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代理投票依頼スレ

1妄想民:2016/05/27(金) 00:16:41 ID:wF.E5R3M
IDが変わっちゃう!という人はこちらでお願いしましょう

92妄想民:2020/05/05(火) 00:47:19 ID:W6t2An6c
代理ありがとうございます、お疲れ様です。
ところで本スレでかっこつきで突っ込みたい、
とレスがあるのですけど、もしかして設定や
流れ的にまずい部分があったでしょうか?

93妄想民:2020/05/05(火) 16:48:36 ID:Ay020SBM
レスした本人じゃないですけど、多分クッソ汚い展開だから反射的に突っ込んだだけだと思うんですけど(凡推理)

94妄想民:2020/05/06(水) 00:00:11 ID:W6t2An6c
>>93
あっ、そっかぁ(安心
それはそうとしてまた代理投下お願いします。
本当にすみません相変わらず規制かかってました…

>>4342
>>4371
>>4374
狼狽る黒死牟に対し、ウルキオラは失望したように目を細めた。

「どうやら始解の道理すら知らんようだな。もういい、終わらせる」

指先から虚閃を放ち、黒死牟が慌てて「陸ノ型 常世孤月・無間」でそれを掻き消した。
その技後硬直を狙い、死角からウルキオラの斬魄刀が斬月を斬り砕き、
そのまま黒死牟の喉を貫いた。
どばっ、と血を吐いて倒れゆく黒死牟。
泣き叫ぶ小梅たちの声も遠く、ぼやけゆく視界に帳(とばり)がおりる。
最後に耳にしたものは、『チッ』という誰かの舌打ちであった。
ウルキオラは小梅たちに目を向ける。

「本来は殺すまでもないが、どうやらこのゲームは皆殺しにしなければならんらしいな」

刃を向けた。皆を庇うようにベルトを構えた霧切が前に立つが、
その膝は震えていた。

ウルキオラが立ち止まる。
その背後で黒死牟が立っていた。
ウルキオラは振り返る。そして、死に体の男の放つ異様な霊圧に目を見開いた。
黒死牟の顔の右半分を髑髏状の仮面が覆っていた。

「虚化かーー?いや、この霊圧は虚のものじゃない…」

…鬼は、基本的に人を喰った分だけ強くなる。
黒死牟は、戦国から大正まで、長きにわたり多くの人間を食ってきた。
幾百もの血と肉を、つまり命の資本を、魂の一部を己のものとしてきた。
だからこそ長きにわたり上弦の壱に君臨できたのだ。
それは奇しくも、幾百の魂の欠片が折り重なり混ざり合うことで生まれる(厳密には違うが)、
巨大な力を持つ大虚(メノス・グランデ)の特性によく似ていた。

鬼になったものは人間であった頃の人格と記憶を失う者がほとんどである。
しかし、黒死牟は緑壱への強い負の情念により、
記憶の精密さはともかく人格と記憶の大筋は継国巌勝の一部を保っていた。
それは奇しくも、最下級大虚(ギリアン)から中級大虚(アジューカス)となるものの特性に似ていた。

つまりーー此度の変容は……

「莫迦な…。この霊圧、これは破面化…か…? つまり……」

「死神化…だと…?」

ウルキオラの言葉に呼応するように、黒死牟は叫んだ。
貫かれたはずの喉の『穴』は、ボコボコと細かい血の泡を吹いて微弱な再生を始めていた。
それゆえか、形容し難い声だった。侵食された空気が不気味に歪むようだった。
黒死牟は半分に折れた斬月を強く握っている。指から血が滴るほどに。
ウルキオラは目を細めた。

「どうやら、悠長に戦える相手ではないらしい」

剣を水平に構えた。そして、言った。

「ーーーー鎖(とざ)せ」


空に、雲がかかっていた。
雨が降りそうな天気だった。

(感想回想形式というより完全にS Sになっちゃって申し訳ない)

95妄想民:2020/05/06(水) 00:05:29 ID:W6t2An6c
もう一つ。連投すみません

累計200話を越えた後、
閑話として唐突に挟まれたユーハバッハの独白回。.

この「ユーハバッハ」はBLEACH本編と違って一護たちに完全勝利し、
世界を原始的な「生と死の混ざった世界」に変えた、
並行世界の出身であった。

ーーユーハバッハは考える。
今回の参加者との一部(BLEACHキャラ)に関してはユーハバッハが自ら選別した者たちであった。
本編のユーハバッハの敗因を、アンチスパイラルや
ヴァレンタインの協力を経て行った並行世界観測において把握したユーハバッハは、
選定に慎重を期した。
まず、少しでも己の存在に手を届かせかねない可能性を持つ存在を除外した。

・特記戦力としていた5名(黒崎一護、更木剣八、浦原喜助、藍染惣右介、兵主部一兵衛)
・及び石田雨竜、ハッシュヴァルド、山本元柳斎重國、井上織姫、銀城空吾、月島秀九郎
・及び親衛隊3名、再現不可能な霊王のパーツであるジェラルド、ペルニダ、
及びバトルロワイヤルに於いてはたやすく裏切る可能性の高いナックルヴァール
・聖十字騎士団全員(これは他の主催らに反対された)
・連鎖的に和尚が干渉してくる可能性が高い零番隊・及び護廷十三隊の基本全軍
・十刃(十刃落ちや従属官含む)
 ・#0:ヤミーはバトロワではまず本領を発揮できない
 ・#2:バラガンは殺し合いには乗るだろうが、徒党を組んで反逆する可能性が非常に高い
 ・#3:ハリベルも徒党を組み間違いなく抵抗勢力を作る
 ・#5:ノイトラは絶望という存在意義そのものが「ユーハバッハの目的」にはそぐわない
 ・#6:グリムジョーもまた、徒党を組み王座を狙うため
 ・#7:ゾマリは藍染の命がなければそもそも動かない
 ・#8:ザエルアポロは未来のパターンが膨大で手に余る可能性が高い、下手にシエン(#0)化されると面倒

つまり、今の参加者はユーハバッハを打倒しうる力を持たず、
その展開になる心配がほとんどない者たちのはずだった。
しかし、いざゲームが始まると、想定外である綾瀬川弓親と
ジゼル・ジュエルが参加者として存在していることに気づく。
所詮席官程度の死神と、聖文字に大幅な制限を設けることのできる滅却師ではあるが、
彼らが参加者となることはユーハバッハの「全知全能」の
未来視のパターンには想定されていなかった。
さらに、このユーハバッハの世界では一護と共に
完全に粉砕したはずの斬月が、
支給品として参加者の手に渡っている事実があった。
これはつまり、主催の中にユーハバッハに対し、
明確に敵意と反意を持つものがいることの証明であり、
その者は限定的ではあろうが「全知全能」に干渉し、
抵抗できる力か手段を持つことを示していた。

思考を噛み砕き、ユーハバッハは玉座から立ち上がった。
その身から溢れ出る闇を歩む道に溶かして行く。
剣を立てて敬礼するゲートガーディアンの脇を抜け、
眼下に広がる光に満ちた世界を見渡した。
参加者の苦悩、葛藤、悲しみ、怒り、喜び、
さまざまな感情をユーハバッハは見下ろした。

夢のような光景だった。

ーー良い夢だ。

全てを奪い、全てを与えたつもりだった。
しかし、眼下に広がる世界には、
まだこれほどに奪うべきものに溢れている。

ーー夢は悪夢ほど素晴らしい。

だから、私が悪夢に変えてやろう。

その顔には、世界を「生の苦悩と死の恐怖」から救った者とはとても思えない、
神聖な者とは思えぬほど邪悪な笑みが浮かんでいた。

という主催目線の話だった

96妄想民:2020/05/06(水) 00:05:58 ID:Z4A9g17o
>>94
代理投下しておきました

97妄想民:2020/05/06(水) 00:07:31 ID:Z4A9g17o
>>95を見落としてました、こっちも代理投下しておきます

98妄想民:2020/05/06(水) 00:09:33 ID:W6t2An6c
速攻の代理ありがとうございます。
あまりに普通のSSになっちゃったので
通るかちょっと不安ですわ

99妄想民:2020/05/06(水) 01:34:32 ID:W6t2An6c
代理お願いします

>>4846
ガメラに魔力を送り、霊核をたもてなくなりかけたマルタ
しかしその時、突然とてつもないエネルギーが注がれる。

サノス「手を貸そう。竜殺しの聖女よ。アレは放ってはおけまい」

スペースストーンで空間を割って現れたサノスが、
インフィニティ・ストーンの力でブーストしたんだ
だからマルタはかろうじて存在を保ててた

100妄想民:2020/05/06(水) 01:43:21 ID:Z4A9g17o
>>99
代理しました
>>98
(個人的には)読み応えがあって面白いSSだと思いますよ(語彙力不足)

101妄想民:2020/05/06(水) 01:44:26 ID:W6t2An6c
>>100
毎度ながらありがとうございます。
今回は最後まで参加しようも思ってますので
よろしければこれからも…

102妄想民:2020/05/06(水) 12:03:13 ID:Z4A9g17o
>>101
いえいえ、これからも出来そうな時には代理投下させて頂きます

103妄想民:2020/05/06(水) 22:55:04 ID:W6t2An6c
またお願いします

前スレ>>4968の補足詳細

ひろしとフェイトの前に立つスターク。
身構える二人に対し、スタークはやる気なさげに髪をかく。

「なぁ、俺は殺し合いを円滑に進めろってユーハバッハに言われてんだけど…正直子供を殺したくはないんだよな」

二人は驚き、スタークは続ける。

「そっちのお嬢ちゃんは逃げていいぜ。後は追わないからよ。おっさんの方だけでもやれば、とりあえずそれでいいだろ」
「なっ!?そんなことできるわけ…っ!!」
「…お、俺が犠牲になれば…ほ、ほんとに…フェイトちゃんは、殺さないんだな…」

