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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)

82名無しの紳士提督:2014/07/19(土) 10:02:36 ID:GkAe6h5A

2レスほどぺたぺたします。別に、えろくなんてないけどね
陽炎型の三人に新ボイスという事なのでちょっと放置→つついてきて書いた


不知火の場合(ちょっと嬉しそう)

 貴方はふと書面から顔を上げた。その視線に気づいて、何事でしょうかと、不知火は片方の眉をついと持ち上げた。
 すみませんね、秘書艦をやってもらっているのに、暇にしてしまって。貴方がそう詫びると、彼女はそれを否定するように首を振った。心底、心外です。そういう事を言った。
「不知火は決して、退屈などしていません」
 彼女はそう言って、数度瞬きをしてから、おもむろに軽く脚を組み替えた。抗議するように一度椅子が軋んだ。
 それでも。貴方は少し食い下がった。すると、彼女は机に肘をついて、両手の指を互い違いに合わせて、それから小さく肩をすくめた。
「……いえ、構いませんよ」
 そうですか。
 貴方は再び顔を伏せた。狭まった視界の端、ぎりぎりのところで、不知火がそっぽを向いた。その唇が僅かに動いて、ぼそりと、かすかに呟いた。
「どうぞ、ご自由に……」
 不意に貴方は酷くばつが悪くなってしまい、それからふと、頼める事があるのに気がついた。これなら、そこまで手のかかる訳でもなく、頼み事には丁度いいと思われた。
 なら一つ、お願いできますか。何気ないふうにして訊ねた。
 少しだけ身動ぎをして、彼女はあくまで平静に首肯した。けれど、返ってきたその声には、幾ばくかの喜色が浮かんでいるようだった。
 ――不知火に、何か、御用ですか。




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