあらず、後は皆で考えるが善かろう」
そう告げると、ミッシェルは座卓の上を軽く見遣り、軽く眉を顰めて、
「ところで、茶請けも出んのか?ここんちは」
と言った。
49
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/02(金) 20:55:57
髪さま「……前とあんまり変わらんゾナね」
橘音「う〜ん、申し訳ありません。まぁ、あんまり最初で情報を与えすぎるのも、他の皆さんの行動が無駄になっちゃいますから」
髪さま「後続のために情報は小出しにしてるってことゾナか……」
橘音「祈ちゃんとのやり取りだけでいきなり核心突かれたりしたら、今回のシナリオの根幹が揺らぎますからねぇ〜。ああ、でも――」
髪さま「でも?ゾナ?」
橘音「いずれにせよ、重要と思われるネタはひとつ提示しておきましたので!祈ちゃんがそれをどう解釈するかという感じですね」
髪さま「頭使うのが苦手と言ってる祈ちゃんに酷なことをするゾナ……」
橘音「そこは皆さんで考えて頂かなくちゃ。これはパーティープレイなのですから!」
髪さま「うむゾナ。相談はこっちで幾らでもして貰って構わないゾナ」
橘音「あと二巡くらい探索フェーズに使う予定です。なので、差し上げる情報はちょっぴりずつね!うひひ」
髪さま「まーたロクでもないこと考えてるゾナ……」
50
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/03(土) 16:43:56
>>ノエルさん
安倍晴朧の屋敷は母屋の他に西棟、東棟に分かれている。
西棟には巫女頭の芦屋易子を頂点とする巫女たちの祈祷所や宿舎などがあり、男子禁制。
同様に東棟は安倍晴空を(現在のところ)長とする陰陽師や神官の詰所となっており、女人禁制となっている。
なお、芦屋易子は西棟で巫女たちと共に生活しているが、安倍晴空はこことは違う土地に自分の屋敷を持っており、毎日通っているという。
基本的に男と女は自らの長の派閥につき、反目しあっているが、中にはあまり派閥に興味を示さない者もいる。
特に位の低い巫女や神官は年も若く、異性への興味も尽きないものだ。
ノエルが母屋で雑事に従事する低位の巫女たちに接触すると、巫女たちは見慣れないイケメンに興味津々で話を聞いてくれる。
こうかは ばつぐんだ!
なお聞き込みの最中ノエルは巫女たちに揉みくちゃにされる模様。
>芦屋易子さんの人となり(日本以外の術に関する造詣はあるのか等)と最近変わった動きは無かったかと……
「易子さまは素晴らしいお方です!オックスフォード大学卒で、六ヵ国語を操る才媛!もちろん巫力も日本最高なのです!」
「わたしたち下位の巫女たちの名も、すべてご存じなのですよ。わたしもいつも優しいお言葉をかけて頂いています」
「ちょっとクールに見えるけど、そこも素敵……ああ、お姉さま……」
「巫術以外に造詣?詳しいことは存じませんが、巫女頭さまほどの御方ですから、異国の術を知識として修めておられても不思議はないかと」
「最近は少し、気を張り詰めすぎておられるようですわ。陰陽頭さまのお加減がよろしくない今、無理もありませんけれど」
「易子さまが新しい陰陽頭になったら、クロヒゲダルマとその手下は全員放逐!楽しみだわ〜♪」
「ふぁぁ……お姉さまぁぁぁ……」
>その中でちょっと昔のことを知ってそうなベテランっぽいのを捕まえてズバリ易子さんは祈ちゃんのお父さんのことが好きだったのか!
「祈ちゃんのお父さん……?ひょっとして、若さまのことでしょうか」
若い巫女たちの纏め役らしき、易子と同じくらいの年恰好の巫女がノエルに言葉を返す。
「もちろん、お好きでいらしたと思います。若さまと易子さまは幼いころから共に育った、姉弟のようなものでしたから」
「陰陽頭さまのお決めになった婚姻も、当然と受けとめておられたと思います。それはもう、物心ついたころから」
「だというのに、若さまはどこの馬の骨ともわからぬ女を……それも半妖の女を!」
「易子さまの落胆と絶望は、察するに余りあります。だというのに、そんな様子はおくびにも出さず、ご気丈に振舞われて……うぅ……」
「――ですから。易子さまの前では『その子』のことは決してお話しになりませんよう。やっと、お心の傷も癒えたのですから」
「貴方がたは、本来この場に存在することさえ許されぬ身。もし、易子さまの御心を徒にかき乱すおつもりならば……」
「……容赦は。致しませんよ、見目好い化生の方」
纏め役の巫女がそう言って、眼光鋭くノエルを見る。
他の巫女たちも警戒を始める。芦屋易子への忠誠は一様に高いらしい。
51
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/03(土) 19:26:00
祈 「今回、あたし17レスくらい?」
髪さま「なっがいゾナねぇ……」
祈 「や、何か知らないけどものっすごい長くなるんだよ最近……。
前からこうだっけ?
でも最初の5レスは、前回の皆への反応を書いた奴だから普通に読み飛ばしてよくて、
次の6レスから8レス目までも山里のおじさんに対してドヤ顔したりしてるだけだからこれも全然飛ばしてよくて……」
髪さま「読み飛ばしていい所ばっかりじゃないゾナ?」
祈 「うん。基本的にあたしの書いた奴って読み飛ばして大丈夫なやつだよ。
大体最後のレスにみんなへのネタ振りが集中してるから、そこだけ読んで貰えばほとんどなんとかなると思うし」
髪さま「ふーむ。とはいえ、元々橘音が振っておるネタもあるゾナよね。
例えば、安倍晴空に芸を見せるシーン。あれをやりたい場合、
そこに係わる祈ちゃんの台詞、反応なども自分の方に盛り込みたければ、この17レスから探さなければならんゾナ。
それは大変ゾナよ」
祈 「そうだと思って、みんなと関係ありそうなところを纏めておいたよ」
髪さま「ほほう……用意が良いゾナね」
祈 「関係ありそうなところはこの2つぐらいかな。
・尾弐のおっさんが山里のおじさんにお金を支払うシーン
→9レス目。尾弐のおっさんが支払ったお金を品岡のおじさんから取り返して、尾弐のおっさんに返してる
・晴空おじさんを納得させる為、式神に芸をさせるシーン
→12〜13レス目。あたしが誰かにお手をお願いしてる」
髪さま「成程ゾナ」
祈 「あとは最後の方(16〜17レス目)にはミッシェルとの会話があって、
ミッシェルが言ってる事ってこういうこと? って確認みたいなことしてるぐらい?
……今回ほとんどなんにもしてねーなあたし」
祈 「ま、とりあえず書き終わったから次は御幸よろしく。
それから遅れてごめんね、っていう連絡でした! それじゃ、また今度!」
52
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/04(日) 19:24:14
夜。安倍晴朧の屋敷では、元東京ブリーチャーズ用に客間がひとつあてがわれた。
昼間ノエルが聞き込みをした巫女たちの口から、かつて祈と晴朧とを引き合わせた尾瀬甚内へ話が行き、その尾瀬が用意したのだという。
尾瀬は同輩の場砂や石須を伴わずひとりで元ブリーチャーズたちのところへやってくると、祈のために部屋を用意したと告げた。
これでブリーチャーズが使える部屋は拠点と合わせ二か所になったので、男組と女組に分かれて就寝することもできる。
ポチは影に身を潜めて屋敷内を探索できる。
芦屋易子狙いで行動することも可能である。昼間、易子と行き会った際の匂いを追跡できる。
時刻は21時。芦屋易子は西棟の祈祷所の中庭にある井戸で水垢離をしている。
井戸から木桶に真冬の冷水を汲み上げ、頭からかぶる。そして両手を合わせ、神仏に祈る。
「――そこにいるのは何者ですか」
易子は潜んでいるポチの存在をすぐさま感知する。
濡れた白い薄衣が身体にぴったりと張り付き、メリハリのある艶めかしいボディラインを浮かび上がらせている。
黒く長い髪からぽたぽたと雫を垂らし、片膝立ちの姿勢できつくポチを睨みつける様子は、まさに凄艶と言うべきだろうか。
「貴方は昼間の……。『あの子』の式神ですか。男子禁制の御祈祷所に忍び込むとは――躾が成っていないようですね」
ゆら……と易子の身体から湯気のようなものが立ちのぼる。
それは神気だった。神の声を聞き、神の奇蹟を行う巫(かんなぎ)にのみ許された力だが、桁が違う。
いくら『獣(ベート)』の力を宿すポチと言えど、この神域の中で易子の神気を喰らえば只では済まないだろう。
が、易子はすぐに神気を散らし、ポチを静かに見据えた。
「聖域を侵した貴方の行為は調伏するに足る罪科であり、わたくしには巫女頭として貴方を排除する義務があります。が――」
「『あの子』の式神を問答無用で無に帰すも無益なこと。見なかったことにして差し上げます、早々に立ち去りなさい」
ポチが質問すると、易子は以外にも素直に応じてくれる。
>白狐は安倍家の守護獣だって山里の奴が言ってたけど、さっきあんた達の祈祷で出て行っちゃったって本当?
「事実です」
>それって大丈夫なの?爺さんの体も……あなたの立場も。
「確かに白狐は安倍家の守護獣ではありますが、あれは紛い物。安倍家の守護獣たる神狐ではありません」
「狐には善狐と野狐がおり、安倍家の守護獣は善狐。しかし、あの白狐は野狐でした。つまり似て非なるもの……調伏の対象です」
「これよりは、あの野狐を差し向けた大元を突き止める必要があります。――尤も、もう見当はついていますが」
>犬の手で良ければ力を貸そうか?見返りは求めるけど。式神なんて窮屈だ。あの子にムカついてるのはあんたも一緒じゃない?
ポチの言葉に、それまで淡々と答えを告げていた易子の表情が僅かに曇る。
「――愚かなことを」
易子は一瞬だけ戸惑ったようだった。
「式神が主に造反するなどあってはならぬこと。更生を知らぬ妖壊ならば、矢張りわたくしが調伏して差し上げましょう!」
易子が素早く胸の前で印を組むと、そこに光り輝く五芒星が出現する。
そこから迸る、無数の光の矢。法力による破魔の光弾だ。もちろん、妖怪にとっては致命となりうる。
ポチが目の前にいる限り易子は攻撃を仕掛けるが、ポチが逃走するなら追撃はしてこない。
53
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/04(日) 21:49:12
ノエル「祈ちゃんは16レスの大作お疲れ様!
幼馴染属性で来るとは意外だったな! だって安倍と芦屋って常に反目しあって仲悪そうなイメージだから」
みゆき「幼馴染VS謎の美少女だけど童の独断と偏見による脳内統計によると勝率はほぼ五分五分……!