ひろしの言葉に深くうなずくスターク。
ひろしはよし、と鼻を鳴らした。
フェイトはダメですと叫ぶ。しかしひろしは言う。

「子供を守るのが、大人の役目だぜ!カッコつけさせてくれよ…」

震えていた。笑顔はぎこちない。フェイトは引き下がらない。しかし、デバイスのない自分はこの場では足手まといなのも事実である。
ひろしは袖を掴むフェイトの腕をそっと外した。

「しんのすけとみさえと、ひまわりとシロに伝えてくれ。父ちゃんは、最高にカッコ良かったって…」

鼻水と涙と唾液を垂れ流し、それでも笑顔を浮かべた。
フェイトは後ずさった。ひろしは覚悟を決めている。
ひろしはスタークの方に歩き出した。スタークの目には複雑な感情が浮かんでいた。

だが、ひろしは突然血を吹き出して倒れた。
閃光がひろしの胸を貫いたのだ。
背中から胸にかけて、遅れて鮮血がこぼれた。
即死だった。フェイトも、スタークも茫然とした。

「また”俺”かぁ〜、おかわり出してくれるなんて、随分サービスの良いテーマパークだぜ」

下手人が姿を現した。その手には閃光を放ったであろう銃らしきものが嵌められていた。
外見はひろしと似ているようで、
その実、ほとんど違う男だった。

※殺し屋ひろしの支給品
フリーザ軍の光線銃@ドラゴンボール

【野原ひろし@クレヨンしんちゃん 死亡】

104妄想民:2020/05/06(水) 22:56:36 ID:Z4A9g17o
>>103
代理投下しておきました

105妄想民:2020/05/06(水) 23:09:58 ID:W6t2An6c
代理ありがとうございます。

あと本スレ>>84へ、
首輪のサンプルは有野課長を爆破したボマーが回収してます

106妄想民:2020/05/06(水) 23:39:05 ID:Z4A9g17o
>>105
ついでにその事も変わりに書いときましょうか?(言い回しとかは変わるけど)

107妄想民:2020/05/06(水) 23:48:55 ID:W6t2An6c
もう一つお願いします

りょう「いやぁ〜すっかり出遅れちゃったみたいだねー。あっちこっちでバトってるみたいじゃん」
クラフト「戦闘を求めるならオレと別れて行動しろ。ムダな戦闘も殺戮もオレは望まん」
りょう「ちょっとちょっと〜!人のことを戦闘狂みたいに言うのやめてほしいなー」
クラフト「……ジカクがないのか?」
りょう「冗談だってじょーだん。クラフトちゃんてほんと真面目だわねぇ〜」
クラフト「……」

りょうとクラフトは組んで行動していた。
出会い頭で一悶着(りょう曰く喧嘩)あったが、
決着がつかず、かと言ったお互いに殺意もなかったため痛み分けに終わり、いく当てがないから、とクラフトにりょうが勝手についてきていた。

「でもでもさぁ。クラフトちゃんそんだけ強いのにさ。なんでコソコソしてるのかね?」
「愚かな人間など、イチイチ気にかけてる余裕はない。勝手に殺し合って、数が減るのを待ってからでもコウドウするのは遅くない…」
「クラフトちゃんさぁ、度々「人間はオロカオロカ」って言ってるのだわ。でも、みんながみんなオロカモノってわけじゃ、ないんじゃないかな?」
「またその、オマエの姉妹のハナシか」
「そうそうそれそれ。私らは6姉妹だったけど、みんな個性はバラバラだったわさ。みんな好きなものは違ったし、真面目ちゃんのりんが特に可愛くてさ〜」
「…ヒトは、個人だと賢者かもしれん。しかし、大きなムレと化せば、途端に愚者となるのだ…」
「でもさぁ、それクラフトちゃんの本心じゃないでしょ?」
「……」
「あは、当たっただわさ」

スタスタと足早に遠のこうとするクラフトの隣を、
軽快にりょうは歩いていった。

クラフトの目的は「コピーエックスとゼロの破壊」
少なくともゲームに乗る気はないが、人間を救う気もない。
りょうの目的は「なんか楽しもう」。りょくはまぁ…運が良ければ会えるでしょ。ぐらいの気持ち

108妄想民:2020/05/06(水) 23:59:26 ID:Z4A9g17o
>>107
代理投下しておきました

109妄想民:2020/05/07(木) 00:10:07 ID:W6t2An6c
もう一つお願いします

>>106
斬月に断ち斬られたウルキオラ。地に落ち、膝をつく。
一瞬、勝った。と誰もが思った。
しかし、ウルキオラはいとも容易く立ち上がった。

「無駄だ、俺には超速再生がある。この舞台では多少再生力は落ちているようだが…」

ウルキオラの身体から、波を引くように傷が消えて行く。
そんな…誰が言ったか、あるいは誰もが言った。
ウルキオラは霧切たちの絶望を見ても、表情は変わらない。
「虚無」存在意義とする十刃の彼は、
愉悦に歪むことも、慢心することもないのだ。

しかし、次に放たれた黒死牟の言葉には、流石に驚きを見せた。

「先までの…月牙天衝は、かつての持ち主の月牙天衝だ…」
「なに…?」
「私に力をもたらしたこの刀、…この力を磨き上げていた者に敬意を示した」

無論、殺す気でやっていた、とも付け加える。

「これから放つものが…私の月牙天衝だ!」

霊圧が膨れ上がる。大気を焼き切らんとするほどのそれを刀身に纏わせ、ふるった。

「月の呼吸ーー真・『拾五』の型。月牙天衝」

巨大な銀色の斬撃が飛んだ。しかし、ウルキオラは両手を持って受け止める。

「単に威力が増しただけか。芸がないーー!!」

突然、月牙が砕けた。ウルキオラかわ破壊したのではなく、勝手に砕けた。
それは、三日月型の小さなーー圧倒的な霊圧密度のーー斬撃となり、四方八方からウルキオラを包むように炸裂した。

「ぐっ…! だが甘い!!」

ウルキオラの「鋼皮」は意味をなさず、全身が斬り裂かれた。だが、斬撃の弾幕を力ずくで突破する。

そこに、剣を振りかざす黒死牟が現れた。

「月牙ーー」

そして、刀に纏う、その霊圧。
今度は『黒崎一護の月牙天衝』だった。

「天衝!!」

防御にかざしたウルキオラの両腕ごと、
斬月の一閃が両断した。彼の胸の穴が、
斬撃の渦に飲まれて、砕けていった。

110妄想民:2020/05/07(木) 00:13:37 ID:Z4A9g17o
>>109
代理投下しておきました

111妄想民:2020/05/07(木) 00:14:00 ID:W6t2An6c
代理投稿お疲れ様です。毎度毎度までありがとうございます

112妄想民:2020/05/07(木) 01:10:52 ID:W6t2An6c
すみません深夜帯最後の代理をお願いします

アンチスパイラルは己の世界で夢想する。
宇宙の安定を保つため、螺旋族の進化に歯止めをかけていた彼(彼ら)は、
ユーハバッハのもたらした「生も死もない世界」、
つまり「誕生もなく、終焉もない」世界に興味を持った。
ユーハバッハはアンチスパイラルの来訪を喜んで迎え、
それどころかアンチスパイラルの世界である
『螺旋宇宙』に自ら赴いて見せた。

そこで、ユーハバッハの語る言葉は、
アンチスパイラルを震わせた。

「螺旋族は近い未来、お前を倒して繁栄を迎えよう」

ユーハバッハは少なくとも、大きく分けて二つの未来でそれは起こると言った。
アンチスパイラルは信じられない、と答えた。
この男は、因果律はもとい、宇宙そのものを創造し
「神」の如き力を振るう我々が、
まだ地上にすら出ていない螺旋族に敗北するというのだ。
反論するアンチスパイラルに、ユーハバッハは怯えることなく言った。

「螺旋族の進化の速さ、その力を身に染みて知るのはお前のはずだ。私の言葉が嘘ではないと、お前の力で分からぬはずはないだろう」

ユーハバッハは続ける。

「螺旋族の進化が恐ろしいのならば、
なぜ奴らに自由意志を与えたままにしているのだ?
本当にやつらに進化も繁栄もさせぬと言うなら、
そう作り直せばいいではないか。
ゆっくりと滅すのではなく、一思いに消してやれば良い。
そのあと、お前の望むがままの世界を作り、
お前の望む通りになる生物を生み出せばいい。
だが、お前はどの未来においても、
その選択はとらぬ」

アンチスパイラルは言った。

「否。否否否!我々は自らが滅殺には動かん。我々も、元は螺旋族なのだ」
「つまり、同族のよしみ。憐みと言うことだろう?その憐みに、お前は敗北するのだ」

アンチスパイラルは押し黙った。
対して、ユーハバッハは饒舌に綴る。

「だからこそ、私の世界に興味を持ったのだろう?
引かずもと老いず、臆せど死なず。
それが私の世界だ。
誕生はなく、故に愛はない。
愛がない故に、争いもない。
故に進化もなく、終焉もない。
私の与える平和のみを享受する、
不変の楽園に」

「私に手を貸すならば、私が奪ってやろう。
お前の世界の進化を、お前の世界の終焉を。
そして、お前に与えてやろう。
永遠に変わらぬ、絶対の世界を」

アンチスパイラルは、沈黙を持って答えとした。

多元宇宙迷宮の中において、アンチスパイラルは理想の未来を思い描いていた。
しかし、かつてはどうにでも浮かんでいたヴィジョンには、
今はたびたびノイズがはしり、醸す音は醜く軋んでいた。

