レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
精霊を性的に愛でるスレ Part.3
-
――
という訳で、その上がり症克服トレーニングと称して町へとやってきたのだった。
アンナリーナには事前に下の毛を全部処理してくることと、素っ裸の上にコート一枚で来るように伝えてあった。
「は、恥ずかしいです先輩」
自分のコートをひっしと掴む少女の耳に、師匠が囁く。
「大丈夫。前から来る会社員も、さっきすれ違った赤ちゃん連れた奥様も、あそこの警察官だって、裸の女の子が歩いてるなんてちっとも思ってないから」
「思ってますよぉ。だって、こんな時期にコート着てるの私だけじゃないですか」
「見られてるって思うから緊張しちゃうのよ。実際にはアンナちゃんが思うほど、みんなはアンナちゃんのこと見てないから」
「それを聞いたら少し気が楽になりました」
「逆に、見られていないと思う以上には見られているものだけどね」
「ひぃっ!?」
二人は人通りのない裏路地へと入り込んだ。日が当たらないので空気がよどみ、かび臭い。住宅地なので両側に窓が並んではいるが、開けられることはまずないだろう。
すると、ここを通り道にしているのだろう、黒い野良猫が通りがかった。
ルーシュはおいでおいで、と言いながらポシェットから干した小魚を取り出す。
「どうしてそんなもの持ってるんですか」
「内緒。それよりアンナちゃん、猫ちゃんがこっち見てるよ」
「ええ、見てますね」
「コートの前開いて見せてあげて」
「えっ?」
「ほら早く。猫に見られるのも恥ずかしい?」
「猫にじゃなくて、外で脱ぐのが恥ずかしいんです」
「上がり症をなんとかしたいんだったら、そのくらい出来なきゃ」
「うぅ」
アンナリーナは勇気を振り絞り、外套に隠された自分の生まれたままの姿をさらけ出す!
するとそろりそろりとルーシュに近づいていた猫はその足を止め、毛を逆立てる。
「おー、見てる見てる。あ、逃げちゃった。そんな勢い良く開くから」
「勢いとか関係ない気がするんですけど」
顔を赤くしながらアンナリーナはコートを閉じる。
「次は人前でやってみようか」
「捕まりますよ!?」
「大丈夫、警察が追っかけてきてもいつものドロンがあるから」
「そういう問題じゃないと思いますぅ」
「そういうこと言ってるからいつまでも人前に立てないんだよ」
「だったら先輩自らお手本見せて下さいよぉ」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板