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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」
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亀仙人「トゥルットゥットゥットゥ〜、ンッ〜、ンッン〜」
ウーロン「退けよっ! トイレ占拠してんじゃねぇよっ! 漏れそうなんだよっ!」
亀仙人「……そこらでしてこい。こっちは、ヘアースタイルが決まらんのじゃ」ガシガシ
ウーロン「それカツラじゃねぇかよっ! わざわざトイレでセットするなっての!」
亀仙人「う〜む……こっちの角度の方が決まってるかのぉ……? いや、こっちか……?」キリッ
ウーロン「鏡の前でポーズ付けてんじゃねぇよっ! 漏れるっ……漏れるってのっ……!」
18号「ちょっと、ちょっと……何、トイレの前で騒いでんだい……やかましいよ……」
クリリン「武天老師様、準備は出来ましたか? って、ワッ、何すかその格好!?」
亀仙人「イエーイ。ナウい?」ブイッ
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まあゲームやアニメのキャラなんて痛々しくない方が少ないだろう
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そんな時の為の体育教師コスチュームだ!
リュウのお古でもいいかもだぞ!
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ローズ「それ、よいしょっとっ……!」ドスッ
キャミィ「……くっ!」
実況「さぁ、ローズはコーナーマットを背にしているキャミィに……ラリアットっ! 打ち付けていきますっ!」
かりん「申し訳ありませんが、暫く休ませていただきますわ……スタミナ回復です……」
さくら「ううっ……くそっ……」ムクッ
ローズ「オッケー……時間稼ぎなら任せておいて……そういう事なら……それっ……!」ガシッ
キャミィ「……んっ?」
実況「おぉ〜っと、そしてローズは……キャミィに掴みかかったっ! 両手で頭部を捉えるっ!」
ナッシュ「……いや、アレ髪ですねぇ?」
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ローズ「……こういう戦い方もあるのよ。オホホ」ズルズル
キャミィ「くっ……痛い痛い痛いっ……!」
実況「おぉ〜っとっ! そしてローズはそのまま勢い良く後退っ! キャミィの髪を掴んだまま……リング中央へとその身体を持っていくっ!」
ナッシュ「……ちょっと、ラフファイト混ぜてきましたねぇ」
さくら「あっ……! 何やってんだ、反則だっ……!」
ローズ「そ〜れ、そ〜れ……オホホ、回転よ……!」グルッ
キャミィ「くっ……くっ……! やめろっ……! 離せっ……!」
実況「おっと、そしてそのままローズは回転っ! キャミィの髪を掴んだまま自身の身体を回転させていくっ! キャミィの身体が遠心力で、ジャイアントスイングかの如く振り回されるっ!」
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ローズ「それっ……!」ポイッ
キャミィ「……くあっ!」バタッ
ブー、ブーブー
実況「半回転させていった所で……キャミィの身体をホイップさせて投げていったぁ!」
ナッシュ「……いやぁ、ラフファイトも使ってきます」
実況「ここはウーマンズホイップっ! 女の命、髪を掴んで振り回していったぁ! そのままキャミィはうつ伏せにダーウンっ!」
ダン「おいコラ、てめぇ……髪は反則だぞ……髪は……」
ローズ「ごめんなさい。ちょっと夢中になりすぎちゃいました……もう、二度としません。許して下さい……」
ダン「……二度とするんじゃねぇぞ? わかったな?」
ローズ「は〜い」
実況「さぁ、この行為にはレフェリーもローズに警告をしていきますっ!」
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キャミィ「……くっ、痛い。アレは反則なんじゃないのか?」
さくら「な〜にやってんだっ! 髪は反則でしょうが! 髪はっ!」ピョンッ
実況「おっと、この行為にはさくらがご立腹っ! ご立腹っ! 慌ててエプロンサイドに飛び乗り、抗議をしているっ!」
ローズ「もう……レフェリーに言われたから、わかってるわよ……ちょっと、レフェリーさん……あの娘、今にも入って来そうよ……? 貴方が止めて頂戴よ……」
ダン「……はいはいはい。わかったわかった」
実況「今にもリングに乗り込んで来そうなさくらに対して……ここはレフェリーが抑えにいきますっ! さくらの元に向かうっ!」
ナッシュ「ちょっと、さくら選手は落ち着いた方がいいんじゃないですかねぇ?」
さくら「……反則攻撃したんすよっ!? 見てましたよねぇ!? ちゃんとレフェリングして下さいよっ!」
ダン「落ち着け落ち着けっ……! お前に言われなくても、もう警告はしたよっ!」
実況「ヒートアップしたさくらを今、レフェリーが宥めていますっ! しかしさくらの怒りはなかなか収まらないと言った所かっ!?」
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ローズ「あらあら、また揉めちゃって……でも、これはチャンスね……」ガシッ
キャミィ「……くっ、またかっ!」
実況「さぁさぁ、リング上のローズはそんな事など気にする素振りも見せずにキャミィに近づいて……あっとっ! またか!? また、髪を掴んだかっ!?」
ナッシュ「掴みましたね。レフェリーのブラインドをついていきます」
ローズ「ほらほら……早き起きないと、綺麗な髪の毛が傷んじゃうわよ……?」ググッ
キャミィ「痛っ……! く、くそっ……!」
実況「そしてキャミィの髪を掴んだローズは……無理矢理引き起こしていくっ! 再び、ラフファイトで攻めていくっ!」
ナッシュ「そうですねぇ。ラフに攻めていきますねぇ」
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ローズ「それっ……!」ポイッ
キャミィ「……くっ!」バタッ
ブー! ブーブー!
実況「そして、またいったぁっ! 掴んだキャミィの髪を大きく引いて……そのままホイップさせて投げていくっ!」
ナッシュ「……あ〜っと」
実況「キャミィの身体が再びうつ伏せに倒れるっ! 二度のラフファイトに場内からもブーイングですっ!」
ナッシュ「……う〜ん、さくら選手も、またヒートアップしちゃいましたねぇ」
さくら「まただっ……! またやってますよ、レフェリーさんっ……!」
ダン「えっ……? んっ、んっ……? 何がっ……?」クルッ
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ブー! ブーブー!