113妄想民:2020/05/07(木) 01:17:13 ID:Z4A9g17o
>>112
代理投下しました

114妄想民:2020/05/07(木) 01:20:24 ID:W6t2An6c
>>113
ありがとうございます。お疲れ様です
あと、大事な部分誤字ってました

引かずもと老いず

ではなく

引けども老いず

てした。よければこの誤字修正もお願いします
ほんとにすみませんてんてん

115妄想民:2020/05/07(木) 01:22:36 ID:W6t2An6c
誤字修正もありがとうございます。
いつもほんとにお世話になります

116妄想民:2020/05/07(木) 01:22:55 ID:Z4A9g17o
>>114
いえいえ、そちらこそお疲れ様です
修正しておきました

117妄想民:2020/05/07(木) 17:08:00 ID:XoMgpgO6
すみません一つ、代理をお願いします


殺し屋ひろしは唖然とするフェイトに照準を向けた。が、
それより早く、スタークの虚閃がひろし(殺)に炸裂した。
爆風に飛ばされぬよう踏ん張るフェイトに、スタークは言った。

「お嬢ちゃん、名前は?」
「…フェイトです。フェイト・テスタロッサ…」
「フェイト。フェイトね……」

スタークはそうか、とうなずくと、ズボンに手を突っ込んで弄り始めた。
フェイトは顔を真っ赤に染めて怒鳴った。

「な、なにをしてるんですかっ!?」
「なにって、道具を出すんだよ。あと俺はスタークだ」
「道具…?なんでてすか…」
「油断するのは良くないだろ?俺は前に、
油断してたら後ろからざっくり刺されたことあってな…」
「えぇ…」
「俺はユーハバッハから無理やり殺し合いを進める代わりに、『恩赦』ってやつを貰ってる。
このポケットから、参加者が本来の世界で持ってる範囲で、
自由に支給品を出せるんだよ。
……ただし、2コまでな」

スタークがズボンから取り出したのは、なんの変哲もない小さな白い無地のポケットだった。

「お、これかな。ホレ…」
「えっ!? いやこれは……!!」
「…ちっ!」

スタークは取り出したものをフェイトに投げた。
それと同時に、瞬きの間の光に吸い込まれた。煙幕から飛んできた四角い小さな箱に閉じ込められだった。

「スタークさん!!」
「いやーすごいなこの盾! ほんとにどんな攻撃も防ぐし、
衝撃もそっくり吸収しちまう!俺が現役のにこれがありゃ、
ナポリタンとピラフを取り逃すこともなかったかなー!!」

爆煙をかき分けて、テンションの高いひろし(殺)が現れた。
その腕に取り付けたキャプテン・アメリカの盾を、
見せびらかすように掲げていた。
フェイトは知る由もないが、スタークを閉じ込めた小さな箱は「反逆の匪(カハ・ネガシオン)」だった。
本来十刃#1のスタークなどに通じるものではないが、制限によって有効となっていた。

「さて、もう一人の女の子はどこかな?
せっかくの女の子だし、久しぶりにバラバラにしてヤろうかな」

きょろきょろと辺りを見回すひろし(殺)の目に、光が轟いた。
フェイトだった。光に包まれて、文言を紡いでいた。

「我、使命を受けし者なり。
契約のもと、その力を解き放て。
風は空に、星は天に、
そして不屈の魂はこの胸に。
この手に魔法を…」

衣装が変りゆく。広がりのある白いドレスとなった。
胸に大きな赤いリボンが付いた。
赤い宝石は、三日月のような形状の
鋒の中にはめられ、長い杖へと変わった。

「レイジングハート、セットアップ!」
『Stand by Ready. Set up』

溢れる魔力が彼女を形作る。
魔砲少女フェイト。親友の姿を借りて、
ここに爆誕!!!!

ひろし(殺)の残り二つの支給品
キャプテン・アメリカの盾@アベンジャーズ
反逆の匪@BLEACH

スタークの支給品
スペアポケット@ドラえもん(都市伝説)
(使用回数あと1回、スペアポケット自体が支給品の一つ)
レイジングハート@魔法少女リリカルなのは

118妄想民:2020/05/07(木) 17:26:58 ID:Z4A9g17o
>>117
代理投下しました、ついでに安価も付けておいた

119妄想民:2020/05/07(木) 17:52:54 ID:XoMgpgO6
>>118
ありがとうございます。
お疲れ様です

120妄想民:2020/05/07(木) 21:17:10 ID:W6t2An6c
クッソ汚いですけど代理をお願いします

>>312
なにがひどいって、これ鬼鮫が回復して
イタチが疲弊してるところにホモ・シャンクスが
赤犬戦の要領でマジで唐突に現れて鬼鮫を堀り殺し、
イタチが失明覚悟で月詠使うも覇王化で半端に無効の反射されて
精神時間で48時間地平を覆いつくすシャンクスたちに
まわりまわされ堀り殺された挙句、
ガン堀り中に「お前の写輪眼、俺によく馴染むぜ」
で写輪眼を奪われて
肛門裂傷の覇王色の射精による内臓破裂の
眼球えぐられてゲロ吐き散らして死亡だからな…

しかもタイトルは「シャンクス、うちは一族だった!?〜木の葉の戦争の黒幕か?〜」

【うちはイタチ@魔法騎兵ボトムズマギカ 死亡】
【干柿鬼鮫@NARUTO 死亡】

121妄想民:2020/05/07(木) 21:25:01 ID:LlClZ1Ds
>>120
代理投下しました
ひどすぎる(誉め言葉)

122妄想民:2020/05/07(木) 21:27:44 ID:W6t2An6c
>>121
ありがとうございます(真顔

123妄想民:2020/05/07(木) 22:12:04 ID:m7qh.V2k
ごめんなさい語りじゃないけどどうしても言いたいことが

>>335
いやわけわからん!!?(ビュティ顔
ロワ史上でも稀に見る「ビュティ早く来てくれー!!」案件すぎる

124妄想民:2020/05/07(木) 22:14:37 ID:m7qh.V2k
>>335
ユーハバッハ「この連載小説は未完結のまま約100年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。っと…」

125妄想民:2020/05/07(木) 22:34:51 ID:Z4A9g17o
>>123-124
(代理投下してもいい…んでしょうか?いいのなら投げるつもりですけど)

126妄想民:2020/05/07(木) 22:44:24 ID:m7qh.V2k
>>125
純粋な感想ですのでしていただければ…と思っています。
困惑させて申し訳ない

127妄想民:2020/05/07(木) 22:47:53 ID:Z4A9g17o
>>126
いえいえ、了解です
代理投下しました

128妄想民:2020/05/07(木) 22:51:11 ID:m7qh.V2k
ついでに一つ、お願いします

>>354
サノス「冥界強化ロケットランチャーか…つまりそれは、
コズミック・エネルギーを弾に変えて撃ち放つものと同類…と考えればいいか。かつてヒドラが4次元キューブを用いたビーム兵器と同種か…」
魔理沙「うお!?ゴリラの妖怪が起きてるんだぜ!?」
キリ様「おお!話しの通じるゴリ…フォーリナー!起きられたか!」
イキリト「ちょwキリちゃん今ゴリ…って言いかけたしw」
ハデス「…目覚めたか、『死の伴侶』よ。…いや、お前は『Death』には執着していないのだったな…」

129妄想民:2020/05/07(木) 22:52:37 ID:Z4A9g17o
>>128
代理投下しました

130妄想民:2020/05/07(木) 22:53:54 ID:W6t2An6c
>>129
ありがとうございます。
それにしても代理投稿していただいてるの
俺だけなのか…みんなホスト規制かかってないんだな…いいなぁ

131妄想民:2020/05/07(木) 23:20:34 ID:W6t2An6c
もう一つお願いします

敗北を味わい、プライドに傷がつき、ほぼ無差別殺戮思考になってた呉雷庵が
「外し」を展開して会場を駆け巡って見つけた男が、
よりによって持ち前の天然さと悪運でぼっち満喫中の柱間だったんだよなぁ。

雷庵の突然の襲撃も楽々捌いてしまうしなんならノーガードで「痛い!何するんだ!」とほぼノーダメだしで
焦る雷庵はさらなる外しを行うが、柱間は
「八問か!それはやめた方がいいぞ!なんせ体に悪い!」
と片手を立ててズレまくりの発言かましたせいで雷庵はとうとうブチ切れ。
赤い蒸気を吹き出して全身の血管と筋肉がちぎれるほど力を発揮するも、
柱間の言う通りそのまま筋肉と心臓が破裂して死亡。

柱間は「何が彼をそこまで追い詰めてしまったんだ…くそっ!」
と本気で悲しんでたし、墓も作って丁寧に埋葬したけど
追い詰めた(とどめになった)のはどう考えてもあんたです…

【呉雷庵@ケンガンアシュラ 死亡】

132妄想民:2020/05/07(木) 23:23:24 ID:Z4A9g17o
>>131
代理投下しておきましあ

133妄想民:2020/05/07(木) 23:23:56 ID:Z4A9g17o
>>132
代理投下しておきましあ→代理投下しておきました
ミスです、すみません

134妄想民:2020/05/08(金) 03:36:36 ID:W6t2An6c
ありがとうございます。
もう一つお願いします。補完も兼ねて主催側の語りです

ーーファニー・ヴァレンタインは考える。

眼下の世界が滅びてゆく。とめどなく溢れゆく黒い影は、泥のような質量で世界を覆いつくす。
世界を隔てるあらゆる「境界」は破壊され、幻想と現実が混ざり合っている。
何者かが叫んでいる。あらゆる命が、神が、
ヴァレンタインの前に立つ「彼」を崇めている。
あるものは敵意を添えて、あるいは祈りを捧げ、あるいは救いを求め、敬意さえ、
信仰さえ「彼」ーーユーハバッハに向けていた。

