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小ネタ集

168優良×明 44:2019/12/30(月) 12:14:08
 (クソ・・・裸エプロンまで披露しておきながら、そんなに真が大事なのか?見てろよ、絶対に心も身体も奪ってやる)
 どんなに悲惨な目に遭っても一途に実弟を思い続ける義妹の思いを知り、真に対する強烈な嫉妬が明の心にハッキリと芽生えていった。
 「困るなあ、優良。今日だけ私の妻になる約束じゃないか。もう忘れたのかい」
 「あっ!そ、それは・・・ごめんなさい・・・」
 義兄に耳元で低い声で囁かれた途端、優良はビクッと女体を硬く強張らせていった。
 瞬時に自分の置かれた立場を思い出したらしく、美貌を俯かせて血が滲みそうな勢いで唇を噛み締めていく。
 すっかり観念して愛撫に身を委ねている優良の態度に気を良くし、明は卑猥に相好を崩して魅惑の双乳を執拗に揉みまくっていった。
 「おっ、コーヒーを淹れてくれたのかい?二人で飲むモーニングコーヒーか。悪くないな、優良」
 「良かったら、どうぞ・・・お義兄さん・・・」
 二つ並んだマグカップに気を留めた義兄に対し、優良は屈辱に震える声でコーヒーを勧めていった。
 裸身にエプロンを纏っただけの破廉恥極まりない格好で、背後から義兄に抱き締められている自分の姿を想像するだけで胸が苦しくなる。
 だが、心から愛する真との結婚生活を守る為には、この肉体を犠牲にしてでも明の口を封じなければならないのだ。
 優良は自分に強く言い聞かせて折れそうな心を奮い立たせると、愛想笑いを浮かべながらカップの一つを手前に移動させていった。
 「お義兄さんじゃ気分が乗らないな。明さん・・・いや、アナタと呼ぶんだ。いいね、優良」
 「そ、そんな・・・あっ!い、いえ・・・分かりました・・・ア、アナタ・・・」
 反射的に抗議しようとした優良だったが、耳元で低くドスを効かされ慌てて言葉を吞み込んでいく。
 そして少し躊躇った後、血を吐くような思いで愛する夫にも使ったことのない呼称で義兄を呼ぶのであった。
 「いいねえ、グッとくるよ。さあ、仲直りしようか。口移しで飲ませてくれよ、優良」
 「そ、そんな・・・口移しでなんて・・・」
 想像しただけで赤面しそうな破廉恥な指令を宣告され、美貌の若妻は背後を振り返って義兄に哀願の視線を向けた。
 こちらを見つめる絶対的な支配者は表情こそ柔らかいものの、メガネの奥の瞳はゾクッとするほど冷たい光を放っている。
 自分の生殺与奪の権は、この男が握っているのだ・・・
 希望を捨てた優良はフーッと大きな溜め息を漏らすと、マグカップに口をつけてコーヒーを口内へと流し込んでいった。
 「こっちを向いて、優良。私の首に腕を回して、君からキスをしてくるんだ」
 「・・・」
 優良はコーヒーを口内に含んだまま無言で頷いて、義兄の腕の中でクルリと身体の向きを変えていった。
 次々と理不尽な命令を下す明と相対した美貌の若妻は、求められるままに男の首に華奢な両手を回していく。
 そして、痛いくらいに目蓋を閉ざした優良は覚悟を決めると、いやらしく突き出された義兄の唇に己の唇を押し当てていった。


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