ローズ「ごめ〜んね? お姉さん、か弱いんだから……こういう事しないと勝てないの……許してね?」クネクネ
実況「さぁさぁ、ローズは両手を顔の正面で合わせて、詫びるポーズを取りながら……お〜っと、身体をくねくねと動かし、アピールしていきますっ!」
ナッシュ「ぶりっ子とでも言えばいいのでしょうかねぇ……? やっぱり、ブーイングされる事は嫌なんですね、本人も」
実況「……しかし、もう遅いっ! 場内全員が目撃者っ! 犯行現場はバッチリと目撃されていますっ!」
ナッシュ「まぁ、フォローするなら……チャンピオン相手だから……正攻法以外も使っていこうと言う事ですかね?」
実況「ドロドロしておりますっ! なんだか、この一戦っ……! 非常〜に、ドロドロしておりますっ!」
さくら「あ〜っ! もう、許せんっ……! 行ってやるっ……! 今すぐ行ってやるっ……!」
ダン「あ〜、待て待て……入るんじゃねぇよっ……! お前は今、試合権はねぇだろがっ!」
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ローズ「……ウフフ」スッ
実況「さぁさぁ、エプロンサイドのさくらが、かな〜りヒートアップしておりますっ! おっと……そしてここで、ローズは……キャミィではなく、そんなさくらへと近づいていくっ!」
ナッシュ「……お〜っと、どうするんでしょうか?」
さくら「なんだなんだっ! そっちから、来たのかこの野郎っ……!」
ダン「まぁまぁまぁ……おいっ……! おいっ……! 落ち着け馬鹿野郎っ……!」
ローズ「そうよ、落ち着きなさいよ。もうちょっとお上品になった方が……お姉さんは、可愛いと思うなぁ……」トーンッ
さくら「……んあっ!?」
実況「そして、ローズは下がってろと言わんばかりに……さくらの肩をトーンと押していきますっ! これはこれは……挑発行為でも、言えばいいのですかねぇ、ナッシュさん!?」
ナッシュ「まぁ、そうでしょうね。さくら選手が熱くなっているのでね……煽って平常心を失わせようという事でしょうね」
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ローズさんは中々に老獪やなあ……
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さくら「あ〜っ! もう、許さんっ……! 自分が相手っすっ!」
ダン「だから、入るんじゃねぇっての馬鹿野郎っ! 試合権ねぇだろうがっ!?」
実況「さぁさぁ、エプロンサイドのさくらに火がついてしまったかっ!? ちょっと、これは収まりそうにありませんっ!」
ナッシュ「今にもリングインしてきそうですが……レフェリーが頑張っていますね」
実況「ローズは気にする素振りも見せずに……ダウンしているキャミィへと近づいていくっ!」
キャミィ「くっ、くそっ……二度もしてきたな……許さんぞっ……!」
ローズ「ウフフ、二人とも自分の事ばかり……あぁ、チームワークがバラバラって、な〜んて素敵なんでしょ……フフ、さぁ起きなさい……」
実況「そしてローズはキャミィの身体を引き起こしていくっ!」
ナッシュ「……ローズ選手が上手くやっているので、安心してかりん選手もスタミナ回復に専念できますね」
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ローズ「よいしょっと……」ガシッ
キャミィ「……くっ!」
実況「さぁ、キャミィ引き起こしていったローズは……そのままキャミィの首筋に手を回し肩を組んで……そのまま横並びの状態へと持っていくっ!」
ナッシュ「河津落とし……狙ってますね……」
ローズ「後は、後ろに倒れて……せぇ〜のっ……!」
キャミィ「……やらせんぞっ!」クルンッ
ローズ「……ア、アレっ?」
オー、オーオー
実況「おぉ〜っとっ! しかしここは……キャミィが左足を使い、ローズの右足をすくい上げ……ローズの身体ごと、自身の身体を前方回転していくっ!」
ナッシュ「お〜っと、クイックで仕掛けてきましたねぇ。キャミィ選手らしい仕掛けです」
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キャミィ「油断したなっ……!? そらっ……!」ググッ
ローズ「うあっ……かっ、かかっ……! あっ……ああっ……!」
実況「クルッと両者が一回転してテイクダウンっ! 更にキャミィは両足でローズの右足を挟み込み、その膝を自身の股で固定するっ! ローズの足首を両腕で抱き込み、引き伸ばしていくっ!」
ナッシュ「そうですねぇ。キャミィ選手にはこれがあります」
実況「ここはビクトル式膝十字固めで切り返していったキャミィっ!」
オー! オーオー!
ローズ「あっ……あ、ああっ……! ダ、ダメっ……!」モガモガ
キャミィ「……膝を破壊するっ!」ググッ
実況「ローズの右膝に激痛が走るっ! ローズは暴れている! �燧いているっ! 苦しんでいるっ! これ……決まり具合はどうなんでしょう、ナッシュさんっ!?」
ナッシュ「いや、苦しみ方からするに……かなりいい感じに決まっているんじゃないですかねぇ!?」
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ワー、ワーワー
ダン「おぉ、なんだなんだっ……! 完全に決まってんのか、アレ……!? やべぇ、確認しに行かねぇとっ……!」ササッ
さくら「やったっ……! やっと、邪魔者がいなくなったっ……! これでようやく自分の出番っすっ!」
実況「さぁ、電光石火の一撃となってしまうのかっ! キラービーっ! 殺人蜂の猛毒がローズへと注入されているっ! レフェリーが今、やってきたっ! どうだっ!?」
ダン「お、おいっ……! 大丈夫かっ……!? どうする、ギブかっ……!? ギブアップするのかっ……!?」
ローズ「あっ……あ、ああっ……! ノーよっ……!」モガモガ
キャミィ「……まだまだっ!」ググッ
ローズ「あっ……はぁっ……! くっ……ああっ……!」
実況「ローズはレフェリーの確認に……首を横に振るが、か〜なり苦しそうですっ! 苦しそうですっ!」
ナッシュ「……決まってるんでしょうね。おっと」
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さくら「ようやく出番っすっ! 遅れましたが、今日も元気一杯……やってやりますよっ!」
オー、オーオー
実況「レフェリーがローズに駆け寄っていった事で……レフェリーに制止されていたさくらも、ここでリングに上がってくるっ!」
ナッシュ「ようやくですね。ここはキャミィ選手のサポートに行きましょう」
かりん「……助けに行かないと!」
さくら「……行かせませんよっ! たああぁぁっ!」ダダッ
実況「さくらはそのまま、ローズの救出へ向かおうとロープを潜ろうとしているかりんの元へと突っ込んで行き……」
さくら「……たああぁぁっ!」ドスッ
かりん「……カッ」
実況「前屈みの体勢になっているかりんへ、ランニングニーっ! 膝を打ち込んでいきますっ! かりんのカットを防ぎますっ!」
ナッシュ「ここで、かりん選手が止められるのは、ローズ選手も厳しいんではないでしょうかねぇ!?」
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今日はここまで
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乙でした。
やっぱりベテランのタッグ屋はインサイドワーク巧くないとね
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乙
ローズさん上手いなあ…今はピンチだけど
ブーイング時の亀仙人サイドも見てみたかったな
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乙!
髪の毛はアカン…
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乙っした
>>327
ですよねー
髪は男も命ですし
金的並に読んでて痛い><
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乙っす!
