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仮投下スレ
800
:
ヤツの時間がきた
◆WqZH3L6gH6
:2016/10/03(月) 08:47:00 ID:kY30gObg0
「…………」
彼は熟考の末、傍らの部下の方を振り向く。
ヴァニラ・アイスは顔を少し上げ、主の命令を待った。
「執務室に行こうか。ああそれと、君の身にこれまで起こった出来事も詳しく話してくれないか?」
そう言うDIOの声は少しばかり掠れていた。
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D:『すまないが故あって例の場所に行けなくなった。
契約は続行するので、可能ならまたこちらから連絡する』
先ほど自分が書き込んだのも含めたチャットの文章を確認しながら、DIOは部下から提供された情報……事実を噛みしめる。
――坂田銀時
己に多大な屈辱を与えた3人の内1人。
名は地下施設『万事屋の軌跡』を確認したヴァニラ・アイスによって知らされた。
先程の放送で死が判明した、銀髪の寝ぼけ眼の口減らずな侍。
「……」
あの実力から脱落はしないと思っていたが、それでも命を落とした。
予想外であった。予想できなかった自分に対しても得体の知れない悪感情が湧いてくるのをDIOは悟った。
彼に報復する事はもうできない。その事実からもDIOの唇が怒りに歪んだ。
「戻りました」
「セイバーはこちらに来ていないようだな」
素面に戻ったDIOの問いに、ホテルの外を確認してきたヴァニラが頷く。
DIOが席を外すと、ヴァニラ・アイスはパソコンに向かい文章を打ち込む。
I:『一番目のMと、五番目のD。地下闘技場で話がある』
それはヴァニラ・アイスの策。主の許可は取ってある。
これから自分らが向かう方角に参加者を集める為のと、チャットでの頭文字を確認の為の。
DIOはその文章を見て満足そうに口元を歪ませた。
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