「…恐ろしいものだな」

迫りくる弾幕、空間が歪むほどの魔力、妖力、
法則を変えるほどの力がユーハバッハへと飛び交っている。
しかし、そのどれもがユーハバッハには届かない。
「視えている」からだ。「全知全能」は未来を見とおし、
そこで視た力をユーハバッハは知ることができる。
そして、その力はユーハバッハの味方となり、
その力でユーハバッハを倒すことは出来なくなるからだ。

「幻想郷は、ここより生じるすべての未来において、
今現世と一つになり崩壊した。
さぁヴァレンタインよ。お前が選定した参加者たちを連れてくるが良い」

ユーハバッハがかざした手先に、リボンで装飾された、割れた空間が見える。
その空間の亀裂は、かざした手先で色あせて綻び、
やがてそれ自体が膨らみ、爆発し、
次いでユーハバッハの「影」が亀裂ごと飲み込んだ。

ことの発端は、ヴァレンタインが並行世界を巡って参加者の選定と収集を吟味していたことにある。
ヴァレンタインは一つの世界から複数の参加者を提案した。
幻想郷、という小さな箱庭を世界の中心とするものたちだ。
ヴァレンタインは並行世界のいくつかにおいて、
自分たちーースタンド使いなどーーが、この世界と
不可思議な結びつきを持っていることを知った。
しかし、博麗霊夢と、その先代の巫女は無理だとも
ヴァレンタインはユーハバッハに提言した。
彼女たちは、あの箱庭においては無敵の存在だからだ。
D4Cであろうと、そもそも干渉さえ不可能だからだ。

その事実を「視ていた」ユーハバッハは、ヴァレンタインが告げるよりも一手早く、
ヴァレンタインを誘って幻想郷の世界へと侵軍した。

そして、世界の崩壊は、ヴァレンタインの想像より遥かに疾く、そして容易く行われたのだった。

「まさか…こんなやり方で博麗霊夢に干渉するとは…」

境界の混ざり合った世界は、どこまでも白い砂漠のようで、その実行き場をなくした妖力と魔力などか混ざり合いただようため、視覚化されるほどに空気は濃く、淀んでいた。
妖はその存在を人と混合させられ、より異形へと成り果てた。
かつて神々と呼ばれたものたちは地を這う黒蟻と平等の、小さきものとなった。
自然を依代にする妖精はすべて滅び消えた。
あの世も一つになったため、転生もできないだろう。
見上げる月は、綺麗な真円だ。もう欠けることもない。

「まつん…だぜ…!!」

博麗霊夢を拾い上げたヴァレンタインの背に、「かつて魔女だったもの」が
声をかけた。ヴァレンタインは足を止めた。
魔女は八卦炉を向けた。大気の魔力が濃いため、集まる光は過去最高の輝きを放つ。

が、八卦炉は音もなくひび割れ、魔女の足元に転がる箒だったものと、同じタイミングで「壊れた」。
魔女が目を見開くと、ユーハバッハの足から放たれた「静血装」が、地面を伝って自身の足に絡み付いているのを見た。

「待て、ユーハバッハ」

魔女の力を取り込もうとするユーハバッハを、ヴァレンタインは毅然とした声で静止した。

「その…」
「『その魔女も、参加者となる資格がある』か…ヴァレンタインよ」
「…ああ、そうだ」

ユーハバッハは目の前に崩れ落ちた魔女に手をかざす。
魔女はユーハバッハの影に飲み込まれ、この世界から人のまま、永遠に姿を消した。

「しかしユーハバッハよ。博麗の巫女はこのままだと、本来の力を使えぬままだ。幻想郷という領域に依存する彼女は、幻想郷がなければ一山いくらの少女にすぎない。参加者としては『逆に』相応しくない…」
「分かっている。だから、この娘には私が特別に『与える』ことにする」

ヴァレンタインの手の中で、博麗霊夢は光輝き、そして跳ねた。
ユーハバッハは言った。

135妄想民:2020/05/08(金) 03:37:10 ID:W6t2An6c

「そのものの魂魄、かつては幻想郷が占めていた部分を、我が力で「視た」未来で穴埋めした。博麗霊夢の辿るかもしれない、一つの未来の力だ」

光が治ると、博麗霊夢は眠ってしまった。
ヴァレンタインはすこしばかり俯いた。
どうせそれも視られてはいるが、表情に影が落ちているのを、
せめて建前だけでも悟られたくはなかった。

ユーハバッハは笑った。

「感謝しよう、ヴァレンタイン。感謝だ。
この世界に『あった』生けとし生きるもの全てに、
私の力となるべくして存在した、その、全てに…」

「そして、お前にもだ」

「……光栄だ」

二人は影に包まれて、そしてこの世界から消えた。
賢者も神々も人も妖も、全てが存在し、全てである世界は、
意志あるものたちを失って、光も音も、時間さえもゆるやかに滅んでいった。

ファニー・ヴァレンタインは考える。

しかし、決して思考してはならない。
あの神のごとき男に悟られるからだ。

決して声に出してはならない。
神のごとき男はすべての未来を見通すからだ。

ヴァレンタインは目を閉じた。

ならば祈ろう。

ーー誰に? 神はここにいるのに?

神ではない。

生けたし生きる、全てへ。
我が愛すべき祖国に対して。


※400話を終えて、主催の話の一つ

136妄想民:2020/05/08(金) 03:46:29 ID:W6t2An6c
>>135
追伸。もう語りじゃなくて
普通にS Sで申し訳ない。あと最後の
「生けとし生きるもの」が「生けたし生きるもの」
と誤字ってました。できれば直しをお願いします厚かましくてほんとにすみません

決めるべきところで誤字る指をコントロールできない…

137妄想民:2020/05/08(金) 04:47:43 ID:W6t2An6c
あと、これは感想ですが
よければ送っていただきたい

リジェの敗因が、原作でリジェ自身が言う
「戦いに負ける側はいつだって、
理解も遅けりゃ反応も遅いんだ」
がブーメランになってるの最高に好きです

138妄想民:2020/05/08(金) 05:46:22 ID:Z4A9g17o
>>134-137
代理投下しておきました!
いえいえ、大丈夫ですよ

触発されてエイラちゃんかリュウヤ隊長視点のSSを書きたいと思ったが自分の力では拙いエミュ力と文章力をコントロールできない…

139妄想民:2020/05/08(金) 06:32:54 ID:W6t2An6c
>>138
ありがとうございます
S Sは…頑張ってくださいとしか応援できぬ、
自分の心のもどかしさをコントロールできない…

140妄想民:2020/05/08(金) 07:27:54 ID:SCIjOQJc
ずっと気になってたけど
「ー」じゃなくて「―(ダッシュ)」を使った方がいいと思う
スマホからだと気づかないのかもしれないが、すっごい間抜けに見える

141妄想民:2020/05/08(金) 07:47:45 ID:m7qh.V2k
>>140
ご指摘ありがとうございます
ほんとはこんながっしりSSとして書くつもりなかったから
まぁセオリーは無視していいかと…も一つだったりで適当にやってましたけど
見直すと確かに間抜けですね……
これからSSになるときはちゃんと小説の書き方をやろうと思います。
ありがとうございます!

142妄想民:2020/05/08(金) 13:13:01 ID:W6t2An6c
一つお願いします。できましたら※印の部分からで


※書き方に指摘いただいたので、その辺含めかなりがっちりなSSとなってます。ご了承ください。


──女神ガイアは願う。

主催陣営の玉座に、ユーハバッハは座っていた。その顔は薄く笑みを浮かべ、その眼は、そこにいながら阿鼻叫喚を地で行く、会場全体を見下ろしていた。
しかし、ユーハバッハは視界を切った。正確には、視界の一部を切り離し、自身の右隣から自らを呼ぶ声を「視」たのだった。

「ユーハバッハよ。随分と機嫌が良いではないか」
「……天と地を生みし偉大なる母よ。私は今、喜びを感じているのだ。既に二百余名が我が元に還ったのだ。私の力は『視た通りに』増している。これが嬉しくないはずはないであろう? かつて死神の頭目を粉砕した時と同じ……いや、それ以上のものを感じているのだ。なれば、不思議ではあるまい。楽しければ笑う。それは人であれ神であれ、そうあるものだろう?」

ガイアはふん、と鼻を鳴らした。
ユーハバッハと違い、機嫌が悪かった。
その理由は、ユーハバッハも言うまでもなく理解している。だが、あえて、ガイアは嫌悪を口にした。

「それは結構。実を言うと、私もゼウスがくたばってくれて、それは嬉しい。ほんとに、すごく。まぁ冥界に落ちただけにせよ、あのだらしない髭面を、しばらくは日の世界で見ずに済むと思えば、年甲斐もなく心も跳ねるものよ。……だが、その喜びを上回る不快感を、今持っているのだ」

女神ガイアは、嫌悪を込めた。

「なぜあのような道化を、あのような痴れ者を、我らの麾下に加えたのか。てんで納得いかぬ。力も、心も、野心さえも、ここにいる誰よりも劣るであろう人間を! 我らの想定を超える自体が塵ほどではあるが起こっているのだぞ! 裏切り者はあやつでは……」
「母よ、それは警告か? それとも……予言か?」

ガイアは顔を背けた。

ガイアの、憎しみに限りなく近い嫌悪が誰に向いているのか、口に出さずともユーハバッハは理解している。全知全能を使うまでもない件だ。
そして──極めて難解な表現となるが──ユーハバッハがあえて「そう」する理由も、ガイアは既に理解していた。だが、納得と理解は別問題である。

ユーハバッハは口を開いた。
諭すべく、穏やかな口調で、言った。

「母よ。あえて苦言を呈すならば、其方は神の世界においては、天の頂から深淵まで余すことなく視えているが、人の世が見えておらぬ。宮殿があり、王室があるならば、そこに玉座はある。そして、玉座には王が座し、その『右隣』には、王が最も寵愛するものが座すものだ」