これってサンプルをたくさん集めて統計を取ればなかなか面白い自由研究の研究テーマになると思うんだけど。
祈ちゃんの夏休みの自由研究にどうかな」
髪さま「年中冬休みのお前が勝手にやっとけゾナ」
みゆき「しかし実は第三の属性が存在する……!」
ノエル「なんだって!?」
みゆき「謎の美少女と思いきや実は遠い昔に一緒に遊んでいた幼馴染だったという
両方の強みを兼ね備えた最強のパターンがな……!(ドヤッ
あ、でも当スレの公式ヒロインはクロちゃんだから!」
髪さま「お、おうゾナ」(ツッコミどころしか無さ過ぎてツッコミを放棄)
ノエル「芦屋さん、やっぱりそう簡単には乗ってこないかぁ……」
髪さま「あれ程の人物、自分を乗せようと演技しているのはお見通しという可能性もあるゾナね。
ところでツッコミたいところが一つあるゾナけど」
>これでブリーチャーズが使える部屋は拠点と合わせ二か所になったので、男組と女組に分かれて就寝することもできる。
乃恵瑠「男2女2で丁度良いではないか」(ガタッ)
髪さま「……ってなるのが目に見えてるゾナよね!?」
乃恵瑠「祈殿を一人にするわけにはいかぬだろう。
ミステリーもので一人で寝ると翌日死体になって発見されるのが鉄板だぞ」
髪さま「確かにそうゾナけど変態でノエルな存在と一緒にぶち込んだら男女分けてる意味皆無だし
安全面を考慮しても結局全員一緒に雑魚寝でいいじゃんって結論に落ち着くという……」
ノエル「でも尾瀬さんはちょっと話が通じそうな感じだよね。わざわざ部屋用意してくれるぐらいだし」
54
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/05(月) 06:15:42
>乃恵瑠「男2女2で丁度良いではないか」(ガタッ)
ミッシェル「………………」
55
:
ノエル&乃恵瑠
:2018/02/05(月) 12:19:22
乃恵瑠「……何故だろう、ナチュラルに忘れておった」
ノエル「超越的存在の舞台装置みたいなイメージであんまり一緒に泊まりそうな気がしなかったからかも」
56
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/02/07(水) 23:47:10
今日中には投下できる……はずだよ!
57
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/02/08(木) 21:04:14
ポチ「はぁー僕も今回は長くなっちゃった。あんまり大した事書いてないはずなのに……
やっほー髪さま、久々にナイトブリーチャーズやろうよ」
髪さま「はぁー……まさかポチにそんな趣味があったとは……知らなかったゾナ……シロはもう知ってるゾナ……?」
ポチ「あれ?髪さまどーしたの?なんかブツブツ言っちゃって」
髪さま「げ……げえ!噂をすればゾナ!」
ポチ「うわ、何そのめちゃくちゃ失礼な反応。僕がどうかしたの?」
髪さま「い、いや、なんでもないゾナ……そう、ポチが今どんな趣味をしていようと儂は気にしたりしないゾナよ。
ただ……シロにはちゃんと説明した方がいいゾナ……。
理解は得られないかもしれないけど騙したままでいるのは良くないゾナ」
ポチ「ちょ、ちょっと急になんの話さ」
髪さま「しらばっくれても無駄ゾナ……だってポチ、祈ちゃんの脛には反応しなかったくせに、
ノエルが脛を出した時はすぐに駆けつけて……知らなかったゾナ。
ポチが重度の隠れノエリストなんて、そんな……」
ポチ「ご、誤解だー!……違うんだよ髪さま。あれには深い理由があるんだってば!」
髪さま「大丈夫、大丈夫、隠さなくても全部分かってるゾナ。ぷっ、くく……」
ポチ「……髪さま、あんまり引っ張るとその分だけ髪さまの髪を引っ張るからね」
髪さま「おっと、それは勘弁して欲しいゾナ。でも、一体どうして祈ちゃんの脛には反応しなかったゾナ?」
ポチ「それは……ほら、やむにやまれぬ事情があるのさ。時間の流れとか。あとは……」
髪さま「あとは?」
ポチ「もし僕が祈ちゃんの脛に反応して飛びついてってさ、それを雲外鏡で見られでもしたら、ね?」
髪さま「あー……」
ポチ「とんでもない事になりそうでしょ?だけどそのせいで祈ちゃんに寒い思いをさせちゃったのは申し訳なかったなぁ……」
髪さま「ところで、ポチもノエルと同じで幼馴染派ゾナ?」
ポチ「んー……よく分かんないけど、そうなのかなぁ。だって可哀想じゃん。仕方のない事とは言え」
髪さま「でもシロってどっちかと言うとある日突然出会った美少女の方ゾナよね。実は幼馴染とかいないゾナ?」
ポチ「ははは、ちっちゃい頃一緒に遊んだすねこすりの子とか?まさか、いやしないよ……覚えてないけど、多分」
58
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/08(木) 22:28:06
>>クロオさん
「おい、ちょっと。……そこのでかいの。お前さんだよ」
尾弐が聞き込みをしようとしていると、廊下の端で何者かに呼び止められる。
それは、薄汚れた直衣を纏ったいかにもはぐれ者、といった感じの陰陽師の男。
かつては安倍晴陽と懇意にしていたが、晴陽の死と共に末座に追いやられた経歴を持つ男だった。
「……お前さんの顔には見覚えがある。お前さん、御曹司と一緒にいた化生だろう。今度は娘の式神になったのか」
「陰陽頭の最期に立ち会うために、あの御曹司の血を引いた娘が現れるなんてな……因果なもんだ」
「陰陽頭は勘当した息子のことをずっと想っていた。御曹司が死んだ後もずっとな」
「そんな御曹司の娘に……自分の孫に会えたんだ。きっと満足だろうさ」
「ま……ちょっと付き合え、暇なんだ。なんせ、どうでもいい仕事しかあてがわれていないもんでな。時間なら腐るほどある」
くけけ、と男はボサボサの頭を掻いて笑った。
男は尾弐を自分の仕事場である古びた蔵へと案内する。
うずたかく積まれた古文書や巻物、読まれなくなって久しい書物に囲まれた蔵の中で、男が語る。
「情報が欲しいのか。まぁ、こんな薄暗い蔵に籠っていても、外からの声ってのは聞こえてくるもんでな」
「巫女頭は陰陽頭に取り憑いていた禍物を追い出したなんて言ってるが、なに……まったくのウソッパチさ」
「ありゃァ、ただの野狐だ。尤も、どうして野狐が陰陽頭の身体から出てきたのかはわからんがね」
仮面の狐の正体は、誰にもわからないと言う。
芦屋易子もとりあえず狐を悪者にし、禍物を祓ったと喧伝することで、家中の不安を取り除こうとしたに過ぎない――と。
「巫女頭は毎日欠かさず水垢離をし、精進潔斎して陰陽頭の快癒を願う行を執り行っているな。陰陽頭が倒れてからずっと」
「まったく、見上げた根性さ。御曹司とのことであんな目に遭ったってのに、まだ愚直に陰陽頭の下で働いてるんだから」
「それに比べて、暦博士は陰陽頭が倒れたのをいいことにやりたい放題だ。陰陽頭も、このままじゃおちおち死ねるまい」
「巫女頭が次期陰陽頭に名乗りを上げたのも、暦博士を陰陽頭にすることに異議を唱えたからだってもっぱらの噂さ」
「まぁ……暦博士が次の陰陽頭なんぞになっちまったら、陰陽寮はおろか明王連もカネと権力が物を言う組織になっちまうからな……」
「潔癖な巫女頭にとっちゃ、それは堪えがたい苦痛だったんだろうよ」
陰陽頭の絶大な権力を手に入れようと画策する安倍晴空と、それを阻止しようとしている芦屋易子――。
ふたりの争いの焦点はそこだと、男は尾弐に告げた。
「暇なんでな。何か聞きたいことがあれば、俺の知る限りで教えてやるよ」
「きっと……娘に協力したってことなら、御曹司も喜ぶと思うしな……」
59
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/10(土) 12:59:53
祈メモ①
『安倍晴朧に掛けられた呪い(?)について』
複雑な術式や道具を使わない、シンプルな外国の呪術(呪詛)で、
悪魔とかを相手に取り憑かせて衰弱死させるようなものだと予想。
術者の憎しみとかの負の感情がエネルギーで、
想いが強いほど、呪う相手と術者の距離が近ければ近いほど効果が増す。
この呪詛はとにかく力技で、小細工を弄さず、ただただ安倍晴朧を殺したい、という強力な意思が働いており、
術者は24時間ずっと呪いの手綱を引いていなければならないらしい。
ミッシェルによると、呪詛も憑物祓いも綱引きと同じようなものらしい……?
・どうして悪魔?
ミッシェルの言葉からの予想。
「安倍晴朧は、この世で最も邪悪なモノたちに憑かれているのだ」
「日本仏教、神道、陰陽道。それらの術理では、ヤツらを祓うことはできぬ。ヤツらと妖怪とは似て非なる者なるがゆえ」
天使と言えば悪魔! でも唯一神第一の使徒がわざわざ出張ってきたことを考えると、
もしかしたら悪魔どころじゃないかもしんない……。
・犯人の本心
『ただただ安倍晴朧を殺したい、という強力な意思が働いている』ことから、
犯人が安倍晴朧じーちゃんを確実に殺そうとしていることがわかる。
少なくとも芦屋易子さんが犯人だとしても、
呪いを途中で解除して、「誰も解けなかった呪いを私が解きました!」って言って恩を売ったり実力を示したり、
マッチポンプ的なやり方で陰陽頭の地位を手に入れる、というようなことを企んでいないことがわかった。
「此度の呪詛はとにかく、力技だ。小細工を弄さず、ただただ安倍晴朧を殺したい、という強力な意思が働いておる」
「犯人はよほど安倍晴朧を亡き者にしたいようだな……。それが何ゆえかは分からぬが」
・付け入る隙?