ローズさん上手いなあ
これでキャミィとは違う路線のヒールを演出できるから、後日の試合のスパイスになるね
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細かいアレですが・・・
野郎とは男娼の事なので、女性に使うのはどうかと・・・
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乙。女版バイソンみたいだな。見てて楽しいヒール
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>>330
失礼、このアマ
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>>330
女郎だとまんまやし
ええんちゃうか
オマエとかアマだとなんかちゃうし
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少し遅くなったが>>1、連載1年おめでとう!
これからも読み続けるからどうぞよろしく!
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さくら「退いてろ退いてろ、えいえいえいっ……!」ググッ
かりん「……きゃ、きゃあっ!」ボトッ
実況「動きの止まったかりんの身体を押しやり……おっとぉ! ここで場外へと突き落としたぁ!」
ナッシュ「これで、かりん選手のカットは望めませんかね? さぁ、ローズ選手……苦しいですよ」
かりん「くっ……! 早く……早く助けないと……」
さくら「おっとおっと……逃がしませんよ……? 今度はそっちが、場外で待機している番っす……!」グイッ
実況「更にさくらは……再びロープを潜り、場外のかりんの追撃へと向かうっ! かりんを逃がしませんっ!」
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キャミィ「よし、ここが勝機だっ……! 一気に仕留めるっ……!」ググッ
ローズ「あっ……あっ、あっ……ああっ……!」モガモガ
ワー! ワーワー!
実況「キャミィは一気に仕留めにかかるっ! 渾身の力を込めて……ローズの足を絞り上げていくっ! 苦しそうにもがくローズっ! さぁ、どうだっ!?」
ダン「おいっ……! どうすんだっ……!? ギブアップかっ!? ギブアップするのかっ!?」
ローズ「あ、ああっ……くっ……! ノーよっ! ロープまで、なんとか……」ブンッ
キャミィ「……くっ、粘るな」
実況「お〜っと、しかしここはローズもまだ粘っていくかっ!? 捉えられていない左足を、蹴り上げるように突き出し……その勢いで、リング上で跳ねるような動きを見せていくっ!」
ナッシュ「キックアウトで……ロープブレイク狙ってますね。耐えています」
実況「少しばかり、ローズとキャミィの身体がロープへと近づいたか!? さぁ、再び天を蹴り上げるっ! その勢いで、なんとかロープブレイクを狙うっ!」
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亀仙人「パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ!」
亀仙人「ニャハハハっ! ホレ、もう一丁っ! パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ! いいぞいいぞいいぞっ!」
亀仙人「ニャハハハっ! あの姉ちゃんが、蹴り上げる度に……」
ウーロン「なぁ……? ここ、ベストなアングルじゃねぇのか……? こう、股がパカーンと開くのが見えてなぁ……?」
亀仙人「ワシは贅沢を言えば、キャミィちゃんの方が……おぉ〜っと、来た来た来たっ……! パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ!」
亀仙人「ニャハハハ、たまらんのぉ……なぁ、たまらんのぉ……?」
ウーロン「ホ〜ント、最高だぜオイっ!」
18号「……こ、こいつらは」
クリリン「……が、頑張れ〜っ! ま、負けるな〜っ! しっかりしろ〜っ!」
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ワーワー! キャミィー、イケー!
実況「さぁ、場内からは仕留めろと言わんばかりに声援が来るっ!」
ワーワー! ローズ、ニゲロー!
ナッシュ「結構、ローズ選手を後押しする声もあるんじゃないですかねぇ?」
ソーレ、パカーン! イエーイ!
実況「とにかく、場内は大熱狂だっ! さぁ、どうなるっ!?」
ローズ「もうちょっとっ……! ああっ……!」ブンッ
キャミィ「粘る事だ……だが……」
ローズ「よしっ……! 着いたわっ……! ロープよ、レフェリーっ!」ガシッ
実況「おぉ〜っと、しかしここはローズがなんとかロープまで辿り着いたかっ!? 今、ロープをガッシリと掴みますっ! ここはロープブレイクっ! ロープブレイクっ! なんとか逃げ切ったっ!」
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じじいと豚、声でけえw
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ダン「おいっ! ロープブレイクだっ! 離せっ!」
キャミィ「このまま続けてもいい……だが、今回は離してやろう……」スッ
ローズ「はぁっ、はぁっ……ふう、危なかったわ……」
実況「そして、ここでレフェリーが制止するっ! キャミィは捉えていたローズの足を離しますっ!」
ナッシュ「危ない所でしたけど、なんとか逃げ切りましたね。しかし、結構スタミナは奪われてしまったんじゃないでしょうか? 交代しようにも……今はコーナーにかりん選手の姿がないので、交代できませんねぇ」
さくら「さぁ、溜まった鬱憤晴らしさせてもらうっすよっ……! てりゃっ!」ガシッ
かりん「……くっ!」
実況「かりんは場外でさくらに掴まっているっ! 少々、この場面では救出に向かえないか?」
ナッシュ「なんだかんだで、さくら選手もまだまだスタミナは残ってますよ」
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キャミィ「……よしっ」クルンッ
実況「お〜っと、そしてここで……キャミィがクルリと後転して……」
ナッシュ「……おっと」
キャミィ「……もう、まともに動けないだろう?」スッ
ローズ「ああっ……くっ、ううっ……」
実況「ローズから少々距離を取って立ち上がるっ!」
キャミィ「ホラ、頑張れ……起きろ、起きるんだ……」クイクイ
ローズ「うっ……ううっ……」ググッ
実況「さぁ、そして……おっと、キャミィはローズに向かって腕を伸ばし、そして指先をクイクイと動かして、起き上がるように指示しているっ!」
ナッシュ「……これは、何か狙ってますねぇ?」
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ローズ「やっぱり、王者は強いわね……でも、頑張らなきゃ……」ググッ
キャミィ「……よしっ! いくぞっ!」ダダッ
実況「そんな事などいざ知らずっ! ローズがゆっくりと立ち上がるっ! しかしキャミィはすぐ様突っ込んだぁ!」
キャミィ「……スパイラルアローっ!」ズガァッ