ユーハバッハは「右隣のガイア」を見た。

「そして、玉座の膝下には、道化を侍らせるものなのだ」
「理解できないね。ああ、やっぱり納得以前に理解できない」

ガイアが、苛立ちを隠さずトゲのある言葉を吐き終わってから、ユーハバッハは続けた。

「道化の役割はその身を呈して王を茶化し、王を煽り、王の醜態を晒し、それを臣下、民の笑いに変えることだ。しかして、王の役目はそれに憤慨するのではない。その姿、振る舞いを見て、自らに戒めるのだ。こうあってはならない、と……」
「…………」

いつしか、ガイアは悪意をその身の内に収め、じっとユーハバッハを睨んでいた。

「あえての苦言と言ったであろう、母よ」

少しだけ笑みを薄めて、ユーハバッハは肩を竦めた。しかし、ガイアの不機嫌の理由の、本質がそこではないことはユーハバッハは知っている。
だから、ガイアが拗ねたままなのも、仕方がないと納得する。

143妄想民:2020/05/08(金) 13:13:36 ID:W6t2An6c
天津垓は、ユーハバッハが自ら趣き、仲間にした人間だった。
この催しを開くためのユーハバッハへの協力者は、その規模に反して圧倒的に少ないが、その集い方は2種類に分けられた。

一つは、ユーハバッハに自ら協力を申し出た者。
一つは、ユーハバッハが自ら協力を申し出た者。

天津垓は、後者であった。
そしてガイアもまた、後者であった。
故に、その苛立ちは天にも昇るほど積み上がっているのだ。

「母よ。偉大なるガイアよ。私の理想に最も近い理念を持つ女神よ。案ずることはない。確かに想定を超える事態は起きている。だが……」

ユーハバッハは何かを思い出すように一間を開けた。

「それは『致命的』ではないのだ。母よ、其方に隠し事はできぬ。故に、其方だけには教えよう。私がこの催しの中で、哀れな者たちの中で……私が真に恐れるは2人…いや、3人だけだ。しかし、1人は既に我が元に還り、1人は進化の筋道すら見えておらぬ。残る1人もまた、その者だけならば如何様にもできよう」
「しん……」
「『信じてもいいのか』などと、そのような言葉は其方には似合わぬぞ」
「…………」

ガイアは踵を返した。というより、ユーハバッハに背を向けると、その場から溶けるように消えていった。
ガイアの気配が完全にその領域から消えたのを認識して、ユーハバッハは再び、世界へとその『眼』を向けた。

第○○放送の裏側にて。


以上です。お願いします

144妄想民:2020/05/08(金) 13:27:11 ID:Z4A9g17o
>>142-143
代理投下しておきました

145妄想民:2020/05/08(金) 13:43:58 ID:W6t2An6c
>>144
ありがとうございます
長々してるのの本当に申し訳ない
お疲れ様です

146妄想民:2020/05/08(金) 19:26:35 ID:W6t2An6c
すみません一つ、お願いします。

なお、ユーハバッハの独白で語られた、
アンチスパイラルに対する強気の姿勢と、
アンスパに対する相性の独白回の要点が以下。
前提として書かれていたのは「アンスパはユーハバッハには相性が最悪」ということ。

Q.なんでアンスパにユーハバッハは特攻もてるん?
A.アンスパの本体は「集合意識」。意識というのは精神であり、ジョジョのスタンドなどでもそうだが、精神は魂とほぼ同じものと解釈される(矢の先、スタンドの先の能力は魂の支配から成り立っている)。魂とはBLEACHでは魂魄であり、すべからく霊子で構成されている。そしてユーハバッハは滅却師の頂点なので、基本能力として霊子そのものに「絶対の隷属」を強いることができるため、「魂の塊」であるアンスパは相性が致命的に悪い。それでも単なる殴り合いなら物量差で戦いが成立する(なんなら有利な)のはさすがである
Q.なんでアンスパの攻撃ユーハに効かないの?アシュタンガとかグランゼボーマとか物理ロボの物理攻撃じゃん
A.グランゼボーマなどはアンスパそのものと言える断絶宇宙(螺旋宇宙)で生み出した(反)螺旋力で具現化しているものなので、結局ユーハバッハ的には超デカイ(デカすぎるけど)、超分厚い霊子の塊でしかない。つまり陛下にとってはパワーアップの餌でしかない。むしろ実宇宙でアークあたりまでは明確に物理ロボなグレンラガンなら遠慮なく殴れただろう
Q.それでもなんでアンスパ戦ったら負けるん?
A.アンスパは少なくとも「螺旋族(シモンたち)の進化」を起点に始まる「戦い」の末に消滅している未来が2つある。つまり「スパイラル・ネメシスの兆候」「螺旋族の進化」「アンスパ本人が戦う」という行動を一つでも現在で起こせば、ユーハバッハは全知全能で「アンスパが敗北して消滅した未来」に書き換えるだけで勝てることになる
Q.なんでアンスパ負けたらユーハに取り込まれるん?
A.ユーハにとって集合無意識の塊であるアンスパは餌に等しい
Q.未来改変なんか、アンスパも因果律操作できるから効かないだろ
A.変な言い方だが全知全能そのものは無効化できるが、「アンスパが負けて消滅する」ことは未来において最低2つ既に起こっている。アンスパは過去から現在への事象に対しては全能そのものだが、未来に既に「存在する」事象を書き換えることはほぼ不可能。たとえ書き換えを行っても、「書き換えを行って螺旋族に勝利した未来の世界線」が生まれるだけで、「書き換え前の敗北の未来の世界線」は俯瞰的な(つまりユーハバッハの)視点では消えないため、結局ユーハバッハは敗北の未来へ書き換えるだけでアンスパに刺せる。
Q.なんでシモンいなくてカミナなの?
A.シモン及び他のグレン団(特に最終戦メンバー)がいると、それだけで呼水となりアンスパの敗北の未来へ書き換えが容易になってしまう。カミナもまた進化途中の螺旋族だが、カミナはアンスパとはそもそも出会ってすらいないため、グレン団のメンバーで唯一「螺旋族の進化によって、アンスパの敗北の未来」に対して劇的な変化をもたらせるかも?という願望込み

という説明だった(無理あるだろ、と思われるなら無効でお願いします)

147妄想民:2020/05/08(金) 19:34:05 ID:Z4A9g17o
>>146
代理投下しました

148妄想民:2020/05/08(金) 19:40:44 ID:W6t2An6c
>>147
ありがとうございます

149妄想民:2020/05/08(金) 20:28:40 ID:W6t2An6c
すみません代理をお願いします

(本スレに否が多いので、上の記述は無効にします)

150妄想民:2020/05/08(金) 20:31:16 ID:Z4A9g17o
>>149
安価を入れた後代理投下をしておきました

151妄想民:2020/05/08(金) 20:32:34 ID:W6t2An6c
>>150
早急な対処ありがとうございます!
ダメ元のMMR並みの超理論で書いたものなので
まぁそうなりますよねw
お疲れ様です。改めてありがとうございます

152妄想民:2020/05/08(金) 20:37:43 ID:W6t2An6c
あ、すみません。

(お騒がせしました。厚かましいですが、ここから語りの種として、ひとつまみぐらいしてもらえたら嬉しいです(>>723を書いたものです)。

もお願いします。
謝りを入れてませんでしたので…

153妄想民:2020/05/08(金) 20:38:28 ID:Z4A9g17o
>>151
いえいえ!
そちらこそお疲れ様です

154妄想民:2020/05/08(金) 20:39:31 ID:Z4A9g17o
>>152
こちらも代理しておきました

155妄想民:2020/05/08(金) 20:40:32 ID:W6t2An6c
>>154
ありがとうございます
お手数かけました

156妄想民:2020/05/09(土) 08:29:46 ID:SQa02Qts
(リアルの都合により本スレに書き込めないのでどなたか代理投稿を願います)

ベジータVSカカロット戦のSSのタイトル...
前半が海王神様の声とあのBGMで始まるタイトルコールになぞらえて、
『最凶の敵はカカロット!? 絶対絶命のベジータ!!』で
後半のSSはしんちゃんの声と気の抜けたBGMで最後に『王子のおじさんは強くて優しいゾ』と発表されたんだったけか

157妄想民:2020/05/09(土) 09:36:38 ID:hW.VE1es
>>156
代理投下しました

158妄想民:2020/05/09(土) 10:28:12 ID:W6t2An6c
代理をお願いします

※ちょっと長めのS Sです。

──ユーハバッハは平和を想う。

朝が来た。
しかし、別に会場に晴天が降り注いだわけではない。会場の空は変わらない。曇りになったり、大気が濁ったりなど、空間に多少の変化はあるものの、この『舞台』はシュオルの土台にガイアが手を加え、さらに外膜の空間──宇宙とも呼べる──の小銀河を、アンチスパイラルの創造した隔絶宇宙で覆い、そこに参加者ごとの「時間軸ごとのズレ」の矯正、安定のためにタイム・ストーンを用いていた。

つまり、生物の感覚時間は経過するのだが、実時間の経過によって極端な綻びが起こらない。早い話、突然台風や大陸を割るようなレベルの地震、想定外の装備、設備の劣化などは自然発生しないようにできている。
そのために、この世界は朝から夜にかけてまでの時間経過が非常に曖昧であった。

しかし、ユーハバッハは「朝が来た」ことを確信した。目を開いたのだ。かつて三界を破壊した時、目覚めたように。決して今まで寝ていたのではない、夢を見ていたわけでもない。今ここに、『全知全能』は正しく覚醒を果たしたのだ。