『24時間常に弛まず呪いの手綱を引かねばならない』らしいから、
犯人は集中力は切らせない、24時間ずっと起きていなければならない、ってことが考えられる。
この辺りは不自然な行動として表現されるかもだから、注意してればなんかのヒントが得られそう。
晴朧じーちゃんの寿命は24時間もないのかも……。
「――先程、憑物祓いは綱引きと申したが、呪詛にも同じことが言える」
「誰かを呪殺しようと欲するならば、相手が死ぬまで二十四時間、常に弛まず綱を引き続けなくてはならぬ。つまり――」
祈 「相談はバンバンやっていいって言うから、情報共有っていうか
あたしはこの呪いについてこう考えてるよっていうのだけでも載せておくね。
役に立つかはわかんないけど」
祈 「実際この呪いがどんなのかとか、犯人が誰かってのも全然わかんない……。
とりあえず、あたしの中では芦屋さんが怪しい……気がしてるけど、みんなはどう?」
祈 「あと2周ぐらい探索パートがあるらしいから、その間に頑張って犯人見つけようね! それじゃ!」
60
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/10(土) 18:45:15
橘音「祈ちゃんお疲れさまです!こちらでの相談でしたら、順不同でガンガンして頂いて構いませんよ!」
髪さま「もし、2周しても犯人がわからなかったらどうなるんゾナ?」
橘音「そりゃ、もちろん陰陽頭さんが死にますよ」
髪さま「手加減する気一切なしゾナ!?」
橘音「そのくらいのスリルがなくてどうするんです。ということで皆さん、ドシドシ相談しちゃってください!」
61
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/10(土) 22:37:47
>橘音「そりゃ、もちろん陰陽頭さんが死にますよ」
ノエル「ファッ!? ここってそんなスレだっけ!?」
髪さま「だって橘音だしゾナ」
ノエル「あれ?自称はぐれ者を信じるとすれば本当に最初の印象があからさまに怪しい奴は犯人じゃない法則を地で行くパターン?」
乃恵瑠「まだ分からぬぞ。そのパターンと見せかけて更に裏をかいてやっぱり犯人でした!という可能性もあり得るからな……。
現状情報収集が芦屋殿に偏っておるからバランスを取るためにあちらにも目を向けさせようとしておるのかもしれぬ。
あのはぐれ者っぽい者が全て本当の事を言っているとも限らぬしな」
ノエル「最初に芦屋さんの方に食いついたのは清空の方は見るからに俗っぽいおっさんで呪殺なんて出来そうな凄味がないからつい……。
清空の方だとしたら本人が直接やってるわけじゃなくて誰かに依頼して祟ってもらってる感じなのかな」
髪さま「本編でヒゲのおっさん呼ばわりゾナもんね……」
みゆき「唐突に部屋をもう一つ用意してきたのも何か企んでそうな感じが……。
だって滞在させてやるだけでも有難く思えって思われてる立場なのに専用の部屋を用意してくれるなんて妙に親切過ぎない?
もしや戦力の分散が目的の罠!? 夜中に何かが起こる!みたいな」
髪さま「そうやってGMの意図を探るようなメタなアプローチは「あ、別に深い意味は無いです」でコケるのがオチゾナよ……」
62
:
ノエル達@考え中
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/12(月) 18:30:42
ノエル「別に全然大したことじゃないんだけどちょっと気付いてしまって……」
髪さま「ゾナ?」
ノエル「最も邪悪な者”達”に取り憑かれてるって……一体でも大変なものがわらわら取り憑いてるってどんだけ!?」
みゆき「なんという怨念……!」(ガクガクブルブル)
ノエル「というわけで犯人がそれぞれの場合の動機を考えてみた。
晴空の場合は甥っ子ということは実は晴朧の代に兄弟同士で苛烈な後継者争いがあって昔親が晴朧に殺されててその恨みとか!?」
髪さま「易子の場合は?」
ノエル「よく分かんないけど平安の時代から連綿と続く血族同士の宿命の因縁的な」
髪さま「ぶっちゃけ適当だろゾナ!」
ノエル「んー? 両方晴朧に死んで欲しいと思ってるとしたら表向き争ってる振りをしつつ裏で手を組んで共犯の可能性もある!?
後継者争いは爺さんが死んでからゆっくりすればいっか☆ってなノリで」
髪さま「というか動機から犯人を推理するものであって犯人も分からないのに勝手に動機をでっちあげるなゾナ!」
乃恵瑠「アホの考え休むに似たりを地で行っておるな――」
髪さま「自分で言うなゾナ!」
63
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/12(月) 21:43:51
>幼馴染VS謎の美少女の勝率
祈 「このスレだと、幼馴染の芦屋さんが負けちゃってるから、謎の美少女の1勝って感じなのかな?
母さんが美少女だったかは、知らないけど」
髪さま「ポチにしても、突如現れた謎の美狼女シロがポチをかっさらっていったから2勝ゾナ。
ポチに幼馴染が居たかどうかは分からんようゾナが」
祈 「突如現れる謎の美少女枠つえーな!」
髪さま「これまでなかった刺激ゾナからねぇ。味気ない退屈な毎日に、突然やってきた美少女……。
それは例えるなら、白米しか食べられなかった毎日にハンバーグがやってきたようなものゾナ」
祈 「なにそれ一瞬でとりこになるやつじゃん……」
髪さま「しかし、作品によって主人公の考え方は様々ゾナ。
そんな退屈な毎日を気に入っていて、新たな刺激を求めていないのに巻き込まれた、とか。
そうなってくると謎の美少女は厄介なトラブルメーカーや舞台装置でしかなく、幼馴染が有利だったりするゾナ」
祈 「へぇー。色んなパターンがあるんだね」
髪さま「五分五分かは分からんゾナが、良い勝負はしておるかと思うゾナ。
ということで、様々な作品を見て、統計を取って勝率を割り出したりするのは意外に面白いかもしれんゾナ。
とりあえずこのスレでは謎の美少女枠の2勝ということで……」
祈 「ついでに尾弐のおっさんが公式ヒロインってことらしいけど、
ちなみに尾弐のおっさんって、幼馴染枠と謎の美少女のどっちに当てはまるの?」
髪さま「……その話題引っ張るのかゾナ。強いていうのであれば、
橘音にとってみれば……まだ確定でない話ゾナが、きっちゃん時代を共に過ごしたノエルが幼馴染枠、
妖怪となった後にコンビを組んだ尾弐が謎の美少……美少女?枠?なんじゃないかゾナ」
祈 「なるほど! てことは橘音と尾弐のおっさんがくっついたら謎の美少女枠3連勝じゃん! すげー!」
髪さま「なんかこの話してるとワシ頭痛くなってくるんゾナが!」
>ポチが重度の隠れノエリスト
祈 「あたしのところに来なかったのはそういう理由があったのか!」
髪さま「……ちなみにそれはどっちの理由で納得してるゾナ。ポチがノエリストってところゾナ?
それとも時間経過や雲外鏡のところゾナ?」
祈 「一応後者かなー。ポチがノエリスト(御幸の熱烈なファン)だったらそれはそれで面白いけど。
ポチも人型になるようになったし、そういうところ意識するようになったのは悪い事じゃないよね。
あたしんとこきてくれないのは寂しけどさ」
髪さま「と言ってもゾナ。ポチが雲外鏡に見られることを恐れているとして、
外見ワンコで半分は脛こすりであるポチが女子の脛をこするところを見られて困るような相手なんて……あ」
祈 「ふふん、気付いたみたいだな髪サマ」
髪さま「――シロかゾナ」
祈 「うん。多分迷い家に雲外鏡がある(もしくはいる)んだよ。
ぬらりひょんのじっちゃんがニュース映してたデカイ丸鏡が雲外鏡かもしんないし」
髪さま「あー、あったゾナね。そういうのも。
あれでポチが女子の脛をこすってるところ映されちゃったら
浮気だと思われて修羅場になったりしちゃうのかゾナー……」
祈 「さー。なるかどうかは分かんないけど、そういうの心配してるんじゃねーかなって」
髪さま「あり得ん話ではないゾナね」
64
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/12(月) 21:57:58
>そりゃ、もちろん陰陽頭さんが死にますよ
祈 「マ゚ジかよぉぉ!」
髪さま「残念ながらマジのようゾナ。(今どうやって発音を……)
という訳で祈ちゃん、お祖父ちゃんを死なせない為にも頑張って犯人捜しするゾナ」
祈 「や、頑張るけどさ……」
髪さま「どうしたゾナ?」
祈 「あたしこの間、頑張って犯人見つけようねとか言っちゃったなーって。
まさか死ぬとは思ってないから、あたしのじいちゃんなのにどっか他人事だったなってさ」
髪さま「そう言えばそうだったゾナね」
祈 「ってことで、改めてみんなにお願い。
あたしのじいちゃんが助かるように、力を貸して!」
髪さま「……まぁ、お祖父ちゃんを殺しにかかってるのはGMの橘音でもあるゾナがね?」
祈 「橘音を倒した方が早い説……?」
髪さま「倒したら物語終わっちゃうからゾナ」
祈 「動機……までは情報出てないから全然わかんないけど、
とりあえず本編内でのポチと、こっちでの御幸は晴空おじさん推しって感じ?
あたしはまだ芦屋さん推し!」
髪さま「推しとかアイドルみたいな言い方するゾナね……」
祈 「推理の邪魔とかになるかもだから詳しくは言わないんだけど、
芦屋さんが白だと考えた場合、おかしな行動とかちらほらある気がすんだよね。
あとは、海外の大学行ってて語学力もすごくて、海外の呪術知っててもおかしくないって情報出てるのが怪しい……!」
髪さま「まぁ、安倍晴空の方はあまり情報が集まっておらんし、
芦屋易子は海外の呪術を知っていてもおかしくないと巫女達から聞いただけで、
知っているかどうかまでは確定しておらず、なんとも言えんゾナよね」
祈 「そうなんだよなー。だからそこは結局グレーのまんま。これから出てくる情報次第ってとこかな。
芦屋さんのことをもっと詳しく掘り下げていくか、晴空おじさんの情報を集めてったらはっきりしてくかも」
髪さま「場合によっては、誰が誰に当たって情報を引き出すかなどを相談して、
効率化を図るのも悪い事ではないかもしれんゾナ。ま、頑張るゾナ」
祈 「うん、頑張る!」
65
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/02/12(月) 23:44:55
前回に続けてで本当に悪いが、今回は2、3日投稿が遅れちまう
どうにも寒さとその他で体調崩し気味でな……いつもながら悪ぃ
66
:
ノエル達@考え中
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/13(火) 00:39:47
>橘音にとってみれば……まだ確定でない話ゾナが、きっちゃん時代を共に過ごしたノエルが幼馴染枠、
妖怪となった後にコンビを組んだ尾弐が謎の美少……美少女?枠?なんじゃないかゾナ」
みゆき「きっちゃんから見ればそうだけど視聴者目線では何百年一緒にチームを組んだクロちゃんが幼馴染枠
数年前に突如現れたノエルが謎の美少女もといイケメン枠に近いという事実!」
髪さま「もうどっちでもいいゾナ(棒」
ノエル「ところで脇役までよく見ると幼馴染同士でくっついてるのもいるよ!」
カイ&ゲルダ「「呼んだ?」」
髪さま「確かに原作雪の女王で幼馴染同士っぽいゾナね。
二人が永遠に友達でいられることを対価に乃恵瑠の従者になったけど
今では自分の意思でノエルの従者を続けている……という設定らしいゾナ。
――ということは……! それって二人とも主君の姫様(謎の美少女兼イケメン枠)を好きになってしまったということではゾナ!?」
カイ「主君としてお慕いしてはいますが……変態だしノエルだし」
ゲルダ「そんなことを言っては駄目! 変態でノエルで露出狂で奇行種でも一応姫様だから!」
ノエル「君たち本当に慕ってる!?」
髪さま「つーかよく考えるとどっちも今は女じゃんゾナ。……いや、世の中には百合というジャンルもあるゾナけど……」
カイ「雪女に魔改造されたから基本女性形態だけど一応男にもなれるよ」
ゲルダ「男の姿を取ってもただ弱くなるだけだから常に女装してるんだよね」
髪さま「しれっとさも当然のごとくノエル仕様をカミングアウトするんじゃないゾナ!」
>とりあえず本編内でのポチと、こっちでの御幸は晴空おじさん推しって感じ?