ローズ「くっ……あっ……!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「そして至近距離からの、錐揉み回転しながらの低空のドロップキーックっ! 正面からローズに打ち込んでいったぁ!」
ナッシュ「おぉ〜っと、強烈に決まりました」
実況「ここはスパイラルアローっ! スパイラルアローっ! 至近距離から起き上がりに合わせて打ち込んでいったぁ! スパイラルアローっ! ローズは再びダーウンっ!」
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キャミィ「先程、大人しくギブアップしなかった自分を呪えっ……!」スッ
ローズ「うっ、ううっ……」
実況「そして、素早く起き上がるキャミィっ! さぁ、この辺り……やはり王者の風格と言うものも出てきたのではないでしょうかねぇ?」
ナッシュ「そうですねぇ。出てますねぇ。強いです」
キャミィ「さぁ、やられた事はやり返さないとな……起きろ……!」ググッ
ローズ「あっ……! 痛っ……!」
キャミィ「どうした、早く起きろ……? 髪が千切れるぞ……?」
実況「さぁ、そしてキャミィは、ローズを掴んで……引き起こしにかかるっ!」
ナッシュ「……アレ? これもまた髪掴んでないですかね?」
実況「あ〜っとっ! 髪です! 髪ですっ! キャミィはローズの髪の毛を掴んでおりますっ!」
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ダン「あ〜っと、おいおいおいっ……! 待て待て待て待てっ……!」
キャミィ「……んっ?」
実況「ここは、慌ててレフェリーが駆け寄ってきますっ!」
ダン「離せ離せ離せっ! 髪の毛は駄目なんだよぉ! 髪の毛はっ! いいから、離せ離せ離せっ!」
キャミィ「……何故、私の時だけ」サッ
ローズ「あたたた……助かったわ……」
実況「ここはレフェリーが制止しますっ! やはり、ラフファイト……女のドロドロとした部分は見たくないっ! キャミィは手を離したっ! そうだ、それでいいっ!」
ナッシュ「……まぁまぁまぁ、反則自体は良くないですからね」
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キャミィ「私はやられた事をやり返しているだけだ……」
ダン「だけど、反則使われたからって、反則って使っていい理由にはならねぇの……」
キャミィ「……しかし」
ダン「確かに、俺のレフェリング不足もあった……そこは悪いっ! 申し訳ないっ! だけど……だからって、使っていいって理由にはなっちゃいねぇ。俺はここでお前を止める必要がある……」
キャミィ「……」
ダン「わかってくれ……王者なんだろ……? 今、お前がてっぺんなんだろ……? お前が、大人になってくれ……キャミィ……」
キャミィ「……わかりました。髪はやめます。試合を続けるから、離れて下さい」
ダン「よしっ……! それじゃあ、続けろっ……!」
実況「さぁさぁ、レフェリーの制止に……キャミィも納得したと言った感じでしょうかねぇ?」
ナッシュ「ええ、そうですねぇ。はい」
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キャミィ「よし、起きろ……」ググッ
ローズ「う、ううっ……」
実況「さぁ、キャミィは髪っ……! ではなくっ……! 今度は、ローズの頭部を持って、その身体を引き起こしていきますっ!」
ナッシュ「多分、先程やられた事の仕返しのつもりだったんでしょうけど……僕もこれでいいと思います」
キャミィ「……よし、それなら次はロープに振るぞっ!」ブンッ
ローズ「……きゃあ」
実況「さぁ、そしてキャミィはローズの身体を一度ロープに寄せて、その反動を利用して……逆側のロープへと振っていったぁ!」
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ローズ「うっ……くっ……!」ダダッ
実況「さぁさぁ、ロープに振られたローズがその反動で返ってくるっ!」
キャミィ「……よし、いくぞっ!」ダダッ
実況「さぁ、そしてキャミィもタイミングを合わせて、背後のロープの反動を利用して勢いをつけ、ローズへと向かっていくっ!」
ローズ「……くっ!」ダダッ
キャミィ「……さぁ、いくぞっ! それっ!」ピョンッ
オー、オーオー
実況「リングの中央で両者の身体が正面衝突寸前っ! そして、キャミィはローズに向かって飛び込んでいったぁっ!」
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キャミィ「……おっと、手が」ググッ
ローズ「……ゴ、ゴホッ」
実況「キャミィは走り込んできたローズの胴回りを両足で挟み込みつつ……」
ナッシュ「……ん?」
キャミィ「……何故、私が一方的に我慢をしなければいけないっ!」ググッ
ローズ「……ゴ、ゴホッ」バターンッ
実況「ローズの身体に飛び乗るようにしながら……その身体を後方に押し倒していくっ! ここは、フライング・ボディシザーズ・ドロップっ!」
ナッシュ「……う〜ん」
キャミィ「子供でいいっ……! 私はやられた事はやり返すっ……! ただそれだけだっ……!」グキッ
ローズ「……う、うぐぐ」
実況「さぁ、ここはキャミィがカウンターでローズの身体をなぎ倒していったぁ!」
ナッシュ「……首締めてませんか、コレ?」
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今日はここまで
-
え?1年になるの?
おめでとうございます!!!
そして、ありがとう!‼
これからもよろしくお願いします
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おつおつー
おーぷんから着いて来てるけど、ここで正解だったみたいだな
これからも良いSSをよろしく!!
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一周年おめでとうございます
楽しいひとときをありがとうございます
今後もよろしくお願いします!
キャミィ…絶対王者になりきれないのはこの辺だよね
ヒール向きかもしれないな
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これからさくらの衝突、バイソンさんカモン〜みたいな布石とか勘繰ってしまう、楽しみで仕方ない
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乙!
ジャッキー・チュンとウーロンのぶれなさが好きw
-
一周年おめでとうございます
-
乙っした
知らないじいさんと豚自重しろ
パカーンっ!
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>>352
あれはキャラ作ってるだけなんじゃ?
反省会や休日のキャラを見る限りでは本当はロレントさんみたいに良い人だと思う
最初の頃シャドルーの人たちも「人が良くないとヒールは・・・」って言ってたし
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これはかつて天下一武道会の覇者「ジャッキー・チュン」が
ゲストとして女子プロに特別参加するフラグか!?