「今日は、より良い世界が見える」

ユーハバッハは満面の笑みを浮かべると、玉座から立ち上がった。

「どこへゆく?」

王室の扉の手前で、背後から声を掛けたのはガイアだった。ユーハバッハはきちんと振り返って答えた。

「門を開けに行く」
「ならぬ」

ガイアは即答した。

159妄想民:2020/05/09(土) 10:28:47 ID:W6t2An6c
「おぬし、まさかおぬしが『負けた理由』を、忘れたわけではあるまい……」
「…………」

それは、正史世界のユーハバッハを指していた。

──全ては繋がっている。

そのユーハバッハは、藍染惣右介の鏡花水月で不意をつかれ、石田雨竜のもたらした『静止の銀』でユーハバッハのほぼ全ての機能が停止していた瞬間に、黒崎一護の斬月に両断された。しかし、その3名だけに、ユーハバッハは破れたのではない。
黒崎一心と石田竜弦がいなければ、「静止の銀」は無かった。銀城空吾ど月島秀九郎、井上織姫がいなければ斬月は折れたままだった。阿散井恋次がいなければ一護は折れたままであった。
そして、藍染を含めて、彼らが一護にここまでの助力を惜しまなかったのは、皮肉にも一護を育てるために画策し、与えてきた試練が育んだ絆がためだった。つまりユーハバッハ自身の奸計があの末路を招いたのだ。

だが、それ以前にもユーハバッハはいくらでも黒崎一護を、一護に関わる者たちを葬る機会はあった。黒崎一護の成長を待ったことや全知全能の完全なる覚醒を待ったこと、最初に藍染に遭った時、既に認識をズラされていたが気にも留めなかったこと、『聖別』を逸ったためにハッシュヴァルドやジェラルドに自らトドメを刺してしまったこと、霊王を取り込んだことへの急激な負荷など、理由は様々あったが、結局それは、第三者の視点では「慢心」していたのだと切り捨てられても仕方のない無様な敗北であった。

故に、天と地を通してその事情を知るガイアは止めるのだ。今、ここに集まる者は、それぞれの元の戦力と比べても、自軍の戦力はかつてないほど上である。……例外はアンチスパイラルぐらいだろうが、彼らはバカではない。いきなり敵側に寝返ることはなければ、絆される心配もない。少なくとも、その未来はユーハバッハにも、ガイアにも視えてはいない。
つまり、現状生き残りどもと戦っても、まず負けることはない。万全の構えで待ちうければ、腕の一振りで全滅させることは容易いのだ。
せっかくここまで戦力と舞台を揃えたのだ。時間をかけたのだ。だというのに、門を開けて自ら敵を招くというユーハバッハの行為は、こちら側の勝利への確率を著しく下げるに等しい愚行である。ガイアでなくとも止めるのは当たり前だ。

ユーハバッハはガイアの焦燥を受け止めた上で、言った。

「母よ、私は平和を望む。争いを好まぬ。しかし、幾多の世界をそうしてきて、ただ一つ分かったことがある。平和を求める行為は、すなわち争いを産むのだ。対価とする世界が肥大すれば、比例して争いの規模の膨れ上がる。そして、敵たるものが例え蟻に等しい群れであっても、卑劣な手段を用いて勝利すれば、それは自ずと、近い未来において自己の世界の崩壊を招くと知った。例えば敵が赤子であったとしても、私が齎らした試練を乗り越えた者たちは、この手で剣を交えた上で勝利せねば、それは真の勝利とは呼べぬのだ」

ユーハバッハは背を向けた。漆黒のマントが靡く。ガイアはそこに向けて、わからぬ。と呟いた後、遠ざかる背中越しに「それが人間なのだ」という声を聞いた。

ユーハバッハはゲートガーディアンを見上げた。主催の居城と参加者の世界を繋ぐ門の守護者たるこの怪異──天使──は、主たるユーハバッハへの敬意と礼賛を欠かすことはない。
ユーハバッハは自らの手に集めた霊子で剣を作り、ガーディアンの5歩後方の地面を人撫でした。強固な霊子で構成される道に、ざくりと大きな亀裂が走った。

「ガーディアンよ、ここを境界線(ゼミ・コーロン)とする」

ガーディアンは霊子一つ動かすことはない。

「お前は門番だ。我が世界に踏み込むものを、物言わず、尽く塵へ還す守護者だ。かつての我が子の誰よりも、私に忠実な僕(しもべ)だと言っても過言ではない」

ユーハバッハは続ける。

160妄想民:2020/05/09(土) 10:30:15 ID:W6t2An6c
「ユーハバッハの名を持って命じ、そして禁ずる。ガーディアンよ、これからここに敵が来る。お前はその敵を、全霊を持って駆逐せよ。ただし、この線を越えた者には一切手を出してはならぬ。その者は試練を乗り越えた者、すなわち勇者(イロアス・エレティコス)だ。天使は勇者を阻んではならぬ」

ガーディアンはそこで初めて、視線を地面の線へと向けた。
ユーハバッハ再び居城へと、玉座へと戻っていった。


「いいじゃないですか、それ。要は哀れな者たちに力の差を教えてあげて、絶望に落としてさしあげるのでしょう? もしかしたら勝てる……などと、甘い希望にすがる者たちに現実を教えてあげるのですから、んー……さすがはユーハバッハ。私を見染めた男と言えますねぇ」

ユーハバッハが自ら門を開けたことを聞いた天津は、白スーツを翻して言った。おそらく天津が話しかけた相手であろう里見は、彼にしては珍しい真顔で沈黙している。

「私もサウザンドライバーの強化に加え、新たなG4システムを完成させたばかり……! つまり、私が飛電或人たちに勝つ可能性は言うまでもなく……」
「1000%と言いたいのだろう?」

天津はその通り! と唸った。里見は呆れていた。物も言えないほどに。
自分もこの男のように、人を騙し、改造し、命を弄ぶ真似はしていた、しかしそれは超人なき世界のために、幻想を捨てて大人の世界とするためという、彼なりの世界を想ったものなのだ。しかし、こうして客観的に見てみると、そんな自分すらなんとも情けなかったのかというか、ふざけたことをしていたのでは? と猜疑心が湧いてくる。ましてや、天津はヒューマギアという、ある種羨ましいほどの人類の科学の最先端を司るというのに、元の世界でやっていたことと言えば自ら仮面をつけて正義のヒーローと戯れていたのだ。
はっきり言って、天津は里見にとって、ヒーローごっこの幻想に執着する大人の次に、唾棄すべき存在と言えるのだった。
そんな男に「話が合いそう」というだけで粘着されているのだから、たまったものではない。

業を煮やした里見がいよいよ離れようとした時、ユーハバッハは現れた。

「天津垓よ。お前に前線をまかせたい。ガーディアンの5歩より後に来るものを、尽く打ち倒すがよい」
「ほぉー……いいのですかユーハバッハ。私が前線に出ると、それで全てが終わってしまいますよ?」
「かまわぬ」
「ユーハバッハ、私は何をするべきだい?」
「お前は『好きにせよ』。行動に「思想」にも制限は設けぬ。あるがままに振る舞うが良い」

ユーハバッハの複眼がぎょろりと里見を「視」た。里見はしばらくの間を開けて、了承の意を示した。
天津はウキウキと門へと歩いていった。その足は羽のように軽そうだった。

ユーハバッハは再び玉座についた。
リュウヤとアンチスパイラルにはあえて何も告げていない。彼らは余計な干渉を拒むと考えたからだ。計画的で潔癖のきらいがある里見と違い、その場その場で自身の考えで行動しても、この催しの締めとしては申し分のない働きをするだろう。例えばその刃が自身に向けられても……。

──良い夢を見れそうだ。

とびきりの、平和の世界を。

ユーハバッハは誰にいうでもなく、その声を世界に溶けさせた。


最終章:プロローグ 誰がために鐘はなる

(内容に関しては厳守の必要はありません、あくまでこういうやりとりがあったんだろな〜という妄想なので)

161妄想民:2020/05/09(土) 10:50:04 ID:SRIzRZDY
代理しときました

162妄想民:2020/05/09(土) 10:56:53 ID:W6t2An6c
>>161
ありがとうございます
お疲れ様です

163妄想民:2020/05/09(土) 12:25:45 ID:SQa02Qts
>>157
代理ありがとうございました

164妄想民:2020/05/09(土) 13:07:34 ID:W6t2An6c
お願いします(♂)

レイジングハートで変身したフェイト。
バルディッシュとは使い勝手が全く違うため
最初は戸惑うも、殺し屋のひろしと渡り合う。
殺し屋ひろしもキャップの盾でレイハの砲撃を確実に防ぎ、光線銃で撃ち返し、必要以上の接近を許さない。徹底して中距離を維持する。
とはいえ、空を飛ぶフェイトに攻撃を当てることは至難の技。膠着が続くと思われたとき、殺し屋のひろしが突然あらぬ方に光線を撃ち始める。
不可解な動きに戸惑うフェイト、ひろしの背後から、赤い髪の浅黒い肌の全裸の男が現れた。

「お前のケツ○ンコ、俺によく馴染むぜ」

そして殺し屋ひろしを犯し始めた。
顔を真っ赤にして思わず墜落するフェイト。
レイハがバグった電子機器のように鳴っている。なんとか立ち上がったフェイトは指の隙間からそれを眺めて、そして驚愕した。

殺し屋のひろしは恍惚の表情を浮かべたまま、その体が犯している男のアレに向かって引き絞られるようにドロドロに溶けて吸収されていく。そして「ウッ!」というつまった声と同時に、ケフィア(意味深♂)をぶちまける赤髪の男。

フェイトはおぞましさ(迫真)のあまり、心の底から震えていた(♂)。

【自分のことを野原ひろしと思い込んでいる殺し屋@ふたばちゃんねる 尊厳破壊されて死亡(♂)】

165妄想民:2020/05/09(土) 13:19:50 ID:Z4A9g17o
>>164
代理投下しました、これはひどい()

166妄想民:2020/05/09(土) 13:57:06 ID:W6t2An6c
>>165
ありがとうございます(ケフィアなので健全!