ノエル「いや、冗談半分で言ってみた共犯説がなんかありそうな気がしてきた……」
髪さま「ゾナ!?」
ノエル「呪い殺すには純粋な強い憎しみが必要ってことは後継者争いはついでみたいなもんなんだよね、きっと。
後継者争いを隠れ蓑にすれば真相を覆い隠すことが出来るし皆に敵同士だと思われてる二人が結託すれば色んな隠ぺい工作も可能……!
二人で交代制にすれば24時間不眠不休問題も解決できる!」
髪さま「もしそうだったらお祖父ちゃん、どんだけ色んな人に恨まれてるゾナ……」
乃恵瑠「何にせよ双方の情報を満遍なく集める必要があるということだな……」
>クロちゃん
みゆき「もう、そんなこと言ってたらマジで正ヒロイン決定しちゃうよ!」
髪さま「なんという恐ろしい所業ゾナ……!」
乃恵瑠「大丈夫か黒雄殿、妾が抱き枕になってやろうぞ――」(ガタッ)
髪さま「やめろゾナ! 色んな意味で悪化するゾナ!」
67
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/13(火) 19:57:49
祈 「尾弐のおっさあああん!!」
髪さま「シリアスに叫んでどうしたゾナ」
祈 「だって……だって尾弐のおっさんがっ……」
髪さま「ああ、体調崩し気味って話だったから心配してるゾナ?
原因は寒さとその他とのことゾナが」
祈 「多分だけど尾弐のおっさん……この間の節分の時に流れ弾(豆)喰らっちゃったんだよ!
なのにそれをあたしらに心配かけまいと黙ってたんだ……!」
髪さま「あっ体調悪いってそういうことゾナ!?
下手したら死にかけてるじゃないかゾナ! その他の割合でかすぎだろゾナ!」
祈 「ってわけだから2、3日ぐらいは仕方ないと思うんだよね……ゆっくり休んでね尾弐のおっさん」
髪さま「まぁ、気にせずゆっくり書くと良いゾナ」
68
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/14(水) 00:14:03
――ショコラティエール(女性のチョコ職人)見習いの朝は早い。
舌の上で滑らかに溶ける、甘く美味しいチョコレートを
見習いが作る為には膨大な作業が必要となるからだ。
それに加え、その日の気温や湿度などに応じ、
僅かに材料の割合を変えるという繊細な工程があり、
これは一流の職人の知識や勘がなければ難しく、少しでも割合を間違えば大きく味が落ちてしまうという。
膨大な作業、繊細な工程を終え、味見をした祈は笑んだ。
混ぜ終えたチョコレートを、一つ一つ丁寧に望む形に変え、冷やし固めていく。
数百本を固め終えたら、一本一本マシュマロに突き刺していき――、
髪さま「――そうして出来上がったのがこれゾナ?」
祈 「応ッ!!」
髪さま型のチョコレート(手のひらサイズ)×6 が事務所のテーブルの上に鎮座
一人一つまで、と書かれたカードが添えられている。
髪さま「地獄絵図かゾナ!」
祈 「えー、なんで? 髪サマはブリーチャーズのマスコットなんだからいいじゃん」
髪さま「いいと言えばいいんゾナが……あー……なんか途中から不穏な文章だったゾナよねぇ、ああもう。
チョコレートで出来たタワシもどきを再び見ることになろうとは思いもしなかったゾナ」
祈 「今回は再現度も上げたし、もっと髪サマそっくり! ちょっと食べづらいけど、味は保証するよ!」
髪さま「いやそういうことではなくてゾナね……ん?
橘音、ワシ、ノエル、尾弐、ポチ……メインの者分は5つで揃っているように思うゾナが。これ1つ多くないゾナ?」
祈 「んーん。これで合ってるよ。あと一つは品岡のおじさんの分。いつでも戻ってきてねって気持ちで、とりあえず作っておいたんだ」
髪さま「なるほど、そういう……まぁ、なんにせよお疲れ様ゾナ。
三角巾やエプロンまで付けて、割と張り切ってたゾナね」
祈 「こういう時じゃないと普段の感謝の気持ちって大っぴらに伝えらんないし。そりゃ張り切るってもんでしょ。
みんな喜んでくれるといいけど」
髪さま「(張り切って作ったものの形が“コレ”なのはともかく、気持ちは)喜んでくれるんじゃないかゾナ」
祈 「へへっ、そうかな。てことで、ハッピーバレンタイン!」
69
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/14(水) 20:28:32
橘音「那須野橘音のバレンタイン・ブリーチャー!司会はボク、那須野橘音と――」
髪さま「好きなセリフは『少々髪がいたんでいる。トリートメントはしているか?』ゾナ。髪さまがお送りするゾナ」
橘音「爆弾でも操り始めそうですね」
>>幼なじみvs謎の美少女
橘音「なんか、ボクの全然想像してなかった方向で盛り上がってますね……」
髪さま「おまえが迂闊に『芦屋易子は幼なじみ』とか言うからゾナ」
橘音「まずい!このままではハルオさんが『幼なじみを捨ててポッと出の美少女に乗り換えたろくでなし』みたいになってしまいます!」
髪さま「実際そうだろゾナ」
橘音「いやまぁ、結果だけ見るとそうなんですが。でもねぇ……ハルオさんもだいぶご実家には辟易していたみたいですから」
髪さま「将来から嫁までガチガチに決められて、自由のまったくない日々というのは確かにウンザリするかもしれんゾナね」
橘音「ハルオさんの選択がなければ、祈ちゃんは生まれなかったしボクたちも彼と巡り合わなかった。だから、これでいいんです」
髪さま「祈ちゃんが生まれなくなるのは困るゾナね。まぁ、今言っても詮ない話ゾナ」
>>母さんが美少女だったかは、知らないけど
橘音「ボクたちが彼女と出会ったのは、ちょうど彼女が今の祈ちゃんくらいの年の頃でしたが、美少女でしたよ」
髪さま「ほほうゾナ」
橘音「というか、普通に祈ちゃんと颯さんはソックリなので」
髪さま「晴朧も、祈ちゃんを見て一発で『母親に似てる』みたいなこと言ってたゾナしね」
橘音「ということで、祈ちゃんは心おきなく『あたしの母さん超美少女だったんだぜ』って自慢していいかと思います!」
髪さま「オババは祈ちゃんに母親の写真とか見せなかったんゾナかね?普通どこの家にもアルバムくらいありそうなもんゾナが」
橘音「さあ……?そこはちょっとわかりませんが、処分してしまったんでしょうかね……」
髪さま「おいおい明かされることを期待するゾナ」
橘音「祈ちゃん、お願いします!」
髪さま「投げたゾナ!?」
>>橘音を倒した方が早い説……?
橘音「生憎ですが、ボクは今封印刑に処せられちゃってますので……」
髪さま「ひょっとしておまえ、祈ちゃんに狙われることを見越して、封印刑と言いつつ逃げたゾナ?」
橘音「どうでしょうね……フフ……」
髪さま「やっぱりこいつを先に倒した方がいい気がしてきたゾナ」
橘音「それにしても、皆さんの推理が楽しくて、見ているだけでニヤニヤが止まりません」
髪さま「みんなの推理はどうなんゾナ?当たってるんゾナ、それともまったくの的外れゾナ?」
橘音「それを言ってしまっちゃ面白くないでしょう?もちろんヒミツです。――でも、参考にはさせて頂いていますよ」
髪さま「どういうことゾナ?みんなの推理の方向によって、犯人を変えたりするってことゾナ?」
橘音「犯人は最初から決まっていますし、それを変える気はありません。が、犯人に至るまでの道程は変わる可能性があります」
髪さま「ようわからんゾナ」
橘音「まぁ、悪いようにはしませんよ……ウフフフ……」
>>クロオさん
橘音「祈ちゃんの言う通り、今年の節分も大変だったみたいですねクロオさん……どうぞ、〆切は気にせずゆっくり休んでください」
髪さま「尾弐、いつか死ぬんじゃないかゾナ?」
橘音「豆ばかりは防御しようがないですからねぇ。去年は着ぐるみで完全防御してましたが、今年は無理でしたか……」
髪さま「難儀な体質ゾナ」
橘音「せめて、栄養のあるものを食べて早く良くなってください。ということで今日はバレンタインデーですし、チョコを用意しました」
髪さま「これは?チョコレートケーキが1ホールゾナね」
橘音「ボクは料理がからっきしですので、市販品で失礼しますよ。切り分けますから、みんなで食べましょう」
髪さま「祈ちゃんのチョコもあるゾナよ」
橘音「前衛オブジェかな?と一瞬思いましたが、髪さま型のチョコだったんですねこれ。ありがとうございます、祈ちゃん」
髪さま「今年も無事にみんなでバレンタインを迎えられてよかったゾナ」
橘音「クロオさんは無事じゃないですけどね……。まぁとにかく、皆さんハッピーバレンタイン!」
70
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/14(水) 21:37:32
ゲルダ「姫様、今日はバレンタインデーです」
カイ「約一名節分の後遺症みたいだけど……」
ノエル「特別メニューは何にしようかな、今年もチョコレートかき氷でもいいけど……」
みゆき「いなばの白うさぎの伝説のある県では白うさぎ型のお土産が定番なんだって!」
ハクト(キラキラ)←モデルになりたいオーラ
ハクト「というわけでご主人様と一緒に作ったよ! さあみんな、ぼくを食べて!」
髪さま「紛らわしい言い方するなゾナ!
ホワイトチョコをベースに茶色い部分は普通のチョコで実物そっくりに再現してあるゾナね」
深雪「ほう、我が味見をしてやろう――甘くとろける口溶け、真に美味!
乃恵瑠よ、これは味も忠実に再現しておるのか?」
乃恵瑠「痴れ者が! 本人を食べたら死んでしまうだろう!」
髪さま「普通の意味でも意味深な意味でもそうゾナね……」
ハクト「本体は食べさせてあげないよ。乃恵瑠に物凄く怒られるからね」
髪さま「普通の意味か意味深な意味かはもはや聞かんゾナ……」
ノエル「でもチョコレートなら食べても大丈夫!
飢え死にしかけた者を復活させた玉兎の伝説にあやかってHP回復効果があるかもよ!」
ハクト「たくさん作ったからみんなでたくさん食べてね! クロちゃんもこれを食べて元気になってね!」
髪さま「食べられたい願望が満たせて良かったゾナね」(棒)
ノエル「あっ、髪さま型オブジェもある! 祈ちゃんありがとう! 橘音くんもチョコケーキありがとう!」
ハクト「はっ、もしかして髪さまも食べられたい願望が……!?」
髪さま「一緒にするなゾナ! ワシは洗われたい願望はあっても食べられたい願望はないゾナ!」
71
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/02/19(月) 01:00:00
尾弐「さて。ナイトブリーチャー番外編の時間だ。司会は2月は小学生が最大の敵の俺と」
髪さま「冬場は加湿器が最大の友、髪さまがお送りするゾナ!」
尾弐「という訳で、まずは最近本編投下が遅れちまってすまねぇ。迷惑掛けた」
髪さま「契約期間を守るのは大人として常識ゾナ。しっかり反省するゾナ」
尾弐「今回ばかりは髪サンの言う通りだ。返す言葉もねぇ。体調管理はしっかりしねぇとな……あと豆への警戒も」
髪さま「え、本気で豆ぶつけられて寝込んでたゾナ!?」
>本編
>とりあえず本編内でのポチと、こっちでの御幸は晴空おじさん推しって感じ?
