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小ネタ集

126優良×明 2:2019/12/13(金) 09:48:37
 その日、優良は義理の妹である淳と買い物に出掛け、話の流れから流行のキャミワンピを着る破目になってしまった。
 端正な美貌と抜群のプロポーションの優良はタダでさえ目立つのに、無邪気な淳は若い男がタムロするスポットへと過激な格好の義姉を引き連れていく。
 結果は火を見るより明らかで行き交う男たちの好色な視線を浴び続けた挙句、複数の男性グループから執拗にナンパされる有様だったのだ。
 しかし、消えて無くなりたいくらいの強烈な羞恥心に苛まれる一方で、優良は内心に優越感が湧き上がるのをハッキリと感じていたのであった。
 元々、女性には誰しも見られることへの喜びを持っていて、美しい女性ほど多くの男性に見られたいと深層心理で求め願っている。
 そんなナルシストめいた欲望に目覚めた優良は、その日を境に大胆なファッションで街に繰り出すようになった。
 今日、プールにいるのも泳いでストレスを発散させる為ではなく、過激な水着姿を男たちに晒して自己陶酔に浸る為である。
 それゆえ真紅のビキニトップは布地が少なく魅惑の双乳が露出してしまっているし、ボトムの切れ込みも恥毛がハミ出していないのが奇跡なくらいの大胆な鋭角だ。
 こんな過激なビキニを着用しているのも、すべて優良の見られたいという欲求の表れであった。
 (ああ・・・もっと見て・・・私のオッパイ、大きいでしょう?・・・アナタは下が見たいの?・・・ほら、遠慮しないで・・・もっと、もっとよ・・・)
 優良はウットリと瞳を閉ざしたまま幾度も身体の向きを変えて、全身を這い回る男たちの視線に雪白の柔肌を疼かせていた。
 「あれ?優良さんじゃないか。こんなところで奇遇だね」
 露出の快感に肩までドップリと浸っていた最中、聞き覚えのある声に名前を呼ばれて優良はハッと目を見開いていた。
 興奮で妖しく濡れた瞳を声のする方に向け、視界に映し出された意外な人物に困惑の表情を浮かべていく。
 そこに立っていたのは誰あろう、ビキニの海パンを身に纏った義理の兄である明であった。
 「お義兄さん!どうして、ここに?」
 「このホテルのラウンジでクライアントと打ち合わせだったんです。それが予定より早く終わったものでね」
 明は周囲からの嫉妬と羨望の眼差しを袖にしながら、過激なビキニ姿の義妹の隣のチェアに腰を下ろしていく。
 貧弱で無臭な真とは違う明の厚い胸板とオス臭い体臭に、美貌の人妻はグラマーな女体を無意識に熱く火照らせていた。
 「いやあ、すごく大胆なビキニだね。やっぱり、これも真の趣味なのかい?」
 「恥ずかしいわ・・・あまり御覧にならないでください・・・」
 口調こそ穏やかなものの明の優良の肉体を見つめる視線は異様に熱く、ヤリタイ盛りの十代の若者のようにギラギラと卑猥に光っている。
 近しい間柄である義理の兄に過激なビキニ姿を凝視され、優良は今まで以上に素肌をジリジリと焦がしていった。
 明は思わぬ来襲に未だ硬さの抜けない優良の緊張を緩和させるべく、真の昔話や法廷での失敗談などを語って何とか場を楽しく和ませていく。
 しかし、メガネの奥の両目だけは相変わらず優良の女体を粘っこく這い回っていた。
 豊満な乳房やハイレグの股間に熱い視線を露骨に感じ取り、優良は羞恥と興奮で頭にカーッと血を昇らせていく。
 「ああ・・・」
 いつしかブラトップの中で可憐な乳首はツンと固く尖り、身体を動かすたびに布地に擦れて妖しい痺れを巻き起こしていく。
 グラマーな肉体が徐々に甘い疼きに包まれ、優良はルージュで飾られた唇から熱い吐息を漏らしていた。


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