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コヤシゲ シゲコヤ bl小説

1菖蒲 ◆bJ9ecTvymA:2016/08/11(木) 00:51:38
下手ですし需要はないと思いますがコヤシゲでbl小説書こうと思います。
書くのも遅いですがどうぞごひいきに、、。
設定などのリクエスト受け付けてます。
コヤシゲもシゲコヤも書くのでどっちのリクエストでも大丈夫です。

2菖蒲 ◆bJ9ecTvymA:2016/08/11(木) 01:51:37
陽炎 シゲコヤ

カーテンを開けるといつもより少し遅く起きたせいで陽射しはもうすでに強くなり始めている。
ジリジリ、と陽射しが肌を焼いていく感覚。
あーまた肌が黒くなっちゃうなあなんて思う。
いや、俺は元はね、地黒っぽいから気にしなかったんだけど、ほら、先輩にさ、黒くなりすぎて怒られた先輩とかいるし、
最近は黒すぎじゃない?って話題になったアナウンサーさんとかいるし、、。
俺もキャスターだからさ。気をつけないと。
「、、、小山?」
あれ、起こしちゃったみたい。
「おはよう。ごめんねしげ。起こしちゃったね」
慌ててカーテンを閉め直してしげの方に向くと
「、、べつに、わざわざしめなおさなくていいのに。」
とまだ寝ぼけて覚醒しきっていない声で言われた
「しげ昨日遅くまで小説書いてたでしょ?それに今日は久しぶりのオフだからゆっくりしてほしかったのに。」
と言いながら近寄るとしげは少し不満げな顔をする。
「あのさあ小山さん。確かに、俺は昨日遅くまで小説を書いてたよ?それに、今日は確かに久しぶりのオフだけど、、。」
だけど?と首をかしげる俺にため息を一つ。
「久しぶりのオフってことは、こうやって恋人としているのも久しぶりでしょ。」
近づいた俺の手を握って、寝起きで潤んだ目でそんなこと。
「、っ。」
なに、急に。普段、そんなこと言ってくれないくせに。
いくら俺が好きだよって言ってもすり抜けていく感じがするのになんで。
「ばっ、、、、ゕ。」
つい、手を振り払って。そっぽを向いてしまう。ああ、振り払ってしまったのはだめだった。けど。
だって、こんな。年下、の。男に。言われた一言で。
こんなにも動揺して。
「こっち向いてよ。小山さん。」
嫌だよ。
俺、顔、真っ赤だ。
「小山さん。こっち、向いて?」
さっき振り払った手を、もう一度優しく握られて、優しく、優しく、言われる。

3菖蒲 ◆bJ9ecTvymA:2016/08/11(木) 14:20:07
見慣れた、しげの顔、一番聞きなれたしげの声のはずなのに。
あんなふうに、言われたらさ。あなたの顔、きれいなんだから。
ドキドキしちゃう、じゃん。

4菖蒲 ◆bJ9ecTvymA:2016/08/12(金) 00:57:23
すみません間違えました、、。


--------

「こっち、向いてってば。」
そんな風に言われたら、余計に見れなくなるじゃん
「、、。」
なんにも言えずにうつむいてると、ほっぺたに、手を添えられて。やさしく、おでこが触れる。

「小山さんの照れてる顔、かわいいんだから見せてよ。」
「、、ばか。」

見慣れた、しげの顔、一番聞きなれたしげの声のはずなのに。
そんなふうに、言われたらさ。あなたの顔、きれいなんだから。
ドキドキしちゃう、に決まってんじゃん。
なのに、照れてんのわかってて、それを見せろなんて、なんて羞恥プレイ。
しかも、かわいい、なんて。
ばかじゃないのか、と思う。
でも。
少し、なら。
「あー、もう。いいよ、照れてますよ、だから、、っっ。」
顔を上げた先、息が詰まるほどきれいな、しげの顔。
なんで、そんな、きれいなの。あーやだ。自己嫌悪。
なんで俺なのって。
そんなので悩むの俺らしくない、なんて百も承知。
でも、好きだけど、しげを見てると心配になるんだ。
きれいで、ねえ。おれを、おいてかないで。
「、、、なんで小山さん、悲しそうなの。」
「どうせ、下手なこと考えてるんでしょ。」
「、ねえっ。」
なんか言ったら、下手なこと、までこぼれてきてしまいそうでやっぱり何も言えない。

すこし、苛立ったようなしげの顔。
あ、う、なんてきょどってしまう。

「、、ね、しげっっ。。」
さっきまでおれのほっぺたを撫でてた手が頭に回って。
やさしく、唇が触れた。


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