167妄想民:2020/05/09(土) 17:36:15 ID:W6t2An6c
すみません代理をお願いします

禍霊夢を見て、先代巫女はそれがすぐ次代の博麗の巫女であると悟る。
最初は次元に作用する魔力で空間ごと弾幕化する力に押されていたが、ボロボロになりながら先代巫女はあることに気づく。

ずん! と音がした。

「かは……っ!?」
「あんた……ガチの殺し合い、あんまりしたことないでしょ?」

腹を抱えて膝をつく霊夢を見下ろして言うセリフ。
それは様々な意味がある。
「博麗霊夢はスペルカードルールで異変を解決する」
「博麗霊夢は空を飛ぶ程度の能力で無敵である」
上記二つの理由から、博麗霊夢は強者との戦い、特に「殺すか殺されるか」の戦いというものの経験値が(比較的に)少なかったのだ。
対する先代巫女は、「弾幕など不要!」を素で行く展開的強打者(クラウター)であり、スペルカードなど無かった時代に森近霖之助など、幻想郷の多くのものに「(霊夢と比べると)勤勉な巫女、ちゃんと危機感を持っていた」と言われるほど妖怪退治に精を出し、頻繁に妖を殴り、神を殴ってきた剛腕の持ち主である。
当然「空を飛ぶ程度の能力」のような絶対無敵能力など持っていないため、文字通り身一つで異形のものたちと殺し合ってきたのだ。故に、傷つくことに慣れている。何かを殴ることに慣れている。

だからこそ、博麗霊夢の頃から大味だった技が、心のコントロールもない状態で放つことになり、結果として「パワーはすごいが細やかさがない」技をひたすら打ち込むとなっていた、禍霊夢の技を霞で躱して接近し、ボディブローを見舞った。

「その様子からして、『中を相当いじられた』わね? ……ったく、嫁入り前の女の子に、酷いことする奴がいたものね」
「ぐっ……がぁ……」

バツ丸(お、女の戦いって、こえー……)

なおも次元を震わせる力を振るう禍霊夢。しかし癖もパターンも見切った先代巫女には何一つ当たらない。逆に禍霊夢はカウンターをボコボコにもらっていく。先代巫女は不思議に思う。何がそこまでこの子を動かしている?
どんなに心が闇に堕ちても、「博麗の巫女」はもっとテキトーなはずだ。こんな殺し合いなど乗るわけがない。むしろ、暴飲暴食してお茶をひたすらしばく方面の堕落の仕方をするはずだ。

「わた……が……なき……ゃ」

血反吐を吐きながら、禍霊夢が言う。

「私がっ……やらなきゃいけないのよ!! 博麗の、巫女……なのにっ! 何もっ……何も守れなかったから……!!」
「────!」

血と涙を顔から吹き出し流て、禍霊夢は手を掲げた。凄まじい霊力が掌に収束している。バツ丸は思わずひいっ! と声を漏らした。

「私が────!!」

一撃だった。先代巫女は容赦なく、霊夢の心臓へ拳を突き立てた。霊力は拡散して空に霧散した。

「タイマンで、殺し合いで、近接力で圧倒的に上回る相手に……そんな隙だらけの技、使えるわけないでしょ……」

崩れ落ちる寸前、『博麗霊夢』は先代巫女の袖を掴んだ。

「お願い……げん、そ、う……きょを……」

────護って。

それだけ言い残し、先代巫女がうなずくのも見ることなく、地に伏した。

「ユーハバッハああああああぁ──!!!」

拳を握りしめ、髪を靡かせ、先代巫女は空に吠えた。

「よくも私の後輩を追い詰めたわね!!」
「よくも私の幻想郷をめちゃくちゃにしてくれわね!!」
「よくも……よくも……!!」

殺し合いに慣れていないと言うことは、妖を殺さなくてもいいほど平和だと言うことだ。
力の使い方を知らないということは、力を振るう必要がないほど、平和だったということだ。

それが、その子が、こんな終わり方をしていいはずがない。

「ユーハバッハあああああ!!! 私はっ! お前を許さない!!!」

空に消える声。魂の抜けた霊夢の顔は、いつまで経っても涙の跡が消えなかった。

【博麗霊夢@東方projectシリーズ 死亡】

168妄想民:2020/05/09(土) 17:41:00 ID:SRIzRZDY
代理しました。

169妄想民:2020/05/09(土) 17:43:55 ID:W6t2An6c
>>168
ありがとうございます
お疲れ様です

170妄想民:2020/05/09(土) 19:09:58 ID:W6t2An6c
すみませんひとつ、お願いします


アークグレンラガンに乗り込んだ対主催。
メインの操縦桿を巡ってカミナ、ルフィが争っていた。みかねたイアソンとキリシュタリアの提案で、その間に他のメンバーは回復、治療、食事、睡眠、情報交換などできることをしていた。
その間はアークの周りを交代で、黒死牟やベジータ、ゼロや九兵衛やソウゴが見張りを務めている。
ほぼ唯一の整備士である源外には、美琴や弓親や魔理沙たちが数人でぴったりそばについていた(魔理沙はほぼ賑やかしだが)。

机の上に広げた図面に、キリシュタリアやサノス、クリス、霧切や純狐などが作戦を練って書き込んでいく。唯一こちら側にあるインフィニティ・ストーンが「スペース・ストーン」であるのは幸運だと言えた。これで、可能な限りアークグレンラガンごと主催の本陣に近い場にワープができるからだ。

と、そんなこんなで各所が盛り上がりを見せる中で、まずキリシュタリアと黒死牟が、次いでベジータが空間の歪みを検知した。

「くあーっ、やっと出られたぜ……。ったく、ユーハバッハも人を小間使いにするなら制限もっとゆるくしろよな……えっ?」

割れた空間から、やる気さそうに頭を掻く長身の男が出てきた。と、同時に、その鼻先に斬月やらバスターやらセイバーやら気を収束した掌やらが一斉に突き立てられた。

「えっ!? ちょ、ちょっと待てこれどういう状況だ……?」
「こいつ、ユーハバッハの手下か!?」
「パシられてるってwこれもう黒でしょ真っくろくろすけw黒が好きだからオタク確定ww」
「ちょっとちょっと待てよ! 人の話を聞けって!」
「問答無用だ! オレが吹き飛ばしてやる!」
「ちょ! お兄さん何そのエネルギー弾とんでもねぇぞ!? 虚閃? 虚閃なのか!?」

なんやかんや、この後キリシュタリアやらサノスに話をとりあえず話を聞こうダメだったら殺せばいいと若干怖いこと言われながら、場は落ち着いたとさ。

※スターク、アークグレンラガン組に合流
どの程度主催のことを知っているかは…スタークだしなぁ…

171妄想民:2020/05/09(土) 19:14:47 ID:SRIzRZDY
代理しときました、すごいですね
良展開をこうもポンポン考えつくとは、恐れ入ります

172妄想民:2020/05/09(土) 19:26:53 ID:W6t2An6c
>>171
ありがとうございます
いや、ありがとうございます(語彙不足

173妄想民:2020/05/10(日) 06:14:01 ID:W6t2An6c
おはようございます。代理をお願いします
すげぇ勢いだ…

ユーハバッハは玉座にて、未だ動かずにいた。既に場内の建造がここまで響いてきている。しかしその態度は極めて落ち着いていた。

「やはり……裏切り者であったか……恩知らずめ……!!」

ガイアが噛み締めて言う。天津垓はやはり裏切っていた。それどころか、ロキやベリアルと言った、参加者の分際でありながら、この儀式を横から奪い取ろうとする、恥知らずどもと組んでさえいた。ガイアは内心煮え繰り返る思いだった。彼らが人ではない、限りなくこちら(神)に近い存在たちであることも苛立ちを加速させる理由であった。

それでもなお、玉座のユーハバッハは落ち着いていた。

「何を憤る、母よ。予想していたことが、その通りであっただけだ。それは母が慧眼であったなによりの証拠であり、それは母が預言者である証明にもなろう」
「茶化すでない! ユーハバッハ! 彼奴らは鏡花水月とブック・オブ・ジ・エンドを持っておったのだぞ!!」

それは、正史世界のユーハバッハを敗北たらしめた要因として、特に比重の重い二つの武器。それがらよりによって、ロキ
に支給されているのだ……。

「……まて、いくらなんでも都合が良すぎる」

ガイアはふと、自らの発言に思考を引っ掛けた。支給品として、そんな厄介なものをピンポイントで二つも、ロキに支給されているのは都合が良すぎる。しかし、それも裏切りものの天津垓のせいならば──。

「ロキに、鏡花水月とブック・オブ・ジ・エンドを支給したのは他ならぬこの私だ」
「!?」

ユーハバッハは手早く、ガイアの疑問を掻き消した。

「なぜ……そんなことを……」
「母よ、悲しいことに、多くのものが見落としていることがある。最も根本的であるが故に、手近な希望に縋り続けるがために」

其方も含めて、とユーハバッハが言う。ガイアが首を傾げた。

「この『私』は、かつて黒崎一護に敗北した『私』ではないと言うことだ」

ガイアの目が静かに見開かれた。ユーハバッハは獰猛な笑みを、それでいて静かに浮かべた。

廊下を駆け抜ける音がする。

「さぁ母よ、偉大なるガイアよ」

ユーハバッハの顔を、黒いドロドロのようなものが覆っていく。
やがてそれは彼の鼻より上全てに被さり、そこからいくつめの「眼」がぎょろりと見開いた。

「戦おうか」

174妄想民:2020/05/10(日) 06:21:30 ID:W6t2An6c
>>173
誤字ですが、喧騒が建造になってました
代理の際に直していただけるとありがたいです

