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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
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出撃の前夜
僕と君は、秘密の縁側で並んで夏の月を見上げていた
密かに習慣になっていた、ドック施設最頂部張り出しでの夜の潮風を感じながらの月見酒
人の気配のないそこでぼんやりと一人の時間を過ごすのが、いつか僕の似合わぬ習慣となっていた
増えた正規空母達に押されてかやや控えめになっていた君は、その日はそこへ何故自分などを誘ってくれたのかと訊いた
君は僕にとって初めての空母だったから
いまではすっかり賑やかになった空母寮だけれど
艦載機の扱い方、ボーキサイトの使い方
全部、教えてくれたのは君だったから
明日から空母の皆に頑張ってもらう作戦の前に、ただ君と一緒に居たかった、と
君は僕にとって特別で、僕は君の全てが好きだから、と本心を伝えた
君は目を潤ませるほどに喜んでくれて、僕と君とは自然に唇を合わせていた
抱き締め合った肌の温かさと、豊かな黒髪の香り
晒しに指を差し込み、薄茶色の胸の蕾に触れた時に跳ねるように上げられた甘い声
首筋から肩に掛けての、眩いばかりの白さ
そして負けじと僕の背中を、髪を愛しげに撫でてくれる細い指先
互いの裸の欲望をただ夢中でぶつけ合って、それが互いの幸福であることが何よりも幸福で
夏の夜の月灯りに、濡れた小柄な裸体を無防備に照らされながら
酔い痴れたように揺れる君の身体に、僕は熱情を何度も何度も解き放った
やがてお互い震える腰が立たなくなってしまって、並んで寝転んで夜空を見上げてた
離れてる時間が惜しいと言わんばかりに、繋いだままの指先に互いを感じながら
その時遠くの岸から上がった花火が、夜空に大輪を咲かせた。
たまたま何処かの夏祭りが行われていたのだろう、偶然の絶景に
僕たちは手を繋いだまま眼を輝かせて、ずっとそれに見入っていた
次の作戦は軽空母の見せ場
私なんかを改までも育ててくれた提督のために
格好良いところ見せたいと思ってます、なんて言ってくれた君に
ただ帰ってきてくれればそれで良いんだよ、と
決意に水を差すようで、僕はその言葉を飲み込んでしまった
翌日の夜には、それを激しく後悔するとも知らずに
僕の艦隊で初の轟沈は、彼女となった。
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