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1周年おめでとうございます。
これからも元気に楽しませてください。
主のssが毎日の活力になってます。
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キャミィ「……まだまだっ!」ササッ
ローズ「……うぐぐぐ」
実況「ローズの身体をなぎ倒していったキャミィは……おっと、そのままサイドポジションに移行して……ローズの上体を素早く引き起こしていくっ!」
キャミィ「……痛めつけてやるっ!」シュル
ローズ「……くあっ」
実況「そしてローズの首筋に手を絡めて……そのまま背面へと回り込むっ! ここはスリーパーホールドっ! ローズの呼吸を止めていきますっ!」
ナッシュ「……あ〜っと、いやいや」
-
キャミィ「……ホラホラ、どうしたどうした?」グリグリ
ローズ「うぐ……うぐぐっ……!」バタバタ
実況「さぁ、これにはローズも苦しむ苦しむっ! 足をバタつかせ、苦しんでいますっ!」
ナッシュ「……ちょっと、チョーク気味の仕掛けですね」
実況「おぉ〜っと、おっと……こいつはチョークスリーパーですかっ!?」
ナッシュ「あの、キャミィ選手の腕に装着しているガントレットが、あるじゃないですか……?」
実況「はいはい、ありますねぇ」
キャミィ「先に仕掛けてきたのは、そっちだ……これは、自業自得だっ……!」グリグリ
ローズ「くっ……ううっ……ああっ……!」バタバタ
ナッシュ「あれをねぇ……首筋にめり込ませてますねぇ?」
実況「あ〜、はいはいはいっ!」
ナッシュ「ああいうのって、デコボコしててね……こう、針のように食い込んでくるんですよ?」
-
実況「少々、キャミィのダーティな部分が出てきたかっ!? 先程、レフェリーに従ったと思ったのは……ポーズだったかっ!?」
ナッシュ「……そうかもしれませんねぇ」
かりん「くっ……早く……早く助けに行かないとっ……!」
さくら「おぉ〜っと、そうはさせないっすっ!」ガスッ
かりん「……くっ!」
実況「パートナーのピンチに……場外のかりんも少々慌てているかっ!? しかし、かりんはさくらに捕まっているっ! 救出には向かえないっ!」
ナッシュ「さくら選手も、いつもの調子が戻ってきましたかね?」
-
さくら「あんたが行くのは……リングの中じゃなく……」ガシッ
かりん「……くっ!」
さくら「鉄柵っすっ……! それっ!」ブンッ
実況「さくらはかりんの腕を掴み……おっと、そしてその身体を鉄柵へと振っていくっ!」
ナッシュ「そうですね。鉄柵に振ってね……救出させないように、しておきましょう」
かりん「……させませんわっ!」ググッ
さくら「……あ、あれっ?」
実況「おっとおっとぉ……!? いやしかし、ここは鉄柵目掛けて振られたかりんが……なんとか踏ん張って堪えるっ! 堪えていくっ!」
ナッシュ「……お〜っとっとっと」
-
かりん「……鉄柵に行くのはっ!」クルッ
さくら「あれあれっ……? おっとっとっと……」
かりん「あなたですわっ……! それっ……!」ブンッ
実況「踏ん張って堪えたかりんは、そのまま身体を反転させて……その勢いのまま、さくらの身体を鉄柵目掛けて振っていったぁ!」
ナッシュ「……おっと、ここは返しましたか」
さくら「くっ……! あっ、痛ぁっ……!」ガシャーンッ
かりん「……よしっ! これで助けに行けますわっ!」
実況「かりんに返され、鉄柵の餌食となってしまったのはさくらだぁ! おぉ〜っと、激しい金属音が鳴り響くっ! そして、かりんはすぐ様リング内へと向かって行くっ!」
ナッシュ「ここは、かりん選手の動きが良かったですかね?」
-
キャミィ「どうしたどうした……?」グリグリ
ローズ「うっ……くくっ……くあっ……!」バタバタ
ダン「なぁ〜んか、ヤケに苦しんでいるなぁ……? コレ、もしかしてチョークかな? 確認して……」
かりん「……たあああぁぁっ!」ズザーッ
実況「さぁ、ここでかりんが来たっ! かりんがやって来たっ! サードロープの下から滑り込むようにリングインして、捉えられているローズの元へとやって来たっ!」
ナッシュ「お〜っと、素早い、いい動きです」
かりん「私の目は誤魔化せませんわよっ……! その手を離しなさいっ……!」ドスッ
キャミィ「……うっ!」ドテッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そして身体ごとキャミィにぶつかるようにして……キャミィの身体を強引に跳ね飛ばしていくっ! 跳ね飛ばしていくっ! なんとか、ここはかりんが救出したぁ!」
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キャミィ「チィっ……! 痛めつけてる所を、よくもっ……!」ムクッ
かりん「今度は、私が相手ですわっ……! それっ……!」ガシッ
実況「しかし、ここはキャミィも間髪入れずに起き上がってくるっ……! いやっ、おっとっ! かりんはまだ仕掛けるっ! 起き上がりのキャミィの身体を掴みにかかったっ!」
ダン「おいおいおいっ……! 試合権がない奴が暴れんじゃねぇ! 暴れんじゃねぇよ、オイっ!」
ローズ「あはは……やっぱり、かりんちゃんは頼りになるわね……今の間に、お姉さんは逃げさせてもらおうっと……」ズルズル
かりん「持ち上げますわよっ……! それっ……!」ググッ
キャミィ「……お、おおっ」
実況「さぁ、かりんはキャミィの頭部を自身の脇に抱え込み……おぉ〜っと、そのままキャミィの身体を真っ逆さまへと持ち上げていったぁ! ここはブレーンバスターを仕掛けてくるっ!」
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かりん「早く戻って下さいっ……! そこは邪魔ですわよっ……!」
ローズ「はいはい……わかってるってば……でも、そんなに急かさなくてもいいじゃない……」ズルズル
かりん「よしっ……落としますわよっ……! それっ……!」ドシーンッ
キャミィ「……うっ、くううっ!」
実況「さぁ、そして抱え上げたまま、少々の溜めを作り……そのまま後方へと落としていくっ! キャミィの身体が背中からマットへと叩きつけられたぁ!」
ナッシュ「ここはかりん選手……ローズ選手が逃げる為の、時間稼ぎをしていますね」
実況「おぉ〜っと、そうですねぇ。ローズはそのまま、自軍コーナーの方へと這いずりながら近づいているっ! この場面はかりんに任せて、自身は交代の準備といった所か!?」
かりん「妨害されないように……もう少し、痛めつけますわ……!」ググッ
キャミィ「……ううっ」
実況「さぁ、すぐ様かりんが起き上がり……おっと、叩きつけていったキャミィの上半身を掴む! ここはかりんが攻めるっ! かりんが攻めるっ!」
-
ダン「おいおいおい……試合権は……? お前、張り切ってやってるけど、試合権は……!?」
かりん「……よしっ!」スッ
