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神宮寺勇太×岩橋玄樹 BL小説 Part3

75PUUさん:2016/07/16(土) 10:37:51


______


「ただいま」

数日ぶりに家に帰ると、家の中はグチャグチャだった。

「な、なに?……これ」

「ごめん」

「勇太、前まで部屋すっごくきれいにしてたのに」

「いや、ここ最近玄樹に任せっきりだったし。その、スーツとかもしわしわで。

一緒に片付けて下さい……」

勇太は、眉を下げて本当に反省していて。
だから、なんだか自分が必要とされてるみたいで嬉しかった。

「うん、一緒にする

けど1つ、聞いていい??」

ずっと、聞きたかった。
今でも思い出す、鼻につくあの香り。

「この前、朝帰ってきたとき、その、ね。女性ものの…香水……が…」

うまく言葉を伝えられずにいると、勇太が驚いたのか、目を見開いた。

「もしかして、勘違いかも……」

「え?」

「香水作ってる会社と共同で商品開発中で……。
この前、香水こぼしちゃったんだよね(笑)」

僕は、勘違いしていたことが恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
勇太は、ごめんねって笑うからますます恥ずかしくなった。

「もぅ、浮気されたかと思ったんだからねっ…!勇太は女の子がいいのかなって……」

「そんなわけないだろ」

勇太は、僕の目線に合わせて少し屈むと僕の頬を撫でた。

「こんなに可愛い子、他のやつになんて取られたくないし」

「なっ…んッ!」

喋ろうとしたのに、勇太は深く口付けてきた。

「んッ…」

勇太の柔らかい唇が僕を犯していく。

僕は、勇太の首に手を回すと勇太はニヤッとしたように感じた。
すると……

ドサッ

「きゃっ…」

「我慢できなそうなんだけど」

色っぽい勇太に、僕は鼓動を早める。

けど……

「ダぁメ!ここ、片付けるの!」

「えぇ〜」



「部屋、片付け終わったら……好きにしていいよ?」

「よし、やるか」

勇太は、それから黙々と片付けを始めたとさ。


END


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