髪さま「……それで、なんで今更祈ちゃんのお爺ちゃんの抵抗方法とか気にしてるゾナ?
命が掛かってる以上、ノエルとポチの意見を参考にして、普通に二人の身辺調査進めた方がいいと思うゾナ」
尾弐「そりゃあ判ってるんだがな……幾つか気になる点があるから、念の為確認しておきてぇんだよ」
髪さま「気になる点、ゾナ?」
尾弐「ああ。祈の嬢ちゃんが纏めてくれた呪詛の要約だがな」
・憑き物は西洋圏の物
・力技の呪殺であり、強い殺意が存在している
・呪殺には24時間絶え間なく呪い続ける事が必要
尾弐「俺の私見だがな。この部分に注目すると、可能性としてもう一人の容疑者を提示できんだ」
髪さま「んん?晴空と芦屋以外にもう一人ゾナ?」
尾弐「ああ。そいつは」
尾弐「安倍晴朧だ」
髪さま「……いやいや、呪われてる本人が容疑者とか流石にないゾナ」
尾弐「俺も半分はそう思う。が……安倍晴朧の自殺だと考えると、無理矢理紐づけられる点も有ってな」
① …他殺を疑問とする要因
② …自殺と捕える要因
・憑き物は西洋圏の物
① 呪殺の体系が異なるとはいえ、明王連のトップに立つ程の霊能者に対し、霊力で劣る術者が呪殺が可能なのか?
② 神仏式の呪詛では自身の霊的な守護を突破できず、配下の者に払われてしまう為、敢えて西洋式の呪を選んだ→守護獣である狐の離脱
・力技の呪殺であり、強い殺意が存在している
① 現時点では、確実に殺害する為の強い殺意を覚える理由が見えない
② 祈の父親の死に関して、自身を殺したい程に憎悪する理由があるかもしれない……?
・呪殺には24時間絶え間なく呪い続ける事が必要
① 晴空と芦屋は、ブリーチャーズが対面した際には壮健であり、芦屋に関してはポチに術を行使する余裕も有る
② 衰弱して一日部屋に居る安倍晴朧には、24時間眠らずに呪いを続ける事が可能
髪さま「……いやいや!屁理屈と推測ばっかりゾナ!」
尾弐「分かってる。あくまで可能性、念の為だ。存在してる可能性を在り得ないと見逃すよりは、確証を取って否定した方が確実だろ?」
髪さま「でも、流石に自分を殺したい程憎む奴なんて」
尾弐「居るぞ」
髪さま「……尾弐?どうしたゾナ、何かシリアス入ってるゾナ」
尾弐「ん……ああ、いや。なんでもねぇ。とにかく、探偵の真似事にしても今回は失敗は許されねぇからな。
今の時点での俺の立ち位置は、安倍晴朧推しだ。可能性を潰して置く意味を込めてな」
72
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/02/19(月) 01:00:17
>幼馴染VS謎の美少女の勝率
髪さま「尾弐が謎の美少女枠ゾナ……オエエ!!」
尾弐「髪さん、何を想像しやがった……いや待て。言わなくていい。酒以外で吐くのは勘弁だ」
髪さま「うぷっ……それにしても、これだけ多く取り扱われるって事は、世間的にはやっぱり謎の美少女枠って魅力的ゾナ?」
尾弐「オジサンに聞かれてもな……まあ、単純に考えれば非日常の象徴だからな。若ぇ連中には、非日常は魅力的に見えるんじゃねぇのか?」
髪さま「淡白な感想ゾナねぇ。ちなみに尾弐は幼馴染と謎の美少女ならどっちが良いゾナ?」
尾弐「俺か?……敢えて言うなら、飲み屋の女将枠かねぇ?」
髪さま「……オッサン臭い趣味してるゾナ」
尾弐「聞いといてその反応かよ。まあ、適当な距離感で浅く付き合って、居なくなっても気にしないでくれる様な相手がいいんだよ。楽だからな」
髪さま「ダメ男の発想ゾナ……」
>バレンタイン
髪さま「良い臭いがするゾナ!尾弐、何か作ってるならワシにも寄越すゾナ!」
尾弐「おいおい、髪さん。飯なら昨日食べただろ?」
髪さま「昨日!?食事は毎日摂るものゾナ!……って、そうじゃなくて何作ってるゾナ?」
尾弐「ああ。祈の嬢ちゃんたちからチョコレート貰ったんでな。俺も偶にはチョコ関係の何かを作ってみようかと思ってな」
髪さま「尾弐が酒のつまみ以外を作るのも珍しいゾナ……どれ、ワシが味見を」
尾弐「しなくても後でくれてやる。落ち着け髪さん……よし、後はココアクリームを塗って冷やすか」
髪さま「……随分本格的にやってるゾナねぇ。チョコケーキゾナ?」
尾弐「おう。ブッシュドノエルって奴だ。色男の名前が入ってたから、言葉遊びで選んでみたんだが」
尾弐「……っと。あとはしっかり冷えれば完成だ。貰ったチョコでも食って待とうぜ髪さん」
髪さま「祈ちゃんが作ったワシの形のチョコを目の前でバリバリ食べないで欲しいゾナ。毛根がキュッってなるゾナ」
73
:
ノエル達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/19(月) 12:30:34
ノエル「あっ……ヤバイヤバイヤバイ!」
髪さま「真昼間にいきなりどうしたゾナ」
ノエル「ここ数日ポチ君を見かけてないと思ったらよく考えると元々の意味のオヤツをくれてやる状態になってるじゃん!」
髪さま「あっ……そういえばポチは去年のバレンタインデーはまだ参加してなかったゾナね」
ノエル「というわけで全部ホワイトチョコのやつも作ったよ! ポチ君はこっちね!」
乃恵瑠「ブッシュドノエルか――クリスマスの切り株という意味だな」
髪さま「食べられたい願望が満たせて良かったゾナね!」
ノエル「僕は別に食べられたいわけじゃないぞ!」(鉄壁氷湯気)
髪さま「発言と行動が一致してないゾナ!」
深雪「我はミカエルはどうも苦手だがその名前を持つということは実はノエルはあやつとそんなに仲悪くないのではないか?」
ノエル「どうだろう、まさか天使とか出て来ると思ってなくて適当に考えたから(キリッ」
74
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/02/19(月) 14:54:43
ポチ「……色々と調べてみたけど、うん、やっぱり行けるはず……後は誰を転ばせようかな……
てきとーな狸か河童でも見つけてすっ転ばせてこようか……」
髪さま「丁度よくポチも帰ってきたと思ったら……なんかろくでもない事呟いとるゾナ。
おーい、ポチ、一体何をするつもりゾナ?ていうか最近どこに行ってたゾナ?」
ポチ「ん?あぁ髪さま。いやね、こないだのばれんたいん?で祈ちゃんがチョコをくれたじゃない?
だけど僕はほら、狼だからさ……僕がチョコを食べる為にはどうすればいいのか、
すまほを借りて調べてみたり、色々考えてたんだけど……」
髪さま「あぁ、それならもう大丈夫ゾナよ。ノエルがポチでも食べれるように別に用意してくれたゾナ」
ポチ「え?そうなの?そりゃ嬉しいなぁ……で、祈ちゃんのチョコを食べる方法なんだけど」
髪さま「いやいやいや何をナチュラルに死に急ごうとしとるゾナ」
ポチ「えー、だって祈ちゃんがくれた分もちゃんと食べたいじゃんか。大丈夫だって。僕、妙案を思いついたんだ」
髪さま「……さっきの呟きの時点で嫌な予感しかしないけど、一応聞いておくゾナ」
ポチ「えーっとね、まず犬がチョコを食べちゃいけないのって、なんかチョコの中に犬の体に良くない成分が入ってるからなんだって」
髪さま「テオブロミンとかいう成分だそうゾナね」
ポチ「あ、そうそうそれそれ。でも、どうもそのテオ……なんとかって少しだったら食べても死にはしないらしいんだよね」
髪さま「もう早速嫌な予感が的中してるけど、死なないだけで良くない症状は出るゾナよ、それ」
ポチ「尾弐っちもよくお酒飲んで吐いてるらしいし、それとあんまり変わんないでしょ」
髪さま「む、むう……なんか違う気がするけど言葉に出来んゾナ……」
ポチ「でね、話を戻すけど、体が大きければそれだけ食べても大丈夫な量も増えるんだってさ。
つまり僕がそこら辺で狸か河童を転ばせて大きく変化して、ついでに『獣(ベート)』の力も発揮すれば、
ちっちゃなチョコくらい食べたって平気って寸法さ!どう?この完璧な作戦!」
髪さま「……どこからツッコミ入れるか悩ましいけど、とりあえずポチがお腹壊したら祈ちゃんが気まずい思いするからやめとけゾナ」
髪さま「そう言えば、ポチは結局、晴空推しで行く感じゾナ?」
ポチ「うーん……正直、僕には何もはっきりした事が分からないからなぁ……。
あの髭のオッサンが怪しいって言うよりかは、易子さんが白か黒かをはっきりさせたいって感じかなぁ。
白なら心強い味方になってくれるよ……妖壊の誤解が解ければだけど」
髪さま「もし黒だったら?においなしで嘘が見破れる自信はあるゾナ?」
ポチ「正直難しいかもね。でも僕が騙されてたら、僕の推理と皆の推理が、きっとどこかで食い違うよ」
ポチ「あと思いついた事と言えば……式神を使えば単独で、十分な休みを取りつつ、呪いをかけ続けられたりしないかな。
僕ら妖怪でも、えーと……禹歩だったっけ。ああいう事が出来るなら、呪いの手助けだって出来たりして。
うーん、やっぱりあの白い狐、追っかけとけばよかったかなぁ」
75
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/20(火) 21:08:05
橘音「(こそこそ)……〆切。明日までOKですよね?」
髪さま「なんゾナ、そんな物陰に隠れて」
橘音「いや、自業自得なんですが、色々考えてたらなんかワケが分からなくなってきてしまい、レスに難儀しています……」
髪さま「ややこしい設定作るからゾナ」
橘音「最初はシンプルだったんですけどねえ……?ま、まぁ、とにかく明日の晩までには書き上げますから!」
髪さま「本当ゾナ〜?」
橘音「あ、ノエルさんとクロオさんはケーキご馳走さまでした!ポチさんは……ええと、無理しないで下さいね!チョコの代わりにジャーキー食べます?」
髪さま「そんな配慮はいいからさっさとレス書けゾナ!」
橘音「は、はぃい〜!」
76
:
ノエル達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/21(水) 02:18:11
ノエル「お疲れ様、今回はシナリオの性質上特にGMが大変そうだからね……」
乃恵瑠「考えてみればこの推理パートは各人のレスごとにGMのターンを挟んでいるようなもの。
このまま2ターン目に突入でも不思議はないところをがっつりレスを書く時点で凄いぞ」
みゆき「犯人は変えるつもりはないって言ってたから多分どう情報をレスに入れ込むかで訳が分からなくなってるんだとは思うけど……」
ノエル「完全GM制に行き詰まったらいつでも言ってくれれば「あれあれ〜?こんなところにこんなものが!」とかやりはじめるからね」
髪さま「ノエルにそんなの解禁して野放しにしたらシナリオ崩壊の予感しかせんゾナ!」
77
:
<削除>
:<削除>
<削除>
78
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/21(水) 22:30:25
橘音「上なんですが、横着して直打ちしたら、うっかり書いてる途中で送信してしまいました。ハハハ!」
髪さま「面倒くさがるとロクなことにならんゾナね」
橘音「それはさておき、お気遣いありがとうございますノエルさん。お察しの通りです」
ttp://fatego-japan.com/wp-content/uploads/2017/01/fd676e42d6fa17f077b47364852498e1.jpg
髪さま「怖!それはおまえじゃなくて御前の方ゾナよね!?」
橘音「祈ちゃんに会いに来た白狐はこれです」
髪さま「日本壊滅の危機ゾナよ!?獣の槍ー!獣の槍はどこゾナー!?」
橘音「というフォックスジョークはともかく、とりあえず書き上げましたので皆さん、推理の続行をお願いします」
髪さま「これもう犯人は九分九厘確定なんじゃないかゾナ?」
橘音「はっはっは、どうでしょうかねぇ?犯人のようにも見えますし、胡散臭すぎて逆に潔白なような気もしますし」
髪さま「もう、なに言っても疑惑しか浮かんでこないゾナ」
橘音「前ターンと同じように、こちらで相談は幾らして頂いても構いません。訊きたいことがあるなら、回答もしますので」
髪さま「いよいよ陰陽頭も危ないみたいゾナ、祈ちゃん頑張るゾナ!」
橘音「果たして、ポチさんは次のターンまでに爆散せずに済むのか!?乞うご期待!」
髪さま「次の順番で爆散が確定してるみたいな言い方はやめろゾナ!」
79
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/02/22(木) 21:18:50
>訊きたいことがあるなら、回答もしますので
祈 「ってことだから、はい! 早速訊きたいことあんだけど!」
祈 「晴朧じーちゃんが危篤になったから、
尾瀬さんも大祈祷堂ってところに行こうとすると思うんだけど、
その前に話しかけられたりする?」
祈 「もし話しかけられるんだったら、尾瀬さんに
「尾瀬さん。晴朧じーちゃんを助ける為に、あたしも芦屋さんを探すの手伝いたいんだけど、
この屋敷に地下室とか隠し部屋とか、普段は誰も入れなかったり、近づかないような場所ってない?
