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精霊を性的に愛でるスレ Part.3
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ふーんふん、ふーんふふん…。
滞在して三日目の夜の宿の一室に、若い女性特有のややも耳障りに高い鼻歌が響いている。
リズムも音程も即興のデタラメ。ただなんとなく楽しそうだというのは、聞いている人間には伝わっているだろう。
聞かされているジミーは、再三の溜息をついて手紙を認める手を止めた。
手紙、とはいっても他愛のない内容に重要な文面を紛れさせた暗号染みたものだが。
「………集中できん」
「ふーんふ……なに? 何か文句あんの?」
「文句というか……自分の部屋に戻れば良いだろう?」
ベッドにうつ伏せで転がり、リズミカルに揺れていた左右の足が止まる。
そのまま、今で言うダイムノベルを畳んだリヴェータがジミーをじろりと睨む。
いつもの軍服ではない、薄い麻地の寝間着姿。
もとより短期の潜入任務のため昼も軍服ではなく町娘姿なのだが、それは置いておこう。
ジミー一人の仕事のはずが、わざわざ無理矢理強引に組織のトップが付いてきているのだから、男の心労は計り知れない。
その疲労を知ってか知らずか、睨みつけていたリヴェータの色違いの瞳が悪戯に笑う。
「はっはーん? あーそう、そういうこと? 私が上官じゃなくて…美少女の幼なじみに見えて我慢できn」
「違う」
「…………童貞のクセに生意気ね」
あからさまにトゲのある盛大な溜息が部屋に満ち満ちた。
お前がここにいると娼館にもいけない、とはまぁ口が裂けても言えないのが男の性だ。
それを知ってか知らずをか、一瞬だけ不機嫌に結ばれたリヴェータの唇が再び悪戯な角度に持ち上がる。
何事かと胡乱にそれを眺めるジミーを無視して、唐突に細く白い女の手が自身の寝間着のボタンにかかった。
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