レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
精霊を性的に愛でるスレ Part.3
-
エロくないけど
刻は夕刻、一仕事終えて街の外れからいつもの小料理屋へ向かうハヅキは鼻歌交じりにふらふらと歩いていた
ガチャガチャと腰に付けた刀を鳴らしながら馬鹿でかい一本杉を曲がろうとした時、不意に一人の男とぶつかる
「っとぉ、兄ちゃんすまん」
「………」
薄暗がりの中、足早にその場を立ち去る男
ハヅキは少しムッとしながらもまた前を向いて歩を進めようとしてある事に気付く
(血の匂い……?)
ハヅキは振り返るが男はササッと行ってしまった
(ちっ、なんか嫌な感じだな……)
疑問に思いながらも角を曲がるとハヅキの表情が変わる
そこにあったのは三体の死体、どれも無残に斬り刻まれ筆舌尽くし難い凄惨な状況であった
「っ!こりゃあ……」
死体の衣服を見る辺りたぶん学生であろう、武器も持っていないようだ
面倒くさがりなハヅキも目の前で市井が殺されたとなりゃ流石に放っておけない
直ぐさま踵を返しさっきぶつかった男を探しに戻る
「くそっ!何処だコラぁ!」
ハヅキは叫ぶが当然返事はない。暫く駆けずり回ったが、だんだん闇に更けてゆく辺りを見回しハヅキは一旦先程の現場へと戻る事にした
「とりあえずあの仏さん達、あのまんまにしとけねぇしな」
が、ハヅキが先程の場所へ戻るとそこには何も無かった
「あれ?確かこの一本杉のトコだったよな……?」
ボリボリと頭を掻きながら周りを見渡す、死体どころか血の跡さえ無い
不気味な雰囲気が漂う現場にハヅキは首を傾げる
(はて?疲れてたんかな……?)
傾げた首の目線の先にヒラヒラと一枚の布が木に引っかかってるのが見えた、手に取るともう一度ハヅキの表情が変わる
「……なぁんか面倒な事になりそうだ」
その布をハヅキは腰にしまい、またボリボリと頭を掻きながらその場を跡にした
「とりあえず腹減ったし、考えるのは後回しにしよ」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板