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精霊を性的に愛でるスレ Part.3
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我が師匠ウィズが人に戻ったのはつい昨日の話。
にゃはにゃはと笑うウィズが私はとても嬉しくてその日の夕食は豪勢にと思ったが肝心のウィズはどこかへ行ってしまった、元に戻っても相変わらず猫の様な女性である。
翌日、朝早くバロンが血相を変えて私の部屋のドアを叩き息も切れ切れに急の事態を告げた。
「ロレッタが死んだ」
「えっ?」
聞けば昨夜ラリドンにとてつもない魔力が計測されたそうで、ギルドの建物がその圧縮された魔力の塊で叩き潰されたらしい。
こんなときにウィズは何処へ行ったのか、私は急いでラリドンへ向かった。
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「これは…………」
ラリドンに着いた私は驚愕した、本当にギルドだけが壊滅している。これでは中にいた者はひとたまりもないだろう…………
ロレッタの遺体は瓦礫の中から見つかった、他に被害者はいなかったそうだ。死因は建物崩壊による圧死ではなく魔法による一撃だった。
ロレッタも身体が弱いとはいえ、ギルドマスターを務める一流の術師である。それを一息で殺すなんて…………まさかアナスタシア!?
混乱する頭を整理しつつ急いでサイオーンに向かおうとするとアレクがコチラヘ走って来るのが見えた
「はぁはぁ…………やはりここに居たね……」
「ロレッタが…………」
「ああ、ロレッタがこんなことになってしまってアレなんだけど」
「まさか……」
「今さっきベルナデッタが何者かに殺された」
「そ、そんな…………」
「今、中央からも調査団が派遣されて各ギルドマスターへ通達も来た」
「は、犯人は?やはりアナスタシア?」
「わからない、ただ四賢聖クラスの魔力の持ち主であることには間違い無さそうだね」
「急いでロレンツィオに…………」
「いや、そこで君に頼みがある。ロレンツィオよりオゥランディへ行って欲しいんだ」
「オゥランディ…………?」
「ルシェとドゥーガは連絡が付いたんだけどオルネだけ連絡が取れないんだ、とてつもない魔力防壁が通信全てを遮断してる」
「なんで…………」
「わからない、本当は僕も一緒に行きたいんだけど中央から規制がかかっていて行けないんだ。頼む!」
アレクの言葉も途中に私はオゥランディへと向かい走った
ウィズさえいれば…………せっかく元に戻ったのに
混乱する頭の中で人に戻ったウィズがにゃはにゃはと笑っている気がした
(続くにゃー)
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