ないなら、まだ探してないところとか、心当たりがあったら教えて」
って訊いておきたいんだ」
祈 「犯人は複数らしいけど、いなくなった芦屋易子さんが一番怪しいからとりあえず追いかけたい。
その芦屋さんは屋敷の中にいるらしい。でも手が空いてる人達を総動員しても見つけられないってことは
普通に出入りできる部屋にはいないかもしれない……。
そこであたしが考えたのが、
『こんなでっかいお屋敷だから、隠し部屋とかやばい地下室とか、普段は入れない場所があるんじゃないの?』ってこと。
家宰を取り仕切ってて立場もある尾瀬さんなら、そんな場所があれば知ってそうだし、
そんな場所がなくても心当たりだけでも聞いておけば、
全然わからない屋敷の中を闇雲に探すようなことにはならないかもって思ってさ」
祈 「てことで、この質問内容で特に問題ないなら、回答よろしくね!」
80
:
ノエル達@考え中
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/23(金) 00:56:36
>橘音「祈ちゃんに会いに来た白狐はこれです」
ノエル「祈ちゃん逃げてー!」
みゆき「そっちはフォックスジョークらしいけどポチ君がマジで逃げてー!状態になってる件」
乃恵瑠「ノエルが下っ端巫女達にまみれてキャッキャウフフしている間にポチ殿がまさかの爆散の危機!」
ノエル「しかも解呪に使うと見せかけて良からぬことに使いそうな気配半端ない……!」
乃恵瑠「本当に本気で陰陽頭を助けたいなら祈殿に直接頭下げて頼めばいいものな……。
それを命を人質にとってまで口止めしてまで取ってこさせるとは
やはり良からぬことに使うかそれとも他に深い事情があるのか……」
質問①
ノエル「ポチ君にかけられた呪印は普通に他の人からも見えるんだよね?」
みゆき「突撃した後にそんなの刻印されて帰ってきたらポチ君は語ることは出来なくても『芦屋易子に何か呪いかけられたな……(察し)』とはなるよね」
質問②
ノエル「絶対無駄だとは思うんだけもど情念がどうとか言い出したあたりでミッシェルに『ぶっちゃけ犯人分かってるでしょ!』と詰め寄って反応を見てみる」
質問③
ノエル「全員が大祈祷堂に集まるってことは……もしやおじいちゃん本人に会える状態!?」
みゆき「会えるにしても祈ちゃんだけでも行ってあげた方がいいのか
それより一刻も早く全員で芦屋易子を捜索する方がいいのかは微妙だけどね」
ノエル「祈ちゃんが横で『気合だ!気合だー!』って叫べば延命になって少しは時間稼ぎできるんじゃないかな?」
乃恵瑠「祈殿を松○修造にするでない!」
81
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/23(金) 18:54:15
>>祈ちゃん
尾瀬が祈たちの部屋の外に控えている。相変わらず、部屋の中には一歩も入ろうとしない。
祈が質問をすると、尾瀬はすぐに頷いた。
「巫女頭を探されるのですか。現在、法力を扱えぬ市井の者々が行方を追っておりまする。御助力頂けるのであれば願ってもなきこと」
「よもや、この危難の折に巫女頭が逐電とは……。俄かには信じられぬことですが、御姿が見当たらぬのは紛れもなき事実」
「僧たちの中には、巫女頭こそが陰陽頭を呪った下手人ではないかと邪推する者までいる始末」
「ここは一刻も早く巫女頭を見つけ出し、真実を詳らかにして頂かねばなりませぬ」
地下室や隠し部屋のことを訊ねると、尾瀬は難しい顔をする。
「お嬢さまの慧眼には感服致しまする、さすがは陰陽頭の血を引く御方。確かに、この屋敷内には多くの地下室がございます」
「陰陽道の修練にて、土中に籠る行がありますれば。それに使用する地下蔵が――しかし、普段より人は出入りしておりますな」
「……いや……もしや、あの場所ならば或いは……?」
「西棟には巫女たちの宿舎があり、男子禁制。ゆえ、我らは立ち入ることができませぬ」
「中でも御祈祷所は巫女頭だけが使用する神域。そこには男児はおろか、高位の巫女さえおいそれとは入れませぬ」
「巫女たちは先程、御祈祷所の中にも巫女頭はおられなかったと申しておりましたが――」
「もし、巫女頭が何かしらの企てのもと、御祈祷所に地下室や隠し部屋などを作っていたとしたら……?」
尾瀬は頭を抱えた。
「おお……、なんと恐ろしい!まさか、あの巫女頭がそのようなことを……?何のために?」
「お嬢さま、切に御願い申し上げます。何としても巫女頭を見つけ出してくださいますよう」
「わたしは今より陰陽頭のもとへ参ります。すでに、石須と場砂も陰陽頭の枕頭におりまするゆえ」
「本来ならば、我らも大祈祷堂にて快癒祈祷に参加すべきなのでしょうが――。我らが行ったところで、さほどの援けにはなりますまい」
「ならば、せめて。陰陽頭の汗を御拭きし、水の一滴でも含ませて差し上げたく存じます。……御免」
慌しく、尾瀬は祈たちの前を辞去した。
ブリーチャーズは人の目を避けて御祈祷所に辿り着き、探索をすることができる。
その場合、ポチの鋭敏な感覚が風の流れを察知し、祭壇の後ろに地下へと続く隠し階段があるのを発見するだろう。
>>ノエルさん
>質問1
橘音「力のない一般人には見えないと思いますが、陰陽師や巫女、妖怪などには見えると思います」
髪さま「毛皮で隠れるんじゃないのかゾナ?」
橘音「人間の姿になったら、毛はなくなるでしょう?」
髪さま「服で隠れ――」
橘音「見えるってことで!」
>質問2
寝転がってゲームに課金しようか悩んでいるミッシェルに詰め寄ると、ミッシェルは鬱陶しそうな視線を向けた。
「あ?なに?犯人?……我が言ったのは、芦屋易子のことよ。別に犯人のことではないぞ」
「ま……あれが犯人かもしれぬし、そうでないやもしれぬ。我は犯人を知っているやもしれぬし、そうでないやもしれぬ」
「いずれにしたところで、我の仕事は安倍晴朧の呪いを解くこと。その一点である」
「ならば。犯人を知っていたところで汝らに教えることはせぬし、その気もない。横着な考えはせぬがよかろう」
スマートフォンの液晶画面を凝視しながら、【購入】をタップしようか悩んでいる。
「それにつけても、あれの情念は凄まじい。大天使の我をして怖気を揮うほどにな」
「奴らの狙いはそれか……まったく、悪知恵の働くことよ。ま……あの御方が糸を引いておられるのなら、それもうべなるかな」
はー。と息をつくと、ミッシェルはゴロリと寝返りを打ってノエルに背を向けた。
結局課金はしなかった。
>>質問3
橘音「なかなか鋭いですねぇ、ノエルさん」
髪さま「じゃあ、陰陽頭に直接会って色々訊くこともできるゾナね」
橘音「危篤状態の老人から聞き込みをしようって言うんですか?鬼畜ですねぇ」
髪さま「……そういえば、そこまでして訊くことってあるゾナ?」
橘音「ボクは皆さんの行動を妨げることはしませんから、もし陰陽頭さんにご用事があるなら行かれても全く構いませんけどね」
髪さま「行動できる回数に限りがあるゾナから、空振りするとダメージが大きいゾナね」
橘音「そういうことです。ですから皆さん、ご自分の行動ターンに何をするかよーく考えておいてくださいね!」
82
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/02/23(金) 23:52:05
ポチ「……やっぱり橘音ちゃんは幽閉しといた方が世のため皆のためかもしれない」
髪さま「今更そんな事言っても手遅れゾナ……」
ポチ「はぁー……横着の代償は重いなぁ……ううん、どう動いたものやら……」
ポチ「とりあえず、易子さんに『祈ちゃんの血を何に使うのか』は聞かなきゃね。答えが返ってくるとは思えないけど……」
髪さま「ろくでもない使い方される気しかしないけど……どうするつもりゾナ?」
ポチ「うーん、呪印は易子さんに言われた事を他言しなければ爆発しないとすれば
一応、無視して逃げる事も出来なくはないんだよね……。
ただそうしちゃうと易子さんからはもう何も手がかりは得られないから……仕方ないな」
髪さま「諦めるゾナ?」
ポチ「ううん、祈ちゃんにはお願いするよ。『何も聞かずに血をこの紙に含ませて欲しい』って」
髪さま「……大丈夫ゾナ?」
ポチ「分からないよ。だからその前に、尾瀬さんが行っちゃう前に一つ質問をするよ。
『この屋敷、妙なにおいがするせいか鼻詰まりがひどいんだ。ちり紙か何か貰えないかな』って。
……まっ、もし懐紙がもう一枚貰えなくても、どうせ屋敷の中には人は殆どいないし、探し回れば見つけられそうだけど」
83
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/02/24(土) 19:32:38
>>ポチさん
ポチの身体に呪印を刻み込むと、易子はポチの問いに対して冷笑を浮かべた。
「そのようなこと、知ってどうするのです?仮に教えたとて、貴方には理解の及ばぬことでしょう」
「必要なのは、成せるか成せぬかということ。あの娘の式神でいることが不満なのでしょう?自由を勝ち得たいのでしょう?」
「ならば。貴方は言われたことだけをやり遂げればよいのです。そうすれば貴方の願いは叶う――他に必要な物などあるでしょうか?」
「……重ねて、お願いしましたよ」
易子はそれきり沈黙する。ポチが何らかの問いを重ねたとしても、
「貴方には関係のなきこと。早くお往きなさい」
としか言わない。
なお、ポチたちが宿泊している部屋には普通にボックスティッシュが置いてあるので、ちり紙が欲しいだけなら入手は可能である。
『尾瀬から懐紙を手に入れる』ということ自体が目的の場合も、尾瀬は快く懐紙の束をくれる。
84
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/26(月) 21:21:31
髪さま「脳内会議の演出いらなくないゾナ?」
乃恵瑠「何を言う、イ○サイドヘッドとか脳内ポ○ズンベリーみたいでシャレオツだろう」
