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精霊を性的に愛でるスレ Part.3

38名無しの魔法使いさん:2015/04/11(土) 20:52:05 ID:5DthXGkA
ヤバい、ヤバい、マジで困った…


「………」
「………」
なんとか会話したいんだがこの人全く会話をしてくれない
顔は真剣に自分の眼を見てくれているのだがどうにもやりづらい…
「あの、少しの間でいいんで匿って欲しいんです
自分達、駆け落ちしてて…その、追っ手的なものが…」
「………」
コクコク頷いてくれた
良いってことかな?

ミカエラと共に転移してついた場所は神殿のような建物の中
女性が祈祷のような事をしている
どんな未開の文明かとも思ったが部屋の隅の方には見たこともない小型の機械?が置いてあったりしてむしろ文明は発達していそうだ
祈祷の女性も祈祷の時はモニョモニョと聞き取り辛い祈祷文のようなものを話していたのだが…

「あの…お名前をお聞きしても…?」
「………」
手招きされた
なんの事だ?
「耳を貸せってことでしょうか…」
ミカエラが顔を近付けるとミカエラの耳に手を当てて何かゴニョゴニョと言っている
「…えーと、メーベルさんだそうです、駆け落ちした人なんて初めてで緊張しているそうです」
…無表情で全く分かりません

メーベルさんについて神殿?を出るとまた全然違う見たことのない町並み
黒い石で美しく整備された道を大量の金属の乗り物が走っており人々は小型の機械を手にもって歩いている

乗り物の為に広くとられた道の隅に設けられた歩行用の道をメーベルさんについて歩いていると道行く人に小型の機械を向けられた

無表情ながら二本指を立てて機械に向けるメーベルさん
よく分からないながらも真似をしてミカエラと一緒に機械に向けて二本指を立ててみたら喜んでくれた
こすぷれって何の事だ?

機械文明の発達した世界なのは分かったが使い方も用途も分からないものばかりで落ち着かないし
メーベルさんはコミュニケーション取りづらいしで困る
明日また別の異界へ旅立とう

そういえばメーベルさんの家で映像が次々と写し出される箱を見せられた
メーベルさん含めた三人で夕食を食べているところをドゥーガサイトウにあぷしたとかなんとか…意味が全く分からないが喜んでくれたならいいや


続くかもしれない




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