175妄想民:2020/05/10(日) 06:29:44 ID:Os5CXsLU
【すみません、こちらも代理投下お願いします】
アンチスパイラル攻略考察が色々となされていたな
・カミナ等の原作要素で天元突破
・ヴぇルバー説の観点から攻略・弱点を模索
・コズミック・ビーイング説の観点から攻略・弱点を模索
・参加者に隠れ潜む螺旋族の因子を開花させる
・本家アニロワ2のように、武力でない解決を見出だす
・その他

176妄想民:2020/05/10(日) 06:56:52 ID:W6t2An6c
もう一つお願いします

黒死牟は夢の世界で、鬼狩りのトップとして緑壱と並び立つ。命乞いをする鬼舞辻無惨を2人で斬り捨て、鬼を滅ぼした。
痣による寿命は優れた妙齢の医師(くすし)が治し、2人は全てが終わったその日、祝福するような三日月の下で、静かに微笑みあった。

そこに、1人の男が立っていた。

髪を伸ばし、髭が濃い。全身、墨をぶちまけたような真っ黒な服を着ていた。その眼は鋭く、継国巌勝を射抜いている。

「起きろ、継国巌勝」

男は言った。巌勝には意味がわからなかった。
何から覚めろというのか、ようやく全てが終わったのだ。むしろ、これからゆっくり眠るところだというのに。異様な気配、こいつは鬼の生き残りか?

巌勝は剣を抜いた。

「そうだ、剣を抜け。私を──」

──斬月を。

「!?」

巌勝の持つ刀が、日本刀から、斧のような無骨なものに変わっていた。同時に、巌勝の記憶が……いや、黒死牟の記憶が蘇る。

「私は……夢を……」

そうだ。と言った。気づけば、緑壱は消えていた。景色さえも、あの、無限城の崩壊後になっていた。

「すまぬ……わたしはまた、惑わされるところであった……」
「お前が内在世界に来たことは、こちらには都合がいい。お前に授けたいものがあった」
「何……?」
「本当は早すぎる。短期でそれを学べば、更木剣八のようにその力がお前自身を壊しかねない」

だが、ここで出し惜しむことはしない。

「お前に教えるのは、斬魄刀戦術における一つの究極」

「卍解だ」

177妄想民:2020/05/10(日) 07:00:41 ID:W6t2An6c
>>173
(あ、補足として、
鏡花水月とブック〜はロキがBLEACH世界から取ってきたらんじゃないの?
という疑問に関してはわかった上でこう書いてます)

178妄想民:2020/05/10(日) 07:55:59 ID:Z6YGCll2
代理投下ありがとうございます!

179妄想民:2020/05/10(日) 07:56:11 ID:SCIjOQJc
まとめて代理投下しました
ついでにユーハバッハの台詞を「鏡花水月とブックオブジエンドを持つことを許した」に変更しときました
(この書き方ならユーハバッハが渡したともロキが持ってきたのを見逃したとも取れるし好きな方で選んでください)

180妄想民:2020/05/10(日) 07:56:41 ID:Z6YGCll2
あれ、IDが変わっている…>>175です

181妄想民:2020/05/10(日) 08:17:53 ID:W6t2An6c
>>179
ありがとうございます。
けど、やっぱり持ってるのは知らないはず?
って疑問がでてますねぇ…

182妄想民:2020/05/10(日) 08:29:29 ID:W6t2An6c
>>181
一応理屈としては
・鏡花水月とブック〜を持ってると言ったのはガイア
・ガイアもまた、未来を予言(予見)する能力を持つ
・鏡花水月は発動中を見ても催眠にはかからない。あくまで発動の瞬間を見なければならない
・ガイアはユーハバッハとのかけあいにおいて、未来視は一切使っていない(裏切り者がわからない、かも知れないという旨の発言はそのため)

この辺ちゃんと書いてます。一応。

あと一つ突っ込むなら、そもそも鏡花水月は崩玉と一体化して不死身の藍染と一体化してるから鏡花水月を支給品として配るのは無理なのと、
鏡花水月もブック〜にしても、使用者当人の魂があってこその能力なので制限がなくなると理屈的には逆に使えなくなるのでロキの方が大概ロワルールに対して反則やってるんだけどね
面白いからいいけど

183妄想民:2020/05/10(日) 08:38:38 ID:W6t2An6c
>>182
議論になりそうなら
これもそのまま代理お願いします

184妄想民:2020/05/10(日) 10:23:28 ID:W6t2An6c
代理をお願いします


主催本城にアークグランがほぼ墜落したとき、そこから我先に出てきて開口一番

カミナ「よっしゃぁーっ! 大グレ……いや、超大銀河グレン団のお出ましだぁーっ!! 覚悟しろよォユーハバッハァ!!!」
ルフィ「あっ、ちょっと待てカミナ! オレはグレン団に入ったわけじゃねーって!!」
イアソン「お前ら! この鳥頭どもめ! 誰が船長かもう忘れたのか!? それにこの船は超ウルトラアルゴノーツヘラクレス号だと言ったはずだ!!!」
カミナ「言ってねーし! てか勝手に名前変えんな!! ヘラクレスどっから来た!!」
ルフィ「そうだ! せめてゴーイングサニーラガン号だろ!!」
カミナ「お前もおかしいだろそれ!?」

霧切「……よく理解できないわ。ああいうやりとり」
野薔薇「ほっときゃいーのよ。私が言うのもなんだけど、男なんてあんなもんよ」

っていうクソ微笑ましいやりとり
なお男陣営は静かに頷くもの多数だった模様

185妄想民:2020/05/10(日) 10:32:32 ID:076K8nJ.
代理しておきました

186妄想民:2020/05/10(日) 11:11:58 ID:LtxHcQ7s
今、本スレに書き込めないので>>1259に返答する
どなたか代理投稿お願いいたます↓

色々はしょりすぎたが、適当なつもりで語ったわけじゃないと言っておきます
>他の終末組
キュウベエ以外はいないつもりで語ったが、このあたりはの人の解釈にも委ねる

>襲撃理由、ユーの利用
対主催と主催の戦力差を拮抗させ最終的に相討ちさせるための戦力調整
最低限、終末計画の邪魔ができなくなる程度に主催にも対主催にも消耗してもらわないと困る
手を組んだり、寝返れたりしても困る
ユーの利用は忘れたわけではない
この後、撤収するか戦い続けるかは後続に委ねる

>六花殺害
ユーハバッハやアンスパよりは大きく劣化してるとはいえ彼女も未来が見え、しかもタフ
自分達の勢力の負け筋を潰すために最初に消えてもらったつもり
ナジャなのは呪いや忘却技が彼女に一番刺さるため
魔法少女化は純粋な強化

187妄想民:2020/05/10(日) 11:17:12 ID:EsDEVZvY
代理しましたよー

188妄想民:2020/05/10(日) 11:27:34 ID:W6t2An6c
>>185
ありがとうございました!
お疲れ様でした

189妄想民:2020/05/10(日) 12:52:47 ID:W6t2An6c
代理をお願いします

>>1246
先代巫女は天井を粉砕して玉座のユーハバッハに殴りかかった。しかし、その拳はユーハバッハを覆うように展開されたドーム状のオーラに弾かれる。

(!? 私の拳をはじき返した!?)
「あぐっ!?」

距離をとって着地する先代巫女、地に足がつくのと同時に、地面から突き出した黒い刃が足の甲を貫いた。

「名も無き巫女よ、よくここまでたどり着いた」
「ありきたりなセリフで大物感出してんじゃないわよ……!」

痛む足など気にせずに、続け様に2発、3発と拳を振るうが、全てドームに弾かれる。

(なんで!? 私の拳は……)
「『私の拳が届かないのはなぜか? これが全知全能の力なのか?』……教えてやろう、名も無き巫女よ。これは全知全能ではない」

ユーハバッハはまだ、玉座に座ったままだ。

「お前には名が無い」
「───!」

ユーハバッハは言う。

「兵主部一兵衛の……かつての死神の頭目の言葉を借りるならば、名も無きものに真の力は宿らぬ。私自身、それはこの身でよく味わっている。さて先代巫女よ、お前の名はなんだ?」
「……ッ!」

言葉を遮るように、先代巫女は拳を振るう。
しかし、全て届かない。
──『兵主部一兵衛』、通称まなこ和尚。零番隊筆頭にして、すべての死神の頭目。その能力は一言で言うと「存在の名を支配することによる、現実改変」であった。ユーハバッハはまなこ和尚に名を塗りつぶされ、そして書き換えられたことがある。しかし、全知全能はその力すら完全に無力化し、ユーハバッハは兵主部一兵衛を殺害している。

「忘れられしものがたどり着く幻想郷からすら、お前の名は失われた。お前は「博麗の巫女の先代」以上の存在意義を持たぬ」

全知全能により、先代巫女の動く先にことごとく罠が仕掛けられる。先代巫女は傷つきながらも罠を破壊し、ユーハバッハへと拳を向ける。

「名は力を示す。名はそのものの存在を表す。言霊といも言われる力は幻想郷でも重きを置く力であろう。さて、では問うぞ『名も無き巫女』よ、私に勝てると思うのか? 不可能だ。兵主部一兵衛すら屠ったこの私に、名も無き者の、名も無き拳が届くことはない」
「質問しといて自己完結してんじゃないわよ!!」

190妄想民:2020/05/10(日) 12:54:28 ID:SRIzRZDY
>>189
代理しときました、すげぇ、強者同士の戦いだ…!

191妄想民:2020/05/10(日) 12:55:53 ID:W6t2An6c
>>190
ありがとうございます
お疲れ様です


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