髪さま「ド厚かましいゾナ! そんないいもんじゃないゾナ!」
ノエル「というわけで何とか直接の犯人を突き止めたわけだけど……」
みゆき「といっても祈ちゃんのパスを拾っただけだけどね!」
乃恵瑠「よもや 橘音『あ、偶然です』なんてオチは無いよな!?」
髪さま「いくら橘音とはいえそれはないと思うゾナ。いつから気付いてたゾナ?」
ノエル「さあいつからでしょう」(震え声)
髪さま「これは絶対素で今気付いたゾナ!」
ノエル「変わった苗字だなぁ、とは思ってたし妙に親切だなぁ、とも思ってたけど
決定的に気付いたのは祈ちゃんが疑ってるのを見てまさかと思ってグーグル先生に聞いてみてようやく」
髪さま「そいつらの誘導で祈ちゃんは地下室に向かったけどそのまま行かせて良かったゾナ?」
ノエル「芦屋易子さんも何らかの形で事件に深く関わってるのは間違いないからね。
犯人の一人なのかそれとももしかして強力な助っ人になってくれるかは分からないけど……」
髪さま「このままだと今ターンも晴空が結局ノーマークのままゾナけど……」
ノエル「やっぱ犯人候補に担ぎ上げられただけの単なるヒゲのおっさんなんじゃね?」(適当)
髪さま「出たゾナガバガバ推理!」
85
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/02/26(月) 21:59:10
ノエル「そういえばめっちゃどうでもいいことなんだけど……」
髪さま「ゾナ?」
ノエル「このスレで言うところの陰陽師=男性陰陽師 巫女=女性の陰陽師的なやつ? みたいな意味なのかな?」
それとも男女で勢力が分かれてるっぽいから巫女は女性陰陽師女性神官女性僧侶全部ひっくるめたような言葉なんだろうか」
乃恵瑠「陰陽頭に立候補するぐらいだから少なくとも芦屋易子に関しては陰陽師系列なんだろうな」
みゆき「現実だと神職と僧侶は女性もいるよね。
史実の平安時代の陰陽師は官職名だったから男性しかいなかったらしいけど……」
ノエル「更にどうでもいい事なんだけど祈ちゃんのレスの眠気眼が邪気眼に見えてしまった……」
髪さま「それはお前が重症の中二病だからゾナ……」
86
:
ポチ
:2018/03/01(木) 14:05:03
私用で3日ほど家を空けてて、今日帰るんだ
多少は書いてるんだけど、どうも少し遅れそう
ごめんよ!
87
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/03/01(木) 21:19:43
橘音「了解しました、ポチさん。どうかお急ぎにならず、ごゆっくり」
髪さま「ノエルが早すぎるだけゾナから、気にしなくていいゾナ」
橘音「さすがに今回のノエルさんの早さには目を疑いましたからね!はっはっは!」
髪さま「何度も言ってることゾナが、〆切はあくまで目安だから、厳守が基本ではないゾナ」
橘音「誰だって都合というものはありますからね。とにかく、こちらものんびりお待ちしています」
88
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/03/03(土) 19:32:11
みゆき「童思ったんだけど無駄に早いということは期限いっぱい使えば超凄いレスが書けるんじゃない!?」
乃恵瑠「なるほど、もしや一瞬で出て来るマ○クのハンバーガーを数日間かけて作れば超凄いハンバーガーになるのか!?」
深雪「いや、やっぱりマ○クのハンバーガーだろう」
髪さま「何この自虐的な会話! ってかノエルはどうしたゾナ!?」
みゆき「今日は3月3日だからね! 特別メニューを作ってるよ!」
髪さま「あっ、そういえば……ゾナ」
乃恵瑠「節分はコンビニやスーパーやデパートが激押ししてくるのに何故か世の中のひなまつりのスルーっぷりが半端ないよな――」
ノエル「大分温かくなってきたしあんみつかき氷を用意したよ!」
髪さま「祈ちゃんだけじゃなくちゃんと全員分あるゾナね」
ノエル「当然! あっでも出来れば女装して食べてくれると嬉しいな!」
髪さま「何さらっと高すぎるハードル設定してるゾナ!
橘音は……まあノリノリでやりそうだし百歩譲ってポチならまだしも尾弐は誰も得しない気がするゾナ……」
みゆき「何を言う、我らは妖怪!
最初は変化って妖怪だからって誰でも出来るものではないと思ってたんだけど
wikiの変化の項を見ると長い年月を経た妖怪はみんな変化が出来るようになるらしいじゃん!」
髪さま「仮に万が一美女に変化できたとしても元を知っている以上嬉しいかというと……ゾナ」
89
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/03/04(日) 00:16:36
橘音「皆さんこんばんは、那須野橘音の桃の節句ブリーチャーのお時間です!もう日付変わっちゃいましたがまだセーフってことで!」
髪さま「おまえ、なんゾナそのフリフリの格好は……。なんか原色が目に痛いゾナ……。精神的にも痛いゾナ……」
橘音「いや、ノエルさんが女装しろって言うから。女装っていうかボクの場合、まぁ……ですけど」
髪さま「だからってガチのゴスロリ着てくることないゾナ!どっから持ってきたゾナその衣装!?」
橘音「もちろん私物ですけど?そのうち祈ちゃんにあげようかなって思ってたんですが、機会がなくて」
髪さま「祈ちゃんはそんなフリルめっちゃ多い衣装は着たがらないと思うゾナ」
橘音「ともかく、ひな祭りですから!ノエルさん、あんみつかき氷頂きますね!」
>よもや 橘音『あ、偶然です』なんてオチは無いよな!?
橘音「あ、偶然です」
髪さま「コラ―――――――――――――――!!!」
橘音「というのはウソですが、まだ彼らが犯人と決まったワケではありませんよ?」
髪さま「この期に及んでまーだシラを切るつもりゾナか……」
橘音「ネタバレは最後までしないものです。まだ、易子さんの疑いも晴れたわけではありませんし」
髪さま「はいはいゾナ。これで、祈ちゃん&ポチ組とノエル&尾弐組に分かれるんゾナかね?」
橘音「クロオさんは祈ちゃんの忠実な式神を演じているそうですから、祈ちゃん&ポチさん&クロオさん組とノエルさんに分かれるかも?」
髪さま「それで万一尾瀬たちが犯人だった場合、ノエルは確実に死ぬゾナね」
橘音「ノエルさん……アナタの犠牲は無駄にはしません……!」
髪さま「それでいいんゾナ!?」
橘音「なんか、ノエルさんの場合ノエルさんが死んでも次に乃恵瑠さんが「お、出番か」的に出てきて終わりそうな気がします」
髪さま「……残機制だったんゾナ……?」
>巫女は女性陰陽師女性神官女性僧侶全部ひっくるめたような言葉なんだろうか
橘音「そうですね。まぁ、細かく分類するとややこしいんで、わかりやすさ重視で」
髪さま「別にシナリオに使わないゾナしね」
橘音「必要になったら考えますが、今は巫女=女性の術者全般と考えて頂いて結構です」
髪さま「仏教系の退魔組織には尼さんがいたり、神道系には女神官がいたりするんだろうゾナ。今後出てくるかもしれんゾナ」
橘音「(そういう予定は)ないです」
髪さま「あ、そうゾナか……」
90
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/03/07(水) 20:02:00
ノエル「ポチ君忙しい中投下お疲れ様! 自分のターンが回ってきた時にうまく時間が取れないこともあるよね」
髪さま「お前が回すタイミングが悪いせいゾナ」
乃恵瑠「2番手以降の人限定で使える技なのだが当スレの特性上話が大きく動くのがほぼ橘音殿のレスだから
橘音殿の投下があった時点で用意しはじめて自分の番で前の手番の人達のレスを踏まえて加筆調整、
という形を取れば執筆時間が平準化して自分の番が回ってきてから大量に書かないといけない、といった労力を大幅に削減できるぞ」
髪さま「ああ、そういえば前に祈ちゃんが順番変更で先頭になった時に「今までは最後でのんびりさせてもらってたけど一番手になって間に合うか不安」
みたいなことを言ってたけどそういうことだったゾナ?」
みゆき「そんな方法もあるよ、程度に参考までに」
髪さま「ところで尾弐がさりげなく究極の選択を迫られてる気がするゾナが……ノエル的にはどっちがいいゾナ?」
ノエル「僕はどっちでもOKだよ! 一人で行ってピンチになるのもそれはそれで面白そうだし!」
乃恵瑠「残機制が割とマジでありそうで怖いな――」
深雪(ガタッ)
髪さま「予想通りヤバい奴がアップを始めたゾナ!」
91
:
ポチ
◆CDuTShoToA
:2018/03/11(日) 03:22:47
ポチ「あわわ……なんとなくそんな気はしてたけど易子さん可哀想な事になってるよ……。
最近僕らがあんまり酷い目に遭ってないからって、とうとうセルフで絶望を生み出し始めたか橘音ちゃん……」
髪さま「あんまり余計な事言ってると矛先がお前に向くゾナよ、ポチ」
ポチ「ううん、僕はその方がむしろ良かったよ……。易子さんは僕がしつこく付きまとった相手だからさ。
なんというか……愛着みたいなものを感じてたんだよ。彼女の境遇にも少し共感するものがあったし。
ノエっち達を助けに行かなきゃだけど、彼女をあのままにしておくのもなぁ……参ったなぁ」
ポチ「あと前回は投下が遅くなっちゃってごめんね!」
92
:
深雪と愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/03/14(水) 23:30:44
深雪(ルンルン)←表舞台に出れてご機嫌
髪さま「うわ、名前欄まで乗っ取ってるし……。色んな意味で心配ゾナ……。
前みたいに乃恵瑠の姿になって力を供給してもらうのではいけなかったゾナ?」
深雪「我自ら出ねば勝てぬと判断したゆえ出た。
なにせ屋敷内は本来の力の三割も出せない結界が貼られているからな――」
>ポチ君
ノエル「こっちは祈ちゃんが駆け付けてくれたし易子さんを介抱してあげるのもいいと思うよ!