実況「かりんはそのまま、右膝を突き出し片膝立ちの上体に! そして、キャミィの上体を持ち、その突き出した右膝の上にキャミィの上半身を乗せていくっ!」
かりん「さぁ、いきますわよっ……!」ググッ
キャミィ「……ううっ」
かりん「……はあっ!」ドスッ
キャミィ「……カッ!」
実況「そして、キャミィの上体を一度引き起こして……そのまま、突き出した膝の上へと叩きつけていくっ!」
ナッシュ「バックブリーカーの形で叩きつけましたね」
実況「キャミィの背骨がかりんの膝へと突き刺さるっ! 突き刺さっていくっ!」
-
キャミィ「くっ……あっ……」バタッ
実況「さぁ、キャミィの身体がズルっと、突き刺さっ膝から滑り込む落ちたぁ!」
ナッシュ「やっぱりねぇ、肘とか膝とか……硬い部分でやられるのは効きますよね」
ダン「おいコラ、おいコラ、いつまでやってんだおいっ! 試合権がない奴が暴れてんじゃねぇよっ! あぁっ!?」
かりん「……わかってるますわ。今度はしっかり、試合権を得てから来ますわ」スッ
ローズ「はぁっ……はぁっ……かりんちゃん、こっちこっち……一回代わりましょう……」
実況「さぁ、そして……ここでかりんが一度、自軍コーナーの方へと歩みを寄せていくっ! 自軍コーナーでは、コーナーマットへと持たれかかりながら……ローズがもう既にペタンと座り込んでいるっ!」
ナッシュ「そうですね。ここは、一度変わった方がいいと思います。ローズ選手もダメージ大きそうですしね」
-
実況「この辺り……上手く選手を切り替え、切り替え……タッグならではの戦略を見せていると言った所でしょうか?」
ナッシュ「そうですね。切り替え上手くやっています。それに比べて……キャミィ選手の動いてる時間が長いように感じられますかね? さくら選手は……え〜、何処にいるんでしょう……?」
実況「え〜、さくらは……あ〜、いましたいましたっ!」
さくら「くそぉ……なんだろうなぁ……? 今日、調子よくないなぁ……」
実況「さくらは、リングサイドをグル〜っと周りながら……今、自軍コーナーの方に戻っていますねぇ」
ナッシュ「もうちょっと、急いで戻ってもいいとは思いますけどね」
実況「まぁ、さくらも……ここからでしょうっ!」
ナッシュ「そうですね。はい」
-
かりん「お待たせしました。ここからは私がいきますわ」スッ
実況「さぁ、自軍コーナーに戻ったかりんは一度、エプロンサイドへと戻り……」
ローズ「よろしくね……頑張って!」パシッ
かりん「……任せて下さい」パシッ
実況「さぁ、そこからローズのタッチを受け取りますっ! 再び試合権はかりんへと移ったっ!」
かりん「……さぁさぁ、いきますわよっ!」ガシッ
ローズ「それじゃあ、邪魔しないように……下がりま〜す……」スッ
実況「タッチを受け取ったかりんは、そのまま自軍コーナーポストへと昇っていくっ! そして、ローズはサードロープ下を潜って……エプロンサイドへと戻りますっ!」
-
今日はここまで
-
乙
かりんが加速!ここでどこまで稼げるかだね
さくらの見せ場はあるのだろうか…?
-
乙
遅ればせながら一周年おめでとうございます!
キャラもストーリーもますます魅力的になってきて毎日楽しみです
-
乙!
片やクルクル交代、片や出ずっぱりと対称的なタッグだけど、なんかドラマがあるんだろうか
-
乙っした
実質2対1を跳ね退けてキャミィの強さアピール
見事なコンビネーションで赤い二人のタッグ
さくらが踏み台って感じかな
-
おつおつ
女子部のタッグ戦線構築の切っ掛けに成りそうな感じの好試合なんだけど、人数少ないからなぁ…
-
せめてまことやいぶき、エレナがいればな。欲を言えばユーニ、ユーリも。
-
キャミィ「うっ……ううっ……!」ムクッ
かりん「交代完了っ……! さぁ、狙いますわよっ……!」
実況「さぁ、キャミィが今、ゆっくりと起き上がるっ! そしてそんなキャミィを……かりんはコーナーポスト上からもう狙っているゥ!」
かりん「いきますわっ……! はああぁっ……!」シュタッ
キャミィ「……くっ!」
オー、オーオー
実況「そして、キャミィの起き上がりに合わせて……かりんは両腕を大きく広げコーナーポストから飛んだぁっ!」
-
かりん「……はああぁぁっ!」ググッ
実況「かりんはそのまま身体を大きく捻りつつ……!」
かりん「……烈殲破っ! はああぁぁっ!」バチーンッ
キャミィ「……くああぁぁっ!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「大きく弧を描いた右腕で打ち下ろし気味の掌底をキャミィの顔面へと見舞っていくっ!」
ナッシュ「おお、決まりましたね」
実況「ここはダイビング烈殲破っ! かりんがコーナーポスト上から打ち込んでいったぁ! キャミィは大きくダーウンッ!」
かりん「よしっ……決まりましたわっ……!」クルンッ
実況「さぁっ! そのままかりんはクルンと前方回転して……そのまま立ち上がるっ!」
ナッシュ「気合い入ってますね。一気に攻めたい場面です」
-
かりん「……起きなさいっ!」ググッ
キャミィ「……く、くそっ」
実況「さぁ、かりんはキャミィの上半身に近づいて行って……さぁ、そのままその身体を引き起こしていくっ!」
かりん「……ここで、一気に仕掛けますわよっ! はいっ!」ビシッ
キャミィ「……うっ!」
かりん「まだまだっ……! はいっ……!」ビシッ
キャミィ「……くっ!」
実況「そして、引き起こしてキャミィに対して……掌底っ! 打ち込んでいくっ! おぉ〜っと、もう一撃いったぁ!」
-
かりん「はいっ……! はいっ……! はいっ……!」ビシビシ
キャミィ「くっ……くっ……ううっ……!」
オー、オーオー
実況「ここはかりんが仕掛けていくっ! さぁ、得意の掌底攻撃のラッシュラッシュだっ! キャミィの頭部に連発で打ち込んでいくっ!」
ナッシュ「どうやら、スタミナも回復してきているみたいですね」
かりん「さぁ、これでおしまいですわよっ……!」ググッ
キャミィ「うっ、ううっ……」
実況「さぁ、そしてここでかりんが大きく右腕を振りかぶったっ!」
-
かりん「倒れなさいっ……! はいっ……!」ブンッ
実況「そしてここで大きく振りかぶっての掌底っ! キャミィの頭部に打ち込んでいくっ!」
キャミィ「……甘いっ!」ググッ
かりん「……あ、あらっ?」スカッ
オー、オーオー
実況「あ〜っとっ! いや、しかしここは……キャミィが身体を屈めて、避けていくっ! かりんの腕は空を切るっ!」
ナッシュ「キャミィ選手、よく見てましたっ!」
キャミィ「ふう……よしっ……!」
かりん「くっ……あっとととと……」クルンッ
実況「勢い余ったかりんの身体が……そのまま、一回転っ! クルンと一回転っ!」
-
キャミィ「よし……今度は私の……」
かりん「……くうっ! まだまだっ!」ググッ
キャミィ「……んっ?」
かりん「いきますわっ……! はああぁぁっ!」バシーンッ
キャミィ「しまったっ……! くあぁっ……!」
ワー! ワーワー!
