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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)

484名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 06:03:16 ID:QxjkkE2A


(イベント前なのに2-5道中大破多過ぎたので今月は諦めます)
(この掌編はイベント海域の先遣隊、及び検証に命をかける提督諸氏の提供でおおくりいたします)


「オゥッ! オゥッ!」
「なにー、島風またかけっこしたいの?」
 執務室の椅子に逆さで腰掛けて、背もたれに首を乗せ暑そうに目を瞑りながら、長波はまわりをぐるぐると回る島風に辟易とした声を出した。椅子の前では唯一生き残っている古い扇風機が唸りを上げている。首は彼女に向けて固定されていた。
「オゥッ! オゥッ!」
「いやーやんないよ、暑いもん。提督にやってもらえば?」
 呼ばれた彼が顔を上げると、島風はあっという間に駆け寄ってきて、今度は彼を誘い始めた。
「島風さんは、相変わらず元気ですね」
 凝ッと見る。
 頭から頬からだらだらと滝のように汗をかいていた。剥き出しの肩も臍のところも、肌という肌は汗でてらてらとしている。下着の類はもはや用を成しておらず、見れば汗にたっぷりと濡れた上着から、肉付きの薄い胸元の形さえはっきりとわかった。見ているだけで暑苦しいのに、なおも盛んに動き回るものだから、あちこちにその熱量をばらまく有様で、決して面倒見のよくないというわけでもない長波をして鬱陶しく思うほどだった。彼女の痩せて華奢な体躯の一体どこにそんな動力があるのだろうかと思わせた。
 提督はそんな彼女にふと仏心を出して、せめてもと、その汗を拭ってやろうと思いたった。ついでとばかりに、もう一人にも、どうでしょうと訊ねた。
「……あたしはいいよ」
 ぶっきらぼうな声で応じた。彼女の尻の下では、汗が蒸れて酷い有様だった。長波の、いわば滲む汁が、猛暑によって蒸れていた。
 美少女の染みが椅子にできていた。
「オゥッ!?」
 首のところによく水を絞った冷たい布巾を当てられて、島風はそのくすぐったさに思わず飛び上がった。反射的に汗が体中からいっぺんにふきだす。いっそう、執務室の中が汗臭くなった。
 始めに顎の下のところを、輪郭をなぞるようにしてゆっくりと、丁寧に汗を拭い、次いでぷっくりと赤い頬を、形の良い目鼻とふいて、蒸れたうなじまでを終える。布巾が随分温くなってしまったため、一度水にさらして絞りなおした。




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