放置して万が一何かあったら大変だし!」
みゆき「でも山神の使い属性のポチ君が来たら二人とも能力値に+補正がかかるから有利になるのでは!?」
乃恵瑠「しかし易子殿は犯人ではなく本気で晴朧殿を助けようとしていた、ということは
うまく介抱して我に返ったら次ターンで手助けしてくれる可能性もあるぞ――」
深雪「任せろ。このターンぐらいは持ち堪えようぞ――」
髪さま「色んな意味で心配ゾナ……」
93
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/03/20(火) 07:29:30
橘音「なんか番外編にすごいものが投下されてるじゃないですかぁぁぁぁぁぁ!?え、これ、ノエルさんが作ったんですか?」
髪さま「そうらしいゾナ」
橘音「すごい!すごいなぁうちのスレ!すごい人がいた!ただの残念なイケメン露出狂じゃなかったんですね!」
髪さま「酷い言い草ゾナ!しかしノエルがボカロPだったとは……」
橘音「メロディは和風でいて戦いを連想させるようなテンポの速さですし、歌詞ももうこれ以上なくボクたちのことを表していますね!」
髪さま「手を動かして何かを作れる人というのは尊敬するゾナね」
橘音「すばらしい!最後にキーワードのかくあれかしを出してくるところとか、う〜ん憎い!」
髪さま「できれば儂も歌いたかったんゾナけど」
橘音「これでいつアニメ化のオファーが来てもオッケーです!これ携帯に入れて外でも聴きたいんですがどうすればいいんですか?」
髪さま「ワシの要望は!?」
橘音「(歌う可能性は)ないです」
髪さま「くっ……。とりあえずリンクだけでもと思って、取り急ぎwikiに項目を作っといたゾナ……けど、もしまずかったら修正するゾナ」
橘音「ヤバイですね!もうボクのテンションがおかしい感じで爆上がりしています!」
髪さま「こんなの聴かされたら無理もないゾナ」
橘音「こんな素敵な曲を作って頂いたのに、皆さんもうすぐ全滅する運命なんて、よよよよ……申し訳ありません!」
髪さま「ちょっと待て――――――――――!!!今すごく不吉なこと言わなかったゾナか!?」
94
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/03/20(火) 19:28:44
祈 「テーマソングできちゃったのかよ!?」
髪さま「できちゃったんゾナよねぇ……ていうかノエルが作ったゾナ」
祈 「すげーな御幸……しかも“人知れず悪い奴らを倒していく”みたいなこの雰囲気!
ヒーローっぽくてかっこいいじゃん!」
髪さま「お、祈ちゃんにもウケてるゾナ」
祈 「いつアニメ化しても良いように、あたしこの歌練習しとくね!」
髪さま「いやいや、しないからゾナ」
祈 「そんなのわかんないじゃん!」
髪さま「その前にまずは書籍化、漫画化からではないかゾナ?
知名度も何もなしに急にアニメ化できるとは思えんから、
完結後に出版社に持って行くなり賞に応募するなり、何らかのアクションをゾナね」
祈 「髪サマの方がよっぽど乗り気じゃねーか!?」
髪さま「ワシだって、アニメ化してテレビに映って、
おなごに『きゃー髪サマカッコイイ! 博識! 抱っこして寝たい!』
とか言われたいゾナもん。アニメ化したらワシもこの曲歌わせて貰えるかもしれんゾナし」
祈 「欲望に忠実だなぁ……髪サマは」
髪さま「モシャシャシャ」
祈 「ま、書籍化漫画化アニメ化……するかどうかはともかくとして、
かっこいい曲作ってくれて、ありがとね御幸!」
95
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/03/21(水) 00:47:52
髪さま「好評みたいでよかったゾナね」
みゆき「携帯に入れたいなんて嬉しいことを言ってくれるね!」
ノエル「聞くページに入ると右上に「ダウンロード」のボタンがあるので
そこからMP3ファイルをダウンロードできると思う」
乃恵瑠「wiki掲載は何もまずくないどころか大歓迎だが一つ問題があるとすれば……」
髪さま「ゾナ?」
乃恵瑠「今アップしているページは短期の配布用らしく1か月経つと消えてしまうのだ」
ノエル「wikiの管理画面に管理人だけが使えるウィキ内共通ファイル管理機能というのがあるらしいので
それを使えばwikiにアップロードできるはず」
みゆき「そしてMP3blesterっていうのを設置するとページ上で再生できるようになるらしい」
ttps://www1.atwiki.jp/guide/pages/936.html
髪さま「なんだかややこしそうゾナ。動画サイトにでも投稿してそこにリンク貼れば簡単なんじゃないゾナ?」
ノエル「残念ながら最近パソコン買い換えたら動画編集ソフトが入ってなかったから
適当なソフトを見つけてくるところから始めないといけないんだ」
乃恵瑠「まあ動画を作ったところで妾では拾い物の一枚絵に歌詞を表示するのが精一杯だしな――」
みゆき「動画職人or絵師絶賛募集中!」
髪さま「どさくさに紛れて募集するなゾナ!」
96
:
多甫 祈
◆MJjxToab/g
:2018/03/21(水) 17:17:44
祈 「尾弐のおっさん大丈夫かな……?」
97
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/03/21(水) 18:40:04
橘音「確かに、クロオさんの音沙汰がないのが気になりますねえ」
髪さま「本当は昨日が〆切のはずだったゾナが……」
橘音「〆切オーバーはまぁ些細な問題なんですが、いつも事前に申告されるクロオさんが何も仰らないのは心配ですね」
髪さま「はっ!?ひょっとして、また豆喰らってひっくり返ってるんじゃないかゾナ!?」
橘音「節分期間外でピンポイントにクロオさんに豆ぶつけるって、それもう完全に殺しに来てますよね」
髪さま「ともかく、尾弐の無事を願うゾナ」
橘音「あと何日かお待ちしてみましょう」
>wikiの管理画面に管理人だけが使えるウィキ内共通ファイル管理機能というのがあるらしいので
それを使えばwikiにアップロードできるはず
橘音「ノエルさんの仰る通り、ウィキ内共有ファイル管理機能に東京妖魔戦記のmp3をアップロードしました」
髪さま「ほほうゾナ」
橘音「で、MP3blesterを設置しようと思って、試しに設定してみたんですが、うまく行かないのです」
髪さま「何がおかしいんゾナ?」
橘音「おかしいところが自分でわかるなら、とっくに自己解決してると思いませんか?」
髪さま「……それもそうゾナね」
橘音「で、アップロードしたmp3のURLを
http://www.blestar.com/playerset/boriginalcp.html
の『mp3ファイルのURL』にコピペして――」
髪さま「ほぉー(わかってない)」
橘音「HTMLタグを作成して、wikiの中に埋め込んでも、『plugin_mp3blestar: エラー ( 正しいHTMLタグを入力してください. )』って」
髪さま「何が原因なんゾナかね?」
橘音「はっはっは!サッパリわかりません!なんせボクはこういうの、からっきしですから!」
髪さま「折角だから何としてもwikiに埋め込むゾナ!ノエルなんとかしろゾナ!」
橘音「ノエルさぁぁぁぁぁん!ヘールプ!!」
98
:
尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
:2018/03/21(水) 19:38:22
げ……悪ぃ!オジサンとしたことが、〆切勘違いしちまってた。
大枠は出来てるからあと2時間以内には投稿する。ホントにすまねぇ。
99
:
ノエルと愉快な仲間達
◆4fQkd8JTfc
:2018/03/21(水) 19:55:57
深雪「生きておったか小僧め、我に恐れをなして出てこられなくなったかと思ったぞ!」
髪さま「小僧呼ばわりゾナ!? 尾弐は多分小僧じゃなくて和尚さんっぽい方じゃないゾナ?」
みゆき「えっ、小僧ってそっちの意味!?」
乃恵瑠「しかし本当に良かった。黒雄殿がいなくなったら深雪やノエルが野放しになってスレ崩壊の危機だからな――」
髪さま「なんという恐ろしい事態ゾナ……!
つーかお前4姉妹の中の常識人ポジション気取ってるけど露出狂って時点でお前もアウトだからゾナね!?」
みゆき「ノエルは自分がアレなことを自覚してるアレな人で
乃恵瑠は自分を真面目キャラだと思い込んでるアレな人だから実は乃恵瑠の方が性質が悪いんじゃないかと」
髪さま「そういうお前は全員の原型ゾナからね!?」
>plugin_mp3blestar: エラー ( 正しいHTMLタグを入力してください. )
ノエル「実は僕もやってみたんだけど全く同じ事態に……」
みゆき「それでいろいろ調べてたらファイル名が日本語だとダメという記述を発見!」
ttp://tatami2002.blogspot.jp/2011/10/mp3blestar-mp3-player.html
乃恵瑠「ということはファイル名をtokyoyoumasenkiにすればいけるのか!?」
髪さま「ローマ字!? どうせならかっこよく英語名を考えたらどうゾナ?」
ノエル「fairy taleだと綺麗すぎるしかといってmonster batlleだと幻想怪奇的な雰囲気が皆無じゃん」
乃恵瑠「両方を足して二で割ったぐらいが丁度いいのだがなかなかうまい言葉が無いものだな」
100
:
那須野橘音
◆TIr/ZhnrYI
:2018/03/21(水) 20:06:12
橘音「あ、そうでしたか。それならよかった、安心しました」
髪さま「尾弐はドジっ子ゾナねぇ」
橘音「身長2メートル近いコワモテの葬儀屋なのに、料理が趣味でうっかりさんとかどんだけあざといんですか!」
髪さま「東京ブリーチャーズの最萌えキャラがオッサンとかどうなってるんゾナ……?」
橘音「ギャップ萌えですよ!そのうちクロオさんが主人公のスピンオフ『尾弐家の今日の晩ごはん』とかそういうマンガが――」
髪さま「最近流行りの、登場人物がメシ喰ってアヘ顔するようなマンガゾナ?オッサンのアヘ顔はモザイク処理案件では?ゾナ?」
橘音「クロオさんは料理作る係。ボクらが食べてアヘ顔する係ということで」
髪さま「ま、まあ、流行りに乗っかるという点では悪くない……ゾナ……?」
橘音「クロオさんの決めゼリフは『うまいゾ!』で」
髪さま「そりゃクッキ〇グパパだろゾナ!」
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