実況「いやっ! しかしかりんは、一回転した所で踏ん張って体勢を立て直し……」
ナッシュ「おぉ〜とっ! 二発目っ!」
実況「今度は左手での掌底を打ち込んでいくっ! 二発目が待っていた、二発目がっ! どうだっ!? キャミィにアッパー気味へと決まったんじゃないか!?」
キャミィ「く、くそっ……!」バターンッ
かりん「……よしっ!」
実況「お〜っと、お〜っと……キャミィはそのまま……大きくダーウンッ! 大きくダーウンッ!」
ナッシュ「今のはいいのが決まったと思いますよ? 顎へとアッパー気味に入っていったんじゃないですか?」
-
かりん「よしっ……! ここでフォールですわっ!」ガバッ
ダン「よぉしっ! カウントだな、任せておけっ!」
実況「さぁ、そしてそのままかりんはキャミィの身体へと覆い被さっていくっ! ここはフォールにいったぁ! レフェリーが今、駆け寄ってくるっ! カウントはどうだっ!?」
ダン「ワンっ……!」
オー、オーオー
ダン「ツーっ……!」
さくら「くううぅぅっ……! やらせないっすよっ……!」
ナッシュ「あっと、場外からさくら選手がやってきましたよっ!?」
実況「パートナーのピンチにさくらがさくらが走るっ! さぁ、どうだっ!? 間に合うかっ!?」
-
ダン「……スリ」
さくら「……てやああぁぁっ!」ドスッ
かりん「……くっ!」
ダン「カット成立だっ! カット成立っ! まだ、決まっちゃいねぇぞっ!」
オー、オーオー
実況「ここは、なんとかさくらのカットが間に合いましたっ! さくらが勢いよくリングインしてきて……かりんの身体へとスレッジハンマーっ!」
ナッシュ「危なかったですね。結構ギリギリでした」
キャミィ「う、ううっ……」
さくら「そろそろ交代っすっ! ホラ、起きた起きたっ! 次は自分の番っすっ!」
-
ダン「……カットが終わったなら、とっと下がれオイ」
さくら「……言われなくてもわかってますよ、ったく」
実況「さぁ、そしてさくらは自軍コーナーへと引き下がっていきます」
ナッシュ「このタイミングでこっちも交代した方がいいんじゃないですかね? キャミィ選手の捕まってる時間も、結構長くなってますしね」
かりん「くっ、後一息でしたのに……ローズさんは……」チラッ
ローズ「はぁっ、はぁっ……ゴメンね……ちょっと、疲れててフォローに行けなかった」
かりん「……随分と疲れてるみたいですわね。それなら、私が二人分頑張りませんと、ねっ!」ムクッ
実況「さぁ、ここはカットされてしまった場面ですが……ここで、かりんも立ち上がってくるっ!」
-
かりん「いきますわよ……ここでのターゲットはっ……!」ダダッ
さくら「……ったく、自分なんかに助けられてんじゃないっすよ。強い強い王者さんが」
実況「お〜っと、おぉ〜っとっ! 起き上がったかりんは、ここで……」
かりん「さくらっ……! あなたですわっ! はぁっ!」ガスッ
さくら「……あいたっ!」フラッ
実況「そのまま、自軍コーナーに引き下がろうとしているさくらに突っ込んで行き……エルボーバットっ! 後頭部に肘を打ち付けていくっ!」
ナッシュ「おぉ〜っと……まぁ、でもそうなりますよねぇ……」
かりん「それっ……! それっ……! それっ……!」ガスガスッ
さくら「痛っ……! 痛っ……! あぁ、なんなんすか、も〜うっ……!」
実況「二発三発と、さくらの後頭部に連続で肘を打ち込んでいくかりんっ! ここは、試合権のないさくらに対して仕掛けていきますっ!」
-
さくら「かっ……くあっ……くそっ……!」
かりん「今度は、その膝ですわよ……それっ……!」ドスッ
さくら「……ぐっ!」
実況「かりんは前屈みになったさくらの側面に周り……おっと、今度はニーアタックっ! 膝をさくらの腹部へと打ち込んでいったぁ!」
ナッシュ「ここで、キャミィ選手がさくら選手に交代されてしまうと……やっぱり、今まで積み重ねてきたダメージがリセットされてしまいますからねぇ。ローズ選手は、ちょっとスタミナ切れですかね……? かりん選手が頑張っていますね」
ローズ「はぁっ、はぁっ……いいわよいいわよ、かりんちゃん……その娘を、リングに上げちゃダメなの……」
実況「そうですね、ローズは自軍コーナーエプロンサイドで、片膝をつきロープを掴んで……少々、辛そうな状態でしょうかね?」
ナッシュ「この状態でスタミナ万全の、さくら選手に出てこられるのはマズいですからね。だからこそ、かりん選手は……キャミィ選手ではなくて、さくら選手を狙いにいったのでしょう」
-
かりん「それっ……!」ガシッ
さくら「……くっ!」
ナッシュ「こうなってくると、もう狙いは明らかですねぇ」
実況「さぁ、そしてかりんはさくらの首筋を後ろから掴んでいきますっ! ナッシュさん、続けてどうぞっ!」
かりん「さぁさぁ……あなたの居場所は……」ググッ
さくら「……あぁっ、もうっ! なんだなんだっ!」
ナッシュ「さくら選手に交代する間を与えずに……そのままキャミィ選手を仕留めてしまおうという考えでしょうね」
実況「なるほどっ! この場面……ダメージを受けているキャミィと、まだまだ万全の状態のさくらでは……キャミィを狙った方が良さそうだっ! さぁ、かりんはそのままさくらの身体をロープ際へと運んでいくっ!」
-
かりん「場外ですわよっ……! 落ちなさいっ……!」ポイッ
さくら「……カァ〜っ! も〜うっ!」ボトッ
ナッシュ「結構、序盤からキャミィ選手を二人掛かりで狙ってましたからね」
実況「さぁ、そしてかりんはさくらの首筋をググッと押し込み、トップロープ上から、場外へと落としていったぁ!」
ナッシュ「この辺りが、かりん選手・ローズ選手にとっての勝負所になってくるんじゃないですかねぇ?」
さくら「あっ……痛ぁっ……! また落ちたっ……!」
実況「さくらの身体が勢いよく落ちたっ! 少々、さくらも苦しんでいるぞ! 大丈夫かぁ!?」
ナッシュ「……それでも、さくら選手は、この場面では立ち上がっていかないとマズいですよ?」
-
亀仙人「こっちに落ちてくれればいいもんを……なぁ〜んで、向こう側に落ちるかのぉ……? なぁ?」
ウーロン「こっちに来て欲しいよな、こっちにっ! やっぱり、綺麗なお姉ちゃんはもっと間近で見たいよな!」
18号「……あっちの女の子は、全然ダメだね。何やってんだか」
クリリン「おいおいおい……頑張ってるんだから、そんな事言うんじゃねぇよ……」
18号「いやいや、ダメだダメだ……見てみなよ……? あっちの女の子が、もう負けちまうよ……」
クリリン「う〜ん……頑張れ〜! 負けるなぁ〜!」
18号「もうこりゃダメだね……だって、いざとなったら、あそこで休んでる奴も来るんだろ……? もう、勝ち目ないよ……」
-
キャミィ「くそっ……苦しい時間は続きそうだな……」ググッ
かりん「……よしっ! 起き上がりに合わせて、行きますわよ」
実況「さくらを場外へと放り出したかりんっ! そして、ここでその視線を今度はキャミィへと移すっ!」
ナッシュ「さくら選手が復帰の前に……仕留めたいでしょうね」
かりん「いきますわよっ……! はああぁぁっ……!」ダダッ
キャミィ「……くっ!」
実況「かりんは、一度背後のロープに身体を寄せて……ロープの反動を利用して、キャミィに対して突っ込んでいったぁ!」
-
かりん「……はああぁぁっ!」ダダッ
キャミィ「動きが一直線だぞっ……!」シュタッ
かりん「えっ……?」
実況「さぁ、ここでかりんがっ……! あ〜っ、いやっ! キャミィは突っ込んで来るかりんに対して、タイミングを合わせてジャンプして……その肩口に正面から飛び乗ったぁ!」
ナッシュ「おぉ〜っとっ!」
キャミィ「このまま後ろに……叩きつけるっ……!」クルッ
かりん「しまったっ……! くあああぁっ!」ズドーンッ
ワー! ワーワー!
実況「そのまま、後方宙返りの勢いで……かりんの身体を一回転させて、後方へと叩きつけていくっ! ここはキャミィのカウンターっ! カウンターのフランケンシュタイナーだっ!」
ナッシュ「お〜っと、走り込んで行った勢いも合わさって、激しく叩きつけられましたねぇ」
キャミィ「……フォールに入っているぞっ! カウントをっ!」
ダン「オーケーっ! 任せておきなっ!」
実況「キャミィはそのままかりんの上体に乗り、フォールの体勢っ! ここはカウンターでの一撃ィ! そして今レフェリーがやってきたっ! さぁ、どうだっ!?」
-
亀仙人「ケツが飛んだぞっ! やっぱり、ここじゃっ! ナイスアングルっ! イヤッホォォイっ!」
ウーロン「俺に今の技を仕掛けてくれえぇぇっ!」
18号「おっ、なんだなんだ……?」
クリリン「ホラ、見てみろ。なっ……? こうなるんだって……まだ、わかんねぇんだよ」
18号「ハハハハハ、上手くはいかないもんなんだね」
クリリン「これ、一発逆転あるんじゃねぇか!? ここで、ホラ……スリーカウント決まっちまうんじゃねぇか!?」
18号「いや〜、それはない……だって、ホラ……あっちの休んでる奴が、立ち上がったもん……」
クリリン「……あ〜、本当だ。惜しいな」
18号「ほら、来るよ来るよ……これは、仲間のピンチを助けに来るんだよ……」ニヤニヤ
-
今日はここまで
-
クリリン夫妻が楽しみ方を分かってきてる……w
乙です
-
18号は楽しんでるな
-
乙
客席のDB勢がいい味出してるな
ってか、これだけの人数のキャラ動かせる>>1も凄いわ
-
乙
ローズかりんはこの瞬間に決着つけたいね
キャミィがそれを独りで跳ね返すかどうか…
そろそろ決着かな、楽しみ
-
乙!
18号がプロレスをなんとなく理解してきたか
-
まぁプロレスの流れから行けばさくらがフォール負けかな?
ベルト保持者がいる方の相方が負けるってのがオーソドックスだし。
遺恨も残しストーリーもウハウハやね
-
乙っした
キャミィが知らないじじいと豚の近くに落ちたら…
血の雨が降りそうだな
2回
-
ダン「ワンっ……!」
ワー! ワーワー!
ダン「ツーっ……!」
オー! オーオー!
ダン「……スリ」
ローズ「……やらせないわっ! たぁっ!」ドスッ
キャミィ「……くっ!」
ダン「カット成立だっ! カット成立っ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」
実況「しかし、ここは慌ててローズがやってくるっ! ローズが突っ込んで来て、そのままキャミィの背中から突っ込んで行って、その身体を押し倒すっ! ここはカット成立だっ!」
ナッシュ「そうですね。ローズ選手も、まだ生きていますからね」
-
ローズ「かりんちゃん、頑張ってっ! ここが踏ん張り所よっ! たぁっ! はぁっ!」ガスガス
キャミィ「くっ……くっ……!」
ダン「おいおいおい……カットが終わったのなら、とっとと……」
実況「さぁ、そしてローズは素早く立ち上がり……お〜っと、キャミィの身体へとストンピングっ! 踏みつけていくっ! キャミィの好きにはさせていかないと言った所かっ!?」
さくら「ううっ、あたたた……ちっくしょう……また暴れてるな……」ムクッ
ローズ「……あっ、あの娘が場外で起きちゃったっ! ここで戻って来られるのはマズいわっ!」
かりん「ううっ、私は大丈夫ですわ……だから、ここは私に任せてさくらを止めに行って下さいっ……!」
-
ローズ「……かりんちゃん、任せるわよっ! 頑張ってねっ!」スッ
実況「おっと、そしてここでローズはキャミィへの攻撃を止めて……場外へと向かって行ったっ! 素早くサードロープ下を潜って移動するっ!」
ナッシュ「あ〜、場外でさくら選手が復活しかけてますね。ここでさくら選手動き止めておかないと、厄介な事になりそうですからね」
ローズ「それっ! 掴まえたっ!」ガシッ
さくら「あぁっ……! なんだ、まただっ……!」
実況「さぁ、ローズは場外でさくらの身体を掴みにかかるっ! キャミィの事はかりんへと任せ……自身はさくらの動きを封じにかかるっ!」
ナッシュ「さぁ、かりん選手も……ここは、いきたい場面ですね」
-
キャミィ「これでは完全に一対二だ……くそっ……」ムクッ
実況「おぉ〜っと、しかしこの場面……先に立ち上がったのはキャミィっ! キャミィですっ!」
ナッシュ「あ〜っと……ここはキャミィ選手ですか」
キャミィ「……だが」チラッ
かりん「ここで、逃げられては……勝機はありませんわっ……! 意地を見せてやりますわよっ……!」ムクッ
実況「ワンテンポ遅れてかりんも立ち上がっていくっ! しかし、少々頭部を抑えているようだっ!」
ナッシュ「先程のフランケンシュタイナーで、結構激しく打ち付けられましたからねぇ。頭を打ったんでしょうかね?」
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